JPH11194391A - 光量調節装置および光量調節装置を有する画像入力装置 - Google Patents

光量調節装置および光量調節装置を有する画像入力装置

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JPH11194391A
JPH11194391A JP35970197A JP35970197A JPH11194391A JP H11194391 A JPH11194391 A JP H11194391A JP 35970197 A JP35970197 A JP 35970197A JP 35970197 A JP35970197 A JP 35970197A JP H11194391 A JPH11194391 A JP H11194391A
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JP
Japan
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light amount
aperture value
pulse rate
stepping motor
aperture
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Application number
JP35970197A
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English (en)
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Osamu Sato
佐藤  修
Akira Kurosawa
明 黒澤
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Canon Electronics Inc
Original Assignee
Canon Electronics Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 高速且つ高精度な光量調節動作が可能な光量
調節装置および光量調節装置を有する画像入力装置を提
供する。 【解決手段】 ステッピングモータを駆動源として光量
調節部材を移動させることで光束の光量を調節する光量
調節装置と、前記光量調節装置により調節された光束を
撮像する撮像素子と、前記撮像素子に入射する撮像光量
と前記撮像素子の適正光量との差分を演算する光量比較
手段と、前記光量比較手段にて求めた差分に比例するパ
ルスレートを設定するパルスレート設定手段と、前記ス
テッピングモータを前記パルスレート設定手段にて設定
したパルスレートにて駆動制御する駆動制御手段とを有
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、撮影光束の光量を
調節する光量調節装置および光量調節装置を有するカメ
ラ等の画像入力装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】例えば、ビデオカメラに搭載される光量
調節装置は、時々刻々変わる撮影状況や明るさに即応し
て自動露出制御を行うために、光量調節部材をスムーズ
に往復駆動して絞り開口径を変化させるようにしてお
り、光量調節部材を往復駆動させるための往復駆動装置
としては、電磁作用のみで駆動する方式と、図5に示す
電磁作用にバネ作用を併用した方式が提案されている。
【0003】図5に示す光量調節装置の往復駆動装置
は、絞り開口135を有する地板136とキャップ13
7の各軸受け部に出力軸が回転可能に軸支されたマッグ
ネットロータ131と外周に空隙を有して外装された地
板136に固定されるヨーク132と、マグネットロー
タ131とヨーク132の間に配置された駆動コイル1
33および制動コイル134とにより駆動部を構成し、
マグネットロータ131の出力軸に駆動レバー138を
固定している。また、地板136と絞り開口141aを
有するケース141との間には、一対の光量調節部材1
39,140が設けられ、この一対の光量調節部材13
9,140は地板136に設けられた不図示であるガイ
ドピンと係合するガイド穴139c,139d,140
c,140dにより移動方向をガイドされている。端部
に形成された係合穴139a,140aは駆動レバー3
8の両端部の係合ピン138a,138bが夫々係合し
て駆動部からの回転力を伝達している。戻しバネ142
は駆動レバー138を閉じる方向に付勢するようにして
組み込まれている。そして、NDフィルター143は光
量調節部材139に固着され、光量調節部材139,1
40により形成される開口の一部、あるいは全体を覆い
通過する光量を減衰させる。
【0004】このような構成によって、駆動コイル13
3に通電することで、戻しバネ142に抗してマグネッ
トロータ131と駆動レバー138が回転して、絞り開
口135を通過する光束が増加するように一対の光量調
節部材139,140を移動する。一方、駆動コイル1
33への通電量を減少させると、戻しバネ142の付勢
力によりマグネットロータ131と駆動レバー138が
回転して、絞り開口135を通過する光束が減少するよ
うに一対の光量調節部材139,140を移動する。
【0005】また、特開平2−114246号公報に
は、光量調節装置の駆動源としてステッピングモータを
用いるものが提案されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】特開平2−11424
6号公報に記載されている発明のように、光量調節装置
の駆動源としてステッピングモータを用いることで、 1.デジタル制御に好適である。 2.停止・保持が容易である。 3.発振等の誤動作が少なく、制御が簡単で開ループ制
御が可能となる。 といったメリットが得られるが、これと引き換えに、ス
テッピングモータを高速に駆動すると、光量変化が速す
ぎてパラパラしたデジタル的で不自然な連続画像とな
り、光量がガクガクして変化しているように見える。
【0007】逆に低速で駆動すると、過大,過小光量時
に真っ白かあるいは真っ黒な絵にならない状態が長くな
る欠点がある。また1ステップでの絞り値変化が必然的
に開放絞り側では微小で小絞り側過大となり、定速では
開放側でゆっくりと小絞り側で急速に光量が変化してし
まう欠点をもつ。
【0008】
【問題を解決するための手段】請求項1に記載した発明
は、ステッピングモータを駆動源として光量調節部材を
移動させることで光束の光量を調節する光量調節装置
と、前記光量調節装置により調節された光束を撮像する
撮像素子と、前記撮像素子に入射する撮像光量と前記撮
像素子の適正光量との差分を演算する光量比較手段と、
前記光量比較手段にて求めた差分に比例するパルスレー
トを設定するパルスレート設定手段と、前記ステッピン
グモータを前記パルスレート設定手段にて設定したパル
スレートにて駆動制御する駆動制御手段とを有すること
を特徴とする。
【0009】請求項2に記載した発明は、ステッピング
モータを駆動源として光量調節部材を移動させることで
光束の光量を調節する光量調節装置と、前記光量調節装
置の絞り値を検知する絞り検知手段と、前記絞り検知手
段にて検知した絞り値に基づいて前記ステッピングモー
タのパルスレートを設定するパルスレート設定手段と、
前記ステッピングモータを前記パルスレート設定手段に
て設定したパルスレートにて駆動制御する駆動制御手段
とを有することを特徴とする。
【0010】請求項3に記載した発明は、ステッピング
モータと、前記ステッピングモータが駆動されること
で、移動して通過する光量を調節する光量調節部材と、
絞り値を検知する絞り検知手段と、前記絞り検知手段に
て検知した絞り値に基づいて前記ステッピングモータの
パルスレートを設定するパルスレート設定手段と、前記
ステッピングモータを前記パルスレート設定手段にて設
定したパルスレートにて駆動制御する駆動制御手段とを
有することを特徴とする。
【0011】請求項4に記載した発明は、請求項2また
は3に記載した発明に加えて、前記パルスレート設定手
段は、前記絞り検知手段にて検知した絞り値から隣接す
る絞り値を得るために必要なステップ数を求め、このス
テップ数に比例するようにパルスレートを設定すること
を特徴とする。
【0012】請求項5に記載した発明は、ステッピング
モータを駆動源として光量調節部材を移動させることで
光束の光量を調節する光量調節装置と、前記光量調節装
置の絞り値を検知する絞り検知手段と、前記光量調節装
置の目標絞り値を設定する絞り値設定手段と、前記絞り
値設定手段にて設定される目標絞り値と前記絞り検知手
段にて検知される絞り値との差分を求める絞り値比較手
段と、前記絞り値比較手段にて求めた差分に比例するよ
うにパルスレートに設定するパルスレート設定手段と、
前記ステッピングモータを前記パルスレート設定手段に
て設定したパルスレートにて駆動制御する駆動制御手段
とを有することを特徴とする。
【0013】請求項6に記載した発明は、ステッピング
モータを駆動源として光量調節部材を移動させることで
光束の光量を調節する光量調節装置と、前記光量調節装
置により調節された光束を撮像する撮像素子と、前記撮
像素子に入射する撮像光量と前記撮像素子の適正光量と
の差分を演算する光量比較手段と、前記光量比較手段の
差分に比例する因子Aと、隣接する絞り値に移動するの
に必要なステップ数にに比例する因子Bとを定義し、前
記因子Aと前記因子Bに比例するようにパルスレートを
設定するパルスレート設定手段と、前記ステッピングモ
ータを前記パルスレートにて駆動制御する駆動制御手段
とを有することを特徴とする。
【0014】請求項7に記載した発明は、ステッピング
モータを駆動源として光量調節部材を移動させることで
光束の光量を調節する光量調節装置と、前記光量調節装
置の絞り値を検知する絞り検知手段と、前記光量調節装
置の目標絞り値を設定する絞り値設定手段と、前記絞り
値設定手段にて設定される目標絞り値と前記絞り検知手
段にて検知される絞り値との差分を求める絞り値比較手
段と、前記絞り値比較手段の差分に比例する因子Aと、
隣接する絞り値に移動するのに必要なステップ数にに比
例する因子Bとを定義し、前記因子Aと前記因子Bに比
例するようにパルスレートを設定するパルスレート設定
手段と、前記ステッピングモータを前記パルスレートに
て駆動制御する駆動制御手段とを有することを特徴とす
る。
【0015】請求項8に記載した発明は、ステッピング
モータと、前記ステッピングモータが駆動されること
で、移動して通過する光量を調節する光量調節部材と、
現在の絞り値を検知する絞り検知手段と、目標絞り値を
設定する絞り値設定手段と、前記絞り値設定手段にて設
定される目標絞り値と前記絞り検知手段にて検知される
絞り値との差分を求める絞り値比較手段と、前記絞り値
比較手段の差分に比例する因子Aと、隣接する絞り値に
移動するのに必要なステップ数にに比例する因子Bとを
定義し、前記因子Aと前記因子Bに比例するようにパル
スレートを設定するパルスレート設定手段と、前記ステ
ッピングモータを前記パルスレート設定手段にて設定し
たパルスレートにて駆動制御する駆動制御手段とを有す
ることを特徴とする光量調節装置。
【0016】請求項9に記載した発明は、ステッピング
モータを駆動源として光量調節部材を移動させることで
光束の光量を調節する光量調節装置と、前記光量調節装
置により調節された光束を撮像する撮像素子と、前記撮
像素子に入射する撮像光量と前記撮像素子の適正光量と
の差分を演算する光量比較手段と、前記光量調節装置の
絞り値を検知する絞り検知手段と、前記光量比較手段に
て演算した差分と、前記絞り検知手段にて検知される絞
り値とに基づいて、前記光量調節装置の目標絞り値を設
定する絞り値設定手段と、前記絞り値設定手段にて設定
される目標絞り値と前記絞り検知手段にて検知される絞
り値との差分を求める絞り値比較手段と、前記絞り値比
較手段にて求めた差分に比例するようにパルスレートに
設定するパルスレート設定手段と、前記ステッピングモ
ータを前記パルスレート設定手段にて設定したパルスレ
ートにて駆動制御する駆動制御手段とを有することを特
徴とする。
【0017】請求項10に記載した発明は、ステッピン
グモータを駆動源として光量調節部材を移動させること
で光束の光量を調節する光量調節装置と、前記光量調節
装置により調節された光束を撮像する撮像素子と、前記
撮像素子に入射する撮像光量と前記撮像素子の適正光量
との差分を演算する光量比較手段と、前記光量調節装置
の絞り値を検知する絞り検知手段と、前記光量比較手段
にて演算した差分と、前記絞り検知手段にて検知される
絞り値とに基づいて、前記光量調節装置の目標絞り値を
設定する絞り値設定手段と、前記絞り値設定手段にて設
定される目標絞り値と前記絞り検知手段にて検知される
絞り値との差分を求める絞り値比較手段と、前記絞り値
比較手段の差分に比例する因子Aと、隣接する絞り値に
移動するのに必要なステップ数にに比例する因子Bとを
定義し、前記因子Aと前記因子Bに比例するようにパル
スレートを設定するパルスレート設定手段と、前記ステ
ッピングモータを前記パルスレートにて駆動制御する駆
動制御手段とを有することを特徴とする。
【0018】請求項11に記載した発明は、請求項1な
いし10の何れかに加えて、前記パルスレート設定手段
が設定するパルスレートの最小周波数は、前記ステッピ
ングモータの共振周波数より高く、自起動周波数以下で
あることを特徴とする。
【0019】
【発明の実施の形態】図1から図4を用いて本発明の実
施形態を説明する。
【0020】図1は本発明を用いたカメラの要部を表し
たブロック図、図2および図3は図1に示すカメラの光
量調節動作を説明するフローチャート、図4は本実施形
態のカメラに備えられる光量調節装置の分解斜視図であ
る。
【0021】図4において、1はカバー8により地板1
1に固定されている駆動源であるステッピングモータ、
2はステッピングモータ1の出力軸に圧入され前記ステ
ッピングモータ1の駆動力をギア3に伝えるギア、3は
送りネジ4に固着されギア2の駆動力を送りネジ4に伝
えるギア、4はカバー8と軸受け9により回転自在に軸
支持されギア3と固着されて一体で回転してラックギア
10に駆動力を伝達する送りネジである。したがって、
ステッピングモータ1が回転すると、ラックギア10が
往復動する構成になっている。
【0022】6は送りネジ4の一端を軸受け9側に押し
つけ、スラストガタを押さる押さえバネで、押さえバネ
6はネジ5によってカバー8に固定されている。7はラ
ックギア10が所定の位置にあるかどうかを検出するフ
ォトインタラプタで、検出ギャップ7aにラックギア1
0の遮光部10aが位置するかどうかを検出すること
で、ラックギア10が所定の位置にあるかどうかを検出
する。8はステッピングモータ1、送りネジ4およびフ
ォトインタラプタ7などを支持して地板11に固定され
るカバー、9は送りネジ4の一端を回転自在に軸支する
軸受けで、カバー8に固定される。
【0023】10は、ステッピングモータ1の駆動源と
して地板11のガイド穴11aに沿って往復動するラッ
クギアで、ガイド穴11aを挿通して光量調節部材1
2,13の長穴12b,13bに係合するピン10b
と、上述した遮光部10aが形成されている。したがっ
て、ラックギア10がガイド穴11aを往復動すると光
量調節部材12,13が相反する方向に移動して開口部
11fを通過する撮影光束の光量を調節する。
【0024】なお、ラックギア10の遮光部10aがフ
ォトインタラプタ7の検出ギャップ7aに位置すると
き、光量調節部材12,13は地板11の開口部11f
を完全に閉鎖してする。
【0025】11は光量調節部材12,13を支持し、
カバー8が固定される地板で、開口部11f,ガイド穴
11aが形成される。12,13は移動することで地板
11開口部11fを通過する撮影光束の光量を調節する
光量調節部材で、ラックギア10のピン10bが係合す
る長穴12a,13aが形成される。14は開口部14
fを有し前記地板11に係止されて前記光量調節部材1
2,13を押さえる押さえ板で、15は撮像光束の光軸
である。
【0026】次に、図4に示したような光量調節装置を
備えたカメラの構成について説明する。
【0027】図1は本発明の実施例のブロック図であ
る。
【0028】図1において、15は撮影光束の光軸を表
し、21は撮像光束を撮像素子22に結像するための撮
像レンズである。
【0029】22は光量調節部材12,13により調節
された撮像光束を撮像する撮像素子で、撮像素子制御回
路29により制御されるとともに、撮像結果を光量比較
回路24と画像処理回路28に出力する。
【0030】23は、撮像光束が適正な光量となるよう
に目標光量を設定する光量設定回路で、その結果を光量
比較回路24に出力する。
【0031】24は光量比較回路で、撮像素子22の出
力と光量設定回路23の目標光量とを比較演算して、そ
の差分を光量誤差信号Eyとしてパルスレート設定回路
30、駆動制御回路31および絞り値設定回路36に出
力する。
【0032】26はモード設定回路で、光量を最適に設
定する「モード1」と、光量に対して絞り開口を最適に
設定する「モード2」との2つの動作モードのうちどち
らか一方を選択して設定する。選択結果はモード情報と
してパルスレート設定回路30と駆動制御回路31に出
力される。
【0033】28は、撮像素子22の出力を画像情報に
処理する画像処理回路である。
【0034】29は撮像素子制御回路で、撮像素子22
の電荷蓄積時間を制御してシャッタースピードを設定
し、撮像素子22を駆動制御する。
【0035】30はパルスレート設定回路で、ステッピ
ングモータ1の駆動周波数のパルスレートを設定し、駆
動制御回路31に供給する。モード設定回路26にて
「モード1」が選択されている場合には、後述の絞り値
情報Evに従って光量誤差信号Eyに比例するようにパ
ルスレートを設定し、「モード2」が選択されている場
合には、後述の絞り値情報Evに従って絞り値比較回路
37の絞り値誤差信号Efに比例するようにパルスレー
トを設定する。
【0036】31はパルスレート設定回路30より与え
られるパルスレートでステッピングモータ1を駆動する
駆動制御回路で、駆動パルス情報を形成して絞り検知回
路33に出力する。
【0037】モード設定回路26にて「モード1」が選
択されている場合に、駆動制御回路31は、光量誤差信
号Eyに基づいてステッピングモータ1の駆動方向およ
びステップ数を設定し、パルスレート設定回路30によ
り設定されたパルスレートにて駆動パルス情報に形成
し、この駆動パルス情報をステッピングモータ1を駆動
するための励磁パルスに変換してステッピングモータ1
に与える。
【0038】また、「モード2」が選択されている場合
に、駆動制御回路31は、後述の絞り値比較回路37の
絞り値誤差信号Efに基づいてステッピングモータ1の
駆動方向,ステップ数を設定し、パルスレート設定回路
30により設定されたパルスレートにて駆動パルス情報
に形成し、この駆動パルス情報をステッピングモータ1
を駆動するための励磁パルスに変換してステッピングモ
ータ1に与える。
【0039】33は絞り検知回路で、駆動制御回路31
より出力される駆動パルス情報を加減算して絞り値情報
Evを形成し、この絞り値情報Evをパルスレート設定
回路30と絞り値設定回路36および絞り値比較回路3
7に出力する。また、ラックギア10の遮光部10aが
フォトインタラプタ7の検出ギャップ7aに位置すると
きを光量調節装置12,13が全閉する位置として、絞
り値情報Evを初期化するリセット動作を行う。
【0040】36は絞り値設定回路で、光量誤差信号E
yと絞り値情報Evから最適な絞り値を設定して絞り値
比較回路37に出力する。
【0041】37は絞り値比較回路で、絞り値情報Ev
と絞り値設定回路36の出力である最適な絞り値とを比
較演算して、その差分を絞り値誤差信号Efとしてパル
スレート設定回路30と駆動制御回路31に出力する。
【0042】上記構成において、モード設定回路26で
光量を最適に設定する「モード1」が設定される場合の
光量調節動作について、図2に示したフローチャートを
用いて説明する。
【0043】ステップ41は、最適な入射光量である目
標光量を設定するステップで、ここで光量設定回路23
は最適な入射光量である目標光量を設定する。
【0044】ステップ42にて、撮像素子22は光量調
節部材12,13により調節された撮像光束を撮像し
て、撮像結果を光量比較回路24と画像処理回路28に
出力する。
【0045】ステップ43は、入射光量と目標光量の差
分である光量誤差信号Eyを演算するステップで、撮像
素子22の出力と光量設定回路23の目標光量とを比較
演算して、その差分を光量誤差信号Eyとしてパルスレ
ート設定回路30、駆動制御回路31および絞り値設定
回路36に出力する。
【0046】ステップ44は、入射光量が適正光量かど
うかを判断するステップで、光量誤差信号Eyが0であ
るかどうかを判断する。入射光量が適正光量であればス
テップ42に移行し、適正光量でなければステップ45
に分岐する。
【0047】ステップ45は現在の絞り値を検知するス
テップである。ここで、絞り検知回路33は駆動制御回
路31より出力される駆動パルス情報を加減算して現在
の絞り値を検知して、絞り値情報Evを出力する。
【0048】ステップ46はパルスレートを設定するス
テップである。パルスレート設定回路30は、絞り値情
報Evに従って光量誤差信号Eyに比例するようにステ
ッピングモータ1の駆動周波数であるパルスレートを設
定し、駆動制御回路31に出力する。ここで、パルスレ
ート設定回路30は光量誤差信号Eyに比例する因子A
と、絞り値情報Evから絞り開口面積が√(1/2)倍ある
いは√2倍となる隣接する絞り値を実現するのに必要な
ステップ数に比例する(すなわち、絞り値が開放側で高
速になり、小絞り側で低速になるような)因子Bとを定
義して、因子Aと因子Bとに比例するようにパルスレー
トを設定する。
【0049】ステップ47はステッピングモータ1を駆
動制御するステップである。駆動制御回路31は、光量
誤差信号Eyからステッピングモータ1の駆動方向およ
びステップ数を決定し、パルスレート設定回路30によ
り設定されたパルスレートを用いて駆動パルス情報に形
成する。そして、この駆動パルス情報をステッピングモ
ータ1を駆動する励磁パルスに変換して前記ステッピン
グモータ1に与える。
【0050】前記駆動回路31から与えられる励磁パル
スにより、ステッピングモータ1は光量調節部材12,
13を移動させて、撮像素子22に入射する撮像光束が
適正となるように動作する。その後、ステップ42に移
行して撮像素子22の入射光量を適正に調節する動作を
繰り返す。
【0051】なお、光量調節部材12,13が地板11
の開口部11fを完全に遮光する位置へ移動するとき、
ラックギア10の遮光部10aがフォトインタラプタ7
の検出ギャップ7aに位置してするので、絞り検知回路
33は絞り値情報Evを初期化する。
【0052】次に、モード設定回路26で光量に対して
絞り開口を最適に設定する「モード2」が設定される場
合の光量調節動作について、図3に示したフローチャー
トを用いて説明する。
【0053】ステップ51は、最適な入射光量である目
標光量を設定するステップで、ここで光量設定回路23
は最適な入射光量である目標光量を設定する。
【0054】ステップ52にて、撮像素子22は光量調
節部材12,13により調節された撮像光束を撮像し
て、撮像結果を光量比較回路24と画像処理回路28に
出力する。
【0055】ステップ53は、入射光量と目標光量の差
分である光量誤差信号Eyを演算するステップで、撮像
素子22の出力と光量設定回路23の目標光量とを比較
演算して、その差分を光量誤差信号Eyとしてパルスレ
ート設定回路30、駆動制御回路31および絞り値設定
回路36に出力する。
【0056】ステップ54は現在の絞り値を検知するス
テップである。ここで、絞り検知回路33は駆動制御回
路31より出力される駆動パルス情報を加減算して現在
の絞り値を検知して、絞り値情報Evを出力する。
【0057】ステップ55は目標絞り値を設定するステ
ップで、絞り値設定回路36が光量誤差信号Ey、絞り
値情報Evおよびシャッタースピード情報から撮像素子
22の入射光量に対応する最適な絞り値を目標絞り値と
して設定して絞り値比較回路37に出力する。
【0058】ステップ56は絞り値誤差信号Efを演算
するステップで、絞り値比較回路37が絞り値情報Ev
と目標絞り値と比較演算し、絞り値情報Evと目標絞り
値の差分を絞り値誤差信号Efとして出力する。
【0059】ステップ57は現在の絞り値が適正絞り値
であるかどうかを判断するステップで、絞り値誤差信号
Efが0であるかどうかを判断する。現在の絞り値が適
正絞り値であればステップ54に移行し、適正絞り値で
なければステップ58に分岐する。
【0060】ステップ58はパルスレートを設定するス
テップで、パルスレート設定回路30が絞り値情報Ev
に従って絞り値誤差信号Efに比例するようにステッピ
ングモータ1の駆動周波数であるパルスレートを駆動回
路33に出力する。
【0061】ここで、パルスレート設定回路30は、絞
り値誤差信号Efに比例する因子Aと、絞り値情報Ev
から次の絞り値に移動するのに必要なステップ数に比例
する因子Bとを定義し、因子Aと因子Bとに比例するよ
うにパルスレートを設定する。
【0062】ステップ59はステッピングモータ1を駆
動制御するステップである。ここで、駆動制御回路31
は、絞り値誤差信号Efからステッピングモータ1の駆
動方向およびステップ数を決定し、パルスレート設定回
路30により設定されたパルスレートを用いて駆動パル
ス情報に形成する。そして、この駆動パルス情報をステ
ッピングモータ1を駆動する励磁パルスに変換して前記
ステッピングモータ1に与える。
【0063】前記駆動回路31から与えられる励磁パル
スにより、ステッピングモータ1は光量調節部材12,
13を移動させて、撮像素子22に入射する撮像光束が
適正となるように動作する。その後、ステップ52に移
行して撮像素子22の入射光量を適正に調節する動作を
繰り返す。
【0064】なお、光量調節部材12,13が地板11
の開口部11fを完全に遮光する位置へ移動するとき、
ラックギア10の遮光部10aがフォトインタラプタ7
の検出ギャップ7aに位置してするので、絞り検知回路
33は絞り値情報Evを初期化する。
【0065】本実施形態では、撮像素子制御回路29は
撮像素子のシャッタースピードを固定しているが、光量
誤差信号Eyに基づいてシャッタースピードを調節して
もよい。
【0066】また、光量を最適に設定する「モード1」
をシャッタースピード設定回路38のシャッタスピード
を入射光量に対して最適に固定するシャッタースピード
優先モードとし、光量に対して絞り開口を最適に設定す
る「モード2」では上記シャッタースピードを調整可能
する絞り値優先モードとしてもよい。
【0067】パルスレート設定回路30の駆動周波数は
ステッピングモータの共振周波数より高く自起動周波数
より低いのが好ましく、あるいは前記共振周波数より低
くてもよい。
【0068】ステッピングモータの停止作動時では、ス
テッピングモータへの通電をオフするのが好ましい。
【0069】電源オフ時には、光量調節部材12,13
が地板11の開口部11fを完全に遮光する位置へ移動
するように、ステッピングモータ1を駆動するした後、
停止するのが好ましい。
【0070】また、絞り値設定回路36は、例えばダイ
ヤルスイッチ等によるマニュアル設定が可能な回路であ
ってもよい。
【0071】
【発明の効果】請求項1に記載した発明は、ステッピン
グモータを駆動源として光量調節部材を移動させること
で光束の光量を調節する光量調節装置と、前記光量調節
装置により調節された光束を撮像する撮像素子と、前記
撮像素子に入射する撮像光量と前記撮像素子の適正光量
との差分を演算する光量比較手段と、前記光量比較手段
にて求めた差分に比例するパルスレートを設定するパル
スレート設定手段と、前記ステッピングモータを前記パ
ルスレート設定手段にて設定したパルスレートにて駆動
制御する駆動制御手段とを有することにより、ステッピ
ングモータの駆動周波数を前記撮像素子に入射する撮像
光量と前記撮像素子の適正光量との差分に応じて設定す
ることができるので、高速且つ高精度な光量調節動作が
可能になる。
【0072】請求項2に記載した発明は、ステッピング
モータを駆動源として光量調節部材を移動させることで
光束の光量を調節する光量調節装置と、前記光量調節装
置の絞り値を検知する絞り検知手段と、前記絞り検知手
段にて検知した絞り値に基づいて前記ステッピングモー
タのパルスレートを設定するパルスレート設定手段と、
前記ステッピングモータを前記パルスレート設定手段に
て設定したパルスレートにて駆動制御する駆動制御手段
とを有することにより、ステッピングモータの駆動周波
数を絞り検知手段にて検知した絞り値に応じて設定する
ことができるので、高速且つ高精度な光量調節動作が可
能になる。
【0073】請求項3に記載した発明は、ステッピング
モータと、前記ステッピングモータが駆動されること
で、移動して通過する光量を調節する光量調節部材と、
絞り値を検知する絞り検知手段と、前記絞り検知手段に
て検知した絞り値に基づいて前記ステッピングモータの
パルスレートを設定するパルスレート設定手段と、前記
ステッピングモータを前記パルスレート設定手段にて設
定したパルスレートにて駆動制御する駆動制御手段とを
有することにより、ステッピングモータの駆動周波数を
絞り検知手段にて検知した絞り値に応じて設定すること
ができるので、高速且つ高精度な光量調節動作が可能に
なる。
【0074】請求項4に記載した発明は、請求項2また
は3に記載した発明に加えて、前記パルスレート設定手
段は、前記絞り検知手段にて検知した絞り値から隣接す
る絞り値を得るために必要なステップ数を求め、このス
テップ数に比例するようにパルスレートを設定すること
により、開放側では高速な光量調節が可能になるととも
に、小絞り側では高精度な光量調節が可能になる。
【0075】請求項5に記載した発明は、ステッピング
モータを駆動源として光量調節部材を移動させることで
光束の光量を調節する光量調節装置と、前記光量調節装
置の絞り値を検知する絞り検知手段と、前記光量調節装
置の目標絞り値を設定する絞り値設定手段と、前記絞り
値設定手段にて設定される目標絞り値と前記絞り検知手
段にて検知される絞り値との差分を求める絞り値比較手
段と、前記絞り値比較手段にて求めた差分に比例するよ
うにパルスレートに設定するパルスレート設定手段と、
前記ステッピングモータを前記パルスレート設定手段に
て設定したパルスレートにて駆動制御する駆動制御手段
とを有することにより、ステッピングモータの駆動周波
数を絞り値設定手段にて設定される目標絞り値と絞り検
知手段にて検知される絞り値との差分に応じて設定する
ことができるので、高速且つ高精度な光量調節動作が可
能になる。
【0076】請求項6に記載した発明は、ステッピング
モータを駆動源として光量調節部材を移動させることで
光束の光量を調節する光量調節装置と、前記光量調節装
置により調節された光束を撮像する撮像素子と、前記撮
像素子に入射する撮像光量と前記撮像素子の適正光量と
の差分を演算する光量比較手段と、前記光量比較手段の
差分に比例する因子Aと、隣接する絞り値に移動するの
に必要なステップ数に比例する因子Bとを定義し、前記
因子Aと前記因子Bに比例するようにパルスレートを設
定するパルスレート設定手段と、前記ステッピングモー
タを前記パルスレートにて駆動制御する駆動制御手段と
を有することにより、ステッピングモータの駆動周波数
を撮像素子に入射する撮像光量と前記撮像素子の適正光
量との差分と、隣接する絞り値に移動するのに必要なス
テップ数とに比例するように設定することができるの
で、高速且つ高精度な光量調節動作が可能になる。
【0077】請求項7に記載した発明は、ステッピング
モータを駆動源として光量調節部材を移動させることで
光束の光量を調節する光量調節装置と、前記光量調節装
置の絞り値を検知する絞り検知手段と、前記光量調節装
置の目標絞り値を設定する絞り値設定手段と、前記絞り
値設定手段にて設定される目標絞り値と前記絞り検知手
段にて検知される絞り値との差分を求める絞り値比較手
段と、前記絞り値比較手段の差分に比例する因子Aと、
隣接する絞り値に移動するのに必要なステップ数にに比
例する因子Bとを定義し、前記因子Aと前記因子Bに比
例するようにパルスレートを設定するパルスレート設定
手段と、前記ステッピングモータを前記パルスレートに
て駆動制御する駆動制御手段とを有することにより、ス
テッピングモータの駆動周波数を絞り値設定手段にて設
定される目標絞り値と絞り検知手段にて検知される絞り
値との差分と、隣接する絞り値に移動するのに必要なス
テップ数とに比例するように設定することができるの
で、高速且つ高精度な光量調節動作が可能になる。
【0078】請求項8に記載した発明は、ステッピング
モータと、前記ステッピングモータが駆動されること
で、移動して通過する光量を調節する光量調節部材と、
現在の絞り値を検知する絞り検知手段と、目標絞り値を
設定する絞り値設定手段と、前記絞り値設定手段にて設
定される目標絞り値と前記絞り検知手段にて検知される
絞り値との差分を求める絞り値比較手段と、前記絞り値
比較手段の差分に比例する因子Aと、隣接する絞り値に
移動するのに必要なステップ数にに比例する因子Bとを
定義し、前記因子Aと前記因子Bに比例するようにパル
スレートを設定するパルスレート設定手段と、前記ステ
ッピングモータを前記パルスレート設定手段にて設定し
たパルスレートにて駆動制御する駆動制御手段とを有す
ることにより、ステッピングモータの駆動周波数を絞り
値設定手段にて設定される目標絞り値と絞り検知手段に
て検知される絞り値との差分と、隣接する絞り値に移動
するのに必要なステップ数とに比例するように設定する
ことができるので、高速且つ高精度な光量調節動作が可
能になる。
【0079】請求項9に記載した発明は、ステッピング
モータを駆動源として光量調節部材を移動させることで
光束の光量を調節する光量調節装置と、前記光量調節装
置により調節された光束を撮像する撮像素子と、前記撮
像素子に入射する撮像光量と前記撮像素子の適正光量と
の差分を演算する光量比較手段と、前記光量調節装置の
絞り値を検知する絞り検知手段と、前記光量比較手段に
て演算した差分と前記絞り検知手段にて検知される絞り
値とに基づいて、前記光量調節装置の目標絞り値を設定
する絞り値設定手段と、前記絞り値設定手段にて設定さ
れる目標絞り値と前記絞り検知手段にて検知される絞り
値との差分を求める絞り値比較手段と、前記絞り値比較
手段にて求めた差分に比例するようにパルスレートに設
定するパルスレート設定手段と、前記ステッピングモー
タを前記パルスレート設定手段にて設定したパルスレー
トにて駆動制御する駆動制御手段とを有することによ
り、高速且つ高精度な光量調節動作が可能になる。
【0080】請求項10に記載した発明は、ステッピン
グモータを駆動源として光量調節部材を移動させること
で光束の光量を調節する光量調節装置と、前記光量調節
装置により調節された光束を撮像する撮像素子と、前記
撮像素子に入射する撮像光量と前記撮像素子の適正光量
との差分を演算する光量比較手段と、前記光量調節装置
の絞り値を検知する絞り検知手段と、前記光量比較手段
にて演算した差分と、前記絞り検知手段にて検知される
絞り値とに基づいて、前記光量調節装置の目標絞り値を
設定する絞り値設定手段と、前記絞り値設定手段にて設
定される目標絞り値と前記絞り検知手段にて検知される
絞り値との差分を求める絞り値比較手段と、前記絞り値
比較手段の差分に比例する因子Aと、隣接する絞り値に
移動するのに必要なステップ数にに比例する因子Bとを
定義し、前記因子Aと前記因子Bに比例するようにパル
スレートを設定するパルスレート設定手段と、前記ステ
ッピングモータを前記パルスレートにて駆動制御する駆
動制御手段とを有することにより、高速且つ高精度な光
量調節動作が可能になる。
【0081】請求項11に記載した発明は、請求項1な
いし10の何れかに加えて、前記パルスレート設定手段
が設定するパルスレートの最小周波数は、前記ステッピ
ングモータの共振周波数より高く、自起動周波数以下で
あることにより、ステッピングモータの乱調やミスステ
ップを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例のブロック図。
【図2】本発明の実施例のモード1のフローチャート。
【図3】本発明の実施例のモード2のフローチャート。
【図4】本発明の実施例の光量調節装置の分解斜視図。
【図5】従来の光量調節装置を説明する図。
【符号の説明】
1 ステッピングモータ 12,13 光量調節部材 22 撮像素子 23 光量設定回路 24 光量比較回路 30 パルスレート設定回路 31 駆動制御回路 32 伝達回路 33 絞り検知回路 36 絞り値設定回路 37 絞り値比較回路

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ステッピングモータを駆動源として光量
    調節部材を移動させることで光束の光量を調節する光量
    調節装置と、 前記光量調節装置により調節された光束を撮像する撮像
    素子と、 前記撮像素子に入射する撮像光量と前記撮像素子の適正
    光量との差分を演算する光量比較手段と、 前記光量比較手段にて求めた差分に比例するパルスレー
    トを設定するパルスレート設定手段と、 前記ステッピングモータを前記パルスレート設定手段に
    て設定したパルスレートにて駆動制御する駆動制御手段
    とを有することを特徴とする画像入力装置。
  2. 【請求項2】 ステッピングモータを駆動源として光量
    調節部材を移動させることで光束の光量を調節する光量
    調節装置と、 前記光量調節装置の絞り値を検知する絞り検知手段と、 前記絞り検知手段にて検知した絞り値に基づいて前記ス
    テッピングモータのパルスレートを設定するパルスレー
    ト設定手段と、 前記ステッピングモータを前記パルスレート設定手段に
    て設定したパルスレートにて駆動制御する駆動制御手段
    とを有することを特徴とする画像入力装置。
  3. 【請求項3】 ステッピングモータと、 前記ステッピングモータが駆動されることで、移動して
    通過する光量を調節する光量調節部材と、 絞り値を検知する絞り検知手段と、 前記絞り検知手段にて検知した絞り値に基づいて前記ス
    テッピングモータのパルスレートを設定するパルスレー
    ト設定手段と、 前記ステッピングモータを前記パルスレート設定手段に
    て設定したパルスレートにて駆動制御する駆動制御手段
    とを有することを特徴とする光量調節装置。
  4. 【請求項4】 請求項2または3において、前記パルス
    レート設定手段は、前記絞り検知手段にて検知した絞り
    値から隣接する絞り値を得るために必要なステップ数を
    求め、このステップ数に比例するようにパルスレートを
    設定する。
  5. 【請求項5】ステッピングモータを駆動源として光量調
    節部材を移動させることで光束の光量を調節する光量調
    節装置と、 前記光量調節装置の絞り値を検知する絞り検知手段と、 前記光量調節装置の目標絞り値を設定する絞り値設定手
    段と、 前記絞り値設定手段にて設定される目標絞り値と前記絞
    り検知手段にて検知される絞り値との差分を求める絞り
    値比較手段と、 前記絞り値比較手段にて求めた差分に比例するようにパ
    ルスレートに設定するパルスレート設定手段と、 前記ステッピングモータを前記パルスレート設定手段に
    て設定したパルスレートにて駆動制御する駆動制御手段
    とを有することを特徴とする画像入力装置。
  6. 【請求項6】 ステッピングモータを駆動源として光量
    調節部材を移動させることで光束の光量を調節する光量
    調節装置と、 前記光量調節装置により調節された光束を撮像する撮像
    素子と、 前記撮像素子に入射する撮像光量と前記撮像素子の適正
    光量との差分を演算する光量比較手段と、 前記光量比較手段の差分に比例する因子Aと、隣接する
    絞り値に移動するのに必要なステップ数にに比例する因
    子Bとを定義し、前記因子Aと前記因子Bに比例するよ
    うにパルスレートを設定するパルスレート設定手段と、 前記ステッピングモータを前記パルスレートにて駆動制
    御する駆動制御手段とを有することを特徴とする画像入
    力装置。
  7. 【請求項7】 ステッピングモータを駆動源として光量
    調節部材を移動させることで光束の光量を調節する光量
    調節装置と、 前記光量調節装置の絞り値を検知する絞り検知手段と、 前記光量調節装置の目標絞り値を設定する絞り値設定手
    段と、 前記絞り値設定手段にて設定される目標絞り値と前記絞
    り検知手段にて検知される絞り値との差分を求める絞り
    値比較手段と、 前記絞り値比較手段の差分に比例する因子Aと、隣接す
    る絞り値に移動するのに必要なステップ数にに比例する
    因子Bとを定義し、前記因子Aと前記因子Bに比例する
    ようにパルスレートを設定するパルスレート設定手段
    と、 前記ステッピングモータを前記パルスレートにて駆動制
    御する駆動制御手段とを有することを特徴とする画像入
    力装置。
  8. 【請求項8】 ステッピングモータと、 前記ステッピングモータが駆動されることで、移動して
    通過する光量を調節する光量調節部材と、 現在の絞り値を検知する絞り検知手段と、 目標絞り値を設定する絞り値設定手段と、 前記絞り値設定手段にて設定される目標絞り値と前記絞
    り検知手段にて検知される絞り値との差分を求める絞り
    値比較手段と、 前記絞り値比較手段の差分に比例する因子Aと、隣接す
    る絞り値に移動するのに必要なステップ数にに比例する
    因子Bとを定義し、前記因子Aと前記因子Bに比例する
    ようにパルスレートを設定するパルスレート設定手段
    と、 前記ステッピングモータを前記パルスレート設定手段に
    て設定したパルスレートにて駆動制御する駆動制御手段
    とを有することを特徴とする光量調節装置。
  9. 【請求項9】 ステッピングモータを駆動源として光量
    調節部材を移動させることで光束の光量を調節する光量
    調節装置と、 前記光量調節装置により調節された光束を撮像する撮像
    素子と、 前記撮像素子に入射する撮像光量と前記撮像素子の適正
    光量との差分を演算する光量比較手段と、 前記光量調節装置の絞り値を検知する絞り検知手段と、 前記光量比較手段にて演算した差分と、前記絞り検知手
    段にて検知される絞り値とに基づいて、前記光量調節装
    置の目標絞り値を設定する絞り値設定手段と、 前記絞り値設定手段にて設定される目標絞り値と前記絞
    り検知手段にて検知される絞り値との差分を求める絞り
    値比較手段と、 前記絞り値比較手段にて求めた差分に比例するようにパ
    ルスレートに設定するパルスレート設定手段と、 前記ステッピングモータを前記パルスレート設定手段に
    て設定したパルスレートにて駆動制御する駆動制御手段
    とを有することを特徴とする画像入力装置。
  10. 【請求項10】 ステッピングモータを駆動源として光
    量調節部材を移動させることで光束の光量を調節する光
    量調節装置と、 前記光量調節装置により調節された光束を撮像する撮像
    素子と、 前記撮像素子に入射する撮像光量と前記撮像素子の適正
    光量との差分を演算する光量比較手段と、 前記光量調節装置の絞り値を検知する絞り検知手段と、 前記光量比較手段にて演算した差分と、前記絞り検知手
    段にて検知される絞り値とに基づいて、前記光量調節装
    置の目標絞り値を設定する絞り値設定手段と、 前記絞り値設定手段にて設定される目標絞り値と前記絞
    り検知手段にて検知される絞り値との差分を求める絞り
    値比較手段と、 前記絞り値比較手段の差分に比例する因子Aと、隣接す
    る絞り値に移動するのに必要なステップ数にに比例する
    因子Bとを定義し、前記因子Aと前記因子Bに比例する
    ようにパルスレートを設定するパルスレート設定手段
    と、 前記ステッピングモータを前記パルスレートにて駆動制
    御する駆動制御手段とを有することを特徴とする画像入
    力装置。
  11. 【請求項11】 請求項1ないし10の何れかにおい
    て、前記パルスレート設定手段が設定するパルスレート
    の最小周波数は、前記ステッピングモータの共振周波数
    より高く、自起動周波数以下であることを特徴とする。
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