JPH11206752A - X線ct装置 - Google Patents

X線ct装置

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JPH11206752A
JPH11206752A JP10013056A JP1305698A JPH11206752A JP H11206752 A JPH11206752 A JP H11206752A JP 10013056 A JP10013056 A JP 10013056A JP 1305698 A JP1305698 A JP 1305698A JP H11206752 A JPH11206752 A JP H11206752A
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JP10013056A
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Katsuyuki Taguchi
克行 田口
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Toshiba Corp
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Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 検出器のブロック間の特性の差による幅広の
ドーナツリングの発生をなくすX線CT装置を提供す
る。 【解決手段】 データ収集部27で収集された投影デー
タに基づき複数のブロックの内の検出特性の異なるブロ
ックの投影データに対して補正処理を施すブロックリン
グ補正部31を設け、ブロックリング補正部31におい
て、加算平均部35は、各チャンネル毎に多方向の全部
または一部の投影データに対して加算平均処理を施し、
ブロックエッジ検出部37は、加算平均部で得られた各
チャンネル毎の加算平均投影データに対して微分処理を
施しブロック端におけるエッジ検出出力を検出し、ブロ
ック出力補正部43は、検出されたエッジ検出出力に基
づき検出特性の異なるブロックの投影データに対して補
正処理を施す。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、X線CT装置に係
り、特に、デュアルスライスCT、マルチスライスCT
で検出器のアライメントのずれによる幅広のドーナツリ
ングの発生をなくすことのできるX線CT装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】(1)シングルスライスCT 近年、X線CT装置は、図14(a)に示すように、扇
状のX線ビーム(ファンビーム)を発生するX線焦点1
01と、ファン状あるいは直線状に多数のチャンネル、
例えば1000チャンネルの検出素子を1列に並べた検
出器103とを有するシングルスライスCTが主流であ
る。
【0003】このX線焦点101と検出器103とを被
検体の周囲に回転させ、被検体を通過したX線強度のデ
ータ(投影データと称する)を収集する。1回転で例え
ば1000回投影データを収集し、このデータに基づい
て画像再構成する。
【0004】(2)マルチスライスCT 一方、高精細に広範囲を高速に撮影したいという要求か
ら、図14(b)に示すように、検出器が1列ではな
く、被検体の体軸方向にも複数列、例えば、2列、4
列、あるいは100列配列された2次元検出器アレイ1
05を有するマルチスライスCTも提案されている。
【0005】この2次元検出器アレイ105を用いて、
1スキャン動作で複数スライス分の投影データをデータ
収集し、複数の断層画像(ボリュームデータ)を得るこ
とができる。
【0006】また、1000チャンネル等の多数のチャ
ンネルの検出素子(検出器)は、図15に示すように、
例えば60チャンネル毎の複数のブロックB1、B2・
・・Bnから構成されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、検出器
素子間において検出特性に差がある場合には、X線源と
検出器との対向配置を保ちながらX線源及び検出器が被
検体の周囲を回転する第3世代のCT装置においては、
リングアーチファクトが発生する。このリングアーチフ
ァクトの発生を図16を参照して説明する。
【0008】X線焦点は、ビュー毎に円P上を点a、点
b、点c・・・点nと移動し、このX線焦点の移動に伴
って検出器103も円Q上を移動する。そして、各X線
焦点からのX線は有効視野FOVを通して検出器103
で検出される。このとき、各検出素子は常に同一の領域
を受け持っている。
【0009】ここで、検出素子kの検出特性が異常であ
り、異なる検出出力Dkを出力する場合には、検出素子
kに入射するX線通路Xak、Xbk、Xck、・・・
Xnkの軌跡が内接する円がリングアーチファクトRA
として発生する。
【0010】また、デュアルスライスCT、マルチスラ
イスCTにおいては、図17に示すように、例えば、第
1列及び第2列の複数のブロックB1・・・BnにX線
ビームが入射される場合に、第1列及び第2列のブロッ
クBmが他のブロックに対してずれ量Δだけずれている
場合には、そのずれによってブロック間で検出特性が異
なることになる。
【0011】このようにアライメントのずれなどでブロ
ックBmの検出特性が異なると、図18に示すように、
ブロックBmの幅分の幅広のドーナツ状リングBDRが
発生する。
【0012】本発明は、検出器のブロック間の特性の差
による幅広のドーナツリングの発生をなくすことのでき
るX線CT装置を提供することを課題とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明は前記課題を解決
するために以下の手段を採用した。本発明は、被検体に
向けて多方向からX線を曝射するX線源と、多チャンネ
ルの検出器を有し且つ多チャンネルの検出器が複数のブ
ロックから構成され、X線源から曝射され被検体を透過
した多方向からの透過X線を検出する検出手段と、この
検出手段で検出された多方向からの透過X線に基づく投
影データを収集する収集手段と、この収集手段で収集さ
れた投影データに基づき被検体の断層画像を再構成する
再構成手段とを備えたX線CT装置において、前記収集
手段で収集された投影データに基づき前記複数のブロッ
クの内の検出特性の異なるブロックの投影データに対し
て補正処理を施す補正手段を備えることを特徴とする。
【0014】この発明によれば、補正手段が収集手段で
収集された投影データに基づき複数のブロックの内の検
出特性の異なるブロックの投影データに対して補正処理
を施すので、アライメントのずれによる幅広のドーナツ
リングの発生をなくすことができる。
【0015】また、前記検出手段は、前記被検体の体軸
方向に複数列の検出器が配列されてなることを特徴とす
る。
【0016】また、補正手段は、各チャンネル毎に前記
多方向の全部または一部の投影データに対して加算平均
処理を施す加算平均手段と、この加算平均手段で得られ
た各チャンネル毎の加算平均投影データに対して微分処
理を施しブロック端におけるエッジ検出出力を検出する
エッジ検出手段と、このエッジ検出手段で検出されたエ
ッジ検出出力に基づき前記検出特性の異なるブロックの
投影データに対して補正処理を施すブロック補正手段と
を備えることを特徴とする。
【0017】また、前記複数のブロックの前記ブロック
端の位置情報を管理する位置情報手段を備え、前記エッ
ジ検出手段は、前記位置情報手段の前記ブロック端の位
置情報を参照して前記ブロック端に対してのみ検出処理
を行うことを特徴とする。
【0018】また、補正手段は、各チャンネル毎に前記
多方向の全部または一部の投影データに対して加算平均
処理を施す加算平均手段と、各チャンネル毎に前記加算
平均手段で得られた加算平均投影データと予め定められ
た前記ブロックの幅相当のウェーブレット関数とを演算
することにより補正データを算出する補正データ算出手
段と、この補正データ算出手段で算出された補正データ
を前記投影データから減算する減算手段とを備えること
を特徴とする。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明のX線CT装置の実
施の形態を図面を参照して詳細に説明する。
【0020】<第1の実施の形態>図1は、本発明の第
1の実施の形態のX線CT装置の概略構成を示すシステ
ム構成図である。図1において、第1の実施の形態のX
線CT装置10は、システム制御部11、架台・寝台制
御部13、寝台移動部15、X線制御装置17、高電圧
発生装置19、X線ビーム発生源21、検出器23、回
転架台25、データ収集部27、収集データ記憶装置2
9、ブロックリング補正部31、画像再構成部45、表
示部47を有している。
【0021】このX線CT装置10は、X線ビーム発生
源21を被検体の回りに回転させながらX線ビームを曝
射させるとともに、被検体を体軸方向に移動させて、被
検体を螺旋状にスキャンする(ヘリカルスキャン)もの
である。
【0022】システム制御部11は、図示しいない入力
装置を用いて入力されたスライス厚、回転速度等のヘリ
カルスキャン条件の内、回転速度とスライス厚とファン
角等を架台・寝台制御信号として架台・寝台制御部13
に対して出力する。システム制御部11は、X線ビーム
発生を制御するX線ビーム発生制御信号をX線制御装置
17に対して出力する。
【0023】システム制御部11は、X線ビームの検出
のタイミングを示す検出制御信号をデータ収集部27に
対して出力する。システム制御部11は、データ収集の
ためのデータ収集制御信号をデータ収集部27に対して
出力する。さらに、システム制御部11は、ドーナツリ
ングのアーチファクトをなくすためのデータ補正のタイ
ミングを示す補正制御信号をブロックリング補正部31
に対して出力する。
【0024】架台・寝台制御部13は、システム制御部
11により出力された架台、寝台制御信号に基づき回転
架台25を回転させると共に、寝台移動信号を寝台移動
部15に対して出力する。
【0025】寝台移動部15は、架台・寝台制御部13
により出力された寝台移動信号に基づき、回転架台25
の1回転当たりの寝台15aの移動量を求め、この移動
量で寝台15aを移動させる。この寝台15aは体軸方
向(スライス方向)に移動するようになっている。
【0026】X線制御装置17は、システム制御部11
により出力されたX線ビーム発生制御信号に基づき、高
電圧発生装置19による高電圧発生のタイミングを制御
する。高電圧発生装置19は、X線ビームを曝射させる
ための高電圧をX線制御部17からの制御信号に従って
X線ビーム発生源21に供給する。
【0027】X線ビーム発生源21は、高電圧発生装置
19から供給された高電圧によってスライス方向に厚み
を持った扇状のX線ビームを被検体に向けて多方向から
曝射する。検出器23は、X線ビーム発生源21から曝
射され、被検体を透過したX線ビームを検出する。
【0028】検出器23は、図14(b)に示すよう
に、多チャンネルの検出素子を有し且つスライス方向に
複数配列された2次元検出器アレイからなる。また、検
出器23は、図15に示すように、多チャンネルの検出
素子が複数のブロックB1・・・Bnから構成されてい
る。各列については、従来のシングルスライスCT用検
出器と同様に1,000チャンネル程度の検出器がX線
ビーム発生源21の焦点を中心として円弧状に配置され
る。
【0029】回転架台25は、X線ビーム発生源21と
検出器23とを保持する。また、回転架台25は、図示
しない架台回転機構により、X線ビーム発生源21と検
出器23との中間点を通る回転軸を中心にして回転され
る。
【0030】これにより、X線ビーム発生源21と検出
器23との対向配置を保ちながら、X線ビーム発生源2
1及び検出器23が被検体の周囲を回転するので、複数
スライスの断層画像の再構成に要する被検体に関する多
方向の投影データを収集できる。
【0031】このタイプのCTは、いわゆる第3世代
(R/R方式)と称される。なお、回転架台25として
は、このタイプに限定されず、360°にわたって検出
器が被検体の周囲に配列され、X線ビーム発生源21の
みが回転するいわゆる第4世代(R/S方式)であって
もよい。また、検出器に加えてX線ビーム発生源21も
360°にわたって被検体の周囲に配置されるいわゆる
第5世代(S/S方式)であってもよい。
【0032】データ収集部27は、システム制御部11
により出力されたデータ収集制御信号に基づき、検出器
23の各検出器からの出力電流を増幅した後、デジタル
データに変換することによりX線パス毎のX線透過率に
反映した投影データを収集し出力する。
【0033】収集データ記憶装置29は、データ収集部
27によって収集された多方向からの投影データを記憶
する。ブロックリング補正部31は、収集データ記憶装
置29に記憶された投影データに基づき、検出器23の
複数のブロックの中から検出特性の異なるブロックを検
出して検出ブロックの投影データに対して補正処理を施
す。
【0034】画像再構成部45は、ブロックリング補正
部31で補正された多方向の投影データに基づいて被検
体の断層画像を再構成する。表示部47は、画像再構成
部45により再構成された被検体の断層画像を図示しな
いモニタ上に表示する。
【0035】次に、ブロックリング補正部31の詳細な
構成を説明する。ブロックリング補正部31の説明に先
だって、第3世代のマルチスライスX線CT装置のジオ
メトリを図2に示すように、ビュー角β、チャンネル角
γ、ファン角度2×γm と定義する。ビュー角βを微小
ずつ変化させて多方向(以下、複数ビュー方向と称す
る。)からのデータ、例えば、1000ビューのデータ
を収集する。尚、1回のデータ収集を1ビュー、1ビュ
ーにおける1検出素子のデータを1ビーム、1ビューに
おける全ビーム(全検出素子のデータ)をまとめて実デ
ータと称する。
【0036】ブロックリング補正部31は、メモリ3
3、加算平均部35、ブロックエッジ検出部37、マッ
チング処理部39、しきい値判定部41、ブロック出力
補正部43を有する。
【0037】メモリ33は、収集データ記憶装置29か
らの複数ビュー方向からの投影データを記憶する。加算
平均部35は、メモリ33からの複数ビュー方向からの
投影データに基づき検出器23の各チャンネル毎に多方
向の全部または一部の投影データに対して加算平均処理
を施す。
【0038】ブロックエッジ検出部37は、加算平均部
35で得られた各チャンネル毎の加算平均投影データに
対して微分処理を施しブロック端におけるエッジ検出出
力を検出する。マッチング処理部39は、ブロックエッ
ジ検出部37で検出されたエッジ検出出力にマッチング
フィルタであるブロック幅のマッチングフィルタ信号を
乗算することによりマッチング処理を施す。
【0039】しきい値判定部41は、マッチング処理部
39の出力値が所定のしきい値を越えたか否かを判定
し、マッチング処理部39の出力値が所定のしきい値を
越えた場合にそのブロックを他のブロックとは検出特性
が異なると判断する。
【0040】ブロック出力補正部43は、マッチング処
理部39からの出力データを入力し、しきい値判定部4
1で他のブロックとは検出特性が異なると判断された検
出ブロックのデータを補正する。ブロック出力補正部4
3は、マッチング処理部39からの出力データの正の値
及び負の値の変化に基づき検出ブロックのデータに対し
て増加または減少の補正処理を施す。
【0041】次に、このように構成されたX線CT装置
の動作を図面を参照して説明する。まず、X線ビーム発
生源21と検出器23とが、被検体の周囲を回転する
と、データ収集部27は、複数スライスの断層画像に対
応する被検体の複数ビュー方向の投影データを検出器2
3から収集し、その複数スライスの断層画像に対応する
被検体の複数ビュー方向の投影データは、収集データ記
憶装置29に記憶される。さらに、被検体の複数ビュー
方向の投影データは、ブロックリング補正部31内のメ
モリ33に記憶される。
【0042】このメモリ33には図3に示すように複数
ビュー方向の投影データが記憶される。横軸はチャンネ
ルを示し、縦軸はビュー方向を示す。各ビュー毎に多、
例えば1000チャンネルのデータが記憶される。ビュ
ーの数は例えば、1000ビューである。
【0043】次に、加算平均部35は、メモリ33から
の複数ビュー方向からの投影データに基づき検出器23
の各チャンネル毎に複数ビュー方向の一部のビュー方向
の投影データに対して加算平均処理を施す。ここでは、
各チャンネル毎に1000ビューのデータの内の例え
ば、100ビュー(例えば、1ビュー目から100ビュ
ー目まで)のデータを加算平均する。この加算平均処理
によりデータの信号対雑音比S/Nが改善できる。
【0044】次に、ブロックエッジ検出部37は、加算
平均部35で得られた各チャンネル毎の加算平均投影デ
ータに対して微分処理を施しブロック端におけるエッジ
検出出力を検出する。微分処理には、例えば、1次微分
を用い、(1/4,−1/2,1/4)の3点を用い
る。なお、1次微分に5点、7点等を用いても良い。ま
た、1次微分の方法は、その他の方法であっても良い。
【0045】図4に各チャンネルにおける生データ及び
エッジ検出出力を示す。ここで、生データは、加算平均
投影データである。図4において、縦軸の細線は、生デ
ータを示し、太線はエッジ検出出力を示し、横軸はチャ
ンネルを示す。生データの内のチャンネルCHaからチ
ャンネルCHbまでのデータAは、隣接する生データに
対して減少(凹)している。このため、チャンネルCH
aからチャンネルCHbまでのブロックが他のブロック
に対して凹んでいる。
【0046】チャンネルCHcからチャンネルCHdま
でのデータBは、隣接する生データに対して増加(凸
部)している。このため、チャンネルCHcからチャン
ネルCHdまでのブロックが他のブロックに対して突出
している。
【0047】また、チャンネルCHaの周辺の生データ
の変化に応答して、負値(−)から正値(+)へと変化
するエッジ検出出力Eaが得られる。チャンネルCHb
の周辺の生データの変化に応答して、正値(+)から負
値(−)へと変化するエッジ検出出力Ebが得られる。
【0048】また、チャンネルCHcの周辺の生データ
の変化に応答して、正値(+)から負値(−)へと変化
するエッジ検出出力Ecが得られる。チャンネルCHd
の周辺の生データの変化に応答して、負値(−)から正
値(+)へと変化するエッジ検出出力Edが得られる。
エッジ検出出力Ea及びエッジ検出出力Ebは、エッジ
検出出力Ec及びエッジ検出出力Edよりも大きい値を
持つ。
【0049】マッチング処理部39は、(1)式を用い
てブロックエッジ検出部37で検出されたエッジ検出出
力に対してマッチング処理を施す。
【0050】
【数1】 mask(ch)×real(ch−Δch) ・・・(1) mask(ch)は、ブロック幅のマッチングフィルタ
信号であり、図5(a)の点線で示す。chは、チャン
ネルを示し、realは、ブロックエッジ検出部37で
検出されたエッジ検出出力を示し、エッジ検出出力を図
5(a)の実線で示す。すると、図5(b)に示すよう
に、マッチング処理部39からマッチングフィルタ出力
が得られる。
【0051】次に、しきい値判定部41は、マッチング
処理部39の出力値が所定のしきい値を越えたか否かを
判定し、マッチング処理部39の出力値が所定のしきい
値を越えた場合には、そのブロックを他のブロックとは
検出特性が異なると判断する。ここでは、チャンネルC
HaからチャンネルCHbまでのブロック、及びチャン
ネルCHcからチャンネルCHdまでのブロックが他の
ブロックとは検出特性が異なると判断される。
【0052】次に、ブロック出力補正部43は、マッチ
ング処理部39からの出力データに基づき、しきい値判
定部41で他のブロックとは検出特性が異なると判断さ
れた検出ブロックのデータを補正する。
【0053】ここでは、チャンネルCHaからチャンネ
ルCHbまでのブロックでは、マッチング処理部39か
らの出力データが−,+,+,−と変化するので、その
ブロックが凹んでいると判断して、そのデータに対して
増加の補正処理を施す。また、チャンネルCHcからチ
ャンネルCHdまでのブロックでは、マッチング処理部
39からの出力データが+,−,−,+と変化するの
で、そのブロックが突出していると判断して、そのデー
タに対して減少の補正処理を施す。
【0054】また、データの補正量は、マッチング処理
部39からの出力値の大きさに応じて行う。例えば、チ
ャンネルCHaからチャンネルCHbまでのブロックで
は、マッチング処理部39からの出力値が10カウント
であるので、その分だけ増加補正する。また、チャンネ
ルCHcからチャンネルCHdまでのブロックでは、マ
ッチング処理部39からの出力値5カウントであるの
で、その分だけ減少補正する。
【0055】このように、ブロックリング補正部31に
より検出特性の異なるブロックのデータを補正するの
で、アライメントのずれによる幅広のドーナツリングの
発生をなくすことができる。特に、第3世代のX線CT
装置においては、幅広のドーナツリングが特に発生しや
すいので、その効果が大である。
【0056】また、図6に示すように、複数のブロック
B1・・・Bnの内のブロックBmが曲がっている場合
には、図7に示すように、ブロックBmの生データは、
右端でD1となり、左端でD1よりも小さいD2とな
る。このため、エッジ検出出力も右端でE1となり、左
端でE1よりも小さいE2となる。
【0057】従って、エッジ検出出力E1の値に応じて
補正量を大きくし、エッジ検出出力E2の値に応じて補
正量を小さくすることで、点線で示すような補正出力が
得られる。このため、生データに凹部がなくなるので、
ブロックBmが曲がっている場合でも、ドーナツリング
の発生をなくすことができる。
【0058】そして、画像再構成部45が、ブロックリ
ング補正部31で補正された投影データにより断層画像
を再構成すると、所定厚(例えば、2mm)のスライス
の断層画像が複数スライス分得られる。
【0059】<第2の実施の形態>次に、本発明のX線
CT装置の第2の実施の形態を説明する。図8は、本発
明のX線CT装置の第2の実施の形態の概略構成を示す
システム構成図である。第2の実施の形態のX線CT装
置は、第2の実施の形態のX線CT装置に対してブロッ
クリング補正部31aの構成が異なるのみでその他の構
成は同一構成であるので、同一部分には同一符号を付す
る。
【0060】ブロックリング補正部31aは、メモリ3
3、加算平均部35、ブロックエッジ検出部37、しき
い値判定部41a、ブロック出力補正部43aを有す
る。メモリ33、加算平均部35、及びブロックエッジ
検出部37の処理は、第1の実施の形態のそれらと同一
処理であるので、その説明を省略する。
【0061】しきい値判定部41aは、ブロックエッジ
検出部37で検出されたエッジ検出出力の出力値が所定
のしきい値を越えたか否かを判定し、その出力値が所定
のしきい値を越えた場合におけるブロックを他のブロッ
クとは検出特性が異なると判断する。
【0062】ブロック出力補正部43aは、ブロックエ
ッジ検出部37からのエッジ検出出力を入力し、しきい
値判定部41aで他のブロックとは検出特性が異なると
判断された検出ブロックのデータを補正する。ブロック
出力補正部43aは、ブロックエッジ検出部37からの
エッジ検出出力の正の値及び負の値の変化に基づき検出
ブロックのデータに対して増加または減少の補正処理を
施す。
【0063】このような構成であっても、第1の実施の
形態と同様にアライメントのずれによる幅広のドーナツ
リングの発生をなくすことができる。
【0064】<第3の実施の形態>次に、本発明のX線
CT装置の第3の実施の形態を説明する。図9は、本発
明のX線CT装置の第3の実施の形態の概略構成を示す
システム構成図である。第3の実施の形態のX線CT装
置は、第1の実施の形態のX線CT装置に対してブロッ
クリング補正部31bの構成が異なるのみでその他の構
成は同一構成であるので、同一部分には同一符号を付す
る。
【0065】ブロックリング補正部31bは、メモリ3
3、加算平均部35、ブロックエッジ検出部37、ブロ
ック出力補正部43bを有する。メモリ33、加算平均
部35、及びブロックエッジ検出部37の処理は、第1
の実施の形態のそれらと同一処理であるので、その説明
を省略する。
【0066】ブロック出力補正部43bは、ブロックエ
ッジ検出部37からのエッジ検出出力の値に基づき他の
ブロックとは検出特性が異なる検出ブロックのデータを
補正する。ブロック出力補正部43bは、ブロックエッ
ジ検出部37からのエッジ検出出力の正の値及び負の値
の変化に基づき検出ブロックのデータに対して増加また
は減少の補正処理を施す。
【0067】このような構成であっても、第1の実施の
形態と同様にアライメントのずれによる幅広のドーナツ
リングの発生をなくすことができる。
【0068】<第4の実施の形態>次に、本発明のX線
CT装置の第4の実施の形態を説明する。図10は、本
発明のX線CT装置の第4の実施の形態の概略構成を示
すシステム構成図である。第4の実施の形態のX線CT
装置は、第1の実施の形態のX線CT装置に対してブロ
ックリング補正部31cの構成が異なるのみでその他の
構成は同一構成であるので、同一部分には同一符号を付
する。
【0069】ブロックリング補正部31cは、メモリ3
3c、加算平均部35、ブロックエッジ検出部37c、
マッチング処理部39、しきい値判定部41、ブロック
出力補正部43を有する。
【0070】メモリ33cは、収集データ記憶装置29
からの複数ビュー方向からの投影データを記憶するとと
もに、複数のブロックのブロック端の位置情報を管理す
る位置情報部44を有する。ブロック端の位置情報はメ
モリ33cに記憶された投影データに含まれる多チャン
ネルのチャンネル情報に基づき作成される。
【0071】チャンネル情報とブロック端との関係を図
11に示す。図11において、各ブロックB1、B2、
B3は、60チャンネルからなり、60の倍数のチャン
ネル番号位置にブロック端が存在する。
【0072】ブロックエッジ検出部37cは、位置情報
部44のブロック端の位置情報を参照してブロック端に
対してのみエッジ検出処理を行う。例えば、図11にお
いて、ブロック端の周辺のチャンネル59からチャンネ
ル62、及びチャンネル119からチャンネル122が
エッジ検出部分として限定処理される。
【0073】このように限定処理することで、検出特性
の異なるブロックを検出できるとともに、全てのチャン
ネルに対して検出処理を行うよりも処理時間が短時間で
済むという効果が得られる。
【0074】なお、第4の実施の形態では、ブロックエ
ッジ検出部37cにおいて、ブロック位置情報を用いて
ブロックの切れ目にエッジ検出処理を限定したが、例え
ば、このエッジ検出処理の限定処理をマッチング処理部
39において行うようにしてもよい。また、エッジ検出
処理の限定処理は、第2の実施の形態、あるいは、第3
の実施の形態において適用可能である。
【0075】<第5の実施の形態>次に、本発明のX線
CT装置の第5の実施の形態を説明する。図12は、本
発明のX線CT装置の第5の実施の形態の概略構成を示
すシステム構成図である。第5の実施の形態のX線CT
装置は、第1の実施の形態のX線CT装置に対してブロ
ックリング補正部31dの構成が異なるのみでその他の
構成は同一構成であるので、同一部分には同一符号を付
する。
【0076】ブロックリング補正部31dは、メモリ3
3、加算平均部35、補正データ算出部49、減算部5
1を有する。加算平均部35は、各チャンネル毎に複数
ビュー方向の全部または一部の投影データに対して加算
平均処理を施す。
【0077】補正データ算出部49は、各チャンネル毎
に加算平均部35で得られた加算平均投影データと予め
定められたブロックの幅相当のウェーブレット(wav
elet)関数とを演算することにより補正データを算
出する。すなわち、補正データ算出部49は、(2)式
によりウェーブレット変換を行うことにより補正データ
を算出する。
【0078】
【数2】 w(ch)=avg(ch)×kernel ・・・(2) ここで、avg(ch)は、チャンネル毎の加算平均部
35で得られた加算平均投影データを示し、kerne
lは、ウェーブレット関数を示し、w(ch)は、ウェ
ーブレット変換により得られた補正データを示す。
【0079】ウェーブレット関数としては、例えば、図
13に示すようなブロック幅相当の矩形波を用いる。ウ
ェーブレット関数としては、例えば、正弦波等を用いて
も良く、その他の関数を用いても良い。
【0080】減算部51は、補正データ算出部49で算
出された補正データをメモリ33に記憶された投影デー
タから減算することにより補正された投影データを得
る。すなわち、減算部51は、(3)式により補正され
た投影データを算出する。
【0081】
【数3】 d′(view,ch)=d(view,ch)−w(ch)・・・(3) d(view,ch)は、元の投影データを示し、d′
(view,ch)は、補正後の投影データを示す。
【0082】このような補正処理によっても、第1の実
施の形態と同様にアライメントのずれによる幅広のドー
ナツリングの発生をなくすことができる。
【0083】また、第5の実施の形態において、第4の
実施の形態のブロック端における位置情報を用いてブロ
ック切れ目に限定処理する方法を適用しても良い。すな
わち、メモリ33に複数のブロックのブロック端の位置
情報を管理する位置情報部44を設け、補正データ算出
部49が、位置情報部44のブロック端の位置情報を参
照してブロック端に対してのみ補正処理を行うようにす
ればよい。
【0084】なお、本発明は前述した実施の形態に限定
されるものではない。第1の実施の形態乃至第5の実施
の形態では、ブロックリング補正部を収集データ記憶装
置29の後に設けたが、例えば、ブロックリング補正部
31を収集データ記憶装置29の後に設ける代わりに、
ブロックリング補正部31を、データ収集部27と収集
データ記憶装置29との間に設けてもよい。
【0085】また、第1の実施の形態乃至第5の実施の
形態では、ヘリカルスキャンに本発明を適用したが、例
えば、本発明はコンベンショナルスキャンに適用するこ
とも可能である。
【0086】さらに、第1の実施の形態乃至第5の実施
の形態では、マルチスライスCTについて説明したが、
本発明はシングルスライスCTについても適用可能であ
る。シングルスライスにおいて、1列の複数のブロック
中に検出特性の異なるブロックがある場合でもドーナツ
状のリングアーチファクトをなくすことができる。
【0087】
【発明の効果】本発明によれば、補正手段が収集手段で
収集された投影データに基づき複数のブロックの内の検
出特性の異なるブロックの投影データに対して補正処理
を施すので、アライメントのずれによる幅広のドーナツ
リングの発生をなくすことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態のX線CT装置の概
略構成を示すシステム構成図である。
【図2】第3世代のマルチスライスX線CT装置のジオ
メトリを示す図である。
【図3】各ビュー毎の全チャンネルの投影データを示す
図である。
【図4】各チャンネルにおける生データ及びエッジ検出
出力を示す図である。
【図5】マッチング処理部による処理を説明するための
図である。
【図6】複数のブロック内に曲がっているブロックがあ
る場合を示す図である。
【図7】曲がっているブロックでの生データ及びエッジ
検出出力を示す図である。
【図8】本発明のX線CT装置の第2の実施の形態の概
略構成を示すシステム構成図である。
【図9】本発明のX線CT装置の第3の実施の形態の概
略構成を示すシステム構成図である。
【図10】本発明のX線CT装置の第4の実施の形態の
概略構成を示すシステム構成図である。
【図11】チャンネル情報とブロック端との関係を示す
図である。
【図12】本発明のX線CT装置の第5の実施の形態の
概略構成を示すシステム構成図である。
【図13】ブロック幅相当のウェーブレット関数を示す
図である。
【図14】シングルスライスCT及びマルチスライスC
Tを示す図である。
【図15】ブロック単位で構成された多チャンネルを示
す図である。
【図16】リングアーチファクトを説明するための図で
ある。
【図17】アライメントのずれを説明するための図であ
る。
【図18】幅広のドーナツリングを説明するための図で
ある。
【符号の説明】
10…X線CT装置、11…システム制御部、13…架
台・寝台制御部、15…寝台移動部、17…X線制御装
置、19…高電圧発生装置、21…X線ビーム発生源、
23…検出器、25…回転架台、27…データ収集部、
29…収集データ記憶装置、31…ブロックリング補正
部、33…メモリ、35…加算平均部、37…ブロック
エッジ検出部、39…マッチング処理部、41…しきい
値判定部、43…ブロック出力補正部、44…位置情報
部、45…画像再構成部、47…表示部、49…補正デ
ータ算出部、51…減算部。

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被検体に向けて多方向からX線を曝射す
    るX線源と、多チャンネルの検出器を有し且つ多チャン
    ネルの検出器が複数のブロックから構成され、X線源か
    ら曝射され被検体を透過した多方向からの透過X線を検
    出する検出手段と、この検出手段で検出された多方向か
    らの透過X線に基づく投影データを収集する収集手段
    と、この収集手段で収集された投影データに基づき被検
    体の断層画像を再構成する再構成手段とを備えたX線C
    T装置において、 前記収集手段で収集された投影データに基づき前記複数
    のブロックの内の検出特性の異なるブロックの投影デー
    タに対して補正処理を施す補正手段を備えることを特徴
    とするX線CT装置。
  2. 【請求項2】 前記検出手段は、前記被検体の体軸方向
    に複数列の検出器が配列されてなることを特徴とする請
    求項1記載のX線CT装置。
  3. 【請求項3】 前記補正手段は、 各チャンネル毎に前記多方向の全部または一部の投影デ
    ータに対して加算平均処理を施す加算平均手段と、 この加算平均手段で得られた各チャンネル毎の加算平均
    投影データに対して微分処理を施しブロック端における
    エッジ検出出力を検出するエッジ検出手段と、 このエッジ検出手段で検出されたエッジ検出出力に基づ
    き前記検出特性の異なるブロックの投影データに対して
    補正処理を施すブロック補正手段と、を備えることを特
    徴とする請求項2記載のX線CT装置。
  4. 【請求項4】 前記ブロック補正手段は、前記エッジ検
    出出力の正の値及び負の値の変化に基づき前記検出特性
    の異なるブロックの投影データに対して増加または減少
    の補正処理を施すことを特徴とする請求項3記載のX線
    CT装置。
  5. 【請求項5】 前記複数のブロックの前記ブロック端の
    位置情報を管理する位置情報手段を備え、 前記エッジ検出手段は、前記位置情報手段の前記ブロッ
    ク端の位置情報を参照して前記ブロック端に対してのみ
    検出処理を行うことを特徴とする請求項3記載のX線C
    T装置。
  6. 【請求項6】 前記補正手段は、 各チャンネル毎に前記多方向の全部または一部の投影デ
    ータに対して加算平均処理を施す加算平均手段と、 各チャンネル毎に前記加算平均手段で得られた加算平均
    投影データと予め定められた前記ブロックの幅相当のウ
    ェーブレット関数とを演算することにより補正データを
    算出する補正データ算出手段と、 この補正データ算出手段で算出された補正データを前記
    投影データから減算する減算手段と、を備えることを特
    徴とする請求項2記載のX線CT装置。
  7. 【請求項7】 前記複数のブロックの前記ブロック端の
    位置情報を管理する位置情報手段を備え、 前記補正データ算出手段は、前記位置情報手段の前記ブ
    ロック端の位置情報を参照して前記ブロック端に対して
    のみ補正処理を行うことを特徴とする請求項6記載のX
    線CT装置。
  8. 【請求項8】 前記X線源及び前記検出手段は、前記X
    線源と前記検出手段との対向配置を保ちながら前記被検
    体の周囲を回転することを特徴とする請求項3または請
    求項6記載のX線CT装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002133399A (ja) * 2000-10-23 2002-05-10 Hitachi Medical Corp 画像処理装置及びそれを用いたx線ct装置
JP2010042271A (ja) * 1999-08-23 2010-02-25 Ge Healthcare Japan Corp プロジェクションデータ補正方法、プロジェクションデータ補正装置、記録媒体および放射線断層撮像装置

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