JPH11201965A - アルコール濃度測定装置の蓋構造 - Google Patents

アルコール濃度測定装置の蓋構造

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JPH11201965A
JPH11201965A JP10006842A JP684298A JPH11201965A JP H11201965 A JPH11201965 A JP H11201965A JP 10006842 A JP10006842 A JP 10006842A JP 684298 A JP684298 A JP 684298A JP H11201965 A JPH11201965 A JP H11201965A
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chamber lid
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 チャンバー蓋によってチャンバー内を全閉状
態にするとき、チャンバー内を一定の気密状態にし、こ
れによって試料用アルコール水溶液のアルコール濃度測
定を行なうとき、安定した測定結果を得る。 【解決手段】 試料用アルコール水溶液25のアルコー
ル濃度測定を行なうとき、測定筐体5内に配置されたソ
レノイド17をオン状態にして、このソレノイド17の
アクチュエータ20に連結されたレバー21を矢印B方
向に回動させ、これによってレバー21の上端に形成さ
れたフック19を、チャンバー蓋2に固定された止め金
具16の係合孔15に差し込んで、チャンバー蓋2を全
閉状態に保持させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、水溶液中のアルコ
ール濃度、例えば醸造過程における発酵物のアルコール
濃度を測定するのに好適なアルコール濃度測定装置の蓋
構造に関する。
【0002】
【従来の技術】水溶液中のアルコール濃度を測定するア
ルコール濃度測定装置の一例として、従来、図9に示す
アルコール濃度測定装置が知られている。
【0003】この図に示すアルコール濃度測定装置10
1は、蓋が閉じられた状態で、試料となるアルコール水
溶液が注入されたとき、このアルコール水溶液を気化さ
せて、アルコール濃度を測定するアルコール濃度測定部
102と、オペレータの操作内容に応じて、アルコール
濃度測定部102のチャンバー蓋103を全閉させて、
アルコール濃度を測定させる制御部104とを備えてお
り、制御部104の操作内容に応じてアルコール濃度測
定部102を制御して、一定容量を持つチャンバー内を
70℃〜80℃程度に加熱させた後、このチャンバー内
に試料となるアルコール水溶液を注入させて水溶液中の
アルコール分を蒸発させながら、ガスセンサによって、
チャンバー内の気相中にあるアルコール分を検知させ、
この検出結果と検量線とを比較させて、液相中のアルコ
ール濃度を計算させる。
【0004】この際、このアルコール濃度測定装置10
1では、アルコール濃度を測定する際の基準となる検量
線を作成する較正作業を行なうとき、および試料となる
アルコール水溶液のアルコール濃度を測定する測定作業
を行なうとき以外、例えば初期暖機運転を行なうときや
再暖機運転を行なうときなどに、チャンバー内を解放し
ておく必要があることから、図10に示すように、オペ
レータの手によって、チャンバー蓋103を押し下げて
も、リミットスイッチ105によって常時、上方に付勢
されているプランジャ106の上端によってチャンバー
蓋103の下面を上方に付勢して、チャンバー蓋103
が完全に閉じないようにしている。
【0005】そして、アルコール濃度を測定する際の基
準となる検量線を作成する較正作業を行なう場合あるい
は試料となるアルコール水溶液のアルコール濃度を測定
する測定作業を行なう場合にのみ、オペレータの手によ
って、チャンバー蓋103を押し下げられ、プランジャ
106が下方に移動したとき、リミットスイッチ105
によってこれを検知して、ソレノイド107をオン状態
にし、図11に示すように、支点108によって回動自
在に支持され、バネ109によって付勢されているレバ
ー110を矢印A方向に回動させて、このレバー110
の上端に形成された係合孔111をチャンバー蓋103
側のフック112に差し込んで、チャンバー蓋103を
アルコール濃度測定部102の測定筐体113側に固定
し、パッキン114、チャンバー蓋102でチャンバー
を全閉させる。
【0006】この後、アルコール濃度を測定する際の基
準となる検量線を作成する較正作業が終了したとき、あ
るいは試料となるアルコール水溶液のアルコール濃度測
定作業が終了したとき、ソレノイド107をオフ状態に
して、バネ109による付勢力で、レバー110を矢印
Aと逆方向に回動させ、レバー110の上端に形成され
た係合孔111をチャンバー蓋103側のフック112
から外させて、チャンバー蓋103を半開状態に戻し、
チャンバー内を解放する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来のアルコール濃度測定装置101では、チャン
バー蓋103を全閉させるとき、ソレノイド107によ
ってレバー110を回動させて、レバー110の上端に
形成された係合孔111をチャンバー蓋103側のフッ
ク112に差し込んで、チャンバー蓋103を固定する
ようにしているので、オペレータが手でチャンバー蓋1
03を押し下げる力やタイミングに応じて、図12
(a)に示すように、係合孔111がフック112の先
端部分にかかった状態で止まったり、図12(b)に示
すように、係合孔111がフック112の奥側にかかっ
た状態で止まったりするなど、係合孔111とフック1
12との係合位置を一定にすることができない。
【0008】このため、チャンバー蓋103によってチ
ャンバー内を密閉するとき、気密状態にばらつきが生じ
て、アルコール水溶液のアルコール濃度測定結果がばら
ついてしまうという問題があった。
【0009】本発明は上記の事情に鑑み、チャンバー蓋
によってチャンバー内を全閉状態にするとき、チャンバ
ーの気密状態がばらつかないようにすることができ、こ
れによってアルコール水溶液のアルコール濃度測定を行
なうとき、安定した測定結果を得ることができるアルコ
ール濃度測定装置の蓋構造を提供することを目的として
いる。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明は、チャンバーの蓋を閉じた後、前記チャ
ンバー内でアルコール水溶液を蒸発させながら、アルコ
ール成分検出用ガスセンサの検出結果に基づき、前記ア
ルコール水溶液のアルコール濃度を測定するアルコール
濃度測定装置において、前記蓋側に配置されるリング部
材と、前記チャンバーを構成する測定装置筐体側に配置
される逆L字部材と、を備え、前記逆L字部材の上部を
前記リング部材の孔に係合させて、前記蓋を前記チャン
バー側に固定することを特徴としている。
【0011】上記の構成によれば、蓋によってチャンバ
ー内を全閉状態にするとき、チャンバーの気密状態がば
らつかないようにし、これによってアルコール水溶液の
アルコール濃度測定を行なうとき、安定した測定結果を
得る。
【0012】
【発明の実施の形態】図1は本発明が適用されたアルコ
ール濃度測定装置の実施の形態を示す斜視図である。
【0013】この図に示すアルコール濃度測定装置1
は、チャンバー蓋2が閉じられた状態で、試料となるア
ルコール水溶液が注入されたとき、このアルコール水溶
液を気化させて、アルコール濃度を測定するアルコール
濃度測定部3と、オペレータの操作内容に応じて、アル
コール濃度測定部3のチャンバー蓋2を全閉させて、ア
ルコール濃度を測定させる制御部4とを備えており、制
御部4の操作内容に応じてアルコール濃度測定部3を制
御して、一定容量を持つチャンバー6(図2参照)内を
70℃〜80℃程度に加熱させた後、このチャンバー6
内に試料となるアルコール水溶液を注入させて水溶液中
のアルコール分を蒸発させながら、接触燃焼式ガスセン
サ10(図2参照)によって、チャンバー6内の気相中
にあるアルコール分を検知させ、この検出結果と検量線
とを比較させて、液相中のアルコール濃度を計算させ
る。
【0014】アルコール濃度測定部3は、図2に示すよ
うに、箱状に形成される測定筐体5と、この測定筐体5
の上部側に形成される一定容量を持つチャンバー6と、
チャンバー6の内面部分に配置され、ヒータ駆動電流が
供給されているとき、このヒータ駆動電流の値に応じた
発熱量で発熱し、チャンバー6内の温度を上昇させるヒ
ータ7と、チャンバー6の底面に配置され、モータ駆動
電流が供給されたとき、回転力を発生して、チャンバー
6内の気体を撹拌するファン8と、チャンバー6内に配
置され、チャンバー6内に存在する気体中のアルコール
濃度に応じた電圧を生成する接触燃焼式ガスセンサ10
と、チャンバー6内に配置され、チャンバー6内に存在
する気体の温度に応じた電圧を生成する複数の温度セン
サ11と、測定筐体5の上面奥側に配置される蝶番12
(図4参照)と、この蝶番12に取り付けられ、測定筐
体5に形成されたチャンバー6を開閉自在に閉じるチャ
ンバー蓋2と、このチャンバー蓋2の上部に形成される
試料収納部25と、この試料収納部25を開閉自在に閉
じるカバー26と、試料収納部25の中央部分を上下に
貫通するように形成された縦穴内に配置され、試料用ア
ルコールをチャンバー6内に注入するマイクロシリンジ
27と、チャンバー蓋2の下面側に、マイクロシリンジ
27を中心として垂設される4本の試料保持材28とを
備えている。
【0015】さらに、アルコール濃度測定部3は、試料
保持材28の下部に配置されるセルロース繊維などによ
って構成され、マイクロシリンジ27によって注入され
た試料用アルコール水溶液を貯留して、チャンバー6内
に拡散させるフィルタ29と、図3に示すように、測定
筐体5内の前面側に配置され、チャンバー蓋2の開閉状
態を検出するリミットスイッチ13と、測定筐体5内の
前面側に配置され、リミットスイッチ13によって常
時、上方に付勢されて、その上端に当接しているチャン
バー蓋2を上方に付勢するプランジャ14と、その下端
側に係合孔15が形成されるとともに、耐久性向上用の
樹脂塗装が施され、チャンバー6の下面前部に配置され
る逆L字状の止め金具16と、測定筐体5内の前面側に
配置され、制御部4からソレノイド駆動電流が供給され
たとき、オン状態となってアクチュエータを引き込むソ
レノイド17と、測定筐体5内の前面側に配置された支
点18によって回動自在に支持され、その上端に逆L字
状のフック19が形成されて、耐久性向上用の樹脂塗装
が施されるとともに、その下端がソレノイド17のアク
チュエータ20に連結されるレバー21と、このレバー
21の上部側を矢印Bと逆方向に付勢するバネ22と、
チャンバー6の上端周囲に配置されるパッキン23とを
備えている。
【0016】そして、温度センサ11からチャンバー6
内の温度を示す温度検出信号(電圧信号)を出力して、
これを制御部4に供給しながら、この制御部4からの指
示が出力されているとき、これらの各指示に基づき、ソ
レノイド17をオン/オフさせてチャンバー蓋2を解
放、半開、全閉のいずれかの状態にするとともに、ファ
ン8と、ヒータ7とを通電制御して、マイクロシリンジ
27によって注入された試料用アルコール水溶液を蒸発
させ、これによって得られたアルコール濃度の測定結果
を制御部4に供給して、試料用アルコール水溶液のアル
コール濃度を計算させる。
【0017】制御部4は、図1に示すように、アルコー
ル濃度測定部3の測定筐体5と一体に形成される箱状の
制御筐体30と、この制御筐体30の上部に設けられ、
オペレータによって操作されるキーボード31と、図2
に示すように、制御筐体30の内部に配置され、キーボ
ード31によって指示されたモードで、アルコール濃度
測定部3を動作させて、チャンバー蓋2の開閉制御、ア
ルコール濃度の測定処理を行なわせ、この測定結果を解
析してアルコール濃度を計算する複数の制御基板32
と、制御筐体30の前面上部に配置され、制御基板32
の計算結果などを表示する表示器33とを備えている。
【0018】そして、オペレータによってキーボード3
1が操作されたとき、この操作内容に応じてアルコール
濃度測定部3のチャンバー蓋2を解放状態、半開状態、
全閉状態のいずれかの状態にするとともに、チャンバー
蓋2を半開状態にさせているとき、アルコール濃度測定
部3のチャンバー6内を70℃〜80℃程度に加熱さ
せ、チャンバー蓋2を全閉状態にさせている状態で、チ
ャンバー6内に試料用アルコール水溶液が注入されて、
これが蒸発し、チャンバー6内に満たされているとき、
アルコール濃度測定部3に設けられた接触燃焼式ガスセ
ンサ10から出力されるアルコール検出信号(電圧信
号)を取り込んでチャンバー6内の気相中にあるアルコ
ール分を検知し、この検出結果と検量線とを比較して、
液相中のアルコール濃度を計算する。
【0019】次に、図4に示す部分斜視図〜図8に示す
要部拡大図を参照しながら、このアルコール濃度測定装
置1のチャンバー開閉動作について詳細に説明する。
【0020】まず、アルコール濃度の測定を中止してい
るときには、制御部4からソレノイド駆動電流の出力が
停止され、これによってアルコール濃度測定部3のソレ
ノイド17がオフ状態になることから、図4に示すよう
に、オペレータによってチャンバー蓋2が持ち上げられ
たとき、チャンバー蓋2が全開状態になって、チャンバ
ー6内の排気やチャンバー6内に取り付けられているフ
ィルタ29の交換などが行われる。
【0021】この後、オペレータがチャンバー蓋2から
手を離すと、チャンバー蓋2の自重によってチャンバー
蓋2が下方に回動して、このチャンバー蓋2が測定筐体
5の上部に当たり、それ以上回動しないようにされた
後、リミットスイッチ13によって常時、上方に付勢さ
れているプランジャ14により、チャンバー蓋2が持ち
上げられて、図5に示すように、これが半開状態にされ
る。この状態で、制御部4のキーボード31が操作され
て、アルコール濃度の測定開始指示が入力されると、ア
ルコール濃度測定部3に設けられた温度センサ11によ
ってチャンバー6内の温度測定が開始され、この温度測
定動作によって得られた測定結果が制御部4に供給され
るとともに、この制御部4からヒータ駆動電流、モータ
駆動電流が出力されて、アルコール濃度測定部3に設け
られたファン8により、チャンバー6内にある空気が撹
拌されつつ、ヒータ7によって加熱される。
【0022】そして、チャンバー6内の温度が所定の温
度まで加熱された状態で、オペレータの手によって、チ
ャンバー蓋2が下方に押し下げられ、チャンバー蓋2の
下面によってプランジャ14が押し下げられたとき、リ
ミットスイッチ13によってこれが検知されて、制御部
4からソレノイド駆動電流が出力される。
【0023】これによって、図6に示すように、ソレノ
イド17がオン状態になり、レバー21が矢印B方向に
回動させられ、このレバー21の上端に形成されたフッ
ク19がチャンバー蓋2に設けられた止め金具16の係
合孔15に差し込まれて、図7に示すように、チャンバ
ー蓋2が全閉状態になる。
【0024】この際、レバー21を構成する板状部材の
一面と、止め金具16を構成している板状部材の一面と
が当接した時点で、図8に示すように、レバー21の回
動が禁止されて、レバー21の上端に形成されたフック
19の位置と、止め金具16に形成された係合孔15の
位置とが一義的に決定され、チャンバー6の気密状態が
一定状態に保持される。
【0025】この状態で、チャンバー蓋2の試料収納部
25内に配置されたマイクロシリンジ27から試料用ア
ルコール水溶液が押し出され、これがフィルタ29上に
滴下したとき、チャンバー6内に温度に応じて、フィル
タ29上に保持された試料用アルコール水溶液が蒸発し
て、チャンバー6内に拡散しながら、チャンバー6内に
設けられた接触燃焼式ガスセンサ10によってチャンバ
ー6内に満たされている気相中のアルコール濃度に応じ
た電圧が生成され、これが制御部4に供給されて、検量
線を使用したアルコール濃度の計算が行われる。
【0026】このように、この実施の形態においては、
試料用アルコール水溶液のアルコール濃度測定を行なう
とき、ソレノイド17をオン状態にして、レバー21を
矢印B方向に回動させ、このレバー21の上端に形成さ
れたフック19をチャンバー蓋2に固定された止め金具
16の係合孔15に差し込んで、チャンバー蓋2を全閉
状態に保持するようにしているので、チャンバー蓋2に
よってチャンバー6内を全閉状態にするとき、チャンバ
ー6内の気密を確保することができ、これによって試料
用アルコール水溶液のアルコール濃度測定を行なう際、
安定した測定結果を得ることができる。
【0027】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、チ
ャンバー蓋によってチャンバー内を全閉状態にすると
き、チャンバーの気密状態がばらつかないようにするこ
とができ、これによってアルコール水溶液のアルコール
濃度測定を行なうとき、安定した測定結果を得ることが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明が適用されたアルコール濃度測定装置の
実施の形態を示す斜視図である。
【図2】図1に示すアルコール濃度測定装置の内部構成
を示す縦断面図である。
【図3】図1に示すアルコール濃度測定装置を構成する
チャンバー蓋と、測定筐体とを連結させる結合機構の詳
細な構成を示す要部拡大正面図である。
【図4】図1に示すアルコール濃度測定装置のチャンバ
ー蓋を全開状態にしたときの様子を示す要部拡大正面図
である。
【図5】図1に示すアルコール濃度測定装置のチャンバ
ー蓋を半開状態にしたときの様子を示す要部拡大正面図
である。
【図6】図1に示すアルコール濃度測定装置のチャンバ
ー蓋の閉じた際における、止め金具とレバーとの関係例
を示す要部拡大正面図である。
【図7】図1に示すアルコール濃度測定装置のチャンバ
ー蓋を全閉状態にしたときの様子を示す要部拡大正面図
である。
【図8】図1に示すアルコール濃度測定装置のチャンバ
ー蓋の閉じた際における、止め金具とレバーとの関係を
示す要部拡大図である。
【図9】従来から知られているアルコール濃度測定装置
の斜視図である。
【図10】図9に示すアルコール濃度測定装置を構成す
るチャンバー蓋と、測定筐体とを連結させる結合機構の
詳細な構成を示す要部拡大正面図である。
【図11】図9に示すアルコール濃度測定装置のチャン
バー蓋を全閉状態にしたときの様子を示す要部拡大正面
図である。
【図12】図9に示すアルコール濃度測定装置のチャン
バー蓋の閉じた際における、フックとレバーとの関係を
示す要部拡大図である。
【符号の説明】
1:アルコール濃度測定装置 2:チャンバー蓋 3:アルコール濃度測定部 4:制御部 5:測定筐体 6:チャンバー 7:ヒータ 8:ファン 10:接触燃焼式ガスセンサ(アルコール成分検出用ガ
スセンサ) 11:温度センサ 12:蝶番 13:リミットスイッチ 14:プランジャ 15:係合孔(リング部材) 16:止め金具(リング部材) 17:ソレノイド 18:支点 19:フック(逆L字部材) 20:アクチュエータ 21:レバー(逆L字部材) 22:バネ 23:パッキン 24:試料注入孔 25:試料収納部 26:カバー 27:マイクロシリンジ 28:試料保持材 29:フィルタ 30:制御筐体 31:キーボード 32:制御基板 33:表示器

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 チャンバーの蓋を閉じた後、前記チャン
    バー内でアルコール水溶液を蒸発させながら、アルコー
    ル成分検出用ガスセンサの検出結果に基づき、前記アル
    コール水溶液のアルコール濃度を測定するアルコール濃
    度測定装置において、 前記蓋側に配置されるリング部材と、 前記チャンバーを構成する測定装置筐体側に配置される
    逆L字部材と、を備え、 前記逆L字部材の上部を前記リング部材の孔に係合させ
    て、前記蓋を前記チャンバー側に固定することを特徴と
    するアルコール濃度測定装置の蓋構造。
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