JPH11225841A - 絵画用イ−ゼル - Google Patents

絵画用イ−ゼル

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JPH11225841A
JPH11225841A JP4627498A JP4627498A JPH11225841A JP H11225841 A JPH11225841 A JP H11225841A JP 4627498 A JP4627498 A JP 4627498A JP 4627498 A JP4627498 A JP 4627498A JP H11225841 A JPH11225841 A JP H11225841A
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JP
Japan
Prior art keywords
canvas
mounting body
fixed
easel
canvas mounting
Prior art date
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Pending
Application number
JP4627498A
Other languages
English (en)
Inventor
Akima Asakawa
秋馬 浅川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
BUNBOUDOU KK
Original Assignee
BUNBOUDOU KK
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Publication date
Application filed by BUNBOUDOU KK filed Critical BUNBOUDOU KK
Priority to JP4627498A priority Critical patent/JPH11225841A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】絵を描く人が、より自然な姿勢、あるいは自然
な筆使いで絵を描くことができるようにすることを目的
とする。 【解決手段】絵画用イ−ゼルにおいて、キャンバス8を
装着するキャンバス装着体3をイ−ゼル本体とは別体で
形成し、該キャンバス装着体3を回動自在かつ任意の位
置で固定可能に構成することで、キャンバス8をキャン
バス8が形成する平面内で回動可能とした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、絵を描くときにキ
ャンバスや画板を適当な位置に保持するための絵画用イ
−ゼルに関するものである。
【0002】
【従来の技術】絵画用のイ−ゼルは古くから存在し、単
にキャンバスを保持するだけの機能を有するシンプルな
ものから、キャンバスを装着する高さや前後方向の傾斜
の度合いを変更できるものまである。典型的なイ−ゼル
の構成について一例を挙げて説明すると、イ−ゼルは、
支持台と、該支持台に対して上下方向に移動調節自在に
設けた柱状部とからなり、該柱状部には長さ方向に所望
間隔を存して受台と押さえ部材とが長さ方向に位置調節
自在に設けてあり、該受台の上にキャンバスの下端側を
載置し、キャンバスの上端側を該押さえ部材で上方から
押さえることでキャンバスを固定するようにしている。
また、該柱状部は該支持台によって前後方向の傾動可能
に支持されている。
【0003】したがって、このようなイ−ゼルにおいて
は、絵を描く人にとって、都合がいいように、各自の好
みに合わせてキャンバスを設ける高さ、キャンバスの傾
きを選択決定することができ、快適かつ良好に絵を描く
ことができるようになっている。そして、従来、イ−ゼ
ルに要求される機能は、このような機能で十分であると
一般に考えられており、イ−ゼルの機能については長年
にわたって革新的な改良がなされることはなかった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、このような
従来のイ−ゼルの機能を踏まえた上で、全く異なる新規
な視点に基づいて創案されたものであって、絵を描く人
が、より自然な姿勢、あるいは自然な筆使いで絵を描く
ことができるようにすることを目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明が採用した技術手段は、絵画用イ−ゼルにおい
て、キャンバスを装着するキャンバス装着体をイ−ゼル
本体とは別体で形成し、該キャンバス装着体を回動自在
かつ任意の位置で固定可能に構成することで、キャンバ
スをキャンバスが形成する平面内で回動可能としたこと
を特徴とするものである。
【0006】本発明が採用した他の態様としては、支持
台と、該支持台に対して上下方向に摺動自在かつ任意の
位置で固定可能に設けた柱状部と、該柱状部に対して回
動自在かつ任意の位置で固定可能に設けたキャンバス装
着体とを有し、キャンバスを該柱状部に対して左右方向
に回動自在としたことを特徴とするものである。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明の好適な実施の形態につい
て図面に基づいて詳細に説明する。図1は本発明に係る
イ−ゼルにおいて、キャンバス装着体を取り外してなる
イ−ゼル本体の斜視図であって、イ−ゼル本体は支持台
1と、支持台1に対して上下方向に摺動自在かつ位置固
定可能に設けられた柱状部2とからなり、柱状部2に
は、図2、図4に示すように、柱状部2に対して回動自
在かつ位置固定可能にキャンバス装着体3が設けられる
ようになっている。
【0008】支持台1は、方形枠状の基台4と、左右の
後脚部5a、5bによって立姿状に支持された支持枠体
6とから構成される。基台4は、前後方向に延出する左
右の杆材4a、4bと、左右の杆材4a、4bの前後端
をその長さ方向に対して直交方向に連結する前後の杆材
4c、4dとから方形枠状に形成されている。支持枠体
6は、上下方向に延出する左右の前脚部6a、6bと、
前脚部6a、6bの上下端側を水平状に連結する上杆6
c、下杆6dと、上下方向に延出して上杆6cと下杆6
dの長さ方向中間部位を連結する中央杆6eとから構成
されている。
【0009】前脚部6a、6bの外側の長さ方向中央部
位から上方部位にかけて長さ方向に延出する長孔6fが
形成されており、後脚部5a、5bの上端が締付具7を
介して装着されるようになっている。前脚部6a、6b
の下端部は自由端であると共に、後脚部5a、5bの下
端は基台4の左右の杆材4a、4bに対して回動可能に
連結されており、後脚部5a、5bと前脚部6a、6b
との連結位置を長孔6f内で変更することで、支持枠体
6の前後方向の傾斜の度合いを調節可変としている。こ
のような傾斜調整自在の手段は公知であって、イ−ゼル
に保持されたキャンバスの前後方向の傾きを調節する手
段については実施の形態のものに限定されるものではな
い。
【0010】柱状部2は、上下方向に延出する中央柱2
aと、中央柱2aの下端に中央柱2aに対して直交する
ように設けた横桟2bとから逆T字状に形成されてお
り、横桟2bの左右両端には図示しない摺動突起が設け
てある。支持枠体6の前脚部6a、6bの対向する内側
の側部には上下方向に延出する案内溝6gが前脚部6
a、6bの長さ方向に延出して形成してあり、柱状部2
の横桟2bに設けた前記摺動突起が案内溝6g内を上下
方向に移動するようになっている。
【0011】支持枠体6の中央杆6eには上下方向に複
数の位置決め用係止孔6hが形成されており、所望の位
置決め係止孔を選択して、図示しない支承部材を係止孔
6hに挿通係止させることで、支承部材が柱状部2の横
桟2bの長さ方向中央部位の下端を支承するようにして
いる。こうすることで、柱状部2は上下方向に移動自在
かつ任意の位置で固定自在に支持台1に設けられる。柱
状部2を上下移動自在に設ける構成もまた公知であっ
て、柱状部2を上下移動自在かつ任意の位置で固定自在
とする手段は実施の形態のものに限定されるものではな
い。
【0012】図2あるいは図4に示すように、全体とし
て長尺状の形状を有するキャンバス装着体3は、柱状部
2に対して回動自在に装着されている。図3に示すよう
に、キャンバス装着体3は、平行状に上下に延出する左
右の杆材3a、3bと、杆材3a、3bの長さ方向中央
部位に位置して左右の杆材3a、3bを連結する方形の
板状体3cと、左右の杆材3a、3bの上下側にそれぞ
れ設けられ、杆材の長さ方向に移動かつ位置固定可能で
ある受台3d、押さえ部材3eとからなり、受台3dに
キャンバス8の下端を載置させると共に、押さえ部材3
eでキャンバス8の上端を押さえることでキャンバス8
を保持するようになっている。尚、受台3dおよび押さ
え部材3eには図示しない位置調節用つまみが設けてあ
り、受台3dおよび押さえ部材3eは左右の杆材3a、
3bの長さ方向に移動調節自在となっており、このよう
な位置調節の手段は公知である。
【0013】キャンバス装着体3の長さ方向中央部位に
設けた板状体3cの裏面側には方形平板状の金具9aが
螺子によって固着されており、金具9aの面部には複数
の凹凸部を有する円形状の環状凹凸部9cが形成されて
いる。一方、柱状部2の中央柱2aの上端には、図1に
示すように、方形の板状体2cが形成されており、板状
体2cには方形平板状の金具9bが螺子によって固着さ
れており、金具9bの面部には複数の凹凸部を有する円
形状の環状凹凸部9dが形成されている。
【0014】環状凹凸部9c、9dとは同寸法を有して
おり、両者が噛み合うことで柱状部2に対するキャンバ
ス装着体3の回動が規制されるようになっている。金具
9a、9bとは環状凹凸部9c、9d同士を対向させて
重合し、板状体2cの裏面側より螺進、螺退自在に設け
た図示しない締付具によって密着状態が維持されるよう
になっている。したがって、複数の凹凸部を選択して噛
み合わせて、締付具で固定することで、キャンバス装着
体3を左右に回動させた任意の位置で固定することがで
きる。キャンバス装着体3を回動させたい場合には、締
付具を緩めて、金具9a、9bの密着状態を解除し、締
付具の軸部を回動軸としてキャンバス装着体3を回動す
ればよい。このものでは、締付具の軸部がキャンバス装
着体3の回動軸を兼用しているが、もちろん、締付具と
は別体からなる回動軸を設けてもよい。
【0015】もっとも、キャンバス装着体3を回動自在
かつ任意の位置で固定自在に設ける手段は実施の形態に
示したものに限定されるものではなく、当業者によって
選択され得る他の手段であってもよい。また、キャンバ
ス装着体3の構成、形状についても実施の形態のものに
限定されるものではなく、要は、キャンバス8を保持す
る手段を有するものであれば他の構成、形状であっても
よい。
【0016】このように構成されたイ−ゼルの使用方法
について説明すると、まず、柱状部2の高さを調節する
ことでキャンバス8を装着する高さを調節すると共に、
基台1の前脚部6a、6b、後脚部5a、5bを調節す
ることで柱状部2、すなわちキャンバス装着体3の前後
方向の傾斜の度合いを調節する。そして、受台3dにキ
ャンバス8の下端を載置させると共に、押さえ部材3e
でキャンバス8の上端を押さえることでキャンバス8を
保持する。高さおよび前後方向の傾斜の調節はキャンバ
ス装着後に行ってもよい。この状態で、絵を描き始め
る。
【0017】一般に、絵を描く人は、立った姿勢あるい
は椅子等に座った姿勢で、当然ではあるが、キャンバス
8を正面から見ながら絵を描く。したがって、水平方向
および上下の鉛直方向を基準として対象物を描くが、上
下左右方向に対して斜め方向の線、曲線、あるいはその
他の変形した線等を描く場合には、感覚がつかみにく
く、このような線を描きずらい場合がある、さらに、人
間の腕、手首等の関節による制限から、筆を走らせずら
い場合があり、無理な姿勢で絵を描くとすると、手首、
腕、あるいは身体における疲労の原因となる畏れがあ
る。
【0018】このような場合に、締付具を螺退させて、
金具9a、9b同士の密着嵌合を解除し、キャンバス装
着体3を左右方向に回動させて所望の位置で再び締付具
によって金具9a、9bを密着させることで、キャンバ
ス8を左右方向に傾けた状態で保持することができ、よ
り自然な姿勢で絵を描くことができる。もちろん、どの
ような場合にキャンバス8を傾けることが有用であるか
については、描く絵の種類あるいは個人の好み等によっ
てケ−スバイケ−スではあるが、本発明がキャンバス8
を左右に傾けることを可能としたことによって、イ−ゼ
ルを用いて絵を描く場合における融通性が格段に増した
ことは疑いのないことである。
【0019】
【発明の効果】本発明は、絵画用イ−ゼルにおいて、キ
ャンバスを装着するキャンバス装着体をイ−ゼル本体と
は別体で形成し、該キャンバス装着体を回動自在かつ任
意の位置で固定可能に構成することで、キャンバスをキ
ャンバスが形成する平面内で回動可能としたことを特徴
とするものであるので、キャンバス自体を左右に傾けた
状態で保持して絵を描くという全く新しい視点を持つこ
とが可能となり、必要に応じてキャンバスを回動して傾
けて保持することで、より自然な姿勢で自然に筆を走ら
せて絵を描くことができ、従来のイ−ゼルに比べて融通
性があるイ−ゼルを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】キャンバス装着体を取り外した状態でのイ−ゼ
ルの斜視図であって、柱状部を上方に移動させた状態が
示されている。
【図2】本発明に係るイ−ゼルの全体正面図であって、
キャンバスは点線で示してある。尚、柱状部は最下位の
位置にあるものが示されている。
【図3】(a)はキャンバス装着体の正面図、(b)は
キャンバス装着体の裏面図である。
【図4】図2の状態からキャンバス装着体を右方向に回
動させた状態を示す図である。
【符号の説明】
1 支持台 2 柱状部 3 キャンバス装着体 8 キャンバス

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】絵画用イ−ゼルにおいて、キャンバスを装
    着するキャンバス装着体をイ−ゼル本体とは別体で形成
    し、該キャンバス装着体を回動自在かつ任意の位置で固
    定可能に構成することで、キャンバスをキャンバスが形
    成する平面内で回動可能としたことを特徴とする絵画用
    イ−ゼル。
  2. 【請求項2】支持台と、該支持台に対して上下方向に摺
    動自在かつ任意の位置で固定可能に設けた柱状部と、該
    柱状部に対して回動自在かつ任意の位置で固定可能に設
    けたキャンバス装着体とを有し、キャンバスを該柱状部
    に対して左右方向に回動自在としたことを特徴とする絵
    画用イ−ゼル。
  3. 【請求項3】前記キャンバス装着体には受台と押さえ部
    材とが対向して設けてあり、該受台と押さえ部材との間
    でキャンバスを挾持固定するに、該キャンバス装着体
    は、該受台と該押さえ部材との間の中間部位を中心とし
    て回動することを特徴とする請求項1、2いずれかに記
    載の絵画用イ−ゼル。
JP4627498A 1998-02-12 1998-02-12 絵画用イ−ゼル Pending JPH11225841A (ja)

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JP4627498A JPH11225841A (ja) 1998-02-12 1998-02-12 絵画用イ−ゼル

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JP4627498A JPH11225841A (ja) 1998-02-12 1998-02-12 絵画用イ−ゼル

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JP4627498A Pending JPH11225841A (ja) 1998-02-12 1998-02-12 絵画用イ−ゼル

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JP (1) JPH11225841A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB2384174A (en) * 2001-12-12 2003-07-23 Ronald Freeman Rotating Easel
US6889952B2 (en) 2001-11-02 2005-05-10 Boone International, Inc. Multi-position presentation easel
JP2014104039A (ja) * 2012-11-26 2014-06-09 Yasuo Mori 書見台

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6889952B2 (en) 2001-11-02 2005-05-10 Boone International, Inc. Multi-position presentation easel
GB2384174A (en) * 2001-12-12 2003-07-23 Ronald Freeman Rotating Easel
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