JPH11226380A - 把持装置 - Google Patents
把持装置Info
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- JPH11226380A JPH11226380A JP4874298A JP4874298A JPH11226380A JP H11226380 A JPH11226380 A JP H11226380A JP 4874298 A JP4874298 A JP 4874298A JP 4874298 A JP4874298 A JP 4874298A JP H11226380 A JPH11226380 A JP H11226380A
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- frame
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- gripped
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 カン内の塗料やセメントを攪拌する際のカン
の回転やがたつきを防ぐ。 【解決手段】 第1、第2の枠体10、20を回動自在
に連結し、各枠体10、20にそれぞれ第1、第2の把
持体14、24を立設する。第1、第2の把持体14、
24間に上方からカンをいれて第1、第2の枠体10、
20の交差角が小さくなるようにしてカンを把持する。
の回転やがたつきを防ぐ。 【解決手段】 第1、第2の枠体10、20を回動自在
に連結し、各枠体10、20にそれぞれ第1、第2の把
持体14、24を立設する。第1、第2の把持体14、
24間に上方からカンをいれて第1、第2の枠体10、
20の交差角が小さくなるようにしてカンを把持する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば円形や四角
形のカン内の塗料やセメントなどを攪拌するためにカン
が回転しないように両側から把持させる把持装置に関す
る。
形のカン内の塗料やセメントなどを攪拌するためにカン
が回転しないように両側から把持させる把持装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】例えば建設工事現場などで円形や四角形
のカン内の塗料やセメントを攪拌するのに、自動攪拌機
が用いられる。この自動攪拌機は作業者が把手の両端を
両手で持ち、回転軸の下端の攪拌羽根を塗料やセメント
内にいれ、回転軸の上端のモータによって回転軸を回転
させてカン内の塗料やセメントを攪拌させるものであっ
た。
のカン内の塗料やセメントを攪拌するのに、自動攪拌機
が用いられる。この自動攪拌機は作業者が把手の両端を
両手で持ち、回転軸の下端の攪拌羽根を塗料やセメント
内にいれ、回転軸の上端のモータによって回転軸を回転
させてカン内の塗料やセメントを攪拌させるものであっ
た。
【0003】しかし、このモータ付きの自動攪拌機の攪
拌羽根をいれてカン内の塗料やセメントを攪拌する際
に、塗料やセメントの粘度が高く重量も大きい場合に
は、攪拌中にカン自体も回転しようとしたり、がたつい
たり、倒れそうになったりする。このため、従来では作
業者がカンを両脚の間に挟んで攪拌作業をしたり、ある
いはカンの上に乗って(即ちカンの外周上端に乗って)
攪拌作業をしたり、あるいは別の人がカンを両手で押さ
えたりして攪拌作業を行なっていた。
拌羽根をいれてカン内の塗料やセメントを攪拌する際
に、塗料やセメントの粘度が高く重量も大きい場合に
は、攪拌中にカン自体も回転しようとしたり、がたつい
たり、倒れそうになったりする。このため、従来では作
業者がカンを両脚の間に挟んで攪拌作業をしたり、ある
いはカンの上に乗って(即ちカンの外周上端に乗って)
攪拌作業をしたり、あるいは別の人がカンを両手で押さ
えたりして攪拌作業を行なっていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うに自動攪拌機による攪拌作業の際に作業者がカンを両
脚の間に挟んだり、カンの上に乗ったり、別の人がカン
を押さえたりするのは、危険で怪我をするおそれがあっ
た。本発明はこのような問題を解決し、攪拌時にカンを
簡単な操作でしっかり固定できるようにした把持装置を
提供することを目的としている。
うに自動攪拌機による攪拌作業の際に作業者がカンを両
脚の間に挟んだり、カンの上に乗ったり、別の人がカン
を押さえたりするのは、危険で怪我をするおそれがあっ
た。本発明はこのような問題を解決し、攪拌時にカンを
簡単な操作でしっかり固定できるようにした把持装置を
提供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、本発明の請求項1の把持装置は第1の枠体と、前記
第1の枠体の中間部に端部が回動軸によって回動自在に
取付けられた第2の枠体と、前記第1の枠体に前記回動
軸に関して一方側において上方に立設された第1の把持
体と、前記第2の枠体に前記回動軸に関して他方側にお
いて上方に立設された第2の把持体とを備え、前記第1
の枠体と前記第2の枠体との交差角が小さくなる方向に
前記第1の枠体の前記第2の把持体側の端部を押圧する
ことによって、前記第1の把持体と前記第2の把持体と
で被把持体を把持するようにしている。
に、本発明の請求項1の把持装置は第1の枠体と、前記
第1の枠体の中間部に端部が回動軸によって回動自在に
取付けられた第2の枠体と、前記第1の枠体に前記回動
軸に関して一方側において上方に立設された第1の把持
体と、前記第2の枠体に前記回動軸に関して他方側にお
いて上方に立設された第2の把持体とを備え、前記第1
の枠体と前記第2の枠体との交差角が小さくなる方向に
前記第1の枠体の前記第2の把持体側の端部を押圧する
ことによって、前記第1の把持体と前記第2の把持体と
で被把持体を把持するようにしている。
【0006】従って、第1の把持体と第2の把持体間で
被把持体(カンなど)を把持して動かない状態にして被
把持体内の塗料やセメントなどを自動攪拌機で攪拌する
ことができる。
被把持体(カンなど)を把持して動かない状態にして被
把持体内の塗料やセメントなどを自動攪拌機で攪拌する
ことができる。
【0007】また、本発明の請求項2では、前記第1の
枠体と前記第2の枠体の交差角を大きくする方向に付勢
する付勢手段を設けたので、他の外力を加えない状態で
は第1、第2の枠体の交差角が大きくなって、第1、第
2の把持体の上側が広がった状態となっているので、第
1、第2の把持体間に上方から被把持体をいれやすい。
枠体と前記第2の枠体の交差角を大きくする方向に付勢
する付勢手段を設けたので、他の外力を加えない状態で
は第1、第2の枠体の交差角が大きくなって、第1、第
2の把持体の上側が広がった状態となっているので、第
1、第2の把持体間に上方から被把持体をいれやすい。
【0008】また、本発明の請求項3では、前記第1の
枠体の前記第2の把持体側の端部に、前記第1の枠体と
前記第2の枠体の交差角を小さくする方向に押圧するた
めの踏み板を設けたので、作業者が踏み板を踏むことに
よって第1、第2の把持体間に被把持体を強く把持する
ことができる。
枠体の前記第2の把持体側の端部に、前記第1の枠体と
前記第2の枠体の交差角を小さくする方向に押圧するた
めの踏み板を設けたので、作業者が踏み板を踏むことに
よって第1、第2の把持体間に被把持体を強く把持する
ことができる。
【0009】また、本発明の請求項4では、前記第1の
把持体及び第2の把持体が、円形状の被把持体を把持す
るための円弧状部をそれぞれ備えているので、円形のカ
ンに適合して把持できる。
把持体及び第2の把持体が、円形状の被把持体を把持す
るための円弧状部をそれぞれ備えているので、円形のカ
ンに適合して把持できる。
【0010】また、本発明の請求項5では、前記第1の
把持体及び第2の把持体が、四角形状の被把持体を把持
するための各2つの角部をそれぞれ備えているので、四
角形のカンに適合して把持できる。
把持体及び第2の把持体が、四角形状の被把持体を把持
するための各2つの角部をそれぞれ備えているので、四
角形のカンに適合して把持できる。
【0011】また、本発明の請求項6では、前記第1の
把持体及び第2の把持体が、円形状の被把持体を把持す
るための円弧状部と、四角形状の被把持体を把持するた
めの、前記円弧状の両端の各2つの角部とをそれぞれ備
えているので、被把持体が円形でも四角形でも把持でき
る。
把持体及び第2の把持体が、円形状の被把持体を把持す
るための円弧状部と、四角形状の被把持体を把持するた
めの、前記円弧状の両端の各2つの角部とをそれぞれ備
えているので、被把持体が円形でも四角形でも把持でき
る。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づいて本発明の実
施の形態を説明する。図1〜5は本発明の一実施形態の
把持装置1を示している。把持装置1は第1の枠体10
と第2の枠体20とを備えている。第1の枠体10は、
パイプをほぼコ字状に曲げ加工した枠部11と、この枠
部の両端に溶接などの適宜手段で固定され、枠部11よ
り両側へ突出した直線状のパイプから成る直線状部11
とを備えている。
施の形態を説明する。図1〜5は本発明の一実施形態の
把持装置1を示している。把持装置1は第1の枠体10
と第2の枠体20とを備えている。第1の枠体10は、
パイプをほぼコ字状に曲げ加工した枠部11と、この枠
部の両端に溶接などの適宜手段で固定され、枠部11よ
り両側へ突出した直線状のパイプから成る直線状部11
とを備えている。
【0013】第2の枠体20は、2本の互いに平行な直
線状のパイプ21a、22aから成る枠部21と、直線
状のパイプから成る直線状部21と、この枠部21の一
端に垂直方向に溶接などの適宜手段で固定された直線状
のパイプから成る直線状部22とを備えている。
線状のパイプ21a、22aから成る枠部21と、直線
状のパイプから成る直線状部21と、この枠部21の一
端に垂直方向に溶接などの適宜手段で固定された直線状
のパイプから成る直線状部22とを備えている。
【0014】第2の枠体の枠部21の、2本のパイプ2
1a、21bは第1の枠体10の枠部11に衝突しない
ように枠部11の内側に先端がはいるようにパイプ21
aとパイプ21bの間隔は設定されている。そして、こ
の第2の枠体20のパイプ21a、21bの先端部は、
第1の枠体10の枠部11の中間部よりやや直線状部1
2寄りの位置において回動軸30によって回動自在に取
付けられている。なお、この回動軸30、第1の枠体1
0の直線状部12、第2の枠体20の直線状部22は互
いに平行にされている。
1a、21bは第1の枠体10の枠部11に衝突しない
ように枠部11の内側に先端がはいるようにパイプ21
aとパイプ21bの間隔は設定されている。そして、こ
の第2の枠体20のパイプ21a、21bの先端部は、
第1の枠体10の枠部11の中間部よりやや直線状部1
2寄りの位置において回動軸30によって回動自在に取
付けられている。なお、この回動軸30、第1の枠体1
0の直線状部12、第2の枠体20の直線状部22は互
いに平行にされている。
【0015】第1の枠体10の枠部11には、回動軸3
0より右側において、平板の両側を直角に曲げた台13
が枠部11に対して回動軸30側が低くなるように傾斜
して固定されている。この台13の上面に被把持体の一
側を把持するための第1の把持体14が垂直に上方に立
設されている。
0より右側において、平板の両側を直角に曲げた台13
が枠部11に対して回動軸30側が低くなるように傾斜
して固定されている。この台13の上面に被把持体の一
側を把持するための第1の把持体14が垂直に上方に立
設されている。
【0016】この第1の把持体14は中央に円形のカン
などの外周に適合する円弧状部15を有し、その両側に
四角形のカンなどの外側角部に適合する直角な2つの角
部16a、16bを有し、さらに2つの角部16a、1
6bの外側には、円形のカンの外周に沿う形状に斜めに
延設された斜め部17a、17bを備えている。
などの外周に適合する円弧状部15を有し、その両側に
四角形のカンなどの外側角部に適合する直角な2つの角
部16a、16bを有し、さらに2つの角部16a、1
6bの外側には、円形のカンの外周に沿う形状に斜めに
延設された斜め部17a、17bを備えている。
【0017】第2の枠体20の枠部21には、回動軸3
0より左側において、平板の両側を直角に曲げた台23
が枠部21に対して回動軸30側が低くなるように傾斜
して固定されている。この台23の上面に被把持体の一
側を把持するための第2の把持体24が垂直に上方に立
設されている。
0より左側において、平板の両側を直角に曲げた台23
が枠部21に対して回動軸30側が低くなるように傾斜
して固定されている。この台23の上面に被把持体の一
側を把持するための第2の把持体24が垂直に上方に立
設されている。
【0018】この第2の把持体24は中央に円形のカン
などの外周に適合する円弧状部25を有し、その両側に
四角形のカンなどの外側角部に適合する直角な2つの角
部26a、26bを有し、さらに2つの角部26a、2
6bの外側には、円形のカンの外周に沿う形状に斜めに
延設された斜め部27a、27bを備えている。
などの外周に適合する円弧状部25を有し、その両側に
四角形のカンなどの外側角部に適合する直角な2つの角
部26a、26bを有し、さらに2つの角部26a、2
6bの外側には、円形のカンの外周に沿う形状に斜めに
延設された斜め部27a、27bを備えている。
【0019】従って、回動軸30によって交差した第1
の枠体10と第2の枠体20の交差角が図2のように大
きいときは台13と台23の上面は同一平面にならず、
第1、第2の把持体14、24は互いに平行にならず上
側ほど間隔が次第に広くなる開いた状態となっていて、
図4あるいは図5のようにこの交差角が小さくなったあ
る角度で、互いに平行になる。
の枠体10と第2の枠体20の交差角が図2のように大
きいときは台13と台23の上面は同一平面にならず、
第1、第2の把持体14、24は互いに平行にならず上
側ほど間隔が次第に広くなる開いた状態となっていて、
図4あるいは図5のようにこの交差角が小さくなったあ
る角度で、互いに平行になる。
【0020】被把持体を上方からいれやすいように第
1、第2の把持体14、15を上側が開いた図2の状態
に維持するために、第1の枠体10の枠部11の左端寄
りに設けた掛止め片18と、第2の把持体24の角部2
6bの上端外側に設けた掛止め部28との間に、第1の
枠体10と第2の枠体20の交差角を大きくする方向に
付勢する引っ張りバネ40が取付けられている。
1、第2の把持体14、15を上側が開いた図2の状態
に維持するために、第1の枠体10の枠部11の左端寄
りに設けた掛止め片18と、第2の把持体24の角部2
6bの上端外側に設けた掛止め部28との間に、第1の
枠体10と第2の枠体20の交差角を大きくする方向に
付勢する引っ張りバネ40が取付けられている。
【0021】なお、このバネは第1の枠体10の枠部1
1の左端部と第2の枠体20の枠部21の左端部間に圧
縮バネを設けて枠部11の左端部を上方へ付勢させるも
のでもよい。
1の左端部と第2の枠体20の枠部21の左端部間に圧
縮バネを設けて枠部11の左端部を上方へ付勢させるも
のでもよい。
【0022】また、第1の枠体10の枠部11の左端寄
りの両側には、第1の枠体10と第2の枠体20の交差
角を小さくする方向に作業者が足で踏んで押圧するため
の踏み板19a、19bが溶接などの適宜手段で固定さ
れている。なお、この踏み板は一方のみでもよい。ま
た、踏み板は枠部11の左端の回動軸30と平行な部分
に設けてもよい。
りの両側には、第1の枠体10と第2の枠体20の交差
角を小さくする方向に作業者が足で踏んで押圧するため
の踏み板19a、19bが溶接などの適宜手段で固定さ
れている。なお、この踏み板は一方のみでもよい。ま
た、踏み板は枠部11の左端の回動軸30と平行な部分
に設けてもよい。
【0023】次にこの把持装置10の使用法を説明す
る。まず、図2に示す状態において、例えば円形のカン
50を上方から上側が開いた第1、第2の把持体14、
15間にいれる。すると、カン50及びその内容物の重
さで、引っ張りバネ40に抗して、第1、第2の枠体1
0、20の交差角が小さくなるように互いに回動軸30
を中心に回動する。
る。まず、図2に示す状態において、例えば円形のカン
50を上方から上側が開いた第1、第2の把持体14、
15間にいれる。すると、カン50及びその内容物の重
さで、引っ張りバネ40に抗して、第1、第2の枠体1
0、20の交差角が小さくなるように互いに回動軸30
を中心に回動する。
【0024】作業者はいずれか一方の踏み板19a、1
9bを足で踏んで枠体10の左側をさらに押し下げる
と、交差角はさらに小さくなり、やがて第1、第2の把
持体14、15が互いに平行な図4の状態となって、第
1、第2の把持体14、15の円弧状部15、25によ
って図3に点線Aで示す円形(有底円筒状)のカン50
の両側は強く把持され、斜め部17a、17b、27
a、27bがカン50の外周に沿った状態になる。
9bを足で踏んで枠体10の左側をさらに押し下げる
と、交差角はさらに小さくなり、やがて第1、第2の把
持体14、15が互いに平行な図4の状態となって、第
1、第2の把持体14、15の円弧状部15、25によ
って図3に点線Aで示す円形(有底円筒状)のカン50
の両側は強く把持され、斜め部17a、17b、27
a、27bがカン50の外周に沿った状態になる。
【0025】従って、作業者がこのように踏み板19
a、19bのいずれか一方を踏んで、前記した自動攪拌
機でカン50内の塗料やセメントを攪拌すれば、カン5
0が回転したり、がたついたりすることなく作業でき
る。
a、19bのいずれか一方を踏んで、前記した自動攪拌
機でカン50内の塗料やセメントを攪拌すれば、カン5
0が回転したり、がたついたりすることなく作業でき
る。
【0026】また、図3に点線Bで示す四角形状(有底
四角形筒状)のカン51を把持する場合には、第1、第
2の把持体14、15の角部16a、16b、26a、
26bがカン51の四つの角部に適合した状態で把持さ
れる。
四角形筒状)のカン51を把持する場合には、第1、第
2の把持体14、15の角部16a、16b、26a、
26bがカン51の四つの角部に適合した状態で把持さ
れる。
【0027】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば請
求項1の把持装置は第1の枠体と、前記第1の枠体の中
間部に端部が回動軸によって回動自在に取付けられた第
2の枠体と、前記第1の枠体に前記回動軸に関して一方
側において上方に立設された第1の把持体と、前記第2
の枠体に前記回動軸に関して他方側において上方に立設
された第2の把持体とを備え、前記第1の枠体と前記第
2の枠体との交差角が小さくなる方向に前記第1の枠体
の前記第2の把持体側の端部を押圧することによって、
前記第1の把持体と前記第2の把持体とで被把持体を把
持するようにしている。
求項1の把持装置は第1の枠体と、前記第1の枠体の中
間部に端部が回動軸によって回動自在に取付けられた第
2の枠体と、前記第1の枠体に前記回動軸に関して一方
側において上方に立設された第1の把持体と、前記第2
の枠体に前記回動軸に関して他方側において上方に立設
された第2の把持体とを備え、前記第1の枠体と前記第
2の枠体との交差角が小さくなる方向に前記第1の枠体
の前記第2の把持体側の端部を押圧することによって、
前記第1の把持体と前記第2の把持体とで被把持体を把
持するようにしている。
【0028】従って、第1の把持体と第2の把持体間で
被把持体(カンなど)を把持して動かない状態にして被
把持体内の塗料やセメントなどを自動攪拌機で攪拌する
ことができる。
被把持体(カンなど)を把持して動かない状態にして被
把持体内の塗料やセメントなどを自動攪拌機で攪拌する
ことができる。
【0029】また、本発明の請求項2では、前記第1の
枠体と前記第2の枠体の交差角を大きくする方向に付勢
する付勢手段を設けたので、他の外力を加えない状態で
は第1、第2の枠体の交差角が大きくなって、第1、第
2の把持体の上側が広がった状態となっているので、第
1、第2の把持体間に上方から被把持体をいれやすい。
枠体と前記第2の枠体の交差角を大きくする方向に付勢
する付勢手段を設けたので、他の外力を加えない状態で
は第1、第2の枠体の交差角が大きくなって、第1、第
2の把持体の上側が広がった状態となっているので、第
1、第2の把持体間に上方から被把持体をいれやすい。
【0030】また、本発明の請求項3では、前記第1の
枠体の前記第2の把持体側の端部に、前記第1の枠体と
前記第2の枠体の交差角を小さくする方向に押圧するた
めの踏み板を設けたので、作業者が踏み板を踏むことに
よって第1、第2の把持体間に被把持体を強く把持する
ことができる。
枠体の前記第2の把持体側の端部に、前記第1の枠体と
前記第2の枠体の交差角を小さくする方向に押圧するた
めの踏み板を設けたので、作業者が踏み板を踏むことに
よって第1、第2の把持体間に被把持体を強く把持する
ことができる。
【0031】また、本発明の請求項4では、前記第1の
把持体及び第2の把持体が、円形状の被把持体を把持す
るための円弧状部をそれぞれ備えているので、円形のカ
ンに適合して把持できる。
把持体及び第2の把持体が、円形状の被把持体を把持す
るための円弧状部をそれぞれ備えているので、円形のカ
ンに適合して把持できる。
【0032】また、本発明の請求項5では、前記第1の
把持体及び第2の把持体が、四角形状の被把持体を把持
するための各2つの角部をそれぞれ備えているので、四
角形のカンに適合して把持できる。
把持体及び第2の把持体が、四角形状の被把持体を把持
するための各2つの角部をそれぞれ備えているので、四
角形のカンに適合して把持できる。
【0033】また、本発明の請求項6では、前記第1の
把持体及び第2の把持体が、円形状の被把持体を把持す
るための円弧状部と、四角形状の被把持体を把持するた
めの、前記円弧状の両端の各2つの角部とをそれぞれ備
えているので、被把持体が円形でも四角形でも把持でき
る。
把持体及び第2の把持体が、円形状の被把持体を把持す
るための円弧状部と、四角形状の被把持体を把持するた
めの、前記円弧状の両端の各2つの角部とをそれぞれ備
えているので、被把持体が円形でも四角形でも把持でき
る。
【図1】本発明の一実施形態を示す斜視図
【図2】同正面図
【図3】被把持体を把持した状態を示す平面図
【図4】被把持体を把持した状態を示す正面図
【図5】被把持体を把持した状態を示す平面図
1 把持装置 10 第1の枠体 11 枠部 13 台 14 第1の把持体 15 円弧状部 16a、16b 角部 19a、19b 踏み板 20 第2の枠体 21 枠部 23 台 24 第2の把持体 25 円弧状部 26a、26b 角部 30 回動軸 40 引っ張りバネ
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成10年3月20日
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】全図
【補正方法】変更
【補正内容】
【図2】
【図1】
【図3】
【図4】
【図5】
Claims (6)
- 【請求項1】第1の枠体と、 前記第1の枠体の中間部に端部が回動軸によって回動自
在に取付けられた第2の枠体と、 前記第1の枠体に前記回動軸に関して一方側において上
方に立設された第1の把持体と、 前記第2の枠体に前記回動軸に関して他方側において上
方に立設された第2の把持体とを備え、 前記第1の枠体と前記第2の枠体との交差角が小さくな
る方向に前記第1の枠体の前記第2の把持体側の端部を
押圧することによって、前記第1の把持体と前記第2の
把持体とで被把持体を把持するようにしたことを特徴と
する把持装置。 - 【請求項2】前記第1の枠体と前記第2の枠体の交差角
を大きくする方向に付勢する付勢手段を設けた請求項1
記載の把持装置。 - 【請求項3】前記第1の枠体の前記第2の把持体側の端
部に、前記第1の枠体と前記第2の枠体の交差角を小さ
くする方向に押圧するための踏み板を設けた請求項1記
載の把持装置。 - 【請求項4】前記第1の把持体及び第2の把持体が、円
形状の被把持体を把持するための円弧状部をそれぞれ備
えた請求項1記載の把持装置。 - 【請求項5】前記第1の把持体及び第2の把持体が、四
角形状の被把持体を把持するための各2つの角部をそれ
ぞれ備えた請求項1記載の把持装置。 - 【請求項6】前記第1の把持体及び第2の把持体が、円
形状の被把持体を把持するための円弧状部と、四角形状
の被把持体を把持するための、前記円弧状の両端の各2
つの角部とをそれぞれ備えた請求項1記載の把持装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4874298A JPH11226380A (ja) | 1998-02-12 | 1998-02-12 | 把持装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4874298A JPH11226380A (ja) | 1998-02-12 | 1998-02-12 | 把持装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11226380A true JPH11226380A (ja) | 1999-08-24 |
Family
ID=12811749
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4874298A Pending JPH11226380A (ja) | 1998-02-12 | 1998-02-12 | 把持装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11226380A (ja) |
-
1998
- 1998-02-12 JP JP4874298A patent/JPH11226380A/ja active Pending
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