JPH11198235A - 3次元造形装置 - Google Patents

3次元造形装置

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JPH11198235A
JPH11198235A JP10005160A JP516098A JPH11198235A JP H11198235 A JPH11198235 A JP H11198235A JP 10005160 A JP10005160 A JP 10005160A JP 516098 A JP516098 A JP 516098A JP H11198235 A JPH11198235 A JP H11198235A
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heating
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 素材シートを積層することにより造形を行う
3次元造形装置において、積層中の外周部の剥がれ、造
形後の割れ、造形精度の低下を防止する。 【解決手段】 素材シート供給手段20はホットメルト
接着剤を裏面に塗布した素材シートPを積層中の中間積
層体Wの上面に送り込み、加熱押圧手段30はこの素材
シートを加熱し中間積層体の上面に押圧して接着し、切
断手段40はこの素材シートを所定の形状に切断し、こ
れを繰り返すことにより3次元立体形状を造形する。積
層中の中間積層体の上面付近の温度を制御する温度制御
手段が設けられており、この温度制御手段は、所定時間
経過するまでは次の素材シートを送り込むことを停止さ
せる計測停止手段でもよいし、所定時間を越えた場合は
次の素材シートを送り込む前に中間積層体の上面を加熱
する再加熱手段でもよいし、中間積層体の上面の中央部
を部分的に冷却する冷却手段でもよい。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、薄い素材シートを
積層してこれを所定形状に切断する動作を繰り返すこと
により3次元立体形状を造形する3次元造形装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】この種の3次元造形装置としては、例え
ば特開平6−278214号公報に開示された技術があ
る。これは加熱により溶融して接着力を生じる接着剤を
裏面に塗布した紙シートを積層中の中間積層体の上面に
送り込み、この紙シートをホットローラにより加熱する
と同時に押圧して中間積層体の上面に接着してから、接
着した紙シートをその位置に対応する造形物の輪郭形状
(スライスデータ)に沿ってレーザビームにより切断す
るという動作を繰り返して3次元立体形状の造形を行う
ものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このような3次元造形
装置では、造形物の大きさ、輪郭形状の複雑さ、レーザ
ビームによる切断速度(レーザの出力にほゞ比例)等に
より1枚の紙シートの切断時間が異なったものとなり、
ホットローラによる各加熱の間の時間間隔が異なったも
のとなる。この時間間隔が短いと加熱の累積により中間
積層体の上面の温度が上昇し、長いと放熱により温度が
低下する。前者の場合は冷却して充分な接着力が生じる
までの時間が長くなるので、その間に積層される紙シー
トが熱歪みにより反ったりすると積層中の造形物の外周
部に細かい剥がれが生じる。後者の場合は接着される紙
シートの接着剤の溶融が不充分になるので接着が不完全
になり、造形後にある程度以上力が加わったりすると造
形物が接着面に沿って割れることがある。
【0004】また、比較的大きな造形物の場合は、周辺
部に比して中央部が放熱しにくいので中央部の温度が高
くなり、熱膨張により中央部が厚く盛り上がる。一方、
ホットローラは太さが一定の円筒状であるので、加熱押
圧の都度、周辺部よりも中央部を強く押してその付近の
溶融した接着剤の層を薄くする。このため冷却後の造形
物は中央部が低くなって平坦度が悪くなり、また造形精
度が低下する。
【0005】本発明は、中間積層体の上面付近の温度を
制御する温度制御手段を設けることにより、このような
各問題を解決することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明による3次元造形
装置は、加熱することにより溶融して接着力を生じる接
着剤を裏面に塗布した素材シートを積層中の中間積層体
の上面に送り込む素材シート供給手段と、素材シートを
加熱し中間積層体の上面に押圧して接着する加熱押圧手
段と、素材シートを所定の形状に切断する切断手段より
なる3次元立体形状を造形する3次元造形装置におい
て、積層中の中間積層体の上面付近の温度を制御する温
度制御手段を備えたことを特徴とするものである。温度
制御手段は、接着に適した温度、あるいは均一な温度と
なるように、中間積層体の上面付近の温度を制御する。
【0007】上述の温度制御手段は、加熱押圧手段が素
材シートを加熱接着してからの時間を計測する計時手段
と、この計時手段により計測された時間が所定時間に達
するまでは素材シート供給手段により次の素材シートを
送り込むことを停止させる計測停止手段よりなるものと
してもよい。この場合には、切断手段による切断時間が
短い場合には、計測停止手段は素材シート供給手段によ
る素材シートの供給を一時的に停止させることにより、
加熱押圧手段が素材シートを加熱接着してから次の素材
シートを送り込むまでの時間をほゞ一定とする。
【0008】上述の温度制御手段は、加熱押圧手段が素
材シートを加熱接着してからの時間を計測する計時手段
と、この計時手段により計測された時間が所定時間を越
えた場合は素材シート供給手段により次の素材シートを
送り込む前に積層中の中間積層体の上面を加熱する再加
熱手段よりなるものとしてもよい。この場合には、切断
手段による切断時間が長い場合には、再加熱手段は素材
シート供給手段が次の素材シートを送り込む前に、積層
中の中間積層体の上面付近を再加熱する。
【0009】上述の加熱押圧手段は素材シート供給手段
により送り込まれた素材シートを中間積層体の上面に押
圧しながら転動する所定温度に加熱された円筒状のホッ
トローラを備え、温度制御手段は積層中の中間積層体の
上面の中央部を冷却する冷却手段としてもよい。この場
合には、周辺部に比して温度が高くなりがちな積層中の
中間積層体の上面付近の中央部は冷却手段により部分的
に冷却されるので、中間積層体の温度は比較的均一とな
る。
【0010】
【発明の実施の形態】先ず図1〜図10により本発明の
第1の実施の形態の説明をする。この実施の形態による
3次元造形装置は、積層中の中間積層体Wの上側に素材
シートPを送り込む素材シート供給手段20と、この素
材シートPを加熱し中間積層体Wの上面に押圧して接着
する加熱押圧手段30と、接着された素材シートPを所
定の形状に切断する切断手段40を備えており、また計
時手段と計測停止手段よりなる温度制御手段を含む制御
装置55を備えている。
【0011】積層中の中間積層体Wを支持する昇降テー
ブル11は、図4〜図8に示すように鉛直な軸線回りに
回転自在に機枠(図示省略)に支持された4本の昇降送
りねじ12に四隅がねじ係合され、各昇降送りねじ12
がプーリ12a及びベルト14を介して昇降モータ13
により連動して回転されることにより昇降される。この
実施の形態の中間積層体Wの各層となる素材シートPは
良質の紙であり、その裏面にはエチレン−酢酸ビニル共
重合体のようなホットメルト接着剤が塗布されている。
この接着剤は加熱することにより溶融して接着力を生じ
るものであり、常温では接着力を有していない。この素
材シートPは紙に限らず、ポリエチレンテレフタレート
等の合成樹脂シートでもよい。
【0012】昇降送りねじ12の上部の左右両側には水
平な1対の案内ローラ21a,21bが機枠により支持
され、モータ23により回転駆動される送りローラ22
が一方の案内ローラ21bと転がり接触するように設け
られている。昇降送りねじ12の下部一側には、中間積
層体Wとなるロール紙Pを所定幅の筒状に巻いた紙ロー
ルPaが支持され、モータ24により回転される。この
紙ロールPaから上方に引き出されたロール紙Pは案内
ローラ21aにより水平な左右方向(X方向)に方向転
換され、各昇降送りねじ12の間を通り、案内ローラ2
1bと送りローラ22により引き出され、モータ25に
より駆動される回収ロールPbにより巻き取られる。こ
の各部材20〜25及び各ロールPa,Pbが素材シー
ト供給手段20を構成している。
【0013】次に主として図4〜図8により、昇降テー
ブル11及び素材シート供給手段20の上方に設けられ
る加熱押圧手段30の説明をする。機枠にはX方向に延
びる前後1対の第1ガイドレール43が設けられている
(図15及び図16参照)。加熱押圧手段30の移動台
31はX方向と直交する水平なY方向に延びる細長い形
状で、その両端は第1ガイドレール43により案内支持
され、モータ34により回転駆動される送りねじ33に
よりX方向に往復平行移動される。移動台31にはその
長手方向に沿って、ロール紙Pの幅よりも長くヒータに
より所定温度(280〜300℃)に加熱される円筒状
のホットローラ32が、回転自在でかつ多少上下動可能
に支持されている。加熱されたホットローラ32は、移
動台31の移動に伴い積層中の中間積層体Wの上側に送
り込まれたロール紙Pの上を転動し、これを加熱しなが
ら中間積層体Wの上面にホットローラ32の自重で押圧
して接着する。移動台31の長手方向中央部一側にはリ
ミットスイッチ36が設けられている。このリミットス
イッチ36は、昇降テーブル11と共に上昇する中間積
層体W及びロール紙Pの上面が所定の高さに達すればこ
れに当接して作動し、この作動に基づき制御装置55は
昇降テーブル11の上昇を停止させる。
【0014】この実施の形態の3次元造形装置は、レー
ザビームを用いた切断手段40を備えている。Y方向に
延びる細長い第2ガイドレール44は両端が前述の第1
ガイドレール43により案内支持されて(図15参
照)、図1及び図4〜図8に示すように、モータ46に
より回転駆動される送りねじ45によりX方向に往復平
行移動される。第2ガイドレール44には、レーザトー
チ42とミラーボックス48bを設けた移動ヘッド41
がY方向に沿って往復移動可能に案内支持され、駆動機
構(図示省略)により往復動される。これによりレーザ
トーチ42は移動ヘッド41と共に、中間積層体Wを支
持する昇降テーブル11に対しX方向及びY方向に移動
され、その軌跡は制御装置55によりCNC制御され
る。図1に示すように、レーザ発振器47からのレーザ
ビームLは、ミラーボックス48a,48b(ミラーボ
ックス48aは第2ガイドレール44の一端部に取付
け)に内蔵されたミラーにより反射されてレーザトーチ
42から下向きに照射されて、中間積層体Wの上面に接
着されたロール紙Pを切断する。切断手段40は、1枚
分の厚さよりわずかに大きい深さまでロール紙Pを切断
するように、レーザビームLの出力と切断速度などは調
整されている。
【0015】制御装置55には、以上に述べた各部分を
次に述べるような所定の手順で作動させる制御プログラ
ムが記憶されている。なお切断手段40は、上述のよう
にレーザを用いたものに限らず、例えば超音波カッタの
ような他の切断装置を用いたものでもよい。
【0016】次にこの第1の実施の形態の作動の説明を
する。造形に先立ち、図4に示すように下降させた昇降
テーブル11の上面に基部となる紙Wd(図10参照)
を両面テープにより接着し、図5に示すようにリミット
スイッチ36が紙Wdにかかるように移動台31を前進
させ、紙Wdがリミットスイッチ36と当接するように
昇降テーブル11を上昇させると昇降テーブル11が停
止する。次いで切断手段40を作動させて、レーザビー
ムLにより紙Wdを中間積層体Wの最も外側となる四角
い外輪郭線M1に沿って切断し、昇降テーブル11を下
降させて、外輪郭線M1の外側となる部分を昇降テーブ
ル11の上面からはがして取り去り、移動ヘッド41は
図4等に示す基準位置まで後退させる。なお紙Wdは、
この際に後述する内輪郭線M2、造形輪郭線M3及び分
割線M4に沿って切断してもよい。
【0017】次いで機枠にセットした紙ロールPaから
引き出したロール紙Pを案内ローラ21a,21bの間
に渡し、その先端の回収ロールPbを機枠にセットし、
各モータ23〜25によりロール紙Pを軽く緊張させ、
各部を図4及び図2(a) に示す状態とする。この状態か
ら図9に示すフローチャートによる動作が、制御装置5
5により実行される。この第1の実施の形態は、造形物
が比較的小形あるいは形状が簡単で切断手段40による
切断時間が短く、従って切断が完了した時点では中間積
層体Wの上面付近の温度が次のロール紙Pをホットロー
ラ32により加熱接着するのに適した温度まで降下して
いない場合に適用されるものである。
【0018】先ずモータ46が作動して移動台31と共
にホットローラ32が前進して(ステップ101)図5
に示すようにリミットスイッチ36だけが中間積層体W
にかかる位置で停止し、昇降モータ13により昇降テー
ブル11が上昇する(ステップ102)。中間積層体W
(第1回目の上昇の場合は基部となる紙Wd)の上面が
ロール紙Pの下面に当接してこれをわずかに押し上げた
ところでリミットスイッチ36がロール紙Pの上面に当
接してこれを検出し、昇降テーブル11は停止され、こ
の停止位置は制御装置55内のメモリに記憶される。次
いで所定温度に加熱されているホットローラ32は、一
旦基準位置まで後退して(ステップ103)からX方向
に図6の実線の位置まで前進し、次いで基準位置まで後
退する(ステップ104、ステップ105)。これによ
り所定温度に加熱されているホットローラ32は、図2
(b) に示すように、中間積層体W(第1回目の作動の場
合は基部となる紙Wd)の上面に当接されたロール紙P
を押圧しながら往復転動し、ロール紙Pは加熱されて裏
面のホットメルト接着剤が溶融すると共に中間積層体W
(または紙Wd)の上面に押圧されて接着される。
【0019】ホットローラ32が基準位置まで後退して
加熱接着が完了すると同時に制御装置55に内蔵された
タイマが計時を開始し(ステップ106)、また切断手
段40が作動を開始して、レーザビームLはそれまでの
中間積層体W(第1回目の作動の場合は基部となる紙W
d)の上面に新たに接着されたロール紙Pの切断を開始
する(ステップ107)。レーザトーチ42を支持する
移動ヘッド41は、制御装置55からの指令により、図
3に示す外輪郭線M1、内輪郭線M2、造形輪郭線M3
及びこの両輪郭線M2,M3の間に形成される分割線M
4に沿って移動するように、昇降テーブル11に対しX
方向及びY方向に移動される。この移動の際、レーザ発
振器47からのレーザビームLは図1及び図7に示すよ
うにミラーボックス48a,48bを通りレーザトーチ
42に導かれてロール紙Pに向かって下方に照射され、
これによりそれまでの中間積層体Wの上面に新たに接着
されたロール紙Pは切断される。図2(c) はこの切断し
ている状態を示している。
【0020】図10は中間積層体Wの上面に接着したロ
ール紙PをレーザビームLにより切断する状態を示す拡
大断面図で、造形輪郭線M3、分割線M4、内輪郭線M
2、外輪郭線M1の順で切断される。制御装置55は、
基部となる紙Wdの場合における昇降テーブル11の停
止位置と今回接着したロール紙Pにおける昇降テーブル
11の停止位置(ステップ102参照)の差により与え
られる高さ位置に対応する造形物の輪郭形状(スライス
データ)を演算し、レーザビームLの径よりも多少大き
い幅を有する造形輪郭線M3の内縁がこのスライスデー
タと一致するようにレーザトーチ42をX方向及びY方
向に移動させる。外輪郭線M1、内輪郭線M2及び分割
線M4の軌跡は、中間積層体Wの全ての層について同一
である。中間積層体Wを形成する各層の各切断線M1〜
M4は上下方向に連続している。
【0021】この実施の形態の場合は、前述のようにレ
ーザビームLによるロール紙Pの切断が完了した時点で
は、ホットローラ32による加熱接着の完了からの経過
時間は、必要な接着力が得られる温度まで低下する時間
には達していない。そこでこの実施の形態では、そのよ
うな所定の時間に達するまでしばらく作動を中断させて
から(ステップ108)、タイマを停止させ(ステップ
109)、図8に示すようにホットローラ32を基準位
置まで後退させ、昇降テーブル11を下降させて(ステ
ップ110)図4に示す位置に戻す。ここで造形が完了
したか否かの判断がなされ(ステップ111)、造形が
完了していなければモータ23〜25を作動させてロー
ル紙Pの切り抜かれた部分を回収ロールPb側に送り、
新しい部分を中間積層体Wの上側に送り込んで(ステッ
プ112)、制御動作をステップ101に戻し、ステッ
プ101〜ステップ112を繰り返す。これを繰り返す
ことにより中間積層体Wは次第に厚くなり、基部となる
紙Wdの場合における昇降テーブル11の停止位置と今
回接着したロール紙Pにおける昇降テーブル11の停止
位置(ステップ102参照)の差により与えられる高さ
は次第に増大する。そしてこの高さと造形物の高さの差
がロール紙Pの厚さよりも小さくなれば、ステップ11
1において造形完了との判断がされて、図9のフローチ
ャートによる造形は完了する。
【0022】なお特許請求の範囲との関連において、制
御装置55に記憶されて図9のフローチャートの作動を
実行する制御プログラムのうち、ステップ106で計時
を開始するタイマが計時手段を、ステップ108で所定
時間経過するのを待つ部分が計測停止手段を構成してい
る。
【0023】前述のようにこの第1の実施の形態では、
造形物が比較的小形あるいは形状が簡単で切断手段40
による切断時間が短く、従って切断が完了した時点では
中間積層体Wの上面付近の温度が充分な接着力を生じる
温度までは降下していない。しかしこの実施の形態で
は、レーザビームLによりロール紙Pを切断した後に素
材シート供給手段20によるロール紙Pの供給を一時的
に停止させて、加熱押圧手段30がロール紙Pを加熱接
着してから次のロール紙Pを送り込むまでの時間をほゞ
一定としており、従って中間積層体の上面付近の温度が
充分な接着力を生じる温度まで低下してから次のロール
紙Pの加熱押圧による接着がなされるので、積層される
紙シートの熱歪みなどにより積層中の造形物の外周部に
細かい剥がれが生じたりすることはなくなる。
【0024】図11は上記第1の実施の形態の変形例を
示す。この変形例では、図11に示すように中間積層体
Wの上方となる位置に放射温度計56が設けられ、図9
のフローチャートからステップ106及びステップ10
9を除き、ステップ108を放射温度計56による検出
温度が所定値になるまで次のステップへの移行を保留す
るステップで置き換えたものである。すなわちこの変形
例は、ステップ107のレーザによるロール紙Pの切断
の後に、放射温度計56により中間積層体Wの上面の温
度を検出し、この検出温度が充分な接着力が生じる所定
温度まで低下してから次のステップ110に移行するよ
うにしたものである。第1の実施の形態と同様この変形
例でも、積層される紙シートの熱歪みなどにより積層中
の造形物の外周部に細かい剥がれが生じたりすることは
なくなる。
【0025】次に図12及び図13により第2の実施の
形態の説明をする。この実施の形態は、造形物が比較的
大形あるいは形状が複雑で切断手段40による切断時間
が長く、従って切断が完了した時点では中間積層体Wの
上面付近の温度が次のロール紙Pをホットローラ32に
より加熱接着するのに適した温度よりも低くなってしま
う場合に適用されるものである。この第2の実施の形態
は、装置それ自体は図1〜図8に示す第1の実施の形態
のものと同じであり、図13に示す作動のフローチャー
トの一部が図9のフローチャートと異なっている。以下
に、主としてこの相違する部分の説明をする。
【0026】造形に先立つ準備から図13のフローチャ
ートのステップ207のレーザビームLによるロール紙
Pの切断までの作動は、図9のフローチャートのステッ
プ107までの作動と同じである。この第2の実施の形
態では、ロール紙Pの切断の終了後すぐにタイマを停止
し(ステップ208)、停止時におけるタイマの計時値
が所定時間以上であるか否かを判断する(ステップ20
9)。この所定時間は、ステップ204及びステップ2
05においてホットローラ32により加熱された中間積
層体Wの上面が、放冷により次のロール紙Pをホットロ
ーラ32により加熱接着するのに適した温度の下限まで
低下する時間に設定する。この実施の形態が適用される
場合は、通常は計時値が所定時間を越えているので、制
御装置55は図12の実線で示す基準位置にあったホッ
トローラ32を二点鎖線で示す位置まで前進させてから
再び基準位置まで後退させ(ステップ210及びステッ
プ211)、これにより中間積層体Wの上面は次のロー
ル紙Pをホットローラ32により加熱接着するのに適し
た温度まで加熱される。この場合のホットローラ32の
移動速度は中間積層体Wの上面が適切な温度に加熱され
るように調節するものとし、この速度はステップ209
における計時時間と設定時間の差に応じて変化させるの
が好ましい。
【0027】次いで図9のフローチャートのステップ1
10〜ステップ112と同様のステップ212〜ステッ
プ214により、造形完了までは図13のフローチャー
トの作動を繰り返して造形を行い、造形が完了すれば作
動を停止する。
【0028】なお特許請求の範囲との関連において、制
御装置55に記憶されて図13のフローチャートの作動
を実行する制御プログラムのうち、ステップ206で計
時を開始するタイマが計時手段を構成し、また加熱押圧
手段30が再加熱手段を兼ねている。
【0029】前述のようにこの第2の実施の形態では、
造形物が比較的大形あるいは形状が複雑で切断手段40
による切断時間が長く、従って切断が完了した時点では
中間積層体Wの上面付近の温度は次のロール紙Pをホッ
トローラ32により加熱接着するのに適した温度以下ま
で低下している。しかしこの実施の形態では、レーザビ
ームLによりロール紙Pを切断した後にホットローラ3
2により積層中の中間積層体Wの上面付近を再加熱する
ので、中間積層体Wの上面付近の温度は次のロール紙P
を加熱接着するのに適切な温度となり、造形後の造形物
が接着面に沿って割れたりすることはなくなる。
【0030】この第2の実施の形態では放冷により温度
が低下した中間積層体Wの上面を加熱する再加熱手段と
してホットローラ32を兼用させたが、ホットローラ3
2とは別に昇降テーブル11の上方に赤外線ヒータなど
をもうけ、これを再加熱手段としてもよい。
【0031】次に図14により第3の実施の形態の説明
をする。この実施の形態は第1及び第2の実施の形態を
結合したものである。この実施の形態は、装置それ自体
は図1〜図8に示す第1の実施の形態のものと同じであ
り、図14に示す作動のフローチャートの一部が図9及
び図13のフローチャートと異なっているだけである。
以下に、この相違する部分の説明をする。
【0032】造形に先立つ準備から図14のフローチャ
ートのステップ307のレーザビームLによるロール紙
Pの切断までの作動は、図9のフローチャートのステッ
プ107までの作動と同じである。この第3の実施の形
態では、ロール紙Pの切断の終了後に造形が完了したか
否かの判断がなされ(ステップ308)、造形が完了し
ていなければそのときのタイマの実測時間を所定の目標
時間に許容値αを加えた時間と比較する(ステップ30
9)。この目標時間は、ホットローラ32によるロール
紙Pの加熱接着の終了時点から、中間積層体Wの上面の
温度が必要な接着力が得られかつ次のロール紙Pをホッ
トローラ32により加熱接着するのに適した温度まで低
下するのに必要な時間の最適値である。
【0033】ステップ309で実測時間の方が大、すな
わちホットローラ32によるロール紙Pの加熱接着から
の時間が長ければ、タイマを停止して(ステップ31
0)図13のフローチャートのステップ210及びステ
ップ211と同様にホットローラ32を前進後退させて
中間積層体Wの上面を次のロール紙Pを加熱接着するの
に適した温度まで加熱し、昇降テーブル11を下降させ
新しいロール紙Pを送り込んで(ステップ313及びス
テップ314)、制御動作をステップ301に戻して図
14のフローチャートの作動を繰り返す。これにより中
間積層体Wは次第に厚くなり、前述したような所定の厚
さとなれば、ステップ308において造形完了との判断
がされて、図14のフローチャートによる造形は完了す
る。
【0034】またステップ309で実測時間の方が大で
ない、すなわちホットローラ32によるロール紙Pの加
熱接着からの時間が短ければ、次第に増大するタイマの
実測時間を所定の目標時間から許容値βを差し引いた時
間と比較する(ステップ315)。そして実測時間の方
が大、すなわち中間積層体Wの上面の温度が必要な接着
力が得られる温度まで低下する時間に達したところでタ
イマを停止させ(ステップ316)、上記ステップ31
3及びステップ314を経て制御動作をステップ301
に戻して図14のフローチャートの作動を繰り返し中間
積層体Wが所定の厚さとなれば、ステップ308におい
て造形完了との判断がされて、図14のフローチャート
による造形は完了する。ロール紙Pの切断が完了した時
点におけるタイマによる実測時間が、目標時間+許容値
αと目標時間−許容値βの間にあるときは、ステップ3
11及びステップ312による再加熱も、ステップ31
5による時間待ちも行われず、直ちにステップ313及
びステップ314を経て制御動作をステップ301に戻
す。
【0035】この第3の実施の形態は、第1及び第2の
実施の形態を結合したものであるので、この両実施の形
態の効果は何れも得られる。
【0036】次に図15及び図16に示す第4の実施の
形態の説明をする。造形物が比較的大形の場合には、積
層中の中間積層体Wは上面付近の中央部が周辺部に比し
て放熱が悪くなるので温度が上昇して盛り上がり、前述
のような理由で冷却後に中央部が低くなり造形精度が低
下するという問題が生じるが、この第4の実施の形態は
そのような場合に適用されるものであり、第1〜第3の
実施の形態に使用する装置に冷却手段を設けたものであ
る。
【0037】図15及び図16は、この第4の実施の形
態の昇降テーブル11の上方に位置する素材シート供給
手段20、加熱押圧手段30及び切断手段40の一部、
並びに冷却手段を示したものである。素材シート供給手
段20、加熱押圧手段30及び切断手段40は第1〜第
3実施の形態のものと同一であるので説明を省略し、冷
却手段についてのみ説明する。
【0038】この実施の形態の冷却手段はエアノズル5
0及びダクト51により構成されている。エアノズル5
0は昇降テーブル11の中心の上方に設けられて、冷却
空気供給装置(図示省略)からの冷却空気を中間積層体
Wの上面の中心部に集中するように下向きに吹き出すも
のであり、機枠に取り付けられている。ダクト51は長
方形の枠形で第1ガイドレール43の上側に固定され、
その内面と下面には多数の吸入口が開口され、その一部
には排気装置(図示省略)に連結される吸出口51aが
設けられている。
【0039】中間積層体Wの上面に加熱接着したロール
紙Pを上述の各実施の形態と同様にしてレーザビームL
により切断している間中、エアノズル50には冷却空気
供給装置から冷却空気が供給され、ホットローラ32を
移動させている間は冷却空気の供給は停止される。この
冷却空気は図に示すように中間積層体Wの上面の中央部
に集中して当たり、中央部を冷却して四方八方に分か
れ、ダクト51内に吸引されて吸出口51aから外部に
排出される。レーザビームLによりロール紙Pを切断す
る際に生じる煙も、冷却空気と共に吸引されて外部に排
出される。エアノズル50からの冷却空気の温度と量
は、造形の初期で中間積層体Wの高さが低いときは中央
部の放熱の低下が少ないので常温で量も少なくてよい
が、造形が進んで中間積層体Wの高さが増大するにつれ
て中央部の放熱が悪くなるのでスポットクーラにより冷
却し量も増大させるようにする。このように冷却するこ
とにより、中間積層体Wの上面の温度は造形の全期間に
わたりほゞ均一となり、従って中間積層体W全体の温度
もほゞ均一となる。
【0040】造形物が比較的大形の場合には、前述のよ
うにそのままでは上面中央部の温度が上昇し、造形精度
が低下するという問題がある。しかしこの第4の実施の
形態では、冷却手段により中央部が冷却されるので、中
間積層体Wの温度はほゞ均一となる。従って加熱押圧の
際にホットローラ32が中間積層体Wの中央部付近を局
部的に強く押すことがないので、冷却後の造形物の平坦
度が悪くなったり精度が低下したりすることはなくな
る。この第4の実施の形態は、第1〜第3の実施の形態
と組み合わせて実施してもよい。
【0041】図17及び図18は上記第4の実施の形態
の変形例を示す。この変形例はダクトが各第1ガイドレ
ール43の両側下側となる2つの部分51Aに分割され
ている点が第4の実施の形態と異なるだけである。その
他の部分の構造と作用効果は第4の実施の形態と同一で
あるので詳細な説明は省略する。
【0042】なお、上述の実施の形態においては、ロー
ル紙Pを加熱接着した後にレーザビームLによる切断を
行っているが、レーザビームLによる切断を行った後に
加熱接着するものにも本発明は適用できる。
【0043】
【発明の効果】本発明によれば、中間積層体の上面付近
の温度は、接着に適した温度あるいは均一な温度となる
ように制御されるので、積層中の造形物の外周部に細か
い剥がれが生じたり、造形後に割れたりすることはなく
なり、また造形物の平坦度が悪くなったり精度が低下し
たりすることもなくなる。
【0044】温度制御手段が計時手段と計測停止手段か
らなる請求項2の発明によれば、切断手段による切断時
間が短い場合には、素材シート供給手段による供給を一
時的に停止させることにより加熱押圧手段が素材シート
を加熱接着してから次の素材シートを送り込むまでの時
間はほゞ一定となるので、中間積層体の上面付近の温度
が高くなりすぎることはなく、従って積層中の造形物の
外周部に細かい剥がれが生じたりすることはなくなる。
【0045】温度制御手段が計時手段と再加熱手段から
なる請求項3の発明によれば、切断手段による切断時間
が長い場合には、再加熱手段は素材シート供給手段が次
の素材シートを送り込む前に積層中の中間積層体の上面
付近を再加熱するので中間積層体の上面付近の温度は次
の素材シートを加熱接着するのに適切な温度となり、造
形後に割れたりすることはなくなる。
【0046】加熱押圧手段がホットローラを備え、温度
制御手段が冷却手段である請求項4の発明によれば、中
間積層体は温度が比較的均一となって熱膨張により中央
部付近が盛り上ることがなくなるので、加熱押圧の際に
ホットローラが中間積層体の中央部付近を局部的に強く
押すことがない。従って冷却後の造形物の平坦度が悪く
なったり精度が低下したりすることもなくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明による3次元造形装置の第1の実施形
態の概略的構造を示す斜視図である。
【図2】 第1の実施形態による中間積層体の成形サイ
クルの説明図である。
【図3】 図2に示す中間積層体の切断手段による切断
線を示す図である。
【図4】 昇降テーブルを下降させた状態における第1
の実施形態の全体正面図である。
【図5】 昇降テーブルを上昇させてリミットスイッチ
に当接した状態を示す第1の実施形態の全体正面図であ
る。
【図6】 素材シートを加熱接着している状態を示す第
1の実施形態の全体正面図である。
【図7】 加熱接着した素材シートを切断している状態
を示す第1の実施形態の全体正面図である。
【図8】 素材シートの加熱接着及び切断が終了した状
態を示す第1の実施形態の全体正面図である。
【図9】 第1の実施の形態の作動を説明するフローチ
ャートである。
【図10】 積層中の中間積層体の断面図である。
【図11】 第1の実施形態の変形例を示す全体正面図
である。
【図12】 中間積層体の上面を再加熱している状態を
示す第2の実施形態の全体正面図である。
【図13】 第2の実施の形態の作動を説明するフロー
チャートである。
【図14】 第3の実施の形態の作動を説明するフロー
チャートである。
【図15】 第4の実施の形態の要部を示す部分拡大平
面図である。
【図16】 図15の正面図である。
【図17】 第4の実施の形態の変形例の要部を示す部
分拡大平面図である。
【図18】 図17の正面図である。
【符号の説明】
20…素材シート供給手段、30…加熱押圧手段、32
…ホットローラ、40…切断手段、P…素材シート(ロ
ール紙)、W…中間積層体。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 加熱することにより溶融して接着力を生
    じる接着剤を裏面に塗布した素材シートを積層中の中間
    積層体の上面に送り込む素材シート供給手段と、前記素
    材シートを加熱し前記中間積層体の上面に押圧して接着
    する加熱押圧手段と、前記素材シートを所定の形状に切
    断する切断手段よりなる3次元立体形状を造形する3次
    元造形装置において、積層中の前記中間積層体の上面付
    近の温度を制御する温度制御手段を備えたことを特徴と
    する3次元造形装置。
  2. 【請求項2】 前記温度制御手段は、前記加熱押圧手段
    が前記素材シートを加熱接着してからの時間を計測する
    計時手段と、この計時手段により計測された時間が所定
    時間に達するまでは前記素材シート供給手段により次の
    前記素材シートを送り込むことを停止させる計測停止手
    段よりなることを特徴とする請求項1に記載の3次元造
    形装置。
  3. 【請求項3】 前記温度制御手段は、前記加熱押圧手段
    が前記素材シートを加熱接着してからの時間を計測する
    計時手段と、この計時手段により計測された時間が所定
    時間を越えた場合は前記素材シート供給手段により次の
    前記素材シートを送り込む前に積層中の前記中間積層体
    の上面を加熱する再加熱手段よりなることを特徴とする
    請求項1に記載の3次元造形装置。
  4. 【請求項4】 前記加熱押圧手段は前記素材シート供給
    手段により送り込まれた前記素材シートを前記中間積層
    体の上面に押圧しながら転動する所定温度に加熱された
    円筒状のホットローラを備え、前記温度制御手段は積層
    中の前記中間積層体の上面の中央部を冷却する冷却手段
    であることを特徴とする請求項1に記載の3次元造形装
    置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2016147374A (ja) * 2015-02-10 2016-08-18 株式会社リコー 立体造形装置、立体造形方法、プログラム
US11040414B2 (en) 2008-09-05 2021-06-22 Renishaw Plc Additive manufacturing apparatus with a chamber and a removably-mountable optical module; method of preparing a laser processing apparatus with such removably-mountable optical module
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US11358224B2 (en) 2015-11-16 2022-06-14 Renishaw Plc Module for additive manufacturing apparatus and method

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