JPH11191926A - 事故点探査支援装置とそれらのプログラムを記録した記録媒体 - Google Patents

事故点探査支援装置とそれらのプログラムを記録した記録媒体

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JPH11191926A
JPH11191926A JP9367029A JP36702997A JPH11191926A JP H11191926 A JPH11191926 A JP H11191926A JP 9367029 A JP9367029 A JP 9367029A JP 36702997 A JP36702997 A JP 36702997A JP H11191926 A JPH11191926 A JP H11191926A
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JP9367029A
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Nobuhisa Okamoto
宜久 岡本
Kazuyoshi Nitta
和悦 新田
Yuichi Shimizu
祐一 清水
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E60/00Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 配電線の事故点探査時、配電系統の状態と現
場からの情報を的確にオペレータと現場の保守班が把握
する。 【解決手段】 配電系統のデータベースの記憶手段2103
と、事故区間,停電区間,現場機器の状態等のオンライ
ンデータの記憶手段2104と、配電線自動化子局120から
の開閉器の情報で停電区間を求める子局監視手段2105
と、配電線自動化子局を制御する子局制御手段2106と、
移動端末110 からのデータでオンラインデータを更新し
この最新データを移動端末へ送信する移動端末監視制御
手段102 と、配電系統の状態の表示装置2107と、オペレ
ータの入力で配電線自動化子局を制御する入力装置2102
で構成の中央装置101 を備え、移動端末は配電系統のデ
ータベースの記憶手段111 と、街路図データの記憶手段
114 と、中央装置で更新したオンラインデータを受信し
て事故区間を表示する入出力制御手段112 と表示装置11
3 とを備えた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電力会社において
使用される高圧又は特高配電線を運用・保守・管理する
配電線自動化装置に適用される事故点探査支援装置とそ
れらのプログラムを記録した記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】図21は従来の配電線自動化装置と事故点
探査器の構成例を示す図である。図において中央装置21
01はオペレータからの配電線自動化子局装置120 に対す
る制御指令を入力する入力装置2102と、配電系統のデー
タベース記憶装置2103と、配電系統の現在状態を入力し
たオンラインデータ記憶手段2104と、現場に設置された
配電線自動化子局装置120 から子局伝送装置2108を介し
てリアルタイムに配電系統の情報を入力し、更新する子
局監視手段2105と、配電線自動化子局装置の制御を子局
伝送装置を介して行なう子局制御手段2106と、配電系統
の状態を表示する表示装置2107とから構成されている。
【0003】次に中央装置2101の動作について説明す
る。配電系統のデータベース記憶装置2103には、街路
図,配電線名称,配電線を構成する電柱番号と、街路図
上の位置,電柱と電柱とを接続する配電線を表した電源
側電柱番号と、負荷側電柱番号のペア,開閉器の配置さ
れている電柱番号及び配電線自動化子局装置が接続され
ている開閉器とが記憶されている。又、オンラインデー
タ記憶装置2104には、開閉器の「入」「切」の状態と電
柱と電柱とを接続する配電線の充停電状態が記憶されて
いる。
【0004】子局監視手段2105は配電線自動化子局装置
から子局伝送装置2108を介して送信される「入」「切」
情報と、オンラインデータ記憶装置2104のオンラインデ
ータとを入力し、配電系統のデータベース記憶装置2103
のデータベースに基づいて、オンラインデータの開閉器
の「入」「切」の状態と電柱と電柱を接続する配電線の
充停電状態の更新をリアルタイムに行なうと共に、配電
線自動化子局装置120と子局伝送装置2108を介して送信
されてくる開閉器の「入」「切」の状態によって、配電
線の事故時には事故区間を決定し、オンラインデータ記
憶装置2104内のデータを更新する。
【0005】子局制御手段2106はオペレータの指示によ
り入力装置2102を介して入力されたデータによって、配
電線自動化子局装置を介して開閉器の「入」「切」を遠
方で制御する。表示装置2107においては、配電系統のデ
ータベース記憶装置2103内のデータベースと、オンライ
ンデータ記憶装置2104内のデータを入力し、配電線と電
柱と電柱番号と開閉器並びに配電線の充停電状態と事故
区間を街路図に重ねて表示する。以上のような構成と作
用により、中央装置2101にて所内オペレータが配電系統
の監視・制御を行なっていた。
【0006】又、事故点探査器2109は高圧のインパルス
電圧を発生させることによって、事故点を検出する機能
を持つ従来から用いられている装置である。そして事故
点の検出に際しては事故配電線の高圧線に一方の端子を
接続し、他方の端子を接地した状態で高圧のインパルス
電圧を発生させ、事故配電線の事故点、即ち、地絡個所
とのループ電流を生じさせることにより、事故配電線の
どちらの方向に故障個所があるかを探査するものであ
る。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上記従来方法では、1
配電線あたりに配置されている配電線自動化子局の数が
少なく、配電線事故が発生した場合、事故区間の限定が
広範囲である。このために、先ず所内オペレータは現場
の配電線の系統と街路図が書かれた地図図面を持たせた
複数の保守班を現場へ派遣する。
【0008】そして、各保守班は所内オペレータと連絡
を取り合いながら、事故区間へ接地を行なう。そして、
配電線の系統が書かれている地図図面に基づいて、開閉
器の開放・投入操作を繰り返し、配電線を街路沿いにた
どりながら、事故点探査器を用いて事故点の探査を行な
っている。
【0009】ところが、現場の保守員と所内のオペレー
タとの連絡は、トランシーバー等の無線を用いて会話に
より行なうのみであり、所内のオペレータが現場の状況
を正確に把握できないことがある。一方、現場の保守班
も次に探査すべき最適な地点を誤ったり、最適な探査地
点へ行く途中で道に迷うこと等がある。
【0010】このため、事故点の探査と事故点の切離し
作業に時間がかかり、需要家の停電を長引かせる問題が
あった。更に、不要な現場機器を現場で操作したり、現
場で接地されている個所に隣接する開閉器を所内からの
遠方制御で投入し、充電している隣接の配電線を誤って
停電させるという問題があった。
【0011】本発明は上記課題を解決するためになされ
たものであり、配電線事故時の事故点探査において、配
電系統の状態と現場からの情報を的確に所内オペレータ
と現場の保守班が把握でき、事故点探査地点を適切に判
断でき、機器の誤操作を防止すると共に、事故点探査の
スピードアップを図り、誤操作を防止して配電線の運用
の信頼性を向上し得る事故点探査支援装置とそれらのプ
ログラムを記録した記録媒体を提供することを目的とし
ている。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明の[請求項1]に
係る事故点探査支援装置は、配電系統のデータベースを
記憶する手段と、配電系統の状態を記憶したオンライン
データを記憶する手段と、現場に設置された配電線自動
化子局装置から子局伝送装置を介して入力される開閉器
の情報を更新する子局監視手段と、前記配電線自動化子
局装置の制御を子局伝送装置を介して行なう子局制御手
段と、移動端末から送信されてくるデータを受信しオン
ラインデータを更新すると共に最新のオンラインデータ
を入力して移動端末へ送信する移動端末監視制御手段
と、配電系統の状態を表示する表示装置と、オペレータ
の入力により配電線自動化子局装置の制御内容を子局制
御手段へ入力する入力装置とから構成される中央装置を
備えている。
【0013】又、配電系統のデータベースとオンライン
データを入力することにより、配電線の事故区間を限定
して表示するための入出力制御手段と表示装置を備えて
いる。中央装置にある配電系統のデータベースを記憶す
る手段には、街路図と、配電線名称と、電源側電柱番号
とそれに対応する負荷側電柱番号と、開閉器番号と開閉
器の配置されている電柱番号が入力されており、更に電
柱の位置として、電柱番号と街路図のXY座標を対応さ
せたテーブルが入力されている。又、オンラインデータ
には開閉器の「入」「切」状態と、電源側電柱番号と負
荷側電柱番号の間の充停電状態が入力されている。この
充停電状態は事故区間,停電区間,充電区間というよう
に、配電線の状態が種別として入力されるようになって
いる。又、移動端末の配電系統のデータベースを記憶す
る手段には、中央装置の配電系統のデータベースと同じ
内容のデータが入力されている。
【0014】事故発生時には、配電線自動化子局装置か
ら子局伝送装置を介して開閉器の「入」「切」の状態が
子局監視手段に入力される。そして子局監視手段により
事故区間と停電区間を判定してオンラインデータである
開閉器の状態を更新すると共に、配電線の充停電状態を
更新し、中央装置の表示装置に表示要求を出力する。次
に、移動端末監視制御手段によって「入」「切」の状態
の変化した開閉器番号と、充停電状態が変化した電源側
電柱番号と負荷側電柱番号と充停電状態が、移動端末伝
送装置を介して移動端末へ送信される。
【0015】一方、移動端末では配電系統のデータベー
スを読み込み、街路図データに配電系統のデータベース
に入力されている街路図と、開閉器と、電源側電柱と負
荷側電柱とを結ぶことによって配電線とが展開されてい
る。入出力制御手段は、中央装置から「入」「切」の状
態の変化した開閉器番号と、充停電状態が変化した電源
側電柱番号と負荷側電柱番号と充停電状態停電区間と充
電区間のデータを受信すると、開閉器の「入」「切」の
状態と配電系統と配電線の充停電状態を街路図データへ
展開し、この街路図データを表示装置へ出力する。以上
の作用により、移動端末において配電線の事故区間,停
電区間を表示することができる。
【0016】本発明の[請求項2]に係る事故点探査支
援装置は、[請求項1]において、移動端末は当該移動
端末の現在位置を入力する手段と、配電線の事故区間及
び停電区間と、電柱番号と、街路図と移動端末の現在位
置をグラフィックで表示する入出力制御手段とを備え
た。
【0017】本発明の[請求項3]に係る事故点探査支
援装置は、[請求項2]において、移動端末は開閉器番
号を入力することにより移動端末の配電系統のデータベ
ースと中央装置でリアルタイムに処理されている配電系
統のオンラインデータを入力して、当該配電線の現在の
充停電を表示する入出力制御手段を備えた。
【0018】本発明の[請求項4]に係る事故点探査支
援装置は、[請求項3]において、移動端末は配電線を
指示入力して「接地つける」又は「接地はずす」を指示
入力することにより、配電線の接地個所を中央装置へ送
信すると共に、開閉器を指示入力して「手動切」「手動
入」を指示入力することにより、開閉器の現場の状態を
中央装置へ送信する入出力制御手段を備えた。
【0019】本発明の[請求項5]に係る事故点探査支
援装置は、[請求項1]において、中央装置は移動端末
からの開閉器の現場の状態と接地されている区間とを受
信し、前記受信した開閉器の現場の状態と、この接地個
所から接地されている区間と電気的な接続を持つ区間を
接地中の区間としてオンラインデータへ記憶する移動端
末監視制御手段と、前記オンラインデータの状態を表示
する表示装置とを備えた。
【0020】本発明の[請求項6]に係る事故点探査支
援装置は、[請求項5]において、中央装置は接地中の
区間に隣接する配電線自動化子局に対して、オペレータ
の遠方制御による「入」制御を禁止する子局制御手段を
備えた。
【0021】本発明の[請求項7]に係る事故点探査支
援装置は、[請求項4]において、移動端末は配電線と
「探査地点」の指示項目と配電線の地絡方向を入力する
ことにより、配電線の探査地点と地絡方向を中央装置へ
送信する入出力制御手段を備えた。
【0022】本発明の[請求項8]に係る事故点探査支
援装置は、[請求項5]において、中央装置は移動端末
から複数の探査地点からの地絡方向を受信してその事故
探査区間を順次限定すると共に、事故探査のための最適
な現地開放点を求めて表示装置へ表示する移動端末監視
制御手段を有すると共に、移動端末では前記中央装置に
て求めた現地開放点を受信して表示装置へ表示する入出
力制御手段を備えた。
【0023】本発明の[請求項9]に係るプログラムを
記録した記録媒体は、現場の配電線に沿って接地事故点
を探索するために携帯して移動する移動端末及びこの移
動端末と伝送路にて接続された中央装置とからなる事故
点探査装置において、この中央装置には配電系統の現在
状態としての配電線の事故区間と現場の機器の状態を有
するオンラインデータと現場から入力される開閉器の情
報に基づいて配電線の停電区間を求めてオンラインデー
タを更新すると共に、子局伝送装置を介して子局制御も
行ない、又、移動端末から入力されるデータを受信しオ
ンラインデータとして編集すると共に、最新のオンライ
ンデータを編集して移動端末へ送信し、一方、移動端末
では前記中央装置で編集したオンラインデータを受信す
ることにより移動端末にある表示装置に配電線の事故区
間を表示するためのプログラムを記録したものである。
【0024】本発明の[請求項10]に係るプログラム
を記録した記録媒体は、現場の配電線に沿って接地事故
点を探索するために携帯して移動する移動端末及びこの
移動端末と伝送路にて接続された中央装置とからなる事
故点探査装置において、この中央装置には配電系統の現
在状態としての配電線の事故区間と現場の機器の状態を
記憶したオンラインデータと現場から入力される開閉器
の情報に基づいて配電線の停電区間と事故区間を求めて
オンラインデータを更新すると共に、子局伝送装置を介
して子局制御も行ない、又、移動端末から入力されるデ
ータを受信しオンラインデータとして編集すると共に、
最新のオンラインデータを編集して移動端末へ送信し、
一方、移動端末では前記した中央装置で編集したオンラ
インデータを受信することにより移動端末にある表示装
置に配電線の事故区間を表示するものであって、移動端
末からの入力により下記のいずれか1つ又はその組み合
わせ又は全部の表示を可能とするためのプログラムを記
録したものである。 記 (a) 移動端末の現在位置を入力して、配電線の事故区間
と移動端末の現在位置をグラフィック表示する。 (b) 開閉器番号を入力して、配電線の現在の充停電状態
を表示する。 (c) 配電線を指示入力して「接地つける」又は「接地は
ずす」を指示入力することにより、配電線の接地個所を
中央装置へ送信すると共に、開閉器を指示入力して「手
動切」「手動入」を指示し、開閉器の現場の状態を中央
装置に送って動作させ、かつその旨を表示する。 (d) 配電線と「探査地点」の指示項目と配電線の地絡方
向を入力し、配電線の探査地点と地絡方向を中央装置に
表示する。
【0025】
【発明の実施の形態】図1は第1の実施の形態の事故点
探査装置のブロック構成図である。図1において、図21
と同一機能部分については同一符号を付して説明を省略
する。図1において新たに設けたものは、中央装置101
内では移動端末監視制御手段102 であり、現場の保守班
が携帯する移動端末110 との間で移動端末伝送装置103
を介して情報伝送することを骨子とする。中央装置に設
けた構成部分の英字符号A〜Cは、同一符号が接続され
ることを示すが、これらの説明は省略する。
【0026】新たに付加された移動端末監視制御手段10
2 の機能は、移動端末110 から移動端末伝送装置103 を
介して入力されるデータを受信してオンラインデータ21
04を更新すると共に、最新のオンラインデータを移動端
末へ送信するものである。
【0027】又、移動端末110 は前記したようにポータ
ブルタイプであって、配電系統のデータベース記憶装置
111 と、入出力制御手段112 と、表示装置113 と、街路
図データ記憶装置114 と、表示対象の配電線名称を入力
する入力装置115 とを備えている。
【0028】図2は第1の実施の形態の中央装置101 の
配電系統のデータベース記憶装置2103内のデータベース
構成例を示したものである。配電系統のデータベース21
03は、街路図データ201 と、配電線データ202 と、開閉
器データ203 とで構成されている。ここで、街路図デー
タ201 は街路図をXY座標で展開したデータで構成され
ている。
【0029】配電線データ202 は、配電線名称毎に配電
線名称と、電源側電柱番号とそれに対応する負荷側電柱
番号、並びに電柱の位置として、電柱番号と街路図デー
タのXY座標とを対応させたテーブルで構成されてい
る。開閉器データ203 は、開閉器番号と、開閉器のある
電柱番号とこの電柱の位置として街路図データのXY座
標とを対応させたテーブルで構成されている。
【0030】図3は第1の実施の形態の中央装置101 の
オンラインデータ記憶装置2104のデータ構成例を示した
ものである。オンラインデータは、開閉器状態のデータ
301と配電線の区間状態のデータ302 で構成されてい
る。開閉器状態のデータ301 には開閉器番号に対応した
開閉器の「入」「切」状態が入力されている。
【0031】配電線の区間状態のデータ302 には、電源
側電柱番号と負荷側電柱番号の間の充停電状態が入力さ
れている。この充停電状態は、事故区間=1,停電区間
=2,充電区間=3というように配電線の状態が入力さ
れるようになっている。又、移動端末の配電系統のデー
タベースには、中央装置の配電系統のデータベースと同
じ内容のデータが入力されている。
【0032】次に作用について説明する。図1におい
て、事故発生時には配電線自動化子局から子局伝送装置
2108を介して開閉器の「入」「切」のデータが、中央装
置101の子局監視手段2105に入力される。そして、子局
監視手段2105にて事故区間と停電区間を判定してオンラ
インデータ記憶装置2104に記憶されている開閉器状態の
データを更新すると共に、配電線の区間の充停電状態を
更新し、中央装置の表示装置2107に表示要求を出力す
る。
【0033】移動端末監視制御手段102 は、オンライン
データ記憶装置2104の内容状態を入力し、オンラインデ
ータの内容に変化があれば移動端末110 に対して、
「入」「切」の状態の変化した開閉器番号と変化後の状
態、充停電状態が変化した区間の電源側電柱番号と負荷
側電柱番号と変化後の充停電状態を、移動端末伝送装置
103 を介して移動端末110 へ送信する。
【0034】図4は移動端末制御手段102 の処理内容を
示すフローチャートである。先ず、ステップS41にて初
期値をリセットし、ステップS42にてオンラインデータ
を自プログラム内に取り込み、ステップS43でオンライ
ンデータと前回値とを比較する。ステップS44にて比較
した結果、変化がなければ変化があるまで前記処理を繰
り返す。
【0035】ステップS44にて変化があればステップS
45へ移って、開閉器状態が原因で変化が生じたのか否か
を判断し、開閉器状態が原因であればステップS46へ移
ってその開閉器番号と変化後の状態を通信エリアにセッ
トする。
【0036】開閉器状態が原因でなければステップS47
へ移って、配電線が原因であるか否かを判断する。配電
線であればステップS48へ移って、変化を生じた個所の
電源側の電柱番号と負荷側の電柱番号と充停電の状態を
セットし、通信エリアの内容を移動端末へ送信する。な
お、その原因が開閉器でも、あるいは配電線状態でもな
ければ、その旨を移動端末110 へ送信する。
【0037】図5は移動端末110 の入出力制御手段の11
2 の処理内容を示すフローチャートである。移動端末11
0 では入出力制御手段112 に対して、入力装置115 から
配電線名称が入力されると、入出力制御手段112 によっ
て配電系統のデータベース111 に入力されている開閉器
データと配電線データとを読み込み、電源側電柱と負荷
側電柱とを結ぶことによって配電線が街路図データ114
へ展開される(ステップS51)。
【0038】入出力制御手段112 は、中央装置101 から
「入」「切」の状態の変化した開閉器番号と変化後の状
態、充停電状態が変化した電源側電柱番号と負荷側電柱
番号と変化後の充停電状態のデータを受信すると(ステ
ップS52)、開閉器の「入」「切」の状態と配電系統と
配電線の充停電状態を街路図データ114 へ展開し(ステ
ップS53,S54)、この街路図データ114 を表示装置11
3 へ出力する(ステップS55)。以上の作用により、移
動端末の表示装置において、街路図上に配電線の事故区
間,停電区間を重ね合わせて表示することができる。
【0039】本実施の形態によれば、開閉器の状態を配
電線自動化子局と子局伝送装置を介して中央装置に取り
込んだ結果、開閉器の状態と配電線の充停電の状態を中
央装置の表示装置に表示した内容と、移動端末の表示装
置に表示した結果が一致するので、所内のオペレータと
現場の保守班との認識を一致させることができる。
【0040】更に本発明では移動端末の現在位置を街路
図上に表示して表示装置に表示するようにしたものであ
る。
【0041】即ち、図1において、移動端末110 の入力
装置115 から街路図上の座標情報を入力すると、入出力
制御手段112 によって街路図データ記憶装置114 へ配電
系統のデータベースと中央装置から送信されてきたオン
ラインデータと共に、街路図上の座標が現在位置として
展開され、表示装置113 へ出力される。
【0042】図6は入出力制御手段112 の処理内容を示
すフローチャートである。図6において、図5と同一部
分は同一符号を付して説明を省略する。図6において、
新たに付加したものはステップS61とステップS62であ
る。
【0043】即ち、ステップS61において移動端末の現
在位置入力があったか否かを判断し、入力があればステ
ップS62にて現在位置を街路図データに展開し、入力が
なければ前記図5と同様にして表示装置へ表示する。以
上の作用により、配電線の事故区間と充電区間、停電区
間及び電柱番号と共に現在の移動端末の位置を表示する
ことができる。
【0044】本実施の形態によれば、現在位置と移動端
末の表示装置に表示した配電線の位置との関係が確実に
一致するので、特に街路と配電線が複雑に張りめぐらさ
れている市街地において、作業を行なおうとしている保
守班が、配電線や街路を誤認識することを防止すること
ができる。
【0045】本発明では更に上説明以外に、移動端末に
加えて移動端末の入力装置から開閉器番号を入力する
と、オンラインデータを検索して該当する区間の充停電
情報が移動端末へ送信されるようにしたものである。
【0046】図1において、開閉器番号が入力装置115
を介して入出力制御手段112 へ入力される。入出力制御
手段112 により、入力された開閉器番号に対応する電源
側電柱番号と負荷側電柱番号を配電系統のデータベース
111 から検索する。そして、入力した電柱番号とこの電
源側電柱番号と負荷側電柱番号とが、入出力制御手段11
2 により中央装置101 へ送信され、中央装置101 の移動
端末監視制御手段102により、オンラインデータ2104を
検索して該当する区間の充停電情報が移動端末112 へ送
信される。そして、移動端末111 の入出力制御手段112
が該当する区間の充停電情報を受信し、表示装置へ出力
する。
【0047】図7は移動端末監視制御手段の処理内容を
示すフローチャートである。図7において、図4と同一
処理内容部分は同一符号を付して説明を省略する。図7
において、新たに付加したものは、ステップS71,ステ
ップS72,ステップS73である。
【0048】したがって図4との差異は、ステップS71
において送信要求があればステップS72へ移って開閉器
の状態を通信エリアへセットし、ステップS73へ移って
電源側の電柱番号と負荷側の電柱番号を配電系統のデー
タベースから検索し、図4と同様に充停電情報も含めて
移動端末に送信して表示する。
【0049】図8は入出力制御手段112 の処理内容を示
すフローチャートである。図8において、ステップS51
〜ステップS55までの処理は(ステップS52がステップ
S55の次にある点を除いて)図6と同様である。したが
って、配電線のデータベースを街路図データと共に移動
端末の現在位置をも含めて表示している状態(ステップ
S51〜ステップS55)において、中央装置からの受信が
なければ(ステップS52)、前記処理内容を継続してい
る。
【0050】この状態において、中央装置からの受信あ
り(ステップS52)、かつ移動端末からの送信要求があ
れば(ステップS81)、必要とする開閉器番号を送信エ
リアへセットし(ステップS82)、中央装置への送信を
行なう(ステップS83)。以上の作用により、移動端末
に、配電線の現在の充停電状態を表示することができ
る。
【0051】本実施の形態によれば、移動端末からの要
求に対し、中央装置のオンラインデータの内容を端末へ
返信して表示することができ、更に、中央装置の表示装
置に表示した開閉器の状態及び配電線の充停電状態と、
移動端末の表示装置に表示した開閉器の状態及び配電線
の充停電状態とのタイムラグを[請求項1]の形態より
も少なくすることができる。
【0052】本発明では更に上説明に加えて、表示装置
に表示されている配電線の特定の区間及び特定の開閉器
を入力装置に付随したスタイラスペンなどのポインティ
ングデバイスにより指示することで、表示装置の指示さ
れた位置及び特定の開閉器を入力装置115 により入力
し、表示装置113 に表示されている配電線の電源側電柱
番号と負荷側電柱番号及び開閉器の電柱番号に変換する
入出力制御手段を備えるようにしたものである。
【0053】したがって、配電線の場合を例にとると、
ポインティングデバイスにより表示装置113 に表示され
ている任意の配電線をポイント指示すると、入力装置11
5 により表示装置113 の指示された位置が入出力制御手
段112 に入力される。そして、入出力制御手段112 によ
り表示装置113 の指示された位置が配電線の電源側電柱
番号と負荷側電柱番号に変換されて記憶される。
【0054】次に、このデータと「接地つける」「接地
はずす」を指示入力すると、入力装置115 を介して入出
力制御手段112 にこの内容が入力される。これにより入
出力制御手段112 では、先に記憶された配電線の電源側
電柱番号と負荷側電柱番号と、この配電線に対して実施
した作業内容を編集して中央装置101 へ送信する。
【0055】開閉器についても前記配電線のポイント指
示と全く同様である。即ち、ポインティングデバイスに
より、表示装置113 に表示されている開閉器をポイント
指示すると、入力装置115 により表示装置の指示された
位置が入出力制御手段112 に入力される。そして、入出
力制御手段112 により表示装置113 の指示された位置が
開閉器のある電柱の電柱番号に変換されて記憶される。
【0056】次に、このデータと「手動切」「手動入」
を指示入力すると、入力装置115 を介して入出力制御手
段112 にこの内容が入力される。入出力制御手段112 で
は、先に記憶された電柱番号とこの開閉器に対して実施
した作業内容を編集して、中央装置101 へ送信する。
【0057】図9は移動端末110 の入出力制御手段112
の処理内容を示すフローチャートである。図9では図8
の入出力制御手段112 に、ポインティングデバイスによ
り中央装置に対する送信内容を編集する入力編集処理S
91を追加し、更に、中央装置へ電源側電柱番号と負荷側
電柱番号を送信エリアへセットする処理S94、及び作業
の種別を送信エリアへセットする処理を有している。
【0058】図10は入力編集処理S91の処理内容を示す
フローチャートである。図10において、入力編集処理S
91はポインティングデバイスからの入力として、指示項
目の入力内容,画面上の指示された位置を受け取り、こ
の入力内容によってどのようなオペレーションが行なわ
れたかを解析して、中央装置101 へ送信する内容をセッ
トする。
【0059】先ず、ステップS10においてポインティン
グデバイスからの入力ありか否かを判断し、入力ありで
あればステップS11で初回の入力とし、ステップS12で
入力回数を判断する。ここでは初回であるのか初回入力
済みであるのかを検討する。
【0060】ステップS12でポインティングデバイスの
入力が初回であればステップS13へ移って、指示項目の
入力であるか否かを判断する。ここで、指示項目の入力
ではないと判断されると(指示された位置となるた
め)、ステップS14へ移って指示された位置から最寄り
の電柱番号をセットし、ステップS15にてポインティン
グデバイスによる次の入力があるか否かを判断する。次
いで入力があれば、ステップS16へ移って初回入力済み
となってステップS12へ戻る。
【0061】ステップS12では初回入力済みであるため
ステップS17へ移る。ステップS17では開閉器が「手動
入」か「手動切」かを判断し、「手動入」,「手動切」
であればステップS18へ移って、1回目に指示された位
置から開閉器番号をセットし、ステップS19へ移って作
業種別、即ち、「手動入」か「手動切」かをセットす
る。
【0062】ステップS17において「手動入」でも「手
動切」でもなければステップS20へ移って指示項目の入
力かを判断し、指示項目の入力でなければ(その他の
「接地つける」又は「接地はずす」が考えられる)、ス
テップS21へ移って指示された位置から最寄りの電柱番
号をセットし、ステップS22にてポインティングデバイ
スからの入力があるか否かを判断する。
【0063】ステップS22にて入力があればステップS
23へ移って、その入力が「接地つける」か「接地はず
す」かを判断する。ステップS23において「接地つけ
る」か「接地はずす」かのいずれかであれば、ステップ
S24へ移って既に1回目と2回目に指示された電柱番号
を夫々セットし、ステップS25にて作業種別、即ち、
「接地つける」,「接地はずす」をセットする。
【0064】図11は本発明の表示装置113 に表示されて
いる街路図と配電線の開閉器並びに指示項目の表示の一
例である。この例では、表示装置113 の表示画面部1101
に前述した「手動入」,「手動切」,「接地つける」,
「接地はずす」等の指示項目1102が表示され、街路110
3,開閉器1104,電柱1105,配電線1106が表示されてい
る状態の例を示している。以上の作用により、配電線の
接地個所と開閉器の現場の状態を中央装置へ送信するこ
とができる。
【0065】本実施の形態によれば、現場の保守班が、
現場で実施した作業の内容を移動端末を用いて中央装置
へ送信することができ、従来、無線電話などを用いて情
報を伝達していた形態と比較して、より確実に現場の機
器の情報を伝達することができる。
【0066】本発明では更に上記説明に加えて、移動端
末より配電線の接地個所と現場における開閉器の状態と
を入力し、接地個所と接続している区間を接地中の区間
としてオンラインデータ2104へ記憶し、表示装置に表示
しようとするものである。
【0067】図12にオンラインデータ2104の構成例を示
す。オンラインデータ2104には、第1の実施の形態のデ
ータ(図3)に追加して、開閉器状態のデータ1201に移
動端末から入力された開閉器の現場の「入」「切」状態
と、配電線状態のデータ1202に移動端末から入力された
接地状態と接地の有無とを入力するエリアとを有してい
る。
【0068】移動端末110 から開閉器の状態が送信され
て、移動端末監視制御手段102 に入力されると、オンラ
インデータ2104の開閉器の現場の「入」「切」の状態が
更新され、配電線の接地個所として電源側電柱番号と負
荷側電柱番号が、移動端末監視制御手段113 へ入力され
る。
【0069】移動端末監視制御手段102 は、電源側電柱
番号と負荷側電柱番号と接地個所のデータが入力された
場合、該当する区間のオンラインデータ2104の配電線デ
ータ1202の接地の有無の内容を「接地有」に更新すると
共に、この配電線の区間の電源側電柱番号と負荷側電柱
番号の間の接地状態を「接地中区間」として更新する。
【0070】又、この配電線の区間に隣接する区間につ
いては、「切」状態となっている開閉器が存在する電柱
番号までの区間を順次探索し、この区間の充停電状態を
「接地中区間」としてオンラインデータ2104を更新す
る。全ての区間を探索した後、移動端末監視制御手段10
2 により、表示装置2107に対して表示更新の要求を出力
することにより、表示装置は配電系統のデータベース21
03とオンラインデータ2104を入力し、これらの配電線の
充停電状態を表示する。
【0071】図13は移動端末監視制御手段102 の処理内
容を示すフローチャートである。図中の処理符号は図7
に対応して示し、図7との差異部分はステップS131 ,
ステップS132 ,ステップS133 だけである。この差異
部分は既に説明した通り、移動端末110 からの内容が入
力されると(ステップS131 )、上述の方法にてオンラ
インデータ2104が更新され(ステップS132 )、表示装
置2107への表示更新要求を行なう。
【0072】このような処理にすることにより、移動端
末110 からの入力があった場合、オンラインデータ2104
の更新後、移動端末110 への送信を合わせて行なうよう
にすることができる。又、[請求項4]の移動端末と組
み合わせることで、移動端末110 において中央装置の表
示装置2107に表示されているものと同じ内容を表示する
ことが可能である。
【0073】図14は本発明の表示装置2107に表示されて
いる街路図と配電線と開閉器の表示の一例である。この
例では、表示装置2107に街路1401,開閉器1402,電柱14
03,配電線1404,接地個所1405,配電線の接地中区間14
06が表示されている状態の例を示している。
【0074】以上の作用により、現地で実施した配電線
に関する作業内容を中央装置へ送信し、中央装置の表示
装置へ表示することができる。本実施の形態によれば、
従来、有線無線などを用いて情報を伝達していた形態と
比較して、より確実に、現場の機器の情報と接地中の区
間を、所内のオペレータが確認することができる。
【0075】本発明では更に上記説明に加えて、中央装
置の子局制御手段2106によって接地中の区間に隣接する
配電線自動化子局に対して、所内のオペレータによる遠
方制御による「入」制御を禁止しようとするものであ
る。
【0076】図1の移動端末監視制御手段102 により、
中央装置101 のオンラインデータ2104の充停電状態とし
て、電源側電柱番号と負荷側電柱番号の間の配電線の接
地中の状態が、配電線の充停電状態と共に記憶されてい
る。所内オペレータからの指示による開閉器の「入」制
御の要求は、入力装置2102を介して開閉器番号に制御要
求を付加して子局制御手段2106に入力される。
【0077】そして、子局制御手段2106では開閉器番号
から電柱番号を求め、次にこの電柱番号に対応する電源
側電柱番号と負荷側電柱番号の間の充停電状態を参照す
る。そして、該当する電柱番号の電源側区間が充電中で
あり負荷側区間が接地中の場合、又は該当する電柱番号
の電源側区間が接地中であり負荷側区間が充電中の場
合、「入」制御を中止し開閉器の「入」制御を行なわな
い。
【0078】図15は子局制御手段2106の処理内容を示す
フローチャートである。ステップS151 では開閉器番号
を入力し、ステップS152 にて開閉器に対応する電柱番
号を求め、ステップS153 にて電源側電柱番号との間の
充停電状態と接地状態を取り出し、ステップS154 にて
負荷側電柱番号との間の充停電状態と接地状態を取り出
す。
【0079】ステップS155 で電源側充電かを判断し、
ステップS156 で負荷側接地中か否かを判断する。そし
て、電源が充電で負荷側が接地中であればステップS15
7 にて「入」制御を中止する。ステップS155 で電源側
が充電でなければステップS158 へ移って負荷側が充電
かを判断し、負荷側が充電であればステップS159 にて
電源側か接地中かを判断する。
【0080】そして、負荷側が充電で電源側が接地中で
あれば、ステップS157 へ移って「入」制御を中止す
る。又、ステップS158 で負荷側が充電でなければ、電
源側充電でないことを条件にステップS150 へ移り、
「入」制御を事故する。
【0081】以上の作用により、中央装置において、接
地中の区間に隣接する配電線自動化子局に対して、オペ
レータの遠方制御を行なわないようにすることができ
る。本実施の形態によれば、所内のオペレータが誤って
充電中の区間に隣接している接地中の区間へ開閉器を誤
投入することを防止することができる。
【0082】本発明では更に上記説明に加えて、移動端
末の出力制御手段に、配電線の地絡方向を中央装置へ送
る機能を付加したものである。
【0083】即ち、表示装置113 に表示されている配電
線の特定の区間を入力装置115 に付随したスタイラスペ
ンなどのポインティングデバイスにより指示すること
で、表示装置113 の指示された位置を入力装置115 によ
り入力し、表示装置113 に表示されている配電線の電源
側電柱番号と負荷側電柱番号に変換した後、更に、地絡
方向の電柱番号を入力することにより、地絡方向を中央
装置101 へ送信するようにしている。
【0084】これを手順で示すとポインティングデバイ
スにより、表示装置113 に表示されている配電線を指示
すると、入力装置115 により表示装置の指示された位置
が入出力制御手段112 に入力される。そして、入出力制
御手段112 により、表示装置113 の指示された位置が配
電線の電源側電柱番号と負荷側電柱番号に変換されて記
憶される。
【0085】次に、入力装置115 を介して地絡方向の電
柱番号が入出力制御手段112 へ入力される。そして、入
出力制御手段112 では、先に記憶された配電線の区間の
電源側電柱番号と負荷側電柱番号と、地絡方向の電柱番
号とを編集して中央装置101へ送信する。
【0086】図16は入力編集処理の処理内容を示すフロ
ーチャートである。そして、本実施の形態では図10の処
理に対して新たに追加したものは、ステップS161 ,ス
テップS162 ,ステップS163 ,ステップS164 であ
り、その他は図10と同様である。即ち、中央装置へ探査
地点の電源側開閉器番号と負荷側開閉器番号を送信エリ
アへセットする処理に加え、地絡方向の電柱番号をセッ
トする処理を追加したものである。
【0087】図16に示すように、ポインティングデバイ
スからの入力として、探査地点の電源側電柱番号と負荷
側電柱番号が入力された後、画面上の「地絡方向」指示
項目が入力されると(ステップS161 )、ポインティン
グデバイスからの入力待ちとなる(ステップS162 )。
【0088】次に、ポインティングデバイスから入力さ
れた位置を入力として(ステップS163 )、この位置か
ら最寄りの電柱番号を地絡方向として、中央装置101 へ
送信する内容をセットし(ステップS164 )、図9の入
出力機能にリターンする。これは図9に示す入出力制御
手段の編集処理に追加したものであるからである。
【0089】又、図17は本発明の表示装置113 に表示さ
れている街路図と配電線と開閉器ならびに指示項目の表
示の一例である。この例では、表示装置113 の表示画面
部1701に指示項目1702が表示され、街路1703,開閉器17
04,電柱1705,配電線1706と「地絡方向」の指示項目17
07が表示されている状態の例を示している。以上の作用
により、配電線の探査地点と地絡方向を中央装置へ送信
することができる。
【0090】本実施の形態によれば、現場の保守班が事
故点探査器を用いて地絡方向を測定した後、従来、無線
電話などを用いて情報を伝達していた形態と比較し、誤
って地絡方向を所内のオペレータに通知することを少な
くすることができる。
【0091】本発明では更に上記説明に加えて、移動端
末より複数の探査地点の地絡方向を入力して、オンライ
ンデータへ記憶し、表示装置へ表示するようにしたもの
である。
【0092】図18は中央装置101 のオンラインデータ21
04の構成の一実施例を示したものである。オンラインデ
ータ2104は開閉器状態のデータ1801,配電線状態のデー
タ1802,事故探査状態のデータ1803からなる。ここで、
移動端末監視制御手段102 によって、移動端末110 から
受信した探査地点の電源側電柱番号と負荷側電柱番号
と、地絡方向の電柱番号とが、オンラインデータ2104の
事故探査データ1803へ出力される。
【0093】次に、移動端末監視制御手段102 により、
地絡方向と逆方向の電柱から、「切」開閉器又は配電線
の末端までの経路をオンラインデータ2104の開閉器状態
のデータ1801と配電線状態のデータ1802と配電系統のデ
ータベース2103を用いて探索する。その結果、地絡方向
と逆方向の区間については、健全区間であるとして、オ
ンラインデータ2104の配電線状態のデータ1802の配電線
の探索済状態を探索済健全区間として更新する。
【0094】そして、移動端末監視制御手段102 によっ
て、この配電線状態のデータ1802が、表示装置2107へ表
示されると共に、移動端末110 へ対しても送信され、移
動端末110 にて事故探索済区間が表示装置113 に表示さ
れる。更に、この事故点探査支援装置においては、中央
装置101 の移動端末監視制御手段102 には、事故探査の
ための最適な現地開放点を求める機能を有する。
【0095】この事故点探査支援装置においては、中央
装置のオンラインデータ2104の配電線状態のデータ1802
には、図18に示すように各々の電源側電柱番号と負荷側
電柱番号の間の充停電状態と配電線の探査済状態とが記
憶されている。又、開閉器状態のデータ1801には、開閉
器の「入」「切」状態が記憶されている。
【0096】一方、図19は本発明の一例として、配電系
統のデータベース2103を示したものである。配電系統の
データベース2103の配電線データ1902には、図19に示す
ように、各々の電柱と電柱の間の距離が入力されてい
る。そして、最初に移動端末監視制御手段102 により、
オンラインデータ2104と配電系統のデータベース2103が
検索され、事故区間に隣接する「切」状態の開閉器の存
在する電柱番号が取り出される。
【0097】次に、最適な現地開放点を求めるアルゴリ
ズムの一例を図20及び以下に記述する。事故区間に隣接
する「切」状態の開閉器の存在する電柱番号から、オン
ラインデータ2104を用いて、この事故区間でかつ配電線
の探査済区間でない区間を検索し、電源側電柱番号と負
荷側電柱番号を記憶する(ステップS201 )。そして、
配電系統のデータ2103により、これらの区間の総延長を
求めて1/2で除算する(ステップS202 )。
【0098】そして、記憶された電源側電柱番号から、
電源側の事故区間内でかつ配電線の探査済区間でない区
間の総延長を逐次求めて(ステップS205 )、先に求め
た事故区間内でかつ配電線の探査済区間でない区間の総
延長の1/2に最も近い電柱番号を現地開放点候補とし
て記憶する(ステップS207 )。
【0099】次に、この現地開放点候補の電柱から、電
源側方向及び負荷側方向へ配電系統のデータベース2103
を用いて事故区間に隣接する「切」状態の開閉器まで及
び末端まで探索し、最も近い距離の開閉器のある電柱番
号を現地開放点として記憶する(ステップS209 )。事
故区間に隣接する「切」状態の開閉器以外に開閉器がな
かった場合には、現地開放点候補の電柱番号を現地開放
点として記憶する(ステップS210 )。
【0100】続いて、表示装置2107に対して現地開放点
の表示更新の要求を出力することにより、表示装置2107
によって、現地開放点として求めた電柱番号が表示され
る。又、移動端末に対して、現地開放点の表示要求を送
信し移動端末の入出力制御手段112 により、移動端末の
表示装置113 に、現地開放点として求めた電柱番号が表
示される。
【0101】以上の作用により、中央装置101 におい
て、事故探査済区間及び事故探査のための最適な現地開
放点又は現地投入点を求め、中央装置の表示装置2107と
移動端末の表示装置113 へ夫々表示することができる。
【0102】本実施の形態によれば、所内のオペレー
タ,現場の保守班共に、最も適切な現地開放点を選択す
ることができ、現地開放点を開放した状態で再度事故探
査器を用いて事故探査を行なうことで、健全区間と事故
区間の切り分けがスムーズにでき、事故点探査のスピー
ドアップを図ることができる。
【0103】上記各説明において記載した手法は、コン
ピュータに実行させることのできるプログラムとして、
例えば磁気ディスク,光ディスク,半導体メモリなどの
記録媒体に書き込んで、各種装置に適用したり、通信媒
体により伝送して各種装置に適用することも可能であ
る。中央装置を実現するコンピュータは、記録媒体に記
録されたプログラムを読み込み、このプログラムによっ
て動作が制御されることにより、上述した処理を実行す
る。
【0104】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば配
電線事故時の事故点探査において、配電系統の状態と現
場からの情報を的確に所内のオペレータと現場の保守班
が共に把握でき、事故点探査地点を適切に判断でき、
又、機器の誤操作を防止できる。これらのことにより、
事故点探査のスピードアップを図ると共に誤操作を防止
し配電線の運用の信頼性を向上することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の事故点探査支援装置のシ
ステム構成図。
【図2】図1の実施の形態の配電系統のデータベースの
特徴を示した図。
【図3】図1の実施の形態のオンラインデータの特徴を
示した図。
【図4】図1の実施の形態の中央装置の移動端末監視制
御手段の処理内容を示した図。
【図5】図1の実施の形態の移動端末の入出力制御手段
の処理内容を示した図。
【図6】本発明の他の実施の形態の移動端末の入出力制
御手段の処理内容を示した図。
【図7】本発明の更に他の実施の形態の中央装置の移動
端末監視制御手段の処理内容を示した図。
【図8】本発明の更に他の実施の形態の移動端末の入出
力制御手段の処理内容を示した図。
【図9】本発明の更に他の実施の形態の移動端末の入出
力制御手段の処理内容を示した図。
【図10】本発明の更に他の実施の形態の移動端末の入出
力制御手段の入力編集処理の内容を示した図。
【図11】本発明の更に他の実施の形態の移動端末の表示
装置に表示されている内容を示した図。
【図12】本発明の更に他の実施の形態のオンラインデー
タの構成を示した図。
【図13】本発明の更に他の実施の形態の中央装置の移動
端末監視制御手段の処理内容を示した図。
【図14】本発明の更に他の実施の形態の中央装置の表示
装置に表示されている内容を示した図。
【図15】本発明の更に他の実施の形態の中央装置の子局
制御手段の処理内容を示した図。
【図16】本発明の更に他の実施の形態の移動端末の入出
力制御手段の入力編集処理を示した図。
【図17】本発明の更に他の実施の形態の移動端末の表示
装置に表示されている内容を示した図。
【図18】本発明の更に他の実施の形態のオンラインデー
タの構成を示した図。
【図19】本発明の更に他の実施の形態の配電系統のデー
タベースの構成を示した図。
【図20】本発明の更に他の実施の形態の中央装置の移動
端末監視制御手段の最適な現地開放点を求めるアルゴリ
ズムを示した図。
【図21】従来の配電線自動化運用システムとして用いら
れている装置と機能の例を示したシステム構成図。
【符号の説明】
101 ,2101 中央装置 102 移動端末監視制御手段 103 移動端末伝送装置 110 移動端末 111 配電系統のデータベース記憶装置 112 入出力制御手段 113 ,2107 表示装置 114 街路図データ記憶装置 115 ,2102 入力装置 201 ,1901 街路図データ 202 ,1902 配電線データ 203 ,1903 開閉器データ 301 ,1201,1801 閉器状態のデータ 302 ,1202,1802 配電線状態のデータ 1101,1701 画面表示部 1102,1702 表示項目 1103,1401,1703 街路 1104,1402,1704 開閉器 1105,1403,1705 電柱 1106,1404,1706 配電線 1405 接地個所 1406 配電線の接地中の区間 1707 「地絡方向」の指示項目 1803 事故探査状態のデータ 2103 配電系統のデータベース記憶装置 2104 オンラインデータ記憶装置 2105 子局監視手段 2106 子局制御手段 2108 子局伝送装置 2109 事故点探査器

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 配電系統のデータベースを記憶する手段
    と、配電系統の現在状態としての配電線の事故区間,停
    電区間,現場の機器の状態情報等のオンラインデータを
    記憶する手段と、現場に設置された配電線自動化子局装
    置から子局伝送装置を介して入力される開閉器の情報に
    基づき配電線の停電区間を求める機能を有する子局監視
    手段と、前記配電線自動化子局装置の制御を子局伝送装
    置を介して行なう子局制御手段と、移動端末から送信さ
    れてくるデータを受信しオンラインデータを更新すると
    共に最新のオンラインデータを前記移動端末へ送信する
    移動端末監視制御手段と、配電系統の状態を表示する表
    示装置と、オペレータの入力により配電線自動化子局装
    置の制御を行なう入力装置とから構成された中央装置を
    備え、前記移動端末は配電系統のデータベースを記憶す
    る手段と、街路図データを記憶する手段と、前記中央装
    置で更新したオンラインデータを受信することにより配
    電線の事故区間を表示するための入出力制御手段と表示
    装置とを備えたことを特徴とする事故点探査支援装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の移動端末は、当該移動端
    末の現在位置を入力する手段と、配電線の事故区間及び
    停電区間と、電柱番号と、街路図と移動端末の現在位置
    をグラフィックで表示する入出力制御手段とを備えたこ
    とを特徴とする事故点探査支援装置。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の移動端末は、開閉器番号
    を入力することにより移動端末の配電系統のデータベー
    スと中央装置でリアルタイムに処理されている配電系統
    のオンラインデータを入力して当該配電線の現在の充停
    電状態を表示する入出力制御手段を備えたことを特徴と
    する事故点探査支援装置。
  4. 【請求項4】 請求項3記載の移動端末は、配電線を指
    示入力して「接地つける」又は「接地はずす」を指示入
    力することにより、配電線の接地個所を中央装置へ送信
    すると共に、開閉器を指示入力して「手動切」「手動
    入」を指示することにより、開閉器の現場の状態を中央
    装置へ送信する入出力制御手段を備えたことを特徴とす
    る事故点探査支援装置。
  5. 【請求項5】 請求項1記載の中央装置において、移動
    端末からの開閉器の現場の状態と接地されている区間と
    を受信し、前記受信した開閉器の現場の状態と、この接
    地個所から接地されている区間と電気的な接続を持つ区
    間を接地中の区間として、オンラインデータへ記憶する
    移動端末監視制御手段と、前記オンラインデータの状態
    を表示する表示装置とを備えたことを特徴とする事故点
    探査支援装置。
  6. 【請求項6】 請求項5記載の中央装置において、接地
    中の区間に隣接する配電線自動化子局に対して、オペレ
    ータの遠方制御による「入」制御を禁止する子局制御手
    段を備えたことを特徴とする事故点探査支援装置。
  7. 【請求項7】 請求項4記載の移動端末は、配電線と
    「探査地点」の指示項目と配電線の地絡方向を入力する
    ことにより、配電線の探査地点と地絡方向を中央装置へ
    送信する入出力制御手段を備えたことを特徴とする事故
    点探査支援装置。
  8. 【請求項8】 請求項5記載の中央装置において、移動
    端末から複数の探査地点からの地絡方向を受信してその
    事故探査区間を順次限定すると共に、事故探査のための
    最適な現地開放点を求めて表示装置へ表示する移動端末
    監視制御手段を有すると共に、移動端末では前記中央装
    置にて求めた現地開放点を受信して表示装置へ表示する
    入出力制御手段を備えたことを特徴とする事故点探査支
    援装置。
  9. 【請求項9】 現場の配電線に沿って接地事故点を探索
    するために携帯して移動する移動端末及びこの移動端末
    と伝送路にて接続された中央装置とからなる事故点探査
    装置において、この中央装置には配電系統の現在状態と
    しての配電線の事故区間と現場の機器の状態を有するオ
    ンラインデータと現場から入力される開閉器の情報に基
    づいて配電線の停電区間を求めてオンラインデータを更
    新すると共に、子局伝送装置を介して子局制御も行な
    い、又、移動端末から入力されるデータを受信しオンラ
    インデータとして編集すると共に、最新のオンラインデ
    ータを編集して移動端末へ送信し、一方、移動端末では
    前記した中央装置で編集したオンラインデータを受信す
    ることにより移動端末にある表示装置に配電線の事故区
    間を表示するためのプログラムを記録した記録媒体。
  10. 【請求項10】 現場の配電線に沿って接地事故点を探
    索するために携帯して移動する移動端末及びこの移動端
    末と伝送路にて接続された中央装置とからなる事故点探
    査装置において、この中央装置には配電系統の現在状態
    としての配電線の事故区間と現場の機器の状態を記憶し
    たオンラインデータと現場から入力される開閉器の情報
    に基づいて配電線の停電区間と事故区間を求めてオンラ
    インデータを更新すると共に、子局伝送装置を介して子
    局制御も行ない、又、移動端末から入力されるデータを
    受信しオンラインデータとして編集すると共に、最新の
    オンラインデータを編集して移動端末へ送信し、一方、
    移動端末では前記した中央装置で編集したオンラインデ
    ータを受信することにより移動端末にある表示装置に配
    電線の事故区間を表示するものであって、移動端末から
    の入力により下記のいずれか1つ又はその組み合わせ又
    は全部の表示を可能とするためのプログラムを記録した
    記録媒体。 記 (a) 移動端末の現在位置を入力して、配電線の事故区間
    と移動端末の現在位置をグラフィック表示する。 (b) 開閉器番号を入力して、配電線の現在の充停電状態
    を表示する。 (c) 配電線を指示入力して「接地つける」又は「接地は
    ずす」を指示入力することにより、配電線の接地個所を
    中央装置へ送信すると共に、開閉器を指示入力して「手
    動切」「手動入」を指示し、開閉器の現場の状態を中央
    装置に送って動作させ、かつその旨を表示する。 (d) 配電線と「探査地点」の指示項目と配電線の地絡方
    向を入力し、配電線の探査地点と地絡方向を中央装置に
    表示する。
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