JPH11198410A - インク溶剤ディスペンサーシステム、サービスステーション、インクジェット印刷メカニズム及びインク溶剤の施与方法 - Google Patents

インク溶剤ディスペンサーシステム、サービスステーション、インクジェット印刷メカニズム及びインク溶剤の施与方法

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JPH11198410A
JPH11198410A JP31277998A JP31277998A JPH11198410A JP H11198410 A JPH11198410 A JP H11198410A JP 31277998 A JP31277998 A JP 31277998A JP 31277998 A JP31277998 A JP 31277998A JP H11198410 A JPH11198410 A JP H11198410A
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ink solvent
container
solvent
applicator
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JP31277998A
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Todd R Medin
トッド・アール・メディン
David E Debellis
デビッド・イー・デベリス
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    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J2/00Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed
    • B41J2/005Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by bringing liquid or particles selectively into contact with a printing material
    • B41J2/01Ink jet
    • B41J2/135Nozzles
    • B41J2/165Prevention or detection of nozzle clogging, e.g. cleaning, capping or moistening for nozzles
    • B41J2/16517Cleaning of print head nozzles
    • B41J2/16552Cleaning of print head nozzles using cleaning fluids
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
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    • B41J2/005Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by bringing liquid or particles selectively into contact with a printing material
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    • B41J2/135Nozzles
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    • B41J2/16535Cleaning of print head nozzles using wiping constructions
    • B41J2/16541Means to remove deposits from wipers or scrapers

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  • Ink Jet (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 インクジェットプリントヘッドをクリーニン
グするためのワイパーシステムと共に用いられるインク
溶剤を蓄え且つ施与するディスペンサーシステムを提供
する。 【解決手段】 プリントヘッドワイパー(90、92、
94、96)を持つインクジェット印刷メカニズム(2
0)のプリントヘッド(70、72、74、76)をク
リーニングするためのインク溶剤ディスペンサーシステ
ム(100)で:容器(104;124)を定める囲い
セル(102);容器に蓄えられたインク溶剤(11
0);適用以前に容器内にインク溶剤を保持するための
背圧装置(105);及び容器内に蓄えられたインク溶
剤と流体的に連絡していて、ワイパーとの接触を通して
プリントヘッドワイパーへインク溶剤を供給するアプリ
ケータ(108);を含んで成る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、概して、インクジ
ェット印刷メカニズムに関し、より詳細には、インクジ
ェットプリントヘッドをクリーニングするためのワイパ
ーシステムと共に用いられる、インクジェット用インク
溶剤を蓄え且つ施与するインク溶剤ディスペンサー(d
ispenser)システムに関する。
【0002】
【技術背景】インクジェット印刷メカニズムは、しばし
ば“ペン”と呼ばれるカートリッジを使用し、これは、
本明細書では一般に“インク”に該当する液体着色剤の
液滴をページ上に射出するものである。各ペンは、イン
ク液滴がそれを通して発射される極小ノズルで形成され
たプリントヘッドを備えている。画像を印刷するには、
該プリントヘッドをページを横切って前後に進ませ、そ
の移動につれて所望のパターンにインク液滴を射出す
る。プリントヘッド内の特定のインク射出メカニズム
は、ピエゾ電気又は熱方式のプリントヘッド技術を用い
た様式のような、熟練した当業者に周知の、様々な各種
様式を採用してよい。例えば、初期の2つの熱式インク
射出メカニズムを、米国特許第5,278,584及び
第4,683,481に示す。熱式システムでは、イン
クチャンネルと蒸発チャンバーを包含している障壁層
が、ノズルオリフィス板と基板層の間に配置される。こ
の基板層は、典型的には、直線的に配列された、抵抗体
のような、ヒータ素子群を備えており、これが付勢され
て蒸発チャンバー内部でインクを加熱する。加熱される
と、付勢された抵抗体に結合したノズルからインク滴が
射出される。プリントヘッドがページを横切って移動す
る際に抵抗体群を選択的に付勢することにより、インク
を印刷媒体上に射出して所望の画像(例えば、画、チャ
ート又は文書)を形成する。
【0003】プリントヘッドをクリーニングし且つ保護
するために、メンテナンス目的でプリントヘッドをステ
ーション上で移動できるよう、典型的には“サービスス
テーション”機構がプリンタ架台に支持されている。保
管している間、もしくは印刷していない期間中、該サー
ビスステーションは、通常、プリントヘッドノズルを汚
れ及び乾燥から実質的に密閉するキャップ(cappi
ng)システムを装備している。キャップは、プリント
ヘッド上を真空に引くポンプ(pumping)ユニッ
トに接続する等して、始動を容易化できるように設計し
たものもある。動作中は、プリントヘッドのクロッグ
(clogs)は、“吐出操作(spitting)”
として知られている工程において各々のノズルを通して
多数のインク滴を発射させて定期的にクリーニングし、
廃棄インクは、サービスステーションの“吐出つぼ(s
pitton)”容器部分に回収する。吐出、脱キャッ
プ後に、又は印刷中時々、ほとんどのサービスステーシ
ョンは、インク残査、並びにプリントヘッドに堆積した
何らかの紙埃又はその他の屑を除去するべくプリントヘ
ッドの表面を拭き取るエラストマー製ワイパーを備えて
いる。拭き取り操作は、通常、プリントヘッドとワイパ
ーの相対運動によって、例えば、ワイパーに対してプリ
ントヘッドを移動するか、プリントヘッドに対してワイ
パーを移動するか、又はプリントヘッドとワイパーの両
方を移動させて行う。
【0004】プリント画像の鮮明度とコントラストを改
善するため、最近の研究は、インク自体を改善すること
に集中してきた。比較的黒ずんだブラックと比較的鮮明
なカラーを使って、より速く、より耐水性のある印刷を
実現するため、顔料をベースとしたインクが開発され
た。これらの顔料ベースのインクは、初期の頃の染料ベ
ースのインクより高い固体含量を有しており、結果的
に、その新規インクではより高い光学濃度が得られる。
両タイプのインクとも急速に乾燥し、このため、インク
ジェット印刷メカニズムによって、簡単に入手でき且つ
経済的な普通紙上にのみならず、最近開発された特殊コ
ート紙、透明物、織物及びその他の媒体上にも、高品質
の画像を形成させることができる。
【0005】インクジェット工業が新しいプリントヘッ
ドの意匠を研究する時、同工業において“オフアクシス
(off−axis)”プリンタとして知られているプ
リンタに永久的もしくは半永久的プリントヘッドを使う
方向に向う傾向がある。オフアクシスシステムでは、プ
リントヘッドは、プリントゾーン全域にわたって小型の
インク供給体だけを搬送し、この供給体は、プリンタ内
部の遠隔固定位置に置かれた“オフアクシス”固定容器
からインクを送達する配管を通して補充されることにな
る。これらの永久又は半永久プリントヘッドは、小型の
インク供給体のみを運ぶ故、それらは、以前のものより
物理的に細幅でよく、交換可能型カートリッジであって
よい。プリントヘッドが細幅であればある程、印刷メカ
ニズムもより細幅となり、より小さい“フットプリント
(footprint)”を有し、そのため、使用中、
その印刷メカニズムを収納するのにそれ程広い机上空間
を要しない。比較的細幅のプリントヘッドは、通常、比
較的小型で且つ軽量であり、そのため、より小さいカー
トリッジ類、ベアリング類、及び駆動モータ類が使え、
使用者にとってより経済的な印刷ユニットとなる。
【0006】これらのオフアクシス印刷システムに関連
した利点は色々あるが、プリントヘッドの永久性又は半
永久性のため、サービスに際し、特にプリントヘッドか
らインク残査を拭き取る時は、特別の配慮が必要とな
り、プリントヘッドの寿命を縮める虞れのある、感知し
得るほどのどんな損傷も付けずに実施されなければなら
ない。この目的を達成するため、インク溶剤の使用が提
案された。この提案されたシステムでは、インク溶剤、
ポリエチレングリコール(“PEG”)化合物は、アプ
リケーター部を有する多孔性容器ブロックを備えた容器
に蓄えられる。エラストマー製ワイパーが、濡れた多孔
性アプリケーターを横切って移動してPEGを集め、こ
れが次にはプリントヘッド全域で拭い取られて堆積した
インク残査を溶かす。その後、ワイパーは、固定プラス
チック製かき板(scraper)を横切って移動し
て、次の拭き取り工程を始める以前にワイパーから溶解
インク残査と汚れたPEGのどれも除去する。PEG流
体はまた、潤滑剤としても作用し、そのため、ワイパー
の摩擦作用によってプリントヘッドが不必要に損傷され
ることはない。さらに、PEG流体はまた、非固着性コ
ーティングとしても作用し、プリントヘッドに塗布され
ると、インクの堆積をはじき飛ばす働きもある。
【0007】残念ながら、この提案されたシステムは、
特にプリンタがその側面又は上面を下側にして倒される
と、PEGを漏らしやすく、このことは、事務所又は家
を新しい場所に移す時のような、運搬中に簡単に起こり
得るものである。さらに、PEGは、アプリケータの方
へ急速に移動せず、従って、一連の急速拭取りストロー
ク(往復運動)中、ワイパーは、PEGの適切な被覆を
受けることができない。加えて、プリンタの寿命期間に
わたって、プリントヘッドの最適の運用を維持するのに
PEGインク溶剤を補充しなければならないことがあ
り、その上、PEG容器を再充填することは、提案シス
テムでは容易に実施できない。
【0008】
【発明の概要】本発明の一態様により、インク溶剤ディ
スペンサーシステムは、プリントヘッドワイパーを備え
たインクジェット印刷メカニズムにおいてインクジェッ
ト用プリントヘッドをクリーニングする手段が設けられ
る。該システムは、そこに容器を定める囲いセルを包含
し、インク溶剤はその容器に蓄えられる。システムはま
た、適用前にインク溶剤を容器内に保持するための背圧
装置も備えている。システムは、容器内に蓄えられたイ
ンク溶剤と流動連絡しているアプリケータを有し、アプ
リケータは、ワイパーのアプリケータとの接触を通して
プリントヘッドワイパーにインク溶剤を供給する。
【0009】本発明のさらに別の態様に従い、プリント
ヘッドワイパーを備えたインクジェット印刷メカニズム
においてインクジェット用プリントヘッドをクリーニン
グする方法が提供され、同方法には、容器の囲い内にイ
ンク溶剤の供給体を格納するステップが含まれる。保護
ステップにおいて、容器囲いからのインク溶剤の漏れ
は、容器囲い内の背圧を維持することにより防がれる。
供給ステップにおいて、インク溶剤は、容器囲い内に蓄
えられたインク溶剤と流体的に連絡しているアプリケー
タを通してプリントヘッドワイパーに供給される。抽出
ステップにおいて、インク溶剤は、アプリケータによっ
て加えられる毛細管力の利用により、容器囲いから及び
アプリケータを通して抽出される。
【0010】本発明のさらに別の態様により、インクジ
ェット印刷メカニズムは、上述のようなインク溶剤ディ
スペンサーシステムを設けてもよい。
【0011】本発明の総合的目的は、プリントヘッド及
び印刷メカニズムの寿命中、特に、急速乾燥性顔料又は
染料ベースのインクを使用する時、及び好ましくはオフ
アクシスシステムから施与される時に、シャープな鮮明
画像をプリントするインクジェット印刷メカニズムを提
供することにある。
【0012】本発明の別の目的は、インクジェット印刷
メカニズムにおけるプリントヘッドをクリーニングする
ためのインク溶剤ディスペンサーシステムを提供するこ
とにもある。
【0013】本発明のさらに別の目的は、インクジェッ
ト印刷メカニズムにおけるプリントヘッドをクリーニン
グするための、印刷ユニットの寿命中容易に補充される
ようにした、インク溶剤ディスペンサーシステムを提供
して、使用者に信頼できる強力なインクジェット印刷ユ
ニットを付与することにもある。
【0014】
【好ましい実施例の詳細な説明】図1は、工場、事務
所、家庭又はその他の環境において、業務レポート、文
通、机上出版物等の印刷に使用できる、本発明に従って
構成された、ここでは“オフアクシス”インクジェット
プリンタ20として示されているインクジェット印刷メ
カニズムの一実施例を図示するものである。種々のイン
クジェット印刷メカニズムが市販されている。例えば、
本発明を具現し得る幾つかの印刷メカニズムには、その
少数を挙げれば、プロッタ、ポータブル印刷ユニット、
複写機、カメラ、ビデオプリンタ、及びファクシミリ装
置、並びに、ファクシミリ/プリンタの組合せのよう
な、種々の組合せ装置が含まれる。便宜のために、イン
クジェットプリンタ20の情況で本発明の概念を説明す
る。
【0015】プリンタの構成部品は、型式モデルによっ
て変わることがあることは明らかであるが、典型的イン
クジェットプリンタ20は、典型的にはプラスチック材
料から成るハウジング、ケーシング又は囲い24で囲ま
れたフレーム又はシャーシ22を包含する。印刷媒体シ
ートは、媒体処理システム26により印刷ゾーン25を
通して送り込まれる。印刷媒体は、紙、カードストッ
ク、透明体、写真用紙、織物、マイラー、等のような、
任意のタイプの適当なシート材料であってよいが、便宜
のため、図示する実施例は、印刷媒体のような紙を使っ
て説明する。媒体処理システム26は、印刷前に用紙シ
ートを格納するための送りトレイ28を含む。ステッパ
モータと駆動ギヤ(図示せず)で駆動される一組の在来
型用紙駆動ローラーを用いて、印刷媒体を、入力供給ト
レイ28から、印刷ゾーン25を通して、及び印刷後
に、図1において引っ込められた即ち休止位置に示され
ている拡張出力乾燥ウィング部材30上へ移動してよ
い。ウィング30は、しばらくの間、新規印刷シートを
出力トレイ部分32で乾燥するまで前に印刷されたどの
シートよりも上に保持し、その後で、ウィング部材30
は、その両側面を引っ込めて新規印刷シートを出力トレ
イ32中へ落とす。媒体処理システム26は、レター、
リーガル、A−4、封筒、等を含む様々なサイズの印刷
媒体を収容できるようにするために、スライド式長さ調
整レバー34、スライド式幅調整レバー36、及び封筒
送り口38のような、一連の調整メカニズムを包含して
もよい。
【0016】プリンタ20は、ホストデバイスから、典
型的にはパーソナルコンピュータ(図示せず)のような
コンピュータから命令を受けるプリンタコントローラ
(マイクロプロセッサ40として概略図示)も備えてい
る。プリンタコントローラ40はまた、ケーシング24
の外部に置かれたキーパッド42を通して設定されたユ
ーザ入力に応答して動作することができる。コンピュー
タホストに結合されたモニタを用いてオペレータに見え
る情報、例えば、プリンタの状態又はホストコンピュー
タで実行中の特定プログラム、を表示してもよい。パー
ソナルコンピュータ、キーボード及び/又はマウス装置
のような関連入力装置、及びモニタ類は、全て、熟練し
た当業者には周知である。
【0017】オフアクシス・インクジェットキャリッジ
システム45をスライド可能に支持して走査軸46に沿
って印刷ゾーン25中を前後に進めるようにするため
に、キャリッジ案内ロッド44がシャーシ22によって
支持されている。キャリッジ45はまた、全体的に矢印
48で示されているように、ハウジング24の内装内部
に置かれた、サービス領域内に案内ロッド44に沿って
導かれる。在来型のキャリッジ駆動ギヤとDC(直流)
モータを連結して、キャリッジ45に従来の方法で固定
できるエンドレスベルトを駆動してもよく、この状態
で、DCモータは、コントローラ40から受信した制御
信号に応答して動作して、DCモータの回転に応じて、
キャリッジ45を案内ロッド44に沿って逐次前進させ
る。キャリッジ位置のフィードバック情報をプリンタコ
ントローラ40に与えるため、在来型のエンコーダスト
リップが、印刷ゾーン25の長手方向に沿って且つサー
ビステーション領域48上方に伸びてよく、この状態
で、在来型の光学式エンコーダ読取装置がプリントヘッ
ドキャリッジ45の背面上に搭載され、エンコーダスト
リップによって与えられた位置情報を読取る。エンコー
ダストリップ読取装置を介して位置のフィードバック情
報を与える方法は、当業者に周知の種々の様々なやり方
で実施してよい。
【0018】印刷ゾーン25では、媒体シート34は、
図2に概略示された、ブラックインクのカートリッジ5
0と3つの単色カラーインクのカートリッジ52、54
及び56のような、インクジェットカートリッジからイ
ンクを受ける。同カートリッジ50〜56はまた、当業
者によって、しばしば、“ペン”とも呼ばれる。ブラッ
クインクペン50は、本明細書では、顔料ベースのイン
クを含むものとして説明されている。図示されたカラー
ペン52〜56は顔料ベースのインクを含んでいてもよ
いが、説明の目的上、カラーペン52〜56は、各々
が、それぞれ、シアン、マゼンタ及び黄色の染料ベース
のインクを含むものとして記述されている。パラフィン
ベースのインク、並びに染料と顔料の両方の特長を有す
るハイブリッドあるいは複合インクのような、他種類の
インクもペン50〜56に用いてよい、ということは明
らかである。
【0019】図示されたペン50〜56は、それぞれ、
“オフアクシス”インク分配システムとして知られてい
るものにインク供給体を格納するための小容器を包含す
るもので、これは、プリントヘッドが走査軸46に沿っ
て印刷ゾーン中を往復運動する際に全インクを搬送する
容器を各ペンが備えている交換式カートリッジシステム
とは対照的なものである。故に、交換式カートリッジシ
ステムは、“オンアクシス(on−axis)”と考え
てよく、それに対し、印刷ゾーン走査軸から離れた固定
位置に主インク供給体を蓄えるシステムは、“オフアク
シス”システムと呼ばれる。図示したオフアクシス式プ
リンタ20では、各プリントヘッドに対する各色のイン
クは、導管又は配管システム58を介して、一群の主固
定容器60、62、64及び66から、それぞれ、ペン
50、52、54及び56のオン・ボード容器に分配さ
れる。固定された即ち主容器60〜66は、プリンタシ
ャーシ22で支持された貯蔵器68に格納された交換可
能インク供給体である。ペン50、52、54及び56
の各々は、それぞれ、プリントヘッド70、72、74
及び76を備えていて、それらが選択的にインクを射出
して、印刷ゾーン25の媒体シート上に画像を形成す
る。プリントヘッド70〜76をクリーニングすること
に関して本明細書に開示された概念は、図示されたオフ
アクシス式半永久又は永久プリントヘッドに対してと同
様、全交換式インクジェットカートリッジにも、等しく
適用されるが、図解システムの最大の利点は、プリント
ヘッドの寿命の延長が特に望まれるオフアクシスシステ
ムにおいて実現することができる。
【0020】プリントヘッド70、72、74及び76
は、それぞれ、熟練した当業者に周知の方法で複数のノ
ズルが貫通して形成されたオリフィス板を有する。各プ
リントヘッド70〜76のノズルは、オリフィス板に沿
って、典型的には少なくとも1つであるが、典型的に2
つの線形配列に形成される。従って、ここで使われる
時、用語“線形”は、“ほとんど線形”もしくは実質的
に線形と解釈でき、且つ相互から僅かに片寄った、例え
ば、ジグザグ配置の、ノズル配置を含んでもよい。各線
形配列は、典型的には、走査軸46に垂直な縦方向に軸
合わせされ、各配列の長さが、プリントヘッドの単一パ
スに対する最大画像列(maximumimage s
wath)を定めることになる。図示するプリントヘッ
ド70〜76は、熱式インクジェットプリントヘッドで
あるが、圧電式プリントヘッドのような、その他の方式
のプリントヘッドを使用してもよい。熱式プリントヘッ
ド70〜76は、典型的には、ノズルに結合されている
複数の抵抗体を含む。選択された抵抗体が付勢される
と、気泡が生成され、これがノズルからそしてノズルの
下の印刷ゾーン25にある用紙シート上にインク液滴を
射出する。プリントヘッドの抵抗体群は、コントローラ
40からプリントヘッドキャリッジ45までの多重導体
ストリップ78によって伝達される発射命令制御信号に
応答して選択的に付勢される。
【0021】図2は、本発明に従って構築されたインク
溶剤施与サービスステーション80の一形態を示す。サ
ービスステーション80は、フレーム82を含み、これ
は、プリンタケーシング24内部のサービス領域48に
おいてプリンタシャーシ22で支持される。ペン50〜
56のプリントヘッド70〜76をサービスできるよ
う、サービスステーション80は、サービスステーショ
ンフレーム82で支持された可動プラットフォームを備
えている。ここでは、サービスプラットフォームは、図
示する実施例ではプリントヘッド走査軸46と平行であ
る軸84の回りに、矢印83で示されたように回転でき
るよう、サービスステーションフレーム82においてベ
アリング又はブッシング(図示せず)によって支持され
た回転部材として示されている。図示された回転部材
は、在来型のサービスステーションモータと駆動ギヤ・
アセンブリ(図示せず)で駆動される駆動ギヤ86を有
していてよいタンブラ体85から成る。タンブラ85
は、キャップ・アセンブリ88のような、一連のサービ
ス部品類を、プリントヘッド70〜76をサービスでき
る位置に搬送する。キャップ・アセンブリ88は、好ま
しくは、プリントヘッド70〜76の各々をシールする
ための4つの個別キャップを含むが、図2では、一個の
キャップ・ユニットだけが見える。
【0022】回転プラットフォーム85によって搬送さ
れるその他のサービス用部品類は、ブラック用プリント
ヘッド70をサービスするためのブラック用プリントヘ
ッドワイパー90と、各色用プリントヘッド72、74
及び76をサービスするための3つのカラー用ワイパー
92、94及び96とを含むが、図2の側面図では、黄
色ワイパー96の陰に隠れてシアン及びマゼンタ用ワイ
パーが見えない。好ましくは、各ワイパー90〜96
は、ニトリルゴムのような、可撓性で、弾力のある非研
磨の弾性材料から作られ、又は、より好ましくは、エチ
レンポリプロピレンジエンモノマー(EPDM)、又は
当業者に周知のその他の類似材料から作る。ワイパー9
0〜96に関して、適当なデュロメータ(durome
ter)、即ち、エラストマーの相対硬度は、Shor
e A 目盛で35〜80の範囲から、又は、より好ま
しくは、60〜80の範囲内で、又は、さらにより好ま
しくは、標準の製造公差である70±5のデュロメータ
で選択してよい。
【0023】タンブラ85上のカラー用ワイパー92〜
96が配置されている半径とは異なる半径位置に沿って
ブラック用ワイパー90を配することにより(説明のた
め、ここでは、ブラック及びカラー用ワイパーは180
°離れた状態で示されている)、好都合にも、種々の拭
き取り形式を採用して、ブラック用プリントヘッド70
をクリーニングし且つカラー用プリントヘッド72〜7
6をクリーニングすることが可能となる。例えば、染料
ベースのインクを含んだカラーペン52〜56は、ブラ
ックの顔料ベースのインクを分配するブラックペン50
を拭き取るのに要するより速い拭取り速度を使って拭き
取ってよい。過去においては、多くのサービスステーシ
ョンが、ブラックとカラーの両方のプリントヘッドを同
時に拭き取る必要のあるワイパーを使ったが、そのた
め、ブラック用顔料ベースインクとカラー用染料ベース
インクに対する最適拭取り速度の間で妥協せざるを得な
かった。ブラック用プリントヘッドをクリーニングする
のに要する比較的低速の拭取りストロークでは、カラー
用プリントヘッドから余分のインクが抽出されたため、
過去には諸々の問題に遭遇した。カラーペンに対して、
カラーインクがオリフィス板とワイパー間でしみ出るだ
けの余剰時間を与えることなしに、速目の拭取りストロ
ークを使うと、その時は、ブラック用ワイパーがブラッ
ク用プリントヘッド上のブラックインク残査を飛び越え
ることになろう。これらの問題は、ブラック用ワイパー
90とカラー用ワイパー92〜96を、タンブラ85の
周辺部の周りの別々の位置に配置し、よって、ブラック
用プリントヘッド70とカラー用プリントヘッド72〜
76の両方に対する拭取り操作を最適化させるサービス
ステーション80によって回避される。
【0024】上の技術背景の項で記述したように、プリ
ンタ20のような、オフアクシスプリンタ用の、特に、
顔料ベースのブラックインクと染料ベースのカラーイン
クのような、異なったタイプのインクを使う方式の、永
久的又は半永久的インクジェットプリントヘッドの出現
によって、サービスステーションの設計者の課題が確認
された。新規サービスのアプローチは、ペンをクリーニ
ングし且つ維持してプリントヘッドの寿命を引き伸ばす
ことが要求された。種々のサービスルーチンを研究する
際、インク溶剤の利用が、プリントヘッドのクリーニン
グに対する最適のアプローチであるかも知れないと考え
られた。特に、インク溶剤がまた、拭取り中にプリント
ヘッドのオリフィス板を滑らかにするべく作用し、プリ
ントヘッドに対する不必要なきず又は損傷を避けて、よ
って、プリントヘッドの長寿命を保証するなら、それは
より望ましいことですらあったであろう。さらに、イン
ク溶剤が、インク残渣の最初の堆積を回避するように、
非接着コーティングとして作用することも望まれたであ
ろう。上の技術背景の項で記述したような、1つの早期
に提案された拭取りシステムは、残念ながら、プリンタ
がその側面又は上面を下側に倒される時に溶剤をこぼし
易く、このことは搬送中又はその人の事務所又は家を引
越す時にしばしば起こることである。この提案された拭
取りシステムは、これも高い印刷品質を維持するために
プリンタ20の寿命中に補充を要することがあるインク
溶剤を再充填するのが困難である。
【0025】これらの偶発的溶剤漏れの複雑さを防ぐた
めに、そして印刷ユニット20の有効寿命が終わる以前
に溶剤システムを再充填する潜在的必要性を扱うため
に、図2は、本発明によって構成された、インク溶剤デ
ィスペンサ部材の第一実施例を含むようなサービスステ
ーション80を示す。溶剤ディスペンサー100は、外
表面がサービスステーションフレーム82によって支持
されている中空本体即ちセル102を有する。好ましく
は、セル102は、チャンバーあるいは容器104をそ
こに定めるべく、堅牢なプラスチック材料から作られ
る。溶剤ディスペンサー100は、背圧装置が容器10
4内に包含されており、背圧装置の第一実施例を発泡体
105として図3に示す。発泡体105は、容器チャン
バー104の内部中に拡がる主貯蔵部分106を含む。
セル102は、スノート(snout)部分107を有
し、発泡体105は、スノート107で定められる開口
109を通して延びるアプリケータ部分108をもつ。
【0026】発泡体105のアプリケータ部分108
は、容器104内の主貯蔵部分106と同じ孔サイズで
あってよいが、その代わり、好ましくは、アプリケータ
部分108は、容器104内の本体105の主部分10
6を示すセル102の切欠き部内部の濃淡と比較して、
アプリケータ108の点状濃淡のより密な間隔によって
表されるように、本体105の主部分106内より高い
毛細管圧を有する。アプリケータ部分108のこの高め
の毛細管圧は、本体105の主部分106におけるより
も小さい平均孔サイズ及び/又は小さいぬれ角度をアプ
リケータに設定することにより得ることができる。毛細
管圧の概念は、本明細書の数カ所において相対的“孔サ
イズ”という用語で議論されているが、この記述は、ク
リーナー100中を通して溶剤110を引き付けていく
のに毛細管圧を使うという広義の概念の説明上の表現に
過ぎないことは熟練した当業者には明らかである。さら
に、本書における相対的“孔サイズ”の参照項目は、明
らかに平均孔サイズの表現による:何故なら、前述の多
孔体内の個々の孔は、寸法が様々であり、且つ実際に
は、多孔性材料の繊維状の壁部分によってしばしば定義
される相互結合性の流体通路から成るということは熟練
した当業者には明らかだからである。ディスペンサー1
00の本体105は、インクジェット用インク溶剤11
0、好ましくは、空気から水を吸収する吸湿性の材料、
を含浸させるか又はしみ込ませる:何故なら、水は、説
明されているインクに対する良き溶剤だからである。適
当な吸湿性溶剤材料には、ポリエチレングリコール
(“PEG”)、リポニック(lipponic)−エ
チレングリコール(“LEG”)、ジエチレングリコー
ル(“DEG”)、グリセリン又はその他同様の性質を
有するような熟練した当業者に周知の材料がある。これ
らの吸湿性材料は、それらがほとんどゼロ蒸気圧を有す
る故に長い時間中に容易に完全乾燥しない液体又はゼラ
チン状化合物である。説明の目的で、本体105は、好
ましいインク溶剤、即ち、PEG溶液110をしみ込ま
せる。
【0027】アプリケータ部分108の高めの毛細管圧
のため、PEGが主貯蔵部分106の比較的大きい孔か
らアプリケータ部分108の比較的小さい孔の方へ動く
際に、毛細管作用によって主貯蔵部分106からPEG
110が抽出される。この毛細管又は吸上作用は、印刷
中に使用されるインクを含むべく充填された発泡体であ
る場合が多い、交換可能なインクジェットカートリッジ
を動作させるのに使われる。この毛細管作用は、これら
のカートリッジに背圧を与えて、射出ノズルからのイン
クの漏れ又は滴りを防止する。この同様の毛細管背圧作
用によって、好都合にも、アプリケータ108からのイ
ンク溶剤110の漏れが防がれる。さらに、アプリケー
タ部分108の上に垂直になるように主貯蔵部分106
の大部分を配置することにより、重力も、図2と3の概
観から明らかなように、主貯蔵部分106中をアプリケ
ータ108のレベルまでPEGインク溶剤110を引き
下げるよう作用する。
【0028】図2では、アプリケータ108との接触で
PEGが被覆されている状態のワイパー92、94及び
96を破線で示す。この位置から、ワイパー92〜96
は、曲線矢印83で示される方向に沿ったタンブラ本体
85の回転により、プリントヘッド72〜76を横切っ
て進む。事実、幾つかの拭取り方式では、ワイパー90
〜96は、プリントヘッド70〜76に沿って一回通過
させてよいが、他方で、プリントヘッド70〜76に沿
って前後に拭取ること(タンブラ85の時計方向及び半
時計方向回転)が有利なこともある。図2は、ワイパー
90がたった今ブラック用プリントヘッド70を拭き取
り終わり、そして、そこで溶かされたインク残査で汚れ
た幾らかの残留PEG溶剤110′と共に、インク残査
112をその上に運んできた状態を示す。矢印83で示
されたようなタンブラ85の回転により、ブラック用ワ
イパー90は、サービスステーションフレーム82で支
持されているワイパーかき板(wiper scrap
er)114の一部分と接触する。
【0029】図2に示す実施例では、インク溶剤ディス
ペンサー100とワイパーかき板114は、サービスス
テーションフレーム82の垂直部分に沿って支持されて
いるように示されているが、それらは、フレーム82の
下側表面116から、又はその代わりに、サービスステ
ーションフレーム82の、内板又は外板側壁部の内面か
ら、もしくは突き出た壁部分(図示せず)の下面から支
持してもよい。好ましくは、ワイパーかき板114は、
インク残査112をかき板114の上方集積面から集積
ピット中へ落とすか、又は、図2の矢印117で示され
るように、サービスステーションフレーム82の下側面
116に沿って単に堆積させる、複数の穴、スロット、
又はその他の設備を備えるものである。実際、カラー用
ワイパー92〜96からと、ブラック用ワイパー90か
らの残査の分別処理ができるよう、サービスステーショ
ン80内に複数の設備を設けてよい:何故なら、染料ベ
ースのインクは、典型的には、ペン50で施与されるブ
ラック顔料ベースのインクとは異なったサービス要件を
有する関係上、カラー用ワイパーは、染料ベースのカラ
ーインクを施与するペン52〜56を洗浄し、一方、ブ
ラック用ワイパー90は、顔料ベースのカラーインクを
施与するカラー用ペン50を洗浄するからである。
【0030】再度、図3を参照して説明すると、プリン
タ20の動作中、PEG溶剤110が主発泡体容器から
排出される時に、メークアップエアーが、アプリケータ
108とスノート開口109間のギャップを通して、又
は、図3に示したラビリンス通気経路118のような、
その他の通気手段を通して、容器チャンバー104に入
ることがある。直線の貫通通気穴よりも、ラビリンス通
気経路118の使用により、好都合にも、容器チャンバ
ー104に入るメークアップエアーに対して比較的遅い
回りくねった経路が設定され、これによってまた、ディ
スペンサー100は気圧の変化に徐々に順応することが
できる。気圧の変化に対する種々の順応方法は、通常の
気象変化中のみならず、山々を越えて動く時又は飛行機
で飛ぶ時のような、変化する高所を越えてインクジェッ
トプリンタ又はそこに装填されたカートリッジを搬送す
る時も、インクジェット分野に熟練した当業者には周知
であり、且つこれらの背圧/通気システムの何れも、セ
ル102内部にインク溶剤110を含むのに適している
であろう。例えば、ディスペンサー100は、チャンバ
ー102内に背圧装置を有していてよく、これは、本願
の譲受人、ヒューレット・パッカード社(Palo A
lto,California)に譲渡された、米国特
許第5,477,255に記述された背圧装置のよう
な、インクジェット用インクを含有するためのインクジ
ェットカートリッジに使われる発泡体背圧装置と同様の
方法で構成してよい。
【0031】図4と5は、本発明に従って構成されたイ
ンク溶剤ディスペンサー120の第二の実施例を示し、
これは、図2のサービスステーション80における発泡
体充填ディスペンサー100と置き換えることができる
ものである。ディスペンサー120は、そこに容器チャ
ンバー124を定めるセル又は本体122を包含し、こ
れは、セル102及び容器104に関して上述され且つ
図示されたように構成してよい。ディスペンサー120
は、チャンバー122内に背圧装置125を有していて
よく、これは、本願の譲受人、ヒューレット・パッカー
ド社(PaloAlto,California)に譲
渡された、米国特許第5,409,134に記述された
背圧装置のような、インクジェット用インクを含有する
ためのインクジェットカートリッジに使われる背圧装置
と同様の方法で構成してよい。
【0032】図示した背圧装置125は、一対のスプリ
ングバッグ(spring−bag)126、128の
ような、1つ以上のスプリングバッグを備えていて、そ
の各々には湾曲した形状の板ばね130、132が内蔵
されている。スプリングバッグ126、128は、容器
チャンバー124内部に挿入され、そしてセル122
は、メークアップエアーを大気からバッグ126、12
8へ与えるべくエアー通気孔134を設定する。容器チ
ャンバー124の内部には、ディスペンサー100に関
して上述し、且つ好ましいPEG溶剤を含むものとして
本明細書に図示したような、インク溶剤110を満た
す。大気圧をスプリングバッグ126、128に通気す
る方法は、上述の米国特許第5,409,134と同じ
か又は同等の方法で行ってよい。
【0033】ディスペンサー120は、多孔性材料から
構成されたアプリケータ135を包含し、好ましくは、
例えば、図2と3のアプリケータ108に関して上述し
たような、ラビリンス経路118様の通気経路を含む。
好ましい実施例では、多孔性材料は、高密度ポリエチレ
ン(HDPE)である。ディスペンサー本体122は、
多孔性アプリケータ135がそこを通って延びる開口1
38を定めるスノート部分136を持っている。アプリ
ケータ135は、チャンバーに蓄えられた溶剤110を
受けられるよう容器チャンバー124と流体連絡してい
る。溶剤110が容器124から無くなると、スプリン
グバッグが空気で充満する。スプリング130、132
は、溶剤110がアプリケータ135から漏れたり又は
滴り落ちるのを防ぐ正の背圧を与えるものである。バッ
グ130及び132が満たされた後、さらに流体110
が引き出されるにつれ、メークアップエアーが、好都合
にも、ラビリンス118を通してチャンバー124内に
導入される。吸上又は毛細管力によって溶剤がチャンバ
ー124からアプリケータ135中へ引き入れられる。
ワイパー90〜96の各々は、図2に関して上述したよ
うに、アプリケータ135から溶剤を受け、次いで、プ
リントヘッド70〜76を拭取り、それに続いて、かき
板114の所でワイパーの洗浄を行って、拭取りシーケ
ンスを完結する。
【0034】ディスペンサー100、120は、セル1
02、122の内部に2つの異なった背圧装置105、
125を有するものとして説明されたが、その他の背圧
装置をセル102、122の内部で置き換えてもよい、
といことは熟練した当業者には明らかであろう。例え
ば、熟練した当業者に明らかなことは、ディスペンサー
100の発泡体背圧装置105は、主本体106とアプ
リケータ108全域に均一な発泡体を使って構成してよ
く、ワイパー90〜96と接触した時のアプリケータ1
08の圧縮によって、毛細管力が生成されてインク溶剤
100をアプリケータ108の方へ引き込む、というこ
とである;しかし、好ましい実施例は、主発泡体貯蔵本
体106とアプリケータ108間で異なった多孔度を有
し、アプリケータ108における小さめの孔がPEG1
10をアプリケータ108の方へ追い立てるべく機能す
るものとして説明されている。事実、アプリケータの方
へのこの流れは、主貯蔵本体106とアプリケータ10
8とが有するそれらの中間のサイズの孔を有する1つ以
上の中間発泡体層(図示せず)を採用することによって
さらに容易に得ることができる。
【0035】さらに、図示の溶剤ディスペンサー10
0、120は、サービスステーション82内部の永久的
備品であるとして示されているが、サービスステーショ
ンフレーム82は、ディスペンサー100、120をス
ライドできるように又は別法として交換できるように受
けるスロット140又はその他のラッチ式装置を使って
構成してもよい、ということは熟練した当業者には明ら
かである。この方法では、PEG流体110は、サービ
スステーションフレーム82内に新しいディスペンサー
100、120を付けることで定期的に交換してもよ
い。消耗品としての前述の交換方式は当業者に周知であ
り、且つインクジェットプリンタ類、プロッタ類、又は
その他のインクジェット印刷メカニズム類内に交換用イ
ンクジェットカートリッジを付ける際に一般に採用され
ているものである。事実、DesignJet(登録商
標)2000CP及び2500CPモデルとしてヒュー
レット・パッカード社(Palo Alto,Cali
fornia)から売り出された2つの最近導入された
インクジェットプロッタは、インクジェットペンの交換
を可能にするだけではなく、インクジェットペン・サー
ビスステーションモジュールの交換も可能にし、このこ
とは、互換サービスステーションによって異なったタイ
プのインクの補給を可能にするものである。
【0036】好ましい実施例においては、アプリケータ
108、135は、焼結された高密度ポリエチレン(H
DPE)プラスチックから構成される。焼結プラスチッ
クは、その焼結プロセスが堅いプラスチック体中を通し
て流体の流動を可能にする多孔性プラスチックマトリッ
クスを作り出すのに役立つ故、好ましいものである。ア
プリケータ108、135の表面エネルギーを高めるた
めに、好ましくは、セル102、122中への組立てに
先立ちアプリケータの表面をプラズマ処理する。プラズ
マ処理においては、アプリケータ108、135全体を
残留空気が実質的に排気されている調圧空洞内に置き、
その後、その空洞にガスを加え且つ該空洞に高周波電圧
を印加する。この高周波電圧がガスをプラズマに転換さ
せ、これが次いで幾つかの原子をガス由来の原子で置き
換えることにより固体の表面化学特性を変化させる。こ
のプラズマ処理プロセスによって、プラスチックの表面
エネルギーを徹底的に変えることができ、且つ図示の実
施例では、この表面エネルギーを上げて、結果的に、小
さめのぬれ角度が得られ、これがまた比較的大きい毛細
管圧を生ずる。代表的ガス添加物は、亜酸化窒素、酸
素、又はヘリウムである。このプラズマ処理プロセスに
続いて、液体溶剤110中への構成成分106、10
8、135の液浸により、アプリケータ108、135
内に、並びにアプリケータ100の主発泡体貯蔵容器1
06内に、インク溶剤110を含浸させてよい。あるい
は、孔の内部の空気を排除するべくこれらの成分の中を
真空に引き、その後、インク溶剤を導入することで、こ
れらの発泡体成分106、108、135にインク溶剤
110を強制充填してもよく、これによって、成分10
6、108、135のプラズマ処理の必要性が排除され
ることになる。アプリケータ120の容器124の充填
は、アプリケータ135をスノート136の開口に組込
む前にこのスノート開口138を通してインク溶剤を注
ぐことにより容易に達成することができる。
【0037】セル102、122の外面形状は、溶剤1
10をプリントヘッド70〜76に適用するのに用いら
れる方式により、又はディスペンサー100、120を
サービスステーションフレーム82に、又は代わりにプ
リンタシャーシ22に、どのように備え付けるか又は取
り付けるかによって、変わってよい、ということは明ら
かである。事実、本体102、122の外面形状が変わ
ることがあっても、ここに説明した動作原理は、実質的
に不変である。例えば、プリントヘッドワイパー90〜
96の全てにPEGを110供給する1個のディスペン
サー100又は120よりはむしろ、分離したセル10
2、122を用いて、各ワイパー90〜96に別々に溶
剤を適用してもよい。あるいは、2つの別々のセルを用
いて、例えば、1つのディスペンサーが染料ベースイン
クの溶剤を、ここでは、カラー用ワイパー92〜96に
供給し、且つ別のディスペンサーが顔料ベースインクの
溶剤を、ここでは、ブラック用ワイパー90に供給する
ように、異なったタイプのインクを有するプリントヘッ
ドをサービスするワイパーに、溶剤を、事実、その種類
が異なった溶剤さえも、適用することができる。さら
に、図示のサービスステーション80では、ワイパー9
0〜96をディスペンサー100、120からプリント
ヘッド70〜76に、次いでかき板114に運ぶのに回
転プラットフォーム85が示されているが、ワイパーの
移動に、並進スライド式プラットフォーム、又はキャリ
ッジ45によって与えられるプリントヘッドの移動に応
答して動く滑降動作(ramp−operated)プ
ラットフォームのような、その他のメカニズムを用いて
もよいということは、熟練した当業者には明らかであ
る。
【0038】結論 このように、サービスステーション80にインク溶剤デ
ィスペンサー100、120を用いることで様々な利点
が現実のものとなる。例えば、交換可能なインク溶剤デ
ィスペンサー100、120の使用によって、好都合に
も、プリンタ20の寿命期間中、空になったディスペン
サーを新しいものと容易に取り換えることができる。さ
らに、ディスペンサー100、120内部にインク溶剤
110を包含することにより、プリンタ20が正常な垂
直位置以外の状態で保管もしくは搬送される時などの、
不慮のインクの漏れが回避される。加えて、ディスペン
サー100、120内部にインク溶剤110を包含する
のに背圧装置105、125を使用することで、好都合
にも、ディスペンサーからの溶剤110の不必要な漏れ
又は吸上げが防がれ、且つ従って、プリントヘッド70
〜76の拭取り用溶剤が保存される。さらに、ディスペ
ンサー100、120は、上の技術背景の項で説明した
提案システムにおいて現在可能であるよりも大きい容積
のインク溶剤110をプリンタ20内部の極めて小さい
空間に格納することができる。これらのディスペンサー
システム100、120は、好都合にも、以前に提案さ
れたような開放発泡体パッドでよりもむしろ、容器プー
ル内で流体を蓄えることによりこの溶剤流体110のよ
り効率的なパッケージングを助長する。さらに、多孔性
アプリケータ108、135の使用により、好都合に
も、容器104、124からのインク溶剤110の移送
が、上の技術背景の項で説明した提案システムにおける
よりも速く実行される。
【0039】以上のように、本発明は、〔1〕プリント
ヘッドワイパー(90、92、94、96)を有するイ
ンクジェット印刷メカニズム(20)のインクジェット
プリントヘッド(70、72、74、76)をクリーニ
ングするためのインク溶剤ディスペンサーシステム(1
00;120)であって:容器(104;124)をそ
こに定める囲いセル(102;122);容器(10
4;124)に蓄えられたインク溶剤(110);適用
以前に容器(104;124)内にインク溶剤(11
0)を保持するための背圧装置(105;125);及
び容器(104;124)内に蓄えられたインク溶剤
(110)と流体的に連絡していて、ワイパー(90、
92、94、96)との接触を通してプリントヘッドワ
イパー(90、92、94、96)へインク溶剤(11
0)を供給するアプリケータ(108;135);を含
んで成るインク溶剤ディスペンサーシステムに関し、次
のような好ましい実施態様を有する。
【0040】〔2〕背圧装置(105)が、セル容器
(104)内に収納された多孔性材料から成る本体(1
06)を包含することを特徴とする〔1〕記載のインク
溶剤ディスペンサーシステム。
【0041】〔3〕背圧装置の本体(106)の多孔性
材料が、第一の毛細管圧を有し;且つアプリケータ(1
08)は、毛細管力によってインク溶剤(110)を容
器(104)からアプリケータ(108)中へ引き込め
るように、前記第一の毛細管圧より高い第二の毛細管圧
を有する多孔性材料から成る:ことを特徴とする〔2〕
記載のインク溶剤ディスペンサーシステム。
【0042】〔4〕背圧装置(125)は、容器(12
4)内に置かれていて且つインク溶剤(110)で浸さ
れたスプリングバッグ構造体(126;128)を包含
し、スプリングバッグ構造体(126;128)は、セ
ル(122)で定められた通気口(134)を通して大
気と連絡している内部チャンバーを定める液体不浸透性
空気袋から成り、且つ該空気袋内部チャンバーは、イン
ク溶剤(110)から隔離され且つ偏った部材(13
0、132)を含むことを特徴とする〔1〕記載のイン
ク溶剤ディスペンサーシステム。
【0043】〔5〕アプリケータの多孔性材料が、焼結
された高密度ポリエチレンプラスチック(108、13
5)であることを特徴とする〔1〕〜〔4〕の何れかに
記載のインク溶剤ディスペンサーシステム。
【0044】〔6〕インクジェット印刷メカニズム(2
0)が、インク溶剤ディスペンサーシステム(100;
120)を交換可能な形で受けるための設備(140)
を有し;且つセル(102;122)が、インクジェッ
ト印刷メカニズム(20)の前記設備(140)に交換
可能な形で取り付けられるよう形成された外部取付部分
を有する;ことを特徴とする〔1〕〜〔5〕の何れかに
記載のインク溶剤ディスペンサーシステムに関する。
【0045】また本発明は、〔7〕インクジェット印刷
メカニズム(20)のインクジェットプリントヘッド
(70、72、74、76)をクリーニングするための
サービスステーション(80)であって:ワイパー(9
0、92、94、96);プリントヘッド(70、7
2、74、76)からのインク残査(112)をクリー
ニングするための拭取り位置と、適用位置との間で移動
できるようにワイパー(90、92、94、96)を支
持するプラットフォーム(85);及び〔1〕〜〔5〕
の何れかによるインク溶剤ディスペンサーシステム(1
00;120);を含んで成るサービスステーションに
関する。
【0046】さらに本発明は、〔8〕インクジェット印
刷メカニズム(20)であって:インクジェットプリン
トヘッド(70、72、74、76);印刷するための
印刷ゾーン(25)中を且つプリントヘッドをサービス
するためのサービス領域(48)までプリントヘッド
(70、72、74、76)を往復運動させるキャリッ
ジ(45);及び請求項7によるサービスステーション
(80);を包含することを特徴とするインクジェット
印刷メカニズムに関し、次のような好ましい実施態様を
有する。
【0047】
〔9〕サービスステーションフレーム(8
2)が、インク溶剤ディスペンサーを交換可能な形で受
けるための設備(140)を有し、且つセル(102;
122)が、該フレーム(82)の前記設備(140)
に交換可能な形で取り付けられるよう形成された外部取
付部分を有することを特徴とする〔8〕記載のインクジ
ェット印刷メカニズム。
【0048】さらにまた本発明は、〔10〕プリントヘ
ッドワイパー(90、92、94、96)を有するイン
クジェット印刷メカニズム(20)のインクジェットプ
リントヘッド(70、72、74、76)をクリーニン
グするためのインク溶剤(110)を施与する方法であ
って:容器囲い(102、104、122、124)内
にインク溶剤(110)の供給体を格納するステップ;
容器囲い内に背圧装置を保持することにより容器囲い
(102、104、122、124)からのインク溶剤
(110)の漏れを防ぐステップ;容器囲い(102、
104、122、124)内に蓄えられたインク溶剤と
流体的に連絡しているアプリケータ(108;135)
を通してプリントヘッドワイパー(90、92、94、
96)にインク溶剤(110)を供給するステップ;及
びアプリケータ(108;135)によって与えられた
毛細管力を利用して、容器囲い(102、104、12
2、124)から、及びアプリケータ(108;13
5)を通して、インク溶剤(110)を抽出するステッ
プ;を含んで成ることを特徴とするインク溶剤(11
0)の施与方法に関する。
【図面の簡単な説明】
【図1】インクジェットプリントヘッドをサービスする
ための本発明のプリントヘッドサービスステーションを
含むインクジェット印刷メカニズムの一態様、ここでは
インクジェットプリンタ、の斜視図である。
【図2】図1のサービスステーションの側面立面図であ
って、インクジェットプリントヘッドをクリーニングす
るための本発明のインク溶剤ディスペンサーシステムの
一態様を含むサービスステーションを用いてインクジェ
ットプリントヘッドをサービスしている状態を示す。
【図3】図2のインク溶剤ディスペンサー部分の一態様
の拡大斜視図である。
【図4】図2のインク溶剤ディスペンサー部分の別の態
様の部分側面立面図である。
【図5】図4の線5−5についての図3のインク溶剤デ
ィスペンサー背面断面図である。
【符号の説明】
20 インクジェット印刷メカニズム 70,72,74,76 プリントヘッドを 90,92,94,96 プリントヘッドワイパー 100,120 インク溶剤ディスペンサーシステム 104,124 容器 102,122 囲いセル 110 インク溶剤 105,125 背圧装置 108,135 アプリケータ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 デビッド・イー・デベリス アメリカ合衆国ワシントン州ケイマス シ ーティー サンセット エヌダブリュー 2642

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プリントヘッドワイパー(90、92、
    94、96)を有するインクジェット印刷メカニズム
    (20)のインクジェットプリントヘッド(70、7
    2、74、76)をクリーニングするためのインク溶剤
    ディスペンサーシステム(100;120)であって:
    容器(104;124)をそこに定める囲いセル(10
    2;122);容器(104;124)に蓄えられたイ
    ンク溶剤(110);適用以前に容器(104;12
    4)内にインク溶剤(110)を保持するための背圧装
    置(105;125);及び容器(104;124)内
    に蓄えられたインク溶剤(110)と流体的に連絡して
    いて、ワイパー(90、92、94、96)との接触を
    通してプリントヘッドワイパー(90、92、94、9
    6)へインク溶剤(110)を供給するアプリケータ
    (108;135);を含んで成るインク溶剤ディスペ
    ンサーシステム。
  2. 【請求項2】 インクジェット印刷メカニズム(20)
    のインクジェットプリントヘッド(70、72、74、
    76)をクリーニングするためのサービスステーション
    (80)であって:ワイパー(90、92、94、9
    6);プリントヘッド(70、72、74、76)から
    のインク残査(112)をクリーニングするための拭取
    り位置と、適用位置との間で移動できるようにワイパー
    (90、92、94、96)を支持するプラットフォー
    ム(85);及び請求項1によるインク溶剤ディスペン
    サーシステム(100;120);を含んで成るサービ
    スステーション。
  3. 【請求項3】 インクジェット印刷メカニズム(20)
    であって:インクジェットプリントヘッド(70、7
    2、74、76);印刷するための印刷ゾーン(25)
    中を且つプリントヘッドをサービスするためのサービス
    領域(48)までプリントヘッド(70、72、74、
    76)を往復運動させるキャリッジ(45);及び請求
    項2によるサービスステーション(80);を包含する
    ことを特徴とするインクジェット印刷メカニズム。
  4. 【請求項4】 プリントヘッドワイパー(90、92、
    94、96)を有するインクジェット印刷メカニズム
    (20)のインクジェットプリントヘッド(70、7
    2、74、76)をクリーニングするためのインク溶剤
    (110)を施与する方法であって:容器囲い(10
    2、104、122、124)内にインク溶剤(11
    0)の供給体を格納するステップ;容器囲い内に背圧装
    置を保持することにより容器囲い(102、104、1
    22、124)からのインク溶剤(110)の漏れを防
    ぐステップ;容器囲い(102、104、122、12
    4)内に蓄えられたインク溶剤と流体的に連絡している
    アプリケータ(108;135)を通してプリントヘッ
    ドワイパー(90、92、94、96)にインク溶剤
    (110)を供給するステップ;及びアプリケータ(1
    08;135)によって与えられた毛細管力を利用し
    て、容器囲い(102、104、122、124)か
    ら、及びアプリケータ(108;135)を通して、イ
    ンク溶剤(110)を抽出するステップ;を含んで成る
    ことを特徴とするインク溶剤の施与方法。
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