JPH11201020A - 小型風力発電装置 - Google Patents
小型風力発電装置Info
- Publication number
- JPH11201020A JPH11201020A JP10005207A JP520798A JPH11201020A JP H11201020 A JPH11201020 A JP H11201020A JP 10005207 A JP10005207 A JP 10005207A JP 520798 A JP520798 A JP 520798A JP H11201020 A JPH11201020 A JP H11201020A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- wind turbine
- wind
- starting
- straight
- small
- Prior art date
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- Pending
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-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02B—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO BUILDINGS, e.g. HOUSING, HOUSE APPLIANCES OR RELATED END-USER APPLICATIONS
- Y02B10/00—Integration of renewable energy sources in buildings
- Y02B10/30—Wind power
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E10/00—Energy generation through renewable energy sources
- Y02E10/70—Wind energy
- Y02E10/74—Wind turbines with rotation axis perpendicular to the wind direction
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- Wind Motors (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】構造が簡単で効率よく発電することができる家
庭用等に適した小型風力発電装置を提供する。 【解決手段】発電機に連結連動された回転軸３Ａ，３Ｂ
に取付けられた直線翼型風車２Ａ，２Ｂと、この回転軸
３Ａ，３Ｂに回転自在に設けられて小さい風力で駆動ト
ルクを発生する起動用風車５Ａ，５Ｂと、起動用風車５
Ａ，５Ｂと直線翼型風車２Ａ，２Ｂとの間に介在されて
一方向にのみ回転を伝達する連結手段６とを具備し、こ
の連結手段６により、起動風車５Ａ，５Ｂの低速回転時
に起動用風車５Ａ，５Ｂの駆動トルクを直線翼型風車２
Ａ，２Ｂに伝達し、直線翼型風車２Ａ，２Ｂの回転速度
が起動用風車５Ａ，５Ｂを越えた時に直線翼型風車２
Ａ，２Ｂを起動用風車５Ａ，５Ｂから切り離すように構
成した。
庭用等に適した小型風力発電装置を提供する。 【解決手段】発電機に連結連動された回転軸３Ａ，３Ｂ
に取付けられた直線翼型風車２Ａ，２Ｂと、この回転軸
３Ａ，３Ｂに回転自在に設けられて小さい風力で駆動ト
ルクを発生する起動用風車５Ａ，５Ｂと、起動用風車５
Ａ，５Ｂと直線翼型風車２Ａ，２Ｂとの間に介在されて
一方向にのみ回転を伝達する連結手段６とを具備し、こ
の連結手段６により、起動風車５Ａ，５Ｂの低速回転時
に起動用風車５Ａ，５Ｂの駆動トルクを直線翼型風車２
Ａ，２Ｂに伝達し、直線翼型風車２Ａ，２Ｂの回転速度
が起動用風車５Ａ，５Ｂを越えた時に直線翼型風車２
Ａ，２Ｂを起動用風車５Ａ，５Ｂから切り離すように構
成した。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、民家の屋根やマン
ションの屋上等に最適な小型風力発電装置に関する。
ションの屋上等に最適な小型風力発電装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、風力発電に使用される風車のう
ち、垂直回転軸を有するものに、図６（ａ）のサボニウ
ス型風車や（ｂ）のダリウス型風車、（ｃ）の直線翼型
風車（ジャイロミル）などがあり、また水平回転軸を有
するものに（ｄ）のプロペラ形２枚羽根風車や（ｅ）の
アメリカ形多羽根風車がある。そして、これら風車のそ
れぞれの風速比λ＝（周速／風速）に対する出力係数Ｃ
ｐは図７に示すとおりである。
ち、垂直回転軸を有するものに、図６（ａ）のサボニウ
ス型風車や（ｂ）のダリウス型風車、（ｃ）の直線翼型
風車（ジャイロミル）などがあり、また水平回転軸を有
するものに（ｄ）のプロペラ形２枚羽根風車や（ｅ）の
アメリカ形多羽根風車がある。そして、これら風車のそ
れぞれの風速比λ＝（周速／風速）に対する出力係数Ｃ
ｐは図７に示すとおりである。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記風車のう
ち、効率のよいプロペラ形２枚羽根風車やアメリカ形多
羽根風車は、風速により羽根の角度を制御する機構や多
くの骨組みを持ち、構造が複雑でコストが高いため、家
庭用などに適していない。また残りの風車のうち、直線
翼型風車は簡単な構造で、出力係数が高いが、自己起動
力がないことがわかっている。
ち、効率のよいプロペラ形２枚羽根風車やアメリカ形多
羽根風車は、風速により羽根の角度を制御する機構や多
くの骨組みを持ち、構造が複雑でコストが高いため、家
庭用などに適していない。また残りの風車のうち、直線
翼型風車は簡単な構造で、出力係数が高いが、自己起動
力がないことがわかっている。
【０００４】本発明は、上記問題点を解決して、構造が
簡単で効率よく発電することができる家庭用等に適した
小型風力発電装置を提供することを目的とする。
簡単で効率よく発電することができる家庭用等に適した
小型風力発電装置を提供することを目的とする。
【０００５】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は、発電機に連結連動される回転軸に取付けら
れた直線翼型風車と、この回転軸に回転自在に取付けら
れて小さい風力で駆動トルクを発生する起動用風車と、
起動用風車と直線翼型風車との間に介在されて起動用風
車の回転トルクを一方向にのみ直線翼型風車に伝達する
連結手段とを具備し、この連結手段により、低速回転時
に起動風車の駆動トルクを直線翼型風車に伝達し、直線
翼型風車の回転速度が起動用風車を越えた時に直線翼型
風車を起動用風車から切り離すように構成したものであ
る。
に本発明は、発電機に連結連動される回転軸に取付けら
れた直線翼型風車と、この回転軸に回転自在に取付けら
れて小さい風力で駆動トルクを発生する起動用風車と、
起動用風車と直線翼型風車との間に介在されて起動用風
車の回転トルクを一方向にのみ直線翼型風車に伝達する
連結手段とを具備し、この連結手段により、低速回転時
に起動風車の駆動トルクを直線翼型風車に伝達し、直線
翼型風車の回転速度が起動用風車を越えた時に直線翼型
風車を起動用風車から切り離すように構成したものであ
る。
【０００６】上記構成によれば、風力の小さい起動時
に、起動用風車から駆動トルクが伝達されて直線翼型風
車が回転され、直線翼型風車の自己起動力を補完できる
ので、低風力時から効率よく直線翼型風車を回転させる
ことができ、また高速回転時には連結手段により起動用
風車が切り離されるので、高速回転の障害となることが
無く、効率のよい発電が可能となる。
に、起動用風車から駆動トルクが伝達されて直線翼型風
車が回転され、直線翼型風車の自己起動力を補完できる
ので、低風力時から効率よく直線翼型風車を回転させる
ことができ、また高速回転時には連結手段により起動用
風車が切り離されるので、高速回転の障害となることが
無く、効率のよい発電が可能となる。
【０００７】
【発明の実施の形態】ここで、本発明に係る小型風力発
電装置の実施の形態を図１〜図４に基づいて説明する。
電装置の実施の形態を図１〜図４に基づいて説明する。
【０００８】この小型風力発電装置は、たとえば民家の
屋根やマンションの屋上等に設置可能な簡易型の発電装
置で、図１に示すように、屋根に固定されたルーフ架台
１０にベヤリング１０ａを介して同軸状の２重の回転軸
３Ａ，３Ｂが回転自在に立設され、ステー４にステーベ
ヤリングに４ａを介して支持されている。両回転軸３
Ａ，３Ｂの先端部に配設された風車本体１は、各回転軸
３Ａ，３Ｂにそれぞれ固定された上下２段の直線翼型風
車２と、直線翼型風車２の直上部で各回転軸３Ａ，３Ｂ
にそれぞれ回転自在に取り付けられ風力の小さい時に駆
動トルクを発生する起動用風車５Ａ，５Ｂと、直線翼型
風車２Ａ，２Ｂと起動用風車５Ａ，５Ｂの間に介在され
て起動用風車５Ａ，５Ｂから直線翼型風車２Ａ，２Ｂに
一方向にのみ回転を伝達する連結手段６とが具備されて
いる。この連結手段６により、風力が小さい時に起動風
車５Ａ，５Ｂが回転されてその駆動トルクが直線翼型風
車２Ａ，２Ｂに伝達され、直線翼型風車２Ａ，２Ｂの小
さい自己起動力を補助するように構成されている。ま
た、ルーフ架台２には、両回転軸３Ａ，３Ｂにギヤを介
してそれぞれ連結連動される増速装置７Ａ，７Ｂと、増
速装置７Ａ，７Ｂから動力が入力される発電機８Ａ，８
Ｂと、発電機８Ａ，８Ｂからの電力が充電される畜電器
９が配置されている。
屋根やマンションの屋上等に設置可能な簡易型の発電装
置で、図１に示すように、屋根に固定されたルーフ架台
１０にベヤリング１０ａを介して同軸状の２重の回転軸
３Ａ，３Ｂが回転自在に立設され、ステー４にステーベ
ヤリングに４ａを介して支持されている。両回転軸３
Ａ，３Ｂの先端部に配設された風車本体１は、各回転軸
３Ａ，３Ｂにそれぞれ固定された上下２段の直線翼型風
車２と、直線翼型風車２の直上部で各回転軸３Ａ，３Ｂ
にそれぞれ回転自在に取り付けられ風力の小さい時に駆
動トルクを発生する起動用風車５Ａ，５Ｂと、直線翼型
風車２Ａ，２Ｂと起動用風車５Ａ，５Ｂの間に介在され
て起動用風車５Ａ，５Ｂから直線翼型風車２Ａ，２Ｂに
一方向にのみ回転を伝達する連結手段６とが具備されて
いる。この連結手段６により、風力が小さい時に起動風
車５Ａ，５Ｂが回転されてその駆動トルクが直線翼型風
車２Ａ，２Ｂに伝達され、直線翼型風車２Ａ，２Ｂの小
さい自己起動力を補助するように構成されている。ま
た、ルーフ架台２には、両回転軸３Ａ，３Ｂにギヤを介
してそれぞれ連結連動される増速装置７Ａ，７Ｂと、増
速装置７Ａ，７Ｂから動力が入力される発電機８Ａ，８
Ｂと、発電機８Ａ，８Ｂからの電力が充電される畜電器
９が配置されている。
【０００９】直線翼型風車２は、図２に示すように、所
定間隔をあけて回転軸３Ａ，３Ｂにそれぞれ固定された
一対のガイド面板１１ａ，１１ｂと、両ガイド面板１１
ａ，１１ｂ間の外周部で１２０°ごとに軸心方向に配置
されてガイド面板１１ａ，１１ｂに固定された３本の直
線翼１２ａ〜１２ｃと具備している。そしてこれら各風
車２の直線翼１２ａ〜１２ｃは、安価軽量で高精度で製
作可能なＦＲＰにより対称翼型断面に製作されており、
図４に示すように、風速Ｕと直線翼１２ａ〜１２ｃによ
る相対速度Ｗが形成され、この相対速度Ｗにより直線翼
１２ａ〜１２ｃに揚力Ｌが発生され、これら各直線翼１
２ａ〜１２ｃが対称翼型であるため、直線翼１２ａ〜１
２ｃがどの周回位置にあっても揚力Ｌのｔ方向成分Ｌｔ
が回転力を発生させ、直線翼型風車２が回転される。
定間隔をあけて回転軸３Ａ，３Ｂにそれぞれ固定された
一対のガイド面板１１ａ，１１ｂと、両ガイド面板１１
ａ，１１ｂ間の外周部で１２０°ごとに軸心方向に配置
されてガイド面板１１ａ，１１ｂに固定された３本の直
線翼１２ａ〜１２ｃと具備している。そしてこれら各風
車２の直線翼１２ａ〜１２ｃは、安価軽量で高精度で製
作可能なＦＲＰにより対称翼型断面に製作されており、
図４に示すように、風速Ｕと直線翼１２ａ〜１２ｃによ
る相対速度Ｗが形成され、この相対速度Ｗにより直線翼
１２ａ〜１２ｃに揚力Ｌが発生され、これら各直線翼１
２ａ〜１２ｃが対称翼型であるため、直線翼１２ａ〜１
２ｃがどの周回位置にあっても揚力Ｌのｔ方向成分Ｌｔ
が回転力を発生させ、直線翼型風車２が回転される。
【００１０】またガイド面板１１ａ，１１ｂは、直線翼
１２ａ〜１２ｃの端部近傍で生じる渦流により揚力Ｌが
減少するのを防止するためのもので、これにより直線翼
１２ａ〜１２ｃの長さ方向全長にわたってほぼ均一な揚
力を得て回転効率を高めることができる。
１２ａ〜１２ｃの端部近傍で生じる渦流により揚力Ｌが
減少するのを防止するためのもので、これにより直線翼
１２ａ〜１２ｃの長さ方向全長にわたってほぼ均一な揚
力を得て回転効率を高めることができる。
【００１１】前記起動用風車５Ａ，５Ｂは、各風車本体
１Ａ，１Ｂの直上部に、正面側からの受風圧抵抗が大き
く、かつ背面側からの受風圧抵抗が小さい半球形で複
数、たとえば４個のロビンソン型受風板２１が半径方向
および周方向の支持部材２２および軸受２３を介して回
転軸３Ａ，３Ｂに回転自在に支持されている。
１Ａ，１Ｂの直上部に、正面側からの受風圧抵抗が大き
く、かつ背面側からの受風圧抵抗が小さい半球形で複
数、たとえば４個のロビンソン型受風板２１が半径方向
および周方向の支持部材２２および軸受２３を介して回
転軸３Ａ，３Ｂに回転自在に支持されている。
【００１２】なお、上部の風車本体１Ａおよび起動用風
車５Ａと、下部の風車本体１Ｂおよび起動用風車５Ｂ
は、互いに逆方向に回転するように形成され、回転軸３
Ａ，３Ｂの捩じれが減少するように構成されている。
車５Ａと、下部の風車本体１Ｂおよび起動用風車５Ｂ
は、互いに逆方向に回転するように形成され、回転軸３
Ａ，３Ｂの捩じれが減少するように構成されている。
【００１３】前記連結手段６は、起動用風車５Ａ，５Ｂ
が低速回転時に駆動トルクを風車本体１Ａ，１Ｂに伝達
可能で、風車本体１Ａ，１Ｂの回転速度が起動用風車５
Ａ，５Ｂの回転速度を越えると、風車本体１Ａ，１Ｂが
起動用風車５Ａ，５Ｂから切り離されて自在に回転する
ように構成されるもので、連結手段６を図５（ａ）に示
す、ラチェット４１とラチェットギヤ４２を有する軸継
手や、図５（ｂ）に示すカム４３とローラ４４とを有す
る軸継手で、一方の回転のみ連動する継手機構で構成し
てもよいが、ここでは図３（ａ），（ｂ）に示すよう
に、支持部材２２に半径方向に設けられた支軸３１に基
端部が回転自在に支持された伝動ピン３２と、ガイド面
板１１ａの上面に固定されて伝動ピン３２を係止可能な
係止ブロック３３と、伝動ピン３２の後方への回動を規
制するストッパー３４とが周方向複数個所（図では４個
所）に配置されて構成されている。そして、起動用風車
５Ａ，５Ｂの回転速度が直線翼型風車２Ａ，２Ｂより遅
い図３（ａ）の場合、伝動ピン３２が垂下姿勢で係止ブ
ロック３３に当接され、伝動ピン３２の基端部に突設さ
れた係止爪３２ａがストッパー３４に係止されて伝動ピ
ン３２が起動用風車回転方向の後方への回動（逃げ）が
規制され、起動用風車５Ａ，５Ｂの回転トルクがストッ
パー３４を介して直線翼型風車１Ａ，１Ｂに伝達され
る。そして、直線翼型風車２Ａ，２Ｂの回転速度が起動
用風車５Ａ，５Ｂの回転速度を越える図３（ｂ）の場
合、係止ブロック２３が回転方向後方から伝動ピン３２
の傾斜面３ａに当接し、伝動ピン２２が前方に回動され
て傾斜し係止ブロック３３が前方に通過する。したがっ
て、直線翼型風車２Ａ，２Ｂは起動用風車５Ａ，５Ｂに
拘束されることなく高速回転が可能となり、起動用風車
５Ａ，５Ｂが抵抗となることがない。
が低速回転時に駆動トルクを風車本体１Ａ，１Ｂに伝達
可能で、風車本体１Ａ，１Ｂの回転速度が起動用風車５
Ａ，５Ｂの回転速度を越えると、風車本体１Ａ，１Ｂが
起動用風車５Ａ，５Ｂから切り離されて自在に回転する
ように構成されるもので、連結手段６を図５（ａ）に示
す、ラチェット４１とラチェットギヤ４２を有する軸継
手や、図５（ｂ）に示すカム４３とローラ４４とを有す
る軸継手で、一方の回転のみ連動する継手機構で構成し
てもよいが、ここでは図３（ａ），（ｂ）に示すよう
に、支持部材２２に半径方向に設けられた支軸３１に基
端部が回転自在に支持された伝動ピン３２と、ガイド面
板１１ａの上面に固定されて伝動ピン３２を係止可能な
係止ブロック３３と、伝動ピン３２の後方への回動を規
制するストッパー３４とが周方向複数個所（図では４個
所）に配置されて構成されている。そして、起動用風車
５Ａ，５Ｂの回転速度が直線翼型風車２Ａ，２Ｂより遅
い図３（ａ）の場合、伝動ピン３２が垂下姿勢で係止ブ
ロック３３に当接され、伝動ピン３２の基端部に突設さ
れた係止爪３２ａがストッパー３４に係止されて伝動ピ
ン３２が起動用風車回転方向の後方への回動（逃げ）が
規制され、起動用風車５Ａ，５Ｂの回転トルクがストッ
パー３４を介して直線翼型風車１Ａ，１Ｂに伝達され
る。そして、直線翼型風車２Ａ，２Ｂの回転速度が起動
用風車５Ａ，５Ｂの回転速度を越える図３（ｂ）の場
合、係止ブロック２３が回転方向後方から伝動ピン３２
の傾斜面３ａに当接し、伝動ピン２２が前方に回動され
て傾斜し係止ブロック３３が前方に通過する。したがっ
て、直線翼型風車２Ａ，２Ｂは起動用風車５Ａ，５Ｂに
拘束されることなく高速回転が可能となり、起動用風車
５Ａ，５Ｂが抵抗となることがない。
【００１４】上記実施の形態によれば、風力の小さい起
動時は、ロビンソン型の起動用風車５Ａ，５Ｂを回転さ
せて連結手段６によりその駆動トルクを直線翼型風車２
に伝達し回転させることにより、直線翼型風車２の自己
起動力を補完するので、低風力時から高風力時にわたっ
て高効率で直線翼型風車１を回転させることができ、簡
単な構成で効率の良い発電が可能となる。また高風力時
には、連結手段６により直線翼型風車２が起動用風車５
Ａ，５Ｂから切り離されて独自で高速回転するので、高
速回転しないロビンソン型の起動用風車５Ａ，５Ｂが直
線翼型風車２の抵抗となることもない。
動時は、ロビンソン型の起動用風車５Ａ，５Ｂを回転さ
せて連結手段６によりその駆動トルクを直線翼型風車２
に伝達し回転させることにより、直線翼型風車２の自己
起動力を補完するので、低風力時から高風力時にわたっ
て高効率で直線翼型風車１を回転させることができ、簡
単な構成で効率の良い発電が可能となる。また高風力時
には、連結手段６により直線翼型風車２が起動用風車５
Ａ，５Ｂから切り離されて独自で高速回転するので、高
速回転しないロビンソン型の起動用風車５Ａ，５Ｂが直
線翼型風車２の抵抗となることもない。
【００１５】なお、上記起動用風車５Ａ，５Ｂをロビン
ソン型風車としたが、低風速で回転トルクが得られれば
他の形式であってもよい。
ソン型風車としたが、低風速で回転トルクが得られれば
他の形式であってもよい。
【００１６】
【発明の効果】以上に述べたごとく本発明の請求項１記
載の発明によれば、風力の小さい起動時に、起動用風車
から駆動トルクが伝達されて直線翼型風車が回転され、
直線翼型風車の自己起動力を補完できるので、低風力時
から効率よく直線翼型風車を回転させることができ、ま
た高速回転時には連結手段により起動用風車が切り離さ
れるので、高速回転の障害となることが無く、効率のよ
い発電が可能となる。
載の発明によれば、風力の小さい起動時に、起動用風車
から駆動トルクが伝達されて直線翼型風車が回転され、
直線翼型風車の自己起動力を補完できるので、低風力時
から効率よく直線翼型風車を回転させることができ、ま
た高速回転時には連結手段により起動用風車が切り離さ
れるので、高速回転の障害となることが無く、効率のよ
い発電が可能となる。
【図１】本発明に係る小型風力発電装置の実施の形態を
示す全体側面図である。
示す全体側面図である。
【図２】同小型風力発電装置の風車本体を示す斜視図で
ある。
ある。
【図３】（ａ），（ｂ）はそれぞれ同小型風力発電装置
の連結手段の動作を示す側面断面図である。
の連結手段の動作を示す側面断面図である。
【図４】同直線翼型風車装置の動作原理の説明図であ
る。
る。
【図５】（ａ），（ｂ）はそれぞれ連結手段の他の構成
を示す断面図である。
を示す断面図である。
【図６】（ａ）〜（ｅ）は従来の発電用風車装置を示す
説明図である。
説明図である。
【図７】図６に示す発電用風車装置の出力係数を示すグ
ラフである。
ラフである。
１ 風車本体 ２Ａ，２Ｂ 直線翼型風車 ３Ａ，３Ｂ 回転軸 ５Ａ，５Ｂ 起動用風車 ６ 連結手段 ８ 発電機 １１ａ，１１ｂ ガイド面板 １２ａ〜１２ｃ 直線翼 ２１ 受板 ２２ 支持部材 ２３ 軸受 ３１ 支軸 ３２ 伝動ピン ３２ａ 係止爪 ３３ 係止ブロック ３４ ストッパー
Claims (1)
- 【請求項１】 発電機に連結連動される回転軸に取付け
られた直線翼型風車と、 この回転軸に回転自在に取付けられて小さい風力で駆動
トルクを発生する起動用風車と、 起動用風車と直線翼型風車との間に介在されて起動用風
車の回転を一方向にのみ直線翼型風車に伝達する連結手
段とを具備し、 この連結手段により、低速回転時に起動風車の駆動トル
クを直線翼型風車に伝達し、直線翼型風車の回転速度が
起動用風車を越えた時に直線翼型風車を起動用風車から
切り離すように構成したことを特徴とする小型風力発電
装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10005207A JPH11201020A (ja) | 1998-01-14 | 1998-01-14 | 小型風力発電装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10005207A JPH11201020A (ja) | 1998-01-14 | 1998-01-14 | 小型風力発電装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11201020A true JPH11201020A (ja) | 1999-07-27 |
Family
ID=11604758
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10005207A Pending JPH11201020A (ja) | 1998-01-14 | 1998-01-14 | 小型風力発電装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11201020A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE102010040359A1 (de) * | 2010-09-07 | 2012-03-08 | Evelin Sommer | Elektrischer Generator und Rotorblattanordnung |
-
1998
- 1998-01-14 JP JP10005207A patent/JPH11201020A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE102010040359A1 (de) * | 2010-09-07 | 2012-03-08 | Evelin Sommer | Elektrischer Generator und Rotorblattanordnung |
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