JPH1122555A - 一液推進方法および一液推進装置 - Google Patents
一液推進方法および一液推進装置Info
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- JPH1122555A JPH1122555A JP17465397A JP17465397A JPH1122555A JP H1122555 A JPH1122555 A JP H1122555A JP 17465397 A JP17465397 A JP 17465397A JP 17465397 A JP17465397 A JP 17465397A JP H1122555 A JPH1122555 A JP H1122555A
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Abstract
も従来のヒドラジンに劣らない比推力を得ることができ
る一液推進装置を提供する。 【解決手段】 少なくともヒドロキシルアンモニウムナ
イトレートと燃料を含む混合液からなる一液推進薬5P
を収容する推進薬収容部5と、混合液のうち触媒層側分
岐配管8Cを流れる一部の混合液を分解して高温ガスを
発生させる触媒層7Cと、混合液のうち噴射器側分岐配
管8Jを流れる残部の混合液を噴射する噴射器7Jと、
噴射された混合液を高温ガスにより点火燃焼させてノズ
ル部7Nを介して推力を得る燃焼空間7Bをそなえた一
液推進装置1。
Description
途、例えば、ロケットの姿勢制御用エンジン(スラスタ
ー等)の推力発生源として利用される一液推進方法およ
び一液推進装置に関するものである。
用いられるが、この液体推進薬は、大別して、一液推進
薬と二液推進薬に分けることができる。
では安定で、触媒あるいは加熱・加圧などにより反応し
て高温ガスを発生する単一物資または混合物の液体であ
る。また、二液推進薬は、液体の燃料と液体の酸化剤を
別々に供給して反応を生じさせることにより推力を得る
ことができるようにしたものである。
装置の基本構造を例示するものであって、この一液推進
装置21は、He,Neなどの加圧用ガスを貯える気蓄
器22と、調圧弁(レギュレータ)23と、遮断弁24
と、過酸化水素水(H2O2)やヒドラジン(N
2H4)などの一液推進薬25Pを収容する推進薬収容
部25と、一液推進薬25Pの供給量を調整する推薬弁
26と、スラスター27とを配管28により接続し、ス
ラスター27の前側部分に触媒層27Cをそなえている
と共に後側部分にノズル部27Nを形成し、中間の空胴
部分が燃焼空間27Bとなっている構造をなすものであ
る。
び遮断弁24の開度を調整することによって気蓄器22
内のガス圧力を推進薬収容部25内の一液推進薬25P
に加え、推薬弁26の開度を調整することによって、ス
ラスター27の触媒層27Cに一液推進薬25Pを送給
する。
ることにより分解され、例えば、一液推進薬25Pがヒ
ドラジン(N2H4)である場合にはNH3,N2,H
2などに分解されてこれらの混合ガスとなり、この際発
熱することにより生成される高温ガスがノズル部27N
より出ることによって推力を発生する。
ナのごとき多孔質の触媒担体にイリジウム(Ir)など
を付着させたものが用いられ、分解を促進させるために
燃料を電気的に加熱して用いることもありうる。
場合において、一液推進薬として過酸化水素水(H2O
2)を用いるときには、比推力が140〜160s程度
と低いため、これよりも大きい200〜230s程度の
比推力を得ることができるヒドラジン(N2H4)が多
く使用されているが、このヒドラジンは毒性が強く、取
り扱い時には防護服等で身を固める必要があって、取り
扱い性が良くないと共に、値段も高いという問題点があ
ったことから、このような問題点を解消し、取り扱い性
が良くしかもある程度の比推力を得ることができ、低コ
ストのものとすることが可能である一液推進方法および
一液推進装置の開発が望まれているという課題があっ
た。
がみてなされたものであって、従来のヒドラジンに比べ
て毒性が少なく蒸気が爆発するおそれもなく取り扱い性
が良好でありしかも有毒なヒドラジンに劣らない大きな
比推力を得ることが可能であり、さらにはコストのより
一層の低減をはかることも可能である一液推進方法およ
び一液推進装置を提供することを目的としている。
方法は、請求項1に記載しているように、一液推進薬に
より推力を得るに際し、一液推進薬として少なくともヒ
ドロキシルアンモニウムナイトレート(NH3(OH)
NO3)と燃料を含む混合液を用い、混合液のうち一部
を触媒により分解して高温ガスを発生させると共に、混
合液のうち残部を燃焼空間内に直接噴射し、直接噴射し
た混合液を燃焼空間内で高温ガスにより点火燃焼させて
推力を得るようにしたことを特徴としている。
施態様においては、請求項2に記載しているように、一
液推進薬としてヒドロキシルアンモニウムナイトレート
と水と燃料の混合液を用いることができる。
施態様においては、請求項3に記載しているように、燃
料としてトリエタノールアンモニウムナイトレート(T
EAN)を用いることができ、あるいは、請求項4に記
載しているように、燃料として炭化水素系(C/H系)
燃料を用いることができる。
施態様においては、請求項5に記載しているように、混
合液のうち、10〜30重量%を触媒により分解して高
温ガスを発生させると共に、70〜90重量%を燃焼空
間内に直接噴射するようになすことができる。
に記載しているように、少なくともヒドロキシルアンモ
ニウムナイトレート(NH3(OH)NO3)と燃料を
含む混合液からなる一液推進薬を収容する推進薬収容部
と、混合液のうち一部を分解して高温ガスを発生させる
触媒層と、混合液のうち残部を噴射する噴射器と、噴射
された混合液を高温ガスにより点火燃焼させて推力を得
る燃焼空間をそなえた構成としたことを特徴としてい
る。
施態様においては、請求項7に記載しているように、一
液推進薬はヒドロキシルアンモニウムナイトレートと水
と燃料の混合液からなるものとすることができる。
施態様においては、請求項8に記載しているように、触
媒層は混合液のうち10〜30重量%を分解して高温ガ
スを発生させると共に、噴射器は混合液のうち70〜9
0重量%を燃焼空間内に直接噴射するものとすることが
できる。
進装置において、一液推進薬としては、上記したよう
に、少なくともヒドロキシルアンモニウムナイトレート
と燃料を含む混合液が使用される。
トレート(硝酸ヒドロキシルアンモニウム;NH3(O
H)NO3)は、低温では白色針状晶をなすものである
が、潮解性がきわめて強い性質を有するものであるた
め、常温では水を含むシロップ状になるものであり、酸
化能力も大きいもの(酸素バランスは約33.33%)
である。
イトレート単体では比推力は140s程度,火炎温度は
1100K程度(50atm,最適開口比)であるが、
酸素を発生することからこれに燃料を添加することによ
って比推力および火炎温度はかなり上昇するものとな
る。
モニウムナイトレート(TEAN)を用いることがで
き、あるいは、アルコールおよび水等と溶解しやすい炭
化水素系(C/H系)燃料およびヒドロキシルアンモニ
ウムナイトレートを混合したときに液状を保ちうる炭化
水素系(C/H系)燃料(炭化水素系(C/H系)でも
ヒドロキシルアンモニウムナイトレート(HAN)と混
合して液体状を保つものには、例えば、ポリウレタン等
のポリマーがある。)を用いることができ、適宜水を添
加したものを用いることができる。
ち一部を触媒により分解して高温ガスを発生させると共
に、混合液の残部を燃焼空間内に直接噴射する。
生させる触媒としては、Pt,Pdなどを用いることが
でき、ヒドロキシルアンモニウムナイトレートを下記式
により分解して熱を発生し高温のガスとなる。
を発生する混合液量は、10〜30重量%とすることが
より望ましく、燃焼空間へ直接噴射する混合液量は、7
0〜90重量%とすることがより望ましい。
が10重量%未満、直接噴射する混合液量が90重量%
超過であると、発生する高温ガス量が少なくなって直接
噴射する混合液への着火性が低下する傾向となり、反対
に、触媒により分解される混合液量が30重量%超過、
直接噴射する混合液量が70重量%未満であると、性能
が低下する傾向となる。
進薬により推力を得るに際し、一液推進薬としてヒドロ
キシルアンモニウムナイトレートと燃料を含む混合液を
用い、混合液のうち一部を触媒により分解して高温ガス
を発生させると共に、混合液のうち残部を燃焼空間内に
直接噴射し、直接噴射した混合液を燃焼空間内で高温ガ
スにより点火燃焼させて推力を得るようにしたから、従
来のヒドラジンに比べて毒性が少なく蒸気が爆発するお
それもなく取り扱い性が良好でありしかも有毒なヒドラ
ジンに劣らない大きな比推力を得ることが可能であり、
さらにはコストのより一層の低減を実現することが可能
であるという著しく優れた効果がもたらされる。
一液推進薬としてヒドロキシルアンモニウムナイトレー
トと水と燃料の混合液を用いるようになすことによっ
て、潮解性の強いヒドロキシルアンモニウムナイトレー
トの特質を有効に活用することが可能であるという著し
く優れた効果がもたらされる。
料としてトリエタノールアンモニウムナイトレートを用
いる(例えば、ヒドロキシルアンモニウムナイトレート
55〜75重量%、トリエタノールアンモニウムナイト
レート5〜25重量%、水10〜25重量%)ことによ
って、燃焼効率が良好な一液推進薬とすることが可能で
あるという著しく優れた効果がもたらされる。
燃料として炭化水素系燃料を用いることによって、取り
扱い性の良い低コストの一液推進薬とすることが可能で
あるという著しく優れた効果がもたらされる。
に、混合液のうち、10〜30重量%を触媒により分解
して高温ガスを発生させると共に、70〜90重量%を
燃焼空間内に直接噴射するようになすことによって、燃
焼空間内で混合液を良好に分解燃焼させることが可能で
あり、従来に比べて触媒層を通過させる液量を少なくす
ることによって、混合液の停止がより鋭敏なものとな
り、応答性をより一層向上させることが可能であるとい
う著しく優れた効果がもたらされる。
シルアンモニウムナイトレート(NH3(OH)N
O3)と燃料を含む混合液からなる一液推進薬を収容す
る推進薬収容部と、混合液のうち一部を分解して高温ガ
スを発生させる触媒層と、混合液のうち残部を噴射する
噴射器と、噴射された混合液を高温ガスにより点火燃焼
させて推力を得る燃焼空間をそなえた構成としたから、
従来のヒドラジンに比べて毒性が少なく蒸気が爆発する
おそれもなく取り扱い性が良好でありしかも有毒なヒド
ラジンを用いた場合に劣らない大きな比推力を発生する
一液推進装置を低コストで提供することが可能であると
いう著しく優れた効果がもたらされる。
一液推進薬はヒドロキシルアンモニウムナイトレートと
水と燃料の混合液からなるものとすることによって、潮
解性の強いヒドロキシルアンモニウムナイトレートの特
性を有効に活用することが可能であるという著しく優れ
た効果がもたらされる。
媒層は混合液のうち10〜30重量%を分解して高温ガ
スを発生させると共に、噴射器は混合液のうち70〜9
0重量%を燃焼空間内に直接噴射するようになすことに
よって、燃焼空間内で混合液を良好に分解燃焼させるこ
とが可能であり、従来に比べて触媒層を通過させる液量
を少なくすることによって、混合液の停止をより一層鋭
敏なものとすることが可能となり、応答性をより一層向
上させた一液推進装置とすることが可能になるという著
しく優れた効果がもたらされる。
液推進装置の実施例について述べるが、本発明はこのよ
うな実施例にのみ限定されないことはいうまでもない。
るための一液推進装置の基本構造を例示するものであっ
て、この一液推進装置1は、He,Neなどの加圧用ガ
スを貯える気蓄器2と、調圧弁(レギュレータ)3と、
遮断弁4と、この実施例ではヒドロキシルアンモニウム
ナイトレート66重量%と水18重量%とトリエタノー
ルアンモニウムナイトレート16重量%の混合比をもつ
混合液からなる一液推進薬5Pを収容する推進薬収容部
5と、一液推進薬5Pの供給量を調整する推薬弁6と、
スラスター7とを配管8により接続し、スラスター7の
前側部分の中央には途中に分岐量調整弁8Aを設けた触
媒層側分岐配管8Cと接続した触媒層7Cをそなえてい
ると共に、触媒層7Cの外側には途中に分岐量調整弁8
Bを設けた噴射器側分岐配管8Jと接続した噴射器7J
をそなえ、スラスター7の後側部分にノズル部7Nを形
成し、中間の空胴部分が燃焼空間7Bとなっている構造
をなすものである。
遮断弁4の開度を調整することによって気蓄器2内のガ
ス圧力を推進薬収容部5内の一液推進薬5Pに加え、推
薬弁6の開度を調整することによって、一液推進薬5P
の全体送給量を制御すると共に分岐量調整弁8A,8B
の開度を調整することによって、触媒層7Cに流れる混
合液量と噴射器7Jから噴射される混合液量を調整し、
この実施例では混合液の15重量%が触媒層7Cに流
れ、かつ85重量%が噴射器7Jから噴射されるように
した。
液推進薬5Pは触媒層7Cを通過することにより分解さ
れ、 となって高温のガスとなり、燃焼空間7Bに送給され
る。
推進薬5Pは噴射器7Jによって燃焼空間7Bの内部に
直接噴射され、前記触媒層7Cで分解されて生じた高温
のガスにより点火されて分解燃焼し、この高温の燃焼ガ
スがノズル部7Nより出ることによって推力を発生する
こととなり、この実施例では最大250sの比進力と最
高3000Kの火炎温度(50atm,最適開口比)を
達成することが可能であった。
液推進装置の実施例を示す基本構成説明図である。
明図である。
Claims (8)
- 【請求項1】 一液推進薬により推力を得るに際し、一
液推進薬としてヒドロキシルアンモニウムナイトレート
と燃料を含む混合液を用い、混合液のうち一部を触媒に
より分解して高温ガスを発生させると共に、混合液のう
ち残部を燃焼空間内に直接噴射し、直接噴射した混合液
を燃焼空間内で高温ガスにより点火燃焼させて推力を得
ることを特徴とする一液推進方法。 - 【請求項2】 一液推進薬としてヒドロキシルアンモニ
ウムナイトレートと水と燃料の混合液を用いる請求項1
に記載の一液推進方法。 - 【請求項3】 燃料としてトリエタノールアンモニウム
ナイトレートを用いる請求項1または2に記載の一液推
進方法。 - 【請求項4】 燃料として炭化水素系燃料を用いる請求
項1または2に記載の一液推進方法。 - 【請求項5】 混合液のうち、10〜30重量%を触媒
により分解して高温ガスを発生させると共に、70〜9
0重量%を燃焼空間内に直接噴射する請求項1ないし4
のいずれかに記載の一液推進方法。 - 【請求項6】 ヒドロキシルアンモニウムナイトレート
と燃料を含む混合液からなる一液推進薬を収容する推進
薬収容部と、混合液のうち一部を分解して高温ガスを発
生させる触媒層と、混合液のうち残部を噴射する噴射器
と、噴射された混合液を高温ガスにより点火燃焼させて
推力を得る燃焼空間をそなえたことを特徴とする一液推
進装置。 - 【請求項7】 一液推進薬はヒドロキシルアンモニウム
ナイトレートと水と燃料の混合液からなる請求項6に記
載の一液推進装置。 - 【請求項8】 触媒層は混合液のうち10〜30重量%
を分解して高温ガスを発生させると共に、噴射器は混合
液のうち70〜90重量%を燃焼空間内に直接噴射する
請求項6に記載の一液推進装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17465397A JP3884127B2 (ja) | 1997-06-30 | 1997-06-30 | 一液推進方法および一液推進装置 |
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17465397A JP3884127B2 (ja) | 1997-06-30 | 1997-06-30 | 一液推進方法および一液推進装置 |
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Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1122555A true JPH1122555A (ja) | 1999-01-26 |
JP3884127B2 JP3884127B2 (ja) | 2007-02-21 |
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Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP17465397A Expired - Fee Related JP3884127B2 (ja) | 1997-06-30 | 1997-06-30 | 一液推進方法および一液推進装置 |
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JP (1) | JP3884127B2 (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002537218A (ja) * | 1999-02-26 | 2002-11-05 | スヴェンスカ・リュムドアクチェボラーゲト | ジニトラミド系液体モノ推進剤 |
JP2004268640A (ja) * | 2003-03-05 | 2004-09-30 | Toyota Motor Corp | 小型飛行装置 |
JP2009085155A (ja) * | 2007-10-02 | 2009-04-23 | Ihi Aerospace Co Ltd | 2液スラスタ |
KR100973581B1 (ko) | 2007-09-10 | 2010-08-02 | 한국기계연구원 | 일원추진제를 이용한 공압발생장치 |
JP2012046390A (ja) * | 2010-08-27 | 2012-03-08 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | スラスタ用推薬 |
CN103541832A (zh) * | 2013-09-30 | 2014-01-29 | 中国人民解放军国防科学技术大学 | 一种发动机燃料供应系统 |
-
1997
- 1997-06-30 JP JP17465397A patent/JP3884127B2/ja not_active Expired - Fee Related
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