JPH11192019A - 園芸用鉢台と鉢 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】園芸用鉢を一定位置に固定させることなく、鉢
台本体上部に形成した鉢を、モーターを動力原として最
小限度でゆっくり回転させる目的の園芸用鉢台と鉢を提
供するものである。 【解決手段】鉢台本体（３）の上部に鉢（２）を形成す
る、そして鉢台本体（３）に駆動モーター（１）を取り
つけその動力伝達手段をへて、駆動板（４）と鉢（２）
をつなぐ。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】この発明は、園芸用鉢を一定
位置に固定させることなく、鉢台本体上部に形成した鉢
を、モーターを動力原として最小限度でゆっくり回転さ
せる目的の園芸用鉢台と鉢に関するものである。

【０００２】

【従来の技術】従来、園芸用鉢上にある植物はおもに一
定方向のみ光が当たる為に、植物に表裏が明確に分かれ
特に裏側が見苦しくなった。そこでその形態とならぬよ
う人間の手により時々、回してやる必要があつた。また
鑑賞用としては、園芸用鉢が固定であったので、置き場
所にもよるが全体が見られず側面のみの鑑賞しかできな
いことが多かったさらに、園芸用鉢上にある植物を固定
して鑑賞していたので、装飾的付加価値を見出す工夫が
要求された。

【０００３】

【発明が解決しようとする課題】本発明は従来の欠点を
解決するためのもので、以下にそれを述べます、 イ、園芸用鉢上にある植物及び花等が人間の手を煩わせ
ずとも、表裏が分かれない園芸用鉢とする。。 ロ、鑑賞用として、人間が一定位置において、全周が見
られること。。 ハ、植物及び花が、風で舞うように見えるよう装飾的価
値をだすこと。 ニ、植物の入っている植木鉢がそのまま載せられるよう
に、小鉢から大鉢までが対応できるようにすること。

【０００４】

【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
する為のもので、鉢台本体（３）の上部に鉢（２）を形
成する、そして鉢台本体（３）に駆動モーター（１）を
取りつけその動力伝達手段をシャフト（５）とベアリン
グ（６）を用いて、駆動板（４）と鉢（２）をつなぐ。

【０００５】そして、植物の入っている植木鉢が、小鉢
から大鉢までがそのまま載せられるように、駆動板
（４）と鉢（２）の代わりに、鉢置き板（９）として、
鉢置き板（９）に螺子式で自在に動くストッパーバー
（１０）を取りつけた。

【０００６】

【発明の実施の形態】本発明を使用するときは、まず電
気のスイッチを入れると鉢台本体（３）に取りつけた駆
動モーター（１）に電源がはいり駆動する、そして動力
伝達手段のシャフト（５）とベアリング（６）をへて駆
動板（４）と鉢（２）が同時に回転する、すると鉢
（２）の中にアレンジされた植物及び花が光に当たりな
がら舞い、色彩豊かに表現する。

【０００７】また、駆動板（４）と鉢（２）の代わりの
鉢置き板（９）を使用して、植物の入っている植木鉢を
載せて固定するが、まずストッパーバー（１０）の螺子
を緩めて、鉢置き板（９）に植木鉢を載せる、そして鉢
の大小にストッパーバー（１０）を合わせて螺子を締め
て固定する、よって小鉢にはいつた植物から大鉢に入っ
た植物が違和感なく載せられる、あとは電気のスイッチ
を入れると鉢台本体（３）に取りつけた駆動モーター
（１）に電源がはいり駆動する、そして動力伝達手段の
シャフト（５）とベアリング（６）をへて鉢置き板
（９）及び植物の入っている植木鉢が同時に回転する。

【０００８】

【実施例】以下、本発明の実施例について説明する。図
１、に示すように、鉢台本体（３）の上部に鉢（２）を
形成する、そして鉢台本体（３）に駆動モーター（１）
を取りつけ、その動力伝達手段は滑らかな回転を可能に
する為荷重の負荷を軽減すべくシャフト（５）にベアリ
ング（６）を用いて、駆動板（４）と鉢（２）をつない
だ。

【０００９】図２、に示すように、鉢台本体（３）の上
部分の位置に、駆動モーター（１）を取りつけ、寸法の
短いシャフト（７）にベアリング（６）を用いて、駆動
板（４）と鉢（２）を回転させても、同様の効果があっ
た。

【００１０】図１、図３、に示すように、本発明を使用
するときは、まず電気のスイッチを入れると鉢台本体
（３）に取りつけた駆動モーター（１）に電源がはいり
駆動すると同時に動力伝達手段のシャフト（５）とベア
リング（６）をへて駆動板（４）と鉢（２）が同時に回
転する、すると鉢（２）の中にアレンジされた植物及び
花が光に当たりながら舞い、色彩豊かに表現する。また
自動タイマー（８）を本発明に組み込むと、用途は拡大
されしかも大変便利に使用できる。

【００１１】さらに鉢（２）は約一分間で一回転させる
と装飾的価値が非常にあがった。また鉢（２）の使用方
法は、そこに直接植物を入れて使用するほか、鉢植えの
植物を鉢ごと鉢（２）に入れて使用することもできる。
そして屋外では鉢植え植物を主体に、屋内では生花、造
花を主体にして造形美術を高めることが出来た。

【００１２】図４、に示すように、駆動板（４）と鉢
（２）の代わりに、鉢置き板（９）として、鉢置き板
（９）を螺子で固定した、またこの部分は溶接で固定し
ても効果は同じである。鉢置き板（９）に螺子式で自在
に動くストッパーバー（１０）を取りつけた。この取り
つけ方法は溶接でおこなったが、螺子でとめても効果は
同じである。ほかにストッパーバー（１０）は一台につ
き３箇所で固定する方法が一番有効であつた。なお鉢置
き板（９）に載せられる重量は２０キログラムまで可能
であった。本発明を使用するときは、駆動板（４）と鉢
（２）の代わりの鉢置き板（９）を使用しているだけな
ので、電源のスイッチを入れるだけで使用ができる。

【００１３】

【発明の効果】イ、園芸用鉢上にある植物及び花等が自
動で回転できるので、表裏が分かれず形が良くなった。 ロ、鑑賞用として、鉢（２）が回転するので植物および
花が風に当たり舞うように見られ、しかも鉢上の植物の
全周が見られるようになり装飾的価値が上がった。 ハ、鉢（２）は回転することにより、鉢上の植物に風の
入りが良くなったので、下葉は枯れず病気が入りにくく
植物の寿命が長くなった。 ニ、植物の入っている植木鉢がそのまま載せられるよう
になり、また小鉢から大鉢まで対応できるようになっ
た。 以上本発明は、簡単な構造にて、様々の効果がありま
す。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の正面図及び一部断面図

【図２】本発明の実施例を示す正面図及び一部断面図

【図３】本発明の鉢に植物及び花を入れた実施例を示す
正面図

【図４】本発明の駆動板と鉢の代わりに、鉢置き板とし
て、鉢置き板に螺子式で自在に動くストッパーバーを取
りつけた斜視図

【符号の説明】

１駆動モーター ２鉢 ３鉢台本体 ４駆動板 ５シャフト ６ベアリング ７寸法の短いシャフト ８自動タイマー ９鉢置き板 １０ストッパーバー １１植木鉢

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】鉢台本体（３）の上部に鉢（２）を形成す
   る、そして鉢台本体（３）に駆動モーター（１）を取り
   つけその動力伝達手段をへて、駆動板（４）と鉢（２）
   をつなぐ、園芸用鉢台と鉢。
2. 【請求項２】駆動板（４）と鉢（２）の代わりに、鉢置
   き板（９）として、鉢置き板（９）に螺子式で自在に動
   くストッパーバー（１０）を取りつけた、請求項１の園
   芸用鉢台と鉢。