JPH11215573A - 分散ネットワーク型監視装置 - Google Patents

分散ネットワーク型監視装置

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JPH11215573A
JPH11215573A JP1578198A JP1578198A JPH11215573A JP H11215573 A JPH11215573 A JP H11215573A JP 1578198 A JP1578198 A JP 1578198A JP 1578198 A JP1578198 A JP 1578198A JP H11215573 A JPH11215573 A JP H11215573A
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JP
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operation data
monitoring
capsule
monitoring device
distributed network
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JP1578198A
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English (en)
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Naoki Kawaguchi
直樹 川口
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 監視対象を増設しても中央監視機能の高性能
化する必要がなく、また監視対象個々の特性に応じて異
なる種類の監視を容易に実現できる。 【解決手段】 多数の監視対象1の夫々に接続され、当
該監視対象についての稼働データの収集管理を行う稼働
データカプセル2と、各稼働データカプセルとネットワ
ーク4を介して接続されており、稼働データ取出要求に
対応して稼働データカプセルから稼働データを取り出
し、出力する監視手段3とを備えた分散ネットワーク型
監視装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は分散ネットワーク
型監視装置、特に多数の監視対象を接続してなるネット
ワークにおいて、効率のよい監視を行うのに適した分散
ネットワーク型監視装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】多数台の設備を監視することは、産業上
の種々の分野で広く行われていることである。特に近年
の計算機技術及び通信技術の発達に伴い、ネットワーク
を介し多数設備を中央の計算機で集中的に管理するよう
になっている。
【0003】このようなネットワーク型監視装置をPO
Sレジスタに適用した例を次に説明する。図7は従来の
ネットワーク型監視装置の構成例を示す図である。
【0004】同図に示すように、このネットワーク型監
視装置では、監視装置91に稼働データ照会機構92と
稼働データ収集機構93と稼働データ管理機構94とが
設けられている。監視装置91の稼働データ収集機構9
3は、通信回線95を介して監視対象であるPOSレジ
スタ96が接続されている。
【0005】ここで通信回線95は、LAN等のネット
ワークであったり、入出力信号線であったり、様々な形
態があるが、このネットワーク型監視装置の仕組みの基
本的な考え方は、売り上げ等のPOSレジスタ96の稼
働データを監視装置一カ所に集めて監視を行うところに
ある。収集された稼働データは稼働データ管理機構94
に格納され、操作者のデータ照会に応じて表示装置97
や印字装置98から出力される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、稼働データを
一カ所に集める特性ゆえに問題点もある。操作者がどの
POSレジスタの稼働データを照会するか予測できない
から、監視装置91は操作者の見る見ないに関わらず常
時すべてのPOSレジスタから稼働データを収集する必
要がある。これは、POSレジスタが増えるにつれ、監
視装置91はデータ収集能力を求められ次第に大型化せ
ざるを得ないことを意味する。
【0007】例えば図7に示すようなシステムを構築し
た場合、一般には監視装置91としてワークステーショ
ンクラスの計算機を用いる必要がある。ここで、従来は
監視対象の数が増えればワークステーションを増設し、
別のネットワークからなるネットワーク型監視装置を構
築し、すなわち2つの別々のネットワークシステムとし
て全体を管理することになる。さもなければ、監視装置
91に使用する計算機をより能力の高いものに交換する
必要があるが、POSレジスタの売り上げ監視システム
等で大型計算機(汎用機)を用いるのはコスト的にとて
も引き合わず非現実的である。
【0008】しかも収集したデータは、操作者はそのす
べてを照会するわけではなく必要に応じて一部のPOS
レジスタについて照会するにすぎない。このように監視
装置の大型化はコストの割には得られる効果が少ない。
【0009】また、図7のシステムではすべての設備を
一律に管理するため、画一的な監視にとどまることが多
い。監視対象がPOSレジスタ等の場合であれば、これ
でも大きな問題は生じないかもしれないが、例えばマシ
ニングセンターや無人搬送機等といった複数種類の機械
設備を有する工場においては画一的な監視では不十分で
ある。しかしながら、機械設備個々の特性データを監視
することは、監視装置91にそのための特別な仕組みを
取り込む必要があり、実現は困難である。
【0010】本発明は、このような実情を考慮してなさ
れたもので、監視対象を増設しても中央監視機能の高性
能化する必要がなく、また監視対象個々の特性に応じて
異なる種類の監視を容易に実現できる分散ネットワーク
型監視装置を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明の骨子は、稼働デ
ータを収集し管理保管する機能を設備側に持たせ、監視
装置はそれらを個別に照会する機能に限定するところに
ある。監視装置は設備を個別に照会するから、設備の増
設が監視装置の大型化につながらない。稼働データを収
集する機能と管理保管する機能が設備とともにカプセル
化されるため、一部の設備に特有の稼働データを収集す
ることが他の設備の稼働データ収集に影響を及ぼさな
い。結果として、設備の増設に低コストで追随でき、か
つ設備に特有の監視も容易に実現可能なコストパフォー
マンスに優れた監視システムが提供できる。
【0012】また、上記課題の解決は、より具体的に
は、以下のような解決手段により実現される。まず、請
求項1に対応する発明は、多数の監視対象の夫々に接続
された稼働データカプセルにより、当該監視対象につい
ての稼働データの収集管理が行われる。そして、各稼働
データカプセルとネットワークを介して接続された監視
手段により、稼働データ取出要求に対応して稼働データ
カプセルから稼働データが取り出され、出力される。
【0013】したがって、監視対象を増設しても中央監
視機能の高性能化する必要がなく、また監視対象個々の
特性に応じて異なる種類の監視を容易に実現することが
できる。
【0014】次に、請求項2に対応する発明は、稼働デ
ータカプセルに1チップマイコンを用いることで、より
低コストで現実的なシステムを構築することができる。
さらに、請求項3に対応する発明は、監視手段にパーソ
ナルコンピュータを用いることで、さらに低コストで現
実的なシステムを構築することができる。
【0015】このシステムでは、監視対象をたとえ数百
台、数千台としても現実的に監視目的を達成することが
できる。このようなことが実現可能となるのは、低コス
トでかつデータ収集管理程度は可能な1チップマイコン
にその制御プログラムを与え、分散システムを構築させ
たところにある。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て説明する。 (発明の第1の実施の形態)まず、本実施形態では、多
数の機械設備を有する工場において、これらの機械設備
を監視するシステムとして本発明の分散ネットワーク型
監視装置を構築させる場合を説明する。
【0017】図1は本発明の第1の実施の形態に係る分
散ネットワーク型監視装置を適用した機械設備監視シス
テムの一例を示す構成図である。この分散ネットワーク
型監視装置においては、監視対象となる複数の機械設備
1夫々に直接に稼働データカプセル2が接続され、この
稼働データカプセル2が通信回線4を介して監視装置3
の接続されてネットワークが構成されている。
【0018】監視装置3は、パーソナルコンピュータや
ワークステーション等の比較的低機能なコンピュータで
構成され、稼働データ照会機構7を備えるとともに、こ
の移動データ照会機構7に対して入力装置10からデー
タ照会の要求入力ができるようになっている。また、要
求に対する結果出力は監視装置3に接続された表示装置
8又は印字装置9から行われるようになっている。
【0019】稼働データ照会機構7は、データ照会要求
に応じ、その照会対象の機械設備1に設けられた稼働デ
ータカプセル2に稼働データを要求するようになってい
る。また、なお稼働データ照会機構7は、コンピュータ
である監視装置3のCPUやメモリ等のハードウエア資
源及びプログラム等のソフトウエア資源が結合してなる
機能実現手段である。
【0020】稼働データカプセル2は、ハードウエアと
しての1チップマイコン(ワンチップマイクロコンピュ
ータ)と、その動作プログラム並びに収集した稼働デー
タ等を備えるものである。その機能としては稼働データ
収集機構5と稼働データ管理機構6とからなっている。
なお、1チップマイコンは、少なくともCPU,RA
M,ROM,入出力制御LSIを1チップに組み込んだ
ものである。ここでは便宜上、複数チップを1セットと
したひとまとまりも1チップマイコンに含めている。な
お、本実施形態の1チップマイコンは、それ自体あるい
はそれに結合される手段により通信機能を有している。
【0021】稼働データ収集機構5は、機械設備1から
各種の稼働データを収集する。このデータ収集は監視装
置3と無関係に行われ、予め設定された周期、あるいは
機械設備1側で状態が変化する度に行われるものであ
る。
【0022】また、稼働データ管理機構6は、収集され
た稼働データを格納するとともに、監視装置3からの要
求に応じて収集した稼動データを監視装置3に送出す
る。したがって、稼働データ収集機構5と稼働データ管
理機構6とにより、この稼働データカプセル2は、監視
装置3と無関係にデータ収集、データ保持を行う独立し
た機能として存在している。その動作プログラム及び収
集データは一種の分散オブジェクト的であるが、ハード
ウエアである1チップマイコンと結合している点で異な
っている。なお、稼働データカプセル2のハードウエア
としては、例えばLON(Local Operating System)や
CAN(Controller Area Network )のチップを用いて
もよい。
【0023】また通信回線4は、LAN等のネットワー
クでもよく、また、単なる入出力信号線でもよい。次
に、以上のように構成された本発明の実施の形態に係る
分散ネットワーク型監視装置の動作について説明する。
【0024】まず、機械設備1からは稼働データ収集機
構5により稼働データが常時収集されている。この収集
された稼働データは稼働データ管理機構6に管理保持さ
れる。なお、稼働データカプセル2は、最小限の電力で
駆動できるので、機械設備1自体や監視装置3の電源が
投入されていないときでも動作するように電力供給され
ており、機械設備1の状態を常に監視している。
【0025】一方、操作者は、監視したい機械設備1の
稼働状態を表示させるべく、入力装置10から機械設備
1を指定して稼働データ照会を行う。照会要求が入力さ
れた監視装置3の稼働データ照会機構7により、該当す
る稼働データカプセル2から稼働データが取り出され、
その結果が表示装置8より表示され、あるいは印字装置
9から出力される。
【0026】なお、機械設備1の稼働データは、その機
械設備専用の稼働データカプセル2により収集管理され
ている。したがって、機械設備個々の特性に応じたデー
タ収集・管理を行うことも可能である。このようなデー
タ管理を行っても、それが他の機械設備1の稼働データ
カプセル2には影響を及ぼすことはない。
【0027】また、稼働データ照会機構7に対しては、
複数の機械設備1の稼働状態を一度に出力させるよう要
求することも可能である。この場合、稼働データ照会機
構7により複数の稼働データカプセル2から稼働データ
取り出しが行われるが、稼働データ照会機構7は一度の
稼働データ取り出しでは常に一つの稼働データカプセル
2としか接続されない。したがって、操作者からの照会
要求設備数や稼働データカプセル2の総数に無関係に、
監視装置3には一定の負荷のみがかかることになる。
【0028】上述したように、本発明の実施の形態に係
る分散ネットワーク型監視装置は、各々の機械設備1に
接続された稼働データカプセル2により稼働データを収
集管理し、必要なときに個別に監視装置3から収集稼働
データの取り出しを行うようにしたので、監視装置3に
稼働データの収集管理を行わせる必要がなく、従来の監
視装置に比べ小型の設備(パーソナルコンピュータ程
度)で十分に監視機能を実現できる。すなわち稼働デー
タ照会機構7は常に一つの稼働データカプセル2と接続
されるにすぎないから、機械設備1の増設が監視装置3
の大型化につながらない。したがって、経済的である
し、機械設備が増設されても監視装置を大型化・高性能
化する必要がない。
【0029】また、各稼働データの管理は各機械設備1
に付属の稼働データカプセル2で行うので、機械設備1
の特性の違いによる管理データの違いが他の稼働データ
カプセル2における処理に影響しない。従来ならば、す
べての機械設備1の稼働データを包含する管理データベ
ースを構築するところであるが、本発明では稼働データ
カプセル個々でデータ管理されるのでその必要はない。
それゆえに、管理データの変更あるいは機械設備の増設
にも柔軟に対応できる。 (発明の第2の実施の形態)本実施形態においては、多
数多種類の機械設備を有する工場において、これらの機
械設備を監視するシステムとして本発明の分散ネットワ
ーク型監視装置を構築させる場合を説明する。
【0030】図2は本発明の第2の実施の形態に係る分
散ネットワーク型監視装置を適用した機械設備監視シス
テムの一例を示す構成図であり、図1と同一部分には同
一符号を付して説明を省略し、ここでは異なる部分につ
いてのみ述べる。
【0031】本実施形態では、より具体的には機械設備
工場内の機械加工ラインに分散ネットワーク型監視装置
が適用されている。ここで、機械設備1として、マシニ
ングセンター1M、無人搬送車1V、自動倉庫1Wが設
けられている。また、これらの機械設備1に対応する稼
働データカプセル2として、マシニングセンター1Mに
稼働データカプセル2M、無人搬送車1Vに稼働データ
カプセル2V、自動倉庫1Wに稼働データカプセル2W
が接続されている。また、機械設備1に接続されない稼
働データカプセル2として、稼働データカプセル2MG
が通信回線4に接続されている。その他の構成は第1の
実施形態と同様である。
【0032】稼働データカプセル2Mは、システムに共
通な稼働データの他に、マシニングセンター1Mの特性
にあわせた稼働データの収集と管理を行う。同様に稼働
データカプセル2Vは、システムに共通な稼働データの
他に無人搬送車1Vの特性にあわせた稼働データの収集
と管理を行い、稼働データカプセル2Wはシステムに共
通な稼働データの他に自動倉庫1Wの特性にあわせた稼
働データの収集と管理を行う。
【0033】稼働データカプセル2MGは、各稼働デー
タカプセル2Mにて管理される稼働データをさらに別途
にまとめて管理するものである。すなわち、すべてのマ
シニングセンター1Mをグループ管理する。
【0034】次に、以上のように構成された本発明の実
施の形態に係る分散ネットワーク型監視装置の動作につ
いて説明する。本実施形態の基本的な動作は第1の実施
形態と同様である。また、本実施形態では、稼働データ
の内容として機械設備1の種類毎に異なるものを管理で
きるようになっている。
【0035】例えば、マシニングセンター1Mの場合、
稼働データカプセル2Mでは、システムに共通な稼働デ
ータとして累積稼働時間・自動運転時間・手動介入時間
・停止時間・故障時間等が管理されている。さらにマシ
ニングセンターの特性に合わせた稼働データとして、累
積切削時間・工具別切削時間・磨耗工具・NCテープ別
使用頻度等が管理される。操作者は、監視装置3の稼働
データ照会機構7に照会してこれらの稼働データを出力
させる。
【0036】次に、無人搬送車1Vの場合、稼働データ
カプセル2Vではシステム共通稼働データの他に、累積
走行距離・ストッカ別停車累積数等が収集管理されてい
る。さらに、自動倉庫1Wの場合、稼働データカプセル
2Wではシステム共通稼働データの他に、棚別入出庫履
歴・平均棚入れ棚出し時間等が収集管理されている。こ
れらの稼働データについて、監視装置3が操作者の要求
に応じて、稼働データカプセル2(2V,2W)から稼
働データを取り出す仕組みはマシニングセンター1Mの
場合と同じである。
【0037】稼働データを工程や機械設備1の機種等で
まとめて管理したい場合、専用の稼働データカプセルを
設置する方法がある。本実施形態における稼働データカ
プセル2MGがこれに該当する。なお、上記したよう
に、その機械設備1に付属の稼働データカプセル2Mで
まかなうことも可能である。
【0038】本実施形態では、稼働データカプセル2M
Gによって、各稼働データカプセル2Mから稼働データ
が収集され、それが集計される。こうして稼働データカ
プセル2MGにおいて、マシニング工程の生産高・稼働
率・歩留まり等が管理されている。操作者がマシンニン
グ工程の稼働データを照会したいときには、監視装置3
に対し稼働データカプセル2MGに問い合わせるよう要
求する。監視装置3の稼働データ照会機構7と稼働デー
タカプセル2MGと間の処理は他の稼働データカプセル
2間との処理と同様であり、照会結果が表示装置8等か
ら出力される。
【0039】上述したように、本発明の実施の形態に係
る分散ネットワーク型監視装置は、第1の実施形態と同
様な構成を設けた他、複数の同一設備からなるグループ
に対応して稼働データカプセル2MGを設けるようにし
たので、第1の実施形態と同様な効果が得られる他、稼
働データのより一層のカプセル化を推進することができ
る。また、マシニング工程の照会のように、集計目的に
あわせた専用の稼働データカプセル2MGを追加してい
くことで、さまざまな照会要求にも柔軟に対応できる。 (発明の第3の実施の形態)上記各実施形態では分散ネ
ットワーク型監視装置を多数の機械設備を有する工場等
に適用する場合を説明した。これに対して、本実施形態
においては、多数のPOSレジスタを管理する店舗にお
いて、これらのPOSレジスタを監視するシステムとし
て、本発明の分散ネットワーク型監視装置を構築させる
場合を説明する。
【0040】図3は本発明の第3の実施の形態に係る分
散ネットワーク型監視装置を適用したPOSレジスタ監
視システムの一例を示す構成図であり、図1又は図2と
同一部分には同一符号を付して説明を省略し、ここでは
異なる部分についてのみ述べる。
【0041】本実施形態の分散ネットワーク型監視装置
は、各稼働データカプセル2を夫々のPOSレジスタ1
1に内蔵させる他、第1の実施形態と同様に構成されて
いる。なお、稼働データカプセル2は、POSレジスタ
11における売り上げ等の情報を収集管理する。
【0042】図4はPOSレジスタの概略構成を示す図
である。このPOSレジスタ11は、レジスタ本体11
aとバーコード読取機11bとから構成される。レジス
タ本体11aには、稼働データカプセル2が内蔵される
とともに(図示せず)、入力キー12及び表示部13並
びに金銭格納部14が設けられている。
【0043】一方、バーコード読取機11bは、レジス
タ本体11aと接続されており、商品に付されたバーコ
ード15を読取り、その商品情報及び金額をレジスタ本
体11aに通知するように構成されている。
【0044】このように構成された本実施形態の分散ネ
ットワーク型監視装置は、監視対象がPOSレジスタ1
1に代った他、第1の実施形態と同様に動作する。上述
したように、本発明の実施の形態に係る分散ネットワー
ク型監視装置は、第1の実施形態と同様な構成を監視対
象としてのPOSレジスタ11に適用したので、POS
レジスタ11の監視についても第1の実施形態と同様な
効果を得ることができる。
【0045】なお、本実施形態においても、店舗にある
他の設備と組み合わせて第2の実施形態と同様なシステ
ムを構築してもよい。 (発明の第4の実施の形態)本実施形態においては、多
数のPOSレジスタを管理する店舗についてのPOSレ
ジスタを監視するとともに、さらにその店舗が多数にの
ぼる場合に、全店舗のPOSレジスタをまとめて監視す
ることを可能とした分散ネットワーク型監視装置につい
て説明する。
【0046】図5は本発明の第4の実施の形態に係る分
散ネットワーク型監視装置を適用したPOSレジスタ監
視システムの他の例を示す構成図であり、図1〜図3と
同一部分には同一符号を付して説明を省略し、ここでは
異なる部分についてのみ述べる。
【0047】本実施形態の分散ネットワーク型監視装置
においては、通信回線4が複数の店舗に跨がって敷設さ
れ、A店21の監視装置3からB店22,C店23のP
OSレジスタ11も監視できるようになっている。
【0048】本実施形態は、このように複数店に跨がり
多数のPOSレジスタ11を監視できる他、第3の実施
形態と同様に構成され、動作する。上述したように、本
発明の実施の形態に係る分散ネットワーク型監視装置
は、第3の実施形態と同様な構成を設けた他、その監視
範囲を1つの店舗にとどまらず複数店舗にまで広げたの
で、第3の実施形態と同様な効果を得られる他、より一
層の広域監視も可能となる。
【0049】このように監視対象が数百台、数千大規模
となってもパーソナルコンピュータ等による簡易なハー
ドウエア構成でその監視が実現でき、全国規模で店舗を
設けているチェーン店等の売り上げ管理にも用いること
ができる。 (発明の第5の実施の形態)本実施形態は、第4の実施
形態と同様な場合において監視装置を複数設けた場合で
ある。
【0050】図6は本発明の第5の実施の形態に係る分
散ネットワーク型監視装置を適用したPOSレジスタ監
視システムのさらに他の例を示す構成図であり、図1〜
図4と同一部分には同一符号を付して説明を省略し、こ
こでは異なる部分についてのみ述べる。
【0051】本実施形態では、監視装置3が各店舗毎に
設けられる他、第4の実施形態と同様に構成されてい
る。このように構成された本実施形態の分散ネットワー
ク型監視装置は、第4の実施形態と同様に動作する他、
各店舗毎に監視装置3が設けられるので、各店舗夫々に
おいて稼働データを照会することが可能となる。なお、
各店舗の監視装置3からは接続された全店舗の全POS
レジスタ11について稼働データ照会が可能である。
【0052】上述したように、本発明の実施の形態に係
る分散ネットワーク型監視装置は、第4の実施形態と同
様な構成を設けた他、監視装置3を複数設けるようにし
たので、第4の実施形態と同様な効果を得られる他、監
視装置3の設けられた様々な場所から稼働データ照会を
行うことができる。 (発明の第6の実施の形態)上記各実施形態では分散ネ
ットワーク型監視装置を多数の機械設備を有する工場又
はPOSレジスタ等に適用する場合を説明した。これに
対して、本実施形態においては、多数の自動販売機の稼
働管理システムとして、本発明の分散ネットワーク型監
視装置を構築させる場合を説明する。
【0053】なお、本実施形態の構成は第1〜第5の何
れかの実施形態における機械設備1もしくはPOSレジ
スタ11を自動販売機としたものであるので、その構成
図面は省略する。
【0054】本実施形態では、その稼働データとしてセ
キュリティ情報を管理できるところにその特徴がある。
自動販売機は無人の設備であるので、そのセキュリティ
管理が問題となる。本実施形態のシステムでは、例えば
悪意の第3者が販売機の貯金ボックス等を勝手に開けた
場合、開閉センサ等によりその事実を検知し、これにつ
いての稼働データを稼働データ管理機構6に格納する。
【0055】なお、稼働データカプセル2に異常通知機
構を設け、このようなセキュリティ関係の事実を検知し
た場合には、その旨を監視装置3に通知するようにして
もよい。監視装置3では、異常通知を受けると、その旨
を表示装置8や印字装置9に出力する。このような異常
通知機構を設けたとしても、当該機構は各稼働データカ
プセルに分散されて構成されるので、一つの稼働データ
カプセル2や監視装置3に対する負担はそれほど増大す
ることはない。
【0056】上述したように、本発明の実施の形態に係
る分散ネットワーク型監視装置は、自動販売機の監視に
ついて、第1〜5の実施形態の何れかと同様な構成を設
けた他、稼働データとしてセキュリティ情報をも管理で
きるようにしたので、第1〜5の実施形態と同様な効果
を得られる他、監視対象についての安全性も確保するこ
とができる。
【0057】なお、本発明は、上記各実施形態に限定さ
れるものでなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々に変
形することが可能である。例えば実施形態では、本発明
を機械設備、POSレジスタ並びに自動販売機の監視シ
ステムとして適用する場合を説明したが、本発明は多数
の設備を監視するあらゆるシステムに幅広く適用できる
ものであり、またその業種も問わない。例えば金融業に
おけるキャッシュディスペンサーの稼働管理等、ゲーム
センター等の遊技機の稼働管理等にも適用することがで
きる。
【0058】また、実施形態に記載した手法は、計算機
(コンピュータ)に実行させることができるプログラム
(ソフトウエア手段)として、例えば磁気ディスク(フ
ロッピーディスク、ハードディスク等)、光ディスク
(CD−ROM、DVD等)、半導体メモリ等の記憶媒
体に格納し、また通信媒体により伝送して頒布すること
もできる。なお、媒体側に格納されるプログラムには、
計算機に実行させるソフトウエア手段(実行プログラム
のみならずテーブルやデータ構造も含む)を計算機内に
構成させる設定プログラムをも含むものである。本装置
を実現する計算機は、記憶媒体に記録されたプログラム
を読み込み、また場合により設定プログラムによりソフ
トウエア手段を構築し、このソフトウエア手段によって
動作が制御されることにより上述した処理を実行する。
【0059】
【発明の効果】以上詳記したように本発明によれば、稼
働データカプセルを用いて個々の監視対象の稼働データ
を収集管理するようにしたので、監視対象を増設しても
中央監視機能の高性能化する必要がなく、また監視対象
個々の特性に応じて異なる種類の監視を容易に実現でき
る分散ネットワーク型監視装置を提供することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係る分散ネットワ
ーク型監視装置を適用した機械設備監視システムの一例
を示す構成図。
【図2】本発明の第2の実施の形態に係る分散ネットワ
ーク型監視装置を適用した機械設備監視システムの一例
を示す構成図。
【図3】本発明の第3の実施の形態に係る分散ネットワ
ーク型監視装置を適用したPOSレジスタ監視システム
の一例を示す構成図。
【図4】POSレジスタの概略構成を示す図。
【図5】本発明の第4の実施の形態に係る分散ネットワ
ーク型監視装置を適用したPOSレジスタ監視システム
の他の例を示す構成図。
【図6】本発明の第5の実施の形態に係る分散ネットワ
ーク型監視装置を適用したPOSレジスタ監視システム
のさらに他の例を示す構成図。
【図7】従来のネットワーク型監視装置の構成例を示す
図。
【符号の説明】
1…機械設備 1M…マシニングセンター 1V…無人搬送車 1W…自動倉庫 2,2M,2MG,2V,2W…稼働データカプセル 3…監視装置 4…通信回線 5…稼働データ収集機構 6…稼働データ管理機構 7…稼働データ照会機構 8…表示装置 9…印字装置 10…入力装置 11…POSレジスタ 11a…レジスタ本体 11b…バーコード読取機 21…A店 22…B店 23…C店
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI H04L 12/40 H04L 11/00 321

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 多数の監視対象の夫々に接続され、当該
    監視対象についての稼働データの収集管理を行う稼働デ
    ータカプセルと、 各稼働データカプセルとネットワークを介して接続され
    ており、稼働データ取出要求に対応して前記稼働データ
    カプセルから前記稼働データを取り出し、出力する監視
    手段とを備えたことを特徴とする分散ネットワーク型監
    視装置。
  2. 【請求項2】 多数の監視対象の夫々に接続された1チ
    ップマイコンからなり、かつ当該監視対象についての稼
    働データの収集管理を行う稼働データカプセルと、 各稼働データカプセルとネットワークを介して接続され
    ており、稼働データ取出要求に対応して前記稼働データ
    カプセルから前記稼働データを取り出し、出力する監視
    手段とを備えたことを特徴とする分散ネットワーク型監
    視装置。
  3. 【請求項3】 多数の監視対象の夫々に接続された1チ
    ップマイコンからなり、かつ当該監視対象についての稼
    働データの収集管理を行う稼働データカプセルと、 各稼働データカプセルとネットワークを介して接続され
    たパーソナルコンピュータからなり、かつ稼働データ取
    出要求に対応して前記稼働データカプセルから前記稼働
    データを取り出し、出力する監視手段とを備えたことを
    特徴とする分散ネットワーク型監視装置。
JP1578198A 1998-01-28 1998-01-28 分散ネットワーク型監視装置 Pending JPH11215573A (ja)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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