JPH11201868A - 多色発光表示装置の検査装置 - Google Patents

多色発光表示装置の検査装置

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JPH11201868A
JPH11201868A JP471298A JP471298A JPH11201868A JP H11201868 A JPH11201868 A JP H11201868A JP 471298 A JP471298 A JP 471298A JP 471298 A JP471298 A JP 471298A JP H11201868 A JPH11201868 A JP H11201868A
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color
unit
power supply
light
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JP471298A
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Masataka Konuma
正孝 小沼
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Fujitsu Telecom Networks Ltd
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Fujitsu Telecom Networks Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 発光色を変化させることで多種類の情報を表
示する多色発光表示装置の表示色を検出することで、表
示動作を自動的に検査する装置を提供する。 【解決手段】 多色発光表示装置3は、2色発光ダイオ
ード(LED)8を備える。電源装置2は、通常運転状
態で緑色LED8Gを点灯させ、過電流状態では赤色L
ED8Rを点灯させる。電源装置2は、入力電圧異常状
態では2つのLED8R,8Gを共に点灯させてオレン
ジ色表示を行なう。表示色検出部10は、フォトトラン
ジスタ,フォトダイオードまたはカラーCCDカメラを
備える。表示色検出部10は、多色発光表示装置3の発
光色を検出し、検出した色を判定部20へ供給する。判
定部20は、検出された色と試験条件に対応した予め設
定された表示色とを照合することで良否判定を行ない、
良否判定結果を判定結果表示部30に表示させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、発光色を変化さ
せることで多種類の情報を表示する多色発光表示装置の
検査装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】電子機器,電源装置等では、ランプやL
ED(発光ダイオード)の点灯,点滅,消灯によって各
種の動作状態を可視表示している。表示すべき項目毎に
対応してランプやLED等を設けると、表示のために広
いスペースが必要となる。また、表示項目が増加すると
表示内容の視認性が悪くなることがある。そこで、表示
色を異ならしめることで、1つの表示部で複数の動作状
態を表示することがなされている。
【0003】例えば、特開平2−70223号公報に
は、赤と緑の2個のLED(発光ダイオード)が同一パ
ッケージに封止されたLEDを用いて、過電流時には赤
点灯、過電圧時には緑点灯、電圧不足時にオレンジ点灯
(赤と緑との同時点灯)を行なうようにした電源警報回
路が記載されている。また、特開平8−125716号
公報には、多色LEDを用いて、モデム装置等の回線エ
ラー要因を色別表示するようにした回線エラー要因色分
け表示回路が記載されている。特開平4−36818号
公報には、2色発光ダイオードを用いて電池残量を3段
階に表示するようにした手持型電子計算機端末が記載さ
れている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】多色発光表示装置を備
えた電子機器,電源装置等の検査では、多色発光表示装
置の発光色を検査員等が目視確認することで、良否判定
を行なっている。このため、検査の自動化を図ることが
困難であった。この発明はこのような課題を解決するた
めなされたもので、多色発光表示装置の検査を自動的に
行なうことのできる検査装置を提供することを目的とす
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
この発明に係る多色発光表示装置の検査装置は、多色発
光表示装置の表示色を光電変換を利用して検出する表示
色検出部と、表示色検出部で検出された表示色と試験条
件に対応した予め設定された表示色とを照合することで
良否判定を行なう判定部とを備えたことを特徴とする。
【0006】この発明に係る多色発光表示装置の検査装
置は、表示色検出部によって多色発光表示装置の表示色
を検出し、判定部は表示色検出部で検出された表示色
(多色発光表示装置の表示色)と試験条件に対応して予
め設定された表示色とを照合することで良否判定を行な
う。よって、多色発光表示装置の動作を自動的に検査す
ることができる。
【0007】
【発明の実施の形態】以下この発明の実施の形態を添付
図面に基づいて説明する。図1はこの発明に係る多色発
光表示装置の検査装置ならびにその周辺装置のブロック
構成図である。図1に示した多色発光表示装置の検査装
置1は、電源装置2に設けられた多色発光表示装置3の
表示動作を検査するものである。電源装置2は、商用電
源等の交流電源を入力として所定の直流電圧で安定化さ
れた直流電源2aを負荷へ供給する。電源装置試験装置
4は、電源装置2に供給する交流電源の電圧、ならび
に、直流電源の負荷を変化させることで、電源装置2に
対して各種の試験状態を設定する。
【0008】電源装置試験装置4は、電圧可変交流電源
5と、可変負荷6と、試験条件制御部7とからなる。電
圧可変交流電源5は、試験条件制御部7から供給される
交流電源電圧指定情報7aに基づいて指定された交流電
源電圧5aを電源装置2へ供給する。可変負荷6は、試
験条件制御部7から供給される負荷状態指定情報7bに
基づいて指定された負荷条件を設定する。試験条件制御
部7は、予め設定された試験シーケンスに基づいて交流
電源電圧指定情報7aならびに負荷状態指定情報7bを
出力することで、電源装置2に供給する交流電源電圧な
らびに電源装置2の負荷条件(電源装置2の負荷電流)
を設定する。
【0009】多色発光表示装置3は、赤色発光ダイオー
ド8Rと緑色発光ダイオード8Gとを同一のパッケージ
に封止した2色発光ダイオード8を備える。電源装置2
は、交流電源電圧が定格入力電圧範囲内であり、直流出
力電流が最大定格出力電流以下である正常な動作状態で
ある場合は、正常運転状態であることを緑色発光ダイオ
ード8Gを点灯させることで緑色で表示する。電源装置
2は、直流出力電流が最大定格出力電流を超えた場合
は、出力過電流状態にあることを赤色発光ダイオード8
Rを点灯させることで赤色で表示する。電源装置2は、
交流電源電圧が定格入力電圧範囲を外れている場合は、
交流電源電圧異常状態であることを赤色発光ダイオード
8Rと緑色発光ダイオード8Gとを共に点灯させること
でオレンジ色で表示する。
【0010】試験条件制御部7は、予め設定した試験順
序,試験条件に基づいて交流電源電圧ならびに負荷条件
を変更させることで、正常運転状態,出力過電流状態,
交流電源電圧異常状態の各試験状態を発生させるととも
に、いずれの試験状態であるかを示す試験状態情報7c
を多色発光表示装置の検査装置1へ供給する。多色発光
表示装置の検査装置1は、多色発光表示装置3の表示色
を検出する表示色検出部10と、表示色検出部で検出さ
れた表示色と試験条件に対応した予め設定した表示色と
を照合することで良否判定を行なう判定部20と、判定
結果を表示する判定結果表示部30とを備える。
【0011】図2は多色発光表示装置の検査装置の一具
体例を示すブロック構成図である。表示色検出部10
は、赤色光を通過させる赤色光通過光学フィルタ11R
と、赤色光通過光学フィルタ11Rを通過した赤色光を
受光する赤色光受光用フォトトランジスタ12R、緑色
光を通過させる緑色光通過光学フィルタ11Gと、緑色
光通過光学フィルタ11Gを通過した緑色光を受光する
緑色光受光用フォトトランジスタ12G、赤色光受光用
フォトトランジスタ12Rから出力される赤色光強度に
対応した赤色光検出電流を赤色光検出電圧へ変換する電
流−電圧変換用の抵抗13Rと、緑色光受光用フォトト
ランジスタ12Gから出力される緑色光強度に対応した
緑色光検出電流を緑色光検出電圧へ変換する電流−電圧
変換用の抵抗13Gと、抵抗13R端に発生した赤色光
検出電圧を直流増幅して赤色光の強度に対応した赤色光
検出電圧VRを出力する直流増幅器14Rと、抵抗13
G端に発生した緑色光検出電圧を直流増幅して緑色光の
強度に対応した緑色光検出電圧VGを出力する直流増幅
器14Gとからなる。
【0012】なお、図2ではフォトトランジスタを用い
る構成を示したが、フォトトランジスタの代りにフォト
ダイオードを用いる構成としてもよい。さらに、図2で
は赤色光と緑色光を検出する構成を示したが、オレンジ
光通過光学フィルタと、オレンジ光通過光学フィルタを
通過したオレンジ光を受光するオレンジ色受光用フォト
トランジスタと、負荷抵抗と、直流増幅器とを設けて、
赤色発光ダイオード8Rと緑色発光ダイオード8Gが共
に発光した際の合成色であるオレンジ色も検出する構成
としてもよい。
【0013】判定部20は、赤色光検出電圧VRならび
に緑色光検出電圧VGをそれぞれ対応する検出電圧値へ
変換するA/D変換器21と、発色検出しきい値設定部
22と、主制御部23と、表示色格納部24と、表示制
御部25とを備える。A/D変換器21は、マルチプレ
クス入力型のものを用いている。A/D変換器21は、
分解能が例えば8ビットのものを用いている。
【0014】発色検出しきい値設定部22は、赤色発光
ダイオード8Rが発光状態にあると判定するための赤色
検出しきい値、ならびに、緑色発光ダイオード8Gが発
光状態にあると判定するための緑色検出しきい値をそれ
ぞれ設定できるよう構成している。発色検出しきい値設
定部22は、例えば8ビット構成のディップスイッチ等
を2組設けて、各色用の検出しきい値を設定するように
してもよい。また、発色検出しきい値設定部22は、可
変抵抗器を2組設けるとともに、各可変抵抗器によって
設定された電圧をA/D変換することで、各色用の検出
しきい値を設定するようにしてもよい。発色検出しきい
値設定部22を設けることで、各受光用フォトトランジ
スタ12R,12Gの検出感度が受光波長によって異な
る場合でも、各発光ダイオードの発光検出レベルを適切
に設定することができる。また、2色発光ダイオード8
と表示色検出部10との距離が変化した場合でも、各発
光ダイオードの発光検出レベルを補正することができ
る。なお、2色発光ダイオード8と表示色検出部10と
の距離が固定される場合は、発色検出しきい値設定部2
2を設けずに、予め設定した各検出しきい値を主制御部
23へ供給する構成としてもよい。
【0015】表示色格納部24は、多色発光表示装置3
の発光色を各試験状態との対応を付けて格納している。
主制御部23は、A/D変換器21を介して各検出電圧
VR,VGを取り込むとともに、取り込んだ各検出電圧
VR,VGと各検出しきい値とを比較することで、各発
光ダイオード8R,8Gが点灯状態にあるか消灯状態に
あるかを判定する。主制御部23は、赤色発光ダイオー
ド8Rのみが点灯している場合は、表示色が赤であると
判定し、緑色発光ダイオード8Gのみが点灯している場
合は、表示色が緑であると判定し、赤色発光ダイオード
8Rと緑色発光ダイオード8Gが共に点灯している場合
は、表示色がオレンジであると判定する。主制御部23
は、試験条件制御部7から供給される試験状態情報7c
に基づいて試験状態を把握するとともに、表示色格納部
24から現在の試験状態に対応した表示色情報を読み込
む。主制御部23は、現在の試験状態に対応した表示色
と、表示色検出部10の検出出力に基づいて判定した表
示色とを照合することで、多色発光表示装置3の表示動
作ならびに電源装置2の動作が正常か否かの良否判定を
行なう。主制御部23は、良否判定結果を表示制御部2
5を介して判定結果表示部30へ表示させる。
【0016】判定結果表示部30は、良・否を可視表示
するランプ等を備える構成としてよい。判定結果表示部
30は、音声合成装置等を備え、良・否の判定結果を合
成音声で可聴表示するようにしてもよい。判定結果表示
部30は、CRT表示装置や液晶表示装置等の画像表示
装置を用いて構成してもよい。画像表示装置を用いる場
合には、不良となった試験項目,表示不良の内容を表示
させるようにしてもよい。
【0017】図3は多色発光表示装置の2色発光ダイオ
ードと表示色検出部との位置関係を示す説明図である。
図3は側面から見た状態を示している。多色発光表示装
置3の2色発光ダイオード8と表示色検出部10とを所
定の距離で対向配置することで、発光色を検出するよう
にしている。正面が開口された表示色検出部ケース10
a内に、各受光用フォトトランジスタ12R,12Gを
配置している。各受光用フォトトランジスタ12R,1
2Gは、その受光方向を2色発光ダイオード8を指向し
て配置している。なお、各受光用フォトトランジスタ1
2R,12Gの前方に集光レンズ(対物レンズ)を設け
てもよい。
【0018】表示色検出部ケース10aの背面に取付固
定用の磁石10bを固定し、この磁石10bを介して表
示色検出部10を磁性体製の表示色検出部取付用治具9
の壁面に取り付けるようにしている。磁石10bを介し
て表示色検出部10を取り付ける構成としているので、
2色発光ダイオード8の設置位置が異なる場合でも、2
色発光ダイオード8に対向する位置に表示色検出部10
を取り付けることができる。また、2色発光ダイオード
を複数備えさらに多種類の状態表示を行なう電源装置に
対して、各2色発光ダイオードにそれぞれ対向して表示
色検出部を複数設けることができる。なお、取付用治具
9を側面視逆L字型または逆T字型とし、その底面を所
定幅に形成し、底面の先端を表示パネルの表面に当接さ
せることで、発光部である2色発光ダイオードと受光部
との距離が一定になるようにしてもよい。また、取付用
治具9をコ字型または箱型にし、上方や側方からの光を
遮断する構成としてもよい。
【0019】図1に示した電源装置試験装置4によって
電源装置2に対して各種の試験状態(正常運転状態,出
力過電流状態,交流電源電圧異常状態等)が設定される
と、電源装置2の多色発光表示装置3は各試験状態に対
応した発光表示を行なう。多色発光表示装置の検査装置
1は、多色発光表示装置3の表示色を検出するととも
に、その表示色が試験条件に対応した予め設定した表示
色と一致しているか否かを判定することで、多色発光表
示装置3の表示動作ならびに電源装置2の動作が正常か
否かの良否判定を行ない、良否判定結果を判定結果表示
部30に出力する。よって、多色発光表示装置3の表示
動作ならびに電源装置2の動作を自動的に検査すること
ができる。
【0020】図4はこの発明に係る他の多色発光表示装
置の検査装置ならびにその周辺装置のブロック構成図で
ある。図4に示す多色発光表示装置の検査装置40は、
カラーCCDカメラ等のカラー撮像装置41を用いて電
源装置42の表示パネル面を撮像し、カラー撮像画像に
基づいて各表示部44,45の表示色を検出して、多色
発光表示装置43の表示動作ならびに電源装置42の動
作を検査するようにしたものである。
【0021】多色発光表示装置43は、交流入力電圧の
状態を表示する入力電圧状態表示部44と、出力電流の
状態を表示する出力電流状態表示部45とを備える。各
状態表示部44,45は、赤色発光ダイオードと緑色発
光ダイオードとを同一のパッケージに封止した2色発光
ダイオードを用いて構成している。電源装置42は、交
流入力電圧が定格電圧範囲内にあるときは入力電圧状態
表示部44を緑色で表示し、交流入力電圧が定格電圧範
囲よりも高い場合は入力電圧状態表示部44を赤色で表
示し、交流入力電圧が定格電圧範囲よりも低い場合は入
力電圧状態表示部44をダイダイ色で表示する。電源装
置42は、出力電流が最大定格電流の例えば80パーセ
ント未満である場合には出力電流状態表示部45を緑色
で表示し、出力電流が最大定格電流の例えば80パーセ
ント以上で最大定格電流未満の場合は出力電流状態表示
部45をダイダイ色で表示し、出力電流が最大定格電流
を超えている場合は出力電流状態表示部45を赤色で表
示する。
【0022】電圧可変交流電源46は、試験・判定装置
50から例えばGPIBケーブル等を介して供給される
交流電源電圧指定情報に基づいて指定された交流電源電
圧を電源装置42へ供給する。可変負荷47は、試験・
判定装置50から例えばGPIBケーブル等を介して供
給される負荷状態指定情報に基づいて指定された負荷条
件を設定する。試験・判定装置50は、予め設定された
試験シーケンスに基づいて交流電源電圧指定情報ならび
に負荷状態指定情報を出力することで、電源装置42に
供給する交流電源電圧ならびに電源装置42の負荷条件
(電源装置42の負荷電流)を設定する。
【0023】多色発光表示装置の検査装置40は、カラ
ー撮像装置41と、試験・判定装置50と、画像表示装
置48からなる。カラー撮像装置41は、カラーCCD
カメラで構成している。カラー撮像装置41は、R,
G,Bの各原色信号からなる画像信号を例えばを毎秒3
0フレーム出力する。カラー撮像装置41は、電源装置
42または多色発光表示装置43の表示パネルを表示パ
ネルの周囲を含めて撮像できるように配置している。画
像表示装置48は、CRTディスプレイ装置,液晶ディ
スプレイ装置等を用いて構成している。
【0024】試験・判定装置50は、例えばパーソナル
コンピュータ等のコンピュータシステムを用いて構成し
ている。試験・判定装置50は、A/D変換器51と、
画像メモリ部52と、画像処理部53と、検出窓設定部
54と、検出窓情報格納部55と、入力部56と、試験
条件制御部57と、試験条件格納部58と、判定部59
と、表示制御部60とからなる。
【0025】A/D変換器51は、カラー撮像装置41
から出力されるR,G,Bの各原色信号からなる画像信
号をA/D変換して、R,G,Bデータ(画像データ)
を出力する。R,G,Bデータは画像メモリ部52へ供
給される。
【0026】画像メモリ部52は、フレームメモリとフ
レームメモリへの書き込みならびにフレームメモリから
の読み出しを制御するメモリ制御回路を備える。画像メ
モリ部52は、1フレーム分の画像をフレームメモリに
記憶ならびに更新を繰り返すすとともに、画像処理部5
3からの画像読み出し要求に対応してフレームメモリに
記憶した画像データを画像処理部53へ供給する。
【0027】画像処理部53は、画像データにエッジ検
出処理等を施すことで多色発光表示装置43の表示パネ
ルの外形情報を抽出し、撮像画像中の表示パネルの位置
を求める。画像処理部53は、表示パネルの色と背景色
との差に基づいて表示パネルの位置を求めるようにして
よい。画像処理部53は、撮像された画像ならびに抽出
した表示パネルの外形情報に基づいて生成したパネル外
形枠を、表示制御部60を介して画像表示装置48の画
面上に表示させる。
【0028】入力部56は、キーボードならびに画像表
示装置48の画面上に表示された画像中の位置を指定す
るポインティングデバイス(例えばマウス等)を備え
る。窓情報格納部55には、検査対象となる電源装置4
2の機種毎に対応させて、表示パネルの外形データ、各
表示部44,45の位置データが格納されている。検出
窓設定部54は、入力部56から検査対象となる電源装
置42の機種名等の機種指定が入力されると、窓情報格
納部55から指定された機種の表示パネルの外形デー
タ、各表示部44,45の位置データを読み出して、画
像処理部53へ供給する。
【0029】検出窓設定部54は、入力部56から新た
な機種の検出窓情報登録要求が入力された場合は、画像
処理部53に対して表示部の抽出を要求する。画像処理
部53は、表示パネル内の画像データに基づいてエッジ
検出処理や領域分割処理等を施して表示部44,45を
抽出し、抽出した各表示部の位置を画像表示装置48の
画面上に合成表示する。なお、各表示部44,45が発
光状態(点灯状態)にある場合、画像処理部53は、表
示パネルの色と表示部44,45の発光色との差に基づ
いて各表示部44,45を抽出するようにしてもよい。
【0030】検査者等は、画像表示装置48の画面上に
表示された撮像画像,自動抽出された表示パネル外形
枠,自動抽出された各表示部の枠の合成画像に基づい
て、自動抽出された表示パネル外形枠ならびに各表示部
枠が適正であるか否かを目視チェックする。表示パネル
外形枠ならびに各表示部枠が適正でない場合、検査者等
は、ポインティングデバイスを操作して表示パネル外形
枠ならびに各表示部枠を補正する。検出窓設定部54
は、入力部56から表示パネル外形枠や表示部枠の修正
操作入力が供給されると、それらの入力を画像処理部5
3へ供給して、修正された表示パネル外形枠や表示部枠
を画像表示装置48の画面に表示させる。
【0031】表示パネル外形枠や各表示部枠が適正に設
定されると、検査者等は機種名、ならびに、各表示部4
4,45の名称等を入力する。検出窓設定部54は、新
たに設定された機種名データ、表示パネル外形枠の大き
さデータ、各表示部枠の位置,大きさデータ,各表示部
の名称データを対応付けて窓情報格納部55に記憶させ
る。なお、窓情報格納部55は、不揮発性メモリを用い
て構成してもよいし、フロッピディスクやハードディス
ク等の補助記憶装置を用いて構成してもよい。
【0032】画像処理部53は、検出窓設定部54から
供給される表示パネル外形枠ならびに各表示部枠に係る
データに基づいて、撮像された画像データ中から各表示
部のRGBデータを表示部との対応を付けて判定部59
へ供給する。試験条件格納部58には、電源装置の機種
毎に一連の試験シーケンスデータが格納されている。試
験シーケンスデータは、試験項目(例えば,入力過電
圧,出力過電流等)と試験条件(交流電源の電圧指定デ
ータ,負荷状態の設定データ)と各試験状態の継続時
間、ならびに、各試験項目における各表示部の表示色デ
ータが、試験を行なう順に記述されてなる。
【0033】試験条件制御部57は、入力部56から検
査対象となる機種名が入力されると、指定された機種の
試験シーケンスデータを試験条件格納部58から読み出
す。試験条件制御部57は、読み出した試験シーケンス
データに基づいて電圧可変交流電源46へ交流電源電圧
指定情報を供給するとともに、負荷状態指定情報を可変
負荷47へ供給することで、電源装置42の試験条件を
設定する。試験条件制御部57は、現在行なっている試
験項目とその試験における各表示部の表示色を判定部5
9へ供給する。
【0034】試験条件制御部57は、入力部56から新
たな機種の試験条件登録要求が入力された場合は、表示
制御部60を介して画像表示装置48の画面上に試験条
件を登録するための画面を表示させ、試験条件の入力を
促す。一連の試験シーケンスが入力されると、試験条件
制御部57は機種名との対応を付けて試験シーケンスデ
ータを試験条件格納部58へ記憶させる。なお、試験条
件格納部58は、不揮発性メモリを用いて構成してもよ
いし、フロッピディスクやハードディスク等の補助記憶
装置を用いて構成してもよい。
【0035】判定部59は、画像処理部53から供給さ
れる各表示部のRGBデータに基づいて各表示部44,
45の表示色を求めるとともに、求めた各表示部44,
45の表示色と試験条件制御部57から供給される各表
示部の表示色とを比較することで、多色発光表示装置4
3の表示動作ならびに電源装置42の動作が正常が否か
を判定する。動作が正常でない場合、判定部59は、表
示制御部60を介して異常となった検査項目,表示部の
種別(名称),表示部の表示色を画像表示装置48の画
面上に表示させる。
【0036】図4に示した多色発光表示装置の検査装置
40は、カラー撮像装置41,A/D変換器51,画像
メモリ部52,画像処理部53,検出窓設定部54なら
びに窓情報格納部55によって表示色検出部を構成して
いる。カラー撮像装置41で撮像したカラー画像から多
色表示部を抽出しその表示色を検出する構成であるか
ら、多色表示部が複数設けられている場合でも、それぞ
れの多色表示部の表示色を検出することができる。ま
た、検査対象機種毎に多色表示部の配置が異なる場合で
も、各表示部の表示色を的確に検出することができる。
【0037】図4に示した多色発光表示装置の検査装置
40は、試験条件格納部58に複数の検査対象機種の試
験条件を格納するとともに、窓情報格納部55に複数の
検査対象機種の表示部の位置情報を格納する構成として
いるので、複数の検査対象機種の検査を行なうことがで
きる。図4に示した多色発光表示装置の検査装置40
は、入力部56から試験対象となる電源装置42の機種
を指定した後に、検査開始指令を入力することで、電源
装置42の試験が予め登録した試験シーケンスに基づい
て実行される。そして、カラー撮像装置41で撮像した
画像に基づいて各表示部44,45の表示色が検出さ
れ、各試験状態毎に予め設定された表示色と比較・照合
される。よって、この発明に係る多色発光表示装置の検
査装置40によって、電源装置42の動作ならびに多色
発光表示装置43の動作を自動的に検査することができ
る。
【0038】本実施の形態では、表示部の表示色を変化
させることで多種類の情報を表示する多色発光表示装置
の検査例を示したが、表示色とその点滅周期との組み合
わせによってさらに多種類の情報を表示するようにした
多色発光表示装置の検査に適用することができる。この
場合、判定部は、表示色の点滅周期を求めるとともに、
求めた周期と予め設定された周期との比較・照合を行な
う構成とする。
【0039】本実施の形態では電源装置の多色発光表示
を検査する例を示したが、この発明に係る多色発光表示
装置の検査装置は、各種電子機器における多色発光表示
機能の検査に適用することができる。
【0040】
【発明の効果】以上説明したようにこの発明に係る多色
発光表示装置の検査装置は、表示色検出部によって多色
発光表示装置の表示色を検出し、判定部は表示色検出部
で検出された表示色(多色発光表示装置の表示色)と試
験条件に対応して予め設定された表示色とを照合するこ
とで良否判定を行なう構成としたので、多色発光表示装
置の動作を自動的に検査することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係る多色発光表示装置の検査装置な
らびにその周辺装置のブロック構成図である。
【図2】多色発光表示装置の検査装置の一具体例を示す
ブロック構成図である。
【図3】多色発光表示装置の2色発光ダイオードと表示
色検出部との位置関係を示す説明図である。
【図4】この発明に係る他の多色発光表示装置の検査装
置ならびにその周辺装置のブロック構成図である。
【符号の説明】
1,40 多色発光表示装置の検査装置 2,42 電源装置 3,43 多色発光表示装置 4 電源装置試験装置 5,46 電圧可変交流電源 6,47 可変負荷 10 表示色検出部 20,59 判定部 30 判定結果表示部 48 画像表示装置 50 試験・判定装置 53 画像処理部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 多色発光表示装置の表示色を光電変換を
    利用して検出する表示色検出部と、この表示色検出部で
    検出された表示色と試験条件に対応した予め設定された
    表示色とを照合することで良否判定を行なう判定部とを
    備えたことを特徴とする多色発光表示装置の検査装置。
JP471298A 1998-01-13 1998-01-13 多色発光表示装置の検査装置 Pending JPH11201868A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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