JPH11205687A - 欠陥画素補正装置 - Google Patents

欠陥画素補正装置

Info

Publication number
JPH11205687A
JPH11205687A JP10003887A JP388798A JPH11205687A JP H11205687 A JPH11205687 A JP H11205687A JP 10003887 A JP10003887 A JP 10003887A JP 388798 A JP388798 A JP 388798A JP H11205687 A JPH11205687 A JP H11205687A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
defective pixel
unit
data
electrode
output
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP10003887A
Other languages
English (en)
Inventor
Masafumi Yamanoue
雅文 山之上
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sharp Corp filed Critical Sharp Corp
Priority to JP10003887A priority Critical patent/JPH11205687A/ja
Publication of JPH11205687A publication Critical patent/JPH11205687A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Transforming Light Signals Into Electric Signals (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 2次元密着センサ等のエリアセンサにおい
て、不良画素の近傍の複数の画素に欠陥が発生すると、
上記不良画素のデータを補正することができなかった。 【解決手段】 センサパネル2からの出力を、アンプ6
で増幅し、A/D変換器7でA/D変換したデータを、
画像データ処理部10で処理し、一旦、データ記憶部9
に格納し、データ記憶部9から読み出したデータから、
欠陥画素検出部11が欠陥画素情報を出力し、一旦、欠
陥画素情報記憶部12に記憶し、データ記憶部9のデー
タと、欠陥画素情報記憶部12の欠陥画素情報に基づい
て、欠陥画素のデータを補正する欠陥画素補正部を備え
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、2次元密着センサ
等のエリアセンサにおける欠陥画素の欠陥画素補正装置
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に密着センサやCCD等の固体撮像
素子では、局所的な不良による欠陥画素が生じることが
あり、このような場合、その欠陥に起因して画質劣化が
生じることが知られている。更に2次元で構成されたエ
リアセンサにおいては、その画素数が飛躍的に増加する
ことによって、更に欠陥が生じることが多くなる。これ
に対して従来より、CCD等の固体撮像素子においては
その欠陥を補正するために、欠陥画素についての欠陥デ
ータを、出荷時の検査において検出してROM等の不揮
発性メモリに予め記憶させておき、撮像時にこの不揮発
性メモリに記憶された欠陥データに基づいて、1画素前
の撮像出力に置換することによって欠陥補正が行われて
いた。
【0003】これに対して、特開平6−6685号公報
では、静電破壊や経時変化に伴う欠陥変化にも対応した
欠陥補正装置が開示されている。また特開平7−336
602号公報では、画素取り込み回路から取り込まれた
周辺8画素の信号から、画像の境界情報に基づき補間方
法を選択して欠陥画素の補正を行う手段が開示されてい
る。
【0004】更に、特開平8−9264号公報では、補
間対象画素近傍画素のデータと補間方法の優劣情報間の
ルールを学習したニューラルネットワーク回路の出力す
る補間方法の優劣情報に基づき補間方法を選択する方法
が開示されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のエリアセンサの欠陥画素の補正手段については、C
CD等の固体撮像素子を対象として、欠陥画素を補正す
るために使用する周辺の画素にも欠陥画素が含まれてい
るといったことが考慮されていないといった問題があっ
た。
【0006】本発明は、上記従来の問題点を解決するた
めのもので、不良部分に伴って近傍の複数の画素に欠陥
画素が生じた場合にも、効果的な補正が実現されるよう
に構成された欠陥画素補正装置を提供することを目的と
する。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本願発明の欠陥画素補正装置の請求項1に記載の発
明は、複数の第1電極と複数の第2電極とがマトリクス
状に配列され、その交差部分に光電変換素子が形成され
たセンサパネルと、上記第1電極を駆動するための第1
電極駆動部と、上記第2電極を駆動するための第2電極
駆動部とを備えたエリアセンサ部と、上記第1電極駆動
部と上記第2電極駆動部とを制御するセンサ制御部と、
上記第1電極駆動部を介して出力されるアナログ信号を
増幅する増幅部と、上記増幅部から出力されたアナログ
信号をデジタル信号に変換するA/D変換部と、上記A
/D変換部でA/D変換されたデータを記憶するデータ
記憶部と、上記データ記憶部に上記データを順次記憶す
ると共に、その読み出しを制御するデータ制御部と、上
記データ制御部の制御により上記データ記憶部から出力
されるデータを処理する画像データ処理部と、上記画像
データ処理部、及び上記データ制御部の制御によって出
力されるデータ記憶部からの出力より、上記センサパネ
ルの欠陥画素を検出する欠陥画素検出部と、上記欠陥画
素検出部から出力される欠陥画素情報を記憶する欠陥画
素情報記憶部と、上記欠陥画素情報記憶部から出力され
る欠陥画素情報、及び上記データ制御部の制御によって
データ記憶部から出力されるデータに基づいて、欠陥画
素のデータを補正する欠陥画素補正部とを備える。
【0008】また請求項2記載の発明は、請求項1記載
の欠陥画素補正装置において、上記欠陥画素検出部か
ら、上記欠陥画素情報記憶部に欠陥情報が格納される際
に情報を圧縮し、出力される際には伸張して出力する欠
陥画素情報圧縮/伸長部を備える。
【0009】また請求項3の発明は、請求項1又は、請
求項2記載の欠陥画素補正装置において、上記欠陥画素
情報記憶部から出力される欠陥画素情報に基づき、上記
欠陥画素補正部において補正されたデータの補正精度を
定量化する補正精度演算部を備える。
【0010】また請求項4の発明は、請求項1乃至請求
項3記載の欠陥画素補正装置において、上記エリアセン
サ部において、上記第1電極に対向してその間に櫛状に
入り込むように構成された複数の第3電極と、上記第2
電極に対向してその間に櫛状に入り込むように構成され
た複数の第4電極とを備え、上記第1電極、及び第3電
極と、上記第2電極、及び第4電極がマトリクス状に構
成されるセンサパネルと、上記第3電極を駆動する第3
電極駆動部と、上記第4電極を駆動する第4電極駆動部
とを備える。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の形態画素補正装置
の実施の形態を図面に基づいて、詳細に説明する。 〔実施形態1〕図1は、本発明の欠陥画素補正装置の実
施形態1の構成を示すブロック図である。図1におい
て、2次元密着型エリアセンサ部1は、複数の第1電極
と複数第2電極とがマトリクス状に形成され、この交差
する部分において入射された光に応じた光電流を出力す
る光電変換素子を備えたセンサパネル部2と、第1電極
を駆動する第1電極駆動部3と、第2電極を駆動する第
2電極駆動部4とにより構成させれる。第1電極駆動部
3は、センサ駆動制御部5からの制御信号に従って第1
電極の任意の電極を選択してアンプ部6に接続すること
ができる複数のアナログスイッチによって構成される。
第2電極駆動部4は、同じくセンサ駆動制御部5からの
制御信号により、電極選択パルスを複数の第2電極の任
意の電極を選択して印加することができる複数のアナロ
グスイッチにより構成される。
【0012】センサ駆動制御部5は、図1に記載されて
いない外部からの制御信号に従って、第1電極駆動部3
及び第2電極駆動部4を介して、センサパネル部2の第
1電極及び第2電極を駆動して、第1電極と第2電極と
の交叉する部分の光電変換素子において得られる光電流
が順次取り出されるようにセンサパネル2の電極を走査
するための第1電極駆動部3及び第2電極駆動部4の制
御信号を生成すると共に、その走査及び駆動に必要な駆
動信号を生成し、これを第1電極駆動部3及び第2電極
駆動部4に供給する。更にこの走査によって、アンプ部
6を介して選られた信号をA/D変換部7でデジタル信
号に変換する際のサンプリングクロックを生成し、これ
をA/D変換部7に供給する。また、図面には記載され
ていないが、他のブロックにおいて必要となるタイミン
グ信号の基本クロックを各ブロックに対して供給する。
【0013】アンプ部6は、センサパネル部2から第1
電極駆動部3を介して選られた光電変換出力を電流増幅
するオペアンプ等により構成され、次段のA/D変換部
7に対して、適正な電圧レベルまで増幅されたアナログ
信号を供給する。本実施形態ではセンサパネル部2から
の出力は、光電流として電流増幅されるものとしている
が、センサパネル部2から第1電極駆動部3のいずれか
の部分において蓄積容量を設けることで、電圧増幅で構
成される場合もそれに応じた構成とすることで、A/D
変換部7に対しては、同じく適正なレベルのアナログ信
号を供給するように構成することも可能である。A/D
変換部7は、アンプ部6からのアナログ信号をデジタル
信号に変換して、データ制御部8に供給する。
【0014】データ制御部8では、A/D変換部7から
供給されたデジタル信号を、順次データ記憶部9に蓄積
するようにデータを出力する。この時、データ記憶部9
に対して、白基準、黒基準、原稿の読込み時のA/D変
換部7からの出力が所定のアドレスに順次格納されるよ
うにアドレスを制御すると共に、画像データ処理部10
で処理されたデータを、データ記憶部9の所定のアドレ
スに格納する。また、画像データ処理部10、欠陥画素
検出部11、及び欠陥画素補正部13に対して、データ
記憶部9から格納された白基準データ、黒基準データ、
原稿読込みデータ、及び処理データを順次時分割で出力
されるように制御する。
【0015】データ記憶部9は、白基準、黒基準、原稿
について読込まれたデータをデータ制御部8からの制御
に従って順次格納し、またデータ制御部8からの制御に
応じて格納されたデータを順次出力する。このデータ記
憶部9は、電源が供給されている期間のみデータを保持
するDRAM、もしくは専用のフレームメモリーによっ
て構成されることも可能であり、またこれに一部バッテ
リによってデータが保持されるSRAMを組み合わせて
構成することも可能である。また電源が供給されなくて
もデータが保持されるEEPROMを組み合わせて構成
されることもある。
【0016】更にここで、白基準データ及び黒基準デー
タは原稿の読込みが行われる都度そのデータが更新され
るように構成することも可能であるし、装置の出荷時若
しくはユーザーからの操作に基づいて、そのデータを格
納もしくは更新されるようにすることも可能である。
【0017】図2は、図1の画像データ処理部10の詳
細な構成を示す図である。図2において、16は読込み
データラッチ部、17は黒基準データラッチ部、18
は、白基準データラッチ部であり、データ制御部8の制
御信号に従ってデータ記憶部9から時分割で出力される
各データをラッチする。第1差分演算部19Aでは、読
込みデータラッチ部16でラッチされた読込みデータか
ら、黒基準データラッチ部17でラッチされた黒基準デ
ータを差し引いて、センサパネル出力に含まれる暗電流
成分等の影響によるオフセット成分が取り除かれた読込
みデータを、正規化データ処理部20に出力する。
【0018】第2差分演算部19Bでは、白基準データ
ラッチ部18でラッチされた白基準データから、黒基準
データラッチ部17でラッチされた黒基準データを差し
引いて、センサパネルにおける該当する画素のダイナミ
ックレンジに相当するデータを、正規化処理部20に出
力する。正規化処理部20では、第1差分演算部19A
から出力されたオフセット成分が除かれた読込みデータ
と、第2差分演算部19Bからの出力されたダイナミッ
クレンジデータに基づいて、読込みデータを正規化する
ことで、画素毎の感度ばらつき等の影響が取り除かれた
処理データが得られ、これをデータ制御部8の制御によ
り、データ記憶部9に一旦格納する。
【0019】この正規化処理は、8bit等必要に応じ
た多値のデータとして正規化されることは勿論、2値化
処理を行って白黒の2値データとして出力される場合も
含めたものとする。この出力のビット数については、最
終的に必要となる画像データ出力の利用形態に従って、
多値データとして出力する場合や、またあまり多くの階
調を必要としない場合には、各ブロックでの処理回路及
びデータ記憶部9の記憶容量を削減するために、ここで
の正規化処理出力のビット精度を低くすることで、小規
模な回路構成にすることが可能であり、更に階調を必要
としてない場合には、2値データとすることで大幅に回
路規模を削減することが可能である。
【0020】図3は、図1の欠陥画素検出部11の詳細
な構成を示す図である。図3において、21は白基準デ
ータラッチ部、22は黒基準データラッチ部、23は処
理データラッチ部であり、データ制御部8の制御信号に
従ってデータ記憶部9から時分割で出力される各データ
をラッチする。ここでは、図2の黒基準データラッチ部
17及び白基準データラッチ部18と、図3の黒基準デ
ータラッチ部22及び白基準データラッチ部21を、説
明上区別して別々に構成されるように記載しているが、
実際にASIC等で回路を構成する場合には共通で使用
することが可能である。補正データラッチ部24では、
欠陥画素補正部13から出力される補正データをラッチ
する。第3差分演算部25では、欠陥画素補正部13か
ら出力された補正データと、図1の画像データ処理部1
0で正規化処理され、一旦、データ記憶部9に格納され
た処理データが読み出され、処理データラッチ部23で
ラッチされたデータの差分が算出される。
【0021】第4差分演算部26では、白基準データラ
ッチ部21でラッチされた白基準データと、黒基準デー
タラッチ部21でラッチされた黒基準データとの差分が
算出される。欠陥画素判定部27では、白基準データラ
ッチ部21でラッチされた白基準データと、黒基準デー
タラッチ部22でラッチされた黒基準データ、及び第3
差分演算部25と第4差分演算部26とで算出された各
差分データとに基づいて、その該当する画素が正規の出
力がされているか、何らかの欠陥に基づいて正規の出力
が得られていないかの判定を行い、その判定結果を0、
1の欠陥画素情報として、欠陥画素情報記憶部12に出
力する。
【0022】本実施形態においては、欠陥である場合は
“0”、正常である場合は“1”とする。更に、欠陥画
素判定部27から欠陥画素補正部13に対して、補正デ
ータに基づく欠陥画素判定を行う場合には、常に欠陥で
あるとして、欠陥画素補正部13から補正データが選択
されるようにするための制御信号が欠陥画素補正部13
に出力される。ここで、欠陥画素の判定手段の実施例に
ついて、いくつかの方法を示す。
【0023】第1の方法として、黒基準データ及び白基
準データの読込みを行う際に欠陥画素の判定を行うた
め、黒基準データと白基準データの差分に基づいて、そ
れが所定の値以上の差があることにより、光に対しての
感度があることを判定することにより、正常であるとし
て“1”を出力し、それ以下の場合には欠陥画素である
として“0”を出力する。また、白基準データ及び黒基
準データの値が各々所定の範囲内にあることに基づい
て、正常であるか欠陥であるかの判定を行う。これらの
全ての条件に基づいて判定を行うことも可能であるし、
この条件のいずれかのみによって判定することも可能で
ある。この方法は、白基準及び黒基準データの読込みが
原稿読込み毎に行われる場合には、その都度行うことも
可能であるが、装置の出荷調整もしくはその調整操作に
おいて行われる場合や電源投入時にのみ行われるような
場合には、その時に同時に行われるようにすることも可
能であるし、欠陥検出の操作を別に設定して、その操作
に基づいて欠陥検出のみを独立に行うようにすることも
可能である。
【0024】第2の方法として、欠陥画素の検出を目的
とした操作において、実際の原稿もしくは欠陥画素検出
のために用意されたテストチャートの読込みを行い、図
3の欠陥画素判定部27からの制御信号に基づいて、欠
陥画素補正部13で求められた補正データをラッチする
補正データラッチ部24の出力と、処理データラッチ部
23の出力の差分を求める第3差分演算部25の出力に
基づいて、その差分が所定の範囲を超えた場合に欠陥で
あると判定する。
【0025】第3の方法として、上記の各判定方法にお
いて、その判定範囲を他の判定結果に基づいてその基準
値を調整してその判定を行うことにより、より精度の高
い欠陥画素の検出を可能とする。その判定アルゴリズム
においては、例えばニューラルネットワークを用いた判
定を行うように構成することも可能である。
【0026】図4に図1の欠陥画素検出部11における
欠陥画素の判定例を示す。図4(a)は、孤立した状態
での単発的な不良による場合であり、画素欠陥となる。
図4(b)は、ある程度の範囲に渡る不良による場合で
あり、領域欠陥となる。図4(c)及び(d)について
は、電極部分の不良による場合であり、ライン欠陥とな
る。以降、欠陥の発生状態については、前記の表現を使
用して説明する。
【0027】欠陥画素情報記憶部12は、判定結果を
0、1のビットマップ情報として記憶しておき、原稿を
読込み画像データを出力する動作の際に、その欠陥画素
情報を欠陥画素補正部13に出力する。欠陥画素の検出
が原稿読込み毎に行われる場合には、欠陥画素検出部1
1においての欠陥画素の判定と、欠陥画素補正部13に
おいて欠陥画素の補正が行われるまでの遅延分を補う期
間、その欠陥情報を保持できるメモリによって構成する
ことが可能であるし、特定の操作においてのみ欠陥画素
検出が行われる場合には、全画素の欠陥情報を保持でき
るだけのメモリによって構成されることになる。更に、
欠陥画素の検出が電源投入毎には行なわれない場合に
は、電源が切られた後にも欠陥画素情報が保持されるよ
うに、バッテリーバックアップされるか、EEPROM
のような不揮発性メモリを使用することになる。
【0028】更に、図1では、欠陥画素情報記憶部12
とデータ記憶部9を別のブロックとして記載している
が、実際には同一のデバイスにおいてビット分割もしく
は時分割で使用することも可能である。
【0029】図1の欠陥画素補正部13は、欠陥画素情
報記憶部12から出力される欠陥画素情報と、画像デー
タ処理部10で生成され、データ記憶部9に格納された
処理データとが、データ制御部8による制御信号に従っ
て出力されたものに基づいて、欠陥画素情報記憶部12
からの欠陥画素情報から画像データとして出力される画
素が欠陥画素である場合に、これを所定の範囲にある有
効画素(欠陥ではない画素)のデータにより補正して出
力する。ここでの補正処理方法の一実施例について、図
5に従って説明する。
【0030】ここでは、その構成については図示しない
が、その補正手段をマイクロプロセッサによるソフトウ
ェアにより実現することも可能であるし、またこれをロ
ジック回路によりハードウェアで構成することも可能で
あるが、その構成方法は特に限定せず、その演算方法に
関して説明する。本実施形態1においては、5×5の範
囲の画素を使用して補正する場合について説明する。ま
ず、図5(a)は、図1の画像データ処理部10から出
力されたデータを、一旦データ制御部8によりデータ記
憶部9に格納されたデータを順次展開したものであり、
Dmn(m=1〜5,n=1〜5)で表す。図5(b)
は、図1の欠陥画素検出部11で検出された欠陥画素で
あれば0、正常画素であれば1の1bitで表現される
欠陥画素情報が、欠陥画素情報記憶部12に格納された
ものを順次展開したものであり、Fmn(m=1〜5,
n=1〜5)で表す。
【0031】更に図5(c)は、5×5画素を用いて欠
陥画素の補正を行う場合の補正演算のための補正係数で
あり、Rmn(m=1〜5,n=1〜5)で表す。この
Dmn、Fmn、Rmnより下記の演算によって、補正
データSを得る。
【0032】
【数1】
【0033】上記の演算では欠陥画素情報Fmnは、欠
陥画素を“0”、正常画素を“1”で表すことによっ
て、有効画素だけを使用して補正が行われることにな
る。
【0034】補正係数Rmnについては、基本的にはそ
の補正を行う画素からの距離に従って、その重み付けを
行うものとして、単に距離値を用いて、
【0035】
【数2】
【0036】としてもよいし、更に演算及び回路構成を
簡易にするために、その近似値を用いてもよい。
【0037】また、近傍の情報の重みを高くする共に、
演算及び回路構成を簡易にするために、
【0038】
【数3】
【0039】としてもよい。
【0040】また、上記係数は基本的に線形補間の考え
に基づいたものであるが、sinc関数に基づいた3次
補間係数、若しくはその近似値を用いることで、より精
度の高い補正とすることも可能である。
【0041】本実施形態1は、ハードウェアにより実現
することを前提にしたものであるが、これらをマイクロ
プロセッサによるソフトウェア処理により実現すること
も可能であるし、またDSP(デジタルシグナルプロセ
ッサ)を用いて実現することも可能である。
【0042】また、これらを組み合わせたASSPやA
SICで構成することも可能であり、その場合には本実
施形態1において示したブロック構成は厳密には定義で
きなくなることは言うまでもない。
【0043】また、図1のブロック図においては、出力
データとして、欠陥画素補正部13からの画像データ出
力のみを記載しているが、ここでは図面を簡略にするた
めに記載はしていないが、それ以外のデータに関しても
必要に応じて外部に出力することも可能である。
【0044】〔実施形態2〕図6は、本発明の欠陥画素
補正装置の実施形態2の構成を示すブロック図である。
図6のブロック図では、実施形態1の構成を示すブロッ
ク図である図1に対して、補正精度演算部15が追加さ
れており、それ以外のブロックは、実施形態1と同一の
ものであるため同じ符号を用いている。
【0045】図6において、補正精度演算部15では、
欠陥画素情報記憶部12からの欠陥画素情報に基づい
て、欠陥画素補正部13から出力される画像データ出力
の補正の精度を定量的な値として出力する。その補正精
度を定量化する一実施例として、欠陥画素補正部13で
の補正方法に準拠して、図5に示す5×5のマトリクス
に基づいて補正される場合について説明する。図5の説
明については、実施形態1において説明した内容と同じ
である。
【0046】補正精度演算部15では、欠陥画素補正部
13での補正データを算出するのに、どれだけの正常な
画素に基づいて算出されたものであるかを求めることに
よって、その補正の精度を定量化するものとして、図5
(b)の欠陥画素情報Fmn(m=1〜5,n=1〜
5)と、図5(c)のRmn(m=1〜5,n=1〜
5)より下記の演算によって、補正精度値kを得る。
【0047】
【数4】
【0048】これは実施形態1で示した欠陥画素補正部
13において、欠陥画素の補正データを算出する上記数
1の分母に相当する演算であり、Fmnが“1”即ち、
正常な画素が補正を行う近傍に多くある程、その補正精
度値は高くなり、Fmnが“0”即ち、欠陥画素がその
近傍に多く、少ない正常画素から補正が行われた場合に
は、その補正精度値は低くなるような値として出力する
ことが可能である。
【0049】更に、欠陥画素補正部13から出力される
画像データ出力が正常な画素であり、補正処理が行われ
ない場合には、正常画素であることを表すための十分大
きな値を出力することによって、補正精度値以前にその
出力されたデータが正常画素であるか欠陥画素であるか
を補正情報として外部に出力することが可能である。
【0050】補正精度演算部13で求められた補正精度
値は、補正情報出力として外部に出力されるが、この補
正情報出力は図6には示していないが、例えば、ここで
読み取られた文字情報に基づいて文字認識を行う場合
に、この補正情報を参照することにより、その認識精度
の向上を図ることが可能である。
【0051】また、その補正情報を集計することによっ
て、そのパネル全体の良否や経年変化に伴うパネルの性
能がその使用目的に対して適正であることを判定するこ
とも可能である。
【0052】本実施形態2においては、この補正精度演
算部15を別のブロックをして示しているが、回路構成
上は、欠陥画素検出部13での演算と重複することにな
るので、これを共通として構成することが可能であるこ
とは言うまでもない。
【0053】〔実施形態3〕図7は、本発明の欠陥画素
補正装置の実施形態3の構成を示すブロック図である。
図7のブロック図では、実施形態1の構成を示すブロッ
ク図である図1に対して、欠陥画素情報圧縮/伸張部1
4が追加されているだけで、それ以外のブロックは実施
形態1と同一のものであるため同じ符号を用いている。
【0054】欠陥画素情報圧縮/伸張部14では、欠陥
画素検出部11で生成された1bitの0、1で表され
る欠陥画素情報を欠陥画素情報記憶部12に格納する際
に、データ圧縮することで、その情報量を削減すること
によって、欠陥画素情報記憶部12に必要なメモリ容量
を削減することが可能となる。更に欠陥画素補正部14
に欠陥画素情報を出力する際には、圧縮された情報を伸
張して供給することによって、欠陥画素情報が供給され
る。欠陥画素情報圧縮/伸張部14は、0、1のビット
情報の圧縮伸張を行うものであることから、従来よりあ
る簡単なランレングス符号化方式や、ファクシミリ等に
おいて使用されているMH符号化若しくは、MR符号化
方式を用いることで構成することも可能であるし、また
欠陥画素情報の発生傾向に準拠した独自の符号化方式を
もって構成することも可能である。
【0055】大規模で高解像度のイメージセンサや本実
施例を適用している2次元密着センサにおいては、その
欠陥の発生を完全に回避することが極めて困難であるこ
とに対して、元々の解像度が十分なものであれば、その
用途例えば文字認識などにおいては、多少の認識率の低
下を容認する分には十分使用可能であり、これらを全体
として良品とすることで歩留まりが大幅に改善されるこ
ととなり、それによってセンサパネル部のコストは大幅
に低減することが可能となる。
【0056】また、本実施形態を適用しているマトリク
ス状の電極構造を持ったデバイスにおいては、図4
(b)、図4(c)、或いは図4(d)に示すように何
らかの不良が生じた場合には、近傍の複数の画素が欠陥
となる場合が極めて多く、従来例では欠陥画素のアドレ
スを記憶するように構成されているが、それらを全て記
憶することは、欠陥画素の発生状況に応じてそのデータ
量の変動が極めて大きくなるために、その欠陥情報を記
憶する容量の制約によって、センサパネルの良否を決定
しなければならないといった自体も発生する。本発明の
欠陥画素補正装置の実施形態1及び2の欠陥画素記憶部
12では、その欠陥情報を1ビットの情報で記憶するよ
うに構成されていることから、前記のような制約を受け
ることはない。
【0057】一方、大規模で高解像度のセンサパネルに
おいては、この欠陥画素情報記憶部12では、その画素
数に対応したメモリが必要となるが、先にも述べたよう
にマトリクス状に構成された電極構造を持つ場合には、
一つの不良に伴って複数の画素が欠陥画素となることか
らすると、欠陥画素情報をビット列情報とした場合には
その相関が極めて高いものとなり、簡単なランレングス
符号化や、ファクシミリにおいて使用されるMH符号化
やMR符号化といった従来からある符号化方式を用いて
圧縮することによっても高効率な情報圧縮が可能にな
る。
【0058】こういった符号化方式を用いた場合には、
その0、1情報の変化の発生頻度がその圧縮効率に対し
て大きく影響することになるのに対して、本実施形態に
おける欠陥画素情報においては、不良箇所の発生数が
0、1の変化にほぼ対応することから、図7の欠陥画素
情報圧縮/伸張部14での圧縮された情報を記憶する欠
陥画素情報記憶部12に予め用意しておくことが必要と
なるメモリ容量は、センサパネルの良否判定基準となる
不良箇所の発生数に準じたサイズとすることが可能であ
る。
【0059】図7では、実施形態1の構成に対して、欠
陥画素情報圧縮/伸張部14を追加しているが、図8に
示すように、実施形態2の構成を示す図6に対して、欠
陥画素情報圧縮/伸張部14を追加した構成することも
可能である。
【0060】〔実施形態4〕図1、図6、図7及び、図
8に示す、本発明の実施形態1〜3においては、エリア
センサ部1として、複数の第1電極と複数の第2電極と
が、マトリクス状に構成されたセンサパネル部2を用い
た場合について示してきたが、本発明では欠陥画素をそ
の近傍の正常な画素を用いて補正することから、欠陥画
素が密集した状態となることは好ましくなく、逆に欠陥
画素の近傍に正常な画素が少しでも多くあれば、精度の
高い補正が可能となる。
【0061】そこで、図1、図6、図7及び、図8に示
すエリアセンサ部1の構成として、図9に示すように、
複数の第1電極に対向して、その間に櫛状に入り込むよ
うに構成された複数の第3電極と、第2電極に対向し
て、その間に櫛状に入り込むように構成された複数の第
4電極がマトリクス状に構成されるようなセンサパネル
28と、第1電極を駆動する第1電極駆動部3と、第2
電極を駆動する第2電極駆動部4と、第3電極を駆動す
る第3電極駆動部29と、及び第4電極を駆動する第4
電極駆動部30とで構成されている。
【0062】ここでは図示しないが、図1、図6、図7
及び図8に示すセンサ駆動制御部5からの制御信号が、
第3電極駆動部29及び、第4電極駆動部30にも供給
されるようにしなければならないことは言うまでもな
い。更に、それに伴ってその制御信号に発生回路にも変
更が必要になるが、センサパネル上の走査方向をどのよ
うにするかによって、各種の構成が考えられるが、ここ
では特に限定はしないものとする。
【0063】図9に示すセンサパネル部28の構成にお
ける不良に伴う欠陥画素の発生状態の一例について、図
10を用いて説明する。図10において、縦横に各5本
の電極が交叉した状態に対して、その交叉部分に画素が
あり、横方向の電極の3本に×印で示した部分で、電極
が断線するといった不良が生じた状態を想定しており、
図10(a)が、上記実施形態1〜3において示したセ
ンサパネル2の構成に対して、図10(b)が本実施例
におけるセンサパネル28の構成を示したものである。
【0064】更に電極部分の矢印の方向に各駆動部が接
続されているものとし、その交叉部分に示した0、1
が、×印で示した部分に断線が生じた場合に欠陥画素と
判定されることが予想されるものを“0”、正常な出力
が予想されるものを“1”として示している。
【0065】図10(a)では、欠陥画素を示す“0”
が、3×3の領域不良となるのに対して、図10(b)
では、横方向のライン不良となっていると共に、そのラ
イン不良の上下のラインには正常な画素があり、欠陥画
素の発生が分散されるようにすることが可能になる。こ
れによって、近傍の正常な画素に基づいての補正が行わ
れた際には、図10(b)の方が精度のよい補正結果が
得られる事は明らかである。
【0066】一方、欠陥画素の発生が分散されることに
よって、欠陥画素情報の相関が失われることになり、実
施形態3において示した図7の欠陥画素情報圧縮/伸張
部14においての圧縮効率が低下することになるが、こ
れに対しては、第1電極と第2電極及び第4電極、第3
電極と第2電極および第4電極の各々が交叉する部分に
ある画素によってグループ化することによって、その相
関関係は、実施形態1〜3において示したセンサパネル
部2の電極構成の場合、同様に相関の高いものとなるこ
とから、欠陥画素情報圧縮/伸張部14を設けることに
よる効果は、失われることなく機能するように構成する
ことが可能である。
【0067】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、エリアセ
ンサの出力信号からデバイスの不良に伴う欠陥画素を検
出して、これを補正する際に、その欠陥画素情報をビッ
ト情報として格納し、これに基づいて正常な画素のみを
用いて、欠陥画素の補正が行なわれるようにして補正が
行なわれることにより、不良に伴って隣接する複数の画
素に欠陥が生じた場合にも、適正な補正データを得るこ
とができる。
【0068】また本発明によれば、その補正の精度を定
量的に表してその値を出力することによって、外部にお
いてその補正された画像データ出力を文字認識する場合
に、その補正精度値を参照することによって、その認識
率の向上を図ることができる。
【0069】更に本発明によれば、不良に伴って発生す
る複数の欠陥画素をそのアドレス情報に基づいて記憶し
た場合には、欠陥画素の数によって増減する欠陥画素情
報を記憶するメモリ容量によって、その欠陥の補正がで
きなくなることから、エリアセンサの良否が決定される
のに対して、欠陥画素を検出した結果を0、1のビット
列として記憶すると共に、この欠陥画素情報をランレン
グス符号化やファクシミリ等に使用されるMH符号化、
もしくはMR符号化方式で情報量も圧縮が行なわれるこ
とによって、そのメモリ容量の削減が可能であると共
に、不良の発生数に応じて欠陥画素の補正の可否が決定
される。
【0070】具体的には、大規模で高解像度のセンサパ
ネルにおいては、この欠陥画素情報を記憶するために
は、その画素数に対応したメモリが必要となるが、先に
も述べたようにマトリクス状に構成された電極構造を持
つ場合には、一つの不良に伴って複数の画素が欠陥画素
となることからすると、欠陥画素情報をビット列情報と
した場合にはその相関が極めて高いものとなり、簡単な
ランレングス符号化や、ファクシミリにおいて使用され
るMH符号化やMR符号化といった従来からある符号化
方式を用いて圧縮することによっても高効率な情報圧縮
が可能になる。
【0071】また、こういった符号化方式を用いた場合
には、その0、1情報の変化の発生頻度がその圧縮効率
に対して大きく影響することになるのに対して、本発明
における欠陥画素情報においては、不良箇所の発生数が
0、1の変化部分にほぼ対応することから、圧縮された
情報を記憶するために予め用意しておくことが必要とな
るメモリ容量は、センサパネルの良否判定基準となる不
良箇所の発生数に準じたサイズとすることが可能であ
る。
【0072】また更に本発明によれば、センサパネルの
電極を櫛状に構成することによって、電極の断線等によ
る不良が複数の電極に対して跨って生じたような場合に
おいても、その欠陥画素の発生箇所を分散されることに
よって、その補正を精度よく実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の欠陥画素補正装置の実施形態1の構成
を示すブロック図である。
【図2】図1の画像データ処理部の詳細な構成を示すブ
ロック図である。
【図3】図1の欠陥画素検出部の詳細な構成を示すブロ
ック図である。
【図4】本発明の欠陥画素補正装置の実施形態1に係る
欠陥画素発生例を示す図である。
【図5】本発明の欠陥画素補正装置の実施形態1に係る
補正処理範囲の演算マトリクス構成図である。
【図6】本発明の欠陥画素補正装置の実施形態2の構成
を示すブロック図である。
【図7】本発明の欠陥画素補正装置の実施形態3の実施
例1の構成を示すブロック図である。
【図8】本発明の欠陥画素補正装置の実施形態3の実施
例2の構成を示すブロック図である。
【図9】本発明の欠陥画素補正装置の実施形態4に係る
センサパネルの模式図である。
【図10】本発明の欠陥画素補正装置の実施形態4に係
る欠陥画素発生例を示す図である。
【符号の説明】
1 エリアセンサ部 2 センサパネル部 3 第1電極駆動部 4 第2電極駆動部 5 センサ駆動制御部 6 アンプ部 7 A/D変換部 8 データ制御部 9 データ記憶部 10 画像データ処理部 11 欠陥画素検出部 12 欠陥画素情報記憶部 13 欠陥画素補正部 14 欠陥画素情報圧縮/伸長部 15 補正精度演算部 16 白基準データラッチ部 17 黒基準データラッチ部 18 読込みデータラッチ部 19A 第1差分演算部 19B 第2差分演算部 20 正規化処理部 21 白基準データラッチ部 22 黒基準データラッチ部 23 処理データラッチ部 24 補正データラッチ部 25 第3差分演算部 26 第4差分演算部 27 欠陥画素判定部 28 センサパネル 29 第3電極駆動部 30 第4電極駆動部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の第1電極と複数の第2電極とがマト
    リクス状に配列され、その交差部分に光電変換素子が形
    成されたセンサパネルと、 上記第1電極を駆動するための第1電極駆動部と、 上記第2電極を駆動するための第2電極駆動部とを備え
    たエリアセンサ部と、 上記第1電極駆動部と第2電極駆動部とを制御するセン
    サ制御部と、 上記第1電極駆動部を介して出力されるアナログ信号を
    増幅する増幅部と、 上記増幅部から出力されたアナログ信号をデジタル信号
    に変換するA/D変換部と、 上記A/D変換部でA/D変換されたデータを記憶する
    データ記憶部と、 上記データ記憶部に上記データを順次記憶させると共
    に、その読み出しを制御するデータ制御部と、 上記データ制御部の制御により、上記データ記憶部から
    出力されるデータを処理する画像データ処理部と、 上記画像データ処理部、及び上記データ制御部の制御に
    よって出力される上記データ記憶部からの出力より、上
    記センサパネルの欠陥画素を検出する欠陥画素検出部
    と、 上記欠陥画素検出部から出力される欠陥画素情報を記憶
    する欠陥画素情報記憶部と、 上記欠陥画素情報記憶部から出力される欠陥画素情報、
    及び上記データ制御部の制御に従ってデータ記憶部から
    出力されるデータに基づいて、欠陥画素のデータを補正
    する欠陥画素補正部とを備えたことを特徴とする欠陥画
    素補正装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の欠陥画素補正装置におい
    て、 上記欠陥画素検出部から、上記欠陥画素情報記憶部に欠
    陥画素情報が格納される際に情報を圧縮し、出力される
    際には伸張してから出力する欠陥画素情報圧縮/伸長部
    を備えたことを特徴とする欠陥画素補正装置。
  3. 【請求項3】 請求項1又は、請求項2記載の欠陥画素
    補正装置において、 上記欠陥画素情報記憶部から出力される欠陥画素情報に
    基づき、上記欠陥画素補正部において補正されたデータ
    の補正精度を定量化する補正精度演算部を備えたことを
    特徴とする欠陥画素補正装置。
  4. 【請求項4】 請求項1乃至請求項3の記載の欠陥画素
    補正装置において、 上記エリアセンサ部は、上記第1電極に対向してその間
    に櫛状に入り込むように構成された複数の第3電極と、 上記第2電極に対向してその間に櫛状に入り込むように
    構成された複数の第4電極と、を備え、 上記第1電極、及び第3電極と、上記第2電極、及び第
    4電極とがマトリクス状に構成されるセンサパネルと、 上記第3電極を駆動する第3電極駆動部と、 上記第4電極を駆動する第4電極駆動部とを備えたこと
    を特徴とする欠陥画素補正装置。
JP10003887A 1998-01-12 1998-01-12 欠陥画素補正装置 Pending JPH11205687A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10003887A JPH11205687A (ja) 1998-01-12 1998-01-12 欠陥画素補正装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10003887A JPH11205687A (ja) 1998-01-12 1998-01-12 欠陥画素補正装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH11205687A true JPH11205687A (ja) 1999-07-30

Family

ID=11569700

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10003887A Pending JPH11205687A (ja) 1998-01-12 1998-01-12 欠陥画素補正装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH11205687A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7916191B2 (en) 2006-07-26 2011-03-29 Sony Corporation Image processing apparatus, method, program, and recording medium
US8320715B2 (en) 2007-06-25 2012-11-27 Mitsubishi Electric Corporation Device and method for interpolating image, and image scanner
US11748862B2 (en) 2020-07-03 2023-09-05 Samsung Electronics Co., Ltd. Image processing apparatus including neural network processor and method of operation

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7916191B2 (en) 2006-07-26 2011-03-29 Sony Corporation Image processing apparatus, method, program, and recording medium
US8320715B2 (en) 2007-06-25 2012-11-27 Mitsubishi Electric Corporation Device and method for interpolating image, and image scanner
US11748862B2 (en) 2020-07-03 2023-09-05 Samsung Electronics Co., Ltd. Image processing apparatus including neural network processor and method of operation

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7009644B1 (en) Dynamic anomalous pixel detection and correction
US7511748B2 (en) Error calibration for digital image sensors and apparatus using the same
CN101309359B (zh) 使用哑像素消除固定模式噪声的系统及方法
US7893972B2 (en) Method and apparatus for real time identification and correction of pixel defects for image sensor arrays
JP6226551B2 (ja) 撮像装置
JP4533124B2 (ja) 画素欠陥補正装置
US8711254B2 (en) Image processing apparatus and method having defective pixel detection and correction ability
US8531529B2 (en) Dead pixel compensation testing apparatus
EP2373048B1 (en) Method for detecting and correcting bad pixels in image sensor
US7251064B2 (en) Calibration of an image scanning system
JPH11205687A (ja) 欠陥画素補正装置
JP2000200896A (ja) イメ―ジセンサにおける不良画素検出及び補正のための装置及びその方法
JP2012034217A (ja) 固体撮像装置
US20060087570A1 (en) Image sensing device with pixel correction function and method for correcting pixel sensing data in image sensing device
JP2002152509A (ja) 画像読取装置
JP2006166194A (ja) 画素欠陥検出回路及び画素欠陥検出方法
JP2000244739A (ja) 画像読取装置
JP3331666B2 (ja) 固体撮像装置及び固体撮像装置の欠陥検出補正方法
JPH10322513A (ja) イメージセンサーのセルフチェック方法と画像読み取り装置
JP4052894B2 (ja) 撮像手段のガンマ補正方法及び装置
US20020154229A1 (en) Image input device
JPH10276368A (ja) Ccdイメージセンサー及び画像読取装置
JPH06253141A (ja) 画像読取装置
JPH06105143A (ja) 画像読取装置
KR100853025B1 (ko) 결함 픽셀 보정 방법 및 그 장치