JPH11225606A - 生鳥捕獲・籠詰め装置 - Google Patents

生鳥捕獲・籠詰め装置

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JPH11225606A
JPH11225606A JP7116398A JP7116398A JPH11225606A JP H11225606 A JPH11225606 A JP H11225606A JP 7116398 A JP7116398 A JP 7116398A JP 7116398 A JP7116398 A JP 7116398A JP H11225606 A JPH11225606 A JP H11225606A
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JP
Japan
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belt conveyor
live
birds
bird
frame
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JP7116398A
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English (en)
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Makoto Nakayama
誠 中山
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 人手で生鳥を集鳥部に位置する第1ベルトコ
ンベヤー上に追い込むだけで捕獲し、羽数をカウントし
て規定羽数の生鳥を空籠に詰め込む。さらに生鳥を詰め
終えた籠を排出しながら蓋締めをし、次の空籠を供給す
る。 【解決手段】 第1ベルトコンベヤーに仕切りパネル材
4と、第2ベルトコンベヤー枠体左右方、下部にフレー
ム部材11及び照明器具27を設置、さらに排出口手前
にリミットスイッチ12を設置する。第3ベルトコンベ
ヤーの進行方向途中に蓋締め用部材17、リミットスイ
ッチ13a、14a及び14aと同位置にストッパー部
材15aを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明に属する技術分野】本発明は、第2ベルトコンベ
ヤー枠体上部に照明器具を設け、集鳥を促す方法と鶏舎
内の生鳥をベルトコンベヤーの駆動による捕獲方法、空
籠に規定数量の生鳥を空籠に詰め込む方法及び、詰め込
んだ籠蓋を締める方法に関する装置。
【0002】
【従来の技術】鶏舎内の生鳥を捕獲する作業は人手によ
り1羽ずつ捕まえていたが、近年真空吸引式捕鳥装置、
ブラシ状のアームを備える回転ドラム式捕鳥機械が導入
されている。又ベルトコンベヤー上に追い込んだ生鳥を
作業者がベルトコンベヤー上の生鳥を人手で1羽ずつ空
籠に詰め込む機械が利用されている。(例えば、特会開
平6−135556)
【0003】
【発明が解決しようとする課題】現在利用されている捕
鳥機は、複雑で現場組立運搬等に時間がかかり、又日本
の狭い鶏舎内で利用するには大型すぎて十分利用できな
く捕鳥、籠詰めの自動化がなされていない為作業人員を
削減することもできない。又機種によつては生鳥が圧死
するなどの問題も多い。さらに価格面においても高価な
為に全国的にもほとんど普及はされてはいない。いずれ
も最終的には生鳥を1箇所に集め、又はベルトコンベヤ
ー上の生鳥を人手で1羽ずつ空籠に詰め込む。本発明
は、上記問題を解決する簡単な構造で運搬など非常に容
易にでき人手により生鳥を捕獲、籠詰めする際作業者に
糞が付着するなど不快な作業の為、人手により生鳥を捕
獲、籠詰めする事がないように自動的に捕獲、規定数量
の生鳥を感知し籠詰めする装置で労力の軽減と作業者の
削減につながり、しいては安価に提供できる事を目的と
する生鳥捕獲・籠詰め装置を提供する。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成する為本
発明においては、集鳥部イ−1にある第1ベルトコンベ
ヤー1a、1bに生鳥を追い込むだけで当ベルトコンベ
ヤーの進行方向の先に設けた流線形の仕切りパネル板材
が生鳥の移送道を遮断することにり、傾斜状の第2ベル
トコンベヤー2a、2bに移送される。第2ベルトコン
ベヤー上の枠体の左右下方にフレーム部材11を設け、
生鳥の移送道である足元部分のみ狭くすることにより1
羽ずつしか移送されない。この状態で傾斜状の第2ベル
トコンベヤー2a、2bの先端の排出口手前に設置した
リミットスイッチが生鳥の足元に触れ所定羽数をカウン
トし排出口直下にある空籠に規定数量の生鳥を落とし入
れる。空籠に規定数量の生鳥を落とし入れたら第1、第
2ベルトコンベヤーは停止、生鳥を詰めた籠の下部に位
置する第3ベルトコンベヤー3a、3bが作動し生鳥の
詰まつた籠の蓋を蓋締め用部材に接触させ蓋締めさせる
と同時に、次の空籠を排出口直下まで供給する。空籠を
排出口直下まで供給すると同時に再び第1、2ベルトコ
ンベヤーが作動しだす。この作動を繰り返し行うことを
目的とする装置。従って作業者が生鳥に触れることなく
自動的に、規定羽数の生鳥を籠詰めする事から作業者の
手作業による捕鳥、籠詰めの作業分野を省き労力の軽減
はもとより、1現場あたりの作業者数の削減にもつなが
る。
【0005】
【発明の実施の形態】本発明の実施例に係る生鳥捕獲、
籠詰め装置を図1から図5に基づき説明する。1a、1
bを第1ベルトコンベヤー、1a、2a、3aの流れを
第1ラインとし1b、2b、3bの流れを第2ラインと
して以下生鳥捕獲・籠詰め装置を詳述する。
【0006】図1、2、3、4、より生鳥捕獲、籠詰め
装置は、矢印aで生鳥の移送方向が後方を向く。下端が
地面の近傍に位置するベルトコンベヤー1a、1bを備
える。ベルトコンベヤー1a、1bは集鳥部にあたる
為、横幅を広くしてある。ベルトコンベヤー1a、1b
は進行方向途中より末端まで仕切パネル4を備える。仕
切パネル材4の仕切始め部位より平行してベルトコンベ
ヤー2a、2bをそれぞれ備える。ベルトコンベヤー2
a、2bは移送方向に対し始まり部分は図示された1
a、1bの上部に備える仕切パネル材の長さと同じ程度
の長さで平行にとつてあり下方が地面近傍に位置する。
その先は進行方向に対しキャスター付き架台上に上方途
中まで傾斜をつけてあり、それから排出口20まで水平
にしてある。この部位はベルトコンベヤー上方に枠体1
9を備え、その枠体の左右方下部に傾斜の始まり途中よ
り排出口20までフレーム部材11を備える。
【0007】ベルトコンベヤー2a、2bの先には、枠
体の先端に位置する排出口20を備え、その下部には架
台上に設置した空籠供給ベルトコンベヤー3a、3bが
それぞれ備わる。ベルトコンベヤー3a、3bの矢印e
の移送方向に対し排出口20下方右側に生鳥を詰め終え
た籠の蓋から生鳥が逃げださないようにカバー材24と
生鳥を詰め終えた籠の蓋を自動で締められるように3
a、3bのベルトコンベヤー側面脇に蓋締め用部材17
を備える。
【0008】生鳥捕獲・籠詰め装置を鶏舎内の入り口付
近に図4のように搬入、設置する。カーテン部分7の両
端より生鳥を集鳥部に集めやすいように、又作業スペー
ス、ロの箇所に生鳥が逃げ込まないように簡易のカーテ
ン材等で適当な高さまで仕切をする。コントロールパネ
ルより電源のスイッチを入れると図示しないモーターの
駆動によりベルトコンベヤー1a、2a、3aは第1ラ
インとして作動し、ベルトコンベヤー1b、2b、3b
は第2ラインとして作動する。集鳥スペース、イ−1に
人手により生鳥を追い込む。又生鳥が明るい方に寄って
くる習性から、補助的に27の照明器具を設置すること
によりさらに追い込み易いようにした。このスペース内
にある5のスロープ材とベルトコンベヤー1a、1bに
追い込まれた生鳥は逃げ道がないために必然的に矢印a
の方向に移送される。次に矢印aの方向に移送されると
流線形の仕切パネル部材4の遮断により矢印bから矢印
cの方向へ移送される。仕切パネル部材4は進行方向に
対して流線形で且つ、ベルトコンベヤー1a、1bの速
度は、かなり遅い速さなので生鳥が仕切パネル部材4の
箇所に押し詰まり圧死するようなことはない。ベルトコ
ンベヤー1aと2aは1aより2a方が下方に位置し、
カバー部材23を備えることにより生鳥が1aから2a
のベルトコンベヤーに移送される際、足又は爪等が1a
と2aのベルトコンベヤーの継ぎ目部分に挟まり順次移
送される生鳥が集積し圧死するようなことはない。追い
込んだ生鳥がベルトコンベヤー1a、1bに大量により
集まつている時と、まばらにいる時はベルトコンベヤー
の速度をコントロールパネル18又は、追い込む作業員
が集鳥スペース前方までコードで延びた1aと2aのベ
ルトコンベヤーの速度調整用の手持ち用コントロールス
イッチ25で調整するようにする。この構造にする事
で、大量により集まつている時は速度を遅くする事によ
り圧死を防止し、まばらにいる時は速度を速くする事に
より作業の能率が図れる。但しベルトコンベヤー1aと
1bの速度の上限は生鳥の圧死を十分防止できる範囲内
で予め備える。
【0009】以下第1ラインと第2ラインはそれぞれ独
立したラインであり、同一構造なので第1ラインの方で
説明する。2aより移送されてきた生鳥は排出口20の
手前のベルトコンベヤー先端の枠体右側下方に設置した
リミットスイッチ12がそこを通過する生鳥の足元に触
れ、予めコントロールパネルで規定の羽数をカウントす
るようセットすることにより規定羽数を感知すると同時
にベルトコンベヤー1a、2aが停止する。すでにその
時には排出口20の直下にある空籠には、規定羽数の生
鳥がベルトコンベヤー2aより落とし込まれ生鳥の籠詰
め作業は終了する。生鳥がベルトコンベヤー2aより空
籠に落とし込む際、排出口20と空籠26a底面の間に
生鳥が積み重なり圧死しないかと懸念されるが、生鳥の
体に触れたらその場より逃げ何らかの物の片隅にしゃが
み込む習性がある為、この部分に生鳥が重なり圧死する
ような事はない。
【0010】規定羽数の生鳥の籠詰め作業が終了して満
杯になつた排出口20直下の籠はリミットスイッチ12
の感知により、前述したように同時にベルトコンベヤー
1a、2aが停止するがそれと2ないし3秒、間をおい
て籠の供給、排出用のベルトコンベヤー3aが矢印eの
方へ作動する。籠は蓋が蝶番式に120度程開く構造に
なつている為生鳥を規定量詰め込まれた籠26aはベル
トコンベヤー3aの側面に蓋締め用部材17を備える事
により、籠がこの部分を通過すると同時に蓋28が蓋締
め用部材17に進行方向に添って接触、必然的に蓋を締
める構造にする事により籠から生鳥が逃げ出さないよう
にした。さらに蓋が締まりきるまで生鳥が逃げ出さない
ように排出口右下方にカバー材24を備えた。但し籠蓋
のロックは最終的には人手により行う。
【0011】蓋締めを終えた籠はベルトコンベヤー3a
に設置したリミットスイッチ13aが進行方向途中の籠
の先端で感知する。感知と同時にストッパー部材15a
で遮断し次に供給される空籠がそれより先に行かないよ
うにする。空籠が供給されるとストッパー部材15aと
同位置に設置したリミットスイッチ14aが作動しベル
トコンベヤー3aは停止、同時にストッパー部材15a
も退避位置に復帰する。さらに同時にベルトコンベヤー
1a、2aが作動を始め再び捕獲、籠詰めを行う。
【0012】
【発明の効果】以上の説明より、集鳥部に位置する第1
ベルトコンベヤーに流線形の仕切りパネル板材と第2ベ
ルトコンベヤーの上部の枠体左右下部にフレーム部材を
備える事により第1ベルトコンベヤーで捕獲した生鳥を
第2ベルトコンベヤーに移送、1列に1羽ずつ移送し規
定羽数をカウントする構造のリミットスイッチで感知、
排出口直下の空籠に規定羽数の生鳥を詰め込む。詰め込
んだ籠は第3ベルトコンベヤーの作動により、その側面
に備える蓋締め用部材が開いた蓋部に接触し蓋が締ま
り、さらに次の空籠を排出口直下まで移送すると第3ベ
ルトコンベヤーが停止、同時に第1、第2ベルトコンベ
ヤーが作動し生鳥を捕獲、籠詰めを行うことのできる装
置で一連の制御は、コントロールパネルにて行う。但
し、第1ベルトコンベヤーの速さの調整は外部コードで
延長したコントロールスイツチでもできるようにした構
造なので、人手で集鳥部位に生鳥を追い込むだけで確実
に生鳥を捕獲、籠詰めする。
【図面の簡単な説明】
【図1】発明にかかる生鳥捕獲・籠詰め装置の斜視図
【図2】生鳥捕獲・籠詰め装置の平面図
【図3】生鳥捕獲・籠詰め装置の側面図
【図4】実施例にかかる生鳥捕獲・籠詰め装置の構成を
示す平面図
【図5】第2ベルトコンベヤー、枠体、リミットスイッ
チを含む箇所の断面図
【符号の説明】
1a 第1ライン、第1ベルトコンベヤー 1b 第2ライン、第1ベルトコンベヤー 2a 第1ライン、第2ベルトコンベヤー 2b 第2ライン、第2ベルトコンベヤー 3a 第1ライン、第3ベルトコンベヤー 2b 第2ライン、第3ベルトコンベヤー 4 仕切りパネル材 5 スロープ材 6 カーテン枠材 7 カーテン 8 キャスター 9 架台 10 本体架台 11 フレーム部材 12、13a、14a リミットスイッチ 15a ストッパー部材 16 ベルトコンベヤー枠材 17 籠蓋締め用部材 18 コントロールパネル 19 ベルトコンベヤー枠体 20 排出口 21 簡易カーテン 22 鶏舎 23、24 カバー部材 25 1a、1bのベルトコンベヤーの外部コントロー
ルスイッチ 26a 籠 26b 生鳥を詰め終え排出された籠 27 照明器具 28 籠蓋 イ 捕鳥にかかる生鳥のいるスペース ロ 作業スペース イ−1 集鳥部(生鳥を追い込み集める箇所) 29 生鳥

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 集鳥部に位置する第1ベルトコンベヤー
    に流線形仕切パネル材を設ける事で進行方向を遮断し、
    生鳥を傾斜状の枠体付きの第2ベルトコンベヤー上に移
    送する生鳥捕獲・籠詰め装置。
  2. 【請求項2】 傾斜状の枠体始まり部分上部に集鳥作用
    を促進させる為に明るさの調整のできる照明器具(2
    7)を設けた生鳥捕獲・籠詰め装置。
  3. 【請求項3】 第2ベルトコンベヤー上の枠体下部にフ
    レーム部材(11)を設け1列、1羽以上の生鳥がコン
    ベヤー上を通り抜けできないようにする生鳥捕獲・籠詰
    め装置。
  4. 【請求項4】 傾斜状の第2ベルトコンベヤー上の枠体
    の排出口手前に設置したリミットスイッチ(12)によ
    り、規定数の生鳥を排出口下部のベルトコンベヤー上の
    空籠(26a)に詰め込む生鳥捕獲・籠詰め装置。
  5. 【請求項5】 第3ベルトコンベヤーの作動により、進
    行方向途中の蓋閉め用部材(17)に接触させ蓋締めで
    きる生鳥捕獲・籠詰め装置。
JP7116398A 1998-02-12 1998-02-12 生鳥捕獲・籠詰め装置 Pending JPH11225606A (ja)

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JP7116398A JPH11225606A (ja) 1998-02-12 1998-02-12 生鳥捕獲・籠詰め装置

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JP7116398A JPH11225606A (ja) 1998-02-12 1998-02-12 生鳥捕獲・籠詰め装置

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JPH11225606A true JPH11225606A (ja) 1999-08-24

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JP7116398A Pending JPH11225606A (ja) 1998-02-12 1998-02-12 生鳥捕獲・籠詰め装置

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JP (1) JPH11225606A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN105532510A (zh) * 2014-10-29 2016-05-04 无锡考特威星机械有限公司 捕禽车
JP2021141823A (ja) * 2020-03-10 2021-09-24 タカキ製作所株式会社 捕鶏機

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN105532510A (zh) * 2014-10-29 2016-05-04 无锡考特威星机械有限公司 捕禽车
JP2021141823A (ja) * 2020-03-10 2021-09-24 タカキ製作所株式会社 捕鶏機

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