JPH11220437A - 移動通信端末 - Google Patents

移動通信端末

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JPH11220437A
JPH11220437A JP10020565A JP2056598A JPH11220437A JP H11220437 A JPH11220437 A JP H11220437A JP 10020565 A JP10020565 A JP 10020565A JP 2056598 A JP2056598 A JP 2056598A JP H11220437 A JPH11220437 A JP H11220437A
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JP
Japan
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communication terminal
mobile communication
transmission power
transmission
rate
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Application number
JP10020565A
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English (en)
Inventor
Hidenori Akita
英範 秋田
Katsutoshi Ito
克俊 伊東
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Oki Electric Industry Co Ltd
Original Assignee
Oki Electric Industry Co Ltd
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Publication date
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02DCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES [ICT], I.E. INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES AIMING AT THE REDUCTION OF THEIR OWN ENERGY USE
    • Y02D30/00Reducing energy consumption in communication networks
    • Y02D30/70Reducing energy consumption in communication networks in wireless communication networks

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  • Transmitters (AREA)
  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 移動通信端末の連続通話可能時間を長くす
る。 【解決手段】 送信電力を閉ループ制御する移動通信端
末において、一定レベルの通信品質で無線送信するため
に必要な最低無線送信電力を検出する手段と、通常はこ
の最低無線送信電力以上の送信電力で無線送信する手段
と、所定の条件が満たされた場合には、通信品質を犠牲
にしてでも、送信データレートを引き下げる手段と、こ
の送信データレートの引き下げがあると、前記制御用の
データで前記送信電力を当該最低無線送信電力より低く
制限して、前記電源を節約する手段とを設ける。これに
より連続通話可能な時間が長くなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は移動通信端末に関
し、たとえばCDMA(符号分割マルチプルアクセス)
方式のディジタル携帯電話機などに適用し得るものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来のCDMA方式のディジタル携帯電
話機における送信ベースバンド信号処理部9の例を、図
2に示す。
【0003】図2において、送信ベースバンド信号処理
部9の主要な構成要素は、マイク10、音声符号化器1
1、送信データ処理器12、符号化器13、スペクトル
拡散器14、ベースバンドフィルタ15、オフセット4
相位相シフトキーイング器16である。送信データ処理
器12はマイク10に供給される音声密度が高ければデ
ータレートを上げ、低ければデータレートを下げること
で、当該音声を符号化する。
【0004】閉ループ制御の場合、この携帯電話機が送
信した音声信号を受信し復号する基地局は、その復号誤
り率が高いときにはこの携帯電話機の送信電力が足りな
いと判断して、送信電力アップを求める制御データを送
信する。
【0005】これを受信した当該携帯電話機は送信電力
をアップする。これにより遠近問題に対応するととも
に、通常は前記復号誤り率が低下して、自動的に通信品
質が保持される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところが送信データ処
理器12のデータレートは、マイク10に供給される音
声密度が高くなるとアップし、データレートのアップは
この携帯電話機が送信する信号の拡散率を低下させ干渉
を増加させ特性の劣化をもたらして基地局における復号
誤り率を上昇させる。このため、基地局が送信する制御
データはさらなる送信電力アップを要求してくる。
【0007】このように、上記のような携帯電話機の送
信ベースバンド信号処理部9では、通信品質を保持する
ことに主眼が置かれており、送信電力消費量の上昇につ
いての対策は、講じられていたとしても副次的なもの
で、不十分であった。閉ループ制御のもとで、送信デー
タレートや音声符号化レートを上げると、音声品質は高
くなるものの、送信電力消費は上昇するのである。
【0008】このため携帯電話機がビルなどの影になっ
て基地局からの見通しが得られない場合や、基地局のカ
バーする範囲の限界付近に位置する場合には、音声品質
を保持するためにふんだんに送信電力が消費され、つい
には通話中に電源が切れるという事態を招く可能性が高
い。すなわち、連続通話時間が短い。
【0009】
【課題を解決するための手段】かかる課題を解決するた
めに本発明は、基地局から無線送信された信号に含まれ
ている制御用のデータに応じて、電源から得る送信電力
を閉ループ制御で変更する移動通信端末において、
(1)一定レベルの通信品質で無線送信するために必要
な最低無線送信電力を検出する手段と、(2)通常はこ
の最低無線送信電力以上の送信電力で無線送信する手段
と、(3)所定の条件が満たされた場合には、通信品質
を犠牲にしてでも、送信データレートを引き下げる手段
と、(4)この送信データレートの引き下げがあると、
前記制御用のデータで前記送信電力を当該最低無線送信
電力より低く制限して、前記電源を節約する手段とを設
けたことを特徴とする。
【0010】
【発明の実施の形態】(A)第1の実施形態 以下、本発明に係る移動通信端末をCDMA方式のディ
ジタル携帯電話機に適用した場合を例に、第1の実施形
態について説明する。
【0011】(A−1)第1の実施形態の構成 CDMA方式のディジタル携帯電話機のなかの送信ベー
スバンド信号処理部30の構成を図1に示す。この携帯
電話機内に装填された電池が、送信ベースバンド信号処
理部30をはじめ携帯電話機内の各回路に電力を供給し
ている。
【0012】図1において、電池電圧検出器31は携帯
電話機に装填された前記電池の電圧を監視することで電
池残量が、後述する所定の値を下回ったことを検出する
回路で、その出力端子はレート制御器32の入力端子に
接続されている。
【0013】レート制御器32は、電池残量が所定の値
を下回ったことを電池電圧検出器31が検出したことを
受けてレート制限信号を出力することで、音声符号化器
33の音声符号化レートを制限するとともに、送信デー
タ処理器34に送信データレートを制限させる回路であ
る。
【0014】音声符号化器33はたとえばIS−95に
対応した音声符号化器で、マイク39に入力される音声
の密度の変化に応じて9600bps、4800bp
s、2400bps、1200bpsの4段階で、頻繁
に符号化速度を変更する回路である。
【0015】この音声符号化器33の4段階の符号化速
度に対応して送信データ処理器34の行う処理が、次段
の符号化器13における4段階の各符号化速度に対応し
た符号化を可能にする。
【0016】送信データ処理器34は、後述する誤り率
測定器24が検出する復号誤り率に応じて、送信データ
レートを変化させる回路である。
【0017】これら音声符号化器33と送信データ処理
器34の処理速度が前記の音声密度に応じて変化する範
囲(たとえば9600bps〜1200bps)は、前
記のレート制限信号によって上限を制限されるのが、本
実施形態の特徴である。
【0018】その制限方法の具体例としては、マイク3
9に入力された音声密度が通常は9600bpsの符号
化速度に対応する音声密度である場合は1段階下の48
00bpsに、通常は4800bpsの符号化速度に対
応する場合は1段階下の2400bpsに、…と、それ
ぞれ1段階ずつ下の符号化速度で符号化するとよい。も
ちろん2段階ずつ下の符号化速度で符号化してもよい。
【0019】あるいは、単純に上限を9600bpsか
ら4800bpsに引き下げてもよいし、単純に上限を
2400bpsにしてもよく、すべての音声密度に対し
て最低符号化速度の1200bpsで符号化するように
してもよい。
【0020】いずれにしてもこのレート制限において
は、通常の会話もしくは有線電話レベルよりは低いが、
通話することは可能な程度の通信品質レベルが想定さ
れ、少なくともこのレベル程度の通信品質は保証しなけ
ればならない。
【0021】また電池電圧検出器31が検出する前記電
池残量についての所定の値は、少なくともこのレベル程
度の通信品質で、一定時間電力送信できる値であること
を要する。
【0022】送信データ処理器34からみて送信ベース
バンド信号処理部30の後段部30Bの初段は、送信デ
ータ処理器34から供給されるデータに対してたとえば
畳込み符号などによる符号化を施す符号化器35で、そ
の符号化率でデータレートはさらに増大し、最終的な送
信データレートが決まる。ただし、この増大率は当該符
号で一義的に決まるので、ここでは詳述しない。
【0023】さらに後段部30Bは、この符号化器35
の出力に対してスペクトル拡散を施すスペクトル拡散器
36と、スペクトル拡散後のベースバンド波形を整える
ベースバンドフィルタ37と、このベースバンド信号を
変調するオフセット4相位相シフトキーイング器38と
を備えている。
【0024】なお、送信データ処理器34からみた送信
ベースバンド信号処理部30の前段部30Aは、上述の
音声符号化器33とマイク39とから構成されている。
【0025】この送信ベースバンド信号処理部30に併
設されて、送信データレートと送信電力を制御する開ル
ープ、閉ループ混合方式の送信電力制御部20の構成
を、図3に示す。
【0026】図3において、携帯電話機のアンテナで受
信された基地局からの信号を増幅して出力する自動電力
制御アンプ21の出力は復調器22と加算器25に接続
されている。
【0027】復調器22は、基地局から送信された信号
の変調方式に対応した復調を行う回路で、その出力は復
号化器23と前記加算器25に接続されている。
【0028】復号化器23ではたとえばビタビ復号が施
され、得られた音声データは携帯電話機のレシーバによ
って外部へ出力されるが、この復号のビット誤り率を測
定する誤り率測定器24は、当該ビット誤り率を供給す
るために上述した送信データ処理器34に接続されてい
る。
【0029】図3中で、送信データ処理器34の前後段
には、図1に示した送信ベースバンド信号処理部30の
前段部30Aと後段部30Bとが存在する。
【0030】後段部30Bの出力は、さらに必要な処理
(図示せず)を経て、可変利得の送信アンプ26の入力
端子に接続される。送信アンプ26の出力端子は、携帯
電話機のアンテナに接続されている。
【0031】一方、自動電力制御アンプ21から加算器
25に供給された出力は、基地局から送信された信号の
本携帯電話機における受信電力に応じたデータで、開ル
ープ制御を行うために加算器25は、この受信電力が大
きいときには送信アンプ26の利得を下げて送信電力を
小さくし、小さいときには送信アンプ26の利得を上げ
て送信電力を大きくする方向に誘導する。
【0032】この加算器25に入力されるもう一つのデ
ータは、復調器22で取り出される基地局からの制御用
のデータである。
【0033】この制御用のデータは、本携帯電話機から
送信された信号の基地局での復号誤り率に応じたデータ
で、閉ループ制御を行うために加算器25は、当該復号
誤り率が高いほど送信アンプ26の利得を上げて携帯電
話機の送信電力を大きくする方向に誘導し、逆に低いほ
ど送信アンプ26の利得を下げて送信電力を小さくする
方向に誘導する。これにより携帯電話機の送信電力消費
を抑制するとともに、いわゆる遠近問題に対処する。
【0034】換言するなら、基地局からの要求と自携帯
電話機の要求とを合成することで双方の効果を平均化し
たものが加算器25の加算結果で、この加算結果に応じ
て送信アンプ26の送信電力を制御するとともに、復号
化器23による復号のビット誤り率に応じて送信データ
処理器34のデータレートを制御することによって、伝
搬特性が急激に変化する場合に対処している。
【0035】以下、上記のような構成を有する第1の実
施形態の動作について説明する。
【0036】(A−2)第1の実施形態の動作 携帯電話機に装填された電池の電圧に基づいて電池電圧
検出器31が、電池残量が所定の値より多いことを検出
している状態すなわち通常モードでは、レート制御器3
2は動作しない。このためマイク39に供給される音声
の密度に応じて音声符号化レートは9600〜1200
bpsの全範囲で変化し、携帯電話機が送信する音声の
品質を維持する。
【0037】この状態では、音声符号化レートが高くな
れば、前記基地局が送信してくる制御用のデータによっ
て加算器25が送信アンプ26の利得を上げて当該携帯
電話機の送信電力を大きくする。逆に音声符号化レート
が低くなれば、この送信電力が小さくなる。
【0038】また音声符号化レートが同じでも、当該携
帯電話機と基地局との距離が近い場合などには、基地局
における復号誤り率は低いので、基地局は本携帯電話機
の送信電力を小さくさせ、逆に遠い場合などには当該送
信電力を大きくさせる。
【0039】次いで、本携帯電話機における復号の誤り
率を測定する誤り率測定器24は、復号化器23による
復号のビット誤り率に応じて送信データ処理器34のデ
ータレートを制御することによって、閉ループ制御の帰
還ループの遅延を補い、伝搬特性が急激に変化する場合
に対処している。
【0040】一方、基地局から送信された信号の携帯電
話機における受信電力に応じて自動電力制御アンプ21
は、加算器25を介して、当該受信電力が大きいときに
は送信アンプ26の利得を下げて送信電力を小さくし、
小さいときには送信アンプ26の利得を上げて送信電力
を大きくする方向に誘導する。
【0041】そして、送信電力を決める送信アンプ26
の利得は、加算器25の加算結果に応じて変更される。
【0042】このような制御は、携帯電話機の電力消費
の低減に役立つ一面もあるが、その主な目的は遠近問題
に対処することである。すなわち、このような制御だけ
では、後述する図4および図6の場合などに送信電力が
著しく大きくなることになる。
【0043】一方、電池電圧検出器31が電池残量が所
定の値を下回ったことを検出した場合、すなわち低消費
電力モードでは、レート制御器32が音声符号化器33
と送信データ処理器34にレート制御信号を送る。
【0044】この検出は常時行っている必要はないが、
携帯電話機の送信電力は時々刻々と変化し、電池の消耗
も直線的ではない点を考慮し、十分に短い時間間隔で行
われる必要がある。またこの検出は、通信中に限って行
うようにしてもよい。
【0045】前記レート制御信号を受けた音声符号化器
33は、マイク39に入力された音声密度に対し、通常
より1段階ずつ下のレートで符号化を行う。これにより
通信品質は通常モードより低下し得るが、拡散率は上が
るので、基地局における復号誤り率は低く、基地局が要
求してくる送信電力は通常モードより小さくなる。した
がって、携帯電話機における電力消費を低減でき、連続
通話可能時間を長くできる。
【0046】低消費電力モードにおいては、送信データ
処理器34もそのレートの上限は制限され、誤り率測定
器34が測定した復号誤り率が低い場合でも、所定値を
超えてデータレートを上げることはない。これにより確
実に送信電力を低減し、電力消費を抑制する。
【0047】たとえば図4に示すように、本携帯電話機
40と通信中の基地局41とのあいだにビル42などが
あって、相互に見通しが得られない場合や、図6に示す
ように、基地局41のカバーエリアCEの限界CEE付
近に本携帯電話機40が位置する場合には、基地局41
における復号誤り率が高くなるために当該基地局41は
制御用のデータで携帯電話機40の送信電力アップを要
求してくる。
【0048】この要求に対して従来の携帯電話機は、電
池残量に配慮することなく送信電力をアップしていた
め、これらの状態での通信がつづくと、電池の消耗によ
って通話が中断する可能性が高かった。
【0049】本実施形態の携帯電話機では、図4および
図6の場合でも、まずは電池の残量を優先し、上述の低
消費電力モードでは、通信品質を犠牲にしても連続通話
可能時間を伸ばし電池の消耗を低減できるので、電池の
消耗による通話中断の可能性は低い。
【0050】また一回の通話の最中でも本実施形態の携
帯電話機は、電池の残量の低下によって通常モードから
低消費電力モードに連続的に移行することができる。
【0051】(A−3)第1の実施形態の効果 以上のように第1の実施形態の携帯電話機は、連続通話
可能時間が長く、通話中に電源が切れるという事態を招
く可能性が低い。
【0052】換言するなら、同一条件のもとで、従来の
携帯電話機と比較した場合、従来の携帯電話機が電源切
れで通信不能になってしまったあとでも、本実施形態に
係る携帯電話機は通信をつづけることができる。
【0053】(B)第2の実施形態 以下、本発明に係る移動通信端末を第1の実施形態と同
様に、CDMA方式のディジタル携帯電話機に適用した
場合を例に、第2の実施形態について説明する。
【0054】(B−1)第2の実施形態の構成および動
作 第2の実施形態に係る携帯電話機の送信ベースバンド信
号処理部50の構成を図5に示す。
【0055】図5において、自動電力制御アンプ21、
レート制御器32、マイク39、音声復号化器33、送
信データ処理器34、符号化器35、スペクトル拡散器
36、ベースバンドフィルタ37、およびオフセット4
相位相シフトキーイング器38の各々は、第1の実施形
態を示した図1および図3のなかの同一符号を付した部
分と同一の機能を有するので、その詳しい説明は省略す
る。なお、第2の実施形態の送信ベースバンド信号処理
部50も、第1の実施形態と同様に、図3の送信電力制
御部20に接続されている。
【0056】図5に示すように、自動電力制御アンプ2
1に接続された送信電力変動検出器51は、通常の会話
もしくは有線電話レベルの良好な通信品質の維持に最低
限必要な送信電力(すなわち最低送信電力)の変動を監
視する回路で、自動電力制御アンプ21の出力に基づい
て、基地局の要求と本携帯電話機における受信電力の変
動幅から前記最低送信電力の上昇幅を求める。
【0057】さらにこの送信電力変動検出器51は、求
めた最低送信電力の上昇幅があらかじめ設定されたしき
い値を超える場合には、低消費電力モードとなり、レー
ト制御器32を介して送信データレートの上限を制限す
る。
【0058】これにより閉ループ制御の帰還ループ、す
なわち基地局から送信された信号に含まれる制御用のデ
ータは、送信電力制御部20が送信電力を小さくする方
向に制御する。したがって通信品質は低下し得るが、電
力消費は低減される。
【0059】このように最低送信電力の上昇幅が前記し
きい値を超えるのは、たとえば図4に示すような場合で
ある。
【0060】図4の場合では、携帯電話機40は矢印B
に沿って移動したあと矢印Aに沿って移動する。矢印B
に沿った移動で見通しが得られなくなると、制御用のデ
ータで基地局41が要求する送信電力は急上昇し、その
上昇幅はしきい値を超えて、通常モードから低消費電力
モードに移行する。そして携帯電話機40が矢印Aに沿
って移動し、基地局41に対する見通しが得られると、
当該最低送信電力は急下降する。
【0061】このような最低送信電力の変動を確実に検
出するために、送信電力変動検出器51の検出動作の時
間間隔は十分に短くなければならないが、前記の急上昇
を検出してから急下降を検出するまでの期間は、当該検
出動作を行わない。これにより、携帯電話機40がビル
42の影で移動を停止した場合などには、低消費電力モ
ードを継続することができる。
【0062】図4の場合では必ずしも基地局41が要求
する送信電力は大きくないが、通常モードと低消費電力
モード相互のあいだの切り替えは、頻繁に起こりやすい
傾向があり、矢印Bに沿った移動で見通しが得られなく
なったときの最低送信電力の上昇幅は大きいのが普通で
ある。
【0063】したがって本実施形態は主として、図4の
ような場合に有効である。
【0064】換言するなら、求められる最低送信電力の
(値はそれほど大きくなくても、)上昇幅が大きいと、
基地局の要求通りに送信電力を上げなくても一定時間後
には良好な通信品質が回復する図4のような場合である
と認識して、最低送信電力未満まで送信電力を下げ、電
池の節約を優先する。
【0065】(B−2)第2の実施形態の効果 以上説明したように、第2の実施形態の携帯電話機によ
れば、電池残量が十分なときでも、また最低送信電力が
大きくなくても送信電力消費を低減するので、連続通話
可能時間は第1の実施形態に比べてさらに長く、通話中
に電源が切れるという事態を招く可能性は、さらに低
い。
【0066】また第2の実施形態によれば、通信品質が
低下し得る時間は長くは続かないことも多いので、通信
相手が受ける通信品質低下の影響は、あったとしても小
さい。
【0067】(C)第3の実施形態 以下、本発明に係る移動通信端末を第1の実施形態と同
様に、CDMA方式のディジタル携帯電話機に適用した
場合を例に、第3の実施形態について説明する。
【0068】(C−1)第3の実施形態の構成および動
作 第3の実施形態に係る携帯電話機の送信ベースバンド信
号処理部60の構成を図7に示す。
【0069】図7において、符号21および32〜39
を付した各部分は、第1の実施形態を示した図1および
図3のなかで同一符号を付した各部分と同一の機能を有
するので、その詳しい説明は省略する。なお、第3の実
施形態の送信ベースバンド信号処理部60も、第1の実
施形態と同様に、図3の送信電力制御部20に接続され
ている。
【0070】図7に示すように、自動電力制御アンプ2
1に接続された送信電力測定器61は、良好な通信品質
を維持するための最低送信電力の値を監視する回路で、
自動電力制御アンプ21の出力に基づいて、基地局の要
求と本携帯電話機における受信電力から前記最低送信電
力を求める。
【0071】そしてこの送信電力測定器61は、求めた
最低送信電力の値があらかじめ設定されたしきい値を超
える場合には、低消費電力モードとなり、レート制御器
32を介して送信データレートの上限を制限する。
【0072】これにより閉ループ制御の帰還ループ、す
なわち基地局から送信された信号に含まれる制御用のデ
ータは、送信電力制御部20が送信電力を小さくする方
向に制御する。したがって通信品質は低下し得るが、電
力消費は低減される。
【0073】第2の実施形態との相違は、最低送信電力
の変動幅ではなく、値そのものに基づいて制御する点に
ある。
【0074】たとえば図6において、基地局41のカバ
ーエリアCEの限界CEE付近に位置している携帯電話
機40に対し、基地局41の求める送信電力は大きい。
この携帯電話機40が基地局41に向かって矢印C方向
に移動して行くと、閉ループ制御によって基地局41の
求める送信電力は徐々に小さくなる。
【0075】本実施形態は、この図6の場合など、最低
送信電力の(変動幅は小さくても、)値が大きい場合に
有効である。
【0076】換言するなら、求められる最低送信電力の
変動幅は大きくなくてもその値が大きいと、図6の場合
のように、送信電力を上げなくても携帯電話機40の移
動で一定時間後には良好な通信品質が回復する場合であ
ると認識して、最低送信電力未満まで送信電力を下げ、
電池の節約を優先する。
【0077】(C−2)第3の実施形態の効果 以上説明したように、第3の実施形態の携帯電話機によ
れば、電池残量が十分なときでも、最低送信電力が大き
ければ送信電力消費を低減するので、連続通話可能時間
は第1の実施形態に比べてさらに長く、通話中に電源が
切れるという事態を招く可能性は、さらに低い。
【0078】また第3の実施形態によれば、通信品質が
低下し得る時間は携帯電話機の移動などによって長くは
続かないことも多いので、通信相手が受ける通信品質低
下の影響は、あったとしても小さい。
【0079】(D)第4の実施形態 以下、本発明に係る移動通信端末を第1の実施形態と同
様に、CDMA方式のディジタル携帯電話機に適用した
場合を例に、第4の実施形態について説明する。
【0080】(D−1)第4の実施形態の構成および動
作 第4の実施形態に係る携帯電話機の送信ベースバンド信
号処理部70の構成を図8に示す。
【0081】図8において、符号32〜39を付した各
部分は、第1の実施形態を示した図1および図3のなか
で同一符号を付した部分と同一の機能を有するので、そ
の詳しい説明は省略する。なお、第4の実施形態の送信
ベースバンド信号処理部70も、第1の実施形態と同様
に、図3の送信電力制御部20に接続されている。
【0082】図8に示すキーパット71は、本携帯電話
機のユーザが手動でレート制御器32を動作させるため
に設けられている。
【0083】ユーザはキーパット71を操作すること
で、電池を節約したいときはいつでも送信データレート
を制限して低消費電力モードとし、電池の節約よりも通
信品質の維持を優先したいときはいつでも送信データレ
ートの制限を解除して通常モードとする。
【0084】あるいは、通常モードと低消費電力モード
の2種類だけでなく、キーパット71の操作によって任
意のレート値をレート制御器32に与えることができる
ようにしてもよい。
【0085】(D−2)第4の実施形態の効果 以上説明したように、第4の実施形態の携帯電話機によ
れば、従来は閉ループ制御などで自動的に決まっていた
送信電力や通信品質を、携帯電話機のユーザが自由に選
択することができる。
【0086】すなわち、本携帯電話機のユーザが電池の
節約を優先したいときにはキーパットでレート値を下
げ、通信品質を優先したいときにはレート値を上げて対
応することができる。しかもその度合いを任意に選択す
ることも可能になる。
【0087】換言するなら、同一条件のもとで、従来の
携帯電話機と比較した場合、従来の携帯電話機が電源切
れで通信不能になってしまったあとでも、本実施形態に
係る携帯電話機は通信をつづけることが可能で、しかも
その通信品質をユーザが自由に選択することができる。
【0088】(E)他の実施形態 以上の説明において、第1〜第4の実施形態はそれぞれ
独立なものとしたが、通常モードと低消費電力モードの
切り替えなどの条件については、4つの実施形態のなか
から2〜4種類の条件を選択して、それらを任意に組み
合わせることで携帯電話機の送信ベースバンド信号処理
部を構成するようにしてもよい。これにより様々なバリ
エーションで、連続通話可能時間の長時間化と、通信品
質の維持のバランスをとることができる。
【0089】この場合、所定の(複合的な)条件が同時
に満たされたかどうかの判定が、十分に短い時間間隔で
行われることになり、一般的には、複合する条件の数が
増えるほど通信品質を重視することになる。
【0090】また第1〜第4のすべての実施形態におい
て、低消費電力モードになり送信信号の品質が低下し得
る状態であることを携帯電話機のユーザに知らせるため
に、LCD表示や警告音などを用いるようにしてもよ
い。
【0091】さらに、第1〜第4のすべての実施形態で
用いられている図3の送信電力制御部20は、開ループ
制御と閉ループ制御の混合方式で、誤り率測定器24が
測定する復号誤り率を利用していたが、誤り率測定器2
4は省略してもよく、開ループ制御を行わないようにし
てもよい。
【0092】なお、前記最低送信電力の値や変動幅は、
基地局の要求と本携帯電話機における受信電力の双方か
ら求めるようにしたが、基地局の要求(制御用のデー
タ)または受信電力の一方だけに基づいて求めるように
してもよい。
【0093】また、本発明の適用はCDMA方式のディ
ジタル携帯電話機に限らず、基地局から無線送信された
信号に含まれている制御用のデータに応じて、電源から
得る送信電力を閉ループ制御で変更する移動通信端末に
ついて、広く適用することが可能である。
【0094】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、送信電
力の閉ループ制御を活用して、従来より電源の消耗を抑
制することができるので、新たな電源を充填することな
く移動通信端末の連続通話可能時間を長くでき、通話が
電源切れで中断されるという事態を招く可能性が低い。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施形態に係る携帯電話機の送信ベース
バンド信号処理部を示すブロック図である。
【図2】従来の携帯電話機の送信ベースバンド信号処理
部を示すブロック図である。
【図3】第1〜第4の実施形態に係る携帯電話機の送信
電力制御部を示すブロック図である。
【図4】携帯電話機と基地局のあいだに障害物がある場
合を示す概略図である。
【図5】第2の実施形態に係る携帯電話機の送信ベース
バンド信号処理部を示すブロック図である。
【図6】携帯電話機が基地局のカバーエリアの限界付近
に位置する場合を示す概略図である。
【図7】第3の実施形態に係る携帯電話機の送信ベース
バンド信号処理部を示すブロック図である。
【図8】第4の実施形態に係る携帯電話機の送信ベース
バンド信号処理部を示すブロック図である。
【符号の説明】
11,33…音声符号化器、12,34…送信データ処
理器、13,35…符号化器、21…自動電力制御アン
プ、24…誤り率測定器、25…加算器、26…送信ア
ンプ、31…電池電圧検出器、32…レート制御器、4
0…携帯電話機、41…基地局、51…送信電力変動検
出器、61…送信電力測定器、71…キーパット。

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基地局から無線送信された信号に含まれ
    ている制御用のデータに応じて、電源から得る送信電力
    を閉ループ制御で変更する移動通信端末において、 一定レベルの通信品質で無線送信するために必要な最低
    無線送信電力を検出する送信電力検出手段と、 通常はこの最低無線送信電力以上の送信電力で無線送信
    する手段と、 所定の条件が満たされた場合には、通信品質を犠牲にし
    てでも、送信データレートを引き下げる手段と、 この送信データレートの引き下げがあると、前記制御用
    のデータで前記送信電力を当該最低無線送信電力より低
    く制限して、前記電源を節約する手段とを設けたことを
    特徴とする移動通信端末。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の移動通信端末におい
    て、 前記所定の条件とは、前記電源の残量が所定の値を下回
    る第1の条件であることを特徴とする移動通信端末。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載の移動通信端末におい
    て、 前記所定の条件とは、前記最低無線送信電力が所定のし
    きい値を超える第2の条件であることを特徴とする移動
    通信端末。
  4. 【請求項4】 請求項1に記載の移動通信端末におい
    て、 前記所定の条件とは、前記最低無線送信電力の変動幅が
    所定のしきい値を超える第3の条件であることを特徴と
    する移動通信端末。
  5. 【請求項5】 請求項1に記載の移動通信端末におい
    て、 前記所定の条件とは、外部から強制的に送信データレー
    ト値を付与する第4の条件であることを特徴とする移動
    通信端末。
  6. 【請求項6】 請求項1に記載の移動通信端末におい
    て、 前記所定の条件とは、請求項2に記載の第1の条件と、
    請求項3に記載の第2の条件と、請求項4に記載の第3
    の条件と、請求項5に記載の第4の条件のなかから選択
    した2つから4つの条件が、同時に満たされることであ
    ることを特徴とする移動通信端末。
  7. 【請求項7】 請求項1〜6に記載の移動通信端末にお
    いて、 前記所定の条件が満たされたかどうかの判定は、当該所
    定の条件が満たされたときから所定時間経過後にふたた
    び行われることを特徴とする移動通信端末。
  8. 【請求項8】 請求項1〜6のいずれかに記載の移動通
    信端末において、 前記の送信電力検出手段は、基地局から送信される前記
    制御用のデータに基づいて、前記の最低無線送信電力を
    検出することを特徴とする移動通信端末。
  9. 【請求項9】 請求項1〜6のいずれかに記載の移動通
    信端末において、 前記の送信電力検出手段は、基地局から送信された信号
    の受信電力に基づく開ループ制御で、前記の最低無線送
    信電力を検出することを特徴とする移動通信端末。
  10. 【請求項10】 請求項1〜6のいずれかに記載の移動
    通信端末において、 前記の送信電力検出手段は、 基地局から送信される前記制御用のデータに基づく閉ル
    ープ制御と、 この基地局から送信された信号の受信電力に基づく開ル
    ープ制御とで、前記の最低無線送信電力を検出すること
    を特徴とする移動通信端末。
  11. 【請求項11】 請求項1〜6のいずれかに記載の移動
    通信端末において、 前記送信データレートは、当該移動通信端末が受信し復
    号した信号の復号誤り率も加味して決めることを特徴と
    する移動通信端末。
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