JPH11224304A - 情報シンボル検査装置 - Google Patents

情報シンボル検査装置

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JPH11224304A
JPH11224304A JP10025334A JP2533498A JPH11224304A JP H11224304 A JPH11224304 A JP H11224304A JP 10025334 A JP10025334 A JP 10025334A JP 2533498 A JP2533498 A JP 2533498A JP H11224304 A JPH11224304 A JP H11224304A
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JP
Japan
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bar code
recording medium
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Application number
JP10025334A
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English (en)
Inventor
Hiroshi Hara
啓 原
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Toshiba TEC Corp
Original Assignee
Toshiba TEC Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 バーコードが規格範囲内にあるか否かの検査
を正確に行う。 【解決手段】 バーコードが印刷された記録用紙を載置
するスタンドと、このスタンド上を往復動可能に設けら
れ、スタンドに載置されたバーコードの画像データを読
取るCCDユニットを備え、CCDユニットによる読取
りを行う際、CCDユニットをスタンドに載置された記
録用紙上を往動させることによりバーコードの画像デー
タを読取り、CCDユニットをスタンドに載置された記
録用紙上を復動させることにより再度バーコードの画像
データを読取り、読取った各画像データごとにそのバー
コードのサイズ、コントラスト等の属性値を測定し、そ
れらの測定値に基づいてそのバーコードが規格範囲内に
あるか否かの検査を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、印刷された情報シ
ンボルのサイズ等が規格範囲にあるか否かを検査する情
報シンボル検査装置に関する。
【0002】
【従来の技術】情報シンボルとしては、通常のバーコー
ド(JAN等)、2次元コード、カスタマバーコードな
どがあるが、近年ではより小さな情報シンボルにより大
量の情報を表現することが望まれている。
【0003】このような情報シンボルでは、特に正確に
読取ることができるように情報シンボルの属性値につい
てより詳細な規格が決められているものもある。例えば
サイズ(全体幅、ロングバーの長さ)、線幅(バー幅、
バーピッチ、スペース幅)、コントラスト(PCS:Pr
int Contrast Signal )等の属性値が詳細に規格化され
ている。
【0004】このような情報シンボルについて基準とな
る規格範囲内にあるか否かを検査するには、ハンディバ
ーコードリーダで情報シンボルの画像を読取って検査を
行うようにすることも考えられるが、これでは手ぶれ等
により正確に情報シンボルの画像を読取ることができ
ず、正確な検査結果は期待できない。従って、他の方法
で正確に検査できる情報シンボル検査装置が望まれる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述したよう
なバーコードを例えば撮像素子を1次元的( ライン的 )
に配列して構成したCCD(Charge Coupled Device )
により線(ライン)で読取ることにすることも考えられ
るが、バーコードの側面の一部がたまたま欠けていてそ
の部位のバー幅だけが規格に適合し他の部位は規格に適
合せず、全体としてバー幅の規格に適合しないとすべき
場合であっても、その欠けている部位を含むラインのみ
を検査した場合にはバー幅が規格に適合していると判断
されてしまう。つまり、情報シンボルのどの部位を検査
するかによって検査結果に相違が生じるといった問題が
考えられる。
【0006】そこで、本発明は、情報シンボルが所定の
規格範囲内にあるか否かの検査をより正確に行うことが
できる情報シンボル検査装置を提供しようとするもので
ある。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1の本発明は、情
報シンボルが印刷された記録媒体を載置する載置台と、
この載置台上を往復動可能に設けられ、載置台に載置さ
れた記録媒体の情報シンボルの画像データを読取る情報
シンボル読取手段と、この情報シンボル読取手段を載置
台に沿って往復動させる往復動手段と、情報シンボル読
取手段による読取りを行う際、往復動手段によって情報
シンボル読取手段を載置台に載置された記録媒体上を往
動させることによりその記録媒体における情報シンボル
の画像データを読取り、往復動手段によって情報シンボ
ル読取手段を載置台に載置された記録媒体上を復動させ
ることにより再度その記録媒体の情報シンボルの画像デ
ータを読取る情報シンボル読取制御手段とを設け、情報
シンボル読取手段を往復動させて読取った各画像データ
ごとにその情報シンボルのサイズ、コントラスト等の属
性値を測定し、それらの測定値に基づいてそのバーコー
ドが規格範囲内にあるか否かの検査を行うことを特徴と
する情報シンボル検査装置である。
【0008】請求項2の本発明は、情報シンボル読取手
段の往動時に検査した情報シンボルの部位とは異なる部
位について情報シンボル読取手段の復動時に検査するこ
とを特徴とする請求項1記載の情報シンボル検査装置で
ある。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明をバーコードを検査
するバーコード検査装置に適用した場合の第1の実施の
形態を図1ないし図6を参照して説明する。図1は、本
実施の形態にかかるバーコード検査装置の構成を示す断
面図で、1は電源部を有する本体、2はバーコードが印
刷された記録用紙などの記録媒体を載置する載置台とし
てのスタンド、3は記録媒体に印刷されたバーコードの
画像データを読取るスキャナ部である。このスタンド2
は、本体1の上部前方に設けられ、上記スキャナ部3と
上記スタンド2との間は、記録媒体が挿入できる程度の
間隙を有する。
【0010】上記スキャナ部3は、枠体4内のスタンド
2に対向する位置に載置台2に沿って前後(実線矢印)
に移動可能に設けられた情報シンボル読取手段としての
CCD(Charge Coupled Device )ユニット5、このC
CDユニット5を制御する後述のCCDユニット制御回
路を設けたスキャナ部PCB(Print Circuit Board)
6を備える。
【0011】上記CCDユニット5は、スタンド2上の
記録媒体のバーコードに光を照射する光源(ここではそ
の1例として蛍光灯)7、この蛍光灯7の周面を覆い蛍
光灯7に熱量を与え発熱量を安定させるためのヒータ
8、記録媒体からの反射光を反射ミラー9及びレンズ1
0を介して取込むCCD11を設けたCCDユニットP
CB12を備える。このCCDユニットPCB12は、
上記スキャナ部PCB6とケーブル13を介して接続し
ている。上記CCD11は、撮像素子を1次元的( ライ
ン的 )に配列して構成され、線で読取るものである。
【0012】上記枠体4には、スタンド2に対向する位
置に読取ガラス14が設けられており、CCDユニット
5から記録媒体へ光の照射、反射光の取込みは、この読
取ガラス14を介して行われる。また、枠体4の上部前
面にはバーコードの読取り結果やバーコード読取りエラ
ーの詳細情報などを表示する表示手段としての表示器1
5、バーコードの読取りを開始するためのスタートキー
16aの他エラー時のエラー詳細情報のモード切替キー
などユーザーが操作を行うための各種キー16が設けら
れている。
【0013】図2は、本実施例の制御部の構成を示すブ
ロック図で、21は制御部本体を構成するCPU(中央
処理装置)である。この制御部はCPU21が各部を制
御するためのプログラムデータ等が予め格納されたRO
M(リード・オンリ・メモリ)22、CPU21が処理
するデータを一時的に格納するための各種メモリエリア
が形成されるRAM(ランダム・アクセス・メモリ)2
3を備え、これらはデータバス、制御バス、アドレスバ
スなどのバスライン24で接続されている。
【0014】上記バスライン24には、スキャン部PC
B6に設けられたCCDユニット制御回路25が接続さ
れている。このCCDユニット制御回路25には、上記
CCD11を制御するCCD制御回路26、蛍光灯7を
制御する蛍光灯制御回路27、ヒータ8を制御するヒー
タ制御回路28が上記ケーブル13を介して電気的に接
続している。これらCCD制御回路26、蛍光灯制御回
路27、ヒータ制御回路28は、上記CCDユニット5
のCCDユニットPCB12に設けられている。また、
上記ヒータ制御回路28には、所定温度以下でヒータ8
をオンさせ、所定温度以上でヒータをオフさせる温度制
御のための監視用の温度を検出するヒータサーミスタ2
9が接続している。
【0015】また、上記バスライン24には、上記CC
D11で記録媒体のバーコードを読取った画像を記憶す
るイメージRAM31、CCDユニット5を装置後方の
ホームポジション(初期位置)から前方停止位置まで水
平方向の前後に往復動させるための例えばパルスモータ
で構成されたモータ32を制御するモータ制御回路3
3、上記表示器15の表示動作などを制御する表示制御
回路34、検査開始を指令するためのスタートキー16
aなどの各種キー16を制御するキー制御回路35、バ
ーコード読取り時にエラーが発生した場合に鳴らすブザ
ー36を制御するブザー制御回路37、CCDユニット
5がホームポジションにあるか否かを検出するホームポ
ジションセンサ(H.P.センサ)38a等の各種センサ3
8からのセンサ出力を入力するセンサ回路39が接続し
ている。
【0016】上記CPU21は、バーコード42が印刷
された記録媒体41が図4に示すようにスタンド2とス
キャナ部3との間隙に挿入されて記録媒体がスタンド2
上にセットされ、スタートキー16aが押されると、図
3に示すようなバーコード検査制御を行うようになって
いる。すなわち、先ずCPU21は、ST(ステップ)
1にてモータ32を駆動させてCCDユニット5を図4
(a)に示すようなホームポジションから装置前方への
往動を開始させる。そして、ST2にて記録媒体のバー
コード42の画像を読取る。具体的には、CCDユニッ
ト5の蛍光灯7からの光を記録媒体に照射し、その反射
光をCCD11で読取る。
【0017】次に、記録媒体のバーコード42の画像デ
ータを読取るとST3にて検査処理を行う。すなわち、
CCD11で読取った画像データからバーコード42の
画像範囲を認識し、そのバーコード42の長さ方向に直
角なラインの一部を取出してそのバーコード42のサイ
ズ、線幅、PCS、下地の反射率などの属性値を測定
し、この測定値が規格に適合しているか否かを検査す
る。例えば、バーコード42のサイズ、線幅、PCS、
下地の反射率などの属性については、これらの測定値が
予め検査装置に設定されている当該バーコード42の規
格で定められた所定の範囲(規格範囲)内にあるか否か
を判断し、規格範囲内にあれば合格とし、規格範囲内に
なければ不合格とする。そして、ST4にてバーコード
42の各属性値の測定値と合否の結果を検査結果として
RAM23に記憶する。
【0018】続いて、ST5にてCCDユニット5が図
4(c)に示す前方停止位置まで達したらモータ32を
停止させCCDユニット5を停止させる。この場合、モ
ータ32を駆動させてから所定パルス数に達したらモー
タ32を停止させるようにしてもよく、また前方停止位
置センサを設けてこのセンサによりCCDユニット5が
検出されたら停止させるようにしてもよい。このよう
に、CCDユニット5はホームポジションから前方停止
位置までの範囲を移動させて、その間にバーコード42
の画像データの取込み、検査を行う。
【0019】次に、ST6にてモータ32を駆動させて
CCDユニット5を図4(c)に示すような前方停止位
置から後方のホームポジションへの復動を開始させる。
そして、ST7にて記録媒体のバーコード42の画像を
読取る。具体的には、CCDユニット5の蛍光灯7から
の光を記録媒体に照射し、その反射光をCCD11で読
取る。
【0020】そして、記録媒体のバーコード42の画像
データを読取るとST8にて検査処理を行う。すなわ
ち、CCD11で読取った画像データからバーコード4
2の画像範囲を認識し、そのバーコード42の長さ方向
に直角なラインの一部を取出してそのバーコード42の
サイズ、線幅、PCS、下地の反射率などの属性値を測
定し、この測定値が規格に適合しているか否かを検査
し、規格範囲内にあれば合格とし、規格範囲内になけれ
ば不合格とする。このとき、図5に示すようにCCDユ
ニット5の往動時における検査で選んだラインとは別の
部位のラインを選択して検査を行う。そして、ST9に
てバーコード42の各属性値の測定値と合否の結果を検
査結果としてRAM23に記憶する。
【0021】続いて、ST10にてCCDユニット5が
図4(a)に示すホームポジションまで達したらモータ
32を停止させCCDユニット5を停止させる。次に、
ST11にてRAM23に記憶したCCDユニット5の
往動時における検査結果と、復動時における検査結果を
比較する。そして、ST12にて検査結果を決定して表
示器15にその結果を表示してバーコード検査制御を終
了する。この場合、不合格の場合はブザー36を鳴らし
てもよい。
【0022】上記検査結果の決定は、例えば往動時の検
査結果と復動時の検査結果の悪い方を選択して決定して
もよい。この場合には、ST4及びST9において合否
だけをRAM23に記憶しておけばよい。
【0023】また、上記検査結果の決定は、往動時の測
定結果と復動時の測定結果との平均を算出し、その平均
値が予め検査装置に設定されている当該バーコード42
の規格で定められた所定の範囲(規格範囲)内にあるか
否かを判断し、規格範囲内にあれば合格とし、規格範囲
内になければ不合格としてもよい。この場合には、ST
3及びST8において合否を判断する必要はなく、ST
4及びST9において測定値だけをRAM23に記憶し
ておけばよい。
【0024】このように、CCDユニット5の往動時及
び復動時の双方で記録媒体のバーコードを読取って検査
するようにしたため、CCDユニット5の往動時及び復
動時のいずれか一方だけで検査を行う場合に比してより
正確な検査を行うことができる。また、CCDユニット
5の移動方向の違いによるバーコードの画像データのば
らつきなどによる検査の不良を防止できる。
【0025】また、CCDユニット5の往動時に検査す
るライン位置と復動時に検査するライン位置とを異なら
せることにより、一部だけ規格に適合するが、他の部位
については規格に適合しないバーコードも不合格にする
ことができる。具体的には、例えばバーコードの側面の
一部がたまたま欠けていてその部位のバー幅だけ規格に
適合している場合に、その部位を含むラインをCCDユ
ニット5の往動時に検査しても、復動時には異なるライ
ンを検査できるため、これらのうちの悪い方を検査結果
とすれば、復動時にバー幅が規定に適合しないとしてそ
のバーコードを不合格にすることができる。これによ
り、バーコードのどの部位を検査するかによって生じる
検査結果のばらつきを防止でき、より正確な検査を行う
ことができる。
【0026】また、CCDユニット5の往動時及び復動
時の検査におけるバーコードの幅などの測定値の平均値
を使用して規格範囲にあるか否かを判断することによっ
て、読取った画像データで測定した測定値のばらつきを
なくすことができる。また、CCDユニット5の往動時
の検査結果と復動時の検査結果の悪い方を選択して最終
的な検査結果とすることにより、より厳しく検査を行う
ことができる。
【0027】なお、CCDユニット5の往動時及び復動
時に複数ラインを検査してもよい。これにより、より一
層正確な検査を行うことができる。この場合、図6に示
すようにCCDユニット5の往動時に検査したラインと
異なるラインについて復動時の検査を行うことが好まし
い。
【0028】以下、本発明をバーコードを検査するバー
コード検査装置に適用した場合の第2の実施の形態を図
7を参照して説明する。なお、本実施の形態におけるバ
ーコード検査装置の断面図及びブロック図は、それぞれ
図1及び図2と同様であるため、その詳細な説明は省略
する。
【0029】本実施の形態におけるCPU21は、バー
コードが印刷された記録媒体がスタンド2とスキャナ部
3との間隙に挿入され記録媒体がスタンド2上にセット
され、スタートキー16aが押されると、図7に示すよ
うなバーコード検査制御を行うようになっている。すな
わち、先ずCPU21は、ST21にてモータ32を駆
動させてCCDユニット5をホームポジションから装置
前方への往動を開始させる。そして、ST22にて記録
媒体のバーコードの画像を読取る。具体的には、CCD
ユニット5の蛍光灯7からの光を記録媒体に照射し、そ
の反射光をCCD11で読取る。
【0030】次に、記録媒体のバーコードの画像データ
を読取るとST23にて検査処理を行う。すなわち、C
CD11で読取った画像データからバーコードの画像範
囲を認識し、そのバーコードの長さ方向に直角なライン
の一部を取出してそのバーコードのサイズ、線幅、PC
S、下地の反射率などの属性値を測定し、この測定値が
規格に適合しているか否かを検査する。例えば、バーコ
ードのサイズ、線幅、PCS、下地の反射率などの属性
については、これらの測定値が予め検査装置に設定され
ている当該バーコードの規格で定められた所定の範囲
(規格範囲)内にあるか否かを判断し、規格範囲内にあ
れば合格とし、規格範囲内になければ不合格とする。そ
して、ST24にてバーコードの各属性値の測定値と合
否の結果を検査結果としてRAM23に記憶する。
【0031】そして、ST25にて検査結果が合格か否
かを判断する。このとき、検査結果が合格であると判断
した場合は、ST26にてCCDユニット5が前方停止
位置まで達したらモータ32を停止させCCDユニット
5を停止させる。
【0032】以降、ST27〜ST33までは、CCD
ユニット5の復動時の検査及び検査結果の決定などの処
理であり、図3に示すST6〜ST12までの処理と同
様であるためその詳細な説明を省略する。
【0033】これに対して、ST25にて検査結果が不
合格であると判断した場合は、ST34にてCCDユニ
ット5が前方停止位置まで達したらモータ32を停止さ
せCCDユニット5を停止させる。そしてST35にて
モータ32を駆動させてCCDユニット5を前方停止位
置から後方のホームポジションまで復動させる。この場
合にはバーコードの画像データの取込み、検査は行わな
い。そして、ST36にてRAM23に記憶したCCD
ユニット5の往動時における検査結果を表示器15に表
示してこのバーコード検査制御を終了する。
【0034】このように、本実施の形態では、CCDユ
ニット5の往動時における検査結果が合格の場合は往動
時における検査を行うが、往動時における検査結果が不
合格の場合は往動時における検査を行わず、CCDユニ
ット5をそのままホームポジションまで戻す。これによ
り、CCDユニット5の復動時は、高速でCCDユニッ
ト5を移動できるので、検査を終了するまでの時間を短
縮することができ、検査を行うバーコードを印刷した記
録媒体が多数ある場合にその処理効率を上げることがで
きる。
【0035】上記第1及び第2の実施の形態では、通常
のバーコードを用いて説明を行ったが、これを等ピッチ
バーコードの一種で、数字、ハイフン、及びアルファベ
ットから構成される郵便番号及び住所表示番号等を、バ
ーの長短で表現するものであるカスタマバーコードに適
用してもよい。
【0036】
【発明の効果】以上詳述したように本発明によれば、情
報シンボル読取手段の往動時のみならず復動時にも情報
シンボルを読取って検査を行うため、両方の検査結果を
比較したり、組合わせることができるため、情報シンボ
ルが所定の規格範囲内にあるか否かの検査をより正確に
行うことができる。
【0037】また、情報シンボル読取手段の往動時に検
査する部位と復動時に検査する部位とを異ならせること
により、一部だけ規格に適合するが、他の部位について
は規格に適合しない情報シンボルも不合格にすることが
できるため、情報シンボルのどの部位を検査するかによ
って生じる検査結果のばらつきを防止でき、より正確な
検査を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態にかかるバーコード
検査装置の構成を示す断面図。
【図2】図1に示すバーコード検査装置の構成を示すブ
ロック図。
【図3】本実施の形態におけるCPUが行うバーコード
検査制御を示す流れ図。
【図4】本実施の形態におけるバーコード検査制御時の
作用を説明する図。
【図5】本実施の形態におけるCCDユニットの往動時
及び復動時の検査を行うラインの1例を示す図。
【図6】本実施の形態におけるCCDユニットの往動時
及び復動時の検査を行うラインの他の例を示す図。
【図7】本発明の第2の実施の形態におけるCPUが行
うバーコード検査制御を示す流れ図。
【符号の説明】
1…本体 2…スタンド 3…スキャナ部 5…CCDユニット(情報シンボル読取手段) 21…CPU 32…モータ(往復動手段) 41…記録媒体 42…バーコード(情報シンボル)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 情報シンボルが印刷された記録媒体を載
    置する載置台と、この載置台上を往復動可能に設けら
    れ、前記載置台に載置された記録媒体の情報シンボルの
    画像データを読取る情報シンボル読取手段と、この情報
    シンボル読取手段を前記載置台に沿って往復動させる往
    復動手段と、前記情報シンボル読取手段による読取りを
    行う際、前記往復動手段によって前記情報シンボル読取
    手段を前記載置台に載置された記録媒体上を往動させる
    ことによりその記録媒体における情報シンボルの画像デ
    ータを読取り、前記往復動手段によって前記情報シンボ
    ル読取手段を前記載置台に載置された記録媒体上を復動
    させることにより再度その記録媒体の情報シンボルの画
    像データを読取る情報シンボル読取制御手段とを設け、
    前記情報シンボル読取手段を往復動させて読取った各画
    像データごとにその情報シンボルのサイズ、コントラス
    ト等の属性値を測定し、それらの測定値に基づいてその
    バーコードが規格範囲内にあるか否かの検査を行うこと
    を特徴とする情報シンボル検査装置。
  2. 【請求項2】 前記情報シンボル読取手段の往動時に検
    査した情報シンボルの部位とは異なる部位について前記
    情報シンボル読取手段の復動時に検査することを特徴と
    する請求項1記載の情報シンボル検査装置。
JP10025334A 1998-02-06 1998-02-06 情報シンボル検査装置 Pending JPH11224304A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018512567A (ja) * 2015-02-17 2018-05-17 シーメンス・ヘルスケア・ダイアグノスティックス・インコーポレーテッドSiemens Healthcare Diagnostics Inc. 検査室自動化のためのサイドビューサンプルチューブ画像におけるバーコードタグ検出

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