JPH11225450A - 補助電源装置 - Google Patents

補助電源装置

Info

Publication number
JPH11225450A
JPH11225450A JP10041341A JP4134198A JPH11225450A JP H11225450 A JPH11225450 A JP H11225450A JP 10041341 A JP10041341 A JP 10041341A JP 4134198 A JP4134198 A JP 4134198A JP H11225450 A JPH11225450 A JP H11225450A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
voltage
power supply
primary battery
diode
auxiliary power
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP10041341A
Other languages
English (en)
Inventor
Takao Kurebayashi
孝夫 紅林
Minoru Tanaka
稔 田中
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Japan Radio Co Ltd
Nagano Japan Radio Co Ltd
Original Assignee
Japan Radio Co Ltd
Nagano Japan Radio Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Japan Radio Co Ltd, Nagano Japan Radio Co Ltd filed Critical Japan Radio Co Ltd
Priority to JP10041341A priority Critical patent/JPH11225450A/ja
Publication of JPH11225450A publication Critical patent/JPH11225450A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Stand-By Power Supply Arrangements (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 より長期に亘って負荷に対して補助電源を供
給することが可能な補助電源装置を提供する。 【解決手段】 主電源装置3,4から負荷6に対して供
給される主電源が遮断されまたは電圧低下したときにダ
イオード13を介して一次電池部11の補助電源を負荷
6に供給する補助電源装置1において、一次電池部11
に並列接続され一次電池部11の両端に印加される電圧
を所定電圧に制限する第1の電圧制限手段14を備え、
ダイオード13は、その順方向電圧が少なくともPN接
合ダイオードの順方向電圧よりも低電圧の低順方向電圧
型ダイオードで構成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、主電源装置の主電
源が遮断されたときや電圧低下したときに一次電池部の
補助電源を負荷に供給する補助電源装置に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】この種の補助電源装置は、例えば、図4
に示す電源システムS2に従来から用いられている。こ
の電源システムS2は、商用交流電源2から入力された
商用交流を整流するダイオードブリッジ3と、ダイオー
ドブリッジ3によって整流された脈流を平滑するための
コンデンサ4と、補助電源部5とを備えている。ここ
で、補助電源部5は、例えばマンガン電池やアルカリ電
池などの公称電圧が1.5Vの一次電池12a〜12d
(以下、区別しないときは「一次電池12」という)を
複数直列接続して構成した一次電池部11と、一次電池
部11の補助電源を負荷に供給するためのPN接合型の
シリコンダイオード21とを備えて構成されている。
【0003】この電源システムS2では、通常時には、
ダイオードブリッジ3およびコンデンサ4が、商用交流
電源2からの商用交流を整流および平滑することにより
直流電圧である主電源を生成し、その主電源を電子機器
である負荷6に供給する。この際に、シリコンダイオー
ド21は、主電源に基づく電流の補助電源部5への流れ
込みを阻止することにより、一次電池12に対する充電
を防止する。一方、商用交流電源2からの商用交流の供
給が遮断されたときや、商用交流の電源電圧が定格電圧
よりも低下したときには、ダイオードブリッジ3および
コンデンサ4によって生成される主電源の電圧値が低下
する。この際には、例えば、シリコンダイオード21の
順方向電圧が0.7Vであるとすれば、一次電池部11
から出力される補助電源の電圧値が6Vであるため、主
電源の電圧値が5.3Vよりも低下したときに、一次電
池部11の補助電源がシリコンダイオード21を介して
負荷6に供給される。これにより、商用交流の瞬断など
に起因する負荷6の作動停止が防止される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、従来の補助
電源部5には、以下のような問題点がある。すなわち、
補助電源部5の一部を構成するシリコンダイオード21
は、その順方向電圧が0.7Vと高電圧であるため、一
次電池部11から負荷6に対して供給される補助電源の
電流値が値IO とすれば、順方向電圧(0.7V)に電
流値IO を乗算した分の電力を損失する。このため、商
用交流電源2の遮断や電圧低下の状態が継続すれば、補
助電源部5は、負荷6に対する補助電源の供給が短時間
で不能になってしまう。このため、頻繁に一次電池12
を交換しなければならず、その交換作業が煩雑であると
いう問題点がある。
【0005】本発明は、かかる問題点に鑑みてなされた
ものであり、より長期に亘って負荷に対して補助電源を
供給することが可能な補助電源装置を提供することを主
目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成すべく請
求項1記載の補助電源装置は、主電源装置から負荷に対
して供給される主電源が遮断されまたは電圧低下したと
きにダイオードを介して一次電池部の補助電源を負荷に
供給する補助電源装置において、一次電池部に並列接続
され一次電池部の両端に印加される電圧を所定電圧に制
限する第1の電圧制限手段を備え、ダイオードは、その
順方向電圧が少なくともPN接合ダイオードの順方向電
圧よりも低電圧の低順方向電圧型ダイオードで構成され
ていることを特徴とする。
【0007】この補助電源装置では、通常状態において
は、主電源装置が負荷に対して主電源を供給し、この際
には、低順方向電圧型ダイオードは、主電源に基づく電
流の一次電池部への流れ込みを阻止することにより、一
次電池部に対する充電を防止する。一方、主電源装置の
主電源が遮断されたときや電圧が低下したときには、低
順方向電圧型ダイオードを介して、補助電源装置から負
荷に対して補助電源が供給される。この場合、低順方向
電圧型ダイオードの順方向電圧が従来の電源システムS
2におけるシリコンダイオード21と比較して低電圧で
あるため、補助電源供給の際の低順方向電圧型ダイオー
ドによる電力損失が低減されることにより、その分長期
に亘って補助電源を供給することが可能となる。一方、
低順方向電圧型ダイオードは、一般的には、若干の漏れ
電流があるため、主電源装置が正常に作動しているとき
には、低順方向電圧型ダイオードを介して一次電池部に
漏れ電流が流れ込み、これにより、一次電池部の一次電
池が充電されることがある。かかる場合、充電されて一
次電池の単位セル当たりの端子間電圧が2V程度に達す
ると、一次電池内で化学反応が起こり、これによって水
素ガスなどが発生する結果、一次電池内の安全弁が開い
て液漏れする。一方、この補助電源装置では、一次電池
部に並列接続された第1の電圧制限手段が、一次電池部
の両端電圧を化学反応が起きない程度の所定電圧に電圧
制限する。したがって、低順方向電圧型ダイオードを介
して流れ込む漏れ電流に起因する一次電池の液漏れを防
止することが可能となる。
【0008】請求項2記載の補助電源装置は、請求項1
記載の補助電源装置において、一次電池部は、直列接続
された複数の一次電池と、複数の一次電池の各々に並列
接続され各々の一次電池の端子間に印加される電圧を所
定電圧にそれぞれ制限する複数の第2の電圧制限手段と
を備えていることを特徴とする。
【0009】例えば、一次電池部を構成する一次電池が
4本の場合、そのうちの1本が逆極性に誤装着されたと
きには、等価的には、一次電池部は、2本の一次電池の
直列回路となる。この状態で、主電源装置の主電源が低
順方向電圧型ダイオードに印加されることによって一次
電池部に漏れ電流が流れ込むと、その2本の一次電池の
それぞれの端子間には、正常装着状態のときの2倍の電
圧が印加される。このため、漏れ電流によって充電され
る結果、一次電池が過充電状態となる。この補助電源装
置では、かかる場合において、第2の電圧制限手段は、
個々の一次電池の端子間に印加される電圧を化学反応が
起きない程度の所定電圧に電圧制限する。これにより、
個々の一次電池に対する過充電が防止される。
【0010】請求項3記載の補助電源装置は、請求項2
記載の補助電源装置において、正常装着状態における一
次電池の正極端子からその一次電池の負極端子に向かう
向きの電流を第2の電圧制限手段を介して通過可能な一
方向性素子を備えていることを特徴とする。
【0011】例えば、第2の電圧制限手段としてツェナ
ーダイオードを用いた場合において、一次電池が逆極性
に誤装着されると、その一次電池の出力電流が、その一
次電池の正極、ツェナーダイオードのアノードおよびカ
ソード、並びにその一次電池の負極からなる閉回路内を
流れことになり、一次電池が短絡状態になる。この補助
電源装置では、第2の電圧制限手段に直列接続された一
方向性素子が、その際に閉回路内において電流が流れる
のを阻止することにより、短絡に起因する一次電池の故
障を防止する。
【0012】請求項4記載の補助電源装置は、請求項1
から3のいずれかに記載の補助電源装置において、低順
方向電圧型ダイオードは、ショットキーダイオードであ
ることを特徴とする。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照して、本発
明に係る補助電源装置を用いた電源システムS1の実施
の形態について説明する。なお、従来の電源システムS
2と同一の構成要素については同一の符号を付して重複
した説明を省略する。
【0014】図1に示すように、電源システムS1は、
本発明における補助電源装置に相当する補助電源部1
と、本発明における主電源装置を構成するダイオードブ
リッジ3およびコンデンサ4とを備えて構成されてい
る。
【0015】補助電源部1は、例えば4本の一次電池1
2a〜12dを直列接続して構成された一次電池部11
と、例えばn型半導体および金属が互いに接触し合う構
造を有し順方向電圧が約0.4Vのショットキーダイオ
ード13と、本発明における第1の電圧制限手段に相当
し一次電池部11の両端電圧を例えば6.8Vに電圧制
限するツェナーダイオード14とを備えて構成されてい
る。
【0016】また、各一次電池12の正極および負極間
には、ツェナーダイオード15a(または15b〜15
d)(以下、区別しないときには「ツェナーダイオード
15」という)およびダイオード16a(または16b
〜16d)(以下、区別しないときには「ダイオード1
6」という)が直列接続されている。この場合、ツェナ
ーダイオード15は、本発明における第2の電圧制限手
段に相当し、ツェナー電圧が約1V程度のものが用いら
れている。この場合、ツェナーダイオード15は、ショ
ットキーダイオード13を介して一次電池部11に流れ
込む漏れ電流によって一次電池12が充電されようとす
る際に、ダイオード16と相俟って、一次電池12の端
子間に印加される電圧を1.7Vに電圧制限する。この
ため、一次電池12の端子間電圧の上昇が制限されるこ
とにより、一次電池12内部での化学反応が抑制され、
これにより、水素ガスなどの発生が阻止される結果、安
全弁が開いてしまうのを確実に防止する。なお、ツェナ
ーダイオード15のツェナー電圧は、必ずしも1Vであ
る必要はなく、そのツェナー電圧は、使用する一次電池
12の種類に応じて適宜定めることができ、一般的に
は、公称電圧が1.5Vタイプの一次電池12を用いる
ときには、その一次電池12の端子間に印加される電圧
を2.0V程度以内に電圧制限できればよい。また、同
図においてダイオード16を直列接続しない場合には、
ダイオード16の順方向電圧(0.7V)分だけ高いツ
ェナー電圧にする必要があり、かかる場合には、2.0
V以下のツェナー電圧にすればよい。
【0017】ダイオード16は、一般的なシリコンダイ
オードが用いられ、図2に示すように、例えば、一次電
池12cが逆極性に誤装着された際に、一次電池12c
の正極、ツェナーダイオード15cおよび一次電池12
cの負極からなる閉回路内を電流I1 が流れるのを阻止
する。これにより、一次電池12cがツェナーダイオー
ド15cによって短絡されることに起因しての短絡電流
が流れるのを阻止することにより、一次電池12の破損
を防止する。
【0018】また、負荷6は、特に限定されないが、こ
の実施の形態では、最低作動電圧が例えば4Vである通
信端末やOA機器などの電子機器で構成されている。
【0019】この電源システムS1では、通常時には、
負荷6に対し、ダイオードブリッジ3およびコンデンサ
4によって整流および平滑された例えば7Vの主電源が
供給される。この際には、ショットキーダイオード13
は、主電源に基づく電流の一次電池部11への流れ込み
を阻止する。ただし、ショットキーダイオード13は、
通常数十マイクロアンペア程度の漏れ電流があり、特に
高温下では漏れ電流が更に増加する傾向がある。このた
め、商用交流電源2から正常電圧値の商用交流が出力さ
れているときには、ショットキーダイオード13を介し
て一次電池部11に漏れ電流が流れ込み、これにより、
一次電池12が充電されることがある。かかる場合、一
次電池12の単位セル当たりの端子間電圧が上昇する
が、一次電池12に並列接続されているツェナーダイオ
ード15およびダイオード16の直列回路が、一次電池
12の端子間に印加される電圧を1.7V程度に電圧制
限する。これにより、一次電池12内部での化学反応を
抑制することができるため、過充電による一次電池12
の液漏れが確実に防止される。
【0020】一方、商用交流電源2の商用交流が遮断さ
れたときや主電源の電圧が5.6よりも低下したときに
は、主電源の電圧よりも、ショットキーダイオード13
のカソードに出力される一次電池部11の起電圧のほう
が高電圧となる。このため、主電源に代えて、補助電源
部1から負荷6に対して補助電源が供給される。この場
合、ショットキーダイオード13の順方向電圧(約0.
4V)が従来の電源システムS2におけるシリコンダイ
オード21の順方向電圧(0.7V)と比較して低電圧
であるため、補助電源供給の際のショットキーダイオー
ド13による電力損失が40%程度低減できる結果、そ
の分、長期に亘って補助電源を供給し続けることができ
る。
【0021】具体的には、負荷6の最低作動電圧および
一次電池12の起電圧を従来の電源システムS2と同一
の条件に設定して比較すれば、図3に示すように、従来
の電源システムS2では、補助電源部5による負荷6に
対する補助電源の供給が開始された時から、一次電池部
11の出力電圧が4.7Vに低下して補助電源の供給が
不能になる時間t1 までの供給可能期間は、期間T1 と
なる。これに対し、この補助電源部1によれば、一次電
池部11の出力電圧が4.4Vに低下する時間t2 の時
まで負荷6に対して補助電源を供給することができるた
め、供給可能期間は、期間T2 となる。このため、同図
で比較すれば明らかなように、従来の補助電源部5と比
較して、より長期に亘って補助電源を供給することがで
きる。
【0022】また、例えば、1本の一次電池12が逆極
性に誤挿入されたされた際には、ダイオード16が、上
記したように、その一次電池12およびその一次電池1
2に並列接続されたツェナーダイオード15を含む閉回
路内において短絡電流が流れるのを阻止することによ
り、短絡に起因しての一次電池12の故障を確実に防止
する。また、一次電池12が故障に至らないまでも、1
本の一次電池12が逆極性に誤装着されたときには、一
次電池部11は、等価的には、2本の一次電池12を直
列接続した回路となり、主電源の直流電圧(7V)が2
本の一次電池12の端子間に印加されることになる。こ
の場合、その2本の一次電池12のそれぞれの端子間に
は、正常装着状態のときの2倍の直流電圧が印加され
る。この際に、ツェナーダイオード15は、ダイオード
16と相俟って、2本の一次電池12の個々の端子間に
印加される電圧を1.7Vに電圧制限することにより、
一次電池12に対する過充電を防止する。
【0023】なお、本発明は、上記した発明の実施の形
態に限定されず、適宜変更が可能である。例えば、本発
明の実施の形態では、本発明における低順方向電圧型ダ
イオードとしてショットキーダイオード13を使用した
例について説明したが、これに限らず、一般的なシリコ
ンダイオードの順方向電圧(0.6V〜0.7V程度)
よりも低電圧タイプのダイオードであれば任意の種類の
ダイオードを使用することができる。また、第1および
第2の電圧制限手段についても、ツェナーダイオードに
限らず、ツェナーダイオードやトランジスタなどを組み
合わせて構成することもできる。さらに、本発明の実施
の形態では、一次電池部11全体としての両端電圧を所
定電圧に電圧制限するためのツェナーダイオード14を
配設しているが、複数の一次電池12を直列接続して一
次電池部11を構成するときには、ツェナーダイオード
15およびダイオード16の直列回路を一次電池12の
各々にそれぞれ並列接続するだけでもよい。かかる場
合、直列接続された複数のツェナーダイオード15,1
5,・・および複数のダイオード16,16,・・が全
体としてツェナーダイオード14の機能を兼用するた
め、ツェナーダイオード14を省略することができる。
【0024】また、本発明の実施の形態では、4本の一
次電池12を用いて一次電池部11を構成した例につい
て説明したが、本発明はこれに限定されず、一次電池1
2の数は、1本以上であればよい。かかる場合、第1の
電圧制限手段によって電圧制限する所定電圧を一次電池
12の数に応じて適宜変更すればよい。また、一次電池
部11の種類についても、マンガン電池やアルカリ電池
に限らず、酸化銀電池、アルカリボタン電池、および空
気電池など種々のタイプの一次電池を用いることができ
る。
【0025】
【発明の効果】以上のように、請求項1記載の補助電源
装置によれば、補助電源供給の際の低順方向電圧型ダイ
オードによる電力損失を低減できるため、その分長期に
亘って負荷に補助電源を供給することができる共に、第
1の電圧制限手段が一次電池部の両端電圧を化学反応が
起きない程度の所定電圧に電圧制限するため、低順方向
電圧型ダイオードを介して流れ込む漏れ電流に起因する
一次電池の液漏れを確実に防止することができる。
【0026】また、請求項2記載の補助電源装置によれ
ば、第2の電圧制限手段が一次電池の端子間に印加され
る電圧を所定電圧に制限することにより、低順方向電圧
型ダイオードを介して一次電池部に入力される漏れ電流
に起因しての一次電池の過充電を確実に防止することが
できる。
【0027】さらに、請求項3記載の補助電源装置によ
れば、一次電池が逆極性に誤装着された際に、一方向性
素子によって一次電池の短絡状態が防止されるため、短
絡に起因する一次電池の故障を確実に防止することがで
きる。
【0028】また、請求項4記載の補助電源装置によれ
ば、汎用のショットキーダイオードで低順方向電圧型ダ
イオードを構成したことにより、安価でありながら、補
助電源供給の際の電力損失を確実に低減することがで
き、この結果、より長期に亘って負荷に補助電源を供給
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る電源システムS1の
回路図である。
【図2】一次電池12cが逆極性に誤装着された際のダ
イオード16cの動作を説明するための回路図である。
【図3】本発明の実施の形態に係る補助電源部1および
従来の補助電源部5によって補助電源が供給可能な期間
を説明するための図であって、一次電池部の出力電圧と
供給時間との関係を示す特性図である。
【図4】従来の電源システムS2の回路図である。
【符号の説明】
1 補助電源部 2 商用交流電源 3 ダイオードブリッジ 4 コンデンサ 6 負荷 11 一次電池部 12a〜12d 一次電池 13 ショットキーダイオード 14 ツェナーダイオード 15a〜15d ツェナーダイオード 16a〜16d ダイオード

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 主電源装置から負荷に対して供給される
    主電源が遮断されまたは電圧低下したときにダイオード
    を介して一次電池部の補助電源を当該負荷に供給する補
    助電源装置において、 前記一次電池部に並列接続され当該一次電池部の両端に
    印加される電圧を所定電圧に制限する第1の電圧制限手
    段を備え、前記ダイオードは、その順方向電圧が少なく
    ともPN接合ダイオードの順方向電圧よりも低電圧の低
    順方向電圧型ダイオードで構成されていることを特徴と
    する補助電源装置。
  2. 【請求項2】 前記一次電池部は、直列接続された複数
    の一次電池と、当該複数の一次電池の各々に並列接続さ
    れ当該各々の一次電池の端子間に印加される電圧を所定
    電圧にそれぞれ制限する複数の第2の電圧制限手段とを
    備えていることを特徴とする請求項1記載の補助電源装
    置。
  3. 【請求項3】 正常装着状態における前記一次電池の正
    極端子から当該一次電池の負極端子に向かう向きの電流
    を前記第2の電圧制限手段を介して通過可能な一方向性
    素子を備えていることを特徴とする請求項2記載の補助
    電源装置。
  4. 【請求項4】 前記低順方向電圧型ダイオードは、ショ
    ットキーダイオードであることを特徴とする請求項1か
    ら3のいずれかに記載の補助電源装置。
JP10041341A 1998-02-06 1998-02-06 補助電源装置 Pending JPH11225450A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10041341A JPH11225450A (ja) 1998-02-06 1998-02-06 補助電源装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10041341A JPH11225450A (ja) 1998-02-06 1998-02-06 補助電源装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH11225450A true JPH11225450A (ja) 1999-08-17

Family

ID=12605827

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10041341A Pending JPH11225450A (ja) 1998-02-06 1998-02-06 補助電源装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH11225450A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2002091542A1 (en) * 2001-05-05 2002-11-14 Fireangel Limited Power supply
US7414334B2 (en) * 2004-06-21 2008-08-19 Inventio Ag Circuit arrangement for limitation of over-voltages in energy storage modules
JP2014035566A (ja) * 2012-08-07 2014-02-24 Sharp Corp 計算機

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2002091542A1 (en) * 2001-05-05 2002-11-14 Fireangel Limited Power supply
AU2002255146B2 (en) * 2001-05-05 2007-08-16 Sprue Safety Products Limited Power supply
US7262581B2 (en) 2001-05-05 2007-08-28 Fireangel Limited Power supply
US7414334B2 (en) * 2004-06-21 2008-08-19 Inventio Ag Circuit arrangement for limitation of over-voltages in energy storage modules
JP2014035566A (ja) * 2012-08-07 2014-02-24 Sharp Corp 計算機

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3324930B2 (ja) 電源装置
US6157168A (en) Secondary power supply for an uninterruptible power system
US7932636B2 (en) Automatic start-up circuit and uninterruptible power supply apparatus having such automatic start-up circuit
US8008807B2 (en) Uninterruptible power supply with low power loss
JPH08205422A (ja) 停電バックアップ手段を備えた電源装置
US8957545B2 (en) Prioritization circuit and electric power supply system
US20120228943A1 (en) Electric power supply system
JP2009194791A (ja) 一方向導通装置
US20090009142A1 (en) Charging device
JPH09200974A (ja) バックアップ用蓄電池を備えた直流電源装置
US11909237B2 (en) Reverse polarity protected battery module
JPH11225450A (ja) 補助電源装置
JP7272897B2 (ja) 充放電制御装置およびそれを備えたバッテリ並びに直流給電システム
JP2003070183A (ja) 停電バックアップ電源装置
JP2017017797A (ja) 蓄電システムに備えられた電源装置
KR100208060B1 (ko) 무 정전 전원 공급 장치
JP2003124324A (ja) 逆電圧保護機能を有する半導体回路
JP2723404B2 (ja) 電源装置
JP2021197868A (ja) 蓄電システム
JP3633353B2 (ja) 充電器
JP2001178022A (ja) 直流無停電電源の制御方法及び装置
JP2024000749A (ja) 監視回路及び電力変換システム
JPH04138031A (ja) 無停電電源装置
JPH0678467A (ja) 充電電圧切替機能付充電器
JP2003124325A (ja) 逆電圧保護機能を有する半導体回路