JPH11197144A - 小型放射線医学器械 - Google Patents
小型放射線医学器械Info
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- JPH11197144A JPH11197144A JP10287676A JP28767698A JPH11197144A JP H11197144 A JPH11197144 A JP H11197144A JP 10287676 A JP10287676 A JP 10287676A JP 28767698 A JP28767698 A JP 28767698A JP H11197144 A JPH11197144 A JP H11197144A
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-
- G—PHYSICS
- G21—NUCLEAR PHYSICS; NUCLEAR ENGINEERING
- G21K—TECHNIQUES FOR HANDLING PARTICLES OR IONISING RADIATION NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; IRRADIATION DEVICES; GAMMA RAY OR X-RAY MICROSCOPES
- G21K1/00—Arrangements for handling particles or ionising radiation, e.g. focusing or moderating
- G21K1/02—Arrangements for handling particles or ionising radiation, e.g. focusing or moderating using diaphragms, collimators
- G21K1/025—Arrangements for handling particles or ionising radiation, e.g. focusing or moderating using diaphragms, collimators using multiple collimators, e.g. Bucky screens; other devices for eliminating undesired or dispersed radiation
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61B—DIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
- A61B90/00—Instruments, implements or accessories specially adapted for surgery or diagnosis and not covered by any of the groups A61B1/00 - A61B50/00, e.g. for luxation treatment or for protecting wound edges
- A61B90/10—Instruments, implements or accessories specially adapted for surgery or diagnosis and not covered by any of the groups A61B1/00 - A61B50/00, e.g. for luxation treatment or for protecting wound edges for stereotaxic surgery, e.g. frame-based stereotaxis
-
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- A61B17/34—Trocars; Puncturing needles
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 Ｘ線撮影する対象物の内部の解剖学的構造を
完全に隠すことのないプローブ位置決め装置を具備す
る、小型化されたこの形式の放射線医学器械を提供す
る。 【解決手段】 Ｘ線を放射する線源（Ｔｒｘ）と、放射
線医学受像装置（ＩＩ、ＣＶ）と、Ｘ線源と受像装置の
間に配置された、Ｘ線撮影する対象物（ＴＴ）を収容す
るための架台（ＣＳ）と、対象物と相互作用するための
プローブを位置決めし案内するように、架台に連結し、
Ｘ線放射を遮蔽することのできる位置決め案内装置とを
含む。位置決め案内装置は、複数の孔を有する引込み式
案内グリッドを形成する第１の手段（ＣＳ、Ｒｇ、ＧＣ
２）を有し、そのそれぞれの軸は、第１の手段が円錐形
放射線を遮蔽するとき、線源の焦点（Ｆ）に向かって収
束し、また位置決め案内装置は、複数の孔を有する引込
み式案内グリッド（Ｇｒ）を形成する。
完全に隠すことのないプローブ位置決め装置を具備す
る、小型化されたこの形式の放射線医学器械を提供す
る。 【解決手段】 Ｘ線を放射する線源（Ｔｒｘ）と、放射
線医学受像装置（ＩＩ、ＣＶ）と、Ｘ線源と受像装置の
間に配置された、Ｘ線撮影する対象物（ＴＴ）を収容す
るための架台（ＣＳ）と、対象物と相互作用するための
プローブを位置決めし案内するように、架台に連結し、
Ｘ線放射を遮蔽することのできる位置決め案内装置とを
含む。位置決め案内装置は、複数の孔を有する引込み式
案内グリッドを形成する第１の手段（ＣＳ、Ｒｇ、ＧＣ
２）を有し、そのそれぞれの軸は、第１の手段が円錐形
放射線を遮蔽するとき、線源の焦点（Ｆ）に向かって収
束し、また位置決め案内装置は、複数の孔を有する引込
み式案内グリッド（Ｇｒ）を形成する。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば神経病学ま
たは脈管に関して使用するための放射線医学器械に関す
る。
たは脈管に関して使用するための放射線医学器械に関す
る。
【０００２】
【従来の技術】この形式の放射線医学器械は一般に、Ｘ
線束を形成し制限するためのＸ線管およびコリメータ
と、一般にビデオ・カメラに接続された放射線医学画像
増幅器である受像機と、Ｘ線管とコリメータならびに放
射線医学画像増幅器とビデオ・カメラとからなるアセン
ブリを支持し、少なくとも２本の直交軸の周りで、ある
いは３軸の周りで空間移動することのできる位置決め装
置と、患者を横臥姿勢で支えるための平板を備えたテー
ブルとから構成されている。
線束を形成し制限するためのＸ線管およびコリメータ
と、一般にビデオ・カメラに接続された放射線医学画像
増幅器である受像機と、Ｘ線管とコリメータならびに放
射線医学画像増幅器とビデオ・カメラとからなるアセン
ブリを支持し、少なくとも２本の直交軸の周りで、ある
いは３軸の周りで空間移動することのできる位置決め装
置と、患者を横臥姿勢で支えるための平板を備えたテー
ブルとから構成されている。
【０００３】位置決め装置が３本の回転軸を備えている
場合には、２本の軸の空間配向は垂直軸の周りの回転角
に依存する。これらの回転角は互いに直交し、位置決め
装置のアイソセンタと呼ばれる点で交差する。この構成
により、ほとんどすべての空間方向にＸ線の軸を向ける
ことが可能となる。位置決め装置のアイソセンタに対し
て患者を正しく位置決めするように、テーブルの平板を
３本の直交軸に沿って移動させることができる。
場合には、２本の軸の空間配向は垂直軸の周りの回転角
に依存する。これらの回転角は互いに直交し、位置決め
装置のアイソセンタと呼ばれる点で交差する。この構成
により、ほとんどすべての空間方向にＸ線の軸を向ける
ことが可能となる。位置決め装置のアイソセンタに対し
て患者を正しく位置決めするように、テーブルの平板を
３本の直交軸に沿って移動させることができる。
【０００４】Ｘ線管は、高電圧生成装置によって電力を
供給され、ビデオ・カメラによって出力された画像は、
画像処理システムで処理、表示、および記憶される。
供給され、ビデオ・カメラによって出力された画像は、
画像処理システムで処理、表示、および記憶される。
【０００５】この形式の放射線医学器械はとくに、ステ
レオタクシ・フレームと呼ばれる装置を使用して外科手
術を行うために使用される。このフレームにより、外科
医が骨の中に開けた小さな孔から頭蓋中に挿入した４個
の金属尖点を使用して、患者の頭部を固定することがで
きる。
レオタクシ・フレームと呼ばれる装置を使用して外科手
術を行うために使用される。このフレームにより、外科
医が骨の中に開けた小さな孔から頭蓋中に挿入した４個
の金属尖点を使用して、患者の頭部を固定することがで
きる。
【０００６】この架台は、患者の頭部と相互作用させる
プローブ、例えば患者の頭蓋中に導入されるプローブを
位置決めし、案内するためにＸ線放射を遮蔽するよう
に、位置決め装置と案内装置に関連づけられている。現
在、この形式の放射線医学器械は、患者の頭部で準平行
放射線を得るように、患者の頭部から非常に離れた距
離、一般的には５メートルまたはそれ以上の距離の所で
互いに直交して配置された２つの強力なＸ線源を使用す
る特別の部屋を必要とする。
プローブ、例えば患者の頭蓋中に導入されるプローブを
位置決めし、案内するためにＸ線放射を遮蔽するよう
に、位置決め装置と案内装置に関連づけられている。現
在、この形式の放射線医学器械は、患者の頭部で準平行
放射線を得るように、患者の頭部から非常に離れた距
離、一般的には５メートルまたはそれ以上の距離の所で
互いに直交して配置された２つの強力なＸ線源を使用す
る特別の部屋を必要とする。
【０００７】患者が位置決めされると、外科医は造影剤
を頭部の脈管中に注入し、患者の頭部の画像を得る。脈
管は造影剤のために見えるようになる。次いで外科医
は、架台と画像受信機の間に、この場合は、平行な軸を
有する約１００個の孔が開けられた一般的に厚さ約３０
ｍｍの厚いグリッドからなるせん孔ガイドを配置する。
次いで外科医は、ステレオタクシ架台と患者の頭部とが
重なったグリッドの画像を得、次いで、不透明になった
脈管の画像とグリッドを含む画像と明るいスクリーン上
で重ね合わせることによって、グリッド中のどの孔に脈
管がないかを判定する。したがって外科医は、選ばれた
孔に面してプローブを位置決めし、これらの案内孔を使
用して患者の頭蓋に孔を開けることができる。
を頭部の脈管中に注入し、患者の頭部の画像を得る。脈
管は造影剤のために見えるようになる。次いで外科医
は、架台と画像受信機の間に、この場合は、平行な軸を
有する約１００個の孔が開けられた一般的に厚さ約３０
ｍｍの厚いグリッドからなるせん孔ガイドを配置する。
次いで外科医は、ステレオタクシ架台と患者の頭部とが
重なったグリッドの画像を得、次いで、不透明になった
脈管の画像とグリッドを含む画像と明るいスクリーン上
で重ね合わせることによって、グリッド中のどの孔に脈
管がないかを判定する。したがって外科医は、選ばれた
孔に面してプローブを位置決めし、これらの案内孔を使
用して患者の頭蓋に孔を開けることができる。
【０００８】さらに、この形式の器械は、その寸法が非
常に大きいので特別の部屋を必要とするという主な欠点
を有し、プローブの位置を決定するのに厚いグリッドを
使用するため、Ｘ線撮影する対象物、この場合は患者の
頭部の内部の解剖学的構造がほとんど完全に隠れること
になる。
常に大きいので特別の部屋を必要とするという主な欠点
を有し、プローブの位置を決定するのに厚いグリッドを
使用するため、Ｘ線撮影する対象物、この場合は患者の
頭部の内部の解剖学的構造がほとんど完全に隠れること
になる。
【０００９】
【発明が解決しようとする課題】したがって、著しく小
型化されたこの形式の放射線医学器械を提供することが
望ましい。
型化されたこの形式の放射線医学器械を提供することが
望ましい。
【００１０】さらに、Ｘ線撮影する対象物の内部の解剖
学的構造を完全に隠すことのない、プローブ位置決め装
置を使用することが望ましい。
学的構造を完全に隠すことのない、プローブ位置決め装
置を使用することが望ましい。
【００１１】
【課題を解決するための手段】本発明の一実施態様で
は、放射線医学器械は、Ｘ線を放射する線源と、放射線
医学受像装置と、Ｘ線源と受像装置との間に配置され
た、Ｘ線撮影する対象物を収容するための架台と、対象
物と相互作用するためのプローブを位置決めし案内する
ように、架台に連結しＸ線放射を遮蔽することのできる
位置決め装置と案内装置とを含む。
は、放射線医学器械は、Ｘ線を放射する線源と、放射線
医学受像装置と、Ｘ線源と受像装置との間に配置され
た、Ｘ線撮影する対象物を収容するための架台と、対象
物と相互作用するためのプローブを位置決めし案内する
ように、架台に連結しＸ線放射を遮蔽することのできる
位置決め装置と案内装置とを含む。
【００１２】本発明の一実施態様によれば、線源によっ
て放射され、位置決め装置と案内装置によって遮蔽され
るＸ線は円錐形である。さらに、位置決め装置と案内装
置は、複数の孔を有する引込み式案内グリッドを形成す
る第１の手段と複数の孔を有する引込み式位置決めグリ
ッドを形成する第２の手段を有する。孔のそれぞれの軸
は、第１の手段が円錐形放射線を遮蔽するとき、線源の
焦点に向かって収束する。円錐形放射線を遮蔽する位置
に第２の手段が配置されたときの、架台に対する、した
がってＸ線撮影する対象物に対する位置決め孔の位置
は、円錐形放射線を遮蔽する位置に第１の手段が配置さ
れたときの、架台に対する案内孔の位置に対応し、この
位置の対応が案内孔の軸の収束性の原因となる。
て放射され、位置決め装置と案内装置によって遮蔽され
るＸ線は円錐形である。さらに、位置決め装置と案内装
置は、複数の孔を有する引込み式案内グリッドを形成す
る第１の手段と複数の孔を有する引込み式位置決めグリ
ッドを形成する第２の手段を有する。孔のそれぞれの軸
は、第１の手段が円錐形放射線を遮蔽するとき、線源の
焦点に向かって収束する。円錐形放射線を遮蔽する位置
に第２の手段が配置されたときの、架台に対する、した
がってＸ線撮影する対象物に対する位置決め孔の位置
は、円錐形放射線を遮蔽する位置に第１の手段が配置さ
れたときの、架台に対する案内孔の位置に対応し、この
位置の対応が案内孔の軸の収束性の原因となる。
【００１３】
【発明の実施の形態】図１において、参照記号ＰＬは、
Ｘ線を透過し、放射線医学的検査の目的で患者を位置決
めするために、３つの直交する空間方向に移動すること
のできる、剛性の平板を示す。
Ｘ線を透過し、放射線医学的検査の目的で患者を位置決
めするために、３つの直交する空間方向に移動すること
のできる、剛性の平板を示す。
【００１４】放射線医学器械はさらに、位置決め装置
（図を簡単にするためにここには図示せず）を含み、こ
の位置決め装置は一般にＣ字形アームであり、一方の側
では、Ｘ線源Ｔｒｘとその付属コリメータＣＬｍを支持
し、他方の側では、画像増幅器ＩＩとビデオ・カメラＣ
Ｖとによって構成された受像装置を支持する。位置決め
装置は、実施すべき検査に応じて放射線医学設備を位置
決めするために３つの直交する空間方向に移動可能であ
る。
（図を簡単にするためにここには図示せず）を含み、こ
の位置決め装置は一般にＣ字形アームであり、一方の側
では、Ｘ線源Ｔｒｘとその付属コリメータＣＬｍを支持
し、他方の側では、画像増幅器ＩＩとビデオ・カメラＣ
Ｖとによって構成された受像装置を支持する。位置決め
装置は、実施すべき検査に応じて放射線医学設備を位置
決めするために３つの直交する空間方向に移動可能であ
る。
【００１５】放射線医学器械はさらに、Ｘ線管Ｔｒｘに
給電する高電圧生成装置ならびに画像を捕捉しデジタル
的に処理するためのシステム、および画像を監視し表示
する機器を含む。図１には、図を簡単にするために、こ
れらの通常のエレメントはすべて示さなかった。
給電する高電圧生成装置ならびに画像を捕捉しデジタル
的に処理するためのシステム、および画像を監視し表示
する機器を含む。図１には、図を簡単にするために、こ
れらの通常のエレメントはすべて示さなかった。
【００１６】ステレオタクシ架台ＣＳは、平板ＰＬの端
部に取り付ける。患者の頭部を、頭蓋中に挿入された４
本の尖点Ｐｏを使用して架台に通常の方法で固定する。
次いで患者の頭部の中央を、焦点ＦからＸ線管Ｔｒｘに
よって放射される円錐形放射線ＲＹの軸Ｆｒｘの近くの
位置決め装置のアイソセンタＩｓ（位置決め装置の３本
の回転軸の収束点）に位置決めする。
部に取り付ける。患者の頭部を、頭蓋中に挿入された４
本の尖点Ｐｏを使用して架台に通常の方法で固定する。
次いで患者の頭部の中央を、焦点ＦからＸ線管Ｔｒｘに
よって放射される円錐形放射線ＲＹの軸Ｆｒｘの近くの
位置決め装置のアイソセンタＩｓ（位置決め装置の３本
の回転軸の収束点）に位置決めする。
【００１７】非常に薄い孔あきグリッドＧｒを支える薄
い支持体ＰＧｒを、患者の頭部と画像増幅器ＩＩの間に
挿入する。この支持体ＰＧｒはステレオタクシ架台ＣＳ
に固く取り付ける。支持体とグリッドのアセンブリの厚
さは一般的に１〜２／１０ｍｍ程度であり、これによっ
て円錐状放射線の使用が可能になる。
い支持体ＰＧｒを、患者の頭部と画像増幅器ＩＩの間に
挿入する。この支持体ＰＧｒはステレオタクシ架台ＣＳ
に固く取り付ける。支持体とグリッドのアセンブリの厚
さは一般的に１〜２／１０ｍｍ程度であり、これによっ
て円錐状放射線の使用が可能になる。
【００１８】グリッドＧｒを、電子印刷回路のような印
刷回路で構成することもできる。この金属グリッドの支
持体はもちろんＸ線を透過するものでなければならず、
金属グリッド自体は、１００〜２００ミクロン程度の厚
さを有する銅層で構成することができる。この銅の厚さ
によって、解剖学的構造を完全に隠すことなく放射線医
学画像上でグリッドをはっきり見ることができる。さら
に、さまざまな画像を引き去るための画像処理を使用し
て、グリッドまたは解剖学的構造がさらに鮮明に見える
ようにすることができる。
刷回路で構成することもできる。この金属グリッドの支
持体はもちろんＸ線を透過するものでなければならず、
金属グリッド自体は、１００〜２００ミクロン程度の厚
さを有する銅層で構成することができる。この銅の厚さ
によって、解剖学的構造を完全に隠すことなく放射線医
学画像上でグリッドをはっきり見ることができる。さら
に、さまざまな画像を引き去るための画像処理を使用し
て、グリッドまたは解剖学的構造がさらに鮮明に見える
ようにすることができる。
【００１９】金属球Ｖなどの位置合せ要素を、架台上の
位置決めグリッドＧｒとは反対側に取り付ける。この要
素Ｖによって、Ｘ線結像システムを正しく位置合せする
ことが可能になる。
位置決めグリッドＧｒとは反対側に取り付ける。この要
素Ｖによって、Ｘ線結像システムを正しく位置合せする
ことが可能になる。
【００２０】この位置合せを行うために、オペレータ
は、位置決め装置を、円錐状放射線ＲＹの物体焦点Ｆが
球ＶおよびグリッドＴｃ中の中央孔と完全に位置合せす
るまで移動させる。
は、位置決め装置を、円錐状放射線ＲＹの物体焦点Ｆが
球ＶおよびグリッドＴｃ中の中央孔と完全に位置合せす
るまで移動させる。
【００２１】図２にさらに詳しく見ることができるよう
に、とくに中央孔Ｔｃを容易に認識することができるよ
うに、中央行ＣＬ０の孔と中央列Ｌ０の孔は連絡してい
る。さらに、得られた放射線医学画像の位置決定を容易
にする目的で、行Ｌ１５Ｈ、Ｌ１５Ｂおよび列ＣＬ１５
Ｇ、ＣＬ１５Ｄの孔のいくつかを連絡させることによっ
て、グリッドＧｒ中にフレームを形成した。
に、とくに中央孔Ｔｃを容易に認識することができるよ
うに、中央行ＣＬ０の孔と中央列Ｌ０の孔は連絡してい
る。さらに、得られた放射線医学画像の位置決定を容易
にする目的で、行Ｌ１５Ｈ、Ｌ１５Ｂおよび列ＣＬ１５
Ｇ、ＣＬ１５Ｄの孔のいくつかを連絡させることによっ
て、グリッドＧｒ中にフレームを形成した。
【００２２】位置合せ手順が完了すると、オペレータは
２つの画像を得る。第１の画像は、グリッドに重ねた患
者の頭部の画像である（この頭部中の脈管は造影剤によ
って不透明になっていない）。第２の画像は、位置決め
グリッド無しの患者の「不透明になっていない」画像で
ある。次いで、これら２つの画像により、不透明になっ
ている画像から患者の頭部またはグリッドのいずれかを
ディジタル的に差し引くことが可能になる。
２つの画像を得る。第１の画像は、グリッドに重ねた患
者の頭部の画像である（この頭部中の脈管は造影剤によ
って不透明になっていない）。第２の画像は、位置決め
グリッド無しの患者の「不透明になっていない」画像で
ある。次いで、これら２つの画像により、不透明になっ
ている画像から患者の頭部またはグリッドのいずれかを
ディジタル的に差し引くことが可能になる。
【００２３】次いでオペレータは、脈管中に造影剤を注
入して、患者の頭部の１組の不透明な画像を得る。
入して、患者の頭部の１組の不透明な画像を得る。
【００２４】すべての画像は画像処理システムのメモリ
中に記憶される。
中に記憶される。
【００２５】次いで外科医は、患者の頭蓋中にプローブ
を挿入するための最良の位置決定することができる。こ
の目的のために、外科医は差し引かれたまたは差し引か
れていない画像をグリッドに表示画面上で電子的に直接
重ね合わせた画像を使用することができる。差し引かれ
た画像では脈管がさらに鮮明に見えるので、特に非常に
薄い位置決めグリッドの使用によってより高い確度が得
られる。
を挿入するための最良の位置決定することができる。こ
の目的のために、外科医は差し引かれたまたは差し引か
れていない画像をグリッドに表示画面上で電子的に直接
重ね合わせた画像を使用することができる。差し引かれ
た画像では脈管がさらに鮮明に見えるので、特に非常に
薄い位置決めグリッドの使用によってより高い確度が得
られる。
【００２６】頭蓋に孔あけするための工具を案内するた
めに、位置決めグリッドＧｒを支持する薄板ＰＧｒを厚
い孔あきグリッドで置き換えることができる。その場合
には、案内グリッドの孔の位置と位置決めグリッドの孔
の位置の完全な対応を確立することが必要である。しか
し、円錐状Ｘ線ビームであっても位置決めグリッドの厚
さだと平行な軸を有する位置決め孔とすることができる
が、一般的に厚さ数センチメートルである案内グリッド
の厚さではグリッドの孔を平行孔とすることはできな
い。したがって、厚い案内グリッドの案内孔の軸はすべ
て物体焦点Ｆに向かって収束しなければならない。さら
に、案内孔の軸は平行でないので、位置決めグリッドＧ
ｒにおける孔の位置は、薄い位置決めグリッドの平面内
への案内孔の円錐投影が、この位置決めグリッドにおけ
る孔の実際の位置に対応するように、計算されなければ
ならない。
めに、位置決めグリッドＧｒを支持する薄板ＰＧｒを厚
い孔あきグリッドで置き換えることができる。その場合
には、案内グリッドの孔の位置と位置決めグリッドの孔
の位置の完全な対応を確立することが必要である。しか
し、円錐状Ｘ線ビームであっても位置決めグリッドの厚
さだと平行な軸を有する位置決め孔とすることができる
が、一般的に厚さ数センチメートルである案内グリッド
の厚さではグリッドの孔を平行孔とすることはできな
い。したがって、厚い案内グリッドの案内孔の軸はすべ
て物体焦点Ｆに向かって収束しなければならない。さら
に、案内孔の軸は平行でないので、位置決めグリッドＧ
ｒにおける孔の位置は、薄い位置決めグリッドの平面内
への案内孔の円錐投影が、この位置決めグリッドにおけ
る孔の実際の位置に対応するように、計算されなければ
ならない。
【００２７】さらに正確には、図２において、位置決め
孔Ｔｉの横座標（図２で線Ｌ０に沿って右に向かって正
に数えた横座標）は、下記の式 Ｄ・ｔａｎ（ｎＶ×θ） によって決定され、またこの孔Ｔｉの縦座標（図２で列
ＣＬ０に沿って中心孔から上に向かって正に数えた縦座
標）は、下記の式 Ｄ・ｔａｎ（ｎＨ×θ）／ｃｏｓ（ｎＶ×θ） によって得られる。
孔Ｔｉの横座標（図２で線Ｌ０に沿って右に向かって正
に数えた横座標）は、下記の式 Ｄ・ｔａｎ（ｎＶ×θ） によって決定され、またこの孔Ｔｉの縦座標（図２で列
ＣＬ０に沿って中心孔から上に向かって正に数えた縦座
標）は、下記の式 Ｄ・ｔａｎ（ｎＨ×θ）／ｃｏｓ（ｎＶ×θ） によって得られる。
【００２８】これらの２つの式において、Ｄは物体焦点
から位置決めグリッドＧｒまでの距離、ｎＶは中央列か
ら水平方向に数えた孔のランク、ｎＨは中央行から垂直
方向に数えた孔のランクを示す。最後にθは、Ｘ線管Ｔ
ｒｘの焦点Ｆから見たグリッドＧｒ中の２つの孔の間の
角度を示す。ここに記載の実施形態では、θは０．２２
°である。
から位置決めグリッドＧｒまでの距離、ｎＶは中央列か
ら水平方向に数えた孔のランク、ｎＨは中央行から垂直
方向に数えた孔のランクを示す。最後にθは、Ｘ線管Ｔ
ｒｘの焦点Ｆから見たグリッドＧｒ中の２つの孔の間の
角度を示す。ここに記載の実施形態では、θは０．２２
°である。
【００２９】もちろん、厚い案内グリッドを、とくに重
量を減らす目的で、１組の互いに離間した２つのグリッ
ドで置き換えることもできる。
量を減らす目的で、１組の互いに離間した２つのグリッ
ドで置き換えることもできる。
【００３０】とはいえ、厚い案内グリッドの代わりに、
図３ないし図５に示すような案内手段を使用すると特に
有利である。
図３ないし図５に示すような案内手段を使用すると特に
有利である。
【００３１】ここで、話を簡単にするために、架台ＣＳ
の内部で患者の頭蓋を位置決めするための尖点Ｐｏを正
面図のみに図示し、平面図と左側面図では省略したこと
に留意されたい。
の内部で患者の頭蓋を位置決めするための尖点Ｐｏを正
面図のみに図示し、平面図と左側面図では省略したこと
に留意されたい。
【００３２】架台ＣＳの各垂直ブランチに（外科医が患
者の頭部ＴＴの右側または左側で作業することができる
ように対称形であるため、）、架台ＣＳは、Ｘ線ビーム
の焦点Ｆを曲率中心とする曲線状の案内経路Ｒｇを含
む。２つの孔列ＲＧ１、ＲＧ２を備えた案内エレメント
ＧＣ２が、この案内経路Ｒｇに沿って滑る。第１の列Ｒ
Ｇ１は、位置決めグリッドＧｒの中央列ＣＬ０に正確に
対応する。この第１の列の孔ＴＲ０１はすべて、Ｘ線管
Ｔｒｘの焦点Ｆに収束する。すなわち、これらの軸Ａｘ
は焦点Ｆに向かって収束する。第２の孔列ＲＧ２も第１
の孔列と同じであるが、この第２の列の孔ＴＲ０２は孔
間隔の半分だけ上方にずれている点が異なり、これらの
孔ＴＲ０２もやはりＸ線管Ｔｒｘの焦点に収束する。２
つのマークＲ１、Ｒ２が各孔列の頂部にエッチングされ
ており、これらのマークは列ＲＧ１、ＲＧ２のそれぞれ
の軸に対応する。
者の頭部ＴＴの右側または左側で作業することができる
ように対称形であるため、）、架台ＣＳは、Ｘ線ビーム
の焦点Ｆを曲率中心とする曲線状の案内経路Ｒｇを含
む。２つの孔列ＲＧ１、ＲＧ２を備えた案内エレメント
ＧＣ２が、この案内経路Ｒｇに沿って滑る。第１の列Ｒ
Ｇ１は、位置決めグリッドＧｒの中央列ＣＬ０に正確に
対応する。この第１の列の孔ＴＲ０１はすべて、Ｘ線管
Ｔｒｘの焦点Ｆに収束する。すなわち、これらの軸Ａｘ
は焦点Ｆに向かって収束する。第２の孔列ＲＧ２も第１
の孔列と同じであるが、この第２の列の孔ＴＲ０２は孔
間隔の半分だけ上方にずれている点が異なり、これらの
孔ＴＲ０２もやはりＸ線管Ｔｒｘの焦点に収束する。２
つのマークＲ１、Ｒ２が各孔列の頂部にエッチングされ
ており、これらのマークは列ＲＧ１、ＲＧ２のそれぞれ
の軸に対応する。
【００３３】架台ＣＳには目盛りＧｄがエッチングされ
ており、これは案内経路Ｒｇに沿って案内エレメントＧ
Ｃ２の位置を正確に決めるために使用される。きざみ付
きねじＶＭにより、外科医が選択した任意の位置に案内
エレメントをロックすることが可能となる。この目的の
ために、目盛りＧｄが長い線と短い線によって形成され
ている。マークＲ１を長い線のそばに置くと、第１の孔
列ＲＧ１を正確に位置決めすることができ、またマーク
Ｒ２を目盛りＧｄの短い線のそばに置くと、第２の孔列
ＲＧ２を正確に位置決めすることができる。
ており、これは案内経路Ｒｇに沿って案内エレメントＧ
Ｃ２の位置を正確に決めるために使用される。きざみ付
きねじＶＭにより、外科医が選択した任意の位置に案内
エレメントをロックすることが可能となる。この目的の
ために、目盛りＧｄが長い線と短い線によって形成され
ている。マークＲ１を長い線のそばに置くと、第１の孔
列ＲＧ１を正確に位置決めすることができ、またマーク
Ｒ２を目盛りＧｄの短い線のそばに置くと、第２の孔列
ＲＧ２を正確に位置決めすることができる。
【００３４】具体的には、ここに記載の例において、目
盛りＧｄの長い線には、位置決めグリッドの列ＣＬｊに
対応する番号が付けられている。
盛りＧｄの長い線には、位置決めグリッドの列ＣＬｊに
対応する番号が付けられている。
【００３５】案内エレメントはまた、位置決めグリッド
の行に対応する目盛りＧｄ３も備えている。
の行に対応する目盛りＧｄ３も備えている。
【００３６】この実施形態では患者へのアクセスが容易
である。これらの案内手段は極めて簡単に製造でき、約
１００個の孔を有する厚いグリッドを具備した実施形態
よりも安価である。この実施形態はさらに、開ける孔の
選択における人間の誤りを最小限に抑えることもでき
る。
である。これらの案内手段は極めて簡単に製造でき、約
１００個の孔を有する厚いグリッドを具備した実施形態
よりも安価である。この実施形態はさらに、開ける孔の
選択における人間の誤りを最小限に抑えることもでき
る。
【００３７】こうして、線源の焦点に向かって収束する
軸を有する孔を含む案内手段を使用することによって、
通常の放射線室で出される形式の円錐形Ｘ線ビームの使
用が可能になる。線源と受像器との間の距離は１メート
ル程度である。
軸を有する孔を含む案内手段を使用することによって、
通常の放射線室で出される形式の円錐形Ｘ線ビームの使
用が可能になる。線源と受像器との間の距離は１メート
ル程度である。
【００３８】厚い孔あきグリッドを使用して、プローブ
を案内する手段とプローブを位置決めする手段の両方を
形成することが可能であるが、後者の位置決め手段につ
いては、平行な軸を有する孔を有する薄い孔あきグリッ
ドを用い、薄いグリッドの平面内に入る案内手段の案内
孔の円錐形投影が位置決めグリッドにおける孔の位置に
対応するようにすることが特に有利である。
を案内する手段とプローブを位置決めする手段の両方を
形成することが可能であるが、後者の位置決め手段につ
いては、平行な軸を有する孔を有する薄い孔あきグリッ
ドを用い、薄いグリッドの平面内に入る案内手段の案内
孔の円錐形投影が位置決めグリッドにおける孔の位置に
対応するようにすることが特に有利である。
【００３９】平行軸を有する孔を持つ薄いグリッドの使
用により、円錐状Ｘ線ビームを使用することが可能にな
るのみならず、解剖学的構造を完全に隠すことなく、Ｘ
線撮影画像の上にグリッドがよりはっきり見えるように
することもできる。
用により、円錐状Ｘ線ビームを使用することが可能にな
るのみならず、解剖学的構造を完全に隠すことなく、Ｘ
線撮影画像の上にグリッドがよりはっきり見えるように
することもできる。
【００４０】薄い位置決めグリッドを使用してプローブ
の位置を決定した後に、このグリッドを除去して、これ
を厚い孔あきグリッドで置き換えて、プローブを案内す
る手段を形成することは可能であるが、第１の案内手段
として、案内孔のそれぞれの軸がすべて同じ第１の平面
にある少なくとも第１の列を有する案内エレメントを用
い、位置決めグリッドの行の位置に対応する第１の傾斜
によって位置決定されるようにすると、特に有利であ
る。エレメントの中の案内孔の軸は、前記第１の平面内
で、線源の物体焦点に向かって収束する。このエレメン
トはさらに、物体焦点を曲率中心とし、架台の上に形成
され、前記第１の平面に直角な第２の平面内を延びる、
曲線状案内経路に沿って移動可能である。案内経路に沿
ったエレメントの位置は、位置決めグリッドにおける列
の位置に対応する第２の目盛りによって位置決定され
る。案内経路の曲率は、案内経路が物体焦点から離れた
距離と円錐形放射の開き角度とを考慮して選択される。
したがってエレメント内の案内孔の軸は、案内経路に沿
ったエレメントの位置に関係なく物体焦点に向かって収
束する。
の位置を決定した後に、このグリッドを除去して、これ
を厚い孔あきグリッドで置き換えて、プローブを案内す
る手段を形成することは可能であるが、第１の案内手段
として、案内孔のそれぞれの軸がすべて同じ第１の平面
にある少なくとも第１の列を有する案内エレメントを用
い、位置決めグリッドの行の位置に対応する第１の傾斜
によって位置決定されるようにすると、特に有利であ
る。エレメントの中の案内孔の軸は、前記第１の平面内
で、線源の物体焦点に向かって収束する。このエレメン
トはさらに、物体焦点を曲率中心とし、架台の上に形成
され、前記第１の平面に直角な第２の平面内を延びる、
曲線状案内経路に沿って移動可能である。案内経路に沿
ったエレメントの位置は、位置決めグリッドにおける列
の位置に対応する第２の目盛りによって位置決定され
る。案内経路の曲率は、案内経路が物体焦点から離れた
距離と円錐形放射の開き角度とを考慮して選択される。
したがってエレメント内の案内孔の軸は、案内経路に沿
ったエレメントの位置に関係なく物体焦点に向かって収
束する。
【００４１】さらに、エレメントが第１の列に平行な案
内孔の第２の列を含み、第２の列の各孔が、位置決めグ
リッドの行間隔に対応するように第１の列の２つの孔の
間にあるようにすると特に有利である。
内孔の第２の列を含み、第２の列の各孔が、位置決めグ
リッドの行間隔に対応するように第１の列の２つの孔の
間にあるようにすると特に有利である。
【００４２】開示された実施形態に対して、当業者は本
発明の範囲を逸脱することなく、構造および／または機
能および／またはステップに様々な変更を行うことがで
きよう。なお、本明細書において引き込み式とは、使用
しないときには外したり、使用しない位置に移動させた
りして、使用しない状態に保っておくことができるとい
う意味である。
発明の範囲を逸脱することなく、構造および／または機
能および／またはステップに様々な変更を行うことがで
きよう。なお、本明細書において引き込み式とは、使用
しないときには外したり、使用しない位置に移動させた
りして、使用しない状態に保っておくことができるとい
う意味である。
【図１】 架台と薄い位置決めグリッドとを備えた放射
線医学器械の部分概略図である。
線医学器械の部分概略図である。
【図２】 薄い位置決めグリッドの構造をさらに詳細に
示す図である。
示す図である。
【図３】 プローブ用案内グリッドを形成するための孔
あき案内エレメントを備えた架台の概略正面図、
あき案内エレメントを備えた架台の概略正面図、
【図４】 プローブ用案内グリッドを形成するための孔
あき案内エレメントを備えた架台の概略平面図、
あき案内エレメントを備えた架台の概略平面図、
【図５】 プローブ用案内グリッドを形成するための孔
あき案内エレメントを備えた架台の概略左側面図であ
る。
あき案内エレメントを備えた架台の概略左側面図であ
る。
ＣＬ 列、 ＣＬｍ コリメータ、 ＣＳ ステレオタ
クシ架台、 Ｆ 物体焦点、 Ｆｒｘ 円錐形放射線Ｒ
Ｙの軸、 ＧＣ 案内エレメント、 Ｇｄ 目盛り、
Ｇｒ 薄い孔あきグリッド、 ＩＩ 画像増幅器、 Ｉ
ｓ アイソセンタ、 Ｌ 行、 ＰＧｒ 薄い支持体、
ＰＬ 平板、 Ｒ マーク、 ＲＧ孔列、 Ｒｇ 案
内経路、 ＲＹ 円錐形放射線、 Ｔｃ グリッド、
Ｔｉ位置決め孔、 ＴＲ 第１の列の孔、 Ｔｒｘ Ｘ
線源、 Ｖ 金属球、 ＶＣビデオ・カメラ、 ＶＭ
きざみ付きねじ。
クシ架台、 Ｆ 物体焦点、 Ｆｒｘ 円錐形放射線Ｒ
Ｙの軸、 ＧＣ 案内エレメント、 Ｇｄ 目盛り、
Ｇｒ 薄い孔あきグリッド、 ＩＩ 画像増幅器、 Ｉ
ｓ アイソセンタ、 Ｌ 行、 ＰＧｒ 薄い支持体、
ＰＬ 平板、 Ｒ マーク、 ＲＧ孔列、 Ｒｇ 案
内経路、 ＲＹ 円錐形放射線、 Ｔｃ グリッド、
Ｔｉ位置決め孔、 ＴＲ 第１の列の孔、 Ｔｒｘ Ｘ
線源、 Ｖ 金属球、 ＶＣビデオ・カメラ、 ＶＭ
きざみ付きねじ。
Claims (6)
- 【請求項１】 Ｘ線を放射する線源（Ｔｒｘ）と、放射
線医学受像装置（ＩＩ、ＣＶ）と、Ｘ線源と受像装置と
の間に配置された、Ｘ線撮影する対象物（ＴＴ）を収容
するための架台（ＣＳ）と、対象物と相互作用するよう
にプローブを位置決めして案内するように架台に連結さ
れ、Ｘ線放射を遮蔽することのできる位置決め装置と案
内装置とを含む放射線医学器械であって、線源によって
放射され、位置決め装置と案内装置によって遮蔽される
放射線（ＲＹ）が円錐形であり、位置決め装置と案内装
置が、複数の孔を有する引込み式案内グリッドを形成す
る第１の手段（ＣＳ、Ｒｇ、ＧＣ２）と、複数の孔を有
する引込み式位置決めグリッドを形成する第２の手段
（Ｇｒ）とを有し、第１の手段が円錐形放射線を遮蔽す
るとき、孔のそれぞれの軸が線源の焦点（Ｆ）に向かっ
て収束し、円錐形放射線を遮蔽する位置に第２の手段が
配置されたときの架台に対する位置決め孔の位置が、円
錐形放射線を遮蔽する位置に第１の手段が配置されたと
きの架台に対する案内孔の位置に対応し、この位置の対
応が案内孔の軸の収束性に基づいていることを特徴とす
る、放射線医学器械。 - 【請求項２】 第１の案内手段が、第２の位置決め手段
をも形成する厚い孔あきグリッドを含むことを特徴とす
る請求項１に記載の器械。 - 【請求項３】 第２の位置決め手段が薄いグリッド（Ｇ
ｒ）を含み、薄いグリッドの平面内に入る案内孔の円錐
形投影が、位置決めグリッドにおける孔の位置に対応す
ることを特徴とする、請求項１に記載の器械。 - 【請求項４】 第１の案内手段が厚い孔あきグリッドを
含むことを特徴とする請求項３に記載の器械。 - 【請求項５】 第１の案内手段が、案内孔（ＲＧ１）の
少なくとも第１の列を有する案内エレメント（ＧＣ２）
を含み、これらの案内孔のそれぞれの軸（Ａｘ）がすべ
て同じ第１の平面内にあり、位置決めグリッドの行の位
置に対応する第１の目盛り（Ｇｄ３）によって位置付け
られ、このエレメントは、架台に形成され前記第１の平
面に直角な第２の平面中を延びる曲線状の案内経路（Ｒ
ｇ）に沿って移動可能であり、案内経路に沿ったエレメ
ントの位置は、位置決めグリッドの列の位置に対応する
第２の目盛り（Ｇｄ）によって位置決められ、エレメン
ト内の案内孔の軸（Ａｘ）が、前記第１の平面内で線源
の物体焦点（Ｆ）に向かって収束し、案内経路（Ｒｇ）
の曲率が、物体焦点から案内経路までの距離と円錐形放
射の開き角度とから選択され、エレメント内の案内孔の
軸が、案内経路（Ｒｇ）に沿ったエレメントの位置にか
かわらず物体焦点（Ｆ）に向かって収束することを特徴
とする請求項３に記載の器械。 - 【請求項６】 エレメント（ＧＣ２）が第１の列に平行
な案内孔（ＲＧ２）の第２の列を含み、第２の列におけ
る各孔が、位置決めグリッド（Ｇｒ）の行間隔に対応す
るように、第１の列における２つの孔の間にあることを
特徴とする請求項５に記載の器械。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| FR9713697A FR2770392B1 (fr) | 1997-10-31 | 1997-10-31 | Appareil de radiologie par exemple a usage stereotaxique neurologique ou vasculaire a encombrement reduit |
| FR9713697 | 1997-10-31 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11197144A true JPH11197144A (ja) | 1999-07-27 |
Family
ID=9512888
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10287676A Ceased JPH11197144A (ja) | 1997-10-31 | 1998-10-09 | 小型放射線医学器械 |
Country Status (5)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US6223068B1 (ja) |
| EP (1) | EP0913169B1 (ja) |
| JP (1) | JPH11197144A (ja) |
| DE (1) | DE69825008T2 (ja) |
| FR (1) | FR2770392B1 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP6472037B1 (ja) * | 2018-01-31 | 2019-02-20 | 佑 川口 | 患部特定システム |
Families Citing this family (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE19917867B4 (de) * | 1999-04-20 | 2005-04-21 | Brainlab Ag | Verfahren und Vorrichtung zur Bildunterstützung bei der Behandlung von Behandlungszielen mit Integration von Röntgenerfassung und Navigationssystem |
| US7740593B2 (en) * | 2005-12-09 | 2010-06-22 | Senorx, Inc | Guide block for biopsy or surgical devices |
| WO2019057217A1 (en) | 2017-09-25 | 2019-03-28 | Shenzhen United Imaging Healthcare Co., Ltd. | SYSTEM AND METHOD FOR LOCATING A TARGET SUBJECT |
| CN107582147B (zh) * | 2017-09-25 | 2020-08-25 | 上海联影医疗科技有限公司 | 穿刺点定位装置及穿刺点定位方法 |
| US11287531B2 (en) | 2020-07-14 | 2022-03-29 | Spirent Communications, Plc | Architecture for providing forecasts of GNSS obscuration and multipath |
Family Cites Families (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US3991310A (en) * | 1970-08-03 | 1976-11-09 | Morrison Richard A | Biplane radiographic localization of target center for radiotherapy |
| US4419763A (en) * | 1981-06-01 | 1983-12-06 | Siemens Gammasonics, Inc. | Variable slanted channel collimator |
| US5464013A (en) * | 1984-05-25 | 1995-11-07 | Lemelson; Jerome H. | Medical scanning and treatment system and method |
| FR2728154B1 (fr) * | 1994-12-15 | 1997-07-18 | Ge Medical Syst Sa | Appareil de radiologie a systeme optique de guidage de positionnement |
| FR2728471B1 (fr) * | 1994-12-27 | 1997-07-18 | Ge Medical Syst Sa | Appareil de radiotherapie a faisceau tridimensionnel de rayons x, comportant des moyens d'imagerie de controle et de diagnostic |
| US5855582A (en) * | 1995-12-19 | 1999-01-05 | Gildenberg; Philip L. | Noninvasive stereotactic apparatus and method for relating data between medical devices |
-
1997
- 1997-10-31 FR FR9713697A patent/FR2770392B1/fr not_active Expired - Fee Related
-
1998
- 1998-10-09 JP JP10287676A patent/JPH11197144A/ja not_active Ceased
- 1998-10-28 DE DE69825008T patent/DE69825008T2/de not_active Expired - Fee Related
- 1998-10-28 EP EP98308830A patent/EP0913169B1/en not_active Expired - Lifetime
- 1998-11-02 US US09/184,718 patent/US6223068B1/en not_active Expired - Fee Related
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP6472037B1 (ja) * | 2018-01-31 | 2019-02-20 | 佑 川口 | 患部特定システム |
| JP2019130276A (ja) * | 2018-01-31 | 2019-08-08 | 佑 川口 | 患部特定システム |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| FR2770392A1 (fr) | 1999-05-07 |
| US6223068B1 (en) | 2001-04-24 |
| DE69825008T2 (de) | 2005-08-25 |
| EP0913169B1 (en) | 2004-07-14 |
| EP0913169A1 (en) | 1999-05-06 |
| FR2770392B1 (fr) | 1999-12-24 |
| DE69825008D1 (de) | 2004-08-19 |
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