JPH11216353A - 材料押出機 - Google Patents
材料押出機Info
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- JPH11216353A JPH11216353A JP10021277A JP2127798A JPH11216353A JP H11216353 A JPH11216353 A JP H11216353A JP 10021277 A JP10021277 A JP 10021277A JP 2127798 A JP2127798 A JP 2127798A JP H11216353 A JPH11216353 A JP H11216353A
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- B29C48/25—Component parts, details or accessories; Auxiliary operations
- B29C48/36—Means for plasticising or homogenising the moulding material or forcing it through the nozzle or die
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- Engineering & Computer Science (AREA)
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- Extrusion Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
Abstract
により適切な押出条件を達成することができる材料押出
機を提供する。 【解決手段】 供給口6と排出口8とを有するシリンダ
2内に、第1スクリュー3aおよび第2スクリュー3b
が同軸で配置されている。第1スクリュー3aと第2ス
クリュー3bは、各々第1雄ねじ10aと第2雄ねじ1
0bを有している。第1スクリュー3aと第2スクリュ
ー3bは、各々別個のモータ4,4により独立して駆動
され、第1スクリュー3aと第2スクリュー3bの回転
数および回転方向を互いに異ならせることができる。
Description
材料等からなる流動性材料を混練し必要により脱気を行
う材料押出機に関する。
押出機として、スクリューの本数が1本の1軸型材料押
出機と、2以上の複数軸型材料押出機とが知られてい
る。更に使用目的に応じて様々の構造のものが一般に知
られている。ここで、従来の1軸型材料押出機について
図15により説明する。
シリンダ2の内部に1本のスクリュー3が装着されてい
る。スクリュー3の一端は減速機1及びベルト30を介
してモータ4と接続されて回転する。スクリュー3の他
端は、通常は自由支持(フリー)となっている。
えばセラミック等からなる流動性材料は、供給口6より
シリンダ2の中に入り、スクリュー3により移送されな
がら、ヒータ80で加熱、溶融され、更にシリンダ2と
スクリュー3の間で混練された後、排出口8より排出さ
れる。また材料の温度制御を容易に行うために、空冷用
ブロア45が設けられているが、空冷用ブロアはないこ
ともある。
とする材料により、カサ比重や溶融温度、粘性等の特性
が異なる場合、安定した押出条件を保つために、加熱温
度やスクリュー3の回転数を変更している。しかしなが
ら、加熱温度やスクリュー3の回転数の変更のみでは十
分対応できない場合があり、この場合は、材料の特性に
合わせた形状の異なる複数のスクリュー3(たとえば異
なる雄ねじを有するスクリュー)を用意して材料により
交換しているのが実情である。
ものであり、特性の異なる材料に対しても安定した押出
条件を達成して所望性状を有する処理材料を得ることが
できる材料押出機を提供することを目的とする。
口を有するシリンダと、シリンダ内に回転自在に配設さ
れ、外周に第1雄ねじを有する第1スクリューと、シリ
ンダ内に第1スクリューと同軸に回転自在に配置され、
外周に第2雄ねじを有する第2スクリューとを備え、第
1スクリューと第2スクリューは、各々独立して駆動さ
れることを特徴とする材料押出機である。
うち少なくとも一方は、対応する駆動源により回転数ま
たは回転方向が可変となっていることを特徴としてい
る。
ーのうち少なくとも一方の外面であって、第1雄ねじま
たは第2雄ねじが形成されない領域に、複数の外周溝を
設けたことを特徴としている。
を特徴としている。
ーのうち少なくとも一方の端部に、溝部を有する混練機
構を設けたことを特徴としている。
口を設けたことを特徴としている。
のいずれかを設けたことを特徴としている。
ーのうち少なくとも一方に、加熱機構または冷却機構の
いずれかを設けたことを特徴としている。
と第2スクリューとの間に、絞り機構を設けたことを特
徴としている。
と第2スクリューとの間にフィルタ機構を設けたことを
特徴としている。
定めるダイ機構を設けたことを特徴としている。
流動性材料が供給されると、シリンダ内において第1ス
クリューの第1雄ねじと第2スクリューの第2雄ねじに
より材料が混練されながら移送される。第1スクリュー
および第2スクリューは各々の駆動源により、回転され
るので、材料の性状、必要とされる混練の程度、処理量
に応じた押出条件を容易に得ることができる。
のうちいずれか一方は、回転数または、回転方向が、可
変となっているので、材料の性状、必要とされる混練の
程度、処理量により一層適した運転条件が得られる。ま
た第1スクリューまたは第2スクリューの回転を逆回転
にすることにより、移送中の材料を逆方向に戻すことが
可能となり、移送中に不具合が生じた場合でも、装置を
停止することなく、運転を継続することが可能となる。
ーに設けた外周溝により材料を分割しながらせん断力を
与えることができ、混練の程度を高めることが可能とな
る。
材料を乱流状態としながら材料にせん断力を与えること
ができ、混練の程度を高めることが可能となる。
ーの一方の端部に混練機構を設けることにより、材料に
対してせん断力、こねる力、その他の力が加わり混練の
程度を高めることが可能となる。
り、材料が混練される際に発生するガスを効果的に取外
すことが可能となる。
段を設けているので、加熱の場合は、混練及び脱気の程
度を高めることが可能となり、冷却の場合は、溶融物を
所要の粘性、温度等にすることが可能となる。
ー側に加熱手段又は冷却手段を設けているので、加熱の
場合は混練及び脱気の程度を高めることが可能となり、
冷却の場合は、溶融物を所要の粘性、温度等にすること
が可能となる。
スクリューとの間に絞り機構を設けることにより、材料
の流れに抵抗が加わり、そのために、混練の効果を向上
させることが可能となる。
と第2スクリューとの間にフィルタ機構を設けることに
より材料中の異物が除去され、閉塞の生じない安定した
運転が可能となる。
所要の形状に成形された処理済材料を得ることが可能と
なる。
する。図1は本発明による材料押出機の第1の実施の形
態を示す図である。図1に示すように、材料押出機は減
速機1に水平方向に支持されるとともに供給口6と排出
口8を有するシリンダ2と、シリンダ2内に回転自在に
配設され外周に第1雄ねじ10aを有する第1スクリュ
ー3aと、シリンダ2内に第1スクリュー3aと同軸に
回転自在に配設され外周に第2雄ねじ10bを有する第
2スクリュー3bとを備えている。
ねじ10bは逆方向に形成されているか、正方向に形成
されていてもよい。また、シリンダ2は1本でもよく、
また複数本でもよい。
3bは、分離独立しており、第1スクリュー3aおよび
第2スクリュー3bは減速機1,1内部の伝達機構およ
びベルト30,30を介してモータ4,4に連結されて
いる。また各モータ4,4には端子箱31,31が取付
けられている。
ラミック材料等からなる流動性材料が投入されるホッパ
5が設けられている。またシリンダ2はシリンダカバー
7により覆われている。
の作用について説明する。まずホッパ5に流動性材料が
投入され、材料はその後、供給口6からシリンダ2内に
供給される。シリンダ2内に供給された材料は、まず第
1スクリュー3aの第1雄ねじ10aによって混練され
ながら移送され、次に第2スクリュー3bの第2雄ねじ
10bによって混練されながら排出口8方向へ移送され
る。
10bとが逆方向に形成されていると、第1スクリュー
3aと第2スクリュー3bの回転方向は逆向きとなる。
した材料は、その後排出口8から排出される。
1スクリュー3aおよび第2スクリュー3bを別個独立
して設けたので、例えば第1スクリュー3aを高速と
し、第2スクリュー3bを低速にして第1スクリュー3
aと第2スクリュー3bの回転数を異ならせることによ
り、シリンダ2内において材料の圧力を可変とすること
ができる。このため材料の特性に必要とされる混練の程
度および処理等に応じて運転することができ、所望の処
理済材料を得ることができる。
する。図2に示す第2の実施の形態は、各モータ4,4
に制御装置9を設け、この制御装置9によって第1スク
リュー3aおよび第2スクリュー3bの回転方向および
回転数を可変としたものであり、他は図1に示す第1の
実施の形態と略同一である。
態と同一部分には同一符号を付して詳細な説明は省略す
る。
第2スクリュー3bの回転数および回転方向は可変とな
っているので、シリンダ2内における材料の移送方向お
よび圧力を所望に応じて可変とすることができる。この
ことにより、材料の特性に必要とされる運転条件をより
確実に得ることができる。
について説明する。図3(a)(b)に示す第3の実施
の形態は第2スクリュー3bの第1スクリュー3a側端
部の外面であって、第2雄ねじ3bが形成されない領域
に、複数の外周溝11を設けたものであり、他は図1に
示す第1の実施の形態と略同一である。
1の実施の形態と同一部分には同一符号を付して詳細な
説明は省略する。
示す側面図、図3(b)は第2スクリュー3bを示す斜
視図である。
リュー3bの外面に複数の外周溝11が形成されている
ので、まず第1スクリュー3aの雄ねじ10aに沿って
移送された材料は、その後第2スクリュー3bの第2雄
ねじ10b側へ移送される。第2雄ねじ10bにより一
本のすじ状に送られた材料は、複数の外周溝11により
複数のすじ状に分けられ、このように複数のすじ状に分
けられる時に材料にせん断力が加えられ、材料が混練さ
れる。
1は、例えば4段に分けて設けられ、各段の外周溝11
間に外周溝11のない合流部11aが設けられている。
多数の外周溝11によってせん断力が加えられた材料
は、この合流部11aにおいて合流し、材料の混練がよ
り進行する。
クリュー3bの外面に複数の外周溝11を設けた例を示
したが、これに限らず第1スクリュー3aの外面に設け
てもよい。
について説明する。図4(a)(b)に示す第4の実施
の形態は、シリンダ2の内面に内周溝12を設けたもの
であり、他は図1に示す第1の実施の形態と略同一であ
る。
1の実施の形態と同一部分には同一符号を付して詳細な
説明は省略する。
れた第1スクリュー3aおよび第2スクリュー3bを示
す側面図、図4(b)はシリンダ2内面を示す図であ
る。
で第1スクリュー3aおよび第2スクリュー3bにより
移送された材料は、シリンダ2の内面に形成された内周
溝12内に入り、材料に乱流が生じる。このとき材料に
は、乱流によりせん断力が与えられて材料の混練が進行
する。
り、本発明の第5の実施の形態について説明する。図5
(a)(b)(c)(d)(e)(f)に示す第5の実
施の形態は、第2スクリュー3bの外面に複数の外周溝
11を設けるとともに、第1スクリュー3aの端部およ
び第2スクリュー3bの端部に混練機構40a,40b
を各々設けたものである。他の構成は図1に示す第1の
実施の形態と略同一である。
(f)において、図1に示す第1の実施の形態と同一部
分には同一符号を付して詳細な説明は省略する。
bを有する第1スクリュー3aおよび第2スクリュー3
bの側面図、図5(b)は図5(a)に示す混練機構4
0a,40bの側面図、図5(c)は図5(a)に示す
混練機構40a,40bの正面図、図5(d)は変形例
としての混練機構41a,41bを有する第1スクリュ
ー3aおよび第2スクリュー3bの側面図、図5(e)
は図5(d)に示す混練機構41a,41bの側面図、
図5(f)は図5(d)に示す混練機構41a,41b
の正面図である。
2スクリュー3bの外面に複数の外周溝11が設けら
れ、さらに第1スクリュー3aの端部および第2スクリ
ュー3bの端部3bに円筒状の混練機構40a,40b
が設けられている。混練機構40a,40bは、各々取
付ねじ42,42を有し、この取付ねじ42,42によ
り第1スクリュー3aの端部および第2スクリュー3b
の端部に各々装着されている。
円筒状をなし、その外面に溝部40cが形成されてい
る。
クリュー3aにより移送されてきた材料は、例えば第1
スクリュー3aと異なる回転数で回転する第2スクリュ
ー3b側へ移行する。この間、第1スクリュー3aの端
部と第2スクリュー3bの端部に、各々混練機構40
a,40bが設けられているので、材料は各混練機構4
0a,40bの溝部40c内に入り、材料の分割が行な
われる。材料の分割が行なわれると材料にせん断力が加
わり、このため材料の混練が進行する。
状混練機構40a,40bの代わりに、第1スクリュー
3aの端部および第2スクリュー3bの端部に図5
(d)(e)(f)に示す円すい状混練機構41a,4
1bを取付ねじ42により装着してもよい。図5(a)
(b)(c)において、円すい状混練機構41a,41
bはその外面に溝部41aが形成されている。
(d)(e)(f)において、第1スクリュー3aの端
部および第2スクリュー3bの端部に、各々混練機構4
0a,40bまたは混練機構41a,41bを設けた例
を示したが、第1スクリュー3aおよび第2スクリュー
3bのうち、いずれか一方に設けてもよい。
する。図6に示す第6の実施の形態は、シリンダ2の中
央部近傍および排出口8近傍に、脱気口14を有する脱
気室14を各々設けるとともに、第2スクリュー3bの
外面に複数の外周溝11を設けたものである。他の構成
は、図1に示す第1の実施の形態と略同一である。
態と同一部分には同一符号を付して詳細な説明は省略す
る。
よび排出口8近傍に脱気口14を有する脱気室13を設
けたので、例えば材料が水分を含む場合、シリンダ2内
において混練中に材料から水蒸気等のガスが生じても、
このガスをシリンダ2の中央部近傍の脱気口14および
排出口8近傍の脱気口14から外方へ排気することがで
きる。
ける代わりに、脱気ノズルを直接シリンダ2に設けても
よい。
ついて説明する。図7に示す実施の形態はシリンダ2を
電気ヒータ50で加熱するとともに、第2スクリュー3
bに複数の外周溝11を設けたものであり、他は図1に
示す第1の実施の形態と略同一である。図7において、
図1に示す第1の実施の形態と同一部分には同一符号を
付して詳細な説明は省略する。
シリンダ2を取囲むように電気ヒータ50が設置され、
この電気ヒータ50には温度制御装置51が接続されて
いる。また電気ヒータ50は複数のセグメントに分割さ
れ、このためきめ細かな温度制御が可能となっている。
り、材料を溶融させたり、材料からガスを容易に発生さ
せることができる。
熱する例を示したが、これに限らずバーナでシリンダ2
を加熱してもよく、熱媒で加熱してもよい。また複数の
熱源の組合せ、例えば電気ヒータと熱媒を組み合わせて
シリンダ2を加熱してもよい。
りに、図8に示すようにシリンダ2を冷却してもよい。
すなわち、図8に示すようにシリンダ2の外表面にシリ
ンダ2を取囲むようにジャケット52が設けられ、この
ジャケット52に冷却装置53により冷却された水が供
給されてシリンダ2を冷却している。冷却源としては水
の他、冷媒、空気などを用いてもよい。空気を用いる場
合は、ブロアが設置される。
により、材料に所定の粘性をもたせることができ、排出
口8から所定粘性をもった処理済の材料を得ることがで
きる。
示す冷却用ジャケット52とを組合せ、シリンダ2の上
流側において電気ヒータ50により材料を加熱して材料
中からガスを発生させるとともにシリンダ2の下流側に
おいて冷却ジャケット52により材料を冷却してもよ
い。
いて説明する。図9乃至11に示す第8の実施の形態
は、第2スクリュー3bを加熱または冷却するととも
に、第2スクリュー3bの外面に複数の外周溝11を設
けたものである。
と略同一である。図9乃至11において、図1に示す第
1の実施の形態と同一部分には同一符号を付して詳細な
説明は省略する。
側熱源18が配置され、スクリュー側熱源18から供給
される高温流体が入口配管19およびロータリジョイン
ト17を通って第2スクリュー3bに入り、第2スクリ
ュー3bを加熱する。第2スクリュー3bの内部には循
環路(図示せず)が形成されており、第2スクリュー3
b内部の循環路を通過した高温流体は、ロータリジョイ
ント17および出口配管20を通ってスクリュー側熱源
18に戻る。
ことにより、材料を溶融させたり、材料からガスを発生
させることができる。
18を設ける代わりに、図10に示すように電気ヒータ
25により第2スクリュー3bを加熱してもよい。
リュー3bの内部に電気ヒータ25が設けられており、
第2スクリュー3bの外周部にはスリップリング21が
取付けられている。またスリップリング21にはブラシ
22が接続されている。
ブラシ22、およびスリップリング21を通って電気ヒ
ータ25に電気が供給され、電気ヒータ25により第2
スクリュー3bが加熱される。
2スクリュー3bを加熱する代わりに、図11に示すよ
うに第2スクリュー3bを冷却してもよい。
ー側冷却源27が配置され、スクリュー側冷却源27か
ら供給される冷却流体が入口配管28およびロータリジ
ョイント26を通って第2スクリュー3bに入り第2ス
クリュー3bを冷却する。
の内部には循環路が形成されており、第2スクリュー3
bの内部の循環路を通過した冷却流体はロータリジョイ
ント26および出口配管29を通ってスクリュー側冷却
源27に戻る。
ことにより、材料に所定の粘性をもたせ、排出口8から
所定粘性をもった処理済の材料を得ることができる。
ュー3bを加熱したり冷却した例を示したが、第2スク
リュー3bの代わりにまたは第2スクリュー3bととも
に第2スクリュー3aを加熱したり冷却してもよい。
9の実施の形態について説明する。図12(a)(b)
(c)(d)に示す第9の実施の形態は、シリンダ2内
であって第1スクリュー3aと第2スクリュー3bとの
間に絞り機構60,62を設けるとともに、第2スクリ
ュー3bの外面に複数の外周溝11を設けたものであ
る。他の構成は図1に示す第1の実施の形態と略同一で
ある。
て、図1に示す第1の実施の形態と同一部分には同一符
号を付して詳細な説明は省略する。
すように、シリンダ2内であって第1スクリュー3aと
第2スクリュー3bとの間に開口60aを有する絞り機
構60が設けられている。絞り機構60はシリンダ2に
設けられたフランジ61により挟持されて保持されてい
る。ここで図12(a)は絞り機構60の取付構造を示
す側面図、図12(b)は絞り機構60の正面図、図1
2(c)は絞り機構60の断面図である。
リュー3bとの間に絞り機構60を設けることにより、
シリンダ2内の材料に圧力を加えて混練を進めることが
できる。また、第1スクリュー3aと第2スクリュー3
bとの間に一定の空間が形成されている。第1スクリュ
ー3aの第1雄ねじ10aによって形成された狭い流路
を送る材料が第2スクリュー3bの第2雄ねじ10bに
よって形成された狭い流路へ移行するが、この場合第1
スクリュー3aと第2スクリュー3bとの間の空間を絞
り機構60により狭くしておくことにより、第1スクリ
ュー3aから第2スクリュー3bへの材料の移行がスム
ースに行なわれる。
うに、シリンダ2と別体に絞り機構60を設ける代わり
に、シリンダ2に開口62aを有する絞り機構62を一
体に設けてもよい。
説明する。図13に示す第10の実施の形態は、シリン
ダ2のうち第1スクリュー3aと第2スクリュー3bと
の間にフィルタ機構70を設けるとともに、第2スクリ
ュー3bの外面に複数の外周溝11を設けたものであ
る。他の構成は図1に示す第1の実施の形態と略同一で
ある。
形態と同一部分には同一符号を付して詳細な説明は省略
する。
2内であって第1スクリュー3aと第2スクリュー3b
との間にフィルタ機構70が設けられている。フィルタ
機構70はハウジング72と、ハウジング72内に収納
されたフィルタ74およびフィルタ支え75とを有して
おり、ハウジング72は保持体71内に摺動自在に保持
されている。また保持体71内に保持されたハウジング
72は駆動部73により駆動される。なお、保持体71
はシリンダ2に取付けたれたフランジ76により挟持さ
れて固定される。
その変形が生じないようにフィルタ74を保持するもの
である。
路上にあって材料中の異物除去を行っている状況を示し
ている。フィルタ74に目詰りが生じた場合には、ハウ
ジング72が駆動部73により保持体71内で摺動し、
A点まで到達する。このようにしてフィルタ74をシリ
ンダ2の外部に位置させ、フィルタ74を交換すること
ができる。フィルタ74の交換が終了したら、再び駆動
部73により、ハウジング72を保持体71内で摺動さ
せて元の位置に戻す。
運転中にフィルタ74を交換するために、フィルタ機構
70を2台設けてフィルタ74の交換中も他のフィルタ
機構70のフィルタ74によって材料中の異物除去を行
ってもよい。
溝11は、その溝形状が細かいので異物が詰まり易い
が、フィルタ機構70のフィルタ74により材料中の異
物を取除くことによりフィルタ機構70より下流側の外
周溝11内に異物が入ることはない。
形態について説明する。図14(a)(b)に示す第1
1の実施の形態は排出口8に処理済材料の形状を定める
ダイ機構35を設けるとともに、第2スクリュー3bの
外面に複数の外周溝11を設けたものである。他の構成
は図1に示す第1の実施の形態と略同一でである。
第1の実施の形態と同一部分には同一符号を付して詳細
な説明は省略する。
8にダイ機構35が設けられている。ダイ機構35の形
状を種々変えることにより、例えば細長状の処理済材料
を得ることができる。この細長状材料を切断することに
より、所望形状の塊状材料を得ることができる。
処理すべき材料の性状が異なっても、1台の材料押出機
により容易に適切な押出条件を達成することができる。
このため所望性状の処理材料を得ることができる。
示す構成図。
示す構成図。
示す構成図。
示す構成図。
示す構成図。
示す構成図。
示す構成図。
変形例を示す構成図。
示す構成図。
の変形例を示す構成図。
の変形例を示す構成図。
を示す構成図。
態を示す構成図。
態を示す構成図。
Claims (11)
- 【請求項1】供給口と排出口を有するシリンダと、 シリンダ内に回転自在に配設され、外周に第1雄ねじを
有する第1スクリューと、 シリンダ内に第1スクリューと同軸に回転自在に配置さ
れ、外周に第2雄ねじを有する第2スクリューとを備
え、 第1スクリューと第2スクリューは、各々独立して駆動
されることを特徴とする材料押出機。 - 【請求項2】第1スクリューと第2スクリューのうち少
なくとも一方は、対応する駆動源により回転数または回
転方向が可変となっていることを特徴とする請求項1記
載の材料押出機。 - 【請求項3】第1スクリューおよび第2スクリューのう
ち少なくとも一方の外面であって、第1雄ねじまたは第
2雄ねじが形成されない領域に、複数の外周溝を設けた
ことを特徴とする請求項1および2のいずれか記載の材
料押出機。 - 【請求項4】シリンダ内面に内周溝を設けたことを特徴
とする請求項1乃至3のいずれか記載の材料押出機。 - 【請求項5】第1スクリューおよび第2スクリューのう
ち少なくとも一方の端部に、溝部を有する混練機構を設
けたことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか記載の
材料押出機。 - 【請求項6】シリンダに内部ガスを脱気する脱気口を設
けたことを特徴とする請求項1乃至5のいずれか記載の
材料押出機。 - 【請求項7】シリンダに加熱機構または冷却機構のいず
れかを設けたことを特徴とする請求項1乃至6のいずれ
か記載の材料押出機。 - 【請求項8】第1スクリューおよび第2スクリューのう
ち少なくとも一方に、加熱機構または冷却機構のいずれ
かを設けたことを特徴とする請求項1乃至7のいずれか
記載の材料押出機。 - 【請求項9】シリンダ内のうち、第1スクリューと第2
スクリューとの間に、絞り機構を設けたことを特徴とす
る請求項1乃至8のいずれか記載の材料押出機。 - 【請求項10】シリンダ内のうち、第1スクリューと第
2スクリューとの間に、フィルタ機構を設けたことを特
徴とする請求項1乃至9のいずれか記載の材料押出機。 - 【請求項11】シリンダの排出口に、材料の形状を定め
るダイ機構を設けたことを特徴とする請求項1乃至10
のいずれか記載の材料押出機。
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---|---|---|---|
JP02127798A JP3868614B2 (ja) | 1998-02-02 | 1998-02-02 | 材料押出機 |
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JP02127798A JP3868614B2 (ja) | 1998-02-02 | 1998-02-02 | 材料押出機 |
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JPH11216353A true JPH11216353A (ja) | 1999-08-10 |
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JP02127798A Expired - Fee Related JP3868614B2 (ja) | 1998-02-02 | 1998-02-02 | 材料押出機 |
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JP (1) | JP3868614B2 (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002234012A (ja) * | 2000-05-12 | 2002-08-20 | Denso Corp | 押出成形装置 |
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JP2019136959A (ja) * | 2018-02-13 | 2019-08-22 | 株式会社日本製鋼所 | 2軸押出機、減速機及び押出方法 |
-
1998
- 1998-02-02 JP JP02127798A patent/JP3868614B2/ja not_active Expired - Fee Related
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JP2019136959A (ja) * | 2018-02-13 | 2019-08-22 | 株式会社日本製鋼所 | 2軸押出機、減速機及び押出方法 |
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US11618199B2 (en) | 2018-02-13 | 2023-04-04 | The Japan Steel Works, Ltd. | Twin-screw extruder, gear box and method for extrusion |
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