JPH11196441A - 光クロスコネクト装置および光クロスコネクトシステム - Google Patents

光クロスコネクト装置および光クロスコネクトシステム

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Publication number
JPH11196441A
JPH11196441A JP9359783A JP35978397A JPH11196441A JP H11196441 A JPH11196441 A JP H11196441A JP 9359783 A JP9359783 A JP 9359783A JP 35978397 A JP35978397 A JP 35978397A JP H11196441 A JPH11196441 A JP H11196441A
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JP
Japan
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wavelength
optical
group
cross
connect device
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP9359783A
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English (en)
Inventor
Hideaki Okayama
秀彰 岡山
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Oki Electric Industry Co Ltd
Original Assignee
Oki Electric Industry Co Ltd
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Publication date
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  • Use Of Switch Circuits For Exchanges And Methods Of Control Of Multiplex Exchanges (AREA)
  • Optical Communication System (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 波長変換にあたって要求されるチューニング
波長幅を狭くする。 【解決手段】 光マトリクススイッチ22aおよび22
bを、それぞれ3個の波長グループブロック26a1〜
26a3,26b1〜26b3をもって構成し、光接続
手段で28a、28bで、分波された光信号を複数の波
長グループに分けて、波長変換器20a1〜20a6,
20b1〜20b6で、それぞれ波長グループ内の波長
チャネル同士でのみ波長変換を行う。波長変化された光
信号をそれぞれ波長グループに対応した波長グループブ
ロックに入力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、波長多重された
光信号の経路切り替えを行う光クロスコネクト装置およ
びそれを用いた光クロスコネクトシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来の光クロスコネクト装置の一例が、
文献1:「ECOC’97 国際会議予稿集、p.63
−66,1997年9月」に開示されている。この文献
1に開示されている光クロスコネクト装置(上記文献1
のp.64に記載のFig.2)によれば、先ず、入
力ポートに入力された光信号を波長チャネル毎に分波す
る。次に、分波された光信号の波長チャネルを波長変
換器で所望の波長チャネルへ波長変換する。続いて、
波長変換された光信号の出力方路(所望の出力ポートへ
光信号を出力させるための経路)を光スイッチで選択す
る。そして、出力方路毎に光信号を光カプラで集光し
て、出力ポートから出力する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記文
献1に開示の従来構成では、光信号の波長多重度(波長
チャネル数)を増やすと、最長の波長チャネルから最短
の波長チャネルまでの波長幅が大きくなる。その結果、
波長変換器に要求される最大のチューニング波長幅も大
きくしなければならないという問題が生じる。
【0004】そこで、従来より、波長変換にあたって要
求されるチューニング波長幅が狭くて済む光クロスコネ
クト装置および光クロスコネクトシステムの出現が望ま
れていた。
【0005】
【課題を解決するための手段】この出願に係る発明者
は、上述の問題を解決するため、種々の実験および検討
を重ねた結果、光信号の各波長チャネルを複数の波長グ
ループに分けて、それぞれの波長グループ内でのみ波長
変換を行えば、波長変換にあたって個々の波長変換器に
要求されるチューニング波長幅を狭くすることができる
ことに想到した。
【0006】そこで、この発明の光クロスコネクト装置
によれば、波長多重された光信号の経路切り替えを波長
チャネルに基づいて行う光クロスコネクト装置であっ
て、入力ポートおよび出力ポートをそれぞれ有する複数
の単位ブロックを具え、各前記単位ブロックは、それぞ
れ、前記入力ポートから入力された波長多重された光信
号をそれぞれ単一の波長チャネルを有する個々の光信号
に分波する分波器と、分波された光信号の波長変換を行
う波長変換器と、波長変換された光信号の経路を選択す
る光マトリクススイッチと、各前記単位ブロックの前記
光マトリクススイッチからそれぞれ出力された光信号を
合流する第1光カプラとを具えた光クロスコネクト装置
において、前記光マトリクススイッチは、複数の波長グ
ループブロックをもって構成されており、前記単位ブロ
ックは、それぞれ、分波された各光信号を、それぞれ複
数の波長チャネルからなる複数の波長グループに分け
て、該波長グループ毎に個別の前記波長グループブロッ
クにそれぞれ導く光接続手段を具え、前記波長変換器
は、前記光接続手段の途中に、分波された各光信号の経
路毎にそれぞれ挿入して設けてあり、光信号の波長チャ
ネルを、当該波長チャネルの属する波長グループ内の波
長チャネルに変換する構成を有し、前記第1光カプラ
は、前記波長グループ毎に個別に光信号を合成する構成
を有し、前記単位ブロックは、それぞれ、波長グループ
毎に合成された光信号を、全ての波長グループについて
合波して、前記出力ポートへ出力する合波器を具えてな
ることを特徴とする。
【0007】このように、この発明の光クロスコネクト
装置によれば、光マトリクススイッチを複数の波長グル
ープブロックをもって構成している。そして、各波長グ
ループブロックには、複数の波長グループに分けられ
た、個別の波長グループの光信号のみが入力される。そ
して、この発明では、各波長グループブロックおいて、
それぞれ波長グループ内でのみ波長変換を行う。このた
め、この発明では、波長変換器の最大のチューニング波
長幅が、波長グループに含まれる最長の波長チャネルと
最短の波長チャネルとの間の波長幅となる。その結果、
この発明では、波長変換器に要求されるチューニング波
長幅を、従来構成におけるチューニング幅よりも狭くす
ることができる。
【0008】また、この発明の光クロスコネクト装置の
実施にあたり、好ましくは、前記単位ブロックの各々
は、それぞれ、前記波長グループブロックの数と同数の
前記第1光カプラを具えるのが良い。
【0009】このような構成とすれば、波長グループブ
ロックの数および波長グループの数と、第1光カプラの
数とを同数とすることができる。その結果、第1光カプ
ラと波長グループとを1対1に対応させることができ
る。
【0010】ところで、一般に、光カプラでは、集光す
る光信号の数が多いほど、この光カプラから出力される
各光信号の光パワーが小さくなる、即ち、光損失(合流
ロス)が大きくなる。このため、装置の規模を大きくす
ると、光カプラで生じる光損失が大きくなるという問題
が生じる。
【0011】例えば、上記文献1の特にFig.2の
(a)に開示の従来構成では、前段の光カプラで、波長
チャネル数Nだけの光を集光している。さらに、後段の
光カプラで、入力ポート数nだけの光を集光している。
従って、この従来構成では、前段および後段の光カプラ
を合わせて、(N×n)の集光を行っている。そして、
波長チャネル数Nを増加させたり入力ポート数nを増加
させて、光クロスコネクト装置の規模を大きくすると、
この(N×n)の値も大きくなるため、光カプラによる
光損失が大きくなる。
【0012】また、光クロスコネクト装置において、好
ましくは、各前記波長グループブロックはそれぞれ、光
スイッチおよび第2光カプラを具え、前記光スイッチの
各々は、当該光スイッチに入力した単一の波長チャネル
の光信号を前記第2光カプラに選択的に振り分ける構成
をそれぞれ有し、前記第2光カプラの各々は、当該第2
光カプラに入力した光信号を前記第1光カプラへ出力す
る構成をそれぞれ有する構成とするのがよい。
【0013】このように各光マトリクススイッチを構成
すれば、各第2光カプラで集光する光信号の数は、各波
長グループに属する波長チャネル数に相当する数とな
る。各波長グループに属する波長チャネル数は、全波長
チャネル数よりも少ない。従って、第2光カプラでの合
流数を、上記の従来構成において、この第2光カプラに
対応する前段の光カプラでの合流数(全波長チャネル
数)よりも少なくすることができる。その結果、波長変
換器に要求されるチューニング幅が狭くて済む上に、さ
らに、光カプラでの光信号の合流による光損失を抑制す
ることができる。
【0014】また、光クロスコネクト装置の実施にあた
り、入力ポートおよび出力ポートの数をn個(nは、2
以上の正の整数。)とし、全ての前記波長チャネル数を
N個(Nは、2以上の正の整数。)とし、前記波長グル
ープの数をL個(Lは、2以上の正の整数。)とし、各
波長グループに属する波長チャネル数をそれぞれm個
(mは、2以上の正の整数であって、m=(N/L)を
満たす。)とした場合に、各前記単位ブロックは、n個
の前記第1光カプラをそれぞれ具え、各前記波長グルー
プブロックは、m個の(1×n)型の前記光スイッチ
と、n個の前記第2光カプラとをそれぞれ具えることが
望ましい。
【0015】尚、nは、入力ポート数および出力ポート
数に対応すると共に、単位ブロック数にも相当する。ま
た、全波長チャネル数Nは、波長グループ数Lの整数m
倍となる。
【0016】このような構成にすれば、第2光カプラで
は、各波長グループに属する波長チャネル数mだけの光
信号を合流する。従って、上記の従来構成における前段
の光カプラにおける合流数Nに対して、この構成では、
合流数を(m/N)に低減することができる。その結
果、光カプラでの光信号の合流による光損失の発生を
(m/N)に抑制することができる。
【0017】尚、この構成では、第1光カプラ、およ
び、この第1光カプラに対応する上記の従来構成におけ
る後段光カプラでは、それぞれ入出力ポート数に対応す
る数nの光信号を合流している。従って、第1光カプラ
における光信号の合流数は従来構成での後段光カプラに
おける合流数と同数となる。
【0018】また、この光クロスコネクト装置の実施に
あたり、好ましくは、各前記波長グループにそれぞれ属
する波長チャネルの波長間隔を一定とするのがよい。
【0019】特に、波長チャネル数をN、波長グループ
数をLとした場合には、各前記波長グループに、波長の
短い順に(N/L)番おきの波長チャネルがそれぞれ属
することが望ましい。
【0020】また、第2の光クロスコネクト装置の実施
にあたり、好ましくは、各前記波長グループに、それぞ
れ、波長の短い順に一定数ずつの波長チャネルがそれぞ
れ属するのが良い。
【0021】このように波長チャネルを組み合わせれ
ば、各波長グループに属する波長チャネルの最短波長か
ら最長波長までの波長幅が、全波長チャネルの最短波長
から最長波長までの波長幅を波長グループ数で除した値
となる。従って、光信号の波長変換にあたって、波長変
換器に要求されるチューニング幅を狭くすることができ
る。
【0022】特に、波長チャネル数をN、波長グループ
数をLとした場合には、各前記波長グループに、それぞ
れ、波長の短い順に(N/L)個ずつの波長チャネルが
それぞれ属することが望ましい。
【0023】この場合、波長変換器に要求されるチュー
ニング幅は、変換先が全波長チャネルにわたる場合の
(N/L)に狭めることができる。
【0024】また、この光クロスコネクト装置の実施に
あたり、好ましくは、合波器は、前記波長間隔と同一の
フリー・スペクトラル・レンジ(選択波長の波長間隔)
を有するのが良い。このようすれば、合波器において、
各波長グループ毎の光信号を同時に合波するのに好適で
ある。
【0025】ところで、この発明の第2の光クロスコネ
クト装置においては、光の逆進を妨げる構成を特に設け
ていない。従って、光の進行方向を逆向きとして装置を
用いることが可能である。
【0026】そこで、この光クロスコネクト装置におい
て、好ましくは、光信号を、前記出力ポートから入力し
て、前記入力ポートへ出力することが望ましい。
【0027】この場合、出力ポートから入力した光信号
は、先ず、合波器によって波長グループ毎に分波され
る。次に、分波された光信号は、第1光カプラによっ
て、波長グループ毎に個別の波長グループブロックに入
力する。次に、各波長グループブロックからそれぞれ出
力された光信号は、波長変換器によって、当該光信号の
属する当該波長グループに属する波長チャネルに波長変
換される。さらに、波長変換された光信号は、光接続手
段によって、分波器の各波長チャネルに対応したポート
へ導かれる。そして、分波器において、各波長チャネル
の光信号は、合波されて、入力ポートへ出力する。
【0028】また、この光クロスコネクト装置におい
て、好ましくは、光マトリクススイッチを構成する前記
光スイッチは、波長選択機能を有することが望ましい。
【0029】このように、光マトリクススイッチを構成
する光スイッチに波長選択機能を持たせれば、この光ス
イッチにおいて、通常の光スイッチングの機能に加え
て、波長フィルタの機能を同時に実現することができ
る。
【0030】そして、この光スイッチに波長選択機能を
持たせることにより、この光スイッチにおいて、光信号
の波長チャネルをチューニングにより選択することがで
きる。その結果、波長変換器は、光信号の波長チャネル
を固定波長チャネルに変換するだけで良い。このため、
波長変換器には、チューニング作用が必要なくなる。す
なわち、波長変換器に要求されるチューニング幅をゼロ
とすることができる。また、波頭変換器にチューニング
作用が要求されないため、波長変換器が、実現が容易で
ないチューナブルな光源を必要としない。このため、波
長変換器の実現が容易となる。
【0031】また、光スイッチに波長選択機能を持たせ
るにあたり、好ましくは、光スイッチは、前記波長グル
ープ毎に分離された光信号を、当該波長グループ毎に選
択的に通過させる複数の第1光ゲートと、前記第1光ゲ
ートを通過した光信号をそれぞれ単一の波長チャネルを
有する個別の光信号に分波する固定波長ルータと、分波
された光信号を選択的に通過させる複数の第2光ゲート
と、前記第2光ゲートを通過した光信号を合流する第3
光カプラとを具えるのが良い。
【0032】そして、光マトリクススイッチの波長グル
ープブロックにおいて、第2光カプラから光スイッチに
入力した光信号は、先ず、第1光ゲートに入力する。第
1光ゲートは、当該光波長グループの各第2光カプラ毎
に個別に設けてある。第1光ゲートでは、そのゲートの
ON/OFF(光信号通過/遮断)によって、光信号の
入力経路を選択する。すなわち、ON状態の第1光ゲー
トに対応する第2光カプラから入力される光信号が選択
される。次に、第1光ゲートを通過した光信号は、固定
波長ルータに入力する。この固定波長ルータは、光信号
の出力ポート(波長ポートとも称する。)が波長毎に固
定されている。そして、固定波長ルータは、波長グルー
プに属する各波長チャネル毎に個別の波長ポートへ光信
号を出力する。波長ポートから出力された光信号は、第
2光ゲートに入力する。第2光ゲートでは、そのゲート
のON/OFF(光信号通過/遮断)によって、光信号
の波長チャネルを選択する。すなわち、ON状態の第2
光ゲートに対応する波長チャネルの光信号が選択され
る。
【0033】ところで、上述の光クロスコネクト装置に
おいては、光信号の波長変換先の波長チャネルは、その
光信号の有する波長チャネルが属する波長グループに属
する波長チャネルに制限される。しかし、その場合で
も、波長変換にあたっては、波長グループに属する波長
チャネルの数だけの自由度を有する。従って、波長変換
先の波長チャネル数の制限は、実用上何ら問題ない。
【0034】しかし、波長変換先の波長チャネル数の制
限は、より少ないことが望ましいことはいうまでもな
い。そこで、この出願に係る発明者は、さらに検討を重
ねた結果、波長グループの分け方が互いに異なる複数の
光クロスコネクト装置を直列に接続して、波長グループ
の複数の分け方を組み合わせることにより、上記の制限
を緩和できることに想到した。
【0035】そこで、この発明の光クロスコネクトシス
テムによれば、光クロスコネクト装置を直列に複数段接
続した光クロスコネクトシステムであって、前記波長グ
ループに属する波長チャネルの組み合わせが、互いに隣
接する前記光クロスコネクト装置同士で異なっているこ
とを特徴とする。
【0036】このように、波長チャネルの組み合わせの
異なる複数の光クロスコネクト装置を直列に接続すれ
ば、波長変換先の波長チャネルの制限を緩和することが
できる。
【0037】
【発明の実施の形態】以下、図を参照して、この発明の
実施の形態について説明する。尚、参照する図は、この
発明が理解できる程度に各構成成分の大きさ、形状およ
び配置関係を概略的に示している。従って、この発明
は、図示例に限定されるものではない。
【0038】(第1の実施の形態)第1の実施の形態で
は、図1を参照して、この発明の光クロスコネクト装置
の一例について説明する。図1は、光クロスコネクト装
置の説明に供する構成図である。
【0039】第1の実施の形態では、λ1〜λ6の6つ
の波長チャネルについて波長多重された光信号の経路の
切り替えを波長チャネルに基づいて行う光クロスコネク
ト装置100について説明する。
【0040】この光クロスコネクト装置100は、2つ
の単位ブロック10aおよび10bを具えている。各単
位ブロック10aおよび10bは、それぞれ入力ポート
12aおよび12bと、出力ポート14aおよび14b
とを1つずつ具えている。すなわち、この光クロスコネ
クト装置は、入力ポート12aおよび12bの出力ポー
ト14aおよび14bを(n=)2つずつ具えている。
【0041】そして、各前記単位ブロック10aおよび
10bは、分波器18aおよび18b、波長変換器20
a1〜20a6,20b1〜20b6、光マトリクスス
イッチ22aおよび22b、第1光カプラ24a1〜2
4a3,24b1〜24b3、および、合波器30aお
よび30bを具えている。次に、各構成成分について順
に説明する。
【0042】(分波器)分波器18aおよび18bは、
入力ポート12aおよび12bから入力された波長多重
された光信号をそれぞれ単一の波長チャネルを有する個
々の光信号に分波する構成を有している。この実施の形
態では、分波器18aおよび18bは、それぞれλ1〜
λ6の6つの波長チャネルが波長多重された光信号を、
λ1からλ6の波長チャネルを1つずつ有する6つの光
信号に分波する。
【0043】(光マトリクススイッチ)また、光マトリ
クススイッチ22aおよび22bは、波長変換された光
信号の経路を選択する構成を有している。特に、この光
クロスコネクト装置100においては、特に、各単位ブ
ロック10aおよび10bの光マトリクススイッチ22
aおよび22bは、それぞれ(L=)3個の波長グルー
プブロック26a1〜26a3,26b1〜26b3を
もって構成されている。尚、各波長グループブロック2
6a1〜26a3,26b1〜26b3の構成について
は後述する。
【0044】(光接続手段)そして、この光クロスコネ
クト装置100においては、各単位ブロック10aおよ
び10bは、それぞれ、光接続手段28aおよび28b
を具えている。光接続手段28aおよび28bは、分波
された各光信号を、それぞれ(m=)2の波長チャネル
からなる(L=)3つの波長グループλg1〜λg3に
分けて、波長グループ毎に個別の波長グループブロック
26a1〜26a3、26b1〜26b3にそれぞれ導
く構成となっている。
【0045】また、この実施の形態では、各波長グルー
プλg1〜λg3にそれぞれ属する波長チャネルの波長
間隔を一定とする。すなわち、波長チャネル数をN=
6、波長グループ数をL=3とした場合に、各波長グル
ープλg1〜λg3に、波長の短い順に(N/L)=
(6/3)=2番おきの波長チャネルがそれぞれ属する
ことが望ましい。具体的には、1番目の波長グループλ
g1には、λ1およびλ4の波長チャネルが属する。ま
た、2番目の波長グループλg2には、λ2およびλ5
の波長チャネルが属する。そして、3番目の波長グルー
プλg3には、λ3およびλ6の波長チャネルが属す
る。
【0046】そして、第1の実施の形態では、1番目の
単位ブロック10aにおいて、光接続手段28aを、各
波長グループλg1〜λg3に個別に対応した3つの光
配線群28a1〜28a3をもって構成する。
【0047】具体的には、1番目の光配線群28a1
は、分波器18aから出力されたλ1およびλ4の波長
チャネルの光信号を波長グループブロック26a1に導
く。従って、この実施の形態では、λ1およびλ4の波
長チャネルが1番目の波長グループλg1を構成する。
そして、1番目の波長グループλg1の光信号は、1番
目の波長グループブロック26a1に入力される。
【0048】また、具体的には、2番目の光配線群28
a2は、分波器18aから出力されたλ2およびλ5の
波長チャネルの光信号をに波長グループブロック26a
2に導く。従って、この実施の形態では、λ2およびλ
5の波長チャネルが2番目の波長グループλg2を構成
する。そして、2番目の波長グループλg2の光信号
は、2番目の波長グループブロック26a2に入力され
る。
【0049】また、具体的には、3番目の光配線群28
a3は、分波器18aから出力されたλ3およびλ6の
波長チャネルの光信号を波長グループブロック26a3
に導く。従って、この実施の形態では、λ3およびλ6
の波長チャネルが3番目の波長グループλg3を構成す
る。そして、3番目の波長グループλg3の光信号は、
3番目の波長グループブロック26a3に入力される。
【0050】また、この実施の形態では、2番目の単位
ブロック10bにおいて、光接続手段28bを、波長グ
ループλg1〜λg3に個別に対応した3つの光配線群
28b1〜28b3をもって構成する。
【0051】具体的には、1番目の光配線群28b1
は、分波器18bから出力されたλ1およびλ4の波長
チャネルの光信号を波長グループブロック26b1に導
く。従って、2番目の単位ブロック10bにおいても、
λ1およびλ4の波長チャネルが1番目の波長グループ
λg1を構成する。そして、2番目の単位ブロックにお
いては、1番目の波長グループλg1の光信号は、1番
目の波長グループブロック26b1に入力される。
【0052】また、具体的には、2番目の光配線群28
b2は、分波器18bから出力されたλ2およびλ5の
波長チャネルの光信号を波長グループブロック26b2
に導く。従って、2番目の単位ブロック10bにおいて
も、λ2およびλ5の波長チャネルが2番目の波長グル
ープλg2を構成する。そして、2番目の単位ブロック
においては、2番目の波長グループλg2の光信号は、
2番目の波長グループブロック26b2に入力される。
【0053】また、具体的には、3番目の光配線群28
b3は、分波器18bから出力されたλ3およびλ6の
波長チャネルの光信号を波長グループブロック26b3
に導く。従って、2番目の単位ブロック10bにおいて
も、λ3およびλ6の波長チャネルが3番目の波長グル
ープλg3を構成する。そして、3番目の単位ブロック
においては、3番目の波長グループλg3の光信号は、
3番目の波長グループブロック26b3に入力される。
【0054】(波長グループブロック)そして、この実
施の形態では、各波長グループブロック26a1〜26
a3,26b1〜26b3は、それぞれ、光スイッチ3
2a1〜32a6,32b1〜32b6および第2光カ
プラ34a1〜34a6,34b1〜34b6を具えて
いる。すなわち、各波長グループブロックを、(m=)
2つの1×2型の光スイッチと(n=)2つの2×1型
の第2光カプラでもってそれぞれ構成する。
【0055】具体的には、1番目の単位ブロック10a
の光マトリクススイッチ22aにおいては、1番目の波
長グループブロック26a1を光スイッチ32a1およ
び32a2と、第2光カプラ34a1および34a2と
をもって構成する。また、2番目の波長グループブロッ
ク26a2を光スイッチ32a3および32a4と、第
2光カプラ34a3および34a4とをもって構成す
る。また、3番目の波長グループブロック26a3を光
スイッチ32a5および32a6と、第2光カプラ34
a5および34a6とをもって構成する。
【0056】また、2番目の単位ブロック10bの光マ
トリクススイッチ22bにおいては、1番目の波長グル
ープブロック26b1を光スイッチ32b1および32
b2と、第2光カプラ34b1および34b2とをもっ
て構成する。また、2番目の波長グループブロック26
b2を光スイッチ32b3および32b4と、第2光カ
プラ34b3および34b4とをもって構成する。ま
た、3番目の波長グループブロック26b3を光スイッ
チ32b5および32b6と、第2光カプラ34b5お
よび34b6とをもって構成する。
【0057】そして、光スイッチ32a1〜32a6,
32b1〜32b6の各々は、当該光スイッチ32a1
〜32a6,32b1〜32b6に入力した単一の波長
チャネルの光信号を第2光カプラ34a1〜34a6,
34b1〜34b6に選択的に振り分ける構成となって
いる。すなわち、各波長グループブロック26a1〜2
6a3,26b1〜26b3において、光スイッチ32
a1〜32a6,32b1〜32b6が光信号を通過す
る経路上の第2光カプラ34a1〜34a6,32b1
〜32b6に光信号が導かれる。尚、光スイッチ32a
1〜32a6,32b1〜32b6は、同時に1つまた
は複数の第2光カプラ34a1〜34a6,34b1〜
34b6へ光信号を出力することができる。
【0058】このような構成にすれば、第2光カプラ3
4a1〜34a6,34b1〜34b6では、各波長グ
ループλg1〜λg3にそれぞれ属する波長チャネル数
m=2だけの光信号を合流する。従って、上記の従来構
成における前段の光カプラにおける合流数Nに対して、
この構成では、合流数を(m/N)=(2/6)=(1
/3)に低減することができる。その結果、光カプラで
の光信号の合流による光損失の発生を(m/N)=(1
/3)に抑制することができる。
【0059】また、第2光カプラ34a1〜34a6,
34b1〜34b6の各々は、当該第2光カプラに入力
した光信号を第1光カプラ24a1〜24a3,24b
1〜24b3へ出力する。
【0060】具体的には、1番目の単位ブロック10a
の1番目の第1光カプラ24a1には、1番目および2
番目の両方の単位ブロックの1番目の波長グループブロ
ック26a1および26b1の第2光カプラ34a1お
よび34b1からそれぞれ光信号が入力される。また、
1番目の単位ブロックの2番目の第1光カプラ24a2
には、1番目および2番目の両方の単位ブロック10a
および10bの2番目の波長グループブロック26a2
および26b2の第2光カプラ34a3および34b3
からそれぞれ光信号が入力される。また、1番目の単位
ブロックの3番目の第1光カプラ24a3には、1番目
および2番目の両方の単位ブロック10aおよび10b
の3番目の波長グループブロック26a3および26b
3の第2光カプラ34a5および34b5からそれぞれ
光信号が入力される。
【0061】また、2番目の単位ブロック10bの1番
目の第1光カプラ24b1には、1番目および2番目の
両方の単位ブロック10aおよび10bの1番目の波長
グループブロック26a1および26b1の第2光カプ
ラ34a2および34b2からそれぞれ光信号が入力さ
れる。また、2番目の単位ブロック10bの2番目の第
1光カプラ24b2には、1番目および2番目の両方の
単位ブロック10aおよび10bの2番目の波長グルー
プブロック26a2および26b2の第2光カプラ34
a4および34b4からそれぞれ光信号が入力される。
また、2番目の単位ブロック10bの3番目の第1光カ
プラ24b3には、1番目および2番目の両方の単位ブ
ロック10aおよび10bの3番目の波長グループブロ
ック26a3および26b3の第2光カプラ34a6お
よび34b6からそれぞれ光信号が入力される。
【0062】(第1光カプラ)また、この光クロスコネ
クト装置100は、各単位ブロック10aおよび10b
毎に、波長グループブロックの数および波長グループの
数と、同数の3つの第1光カプラ24a1〜24a3,
24b1〜24b3をそれぞれ具えている。そして、第
1光カプラ24a1〜24a3、24b1〜24b3
は、光マトリクススイッチ22aおよび22bからそれ
ぞれ出力された光信号を合流する構成を有している。特
に、この光クロスコネクト装置100においては、第1
光カプラ24a1〜24a3、24b1〜24b3は、
波長グループλg1〜λg3毎に個別に光信号を合成す
る構成を有する。
【0063】具体的には、1番目および2番目の単位ブ
ロック10aおよび10bの1番目の第1光カプラ24
a1および24b1は、1番目の波長グループλg1に
属するλ1およびλ4の波長チャネルの光信号を合成す
る。また、1番目および2番目の単位ブロック10aお
よび10bの2番目の第1光カプラ24a2および24
b2は、2番目の波長グループλg2に属するλ2およ
びλ5の波長チャネルの光信号を合成する。また、1番
目および2番目の単位ブロック10aおよび10bの3
番目の第1光カプラ24a3および24b3は、3番目
の波長グループにλg3に属するλ3およびλ6の波長
チャネルの光信号を合成する。
【0064】(合波器)そして、合波器30aおよび3
0bは、波長グループ毎に合成された光信号を、全ての
波長グループについて合波して、出力ポート14aおよ
び14bへ出力する。
【0065】具体的には、合波器30aは、1番目の単
位ブロック10aの1番目の第1光カプラ24a1から
出力された1番目の波長グループλg1に属するλ1お
よびλ4の波長チャネルの光信号と、2番目の第1光カ
プラ24a2から出力された2番目の波長グループλg
2に属するλ2およびλ5の波長チャネルの光信号と、
3番目の第1光カプラ24a3から出力された3番目の
波長グループλg3に属するλ3およびλ6の波長チャ
ネルの光信号と合波して、出力ポート14aへ出力す
る。
【0066】また、合波器30bは、2番目の単位ブロ
ック10bの1番目の第1光カプラ24b1から出力さ
れた1番目の波長グループλg1に属するλ1およびλ
4の波長チャネルの光信号と、2番目の第1光カプラ2
4b2から出力された2番目の波長グループλg2に属
するλ2およびλ5の波長チャネルの光信号と、3番目
の第1光カプラ24b3から出力された3番目の波長グ
ループλg3に属するλ3およびλ6の波長チャネルの
光信号とを合波して、出力ポート14bへ出力する。
【0067】また、合波器30aおよび30bは、波長
間隔(λ1とλ4との波長間隔、λ2とλ5との波長間
隔、λ3とλ6との波長間隔)と同一のフリー・スペク
トラル・レンジを有している。
【0068】また、この合波器30aおよび30bは、
例えば、ファブリペロ共振器、アレイ導波路堂波路グレ
ーティングまたはマッハ・ツェンダ干渉器をもって構成
すると良い。
【0069】(波長変換器)そして、この光クロスコネ
クト装置100では、波長変換器20a1〜20a6,
20b1〜20b6は、光接続手段28aおよび28b
の途中に、分波された各光信号の経路毎にそれぞれ挿入
して設けてある。
【0070】そして、1番目の単位ブロック10aにお
いて、1番目の波長変換器20a1にはλ1の波長チャ
ネルの光信号が入力する。また、2番目の波長変換器2
0a2にはλ4の波長チャネルの光信号が入力する。ま
た、3番目の波長変換器20a3には、λ2の波長チャ
ネルの光信号が入力する。また、4番目の波長変換器2
0a4には、λ5の波長チャネルの光信号が入力する。
また、5番目の波長変換器20a5には、λ3の波長チ
ャネルの光信号が入力する。そして、6番目の波長変換
器20a6には、λ6の波長チャネルの光信号が入力す
る。
【0071】また、2番目の単位ブロック10bにおい
ても、1番目の波長変換器20b1にはλ1の波長チャ
ネルの光信号が入力する。また、2番目の波長変換器2
0b2にはλ4の波長チャネルの光信号が入力する。ま
た、3番目の波長変換器20b3には、λ2の波長チャ
ネルの光信号が入力する。また、4番目の波長変換器2
0b4には、λ5の波長チャネルの光信号が入力する。
また、5番目の波長変換器20b5には、λ3の波長チ
ャネルの光信号が入力する。そして、6番目の波長変換
器20b6には、λ6の波長チャネルの光信号が入力す
る。
【0072】また、波長変換器20a1〜20a6、2
0b1〜20b6は、分波された光信号の波長変換を行
う構成を有している。特に、この光クロスコネクト装置
100では、波長変換器20a1〜20a6,20b1
〜20b6は、光信号の波長チャネルを、当該波長チャ
ネルの属する波長グループ内の波長チャネルに変換す
る。
【0073】具体的には、1番目の波長変換器20a1
および20b1に入力したλ1の波長チャネルの光信号
は、例えばλ1と同一の1番目の波長グループλg1に
属するλ4の波長チャネルに波長変換される。また、2
番目の波長変換器20a2および20b2に入力したλ
4の波長チャネルの光信号は、例えばλ4と同一の1番
目の波長グループλg1に属するλ1の波長チャネルに
波長変換される。
【0074】また、3番目の波長変換器20a3および
20b3に入力したλ2の波長チャネルの光信号は、例
えばλ2と同一の2番目の波長グループλg2に属する
λ5の波長チャネルに波長変換される。また、4番目の
波長変換器20a4および20b4に入力したλ5の波
長チャネルの光信号は、例えばλ5と同一の2番目の波
長グループλg2に属するλ2の波長チャネルに波長変
換される。
【0075】また、5番目の波長変換器20a5および
20b5に入力したλ3の波長チャネルの光信号は、例
えばλ3と同一の3番目の波長グループλg3に属する
λ6の波長チャネルに波長変換される。また、6番目の
波長変換器20a6および20b6に入力したλ6の波
長チャネルの光信号は、例えばλ6と同一の3番目の波
長グループλg3に属するλ3の波長チャネルに波長変
換される。
【0076】このように、この光クロスコネクト装置1
00によれば、各波長グループ内でのみ波長変換を行
う。このため、波長変換器の最大のチューニング波長幅
が、波長グループに含まれる最長の波長チャネルと最短
の波長チャネルとの間の波長幅となる。すなわち、λ1
とλ4との間の波長幅、λ2とλ5との間の波長幅、お
よびλ3とλ6との間の波長幅となる。その結果、波長
変換器に要求されるチューニング波長幅を、従来の例え
ばλ1とλ6との間の波長幅よりも狭くすることができ
る。
【0077】(動作例)次に、この光クロスコネクト装
置100の動作の一例について説明する。ここでは、1
番目の入力ポート12aから入力した光信号のうち、λ
2の波長チャネルの光信号をλ5に波長チャネルに波長
変換した上、2番目の出力ポート14bへ出力する例に
ついて説明する。
【0078】先ず、1番目の入力ポート12aに、λ1
〜λ6の波長チャネルが波長多重された光信号を入力す
る。入力ポート12aに入力した光信号は、分波器18
aによって、単一の波長チャネルを有する個々の光信号
に分波される。λ2の波長チャネルに分波された光信号
は、光接続手段28aの光配線群28a2によって、波
長変換器20a3へ導かれる。波長変換器20a3によ
って、λ2の波長チャネルの光信号は、λ2の属する2
番目の波長グループλg2に属するλ5の波長チャネル
に波長変換される。波長変換された光信号は、光接続手
段28aによって、光マトリクススイッチ22aの2番
目の波長グループブロック26a2へ導かれる。この波
長グループブロック26a2において、光信号は、光ス
イッチ32a3に入力する。そして、光信号は、光スイ
ッチ32a3から第2光カプラ34a4へ出力される。
そして、第2光カプラ34a4を出力した光信号は、2
番目の単位ブロック10bの第1光カプラ24b2に導
かれる。第1光カプラ24b2を出力した光信号は、合
波器30bを経て、2番目の出力ポート14bへλ5の
波長チャネルの光信号として出力される。
【0079】(機能的な説明)次に、図2を参照して、
この光クロスコネクト装置100の機能をレイヤ構造と
して説明する。図2は、光クロスコネクト装置100の
機能の説明に供する概念図である。
【0080】各光マトリクススイッチ22aおよび22
bにおいて、各波長グループブロック26a1〜26a
3,26b1〜26b3は、互いに独立した構成となっ
ている。そこで、ここでは、波長グループブロック毎に
レイヤ構造(機能毎の層構造)として取り扱う。
【0081】この光クロスコネクト装置100をレイヤ
構造として表すと、このレイヤ構造は、図2に示すよう
に、分岐ユニット42aおよび42bと、波長グループ
ユニット40a〜40cと、合流ユニット44aおよび
44bとをもって構成することができる。
【0082】この場合、この分岐ユニット42aおよび
42bは、それぞれ入力ポート12aおよび12bに対
応して設けてある。そして、1番目の分岐ユニット42
aは、図1に示した分波器18aおよび光接続手段28
aの機能に相当する機能を表している。また、2番目の
分岐ユニット42bは、図1における分波器18bおよ
び光接続手段28bの機能に相当する機能を表してい
る。
【0083】また、各波長グループユニット40a〜4
0cは、図1における各単位ブロック10aおよび10
bの共通の波長グループλg1〜λg3の波長グループ
ブロック26a1〜26a3,26b1〜26b3を共
通のレイヤ構造として表す。
【0084】具体的には、1番目の波長グループユニッ
ト40aは、1番目の波長グループλg1に対応してお
り、1番目の単位ブロック10aの1番目の波長グルー
プブロック26a1と、2番目の単位ブロック10bの
1番目の波長グループブロック26b1とを併せて1つ
のレイヤで表している。
【0085】さらに、1番目の波長グループユニット4
0aは、波長分波器20a1,20a2,20b1およ
び20b2の機能と第1光カプラ24a1および24b
1の機能もレイヤとして表している。
【0086】また、2番目の波長グループユニット40
bは、2番目の波長グループλg2に対応しており、1
番目の単位ブロック10aの2番目の波長グループブロ
ック26a2と、2番目の単位ブロック10bの2番目
の波長グループブロック26b2とを併せて1つのレイ
ヤで表している。
【0087】さらに、2番目の波長グループユニット4
0bは、波長分波器20a3,20a4,20b3およ
び20b4の機能と第1光カプラ24a2および24b
2の機能もレイヤとして表している。
【0088】また、3番目の波長グループユニット40
cは、3番目の波長グループλg3に対応しており、1
番目の単位ブロック10aの3番目の波長グループブロ
ック26a3と、2番目の単位ブロック10bの3番目
の波長グループブロック26b3とを併せて1つのレイ
ヤで表している。
【0089】さらに、3番目の波長グループユニット4
0cは、波長分波器20a5,20a6,20b5およ
び20b6の機能と第1光カプラ24a3および24b
3の機能も併せてレイヤとして表している。
【0090】また、各合流ユニット44aおよび44b
は、それぞれ出力ポート14aおよび14bに対応して
設けてある。そして、1番目の合流ユニット44aは、
図1に示した合波器30aの機能に相当する機能を表し
ている。また、2番目の合流ユニット44bは、図1に
示した合波器30bの機能に相当する機能を表してい
る。
【0091】この光クロスコネクト装置100は、この
ように、レイヤ構造として扱うことができるので、波長
チャネルを増設する場合に、増設する波長チャネルを新
たな波長グループのレイヤとして扱うことができる。そ
の結果、波長チャネル数を増設を容易に行うことができ
る。すなわち、レイヤ構造として扱うので、波長チャネ
ルの増設に際して、すでに使用している波長チャネル
と、新たに追加する波長チャネルとの間の交換アルゴリ
ズムの調整が少なくて済む。具体的には、追加した波長
チャネルの波長グループ内(増設レイヤ内での)での波
長アドレスの設定を行うだけで済む。
【0092】(第2の実施の形態)第2の実施の形態で
は、図3を参照して、この発明の光クロスコネクト装置
の他の例について説明する。図3は、第2の実施の形態
の光クロスコネクト装置の説明に供する構成図である。
【0093】第2の実施の形態では、λ1〜λ6の6つ
の波長チャネルについて波長多重された光信号の経路を
切り替えを波長チャネルに基づいて行う場合であって、
波長チャネルを2つの波長グループλg4およびλg5
に分けた場合について説明する。
【0094】この光クロスコネクト装置200は、2つ
の単位ブロック10aおよび10bを具えている。各単
位ブロック10aおよび10bは、それぞれ入力ポート
12aおよび12bと、出力ポート14aおよび14b
とを1つずつ具えている。すなわち、この光クロスコネ
クト装置200は、入力ポート12aおよび12bの出
力ポート14aおよび14bを(n=)2つずつ具えて
いる。
【0095】そして、各前記単位ブロック10aおよび
10bは、分波器18aおよび18b、波長変換器50
a1〜50a6,50b1〜50b6、光マトリクスス
イッチ52aおよび52b、第1光カプラ54a1〜5
4a2,54b1〜54b2、および、合波器30aお
よび30bを具えている。次に、各構成成分について順
に説明する。尚、第2の実施の形態では、波長グループ
の番号を、第1の実施の形態における波長グループの番
号と通し番号で表す。従って、第2の実施の形態では、
4番目の波長グループλg4と5番目の波長グループλ
g5とを用いて説明する。
【0096】(分波器)分波器18aおよび18bの構
成は、第1の実施の形態の場合と同一であるので、その
詳細な説明を省略する。
【0097】(光マトリクススイッチ)また、光マトリ
クススイッチは52aおよび52bは、波長変換された
光信号の経路を選択する構成を有している。特に、この
光クロスコネクト装置200においては、各光マトリク
ススイッチ52aおよび52bは、それぞれ(L=)2
個の波長グループブロック56a1、56a2,56b
1、56b2をもって構成されている。尚、各波長グル
ープブロック56a1、56a2,56b1、56b2
の構成については後述する。
【0098】(光接続手段)そして、第2の実施の形態
の光クロスコネクト装置200においては、各単位ブロ
ック10aおよび10bは、それぞれ、光接続手段58
aおよび58bを具えている。光接続手段58aおよび
58bは、分波された各光信号を、それぞれ(m=)3
つの波長チャネルからなる(L=)2つの波長グループ
λg4およびλg5に分けて、各波長グループλg4お
よびλg5毎に個別の波長グループブロック56a1、
56a2、56b1、56b2にそれぞれ導く構成とな
っている。
【0099】また、第2の実施の形態では、各波長グル
ープλg4およびλg5に、それぞれ、波長の短い順に
一定数ずつの波長チャネルがそれぞれ属している。すな
わち、波長チャネル数をN=6、波長グループ数をL=
2とした場合、各波長グループλg4およびλg5に、
それぞれ、波長の短い順に(N/L)=(6/2)=3
個ずつの波長チャネルがそれぞれ属する。
【0100】具体的には、4番目の波長グループλg4
には、λ1〜λ3の波長チャネルが属する。また、5番
目の波頭グループλg5には、λ4〜λ6の波長チャネ
ルが属する。
【0101】このように波長チャネルを組み合わせれ
ば、各波長グループに属する波長チャネルの最短波長か
ら最長波長までの波長幅が、全波長チャネルの最短波長
λ1から最長波長λ6までの波長幅を波長グループ数L
=2で除した値となる。従って、光信号の波長変換にあ
たって、波長変換器に要求されるチューニング幅を狭く
することができる。
【0102】そして、この実施の形態では、1番目の単
位ブロック10aにおいて、光接続手段58aを、各波
長グループλg4およびλg5に個別に対応した2つの
光配線群58a1および58a2をもって構成する。
【0103】具体的には、1番目の光配線群58a1
は、分波器18aから出力されたλ1〜λ3の波長チャ
ネルの光信号を波長グループブロック56a1に導く。
従って、この実施の形態では、λ1〜λ3の波長チャネ
ルが4番目の波長グループλg4を構成する。そして、
4番目の波長グループλg4の光信号は、1番目の波長
グループブロック56a1に入力される。
【0104】また、具体的には、2番目の光配線群58
a2は、分波器18aから出力されたλ4〜λ6の波長
チャネルの光信号を波長グループブロック56a2に導
く。従って、この実施の形態では、λ4〜λ6の波長チ
ャネルが5番目の波長グループλg5を構成する。そし
て、5番目の波長グループλg5の光信号は、2番目の
波長グループブロック56a2に入力される。
【0105】また、この実施の形態では、2番目の単位
ブロック10bにおいて、光接続手段58bを、波長グ
ループλg4およびλg5に個別に対応した2つの光配
線群58b1および58b2をもって構成する。
【0106】具体的には、1番目の光配線群58b1
は、分波器18bから出力されたλ1〜λ3の波長チャ
ネルの光信号を波長グループブロック56b1に導く。
従って、2番目の単位ブロック10bにおいても、λ1
〜λ3の波長チャネルが4番目の波長グループλg4を
構成する。そして、2番目の単位ブロックにおいては、
4番目の波長グループλg4の光信号は、1番目の波長
グループブロック56b1に入力される。
【0107】また、具体的には、2番目の光配線群58
b2は、分波器18bから出力されたλ4〜λ6の波長
チャネルの光信号を波長グループブロック56b2に導
く。従って、2番目の単位ブロック10bにおいても、
λ4〜λ6の波長チャネルが5番目の波長グループλg
5を構成する。そして、2番目の単位ブロックにおいて
は、5番目の波長グループλg5の光信号は、2番目の
波長グループブロック56b2に入力される。
【0108】(波長グループブロック)そして、この実
施の形態では、各波長グループブロック56a1、56
a2,56b1、56b2は、光スイッチ62a1〜6
2a6,62b1〜62b6および第2光カプラ64a
1〜64a4,64b1〜64b4を具えている。すな
わち、各波長グループブロックを、(m=)3つの1×
2型の光スイッチと(n=)2つの3×1型の第2光カ
プラでもってそれぞれ構成する。
【0109】具体的には、1番目の単位ブロック10a
の光マトリクススイッチ52aにおいては、1番目の波
長グループブロック56a1を光スイッチ62a1〜6
2a3と、第2光カプラ64a1〜64a2とをもって
構成する。また、2番目の波長グループブロック56a
2を光スイッチ62a4〜62a6と、第2光カプラ6
4a3および64a4とをもって構成する。
【0110】また、2番目の単位ブロック10bの光マ
トリクススイッチ52bにおいては、1番目の波長グル
ープブロック56b1を光スイッチ62b1〜62b3
と、第2光カプラ64b1および64b2とをもって構
成する。また、2番目の波長グループブロック56b2
を光スイッチ62b4〜62b6と、第2光カプラ64
b3および64b4とをもって構成する。
【0111】そして、光スイッチ62a1〜62a6,
62b1〜62b6の各々は、当該光スイッチ62a1
〜62a6,62b1〜62b6に入力した単一の波長
チャネルの光信号を第2光カプラ64a1〜64a4,
64b1〜64b4に選択的に振り分ける構成となって
いる。すなわち、各波長グループブロック56a1、5
6a2,56b1、56b2において、光スイッチ62
a1〜62a6,62b1〜62b6が光信号を通過す
る経路上の第2光カプラ64a1〜64a4,64b1
〜64b4に光信号が導かれる。尚、光スイッチ62a
1〜62a6,62b1〜62b6は、同時に1つまた
は複数の第2光カプラ64a1〜64a4,64b1〜
64b4へ光信号を出力することができる。
【0112】このような構成にすれば、第2光カプラ6
4a1〜64a4,64b1〜64b4では、各波長グ
ループλg4およびλg5にそれぞれ属する波長チャネ
ル数m=3だけの光信号を合流する。従って、上記の従
来構成における前段の光カプラにおける合流数Nに対し
て、この構成では、合流数を(m/N)=(3/6)=
(1/2)に低減することができる。その結果、光カプ
ラでの光信号の合流による光損失の発生を(m/N)=
(1/2)に抑制することができる。
【0113】また、第2光カプラ64a1〜64a4,
64b1〜64b4の各々は、当該第2光カプラに入力
した光信号を第1光カプラ54a1、54a2、54b
1、54b2へ出力する。
【0114】具体的には、1番目の単位ブロック10a
の1番目の第1光カプラ54a1には、1番目および2
番目の両方の単位ブロックの1番目の波長グループブロ
ック56a1および56b1の第2光カプラ64a1お
よび64b1からそれぞれ光信号が入力される。また、
1番目の単位ブロックの2番目の第1光カプラ54a2
には、1番目および2番目の両方の単位ブロック10a
および10bの2番目の波長グループブロック56a2
および56b2の第2光カプラ64a3および64b3
からそれぞれ光信号が入力される。
【0115】また、2番目の単位ブロック10bの1番
目の第1光カプラ54b1には、1番目および2番目の
両方の単位ブロック10aおよび10bの1番目の波長
グループブロック56a1および56b1の第2光カプ
ラ64a2および64b2からそれぞれ光信号が入力さ
れる。また、2番目の単位ブロック10bの2番目の第
1光カプラ54b2には、1番目および2番目の両方の
単位ブロック10aおよび10bの2番目の波長グルー
プブロック56a2および56b2の第2光カプラ64
a4および64b4からそれぞれ光信号が入力される。
【0116】(第1光カプラ)また、第2の実施の形態
の光クロスコネクト装置200は、各単位ブロック10
aおよび10b毎に、波長グループブロックの数および
波長グループの数と、同数の2つの第1光カプラ54a
1、54a2,54b1、54b2をそれぞれ具えてい
る。そして、第1光カプラ54a1、54a2、54b
1、54b2は、光マトリクススイッチ52aおよび5
2bからそれぞれ出力された光信号を合流する構成を有
している。特に、この光クロスコネクト装置200にお
いては、第1光カプラ54a1、54a2、54b1、
54b2は、波長グループλg4およびλg5毎に個別
に光信号を合成する構成を有する。
【0117】具体的には、1番目および2番目の単位ブ
ロック10aおよび10bの1番目の第1光カプラ54
a1および54b1は、4番目の波長グループλg4に
属するλ1〜λ3の波長チャネルの光信号を合成する。
また、1番目および2番目の単位ブロック10aおよび
10bの2番目の第1光カプラ54a2および54b2
は、5番目の波長グループλg5に属するλ4〜λ6の
波長チャネルの光信号を合成する。
【0118】(合波器)そして、合波器30aおよび3
0bは、波長グループ毎に合成された光信号を、全ての
波長グループについて合波して、出力ポート14aおよ
び14bへ出力する。
【0119】具体的には、合波器30aは、1番目の単
位ブロック10aの1番目の第1光カプラ54a1から
出力された4番目の波長グループλg4に属するλ1〜
λ3の波長チャネルの光信号と、2番目の第1光カプラ
54a2から出力された5番目の波長グループλg5に
属するλ4〜λ6の波長チャネルの光信号とを合波し
て、出力ポート14aへ出力する。
【0120】また、合波器30bは、2番目の単位ブロ
ック10bの1番目の第1光カプラ54b1から出力さ
れた4番目の波長グループλg4に属するλ1〜λ3の
波長チャネルの光信号と、2番目の第1光カプラ54b
2から出力された5番目の波長グループλg5属するλ
4〜λ6の波長チャネルの光信号とを合波して、出力ポ
ート14bへ出力する。
【0121】また、合波器30aおよび30bは、各派
長グループλg4およびλg5の波長幅(λ1とλ3と
の波長間隔、λ4とλ6との波長間隔)だけずれた波長
を異なる第1光カプラ54a1,54a2,54b1、
54b2から入力する機能を持っている。
【0122】(波長変換器)そして、この光クロスコネ
クト装置200では、波長変換器50a1〜50a6,
50b1〜50b6は、光接続手段58aおよび58b
の途中に、分波された各光信号の経路毎にそれぞれ挿入
して設けてある。
【0123】そして、1番目の単位ブロック10aにお
いて、1番目の波長変換器50a1にはλ1の波長チャ
ネルの光信号が入力する。また、2番目の波長変換器5
0a2にはλ2の波長チャネルの光信号が入力する。ま
た、3番目の波長変換器50a3には、λ3の波長チャ
ネルの光信号が入力する。また、4番目の波長変換器5
0a4には、λ4の波長チャネルの光信号が入力する。
また、5番目の波長変換器50a5には、λ5の波長チ
ャネルの光信号が入力する。そして、6番目の波長変換
器50a6には、λ6の波長チャネルの光信号が入力す
る。
【0124】また、2番目の単位ブロック10bにおい
ても、1番目の波長変換器50b1にはλ1の波長チャ
ネルの光信号が入力する。また、2番目の波長変換器5
0b2にはλ2の波長チャネルの光信号が入力する。ま
た、3番目の波長変換器50b3には、λ3の波長チャ
ネルの光信号が入力する。また、4番目の波長変換器5
0b4には、λ4の波長チャネルの光信号が入力する。
また、5番目の波長変換器50b5には、λ5の波長チ
ャネルの光信号が入力する。そして、6番目の波長変換
器50b6には、λ6の波長チャネルの光信号が入力す
る。
【0125】また、波長変換器50a1〜50a6、5
0b1〜50b6は、分波された光信号の波長変換を行
う構成を有している。特に、この光クロスコネクト装置
200では、波長変換器50a1〜50a6,50b1
〜50b6は、光信号の波長チャネルを、当該波長チャ
ネルの属する波長グループ内の波長チャネルに変換す
る。
【0126】具体的には、1番目の波長変換器50a1
および50b1に入力したλ1の波長チャネルの光信号
は、例えばλ1と同一の4番目の波長グループλg4に
属するλ2の波長チャネルに波長変換される。また、2
番目の波長変換器50a2および50b2に入力したλ
2の波長チャネルの光信号は、例えばλ2と同一の4番
目の波長グループλg4に属するλ3の波長チャネルに
波長変換される。また、3番目の波長変換器50a3お
よび50b3に入力したλ3の波長チャネルの光信号
は、例えばλ3と同一の4番目の波長グループλg4に
属するλ1の波長チャネルに波長変換される。
【0127】また、4番目の波長変換器50a4および
50b4に入力したλ4の波長チャネルの光信号は、例
えばλ4と同一の5番目の波長グループλg5に属する
λ5の波長チャネルに波長変換される。また、5番目の
波長変換器50a5および50b5に入力したλ5の波
長チャネルの光信号は、例えばλ5と同一の5番目の波
長グループλg5に属するλ6の波長チャネルに波長変
換される。また、6番目の波長変換器50a6および5
0b6に入力したλ6の波長チャネルの光信号は、例え
ばλ6と同一の5番目の波長グループλg5に属するλ
4の波長チャネルに波長変換される。
【0128】このように、この光クロスコネクト装置2
00によれば、各波長グループ内でのみ波長変換を行
う。このため、波長変換器の最大のチューニング波長幅
が、波長グループに含まれる最長の波長チャネルと最短
の波長チャネルとの間の波長幅となる。すなわち、λ1
とλ3との間の波長幅、λ4とλ6との間の波長幅とな
る。その結果、波長変換器に要求されるチューニング波
長幅を、従来の例えばλ1とλ6との間の波長幅よりも
狭くすることができる。
【0129】(動作例)次に、この光クロスコネクト装
置200の動作の一例について説明する。ここでは、1
番目の入力ポート12aから入力した光信号のうち、λ
2の波長チャネルの光信号をλ3に波長チャネルに波長
変換した上、2番目の出力ポート14bへ出力する例に
ついて説明する。
【0130】先ず、1番目の入力ポート12aに、λ1
〜λ6の波長チャネルが波長多重された光信号を入力す
る。入力ポート12aに入力した光信号は、分波器18
aによって、単一の波長チャネルを有する個々の光信号
に分波される。λ2の波長チャネルに分波された光信号
は、光接続手段58aの光配線群58a1によって、波
長変換器50a2へ導かれる。波長変換器50a2によ
って、λ2の波長チャネルの光信号は、λ2の属する第
4の波長グループλg4に属するλ3の波長チャネルに
波長変換される。波長変換された光信号は、光接続手段
58aによって、光マトリクススイッチ52aの1番目
の波長グループブロック56a1へ導かれる。この波長
グループブロック56a1において、光信号は、光スイ
ッチ62a2に入力する。そして、光信号は、光スイッ
チ62a2から第2光カプラ64a2へ出力される。そ
して、第2光カプラ64a2を出力した光信号は、2番
目の単位ブロック10bの第1光カプラ54b1に導か
れる。第1光カプラ54b1を出力した光信号は、合波
器30bを経て、2番目の出力ポート14bへ出力され
る。
【0131】(第3の実施の形態)ところで、この発明
の光クロスコネクト装置においては、光の逆進を妨げる
構成を特に設けていない。従って、光の進行方向を逆向
きとして装置を用いることが可能である。
【0132】そこで、第3の実施の形態では、図4を参
照して、光信号を、第1の光クロスコネクト装置と同様
の装置の出力ポートから入力して、入力ポートへ出力す
る例について説明する。図4は、第3の実施の形態の光
クロスコネクト装置の構成の説明に供する図である。
尚、ここでは、第1の実施の形態と同一の構成成分には
同一の符号を付してその詳細な説明を省略する。
【0133】(分波器)第3の実施の形態の光クロスコ
ネクト装置300では、第1の実施の形態における合波
器30aおよび30bを、それぞれ第1合波器66a1
〜66a3,66b1〜66b3と、第2合波器68a
および68bとをもって構成する。
【0134】具体的には、1番目の単位ブロック10a
において、第1合波器66a1〜66a3それぞれから
出力された光信号を第2合波器68aで合波する。ま
た、2番目の単位ブロック10bにおいて、第1合波器
66b1〜66b3それぞれから出力された光信号を第
2合波器68bで合波する。
【0135】また、第1合波器66a1〜66a3,6
6b1〜66b3および第2合波器68aおよび68b
は、それぞれ例えば光カプラで構成すると良い。尚、そ
の場合には、合波器30aおよび30bは、クロストー
クの増加を抑制するため、光カプラ以外の分波器、例え
ばアレイ導波路グレーティングで構成すると良い。
【0136】(光スイッチ)また、第3の実施の形態の
光クロスコネクト装置300において、光マトリクスス
イッチを構成する光スイッチ60a1〜60a6,60
b1〜60b6が、波長選択機能を有している。
【0137】ここで、図5を参照して、光スイッチ60
a1〜60a6,60b1〜60b6の構成について説
明する。図5は、光スイッチの構成の説明に供する図で
ある。
【0138】各光スイッチ60a1〜60a6,60b
1〜60b6は、スイッチ入力ポート70aおよび70
bと、第1光ゲート72aおよび72bと、固定波長ル
ータ74と、第2光ゲート78a、78bと、第3光カ
プラ80と、スイッチ出力ポート82とを具えている。
【0139】そして、第1光ゲート72aおよび72b
は、波長グループ毎に分離された光信号を、当該波長グ
ループ毎に選択的に通過させる。第1光ゲート72aお
よび72bは、当該光波長グループの各第2光カプラ3
4a1〜34a6,34b1〜34b6毎に個別に設け
てある。第1光ゲート72aおよび72bでは、そのゲ
ートのON/OFF(光信号通過/遮断)によって、光
信号の入力経路を選択する。すなわち、ON状態の第1
光ゲート72aおよび72bに対応する第2光カプラ3
4a1〜34a6,34b1〜34b6から入力される
光信号が選択される。
【0140】また、固定波長ルータ74は、第1光ゲー
ト72aおよび72bを通過した光信号をそれぞれ単一
の波長チャネルを有する個別の光信号に分波する。この
固定波長ルータ74は、光信号の出力ポート(波長ポー
トとも称する。)76aおよび76bが波長毎に固定さ
れている。そして、固定波長ルータは、波長グループに
属する各波長チャネル毎に個別の波長ポート76aおよ
び76bへ光信号を出力する。また、固定波長ルータ7
4は、例えば、回折格子または干渉フィルタをもって構
成すると良い。
【0141】また、第2光ゲート78aおよび78b
は、分波された光信号を選択的に通過させる。第2光ゲ
ート78aおよび78bでは、そのゲートのON/OF
F(光信号通過/遮断)によって、光信号の波長チャネ
ルを選択する。すなわち、ON状態の第2光ゲート78
aおよび78bに対応する波長チャネルの光信号が選択
される。
【0142】また、第3光カプラ80は、第2光ゲート
を78aおよび78bを通過した光信号を合流して、ス
イッチ出力ポート82へ出力する。
【0143】このように、光マトリクススイッチ22a
および22bを構成する光スイッチ60a1〜60a
6,60b1〜60b6に波長選択機能を持たせれば、
この光スイッチにおいて、通常の光スイッチングの機能
に加えて、波長フィルタの機能を同時に実現することが
できる。
【0144】そして、この光スイッチに波長選択機能を
持たせることにより、この光スイッチ60a1〜60a
6,60b1〜60b6において、光信号の波長チャネ
ルをチューニングにより選択することができる。その結
果、第3の実施の形態では、波長変換器20a1〜20
a6,20b1〜20b6は、光信号の波長チャネルを
固定波長チャネルに変換するだけで良い。このため、波
長変換器には、チューニング作用が必要なくなる。すな
わち、波長変換器に要求されるチューニング幅をゼロと
することができる。また、波長変換器にチューニング作
用が要求されないため、波長変換器が、実現が容易でな
いチューナブルな光源を必要としない。このため、波長
変換器の実現が容易となる。
【0145】(光クロスコネクトシステム)ところで、
上述の光クロスコネクト装置においては、光信号の波長
変換先の波長チャネルは、その光信号の有する波長チャ
ネルが属する波長グループに属する波長チャネルに制限
される。しかし、その場合でも、波長変換にあたって
は、波長グループに属する波長チャネルの数だけの自由
度を有する。従って、波長変換先の波長チャネル数の制
限は、実用上何ら問題ない。
【0146】しかし、波長変換先の波長チャネル数の制
限は、より少ないことが望ましいことはいうまでもな
い。そこで、次に、図6を参照して、この発明の光クロ
スコネクトシステムの一例について説明する。図6の
(A)は、光クロスコネクトシステムの実施の形態の説
明に供する概念図である。図6の(A)では、光クロス
コネクトシステムを構成する各光クロスコネクト装置を
レイヤ構造として概念的に表している。
【0147】この出願に係る発明者は、さらに検討を重
ねた結果、波長グループの分け方が互いに異なる複数の
光クロスコネクト装置を直列に接続して、波長グループ
の複数の分け方を組み合わせることにより、上記の制限
を緩和できることに想到した。
【0148】この光クロスコネクトシステム400は、
上述の第1の実施の形態のと光クロスコネクト装置10
0と、上述の第2の実施の形態の光クロスコネクト装置
200とを直列に接続して構成している。ここでは、光
クロスコネクト装置100の両側に光クロスコネクト装
置200をそれぞれ接続した構成とする。
【0149】そして、前述したように、光クロスコネク
ト装置100と光クロスコネクト装置200とでは、波
長グループの組み合わせ方が異なっている。この波長グ
ループの組み合わせ方を、図6の(B)にまとめて示
す。
【0150】すなわち、光クロスコネクト装置100に
おいては、図6の(B)に実線の矩形枠でそれぞれ示す
ように、1番目の波長グループλg1にλ1およびλ4
の波長チャネルが属しており、2番目の波長グループλ
g2にλ2およびλ5の波長チャネルが属しており、3
番目の波長グループλg3にλ3およびλ6の波長チャ
ネルが属している。
【0151】これに対して、光クロスコネクト装置20
0においては、図6の(B)に破線の矩形枠でそれぞれ
示すように、4番目の波長グループλg4に、λ1〜λ
3の波長チャネルが属しており、5番目の波長グループ
λg5に、λ4〜λ6の波長チャネルが属している。
【0152】そして、図6の(A)では、各光クロスコ
ネクト装置100および200の波長グループの組み合
わせをレイヤ構造として表している。すなわち、光クロ
スコネクト装置100の1番目の波長グループλg1を
レイヤ84aで示し、2番目の波長グループλg2をレ
イヤ84bで示し、3番目の波長グループλg3をレイ
ヤ84cで示している。また、光クロスコネクトシステ
ム400を構成する光クロスコネクト装置200の4番
目の波長グループλg4をレイヤ86aおよび88aで
示し、5番目の波長グループλg5をレイヤ86aおよ
び88bで示している。
【0153】尚、図6の(A)においては、波長グルー
プ以外の構成成分の図示を省略している。
【0154】このように、波長チャネルの組み合わせの
異なる複数の光クロスコネクト装置を直列に接続した光
クロスコネクトシステム400によれば、個々の光クロ
スコネクト装置での波長変換先が制限されても、互いに
異なる波長グループの分け方を組み合わせることによ
り、波長変換先の波長チャネル数の制限を緩和すること
ができる。
【0155】上述した各実施の形態では、これらの発明
を特定の材料を用い、特定の条件で構成した例について
のみ説明したが、これらの発明は多くの変更および変形
を行うことができる。例えば、上述した実施の形態で
は、入出力ポートの数を2つとした例について説明した
が、この発明では、入出力ポートの数を2つに限定する
必要はなく、多数(例えば数百以上)の入力ポートおよ
び出力ポートを具えた構成としても良い。
【0156】また、上述の実施の形態では、入力ポート
数と出力ポート数とを同数とした場合の例について説明
したが、この発明では、入力ポート数と出力ポート数と
は同数である必要はない。
【0157】また、上述の実施の形態では、波長チャネ
ル数Nを波長グループ数Lの整数倍としたが、この発明
では、波長チャネル数Nは、波長グループ数Lの整数倍
に限定する必要はない。
【0158】また、上述の実施の形態では、各波長グル
ープに属する波長チャネル数を一定数としたが、この発
明では、各波長グループに属する波長チャネル数は一定
である必要はない。例えば、波長グループによって、属
する波長チャネル数が異なっていても良い。
【0159】
【発明の効果】以上、詳細に説明したように、この発明
の光クロスコネクト装置によれば、光信号を複数の波長
グループに分けて、その波長グループ内でのみ波長変換
を行う。このため、波長変換を行うにあたって要求され
るチューニング幅は、波長グループに属する波長チャネ
ルのうちの最短波長と最長波長との波長幅となる。その
結果、この発明では、波長変換を行うにあたって要求さ
れるチューニング幅を、従来構成におけるチューニング
幅よりも狭くすることができる。
【0160】また、光クロスコネクト装置において、各
波長グループブロック毎にそれぞれ、光スイッチおよび
第2光カプラを設ければ、各第2光カプラで集光する光
信号の数は、各波長グループに属する波長チャネル数に
相当する数となる。各波長グループに属する波長チャネ
ル数は、全波長チャネル数よりも少ない。従って、第2
光カプラでの合流数を、上記の従来構成において、この
第2光カプラに対応する前段の光カプラでの合流数(全
波長チャネル数)よりも少なくすることができる。その
結果、波長変換器に要求されるチューニング幅が狭くて
済む上に、さらに、光カプラでの光信号の合流による光
損失を抑制することができる。
【0161】また、光クロスコネクト装置によれば、波
長チャネルの組み合わせの異なる複数の光クロスコネク
ト装置を直列に接続してあるので、波長変換先の波長チ
ャネルの制限を緩和することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施の形態の光クロスコネクト装置の構
成の説明に供するブロック図である。
【図2】第1の実施の形態の光クロスコネクトの機能の
説明に供する概念図である。
【図3】第2の実施の形態の光クロスコネクト装置の構
成の説明に供するブロック図である。
【図4】第3の実施の形態の光クロスコネクト装置の構
成の説明に供するブロック図である。
【図5】光スイッチの構成の説明に供する図である。
【図6】(A)は、光クロスコネクトシステムの説明に
供する概念図であり、(B)は、各波長グループの波長
チャネルの組み合わせの説明に供する図である。
【符号の説明】
10a、10b:単位ブロック 12a、12b:入力ポート 14a、14b:出力ポート 18a、18b:分波器 20a1〜20a6、20b1〜20b6:波長変換器 22a、22b:光マトリクススイッチ 24a1〜24a3、24b1〜24b3:第1光カプ
ラ 26a1〜26a3、26b1〜26b3:波長グルー
プブロック 28a、28b:光接続手段 30a、30b:合波器 32a1〜32a6、32b1〜32b6:光スイッチ 34a1〜34a6、34b1〜34b6:第2光カプ
ラ 40a〜40c:波長グループユニット 42a、42b:分岐ユニット 44a、44b:合流ユニット 50a1〜50a6,50b1〜50b6:波長変換器 52a、52b:光マトリクススイッチ 54a1,54a2,54b1,54b2:第1光カプ
ラ 56a1,56a2,56b1,56b2:波長グルー
プブロック 58a1,58a2,58b1,58b2:光配線群 60a1〜60a6,60b1〜60b6:光スイッチ 62a1〜62a6,60b1〜60b6:光スイッチ 64a1〜64a4,64b1〜64b4:第2光カプ
ラ 66a1〜66a3,66b1〜66b3:第1合波器 68a、68b:第2合波器 70a、70b:スイッチ入力ポート 72a、72b:第1光ゲート 74:固定波長ルータ 76a、76b:波長ポート 78a、78b:第2光ゲート 80:第3光カプラ 82:スイッチ出力ポート 100,200,300:光クロスコネクト装置 400:光クロスコネクトシステム

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 波長多重された光信号の経路切り替えを
    波長チャネルに基づいて行う光クロスコネクト装置であ
    って、 入力ポートおよび出力ポートをそれぞれ有する複数の単
    位ブロックを具え、 各前記単位ブロックは、それぞれ、 前記入力ポートから入力された波長多重された光信号を
    それぞれ単一の波長チャネルを有する個々の光信号に分
    波する分波器と、 分波された光信号の波長変換を行う波長変換器と、 波長変換された光信号の経路を選択する光マトリクスス
    イッチと、 各前記単位ブロックの前記光マトリクススイッチからそ
    れぞれ出力された光信号を合流する第1光カプラとを具
    えた光クロスコネクト装置において、 前記光マトリクススイッチは、複数の波長グループブロ
    ックを具え、 前記単位ブロックは、分波された各光信号を、それぞれ
    複数の波長チャネルからなる複数の波長グループに分け
    て、該波長グループ毎に個別の前記波長グループブロッ
    クにそれぞれ導く光接続手段を具え、 前記波長変換器は、前記光接続手段の途中に、分波され
    た各光信号の経路毎にそれぞれ挿入して設けてあり、光
    信号の波長チャネルを、当該波長チャネルの属する波長
    グループ内の波長チャネルに変換する構成を有し、 前記第1光カプラは、前記波長グループ毎に個別に光信
    号を合成する構成を有し、 前記単位ブロックは、波長グループ毎に合成された光信
    号を、全ての波長グループについて合波して、前記出力
    ポートへ出力する合波器を具えてなることを特徴とする
    光クロスコネクト装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の光クロスコネクト装置
    において、 前記単位ブロックの各々は、それぞれ、前記波長グルー
    プブロックの数と同数の前記第1光カプラを具えてなる
    ことを特徴とする光クロスコネクト装置。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載の光クロスコネクト装置
    において、 各前記波長グループブロックは、それぞれ、光スイッチ
    および第2光カプラを具え、 前記光スイッチの各々は、当該光スイッチに入力した単
    一の波長チャネルの光信号を前記第2光カプラに選択的
    に振り分ける構成をそれぞれ有し、 前記第2光カプラの各々は、当該第2光カプラに入力し
    た光信号を前記第1光カプラへ出力する構成をそれぞれ
    有することを特徴とする光クロスコネクト装置。
  4. 【請求項4】 請求項1に記載の光クロスコネクト装置
    において、 前記入力ポートおよび出力ポートの数をn個(nは、2
    以上の正の整数。)とし、全ての前記波長チャネル数を
    N個(Nは、2以上の正の整数。)とし、前記波長グル
    ープの数をL個(Lは、2以上の正の整数。)とし、各
    波長グループに属する波長チャネル数をそれぞれm個
    (mは、2以上の正の整数であって、m=(N/L)を
    満たす。)とした場合に、 各前記単位ブロックは、n個の前記第1光カプラをそれ
    ぞれ具え、 各前記波長グループブロックは、m個の(1×n)型の
    前記光スイッチと、n個の前記第2光カプラとをそれぞ
    れ具えてなることを特徴とする光クロスコネクト装置。
  5. 【請求項5】 請求項1〜4のいずれかに記載の光クロ
    スコネクト装置において、 各前記波長グループにそれぞれ属する波長チャネルの波
    長間隔を一定としたことを特徴とする光クロスコネクト
    装置。
  6. 【請求項6】 請求項5に記載の光クロスコネクト装置
    において、 各前記波長グループに、波長の短い順に(N/L)番お
    きの波長チャネルがそれぞれ属してなることを特徴とす
    る光クロスコネクト装置。
  7. 【請求項7】 請求項1〜4のいずれかに記載の光クロ
    スコネクト装置において、 各前記波長グループに、それぞれ、波長の短い順に一定
    数ずつの波長チャネルがそれぞれ属してなることを特徴
    とする光クロスコネクト装置。
  8. 【請求項8】 請求項7に記載の光クロスコネクト装置
    において、 各前記波長グループに、それぞれ、波長の短い順に(N
    /L)個ずつの波長チャネルがそれぞれ属してなること
    を特徴とする光クロスコネクト装置。
  9. 【請求項9】 請求項5に記載の光クロスコネクト装置
    において、 前記合波器は、前記波長間隔と同一のフリー・スペクト
    ラル・レンジを有することを特徴とする光クロスコネク
    ト装置。
  10. 【請求項10】 請求項1に記載の光クロスコネクト装
    置において、 前記光信号を、前記出力ポートから入力して、前記入力
    ポートへ出力することを特徴とする光クロスコネクト装
    置。
  11. 【請求項11】 請求項3に記載の光クロスコネクト装
    置において、 前記光スイッチは、波長選択機能を有することを特徴と
    する光クロスコネクト装置。
  12. 【請求項12】 請求項11に記載の光クロスコネクト
    装置において、 前記光スイッチは、 前記波長グループ毎のに分離された光信号を、当該波長
    グループ毎に選択的に通過させる複数の第1光ゲート
    と、 前記第1光ゲートを通過した光信号をそれぞれ単一の波
    長チャネルを有する個別の光信号に分波する固定波長ル
    ータと、 分波された光信号を選択的に通過させる複数の第2光ゲ
    ートと、 前記第2光ゲートを通過した光信号を合流する第3光カ
    プラとを具えてなることを特徴とする光クロスコネクト
    装置。
  13. 【請求項13】 請求項1に記載の光クロスコネクト装
    置を直列に複数段接続した光クロスコネクトシステムで
    あって、 前記波長グループに属する波長チャネルの組み合わせ
    が、互いに隣接する前記光クロスコネクト装置同士で異
    なっていることを特徴とする光クロスコネクトシステ
    ム。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2001043457A1 (fr) * 1999-12-09 2001-06-14 Fujitsu Limited Dispositif d'echange de signaux
WO2022259321A1 (ja) * 2021-06-07 2022-12-15 日本電信電話株式会社 波長クロスコネクト装置及び波長クロスコネクト方法
WO2022259320A1 (ja) * 2021-06-07 2022-12-15 日本電信電話株式会社 波長クロスコネクト装置及び波長クロスコネクト方法

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