JPH1120762A - 自転車用点灯装置 - Google Patents

自転車用点灯装置

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Publication number
JPH1120762A
JPH1120762A JP9187829A JP18782997A JPH1120762A JP H1120762 A JPH1120762 A JP H1120762A JP 9187829 A JP9187829 A JP 9187829A JP 18782997 A JP18782997 A JP 18782997A JP H1120762 A JPH1120762 A JP H1120762A
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JP
Japan
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pulley
bicycle
wheel
dynamo
attached
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JP9187829A
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Inventor
Kenichi Okura
健一 大蔵
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Pioneer Corp
Pioneer Precision Machinery Corp
Original Assignee
Pioneer Electronic Corp
Pioneer Precision Machinery Corp
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Publication date
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B62LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
    • B62JCYCLE SADDLES OR SEATS; AUXILIARY DEVICES OR ACCESSORIES SPECIALLY ADAPTED TO CYCLES AND NOT OTHERWISE PROVIDED FOR, e.g. ARTICLE CARRIERS OR CYCLE PROTECTORS
    • B62J6/00Arrangement of optical signalling or lighting devices on cycles; Mounting or supporting thereof; Circuits therefor
    • B62J6/06Arrangement of lighting dynamos or drives therefor
    • B62J6/14Belt drives
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B62LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
    • B62JCYCLE SADDLES OR SEATS; AUXILIARY DEVICES OR ACCESSORIES SPECIALLY ADAPTED TO CYCLES AND NOT OTHERWISE PROVIDED FOR, e.g. ARTICLE CARRIERS OR CYCLE PROTECTORS
    • B62J6/00Arrangement of optical signalling or lighting devices on cycles; Mounting or supporting thereof; Circuits therefor
    • B62J6/02Headlights
    • B62J6/028Headlights specially adapted for rider-propelled cycles with or without additional source of power
    • B62J6/03Supporting means therefor, e.g. mounting brackets

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Connection Of Motors, Electrical Generators, Mechanical Devices, And The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡単に取り付けることができ、負荷調整を容
易に行うことのできる自転車用点灯装置を提供すること
を目的とする。 【解決手段】 自転車に取り付けられると共に車輪の回
転を動力として発電した電力をランプに供給する自転車
用点灯装置であって、自転車の車輪と一体に回転するよ
うに当該車輪と同軸に取り付けられる第1のプーリと、
自転車の車輪を支持するフォークに取り付けられるもの
であって、ロータ及びステータからなり当該ロータと一
体に回転する第2のプーリが取り付けられるダイナモ
と、ダイナモの発電により点灯するランプと、第1のプ
ーリ及び第2のプーリに掛け渡されて第1のプーリの回
転を第2のプーリに伝達するベルトを備えたことを特徴
とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自転車用点灯装置
の取り付け構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来この種の自転車用点灯装置には、い
わゆるハブ軸ダイナモ(以下、発電機という)を用いた
点灯装置がある。図7は、自転車の前輪の車軸(以下、
ハブという)103に取り付けられた従来の発電機の概
略構造を一部断面と共に示した図である。同図におい
て、発電機は、コイル101を備えたステータ102が
ハブ103に固定され、マグネット片104を備えたロ
ータ105が、ゴムシート108等を介して、車輪に一
体に取り付けられた回転自在なハブ体106及びスポー
ク109に固定されて自転車に取り付けられ、自転車の
走行中において、ロータ105が車輪の回転と共に回転
することにより発電し、コイル101に接続する図示せ
ぬランプを発光させて点灯させる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来、このような自転
車用点灯装置においては、予め発電機をハブ103に取
り付ける必要があり、所定の発電特性を維持させる目的
でロータ105とステータ102を所定の位置関係とな
るように対向させた状態でロータ105をハブ体106
に固定し、ステータ102をフォーク107と共にハブ
103に固定している。
【0004】従って、自転車に発電機を取り付ける際
は、特殊な取り付け治具を用いたり、仮固定を行って再
度取り付け位置を調整したりするなど、取り付け作業に
特殊な技巧が必要となり、また繁雑となってしまう。
【0005】また、車種によってその位置が予め決めら
れているフォーク端部107aとハブ体106との間に
発電機を設置するため、この間隔が発電機の幅よりも狭
い車種では、発電機をフォーク端部107aと車輪のハ
ブ体106との間に取り付けることができない。
【0006】また、この間隔が発電機の幅よりも広すぎ
る車種では、取り付けナット等を補助的に用いて発電機
の取り付けに必要な所定の幅に調整する必要がある。こ
のように、フォーク端部107aとハブ体106との間
隔が異なる車種への発電機の取り付けが困難であった。
【0007】また、従来は、自転車が所定の速さで走行
中に点灯装置のランプを所定の明るさに発光させるため
には、ロータ105の回転数を変える等の負荷調整を行
ってランプの発電量を変える必要があるが、従来はロー
タ105を車輪側に固定しているため、車輪の回転が直
接ロータ105の回転に対応するので、このような負荷
調整ができないといった問題があった。
【0008】また、点灯装置は、通常、走行中の自転車
の前方に対し発光させて対向する他の車両や歩行者等へ
の注意を促すために自転車の前輪に対し取り付けられ、
自転車の走行中に前輪が回転することによって点灯させ
ることができるのであり、従って自転車が停止した状態
においては、点灯装置は点灯しない。このため、自動車
からの視界の悪い環境下においては、走行中の自動車等
から停車中の自転車の視認が困難な場合がある。
【0009】本発明は上述の問題点に鑑みなされたもの
であり、簡単に取り付けることができ、負荷調整を容易
に行うことのできる自転車用点灯装置を提供することを
目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
自転車に取り付けられると共に車輪の回転を動力として
発電した電力をランプに供給する自転車用点灯装置であ
って、自転車の車輪と一体に回転するように当該車輪と
同軸に取り付けられる第1のプーリと、自転車の車輪を
支持するフォークに取り付けられるものであって、ロー
タ及びステータからなり当該ロータと一体に回転する第
2のプーリが取り付けられるダイナモと、ダイナモの発
電により点灯するランプと、第1のプーリ及び第2のプ
ーリに掛け渡されて第1のプーリの回転を第2のプーリ
に伝達するベルトを備えたことを特徴とする。
【0011】また、請求項2記載の発明は、請求項1に
記載の自転車用点灯装置において、第1のプーリは、第
2のプーリよりもその径が大とされていることを特徴と
する。
【0012】また、請求項3記載の発明は、請求項1な
いしは2に記載の自転車用点灯装置において、第1のプ
ーリは、自転車の車輪と一体に回転するハブ体に圧着固
定されるものであると共に、自転車の車輪と一体に回転
するスポークに係合する複数の係合爪を有することを特
徴とする。
【0013】また、請求項4記載の発明は、請求項1な
いしは3に記載の自転車用点灯装置において、第1のプ
ーリは自転車の後輪に取り付けられると共に、第2のプ
ーリは自転車の後輪を支持するフォークに取り付けられ
ることを特徴とする。
【0014】
【作用】本発明は以上のように構成したので、車輪に対
しては第1のプーリを取り付けるだけで良く、しかも取
り付け位置の細かな調整等が不要であり、取り付け作業
が容易となり、しかも、フォークとハブの間隔の異なる
車種においても、対応した取り付け作業が容易となる。
【0015】また、第1のプーリは、第2のプーリより
もその径が大とされるので、第2のプーリを、その範囲
において互いに径の異なる複数のプーリとして用意して
おき、その中から適宜一つを選択して自転車に取り付け
ることにより、所定の明るさの発光を得るために必要な
ダイナモの負荷量を調整することができる。
【0016】また、第1のプーリが有する複数の係合爪
によって第1のプーリを車輪と一体に回転するスポーク
に係合させるようにしたので、第1のプーリを車輪に対
し容易に取り付け又は取り外しすることができる。
【0017】また、第1のプーリを自転車の後輪に取り
付けると共に、第2のプーリを前記自転車の後輪を支持
するフォークに取り付けることで、自転車用点灯装置を
後輪側に容易に取り付けることができ、後輪浮遊タイプ
のスタンドを備えた自転車等の場合には、自転車を停止
した状態(自転車をスタンドで支持した状態)において
もペダルを回転させることにより点灯させることができ
る。
【0018】
【発明の実施の形態】次に、本発明に好適な実施形態に
ついて図面をもとに以下に述べる。図1は、本発明の一
実施形態における自転車用点灯装置の概略構造図であ
り、ここでは、自転車の前輪側に取り付けた一例で示し
ている。また、先の図7にて説明した従来における自転
車の構造と同等の部分については、同一の符号を付して
ある。
【0019】図1に示すように、自転車用点灯装置は、
自転車の前輪1と一体に回転するように前輪1と同軸に
取り付けられた略円板状の第1のプーリ2と、前輪1を
支持するフォーク107に例えば固定用金具14等を介
して取り付けられたダイナモ3と、ダイナモ3に取り付
けられたランプ4を備えている。
【0020】また、ダイナモ3は、図示せぬロータ及び
ステータを有し、このロータには、ロータの回転軸と一
体に回転する第2のプーリ5が取り付けられている。第
2のプーリ5は、ダイナモ3に対し取り付け及び取り外
しが可能であり、また、タイミングベルト6が、第1の
プーリ2及び第2のプーリ5に掛け渡されて第1のプー
リ2の回転を第2のプーリ5に伝達するように形成され
ている。
【0021】また、ダイナモ3に取り付けられている第
2のプーリ5は、第1のプーリ2よりもタイミングベル
ト6が掛け渡される径が小さく、且つ、その径の値が互
いに異なる複数のプーリの中から適宜選択されたプーリ
であり、使用者が、この複数のプーリの中から適宜その
径の大きさを選択してダイナモ3に対し交換して取り付
けることにより、第1のプーリ2に対する第2のプーリ
5の伝達ギア比を変えることができるように形成されて
いる。このことにより、使用者は、ランプを所定の明る
さで点灯させる場合に必要なダイナモ3の発電の負荷量
を調整することができる。
【0022】自転車用点灯装置は、このように構成さ
れ、自転車が走行し、第1のプーリ2が前輪1と一体に
所定速度で回転した場合、タイミングベルト6が、この
第1のプーリ2の回転を第2のプーリ5に伝達すること
により、第2のプーリ5と一体に取り付けられたロータ
が、第1のプーリ2とダイナモ3に取り付けられている
第2のプーリ5の伝達ギア比で回転し、その結果、ダイ
ナモ3が発電してランプ4を点灯させる。
【0023】次に、自転車用点灯装置の各部及び各部の
取り付け構造について詳述する。図2は、第1のプーリ
2及び、第1のプーリ2を自転車の前輪1に取り付ける
ための主要取り付け部品を示した図である。同図におい
て第1のプーリ2は、略円板状を有し、周囲においてタ
イミングベルト6と歯合するギアが形成されている。
【0024】また、第1のプーリ2は、周辺部分に複数
のビス孔2aが設けられていて、さらに第1のプーリ2
の中心部分には、ハブ体106の軸が貫通するための孔
2bが設けられている。
【0025】この第1のプーリ2を前輪1に取り付ける
場合は、図2に示すように、先ず、前輪1のフォーク1
07をハブ103から取り外した状態において、タイミ
ングベルト6が掛けられた第1のプーリ2をハブ体10
6の軸に通した後、再びフォーク107をハブ103に
取り付けておく。
【0026】次に、第1のプーリ2を回転移動させてス
ポーク109の一本が第1のプーリ2の2つのビス孔2
aの間に位置するように位置合わせした後、このスポー
ク109又はハブ体106の鍔部分を固定用金具7と第
1のプーリ2で挟み、それぞれビス8及びナット9で固
定する。固定用金具7は、樹脂や金属等で形成されスポ
ーク109の外形に沿って取り付けられるように溝等が
形成されている。
【0027】固定用金具7を複数用いて、ビス孔2aが
形成される第1のプーリ2の複数箇所において上記固定
作業を繰り返すと、第1のプーリ2は、外周側は複数の
スポーク109に安定して固定され、内周側の孔2bの
周縁部は、ビス8の圧着力によってハブ体106の鍔に
押しつけられて固定されて、前輪1と同軸、且つ一体と
なる。
【0028】最後に、ハブ体106の鍔とフォーク10
7で挟持して仮止めしていた第1のプーリ2を固定する
ことにより、図3に示すように、第1のプーリ2が前輪
1に一体に取り付けられる。図3は、第1のプーリ2が
前輪1と同軸、且つ、一体に取り付けられた状態を示す
主要部断面構造図である。
【0029】また、図4は、フォーク107に取り付け
られたダイナモ3の構造図である。同図において、ダイ
ナモ3は、コイル10を備えたステータ11が筐体3a
に固定され、マグネット片12を備えたロータ13が回
転軸3bと一体に回転可能に固定されていて、コイル1
0にON/OFFの切り替えスイッチ19を介して電気
的に接続されたランプ4が筐体3aの一部に取り付けら
れている。切り替えスイッチ19がONの場合は、コイ
ル10がランプ4に接続し、切り替えスイッチ19がO
FFの場合は、コイル10がランプ4と電気的に切り離
される。
【0030】また、回転軸3bには、第2のプーリ5が
取り付けられている。ダイナモ3は、固定用金具14と
共にビス等によってフォーク107に取り付けられる。
また、第2のプーリ5は、タイミングベルト6に歯合す
るギアが形成されていて、先に述べたように、第1のプ
ーリ2よりもタイミングベルト6が掛け渡される径が小
さく、且つ、その径の値が互いに異なる複数のプーリの
中から適宜選択されたプーリであり、ダイナモ3が有す
る回転軸3bに対し、取り付け及び取り外しが可能であ
る。
【0031】また、図4に示すタイミングベルト6は、
先の図3に示すように第1のプーリ2を前輪1に取り付
ける際に第1のプーリ2に掛けた後に、図4に示すよう
に、回転軸3bに取り付けられた第2のプーリ5に掛け
渡されている。自転車用点灯装置の各部は、以上のよう
に構成され、それぞれ自転車の各部に取り付けられる。
【0032】したがって、使用者が、ランプを所定の明
るさで点灯させる場合に必要なダイナモ3の発電の負荷
量を調整する場合は、一旦、タイミングベルト6を第2
のプーリ5から取り外し、第2のプーリ5を回転軸3b
から取り外した後、ギア比の異なる他の第2のプーリ5
を回転軸3bに取り付け、再びタイミングベルト6を第
2のプーリ5に掛け直すだけで第1のプーリ2に対する
第2のプーリ5の伝達ギア比を変えることができ、した
がって、ダイナモ3の発電の負荷量を容易に変えること
ができる。
【0033】また、第1のプーリ2は、上述したよう
に、ハブ体106の鍔とフォーク107で挟持され、複
数の固定用金具7、ビス8、ナット9により複数のスポ
ーク109に固定されることにより、前輪1と同軸、且
つ、一体に取り付けられているので、この第1のプーリ
2を自転車から取り外し、車種の相異なる自転車に取り
付ける場合は、各固定用金具7、ビス8、ナット9を第
1のプーリ2から取り外した後、第1のプーリ2を前輪
1のハブ103から引き抜くだけで容易に取り付け中の
自転車から取り外すことができ、また、上述した第1の
プーリ2の取り付け方法を同様に行うことで、車種の相
異なる自転車に容易に取り付けることができ、特殊な取
り付け治具等が不要である。
【0034】図5は、本発明のその他の実施形態におけ
る第1のプーリ2の係合爪の構造を示す図である。上述
の実施形態においては、第1のプーリ2は、固定用金具
7、ビス8、ナット9を用いて複数のスポーク109又
はハブ体106の鍔部分に固定することで前輪1に取り
付けるように構成したが、これに限らず、例えば図5
(a)に示すように同図中の矢印の方向に弾性を有する
複数の係合爪15を第1のプーリ2と一体に形成し、複
数の係合爪15をそれぞれ対応するスポーク109には
め込み、スポーク109を弾性支持することによって第
1のプーリ2をスポーク109に係合させると共に、こ
の弾性支持力によって第1のプーリ2の孔2bの周縁部
をハブ体106に圧着固定するように形成しても良い。
【0035】また、第1のプーリ2は、図5(b)に示
すように、ハブ体106と相対する位置付近に弾性を有
する係合爪16を一体に形成し、ハブ体106の鍔に係
合してハブ体106を弾性支持することにより前輪1に
取り付けられるように形成しても良いし、上記各取り付
け方法を組み合わせるように構成しても良い。
【0036】また、上述した各実施形態においては、自
転車用点灯装置は、自転車の前輪側に取り付ける例で説
明したが、後輪側に取り付けるようにしても良い。その
場合は、第1のプーリは前記自転車の後輪に取り付けら
れると共に、第2のプーリは前記自転車の後輪を支持す
るフォークに取り付けられることとなるが、その場合も
同様に容易に取り付けることができ、また、例えば、後
輪浮遊タイプのスタンドを備えた自転車等の場合には、
自転車を停止した状態(自転車をスタンドで支持した状
態)においてもペダルを回転させることにより点灯させ
ることができ、停車中においても他の車両等から容易に
視認される。
【0037】また、ランプ4が取り付けられたダイナモ
3は、自転車のフォーク107に固定用金具14と共に
ビス等によってフォーク107に取り付けられるように
構成したので、フォーク107から容易に取り外すこと
ができ、即席ランプ又は非常用電源として用いることも
できる。図6は、フォーク107から取り外したダイナ
モ3にハンドル17を取り付けた状態を示したダイナモ
3の外観図である。図に示すように、フォーク107か
ら取り外したダイナモ3の回転軸3bから第2のプーリ
5を取り外し、第2のプーリ5の代りにハンドル17を
回転軸3bに取り付けて用いる。
【0038】ハンドル17は、回転軸3bに対し例えば
第2のプーリ5と同様の取り付け構造を有し、使用者
が、切り替えスイッチ19をONの状態でハンドル17
を手動により回転させることにより、回転軸3bを回転
させてダイナモ3の発電を行ってランプ4を点灯させ、
即席ランプとして用いることができる。
【0039】また、先に述べたように、切り替えスイッ
チ19がOFFの状態では、ダイナモ3が有するコイル
10がランプ4と電気的に切り離されるが、その場合
に、コイル10が、図6に示すようにダイナモ3に設け
られた外部端子18側に切り替えられて、外部端子18
と電気的に接続されるように構成すれば、使用者が、切
り替えスイッチ19をOFFにした状態でハンドル17
を手動により回転させることにより、回転軸3bを回転
させてダイナモ3の発電を行って、外部端子18に接続
される電子機器等に送電する、非常用電源として用いる
こともできる。
【0040】
【発明の効果】本発明は以上のように構成したため、車
輪に対しては第1のプーリを取り付けるだけで良く、し
かも取り付け位置の細かな調整等が不要であり、取り付
け作業が容易となり、しかも、フォークとハブの間隔の
異なる車種においても、対応した取り付け作業が容易と
なる。
【0041】また、第1のプーリは、第2のプーリより
もその径が大とされるので、第2のプーリを、その範囲
において互いに径の異なる複数のプーリとして用意して
おき、その中から適宜一つを選択して自転車に取り付け
ることにより、所定の明るさの発光を得るために必要な
ダイナモの負荷量を調整することができる。
【0042】また、第1のプーリが有する複数の係合爪
によって第1のプーリを車輪と一体に回転するスポーク
に係合させるようにしたので、第1のプーリを車輪に対
し容易に取り付け又は取り外しすることができる。
【0043】また、第1のプーリを自転車の後輪に取り
付けると共に、第2のプーリを前記自転車の後輪を支持
するフォークに取り付けることで、自転車用点灯装置を
後輪側に容易に取り付けることができ、後輪浮遊タイプ
のスタンドを備えた自転車等の場合には、自転車を停止
した状態(自転車をスタンドで支持した状態)において
もペダルを回転させることにより点灯させることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態における自転車用点灯装置
の概略構造図である。
【図2】第1のプーリ及び、第1のプーリを自転車の前
輪に取り付けるための主要取り付け部品を示した図であ
る。
【図3】第1のプーリが前輪と同軸、且つ、一体に取り
付けられた状態を示す主要部断面構造図である。
【図4】フォークに取り付けられたダイナモの構造図で
ある。
【図5】本発明のその他の実施形態における第1のプー
リの係合爪の構造を示す図である。
【図6】フォークから取り外したダイナモにハンドルを
取り付けた状態を示したダイナモの外観図である。
【図7】自転車の前輪の車軸(ハブ)に取り付けられた
従来の発電機の概略構造を一部断面と共に示した図であ
る。
【符号の説明】
1・・・・・前輪 2・・・・・第1のプーリ 2a・・・・ビス孔 2b・・・・孔 3・・・・・ダイナモ 3a・・・・筐体 3b・・・・回転軸 4・・・・・ランプ 5・・・・・第2のプーリ 6・・・・・タイミングベルト 7・・・・・固定用金具 8・・・・・ビス 9・・・・・ナット 10・・・・コイル 11・・・・ステータ 12・・・・マグネット片 13・・・・ロータ 14・・・・固定用金具 15・・・・係合爪 16・・・・係合爪 17・・・・ハンドル 18・・・・外部端子 19・・・・切り替えスイッチ 103・・・ハブ 106・・・ハブ体 107・・・フォーク 109・・・スポーク

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自転車に取り付けられると共に車輪の回
    転を動力として発電した電力をランプに供給する自転車
    用点灯装置であって、 前記自転車の車輪と一体に回転するように当該車輪と同
    軸に取り付けられる第1のプーリと、 前記自転車の車輪を支持するフォークに取り付けられる
    ものであって、ロータ及びステータからなり当該ロータ
    と一体に回転する第2のプーリが取り付けられるダイナ
    モと、 前記ダイナモの発電により点灯するランプと、 第1のプーリ及び第2のプーリに掛け渡されて第1のプ
    ーリの回転を第2のプーリに伝達するベルトを備えたこ
    とを特徴とする自転車用点灯装置。
  2. 【請求項2】 第1のプーリは、第2のプーリよりもそ
    の径が大とされていることを特徴とする、請求項1に記
    載の自転車用点灯装置。
  3. 【請求項3】 第1のプーリは、前記自転車の車輪と一
    体に回転するハブ体に圧着固定されるものであると共
    に、前記自転車の車輪と一体に回転するスポークに係合
    する複数の係合爪を有することを特徴とする、請求項1
    ないしは2に記載の自転車用点灯装置。
  4. 【請求項4】 第1のプーリは前記自転車の後輪に取り
    付けられると共に、第2のプーリは前記自転車の後輪を
    支持するフォークに取り付けられることを特徴とする、
    請求項1ないしは3に記載の自転車用点灯装置。
JP9187829A 1997-06-27 1997-06-27 自転車用点灯装置 Pending JPH1120762A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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