JPH11225853A - 収納庫付きベンチ - Google Patents

収納庫付きベンチ

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JPH11225853A
JPH11225853A JP4859698A JP4859698A JPH11225853A JP H11225853 A JPH11225853 A JP H11225853A JP 4859698 A JP4859698 A JP 4859698A JP 4859698 A JP4859698 A JP 4859698A JP H11225853 A JPH11225853 A JP H11225853A
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JP
Japan
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storage
bench
wheels
pair
seating
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JP4859698A
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English (en)
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Shiro Fukuda
志朗 福田
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FUROMU TOU KK
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FUROMU TOU KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 用地の確保を容易に行うことができしかも廉
価に設置できると共に、防災備蓄物や負傷者等の運搬や
テーブルやベッドとしても使用できる運搬車を容易に出
し入れでき、かつ、保管中に運搬車の車輪のタイヤが損
なわれてしまうのを防止できる、防災備蓄物を収納する
ための収納庫付きベンチを提供する。 【解決手段】 公園や広場等のベンチの脚部となる収納
庫部内に防災備蓄物を保管する。運搬車は別体で備える
かまたは収納庫部の蓋となる着座部に一対の車輪と少な
くとも1本の伸縮自在な支持脚を設けることで構成され
る。運搬車としての着座部の着脱または運搬車の収納庫
部への出し入れは、収納庫部の相対的に長い側面部の内
面に設けられた一対の傾斜路上を走行させることで行わ
れる。保管中、車輪のタイヤは傾斜路の面により圧縮さ
れない位置に保持される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、公園や広場等に設
置されるベンチに関し、特に、消火器、発動発電機、照
明器具、ロープ、シャベル、油圧ジャッキ、動力カッタ
ー、土嚢袋、チェーンソー、救急医療器具、医薬品、非
常食、毛布等のような、地震や火災や風水害等の災害の
際に必要となる物(以下、これらを「防災備蓄物」と総
称する。)を収納備蓄することができる収納庫付きベン
チに関する。
【0002】
【従来の技術】近年の防災意識の向上に伴い、個人個人
による身の回りにおける防災対策の実施と共に、行政機
関によるきめ細かな施策が求められている。その一つと
して、災害発生時の交通が困難となることを考慮して、
初動時に必要な防災備蓄物を多数の備蓄場所にそれぞれ
備蓄し、災害初期の救助等に対応させようという考えが
ある。しかし、多地点に備蓄することは、主として用地
の確保が困難でありそして耐震性および耐火性を備えた
備蓄倉庫の設置費用が高いという理由により実現されて
いないのが実状である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、用地の確保
を容易に行うことができ、しかも廉価に設置することの
できる防災備蓄物を収納するための収納庫付きベンチを
提供しようとするものである。
【0004】本発明はまた、災害発生時に防災備蓄物や
負傷者等を運搬したり、保守点検時に防災備蓄物を運搬
するための運搬車を容易に出し入れすることができ、か
つ、長期の保管中に運搬車のタイヤが損なわれてしまう
のを効果的に回避できる収納庫付きベンチを提供しよう
とするものである。
【0005】更に、本発明は、災害発生時に防災備蓄物
や負傷者等の運搬に使用できると共にテーブルやベンチ
や応急ベッド等としても使用できる運搬車を収納可能ま
たは備えた収納庫付きベンチを提供しようとするもので
ある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明による収納庫付き
ベンチは、公園や広場等の地面に部分的に埋設されて設
置される収納庫部と、該収納庫部の蓋となる着座部とか
ら構成される。収納庫部は、相互に平行に離間して配置
された一対の相対的に長い側面部と、該側面部と直角に
かつ相互に平行に離間して配置された一対の相対的に短
い側面部と、前記各側面部の下端縁間に展張された底面
部とから構成された総体的に横長の箱状形状を有しそし
てその内部に防災備蓄物を収納備蓄するための空間を有
する。着座部は総体的に方形の平板形状を有し、前記上
方を開放された箱形状の収納庫部の上面部に対応する位
置に着脱自在に設けられる。
【0007】本発明の収納庫付きベンチは公園や広場等
に設置され、日常的には、納庫部がベンチの脚部として
機能し、着座部がベンチのシート部として機能すること
により慣用のベンチと同様に使用することができ、防災
備蓄物の保管場所として廉価に設置することができかつ
その用地を容易に確保することができる。また、災害発
生時や防災備蓄物の保守点検等の際は、着座部を取り外
すことにより納庫部の上面全体が開放され、防災備蓄物
の出し入れや保守点検等を簡便に行うことが可能とな
る。
【0008】本発明の収納庫付きベンチはまた、着座部
の下面に、この着座部をテーブルやベンチや応急ベッド
等として使用するように少なくとも3本の伸縮自在な支
持脚を設けたり、着座部を収納庫部上に配置したときに
収納庫部の相対的に長い側面部の内面と平行に隣接する
ように着座部の長手方向中間部位にそれぞれ装着された
一対の車輪と、着座部の長手方向の一端側の部位に配設
された少なくとも1本の伸縮自在な支持脚とを設け、そ
して収納庫部の一対の相対的に長い側面部の内面に、一
方の相対的に短い側面部側の上端部位から下方かつ他方
の相対的に短い側面部側へと延びる、前記着座部の車輪
の走路を構成する一対の傾斜路をそれぞれ設けることも
できる。
【0009】災害発生時や防災備蓄物の搬入搬出等の際
に収納庫部から取り外された着座部はテーブルやベンチ
や応急ベッド等の台として使用され、また、車輪を備え
た着座部は防災備蓄物や負傷者等を運搬するための運搬
車としても使用される。車輪を備えた着座部の着脱(す
なわち、運搬車の収納庫部内への出し入れ)は、収納庫
部の相対的に長い側面部の内面に設けられた一対の傾斜
路上を走行させることにより行え、力のない人でも着座
部の着脱(運搬車の出し入れ)を容易に行うことができ
る。
【0010】本発明の収納庫付きベンチは更に、着座部
を収納庫部上に配置したとき、着座部の車輪のタイヤを
圧縮することのないように傾斜路を形成することもでき
る。これにより、長期の保管中に、車輪のタイヤの空気
が抜けたり(空気圧入式タイヤ)、タイヤの接地面が変
形したり(中実型タイヤ)するのを有効に回避すること
ができ、災害発生時に使用できなくなるのを防止でき
る。
【0011】また、本発明の実施形態によれば、本発明
の収納庫付きベンチは、公園や広場等に部分的に埋設さ
れる収納庫部と、該収納庫部の蓋となる着座部と、収納
庫部の内部に収納される運搬車とから構成することもで
きる。運搬車を別体で設けることにより、運搬車の使用
中であってもベンチとしてまた使用するができる。
【0012】本発明の収納庫付きベンチはまた、収納庫
部の空間の平面形状に対して適当に小さな総体的に長方
形の平板形状の台座部と、該台座部の長手方向中間部位
の短手方向両側端部の近傍部位にそれぞれ設けられた一
対の車輪と、台座部の長手方向の一端側の部位に配設さ
れた少なくとも1本の伸縮自在な支持脚とにより運搬車
を構成し、そして、収納庫部の一対の相対的に長い側面
部の内面に、一方の相対的に短い側面部側の上端部位か
ら下方かつ他方の相対的に短い側面部側へと延びる一対
の傾斜路をそれぞれ設けることもでき、それにより、運
搬車の出し入れ時における車輪の走路を用意することが
できる。
【0013】本発明の収納庫付きベンチは更に、収納庫
部の傾斜路開始端側に対向する側の相対的に短い側面部
および/または該側面部に近接する相対的に長い側面部
の内面部位に、運搬車を収納庫部内に収納したときに、
運搬車の台座部の長手方向の端部と係脱自在に係合して
運搬車を固定するためのストッパを設けることもでき
る。これにより、運搬車が無用に移動して収納庫部内に
収納された防災備蓄物を損傷してしまうのを防止するこ
とができると共に、前述した傾斜路による車輪のタイヤ
への損耗をより確実に回避することができる。
【0014】本発明の収納庫付きベンチは更にまた、運
搬車の伸縮自在な支持脚を、収納庫部内に収納されると
きおよび防災備蓄物を運搬するとき、縮められた位置に
固定し、そして、防災備蓄物を積み卸しするとき或いは
テーブルや応急ベッドやベンチ等の台として使用される
とき、必要な長さだけ延ばした位置に固定するように構
成することもできる。
【0015】
【発明の実施の形態】
【実施例1】本発明の実施例による収納庫付きベンチ
は、図1および図2に示すように、公園や広場等に部分
的に埋設されて設置される収納庫部1と、収納庫部1の
着脱自在な蓋を構成する着座部2とから構成される。収
納庫部1は相互に平行に離間して配置された一対の相対
的に長い側面部3,3と、側面部3と直角にかつ相互に
平行に離間して配置された一対の相対的に短い側面部4
a,4bと、各側面部3,3,4a,4bの下端縁間に
展張された底面部5とから構成される。着座部2は総体
的に方形の平板形状を有し、収納庫部1の上面部に対応
する位置に着脱自在に設けられる。
【0016】収納庫部1はベンチの脚部として機能する
と共に、その内部は防災備蓄物(図示なし)を収納し備
蓄するための空間として利用される。一方、着座部2は
ベンチのシート部として機能すると共に、収納庫部1の
蓋として使用される。好ましくは、図2に示すように、
着座部2の下面には少なくとも3本の伸縮自在な支持脚
6が設けられており、各支持脚6の長さをそれぞれ適当
に調節して固定することにより、テーブルやベンチや応
急ベッド等の台として使用することができる。この支持
脚6の伸縮構造は、支持脚の長さを変更できるものであ
ればどのようなものでもよく、例えば、異径パイプを相
互に摺動自在に挿入して組み合わせた慣用の2段式、3
段式等の伸縮自在な脚構造を適用できるだけでなく、複
数本のパイプまたはロッドを継ぎ足してその長さを変更
させる脚構造、或いは着脱式や折畳み式の脚構造のもの
も適用することができる。
【0017】着座部2の長手方向両端部には、着座部2
を収納庫部1から取り外したり、取り付けたりするため
の把手7,7が設けられている。通常のベンチとして使
用するとき、把手7は肘掛けとして使用されるが、後述
するような台としての使用時や運搬時に必要に応じて取
り外すことができるようにも作成できる。収納庫部1お
よび着座部2の材質は特に限定されるものではないが、
屋外に長期に亘って接地されることにより、耐天候性を
有するように選定されるべきであり、また、収納庫部1
と着座部2の間から雨水等が入り込まないように慣用の
防水手段を講じておくべきである。更にまた、着座部2
内に収納備蓄された防災備蓄物が盗まれたり、悪戯され
たりするのを防止するための手段も講じておくべきであ
ろう。しかしながら、これらの手段は本発明の範囲外で
あるので、その詳細についての説明は割愛する。
【0018】本収納庫付きベンチは、日常的には通常の
ベンチとして使用されると共に、防災備蓄物の収納庫と
して使用される。災害発生時や防災備蓄物の保守点検
時、着座部2を取り外すことにより、収納庫部1の上面
部を完全に開放することができるため、収納庫部1に収
納備蓄された防災備蓄物の取り出しまたは点検整備を効
率よく行うことができる。
【0019】
【実施例2】図3は本発明の別の実施例による収納庫付
きベンチを示す図で、前記実施例と同様に構成される収
納庫部1および着座部2と、収納庫部1内に収納される
運搬車8とから構成されている。
【0020】運搬車8は、収納庫部1の内部空間の平面
形状に対して適当に小さな総体的に長方形の平板形状の
台座部9と、台座部9の長手方向中間部位の短手方向両
側端部の近傍部位にそれぞれ設けられた一対の車輪1
0,10と、台座部9の長手方向の一端側の部位に配設
された少なくとも1本の前記実施例のものと同様な伸縮
自在な支持脚6Aとから構成されている。好ましくは、
車輪10の配設位置は台座部9の長手方向中央部位から
いずれか一方の端部側へ適当な距離だけ偏位した部位で
あり、支持脚6Aは前記一方の端部に対向する側の端部
側の位置である。車輪10は、長期間の保管中にタイヤ
の接地面が変形したり、空気が抜けたりすることによっ
て使用できなくなるのを回避するために、中実型タイヤ
(空気を圧入していないタイプのタイヤ)を用いるのが
望ましいが、後述から明らかとなる理由により、空気圧
入式のタイヤ(チューブ付きタイヤやチューブレスタイ
ヤ)を使用することもできる。
【0021】収納庫部1の一対の相対的に長い側面部
3,3の内面には、一方の相対的に短い側面部側4aの
上端部位から下方かつ他方の相対的に短い側面部4b側
へと延びる傾斜路11,11がそれぞれ設けられてい
る。傾斜路11は運搬車の車輪10の走路を構成してお
り、取り出しまたは収納時に運搬車8がその上をできる
だけ容易に走行できるような傾斜角度で設けられるのが
好ましい。また、傾斜路11は運搬車8を収納庫部1内
に収納したとき、運搬車の車輪10のタイヤを圧縮して
長期間の保管中にタイヤの接地面が変形したり、空気が
抜けたりすることのないような寸法関係および形状で設
けられるのが好ましい。
【0022】収納庫部1の他方の相対的に短い側面部4
bの内面および/または相対的に長い側面部3の側面部
4bに隣接する部分の内面(図示の場合、側面部3の内
面)には、運搬車8の台座部9の長手方向の一端部、好
ましくは、支持脚6Aの配設側端部に対向する側の端
部、と着脱自在に係合して保持するためのストッパ12
が設けられている。ストッパ12は、運搬車8の台座部
9と着脱自在に係合保持できるものであればどのような
構造のものも適用でき、例えば、角柱状のものを設け、
台座部9の下面をその上に載置させるように構成しても
よい。しかしながら、ストッパ12の配設位置は、台座
部9を係合保持したとき、運搬車8の車輪10が傾斜路
11の走路面と相互に圧接することのない位置関係とな
るようにすると共に、運搬車8を取り出す際に車輪10
が直ちに傾斜路11の走路面上に載置されるような位置
関係に選定されるべきである。
【0023】伸縮自在な支持脚6Aは、収納庫部内に収
納されるときおよび防災備蓄物を運搬するとき、縮めら
れた位置に固定され、防災備蓄物を積み卸しするとき或
いはテーブルや応急ベッドやベンチ等の台として使用す
るとき、図4に示すように、必要な長さだけ延ばした位
置に固定される。
【0024】
【実施例3】図5は本発明の更に別の実施例による収納
庫付きベンチを示す図で、図3を参照して説明した実施
例と同様な傾斜路11を備えた収納庫部1と、収納庫部
1の着脱自在な蓋として用いられる前記各実施例と同様
な着座部2とから構成されている。
【0025】この実施例における着座部2はその下面に
一対の車輪10Aと少なくとも1本の伸縮自在な支持脚
6Bとがそれぞれ設けられており、前述の運搬車8とし
ての機能を備えている。この実施例では、着座部2はベ
ンチのシートとして機能すると共に、前述の運搬車の台
座部9としても機能し、そして、前述した運搬車の台座
部に係合して運搬車を保持するためのストッパ12は不
要であることに留意されたい。
【0026】本実施例における車輪10Aおよび支持脚
6Bの構造および着座部2に対する配設位置関係は前述
の実施例の運搬車8の場合と同様に構成され、また、車
輪10Aと傾斜路11との寸法関係および位置関係も前
述した運搬車の車輪と傾斜路との寸法関係および位置関
係と同様に構成される。これにより、着座部2を運搬車
として利用できるだけでなく、車輪10Aを傾斜路11
上で走行させることによって着座部2の取り付け、取り
外し並びに運搬車の収納を行うことができ、また、収納
保管中におけるタイヤの損耗を回避することができる。
【0027】上述した各実施例において、着座部2は単
なる平板状のシートの形状で示されて説明されたが、必
要ならば、図6に示すように、適当な背もたれ13を設
けることもできる。しかし、特に図5を参照して説明し
た実施例の場合、防災備蓄物や負傷者等の運搬時に背も
たれ13が障害とならないように、着脱自在に設けるの
が望ましい。
【0028】
【発明の効果】本発明によれば、ベンチの脚部を構成す
る収納庫1とベンチのシート部を構成する着座部2によ
りベンチを構成し、収納庫1の内部に防災備蓄物を収納
保管することができるため、公園や広場等に一般的に置
かれているベンチを防災備蓄物の収納保管用収納庫とし
て利用でき、用地の確保を容易に行うことができるもの
であり、しかもベンチの設置費用に少額上乗せすること
によって設置することができるため、防災備蓄物の収納
保管用収納庫をベンチと別体で設置する場合に比較して
非常に廉価に設置することのできるものである。
【0029】また、運搬車8または車輪付きの着座部2
を収納してあるため、災害発生時に防災備蓄物や負傷者
等を運搬したり、保守点検時に防災備蓄物を運搬するこ
とが簡便に行うことができ、また、傾斜路11上に車輪
10,10Aを走行させることによって簡単に容易に運
搬車8の出し入れ或いは車輪付きの着座部2の着脱を行
うことができるものである。更に、収納庫部1内に収納
保管されたときに車輪10,10Aと傾斜路11とが相
互に圧接していない関係に保たれることにより、使用時
にタイヤの空気抜けや変形等によって使用できなくなる
のを確実に防止することができるものである。加えて、
伸縮自在な支持脚6,6A,6Bを必要に応じて伸ばし
て固定することにより、運搬車8または車輪付きの着座
部2をテーブルや応急ベッドとして使用できるものであ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例による収納庫付きベンチを
示す斜視図で、着座部を取り外した状態を示す図であ
る。
【図2】図1に示す収納庫付きベンチの部分断面分解正
面図である。
【図3】本発明の第2実施例による収納庫付きベンチを
示す図2と同様な図である。
【図4】図3に示す運搬車をテーブルや応急ベッドやベ
ンチ等の台として使用している状態を示す図である。
【図5】本発明の第3実施例による収納庫付きベンチを
示す図2と同様な図である。
【図6】収納庫付きベンチの変形例を示す図で、図5に
示す収納庫付きベンチの場合における断面側面図であ
る。
【符号の説明】
1 収納庫部 2 着座部 3 相対的に長い側面部 4a,4b 相対的に短い側面部 5 底面部 6,6A,6B 支持脚 7 把手 8 運搬車 9 台座部 10,10A 車輪 11 傾斜路 12 ストッパ 13 背もたれ

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 公園や広場等に部分的に埋設されて設置
    される収納庫部と、該収納庫部の蓋となる着座部とから
    構成され、前記収納庫部は、相互に平行に離間して配置
    された一対の相対的に長い側面部と、該側面部と直角に
    かつ相互に平行に離間して配置された一対の相対的に短
    い側面部と、前記各側面部の下端縁間に展張された底面
    部とから構成された総体的に横長の箱状形状を有し、か
    つ、その内部に防災備蓄物を収納備蓄するための空間を
    有し、前記着座部は総体的に方形の平板形状を有し、前
    記上方を開放された箱形状の収納庫部の上面部に対応す
    る位置に着脱自在に設けられることを特徴とする収納庫
    付きベンチ。
  2. 【請求項2】 前記着座部の下面には、収納庫部から取
    り外された着座部をテーブルやベンチや応急ベッド等の
    台として使用するために、少なくとも3本の伸縮自在な
    支持脚が設けられていることを特徴とする請求項1記載
    の収納庫付きベンチ。
  3. 【請求項3】 前記着座部の下面には、着座部を収納庫
    部上に配置したときに収納庫部の相対的に長い側面部の
    内面と平行に隣接するように着座部の長手方向中間部位
    にそれぞれ装着された一対の車輪と、着座部の長手方向
    の一端側の部位に配設された少なくとも1本の伸縮自在
    な支持脚とを設けられており、前記収納庫部の一対の相
    対的に長い側面部の内面には、一方の相対的に短い側面
    部側の上端部位から下方かつ他方の相対的に短い側面部
    側へと延びる、前記着座部の車輪の走路を構成する一対
    の傾斜路がそれぞれ設けられていることを特徴とする請
    求項1記載の収納庫付きベンチ。
  4. 【請求項4】 前記傾斜路は、着座部を収納庫部上に配
    置したとき、着座部の車輪のタイヤを圧縮することのな
    いように形成されていることを特徴とする請求項2記載
    の収納庫付きベンチ。
  5. 【請求項5】 公園や広場等に部分的に埋設されて設置
    される収納庫部と、該収納庫部の蓋となる着座部と、前
    記収納庫部の内部に収納される運搬車とから構成され、
    前記収納庫部は、相互に平行に離間して配置された一対
    の相対的に長い側面部と、該側面部と直角にかつ相互に
    平行に離間して配置された一対の相対的に短い側面部
    と、前記各側面部の下端縁間に展張された底面部とから
    構成された総体的に横長の箱状形状を有し、かつ、その
    内部に防災備蓄物を収納備蓄するための空間を有し、前
    記着座部は総体的に方形の平板形状を有し、前記上方を
    開放された箱形状の収納庫部の上面部に対応する位置に
    着脱自在に設けられ、前記運搬車は収納庫部の内部に収
    納および取り出し自在に内包されるような寸法形状に形
    成されていることを特徴とする収納庫付きベンチ。
  6. 【請求項6】 前記運搬車は収納庫部の空間の平面形状
    に対して適当に小さな総体的に長方形の平板形状の台座
    部と、該台座部の長手方向中間部位の短手方向両側端部
    の近傍部位にそれぞれ設けられた一対の車輪と、台座部
    の長手方向の一端側の部位に配設された少なくとも1本
    の伸縮自在な支持脚とから構成され、前記収納庫部の一
    対の相対的に長い側面部の内面には、一方の相対的に短
    い側面部側の上端部位から下方かつ他方の相対的に短い
    側面部側へと延びる、運搬車の車輪の走路を構成する一
    対の傾斜路がそれぞれ設けられていることを特徴とする
    請求項5記載の収納庫付きベンチ。
  7. 【請求項7】 前記傾斜路は、運搬車を収納庫部内に収
    納したときに、運搬車の車輪のタイヤを圧縮することの
    ないように配置されていることを特徴とする請求項6記
    載の収納庫付きベンチ。
  8. 【請求項8】 前記収納庫部の前記他方の相対的に短い
    側面部および/または該側面部に近接する相対的に長い
    側面部の内面部位には、運搬車を収納庫部内に収納した
    ときに、運搬車の台座部の支持脚配設側に対向する長手
    方向の端部と係脱自在に係合することにより傾斜路と車
    輪のタイヤとが相互に圧接しない位置に運搬車を固定す
    るようにストッパが設けられていることを特徴とする請
    求項6または7記載の収納庫付きベンチ。
  9. 【請求項9】 前記伸縮自在な支持脚は、収納庫部内に
    収納されるときおよび防災備蓄物を運搬するとき、縮め
    られた位置に固定され、防災備蓄物を積み卸しするとき
    或いはテーブルや応急ベッドやベンチ等の台として使用
    されるとき、必要な長さだけ延ばした位置に固定される
    ことを特徴とする請求項2、3、4、6、7または8記
    載の収納庫付きベンチ。
JP4859698A 1998-02-16 1998-02-16 収納庫付きベンチ Pending JPH11225853A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2009112562A (ja) * 2007-11-07 2009-05-28 Fukei-Secolo Inc ベンチ
KR101402219B1 (ko) * 2012-08-01 2014-06-27 방현수 벤치형 제설함
JP2017132394A (ja) * 2016-01-28 2017-08-03 公益財団法人鉄道総合技術研究所 避難支援装置
JP2020137858A (ja) * 2019-02-28 2020-09-03 東リ株式会社 マット備蓄構造物及びマット備蓄ベンチ

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