JPH11225856A - ベッド装置 - Google Patents
ベッド装置Info
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- JPH11225856A JPH11225856A JP5425998A JP5425998A JPH11225856A JP H11225856 A JPH11225856 A JP H11225856A JP 5425998 A JP5425998 A JP 5425998A JP 5425998 A JP5425998 A JP 5425998A JP H11225856 A JPH11225856 A JP H11225856A
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- Mattresses And Other Support Structures For Chairs And Beds (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 床擦れを防止し、床擦れまでいかなくとも長
い間床についていると体が痛くなるのを防止し、楽な体
の向きを変えなくてもよくし、また指圧装置としても用
いることのできるベッド装置を提供することにある。 【解決手段】 身体の一部又は全部を支える広いベッド
面１３に多数の穴を開口し、この穴にそれぞれ押圧ピン
１１を上下動自在に嵌入し、押圧ピン１１の上下動によ
りベッド面１３と押圧ピン１１が身体の一部又は全部を
交互に支持するようにした。
い間床についていると体が痛くなるのを防止し、楽な体
の向きを変えなくてもよくし、また指圧装置としても用
いることのできるベッド装置を提供することにある。 【解決手段】 身体の一部又は全部を支える広いベッド
面１３に多数の穴を開口し、この穴にそれぞれ押圧ピン
１１を上下動自在に嵌入し、押圧ピン１１の上下動によ
りベッド面１３と押圧ピン１１が身体の一部又は全部を
交互に支持するようにした。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、寝たきり老人や寝
たきり患者などのように病気・ケガなどによって長い間
床についていると床にあたっている部分が圧迫され皮膚
及び皮下組織が壊死する床擦れを防止するベッド装置に
関する。また指圧装置としても用いることができる。
たきり患者などのように病気・ケガなどによって長い間
床についていると床にあたっている部分が圧迫され皮膚
及び皮下組織が壊死する床擦れを防止するベッド装置に
関する。また指圧装置としても用いることができる。
【０００２】
【従来の技術】寝たきり老人や寝たきり患者などのよう
に、病気・ケガなどによって長い間床についていると床
にあたっている部分が圧迫され皮膚及び皮下組織が壊死
する。これは床擦れといい非常に苦痛である。特に自力
で体の向きを変えられない場合や体の向きを変えてはな
らない場合には特にひどい床擦れを起こすことがある。
また、床擦れまでいかなくとも長い間床についていると
体が痛くなる場合がほとんどである。この対策として
は、自力で体の向きを変えたり、また介護者等によって
ある時間ごとに体の向きを強制的に変えたりするが、病
気やケガの状態によって楽な体の向きがあったり、習慣
があったりするので、なかなかうまく防止ができない。
また、対策としてエアーマットなどを用いることがある
が、各部分の体圧を分散させるだけでは大きな効果がな
く、指圧装置でも突出した多数の指圧棒で体全体を受け
て指圧棒を順に波状に上下動させて指圧するものでは指
圧棒の小さな先端部で全体を支えるので、先端部と接し
た部分には押圧が集中して、使用する人によっては刺激
が過度に強すぎて痛みを感じたりして長い間使用するこ
とができなかった。
に、病気・ケガなどによって長い間床についていると床
にあたっている部分が圧迫され皮膚及び皮下組織が壊死
する。これは床擦れといい非常に苦痛である。特に自力
で体の向きを変えられない場合や体の向きを変えてはな
らない場合には特にひどい床擦れを起こすことがある。
また、床擦れまでいかなくとも長い間床についていると
体が痛くなる場合がほとんどである。この対策として
は、自力で体の向きを変えたり、また介護者等によって
ある時間ごとに体の向きを強制的に変えたりするが、病
気やケガの状態によって楽な体の向きがあったり、習慣
があったりするので、なかなかうまく防止ができない。
また、対策としてエアーマットなどを用いることがある
が、各部分の体圧を分散させるだけでは大きな効果がな
く、指圧装置でも突出した多数の指圧棒で体全体を受け
て指圧棒を順に波状に上下動させて指圧するものでは指
圧棒の小さな先端部で全体を支えるので、先端部と接し
た部分には押圧が集中して、使用する人によっては刺激
が過度に強すぎて痛みを感じたりして長い間使用するこ
とができなかった。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】本発明が解決しようと
する課題は、上記した問題点を解消し、床擦れを防止
し、床擦れまでいかなくとも長い間床についていると体
が痛くなるのを防止し、楽な体の向きを変えなくてもよ
くし、又指圧装置としても用いることのできるベッド装
置を提供することにある。
する課題は、上記した問題点を解消し、床擦れを防止
し、床擦れまでいかなくとも長い間床についていると体
が痛くなるのを防止し、楽な体の向きを変えなくてもよ
くし、又指圧装置としても用いることのできるベッド装
置を提供することにある。
【０００４】
【課題を解決するための手段】かかる課題を解決した本
発明の構成は、 １） 身体の一部又は全部を支える広いベッド面に多数
の穴を開口し、この穴にそれぞれ押圧ピンを上下動自在
に嵌入し、押圧ピンの下方に押圧ピンを上下動させる駆
動機構を設け、押圧ピンの上下動によりベッド面と押圧
ピンが身体の一部又は全部を交互に支持するようにした
ことを特徴とするベッド装置 ２） 身体の一部又は全部を支える広いベッド面に多数
の穴を開口し、この穴にそれぞれ押圧ピンを上下動自在
に嵌入し、押圧ピンの下方に押圧ピンを上下動させる駆
動機構を設け、かつベッド面上に固定突起を設け、押圧
ピンの上下動により固定突起と押圧ピンが身体の一部又
は全部を交互に支持することを特徴とするベッド装置 ３） 押圧ピンと固定突起を前後左右が交互になるよう
配置する前記２）記載のベッド装置 ４） 押圧ピンで身体を支える面積のベッド面に対する
割合を１９〜８０％にした前記１）記載のベッド装置 ５） 押圧ピンで身体を支える面積のベッド面に対する
割合を１９〜４０％にした前記２），３）いずれかに記
載のベッド装置 ６） 上下動させる押圧ピンの径を１ｃｍ〜２ｃｍとす
る前記１）〜５）いずれかに記載のベッド装置 ７） 押圧ピンをいくつかの押圧プレート上に配置し、
押圧プレートの上下動により多数の押圧ピンを上下動自
在にした前記１）〜６）いずれかに記載のベッド装置 ８） 押圧ピンの先端が交換自在になっている前記１）
〜７）いずれかに記載のベッド装置にある。
発明の構成は、 １） 身体の一部又は全部を支える広いベッド面に多数
の穴を開口し、この穴にそれぞれ押圧ピンを上下動自在
に嵌入し、押圧ピンの下方に押圧ピンを上下動させる駆
動機構を設け、押圧ピンの上下動によりベッド面と押圧
ピンが身体の一部又は全部を交互に支持するようにした
ことを特徴とするベッド装置 ２） 身体の一部又は全部を支える広いベッド面に多数
の穴を開口し、この穴にそれぞれ押圧ピンを上下動自在
に嵌入し、押圧ピンの下方に押圧ピンを上下動させる駆
動機構を設け、かつベッド面上に固定突起を設け、押圧
ピンの上下動により固定突起と押圧ピンが身体の一部又
は全部を交互に支持することを特徴とするベッド装置 ３） 押圧ピンと固定突起を前後左右が交互になるよう
配置する前記２）記載のベッド装置 ４） 押圧ピンで身体を支える面積のベッド面に対する
割合を１９〜８０％にした前記１）記載のベッド装置 ５） 押圧ピンで身体を支える面積のベッド面に対する
割合を１９〜４０％にした前記２），３）いずれかに記
載のベッド装置 ６） 上下動させる押圧ピンの径を１ｃｍ〜２ｃｍとす
る前記１）〜５）いずれかに記載のベッド装置 ７） 押圧ピンをいくつかの押圧プレート上に配置し、
押圧プレートの上下動により多数の押圧ピンを上下動自
在にした前記１）〜６）いずれかに記載のベッド装置 ８） 押圧ピンの先端が交換自在になっている前記１）
〜７）いずれかに記載のベッド装置にある。
【０００５】
【作用】本発明のベッド装置では、押圧ピンの下方に設
けた駆動機構によって身体の一部又は全部を支える広い
ベッド面に開口した多数の穴から押圧ピンを上下動させ
る。まず、押圧ピンが下がった状態では身体の一部又は
全部はベッド面によって支えられている。次に押圧ピン
がベッド面より上方へ上昇することによって身体の一部
又は全部の支えをベッド面から押圧ピンに交替する。次
に押圧ピンがベッド面より下方へ下降することによって
身体の一部又は全部の支えを押圧ピンからベッド面へ交
替する。一定時間後に駆動すると身体の一部又は全部の
支えを再度交替する。このように身体の一部又は全部を
交互に支持することによって体の向きを変えるのと同じ
ように身体の一部又は全部の床にあたっている部分が違
う部分と交互に切り替わる。また、身体の一部又は全部
を支える広いベッド面に多数の穴を開口し、この穴にそ
れぞれ押圧ピンを上下動自在に嵌入し、押圧ピンの下方
に押圧ピンを上下動させる駆動機構を設け、かつベッド
面上に固定突起を設け、押圧ピンの上下動により固定突
起と押圧ピンが身体の一部又は全部を交互に支持するも
のは、固定突起と押圧ピンで支える身体の部分を重複さ
せないことによって身体の一部又は全部の床にあたって
いる部分を確実に交互に切り替える。また、固定突起に
より指圧効果を高めることもできる。また、押圧ピンと
固定突起を前後左右が交互になるように配置するもの
は、押圧ピンと固定突起の身体の一部又は全部を支える
バランスをよくすることによって押圧の偏りを防ぐ。ま
た、押圧ピンで身体を支える面積のベッド面に対する割
合か、押圧ピンの径を定めたものでは交互に切り替えて
身体を支持できるようにしてかつ押圧力の過度の集中を
防ぐことができる。また、押圧ピンをいくつかの押圧プ
レート上に配置し、押圧プレートの上下動により多数の
押圧ピンを上下動自在にしたものでは機構を簡素化し、
多数の押圧ピンを同時に上下動することによって身体の
一部又は全部の床にあたっている部分をそれまであたっ
ていなかった部分へ確実に切り替える。また、押圧ピン
の先端が交換自在になっているものでは、身体を支持す
る面積、身体を支持する形状、硬度を状況に応じて交換
して使用する。
けた駆動機構によって身体の一部又は全部を支える広い
ベッド面に開口した多数の穴から押圧ピンを上下動させ
る。まず、押圧ピンが下がった状態では身体の一部又は
全部はベッド面によって支えられている。次に押圧ピン
がベッド面より上方へ上昇することによって身体の一部
又は全部の支えをベッド面から押圧ピンに交替する。次
に押圧ピンがベッド面より下方へ下降することによって
身体の一部又は全部の支えを押圧ピンからベッド面へ交
替する。一定時間後に駆動すると身体の一部又は全部の
支えを再度交替する。このように身体の一部又は全部を
交互に支持することによって体の向きを変えるのと同じ
ように身体の一部又は全部の床にあたっている部分が違
う部分と交互に切り替わる。また、身体の一部又は全部
を支える広いベッド面に多数の穴を開口し、この穴にそ
れぞれ押圧ピンを上下動自在に嵌入し、押圧ピンの下方
に押圧ピンを上下動させる駆動機構を設け、かつベッド
面上に固定突起を設け、押圧ピンの上下動により固定突
起と押圧ピンが身体の一部又は全部を交互に支持するも
のは、固定突起と押圧ピンで支える身体の部分を重複さ
せないことによって身体の一部又は全部の床にあたって
いる部分を確実に交互に切り替える。また、固定突起に
より指圧効果を高めることもできる。また、押圧ピンと
固定突起を前後左右が交互になるように配置するもの
は、押圧ピンと固定突起の身体の一部又は全部を支える
バランスをよくすることによって押圧の偏りを防ぐ。ま
た、押圧ピンで身体を支える面積のベッド面に対する割
合か、押圧ピンの径を定めたものでは交互に切り替えて
身体を支持できるようにしてかつ押圧力の過度の集中を
防ぐことができる。また、押圧ピンをいくつかの押圧プ
レート上に配置し、押圧プレートの上下動により多数の
押圧ピンを上下動自在にしたものでは機構を簡素化し、
多数の押圧ピンを同時に上下動することによって身体の
一部又は全部の床にあたっている部分をそれまであたっ
ていなかった部分へ確実に切り替える。また、押圧ピン
の先端が交換自在になっているものでは、身体を支持す
る面積、身体を支持する形状、硬度を状況に応じて交換
して使用する。
【０００６】
【発明の実施の形態】本発明のベッド装置における押圧
ピンの駆動機構は、押圧ピンを押圧プレート上に配置し
歯車を設けて連動させて回転軸上の板カムを押圧ピンを
配置した押圧プレートの下端に接触させて周期的に上下
させる機構が、シンプルで故障しにくく望ましいが、シ
リンダーで押圧プレートを直接上下動させる等、他の機
構を用いてもよい。また、直接押圧ピンを上下させても
よい。また、回転軸に設ける板カムは、円板カムの他、
円弧カムや接線カムなどプレートをスムーズに上下させ
得るものならばどのようなプロファイルでもかまわず、
一回の回転で複数回上下動させてもよい。本発明で用い
る押圧ピンの素材としては、シリコンゴムやエポキシゴ
ム、合成樹脂などが挙げられ、使用した場合に痛みを感
じず、適度な押圧効果があるのが好ましい。本発明のベ
ッド装置の上にシートを被せて使用する場合のシートに
は防水性のあるビニ−ルシート，ビニ−ルマット又は吸
水性のある木綿シートがあり、状況に応じて選択すれば
よい。また、駆動機構はエアシリンダなどのように直線
運動によるものでもよく、コストや状況に応じて決め
る。押圧ピンは集団で一括に上下させるのが好ましい。
また押圧ピンはゆっくりと間欠的に上下動させればよ
く、その間隔は使用する人の状態に応じて決める。固定
突起にはベッド面上に小さな突起を設けてその突起にゴ
ムを焼付け形成したものや、固定突起と押圧ピン用の穴
を形成したゴムシートなどがある。
ピンの駆動機構は、押圧ピンを押圧プレート上に配置し
歯車を設けて連動させて回転軸上の板カムを押圧ピンを
配置した押圧プレートの下端に接触させて周期的に上下
させる機構が、シンプルで故障しにくく望ましいが、シ
リンダーで押圧プレートを直接上下動させる等、他の機
構を用いてもよい。また、直接押圧ピンを上下させても
よい。また、回転軸に設ける板カムは、円板カムの他、
円弧カムや接線カムなどプレートをスムーズに上下させ
得るものならばどのようなプロファイルでもかまわず、
一回の回転で複数回上下動させてもよい。本発明で用い
る押圧ピンの素材としては、シリコンゴムやエポキシゴ
ム、合成樹脂などが挙げられ、使用した場合に痛みを感
じず、適度な押圧効果があるのが好ましい。本発明のベ
ッド装置の上にシートを被せて使用する場合のシートに
は防水性のあるビニ−ルシート，ビニ−ルマット又は吸
水性のある木綿シートがあり、状況に応じて選択すれば
よい。また、駆動機構はエアシリンダなどのように直線
運動によるものでもよく、コストや状況に応じて決め
る。押圧ピンは集団で一括に上下させるのが好ましい。
また押圧ピンはゆっくりと間欠的に上下動させればよ
く、その間隔は使用する人の状態に応じて決める。固定
突起にはベッド面上に小さな突起を設けてその突起にゴ
ムを焼付け形成したものや、固定突起と押圧ピン用の穴
を形成したゴムシートなどがある。
【０００７】
【実施例】本発明の実施例について図を用いて詳しく説
明する。 実施例１（図１〜図６参照） 本実施例１は、身体の一部又は全部を支える広いベッド
面に多数の穴を開口し、この穴にそれぞれ押圧ピンを上
下動自在に嵌入し、押圧ピンの下方に押圧ピンを上下動
させる駆動機構を設け、かつベッド面上に固定突起を設
け、押圧ピンの上下動により固定突起と押圧ピンが身体
の一部又は全部を交互に支持し、押圧ピンと固定突起を
前後左右が交互になるように３つの押圧プレート上に配
置し、押圧プレートの上下動により多数の押圧ピンを上
下動自在にし、押圧ピンで身体を支える面積のベッド面
に対する割合を２７％にし、押圧ピンの径を１ｃｍと
し、電動機はタイマーを備えており、電動機作動中は押
圧ピンが上下動する１サイクルを５ｓｅｃ〜１２０ｓｅ
ｃの間で床ズレ防止〜指圧用まで変化自在にし、また、
１回〜数回の上下動による身体の支持の切換えも可能に
し、押圧ピンの先端が交換自在になっているベッド装置
の例である。図１は実施例１のベッド装置を示す正面図
である。図２は実施例１のベッド装置の駆動機構の要部
を示す説明図である。図３は実施例１のベッド装置の一
部切欠断面図である。図４は実施例１のベッド装置の固
定突起で押圧した状態を示す説明図である。図５は実施
例１のベッド装置の押圧ピンで押圧した状態を示す説明
図である。図６は実施例１の押圧ピンと固定突起の配列
を示す平面図である。図中、１はベッド装置，２はガイ
ドフレーム，３は押圧プレート，４はベッド本体，５は
人，６は電動機，７は駆動ベルト，８はプーリー，９は
板カム，１０はころ，１１は押圧ピン，１２は固定突
起，１３はベッド面，１５は木綿シートである。本実施
例１は図１に示すように、ベッド本体４に電動機６を設
け、駆動ベルト７により駆動するプーリー８を８個設け
る。図２，図３に示すように駆動プーリーの同軸上には
３個の板カム９を設ける。設けた板カム９上に押圧プレ
ート３を載せる。押圧プレート３の側面にはころ１０が
設けられていて、ガイドフレーム２に対して上下にスム
ーズに摺動自在になっている。図４〜図６に示すように
押圧プレート３の上面には押圧ピン１１が配置されてい
る。ベッド面１３には固定突起１２が設けられており、
ベッド面１３に多数の穴を設け、設けた穴に押圧ピン１
１を上下動自在に嵌入する。実施例１は、身体全部を押
圧し、図４，図５に示すように押圧プレート３に小さな
突起を設け、その突起に弾力性のあるエポキシゴムを焼
付けて押圧ピンを形成し、エポキシゴムは交換自在とな
っている。また図４，図５に示すようにベッド面に小さ
な突起を設け、その突起に弾力性のあるエポキシゴムを
焼付けて固定突起を形成している。押圧ピン１１上には
吸水性のある木綿シートが敷かれている。本実施例１の
ベッド装置を使用するには、ベッドに横たわり、電動機
６のスイッチを入れる。電動機６はタイマーを持ってお
り間欠的に作動する。図１に示すように電動機６が回転
すると、駆動ベルト７が連動し、押圧プレート３下方の
プーリー８を回転させる。図２，図３に示すようにプー
リー８が回転することによって同軸上に設けられている
板カム９が回転する。板カム９が回転すると板カム９の
プロファイルにより板カム９の最上端が上下動する。板
カム９上にはころ１０が側面に設けられていることによ
って上下に摺動可能な押圧プレートが載っていて、板カ
ム９により上下動する。押圧プレート３上には押圧ピン
１１が設けられている。押圧ピン１１は図６に示すよう
に固定突起１２と前後左右が交互になるよう配置されて
いる。これによって押圧する範囲での押圧ピン１１と固
定突起１２の割合は同じとなり、バランスよく押圧す
る。このように押圧の偏りを防ぐことで、より床擦れを
防ぎ、かつ押圧力の集中をなくして痛みをなくしてい
る。また、押圧ピンで身体を支える面積のベッド面に対
する割合を２７％とし、押圧ピンの径を１ｃｍとするこ
とで床擦れの防止と押圧力の集中を防ぎ痛みを起こさな
くするのを両立させている。このような図４，図５に示
すように押圧ピン１１はベッド面１３に開口した多数の
穴に嵌入されており、押圧プレート３の上下動に伴い上
下動を行う。このように押圧プレート３上に多数の押圧
ピン１１を設ける構成にしたことによってコストを下げ
る。図３〜図６に示すようにベッド面１３には固定突起
１２が設けられており押圧ピン１１の上下動によって身
体を交替に支持する。まず押圧ピン１１が下がった状態
では身体は固定突起１２によって支えられている。次に
押圧ピン１１が固定突起１２より上方へ上昇することに
よって身体の支えを固定突起から押圧ピンに交替する。
次に押圧ピン１１が固定突起１２より下方へ下降するこ
とによって身体の支えを押圧ピンから固定突起へ交替す
る。このくり返しによって、固定突起１２と押圧ピン１
１で支える身体の部分は重複しないため、また多数の押
圧ピンが同時に上下動するため身体の床にあたっている
部分を確実に交互に切り替える。この切替を一定時間ご
とに行うことによって体の向きを変えたのと同じになる
ので床擦れを防止できる。また、床擦れまではいかない
人に対しても長い間床についていることにより体が痛む
のを防止することができる。よって、病気やケガなどに
よって楽な体の向きがある場合に体の向きを変えなくて
もよくなる。また、固定突起１２によって指圧効果を高
めることもできる。また、本ベッド装置はそのままで
も、あるいは押圧ピンの径や押圧量などの設定を変える
などのどちらにおいても指圧装置としても用いることが
できる。図１０は実施例１の他の例であり、電気シリン
ダ１６によって押圧プレート３を上下に駆動して押圧を
行うものである。図中、１６は電気シリンダである。そ
の他符号、構成、作用、使い方は実施例１と同じであ
る。 実施例２（図７〜図９参照） 本実施例２は、身体の一部又は全部を支える広いベッド
面に多数の穴を開口し、この穴にそれぞれ押圧ピンを上
下動自在に嵌入し、押圧ピンの下方に押圧ピンを上下動
させる駆動機構を設け、押圧ピンの上下動によりベッド
面と押圧ピンが身体の一部又は全部を交互に支持し、押
圧ピンで身体を支える面積のベッド面に対する割合を２
７％にし、押圧ピンの径を１ｃｍにしたベッド装置の例
である。図７は実施例２のベッド装置の押圧ピンの配列
を示す平面図である。図８は実施例２のベッド装置のベ
ッド面で身体を支えた状態を示す説明図である。図９は
実施例２のベッド装置の押圧ピンで押圧した状態を示す
説明図である。図中、符号は実施例１と同じである。実
施例２では図７〜図９に示すように押圧ピン１１が下が
った際にベッド面１３で身体の全部を支えている。押圧
ピン１１が下がった状態は通常のベッドと同じであるの
で、固定突起を設けると気になって寝つけない人の場合
やごくたまにしか本装置を使用しなくてもよい場合など
に用いればよい。その他、構成、作用、使い方は実施例
１と同じである。図１１は、応用例を示す説明図であり
実施例１，２のどちらを用いてもよい。図中、１４はエ
アシリンダである。応用例は、ベッドの人の身体を支え
る面を４つの部分に分け、各々に電動機６を設け、エア
シリンダ１４によって背中を支える部分と足を支える部
分が傾動自在になっている。このように傾動自在にする
ことによって体を起こした状態で押圧を行い、例えば日
中はベッドで起きている人の床擦れを防ぐことができ
る。また、老人等が寝たきりにならないよう体を起こす
リハビリテーションなどに利用することができる。
明する。 実施例１（図１〜図６参照） 本実施例１は、身体の一部又は全部を支える広いベッド
面に多数の穴を開口し、この穴にそれぞれ押圧ピンを上
下動自在に嵌入し、押圧ピンの下方に押圧ピンを上下動
させる駆動機構を設け、かつベッド面上に固定突起を設
け、押圧ピンの上下動により固定突起と押圧ピンが身体
の一部又は全部を交互に支持し、押圧ピンと固定突起を
前後左右が交互になるように３つの押圧プレート上に配
置し、押圧プレートの上下動により多数の押圧ピンを上
下動自在にし、押圧ピンで身体を支える面積のベッド面
に対する割合を２７％にし、押圧ピンの径を１ｃｍと
し、電動機はタイマーを備えており、電動機作動中は押
圧ピンが上下動する１サイクルを５ｓｅｃ〜１２０ｓｅ
ｃの間で床ズレ防止〜指圧用まで変化自在にし、また、
１回〜数回の上下動による身体の支持の切換えも可能に
し、押圧ピンの先端が交換自在になっているベッド装置
の例である。図１は実施例１のベッド装置を示す正面図
である。図２は実施例１のベッド装置の駆動機構の要部
を示す説明図である。図３は実施例１のベッド装置の一
部切欠断面図である。図４は実施例１のベッド装置の固
定突起で押圧した状態を示す説明図である。図５は実施
例１のベッド装置の押圧ピンで押圧した状態を示す説明
図である。図６は実施例１の押圧ピンと固定突起の配列
を示す平面図である。図中、１はベッド装置，２はガイ
ドフレーム，３は押圧プレート，４はベッド本体，５は
人，６は電動機，７は駆動ベルト，８はプーリー，９は
板カム，１０はころ，１１は押圧ピン，１２は固定突
起，１３はベッド面，１５は木綿シートである。本実施
例１は図１に示すように、ベッド本体４に電動機６を設
け、駆動ベルト７により駆動するプーリー８を８個設け
る。図２，図３に示すように駆動プーリーの同軸上には
３個の板カム９を設ける。設けた板カム９上に押圧プレ
ート３を載せる。押圧プレート３の側面にはころ１０が
設けられていて、ガイドフレーム２に対して上下にスム
ーズに摺動自在になっている。図４〜図６に示すように
押圧プレート３の上面には押圧ピン１１が配置されてい
る。ベッド面１３には固定突起１２が設けられており、
ベッド面１３に多数の穴を設け、設けた穴に押圧ピン１
１を上下動自在に嵌入する。実施例１は、身体全部を押
圧し、図４，図５に示すように押圧プレート３に小さな
突起を設け、その突起に弾力性のあるエポキシゴムを焼
付けて押圧ピンを形成し、エポキシゴムは交換自在とな
っている。また図４，図５に示すようにベッド面に小さ
な突起を設け、その突起に弾力性のあるエポキシゴムを
焼付けて固定突起を形成している。押圧ピン１１上には
吸水性のある木綿シートが敷かれている。本実施例１の
ベッド装置を使用するには、ベッドに横たわり、電動機
６のスイッチを入れる。電動機６はタイマーを持ってお
り間欠的に作動する。図１に示すように電動機６が回転
すると、駆動ベルト７が連動し、押圧プレート３下方の
プーリー８を回転させる。図２，図３に示すようにプー
リー８が回転することによって同軸上に設けられている
板カム９が回転する。板カム９が回転すると板カム９の
プロファイルにより板カム９の最上端が上下動する。板
カム９上にはころ１０が側面に設けられていることによ
って上下に摺動可能な押圧プレートが載っていて、板カ
ム９により上下動する。押圧プレート３上には押圧ピン
１１が設けられている。押圧ピン１１は図６に示すよう
に固定突起１２と前後左右が交互になるよう配置されて
いる。これによって押圧する範囲での押圧ピン１１と固
定突起１２の割合は同じとなり、バランスよく押圧す
る。このように押圧の偏りを防ぐことで、より床擦れを
防ぎ、かつ押圧力の集中をなくして痛みをなくしてい
る。また、押圧ピンで身体を支える面積のベッド面に対
する割合を２７％とし、押圧ピンの径を１ｃｍとするこ
とで床擦れの防止と押圧力の集中を防ぎ痛みを起こさな
くするのを両立させている。このような図４，図５に示
すように押圧ピン１１はベッド面１３に開口した多数の
穴に嵌入されており、押圧プレート３の上下動に伴い上
下動を行う。このように押圧プレート３上に多数の押圧
ピン１１を設ける構成にしたことによってコストを下げ
る。図３〜図６に示すようにベッド面１３には固定突起
１２が設けられており押圧ピン１１の上下動によって身
体を交替に支持する。まず押圧ピン１１が下がった状態
では身体は固定突起１２によって支えられている。次に
押圧ピン１１が固定突起１２より上方へ上昇することに
よって身体の支えを固定突起から押圧ピンに交替する。
次に押圧ピン１１が固定突起１２より下方へ下降するこ
とによって身体の支えを押圧ピンから固定突起へ交替す
る。このくり返しによって、固定突起１２と押圧ピン１
１で支える身体の部分は重複しないため、また多数の押
圧ピンが同時に上下動するため身体の床にあたっている
部分を確実に交互に切り替える。この切替を一定時間ご
とに行うことによって体の向きを変えたのと同じになる
ので床擦れを防止できる。また、床擦れまではいかない
人に対しても長い間床についていることにより体が痛む
のを防止することができる。よって、病気やケガなどに
よって楽な体の向きがある場合に体の向きを変えなくて
もよくなる。また、固定突起１２によって指圧効果を高
めることもできる。また、本ベッド装置はそのままで
も、あるいは押圧ピンの径や押圧量などの設定を変える
などのどちらにおいても指圧装置としても用いることが
できる。図１０は実施例１の他の例であり、電気シリン
ダ１６によって押圧プレート３を上下に駆動して押圧を
行うものである。図中、１６は電気シリンダである。そ
の他符号、構成、作用、使い方は実施例１と同じであ
る。 実施例２（図７〜図９参照） 本実施例２は、身体の一部又は全部を支える広いベッド
面に多数の穴を開口し、この穴にそれぞれ押圧ピンを上
下動自在に嵌入し、押圧ピンの下方に押圧ピンを上下動
させる駆動機構を設け、押圧ピンの上下動によりベッド
面と押圧ピンが身体の一部又は全部を交互に支持し、押
圧ピンで身体を支える面積のベッド面に対する割合を２
７％にし、押圧ピンの径を１ｃｍにしたベッド装置の例
である。図７は実施例２のベッド装置の押圧ピンの配列
を示す平面図である。図８は実施例２のベッド装置のベ
ッド面で身体を支えた状態を示す説明図である。図９は
実施例２のベッド装置の押圧ピンで押圧した状態を示す
説明図である。図中、符号は実施例１と同じである。実
施例２では図７〜図９に示すように押圧ピン１１が下が
った際にベッド面１３で身体の全部を支えている。押圧
ピン１１が下がった状態は通常のベッドと同じであるの
で、固定突起を設けると気になって寝つけない人の場合
やごくたまにしか本装置を使用しなくてもよい場合など
に用いればよい。その他、構成、作用、使い方は実施例
１と同じである。図１１は、応用例を示す説明図であり
実施例１，２のどちらを用いてもよい。図中、１４はエ
アシリンダである。応用例は、ベッドの人の身体を支え
る面を４つの部分に分け、各々に電動機６を設け、エア
シリンダ１４によって背中を支える部分と足を支える部
分が傾動自在になっている。このように傾動自在にする
ことによって体を起こした状態で押圧を行い、例えば日
中はベッドで起きている人の床擦れを防ぐことができ
る。また、老人等が寝たきりにならないよう体を起こす
リハビリテーションなどに利用することができる。
【０００８】
【発明の効果】本発明によれば、身体の一部又は全部を
支える部分を押圧ピンの上下動により交替させることに
よって、床擦れを防止し、床擦れまでいかなくとも長い
間床についていると体が痛くなるのを防止し、楽な体の
向きを変えなくてもよくし、又指圧装置としても用いる
ことのできるベッド装置を提供することができる。ベッ
ド面上に固定突起を設けるものでは、身体の床にあたっ
ている部分を確実に切り替えることによって床擦れを防
止する。押圧ピンと固定突起を前後左右が交互になるよ
う配置するものは、バランスよく押圧することによって
床擦れを防ぎ、かつ押圧力の集中をなくし痛みを起こさ
なくする。押圧ピンで身体を支える面積のベッド面に対
する割合か、押圧ピンの径を定めたものは、床擦れ防止
と痛みを起こさなくするのを両立させる。押圧プレート
の上下動により多数の押圧ピンを上下動自在にしたもの
では、コストを下げ身体の床にあたっている部分を確実
に切り替えることによって床擦れを防止する。押圧ピン
の先端が交換自在になっているものは、指圧装置として
使用したり、押圧時のやわらかさを変えたりできる。
支える部分を押圧ピンの上下動により交替させることに
よって、床擦れを防止し、床擦れまでいかなくとも長い
間床についていると体が痛くなるのを防止し、楽な体の
向きを変えなくてもよくし、又指圧装置としても用いる
ことのできるベッド装置を提供することができる。ベッ
ド面上に固定突起を設けるものでは、身体の床にあたっ
ている部分を確実に切り替えることによって床擦れを防
止する。押圧ピンと固定突起を前後左右が交互になるよ
う配置するものは、バランスよく押圧することによって
床擦れを防ぎ、かつ押圧力の集中をなくし痛みを起こさ
なくする。押圧ピンで身体を支える面積のベッド面に対
する割合か、押圧ピンの径を定めたものは、床擦れ防止
と痛みを起こさなくするのを両立させる。押圧プレート
の上下動により多数の押圧ピンを上下動自在にしたもの
では、コストを下げ身体の床にあたっている部分を確実
に切り替えることによって床擦れを防止する。押圧ピン
の先端が交換自在になっているものは、指圧装置として
使用したり、押圧時のやわらかさを変えたりできる。
【図１】実施例１のベッド装置を示す正面図である。
【図２】実施例１のベッド装置の駆動機構の要部を示す
説明図である。
説明図である。
【図３】実施例１のベッド装置の一部切欠断面図であ
る。
る。
【図４】実施例１のベッド装置の固定突起で押圧した状
態を示す説明図である。
態を示す説明図である。
【図５】実施例１のベッド装置の押圧ピンで押圧した状
態を示す説明図である。
態を示す説明図である。
【図６】実施例１のベッド装置の押圧ピンと固定突起の
配列を示す説明図である。
配列を示す説明図である。
【図７】実施例２のベッド装置の押圧ピンの配列を示す
平面図である。
平面図である。
【図８】実施例２のベッド装置のベッド面で身体を支え
た状態を示す説明図である。
た状態を示す説明図である。
【図９】実施例２のベッド装置の押圧ピンで押圧した状
態を示す説明図である。
態を示す説明図である。
【図１０】実施例１の他の例を示す正面図である。
【図１１】応用例を示す説明図である。
１ ベッド装置 ２ ガイドフレーム ３ 押圧プレート ４ ベッド本体 ５ 人 ６ 電動機 ７ 駆動ベルト ８ プーリー ９ 板カム １０ ころ １１ 押圧ピン １２ 固定突起 １３ ベッド面
Claims (8)
- 【請求項１】 身体の一部又は全部を支える広いベッド
面に多数の穴を開口し、この穴にそれぞれ押圧ピンを上
下動自在に嵌入し、押圧ピンの下方に押圧ピンを上下動
させる駆動機構を設け、押圧ピンの上下動によりベッド
面と押圧ピンが身体の一部又は全部を交互に支持するよ
うにしたことを特徴とするベッド装置。 - 【請求項２】 身体の一部又は全部を支える広いベッド
面に多数の穴を開口し、この穴にそれぞれ押圧ピンを上
下動自在に嵌入し、押圧ピンの下方に押圧ピンを上下動
させる駆動機構を設け、かつベッド面上に固定突起を設
け、押圧ピンの上下動により固定突起と押圧ピンが身体
の一部又は全部を交互に支持することを特徴とするベッ
ド装置。 - 【請求項３】 押圧ピンと固定突起を前後左右が交互に
なるよう配置する請求項２記載のベッド装置。 - 【請求項４】 押圧ピンで身体を支える面積のベッド面
に対する割合を１９〜８０％にした請求項１記載のベッ
ド装置。 - 【請求項５】 押圧ピンで身体を支える面積のベッド面
に対する割合を１９〜４０％にした請求項２，３いずれ
かに記載のベッド装置。 - 【請求項６】 上下動させる押圧ピンの径を１ｃｍ〜２
ｃｍとする請求項１〜５いずれかに記載のベッド装置。 - 【請求項７】 押圧ピンをいくつかの押圧プレート上に
配置し、押圧プレートの上下動により多数の押圧ピンを
上下動自在にした請求項１〜６いずれかに記載のベッド
装置。 - 【請求項８】 押圧ピンの先端が交換自在になっている
請求項１〜７いずれかに記載のベッド装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5425998A JPH11225856A (ja) | 1998-02-18 | 1998-02-18 | ベッド装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5425998A JPH11225856A (ja) | 1998-02-18 | 1998-02-18 | ベッド装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11225856A true JPH11225856A (ja) | 1999-08-24 |
Family
ID=12965572
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5425998A Pending JPH11225856A (ja) | 1998-02-18 | 1998-02-18 | ベッド装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11225856A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR101171520B1 (ko) | 2010-06-14 | 2012-08-08 | 박상일 | 전동침대 |
-
1998
- 1998-02-18 JP JP5425998A patent/JPH11225856A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR101171520B1 (ko) | 2010-06-14 | 2012-08-08 | 박상일 | 전동침대 |
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