JPH11212666A - 携帯用情報処理機器 - Google Patents

携帯用情報処理機器

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Publication number
JPH11212666A
JPH11212666A JP10016232A JP1623298A JPH11212666A JP H11212666 A JPH11212666 A JP H11212666A JP 10016232 A JP10016232 A JP 10016232A JP 1623298 A JP1623298 A JP 1623298A JP H11212666 A JPH11212666 A JP H11212666A
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JP
Japan
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display screen
button
information processing
convex portion
portable information
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JP10016232A
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English (en)
Inventor
Yoshiyuki Kodama
良幸 児玉
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Seiko Epson Corp
Original Assignee
Seiko Epson Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 小型でかつ操作性に優れた携帯用情報処理機
器を実現するために外観構成や各種操作ボタンの位置を
工夫する。 【解決手段】 機器の外形をなす筺体の正面側に、手書
き情報の入力が可能であり、かつ、入力された各種情報
の表示が可能な表示画面を設け、さらに、各種機能を果
たす操作ボタンなどを設け、その表示画面を正面に見た
とき、前記筺体の上端面の左右方向ほぼ中央部に上方向
に突出する凸部を形成し、この凸部の背面側に画像入力
部を設け、この凸部の付け根から左右方向端部までの上
端面に音声入力ボタンと画像入力ボタンを設けた構成と
する。そして、前記音声入力ボタンは、前記凸部の付け
根付近の筺体上端面に設ける。また、前記凸部の付け根
から左方向端部までの上端面は、緩い曲線を描くように
する。さらに、前記筺体は、表示画面を正面側に見たと
き、逆台形の形状とし、さらに、表示画面の左右側と上
側のスペースを大きくとる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、収集した情報を表
示することが可能であるとともに、収集した情報を記憶
する機能を有した携帯用情報処理機器に関し、特に、操
作性を高めるために外観構成や操作ボタン位置などを工
夫した携帯用情報処理機器に関する。
【0002】
【従来の技術】最近、携帯用の情報処理機器が普及して
きた。この携帯用情報処理機器は、入力・表示一体型の
タブレット画面上に入力ペンなどで書き込むことは勿
論、画像や音声をも取り込むことができるものも開発さ
れてきており、その機能はますます多様化し、より利便
性の高いものとなってきている。
【0003】特に、最近では、画面上に開かれたページ
に画像を取り込んだ後、その画像に手書き文字でコメン
トを書き込んだり、音声を取り込んだりというように、
取り込む情報の種類によってページを変えることなく、
1つの画面(1つのページ)に画像情報、音声情報、手
書き情報などを自由に取り込めるようなものもある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このような複数種類の
情報を取り込むことができる携帯用情報処理機器にあっ
ては、小型で軽量、かつ安価であることは勿論、操作性
に優れていることが重要な要素となってくる。操作性を
向上させるための要素としては、各種操作ボタンや画像
を取り込むためのレンズ、音声入力用のマイクロホン、
音声出力用のスピーカなどを、機器の筺体上にどのよう
に配置するか、あるいは、機器を手に持って操作すると
き手になじみ易い形状か否かなど様々考えられる。
【0005】しかしながら、この種の携帯用情報処理機
器は、小型・軽量で有ることが優先されるため、筺体そ
のものの形状には自ずから制限があり、また、筺体上の
空スペースがきわめて少ないため、各種操作ボタンやレ
ンズ、マイクロホン、スピーカなどを機能的に配置する
には工夫が必要となる。
【0006】特にこの種の携帯用情報処理機器は、とっ
さに使用しなければならない状況も多々あり、また、暗
闇のなかで使用する状況もあり得る。
【0007】したがって、このような使用状況を考慮す
ると、操作し易い形状、あるいは、各種操作ボタンやレ
ンズなどの相互の位置関係などは重要な要素となってく
る。
【0008】そこで本発明は、外観形状や各種操作ボタ
ン、レンズなどの位置を工夫することで、操作性を大幅
に向上させることのできる携帯用情報処理機器を提供す
ることを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】前述した目的を達成する
ために、請求項1に記載された本発明の携帯用情報処理
機器は、複数種類の情報の取り込みが可能であって、取
り込んだ情報を表示し、かつ、記憶することを可能とす
る携帯用情報処理機器において、この携帯用情報処理機
器の外形をなす筺体の正面側に、手書き情報の取り込み
が可能であり、かつ、取り込んだ各種情報の表示が可能
な表示画面を設けるとともに、押されることにより所定
の機能を果たす操作ボタンを設け、その表示画面を正面
に見たとき、前記筺体の上端面の左右方向ほぼ中央部に
上方向に突出する凸部を形成し、この凸部の付け根から
左右方向端部までの上端面に前記操作ボタンとは異なる
他の操作ボタンを設け、この凸部の前記表示画面とは反
対側の面に画像入力部を設けた構成としている。
【0010】このように、筺体に凸部を設けてその凸部
の中央部付近に画像入力部(カメラレンズ)を設けるこ
とにより、レンズの位置が把握しやすくなる。つまり、
レンズは筺体の背面側に位置するため、ユーザ側からは
見えない。このため、画像を取り込む際、被写体とレン
ズとの関係が掴みにくくなるが、本発明のように、正面
側からもレンズ位置が明確にわかれば、被写体に対して
レンズを正確に素早く向けることができる。さらに、凸
部にレンズを設けることによって、不用意にレンズに手
が触れるのを防止できる利点もある。
【0011】また、請求項2の発明は、前記凸部の付け
根から左右方向端部までの上端面に設けられた操作ボタ
ンは、少なくとも音声入力ボタンと画像入力ボタンであ
って、これら音声入力ボタンと画像入力ボタンは近接配
置し、音声入力ボタンは、前記凸部の付け根付近側に設
けるようにしている。
【0012】このように、音声入力ボタンと画像入力ボ
タンを、前記凸部の付け根から左右方向端部までの上端
面に設けることにより、携帯用情報処理機器をホールド
したとき、人差し指でこれら音声入力ボタンと画像入力
ボタンを操作することができ、音声入力と画像入力の操
作がし易くなる。特に、これら両方の操作ボタンを近接
配置することで、一本の指で両方の操作ボタンの操作が
可能となり、操作性により一層優れたものとなる。さら
に、音声入力ボタンを凸部の付け根付近側に設けること
により、暗闇の中やとっさのボタン操作がし易くなる。
つまり、音声入力ボタンを凸部の付け根付近とすれば、
人差し指を凸部の付け根に位置させることで自然に音声
入力ボタンに人差し指の先端が触れることになるので、
暗闇の中でもボタン位置を意識せずにとっさに操作する
ことができる。
【0013】また、請求項3の発明は、前記凸部の付け
根から左方向角部までの上端面は、表示画面を正面にし
凸部が上方向に向くように見たとき、左下がりの緩い曲
線を描き、前記凸部の付け根から右方向角部までの上端
面は、表示画面を正面にし凸部が上方向に向くように見
たとき、右下がりの緩い曲線を描くように形成するよう
にしている。
【0014】このように、音声入力ボタンやカメラボタ
ンが設けられている上端面は、緩い曲線を描いた形状と
なっている。これによって、それぞれの操作ボタンの高
さに段差ができるため、同時に2つの操作ボタンが押さ
れにくい状態となり、指の先端側に位置する操作ボタン
を操作するときに、ユーザが意識しなくても、指の付け
根側にある操作ボタンは指に対してわずかであるが離れ
るので、指の先端側に位置する操作ボタンが押されたと
き指の付け根側にある操作ボタンが同時に押されること
がなくなる。
【0015】また、請求項4の発明は、表示画面を正面
にし凸部が上方向に向くように見たとき、筺体の下端辺
の左右方向の長さが上端辺の左右方向の長さよりも短い
逆台形の形状とする。
【0016】このような形状は、携帯用情報処理機器を
ホールドする場合、手にしっくりとなじむ形状とするこ
とができる。
【0017】さらに、請求項5では、前記筺体における
表示画面位置は、表示画面を正面にし凸部が上方向に向
くように見たとき、表示画面の下側のスペースを小さく
し、表示画面の左右両側と上側のスペースを大きくよう
にしている。
【0018】これは、携帯用情報処理機器そのものはで
きるだけ小型化を図り、かつ、表示画面はできるだけ大
きくしたいという前提のもと、表示画面部分以外のスペ
ース配分をどのようにしたら最も効果的かということを
考慮してなされたものである。すなわち、表示画面の下
側のスペースはほとんど不要であるため、できるだけス
ペースを少なくし、その代わりに左右側と上側のスペー
スを大きくとっている。これによって、表示画面を最大
限大きくして、なおかつ、手でホールドする際のスペー
スと、操作ボタンを設けるためのスペースは十分確保す
ることができ、限られたスペースを有効利用できる。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て説明する。なお、この実施の形態で用いる携帯用情報
処理機器は、画像情報、音声情報、手書き情報の取り込
みが可能であって、取り込んだ情報を記憶し、必要に応
じて表示画面上に読み出すことのできる(音声はスピー
カから出力)機能を有した携帯用情報処理機器であると
する。
【0020】図1(a)は本発明の実施の形態による携
帯用情報処理機器の正面図、同図(b)は背面図、図2
はその外観構成を示す斜視図であり、さらに、図3はこ
の携帯用情報処理機器を両手でホールドしたときの様子
を示すものである。以下、これら、図1(a),(b)
および図2、さらに、図3を参照しながら説明する。こ
の携帯用情報処理機器の筺体1は、図1(a)の正面図
からもわかるように、上方向に突出した凸部2を有する
形状をなしており、その肩に相当する上端面3a,3b
は緩い曲線を描いている。つまり、図1(a)のよう
に、凸部2が上方向を向くようにして筺体1を正面から
みたとき、上端面3aは凸部2の付け根部分から右下が
りの緩い曲線を描き、上端面3bは凸部2の付け根部分
から左下がりの緩い曲線を描いている。
【0021】また、このとき、下端部分の長さL1が上
端部分の長さL2より短い逆台形の形状をなしており、
側辺4a、4bは緩い曲線を描いている。
【0022】そして、筺体1の正面側には、入力・表示
一体型のタブレット(以下、表示画面という)5が設け
られている。この表示画面5は手書き情報の入力が可能
であるとともに、取り込んだ情報の表示が可能となって
おり、さらに、この表示画面5の端部には、様々な機能
を選択するためのメニュー選択部6が設けられている。
なお、この表示画面5の位置は、筺体1の正面下側のス
ペースを小さくし、左右側と上側のスペースを或る程度
広く取るように設けられる。
【0023】そして、この筺体1の表示画面5の左右の
スペース部分には、音声を入力するためのマイクロホン
7と音声を出力するためのスピーカ8が設けられ、この
場合は、マイクロホン7は表示画面5の右側、スピーカ
8は表示画面5の左側に設けられている例が示されてい
る。
【0024】さらに、筺体1の正面側の上端角部付近に
は、ページ送りボタンとして次ページボタン9aと前ペ
ージボタン9bが左右に1つずつ設けられている。そし
て、これら次ページボタン9aと前ページボタン9bの
下部には消去ボタン10a,10bが、それぞれ対応す
るページ送りボタンに近接配置されている。
【0025】この消去ボタン10a,10bは、本発明
の要旨には直接関係しないが、その機能としては、たと
えば、表示画面5に手書き入力した文字情報などを消去
するときに用いるもので、いずれかの消去ゴムボタンを
押しながら、消去したい手書き情報上を入力ペン等でこ
すると書き込んだ手書き情報を消去できるというもので
ある。なお、この消去ボタン10a,10bを左右両方
に設けたのは、右利きあるいは左利きのいずれの人にも
使いやすくするためである。
【0026】また、筺体1の一方の側面には電源スイッ
チ11、他の情報機器と接続するときに用いられるジャ
ック部12などが設けられている(図2参照)。ここで
は、これら電源スイッチ11とジャック部12は、この
場合、表示画面5を正面にして凸部2が上を向くように
見たとき、右側の側面に設けられている。
【0027】また、筺体1の前述した肩に相当する上端
面3aには、カメラボタン13と音声入力ボタン14が
それぞれ設けられている。なお、音声入力ボタン14は
凸部2の付け根付近に設けられ、カメラボタン13は上
端面3aの角部に近い方に設けられている。そして、音
声入力ボタン14はこの場合、円形をなし、カメラボタ
ン13はこの場合、楕円形をなしている。
【0028】また、筺体1の前述した肩に相当する上端
面3bには、他の情報処理機器との間で赤外線通信が可
能な発信部15が設けられている。
【0029】一方、図1(b)に示すように、筺体1の
背面側には、電池収納部16が設けられるとともに、凸
部2にはCCDカメラのレンズ17が設けられている。
また、手書き情報等を入力したり、前述のメニュー選択
部6を指示したりするときに使われる入力ペン18を収
納するペン収納部19が設けられる。
【0030】なお、前記レンズ17は、凸部2の左右方
向のほぼ中央部に位置している。したがって、筺体1を
図3に示すようにホールドしたとき、レンズ17の位置
は、凸部2の背面側ほぼ中央に有ると考えてよい。
【0031】この実施の形態における携帯用情報処理機
器の外観形状、表示画面や各種操作ボタンさらにはレン
ズの位置関係などは以上のようなものとなっている。
【0032】外観形状、表示画面や各種操作ボタンさら
にはレンズの位置関係などを以上説明したようにするこ
とで、次に示すような様々な利点を有するものである。
【0033】まず、筺体1に凸部2を設けてその凸部2
の中央部付近にレンズ17を設けることにより、レンズ
17の位置を把握しやすい。つまり、レンズ17は筺体
1の背面側に位置するため、ユーザ側からは見えない。
このため、画像を取り込む際、被写体とレンズ17との
関係が掴みにくくなるが、本発明のように、正面側から
もレンズ17の位置が明確にわかれば、被写体に対して
レンズ17を素早く正確に向けることができる。また、
凸部2の中央付近にレンズ17が位置するということ
は、筺体1の左右方向の中央付近であるともいえる。筺
体1の中央付近にレンズ17が位置するため、ユーザが
この携帯用情報処理機器をその表示画面5を自分の顔に
正対させて画像を取り込むような場合、視線の方向とレ
ンズ17の光軸方向とがほぼ一致するようになり、取り
込むべきが被写体に正確にレンズ17を向けることがで
き、画像の取り込みがし易くなる。
【0034】さらに、凸部2にレンズ17を設けること
による他の利点として、不用意にレンズ17に手が触れ
るのを防止できることも挙げられる。つまり、この種の
携帯用情報処理機器を使用する場合は、一般に、図3に
示すようにホールドされることが多い。これは、両手で
ホールドする場合もあるいは片手でホールドする場合も
ほぼ同じである。このとき、レンズ17が凸部2にある
ため、手がレンズ17に触れる可能性はきわめて少な
い。
【0035】また、音声入力ボタン14は凸部2の付け
根付近に設けられているため、暗闇の中でのボタン操作
がし易くなる。つまり、音声入力は暗闇でも行われる可
能性がある。暗闇でとっさに音声入力を行うような場合
を想定すると、音声入力ボタン14に直ぐ指が触れるよ
うにできることが望ましい。
【0036】本発明のように、音声入力ボタン14を凸
部2の付け根付近とすれば、人差し指の先端を凸部2の
付け根に位置させることで自然に音声入力ボタン14の
位置に人差し指の先端が位置することになるので、とっ
さに操作することができる。
【0037】また、この音声入力ボタン14とカメラボ
タン13とを近接配置してあるが、これは、片手でホー
ルドしたときでも、一本の指(この例では、右手の人差
し指)で音声入力ボタン14とカメラボタン13の両方
を操作できるようにするためである。
【0038】さらに、本発明では、音声入力ボタン14
とカメラボタン13の形状を異なるようにしている。つ
まり、音声入力ボタン14は円形、カメラボタン13は
長円形としている。これは、筺体1をホールドしたと
き、音声入力ボタン14とカメラボタン13は、図3に
示されるように、共に右手の人指し指で操作されること
になるが、このとき、音声入力と画像入力を交互に素早
く行おうとしたとき、人差し指をずらさずに(人差し指
の先端部分が音声入力ボタン14に達する位置のまま
で)、指の先端部が音声入力ボタンを押さないようにし
て、指の中ほどの腹部分でカメラボタン13のみを押す
ような操作を行うときに、カメラボタン13を長円形と
した方が確実なカメラボタン操作が行えるからである。
【0039】また、これら音声入力ボタン14やカメラ
ボタン13が設けられている上端面3a(あるいは反対
側の上端面3b)は、右下がりの緩い曲線(上端面3b
は左下がりの緩い曲線)を描いた形状となっている。こ
れは、図3のように手でホールドする場合、人差し指で
上端面3aに設けられたカメラボタンや録音ボタンを操
作することになるが、これらの操作ボタンが同時に押さ
れることが少なくなる効果がある。
【0040】つまり、音声入力ボタン14とカメラボタ
ン13が人差し指の先端方向に沿ってそれぞれが並んだ
状態で配置される場合、それぞれの操作ボタンの高さに
段差ができるため、同時に2つの操作ボタンが押されに
くい状態となる。この場合、音声入力ボタン14の方が
カメラボタン13に比べて少し高い位置となるので、音
声入力ボタン14を操作するときは、ユーザが意識しな
くてもカメラボタン13は指に対してわずかであるが離
れるので、音声入力ボタンが押されたときカメラボタン
が同時に押されることがなくなる。
【0041】さらに、外観形状についていえば、前述し
たように、筺体1は逆台形の形状となっており、しか
も、その側端面4a,4bは緩い曲線を描いているた
め、図3のようにホールドする場合、手にしっくりとな
じむ形状とすることができる。
【0042】また、表示画面5は筺体2の正面側におい
て、図1(a)に示すように、表示画面5の左右側と上
側にスペースを大きくとり、下側には殆どスペースをと
らない位置に設けられている。これは、できるだけ小型
化を図り、かつ、表示画面5できるだけ大きくしたいと
いう前提のもと、筺体1上における表示画面5以外のス
ペース配分をどのようにしたら最も効果的かということ
を考慮してなされたものである。
【0043】すなわち、表示画面5の下側のスペースは
ほとんど不要であるため、できるだけスペースを少なく
し、その代わりに表示画面5の左右側と上側のスペース
を大きくとっている。表示画面5の左右側は図3のよう
にホールドする際、少なくとも親指の幅程度のスペース
は必要であり、また、図3のようにホールドしたときの
指先の位置を考えると、ページ送りボタン等の操作ボタ
ンは筺体内の上側に位置させることが必要となってくる
ために、表示画面5の上側もそれ相応のスペースは必要
となってくる。
【0044】したがって、全体のスペースに大きな制約
があるなかで、表示画面5を本発明のような位置とする
ことによって、スペースの必要な部分にそれ相応のスペ
ースをとることができる。
【0045】なお、本発明は以上説明した実施の形態に
限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範
囲で種々変形実施可能となるものである。たとえば、前
述の実施の形態では、操作ボタンとしては、ページ送り
ボタン(次ページボタン9a、前ページボタン9b)、
消去ボタン10a,10b、音声入力ボタン14、カメ
ラボタン13を設けた例について説明したが、これらの
操作ボタンは、それぞれの携帯用情報処理機器が有する
機能によって異なるもので、たとえば、消去ボタン10
a,10bなどは無い機種も考えられる。逆に、これ以
外にも或る機能を行わせるために必要な操作ボタンがあ
ればそれを設けることは可能である。
【0046】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
筺体に凸部を設けてその凸部の中央部付近に画像入力部
(カメラレンズ)を設けることにより、レンズの位置が
把握しやすくなる。したがって、正面側からもレンズ位
置が明確にわかるので、被写体に対してレンズを正確に
素早く向けることができる。さらに、凸部にレンズを設
けることによって、不用意にレンズに手が触れるのを防
止できる利点もある。
【0047】また、録音ボタンを凸部の付け根付近に設
けることにより、人差し指を凸部の付け根に位置させる
ことで自然に音声入力ボタンに人差し指の先端が触れる
ことになるので、暗闇の中でもボタン位置を意識せずに
とっさに操作することができる。
【0048】また、前記凸部の付け根から左方向角部ま
での上端面は、表示画面を正面にして凸部が上方向に向
くように見たとき、左下がりの緩い曲線を描き、前記凸
部の付け根から右方向角部までの上端面は、表示画面を
正面にして凸部が上方向に向くように見たとき、右下が
りの緩い曲線を描くように形成するようにしている。
【0049】このように、音声入力ボタンやカメラボタ
ンが設けられている上端面は、緩い曲線を描いた形状と
なっている。これによって、それぞれの操作ボタンの高
さに段差ができるため、同時に2つの操作ボタンが押さ
れにくい状態となり、指の先端側に位置する操作ボタン
を操作するときに、ユーザが意識しなくても、指の付け
根側にある操作ボタンは指に対してわずかであるが離れ
るので、指の先端側に位置する操作ボタンが押されたと
き指の付け根側にある操作ボタンが同時に押されること
がなくなる。
【0050】さらに、表示画面を正面側にして凸部が上
方向に向くように見たとき、筺体の下端辺の左右方向の
長さが上端辺の左右方向の長さよりも短い逆台形の形状
とすることによって、携帯用情報処理機器をホールドす
る場合、手にしっくりとなじむ形状とすることができ
る。
【0051】加えて、前記筺体における表示画面位置
は、表示画面を正面にして凸部が上方向に向くように見
たとき、表示画面の下側のスペースを小さくし、表示画
面の左右両側と上側のスペースを大きくようにしてい
る。これは、携帯用情報処理機器そのものはできるだけ
小型化を図り、かつ、表示画面はできるだけ大きくした
いという前提のもと、表示画面部分以外のスペース配分
をどのようにしたら最も効果的かということを考慮して
なされたものである。すなわち、表示画面の下側のスペ
ースはほとんど不要であるため、できるだけスペースを
少なくし、その代わりに左右側と上側のスペースを大き
くとっている。これによって、表示画面を最大限大きく
して、なおかつ、手でホールドする際のスペースと、操
作ボタンを設けるためのスペースは十分確保することが
でき、限られたスペースを有効利用できる。
【0052】このように、本発明による携帯用情報処理
機器は、その外観形状や各種操作ボタンさらにはレンズ
の位置などを以上説明したようにすることで、操作性に
優れたものとすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態である携帯用情報処理機器
の外観構成を示す図で、(a)は正面図、(b)は背面
図。
【図2】本発明の実施の形態である携帯用情報処理機器
の外観構成を示す斜視図。
【図3】本発明の実施の形態である携帯用情報処理機器
をユーザが両手でホールドした様子を示す図。
【符号の説明】
1 筺体 2 凸部 3a,3b 肩に相当する上端面 4a,4b 側端面 5 表示画面 6 メニュー選択部 7 マイクロホン 8 スピーカ 9a 次ページボタン 9b 前ページボタン 10a,10b 消去ボタン 11 電源スイッチ 12 ジャック部 13 カメラボタン 14 音声入力ボタン 16 電池収納部 17 カメラのレンズ 18 入力ペン 19 入力ペン収納部

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数種類の情報の取り込みが可能であっ
    て、取り込んだ情報を表示し、かつ、記憶することを可
    能とする携帯用情報処理機器において、 この携帯用情報処理機器の外形をなす筺体の正面側に、
    手書き情報の取り込みが可能であり、かつ、取り込んだ
    各種情報の表示が可能な表示画面を設けるとともに、押
    されることにより所定の機能を果たす操作ボタンを設
    け、その表示画面を正面に見たとき、前記筺体の上端面
    の左右方向ほぼ中央部に上方向に突出する凸部を形成
    し、この凸部の付け根から左右方向端部までの上端面に
    前記操作ボタンとは異なる他の操作ボタンを設け、この
    凸部の前記表示画面とは反対側の面に画像入力部を設け
    たことを特徴とする携帯用情報処理機器。
  2. 【請求項2】 前記凸部の付け根から左右方向端部まで
    の上端面に設けられた操作ボタンは、少なくとも音声入
    力ボタンと画像入力ボタンであって、これら音声入力ボ
    タンと画像入力ボタンは近接配置し、音声入力ボタン
    は、前記凸部の付け根付近側に設けたことを特徴とする
    請求項1記載の携帯用情報処理機器。
  3. 【請求項3】 前記凸部の付け根から左方向角部までの
    上端面は、表示画面を正面にし凸部が上方向に向くよう
    に見たとき、左下がりの緩い曲線を描き、前記凸部の付
    け根から右方向角部までの上端面は、表示画面を正面に
    し凸部が上方向に向くように見たとき、右下がりの緩い
    曲線を描くように形成されたことを特徴とする請求項1
    または2記載の携帯用情報処理機器。
  4. 【請求項4】 前記筺体は、表示画面を正面にし凸部が
    上方向に向くように見たとき、下端辺の左右方向の長さ
    が上端辺の左右方向の長さよりも短い逆台形の形状とし
    たことを特徴とする請求項1、2、または3記載の携帯
    用情報処理機器。
  5. 【請求項5】 前記筺体における表示画面位置は、表示
    画面を正面にし凸部が上方向に向くように見たとき、表
    示画面の下側のスペースを小さくし、表示画面の左右両
    側と上側のスペースを大きくとることを特徴とする請求
    項1、2、3、または4記載の携帯用情報処理機器。
JP10016232A 1998-01-28 1998-01-28 携帯用情報処理機器 Withdrawn JPH11212666A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10016232A JPH11212666A (ja) 1998-01-28 1998-01-28 携帯用情報処理機器

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2001091426A1 (fr) * 2000-05-25 2001-11-29 Shuichi Iino Telephone portable et son procede de commande
JP2002006984A (ja) * 2000-06-22 2002-01-11 Sony Corp 情報処理装置

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