JPH11208784A - ミネラルウォータの常温充填装置 - Google Patents

ミネラルウォータの常温充填装置

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JPH11208784A
JPH11208784A JP1187398A JP1187398A JPH11208784A JP H11208784 A JPH11208784 A JP H11208784A JP 1187398 A JP1187398 A JP 1187398A JP 1187398 A JP1187398 A JP 1187398A JP H11208784 A JPH11208784 A JP H11208784A
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JP
Japan
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bottle
filling
valve
mineral water
open
Prior art date
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Pending
Application number
JP1187398A
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English (en)
Inventor
Toshio Tsuchiya
俊夫 土屋
Toru Wada
融 和田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Zosen Corp
Original Assignee
Hitachi Zosen Corp
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Publication date
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  • Filling Of Jars Or Cans And Processes For Cleaning And Sealing Jars (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】ボトルの汚染に起因して充填機が汚染されるこ
とがない。 【解決手段】ボトルBを一定間隔毎に保持して周回経路
を搬送する回転テーブル13と、この回転テーブル13
のボトル保持位置の上方にそれぞれ配置されてノズル口
22aがボトルBの口部の上方に所定距離離れて開口さ
れ、開閉弁21を有する充填部22と、周回経路の入口
に配置されて各充填部22の開閉弁21をそれぞれ開動
する開動用トリップと、出口側に配置されて各開閉弁2
1をそれぞれ閉動する閉動用トリップと、出口近傍に配
置されてボトルBを押圧しオーバーフローさせて充填量
を調整するボトル押圧装置27とを具備した。ノズル口
とボトルの口部とを離れて配置することで、ボトルおよ
び充填水からの充填部への汚染を防止する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ミネラルウォータ
の常温充填装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のミネラルウォータの常温充填は、
図10(c)に示す閉止状態で、ノズル本体1をボトル
Bの口部Baに挿入して閉止部材2を口部Baに押し付
けて密閉し、図10(b)に示す充填時に、注水タンク
3のミネラルウォータをノズル本体1の液供給孔1aか
らボトルB内に供給するとともに、ボトルB内の空気を
ノズル本体1の排気孔1bから注水タンク3内に排出す
るように構成されている。そして、洗浄時には、図10
(a)に示すように、洗浄液を注水タンク3内からノズ
ル本体1の液供給孔1aおよび排気孔1bを介して外部
に排出することで洗浄している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし閉止部材2を口
部Baに押し付けて閉止する方法では、1)シールおよ
びパッキンの隙間部分やノズル本体1の外面の洗浄が不
十分である。2)ボルトB内の空気を注水タンク3内に
戻すため、ボトルBの内面の洗浄が不十分であると、注
水タンク3から充填機全体が汚染されるおそれがある。
3)洗浄作業が複雑で時間がかかるという問題があっ
た。
【0004】本発明は、上記問題点を解決して、ボトル
の汚染に起因して充填機が汚染されることがないミネラ
ルウォータの常温充填装置を提供することを目的とす
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は、ボトルを一定間隔毎に保持して周回経路を
搬送する回転テーブルと、この回転テーブルのボトル保
持位置の上方にそれぞれ配置されてノズル口がボトルの
口部の上方に所定距離離れて開口されるとともに開閉弁
を有する充填部と、前記周回経路の入口に配置されて充
填部の開閉弁を開動する弁開動手段、および周回経路の
出口側に配置されて開閉弁を閉動する弁閉動手段と、周
回経路の出口近傍に配置されてボトルを押圧して充填さ
れたミネラルウォータの一部をオーバーフローさせ充填
量を調整する充填量調整手段とを具備したものである。
【0006】上記構成によれば、充填部のノズル口がボ
トルの口部上方に配置されることから、ボトル内の空気
は口部から外に排出され、また充填されたミネラルウォ
ータが充填部に触れることがない。したがって、ボトル
の洗浄が不十分であった場合でも、充填されたミネラル
ウォータやボトル内から排出される空気により充填バル
ブが汚染されることがない。また充填量調整手段によ
り、オーバーフローさせて余分のミネラルウォータを排
出するので、適量のミネラルウォータをボトルに充填す
ることができる。
【0007】
【発明の実施の形態】ここで、本発明に係るミネラルウ
ォータの常温充填装置の実施の形態を図1〜図8に基づ
いて説明する。
【0008】この常温充填装置は、図5〜図7に示すよ
うに、基台11に立設され回転モータ(図示せず)によ
り回転される回転軸12を介して合成樹脂製のボトルB
を一定ピッチで周回経路Sに沿って搬送する回転テーブ
ル13が配置されている。この基台11の回転テーブル
13入口側に入口部タイミングスクリュウ14と入口ス
ターホイール15が配置されて、ボトルBを順次周回経
路Sに送り込むように構成される。また出口側に出口ス
ターホイール16と出口部タイミングスクリュウ17が
配置されて、ミネラルウォータが充填されたボトルBを
順次周回経路Sから排出するように構成される。
【0009】この回転テーブル13は、回転軸12によ
り回転される回転板13aの外周部に一定ピッチでボト
ル係止凹部13bが形成されており、図8に示すよう
に、基台11に配設されてボトルBの底部を案内する底
部ガイド板18と周回経路SでボトルBの外周部を案内
する外周ガイド19とにより、入口スターホイール15
から供給されるボトルBをボトル係止凹部13bに保持
して周回経路Sに沿って搬送するように構成されてい
る。
【0010】またこの回転テーブル13のボトル係止凹
部13bに対応するボトル保持位置上方には、回転軸1
2に取付けられた回転支持部材23に開閉弁21を有す
る充填部22がそれぞれ配設されている。この充填部2
2は、図1〜図4に示すように、ノズル口22aがボト
ルBの口部Baから上方に所定距離Lだけ離れて開口さ
れ、ボトルBをオーバーフローしたミネラルウォータが
ノズル口22aに触れないように設定されている。また
前記開閉弁21は、搬送方向に直交する水平軸21aに
2本の作動レバー21b,21cが突設され、上下作動
レバー21b,21cを介して水平軸21aをa位置か
らb位置にα°回動することにより開閉弁21を開放し
てボトルBにミネラルウォータを充填し、逆方向にb位
置からc位置にβ°回動することにより充填量を絞り、
さらにc位置からa位置にγ°回動することにより開閉
弁21を閉じることができる。ここでα=β+γであ
る。
【0011】この周回経路Sの入口近傍の充填開始位置
Eには、各充填部22の開閉弁21を開動する弁開動手
段である開動用トリップ24が開動調整具31を介して
配置されて、また周回経路Sの出口側の充填終了位置G
には、各開閉弁21を閉動する弁閉動手段である弁閉動
用トリップ25が閉動調整具32を介して配置され、さ
らに閉動用トリップ25の上手側の充填量絞り位置Fに
は、開閉弁21の流量を順次絞って閉じる準備を行う調
整用トリップ26が調整具33を介して配置されてい
る。
【0012】さらに周回経路Sの出口近傍の充填量調整
位置Hには、図8に示すように、ボトルBの胴部を押圧
して一定量のミネラルウォータを排出し充填量を調整す
る充填量調整手段であるボトル押圧装置27が配置さ
れ、このボトル押圧装置27は、たとえば押圧用シリン
ダ27aと、押圧具27bで構成される。なお、図9に
示すように、移動するボトルBの胴部を徐々に押圧して
いく湾曲状の押圧部材27cを固定して配置したもので
もよい。
【0013】上記構成において、入口部タイミングスク
リュウ14から入口スターホイール15を介して回転板
13aの係止凹部13bに供給される。このボトルBが
回転テーブル13の回転により周回経路Sに沿って移動
され、最初に充填開始位置Eに差し掛かると、図1に示
すように開動用トリップ24が下作動レバー21cに当
接して水平軸21aをα°回動させ、これにより開閉弁
21が開放されてノズル口22aからボトルB内にミネ
ラルウォータが充填される。
【0014】次いで、ボトルB内にミネラルウォータが
充填されて充填量絞り位置FまでボトルBが搬送される
と、図2に示すように、調整用トリップ26が上作動レ
バー21bに当接して水平軸21aをb位置からc位置
にβ°回動させ、開閉弁21の流量を絞って閉じる準備
を行う。
【0015】さらにボトルBが充填終了位置Gに達する
と、図3に示すように、調整用トリップ25が上作動レ
バー21bに当接して水平軸21aをc位置からa位置
にγ°回動させ、これにより開閉弁21が閉じて充填が
終了される。この状態で、ミネラルウォータの液面はボ
トルBの口部Baの手前か幾分溢れた状態にある。
【0016】ついで、ボトルBが充填量調整位置Hに差
し掛かると、図3に示すように、押圧用シリンダ27a
が伸展されて押圧部材27BがボトルBの胴部を押し、
口部Baからミネラルウォータをオーバーフローして排
出させ、ボトルB内の充填量が調整される。
【0017】そして、充填量調整後のボトルBは、周回
経路Sから出口スターホイール16および出口側タイミ
ングスクリュウ17を介して排出される。上記実施の形
態によれば、充填部22のノズル口22aがボトルB内
に挿入されずまた接触されることがなく、充填されたミ
ネラルウォータとノズル口22aが接触することがない
ので、洗浄不足などのボトルBにより、充填部22が汚
染されることがない。したがって、充填部22を加熱に
よる殺菌も不要となり、ミネラルウォータを常温で清浄
な状態で適正量を充填することができる。
【0018】
【発明の効果】以上に述べたごとく本発明の請求項1記
載の発明によれば、充填部のノズル口がボトルの口部上
方に配置されることから、ボトル内の空気は口部Baか
ら外に排出され、また充填されたミネラルウォータが充
填部に触れることがない。したがって、ボトルの洗浄が
不十分であった場合でも、充填されたミネラルウォータ
やボトル内から排出される空気により充填バルブが汚染
されることがない。また充填量調整手段により、オーバ
ーフローさせて余分のミネラルウォータを排出するの
で、適量のミネラルウォータをボトルに充填することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るミネラルウォータの常温充填装置
の実施の形態を示し、充填部の開動動作の正面図であ
る。
【図2】同充填部の絞り動作を説明する正面図である。
【図3】同充填部の閉動動作を説明する正面図である。
【図4】同充填部を示す側面図である。
【図5】同充填装置を示す一部切欠き平面図である。
【図6】同充填装置を示す全体正面図である。
【図7】同充填装置を示す全体平面図である。
【図8】同充填装置のボトル押圧装置を示す側面図であ
る。
【図9】ボトル押圧装置の他の実施の形態を示す平面図
である。
【図10】(a)〜(c)は従来の充填装置を示し、
(a)は洗浄状態を示す断面図、(b)は充填状態を示
す断面図、(c)は閉止状態を示す断面図である。
【符号の説明】
13 回転テーブル 21 開閉弁 21b 上作動レバー 21c 下作動レバー 22 充填部 22a ノズル口 24 開動用トリップ 25 閉動用トリップ 26 調整用トリップ 27 ボトル押圧装置 B ボトル Ba 口部 E 充填開始位置 F 絞り位置 G 充填終了位置

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ボトルを一定間隔毎に保持して周回経路を
    搬送する回転テーブルと、 この回転テーブルのボトル保持位置の上方にそれぞれ配
    置されてノズル口がボトルの口部の上方に所定距離離れ
    て開口されるとともに開閉弁を有する充填部と、 前記周回経路の入口に配置されて充填部の開閉弁を開動
    する弁開動手段、および周回経路の出口側に配置されて
    開閉弁を閉動する弁閉動手段と、 周回経路の出口近傍に配置されてボトルを押圧して充填
    されたミネラルウォータの一部をオーバーフローさせ充
    填量を調整する充填量調整手段とを具備したことを特徴
    とするミネラルウォータの常温充填装置。
JP1187398A 1998-01-26 1998-01-26 ミネラルウォータの常温充填装置 Pending JPH11208784A (ja)

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JP1187398A JPH11208784A (ja) 1998-01-26 1998-01-26 ミネラルウォータの常温充填装置

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JP1187398A Pending JPH11208784A (ja) 1998-01-26 1998-01-26 ミネラルウォータの常温充填装置

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JP (1) JPH11208784A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008184169A (ja) * 2007-01-29 2008-08-14 Aquxite Inc ペットボトルの充填装置および方法
KR101698308B1 (ko) * 2015-11-24 2017-01-19 (주)엔팩 음료용 정량 공급장치

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