JPH11190843A - 反射型液晶表示装置 - Google Patents

反射型液晶表示装置

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JPH11190843A
JPH11190843A JP9359051A JP35905197A JPH11190843A JP H11190843 A JPH11190843 A JP H11190843A JP 9359051 A JP9359051 A JP 9359051A JP 35905197 A JP35905197 A JP 35905197A JP H11190843 A JPH11190843 A JP H11190843A
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liquid crystal
crystal display
reflection type
type liquid
frame
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JP9359051A
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Takashi Koyama
隆司 小山
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Original Assignee
Sharp Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 反射型液晶表示装置を使用する場合、周囲が
暗い場合でも、十分な表示品位を得ることができる構造
を提供するものである。 【解決手段】 本体8の表面の表示部9に反射型液晶デ
ィスプレイ10が組み込まれている。本体8の側面に、
フレームA12とフレームB13からなるコの字状のフ
レーム11に補助照明装置2が組み込まれている。フレ
ームA12の一端と本体8の側面とがネジ4により固定
され、かつ回転できる構造を有している。周囲が明るく
て、補助照明装置2が不要の場合、フレーム11は本体
8の側面に収納されている。周囲が暗くて、補助照明装
置2が必要な場合、フレームA12とフレームB13を
持ち上げて、見やすい角度に調整することにより、フレ
ームB13に組み込まれた補助照明装置2から、反射型
液晶ディスプレイ10の表面へ光を照射することができ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、反射型液晶表示装
置に補助照明装置を付加した反射型液晶表示装置に関す
るものでる。
【0002】
【従来の技術】液晶表示装置は、CRT(Cathod
e Ray Tube)、PDP(Plasma Di
splay)、EL(Electro Lumines
cence)といった他の表示装置と異なり、液晶その
ものは発光せずに、特定の光源からの光の透過量を調節
することによって文字や画像を表示する。従来の液晶表
示装置は、透過型液晶表示装置と反射型液晶表示装置に
大別できる。
【0003】透過型液晶表示装置は、液晶セルの背面
に、光源(バックライト)として、蛍光管やEL等の面
発光源が配置されている。一方、反射型液晶表示装置
は、周囲光を利用して表示を行うため、バックライトを
必要とせず、消費電力が少ないという利点がある。さら
に、直射日光の当たるような非常に明るい所では、発光
型表示装置や透過型液晶表示装置では視認性が低下する
のに対して、反射型液晶表示装置では、より鮮明に視認
が可能であるという利点を有している。このため、反射
型液晶表示装置は、近年益々需要が高まっている携帯情
報端末やモバイルコンピュータに適用されている。
【0004】しかしながら、反射型液晶表示装置は下記
のような問題点がある。反射型液晶表示装置は、周囲光
を表示に利用するため、表示輝度が周囲環境に依存する
度合いが非常に高く、夜間などの暗闇では表示が認識で
きない。特に、カラー化のためにカラーフィルターを用
いた反射型液晶表示装置や、偏光板を用いた反射型液晶
表示装置では、上記の問題は大きく、十分な周囲光が得
られない場合には、補助照明手段が必要になる。
【0005】しかしながら、反射型液晶表示装置は背面
に反射板が配置されているため、透過型液晶表示装置で
使用しているバックライトを用いることはできない。反
射板にハーフミラーを用いた半透過型液晶表示装置も提
案されているが、その表示品位は必ずしも良好とはいえ
ない。
【0006】そこで、周囲が暗い場合の補助照明手段と
して、反射型液晶表示装置を前方から照明する方法が提
案されている。従来、このような補助照明手段を有する
液晶表示装置は、特開平6−324332号公報、特開
平9−211448号公報に提案されている。
【0007】特開平6−324332号公報では、反射
型液晶表示装置の前方全面に導光体を配置させ、導光体
から光を照射している。特開平9−211448号公報
では、前方から可動式の照明で収納性も考慮した各種の
形式が記載されている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような従来技術には、種々の問題があった。特開平6−
324332号公報の技術では、一様な光照射が可能で
あるが、前面に導光体を設置させるため、観察者側での
明るさの低下、表示の二重化(画像ボケ)、縞模様の発
生という問題があり、これらを抑制することが非常に困
難である。
【0009】また、特開平9−211448号公報の技
術では、取り付けの形態や色再現性について記載されて
いるが、反射型液晶表示装置に搭載させた場合、反射型
液晶表示装置の面に光源が写り込むという現象(写り込
み現象)について、全く記載されていない。
【0010】また、反射型液晶表示装置では、反射板に
金属光沢を有する金属膜を使用する場合が多く、このた
め、カラーフィルターの色再現性が悪く、カラーフィル
ターの中心波長に光源色を一致させた場合においても、
白色が再現できないという問題を有している。
【0011】さらに、携帯型電子機器では、特にバッテ
リの寿命を長くする技術が重要であり、このために、機
器を構成しているそれぞれの機構での低消費電力化の検
討が必要となっている。そのなかで照明系の占める割合
は大きい。
【0012】すなわち、いくら表示部に低消費電力の反
射型液晶表示装置を採用しても、補助照明の消費電力を
最適化しなければ、機器全体の消費電力を小さくするこ
とができない。したがって、限られた消費電力で、か
つ、表示を良好に認識できる照明系の開発が必要となっ
ていた。
【0013】本発明は、従来の反射型液晶表示装置の課
題を考慮し、周囲が暗い場合でも、十分な表示品位を得
ることができる構造を提供するものである。
【0014】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、反射
型液晶ディスプレイを表示部とする反射型液晶表示装置
において、前記反射型液晶表示装置の本体の側面に取り
付けられたフレームが、前記反射型液晶ディスプレイの
上面へ可動できる可動手段と、前記反射型液晶ディスプ
レイへ光を照射する前記フレームに取り付けられた補助
照明装置とを備えたことを特徴とする。
【0015】請求項2の発明は、反射型液晶ディスプレ
イを表示部とする反射型液晶表示装置において、前記反
射型液晶ディスプレイを保護するふたを設け、前記ふた
の反射型液晶ディスプレイ側の面に、反射型液晶ディス
プレイへ光を照射できる補助照明装置と、光を照射する
方向を調節できる調節手段とを備えたことを特徴とす
る。
【0016】請求項3の発明は、反射型液晶ディスプレ
イを表示部とする反射型液晶表示装置において、前記反
射型液晶表示装置の本体の側面に取り付けられた補助照
明装置が、光源部と軸部が連結されており、光源部と軸
部とは、前記反射型液晶ディスプレイへ光を照射できる
ように、それぞれ個別に回転できる回転手段が設けられ
たことを特徴とする。
【0017】請求項4の発明は、反射型液晶ディスプレ
イを表示部とする反射型液晶表示装置において、表示部
の周囲に、表示面の方向へ補助照明装置がとび出す可動
手段と、可動手段に取り付けられ、前記反射型液晶ディ
スプレイへ光を照射できる補助照明装置とを備えたこと
を特徴とする。
【0018】請求項5の発明は、前記補助照明装置の光
源が、LEDからなることを特徴とする。
【0019】請求項6の発明は、前記補助照明装置の光
源が、ELからなることを特徴とする。
【0020】上記構成による作用を説明する。請求項1
の構成によれば、周囲が暗くて、補助照明装置が必要な
場合、フレームの角度を調整することにより、フレーム
に組み込まれた補助照明装置から、反射型液晶ディスプ
レイの表面へ光を照射することができる。これにより、
光源の写り込みや表示の二重化が発生しない、効率と操
作性の良い照明が可能となり、どのような周囲環境下に
おいても使用可能な低消費電力の反射型液晶表示装置が
実現できる。
【0021】請求項2の構成によれば、周囲が暗くて、
補助照明装置が必要な場合、調整手段を調整することに
より、ふたに組み込まれた補助照明装置から、反射型液
晶ディスプレイの表面へ光を照射することができる。こ
れにより、光源の写り込みや表示の二重化が発生しな
い、効率と操作性の良い照明が可能となり、どのような
周囲環境下においても使用可能な低消費電力の反射型液
晶表示装置が実現できる。さらに、調整手段に加えて、
ふたの角度を調整することにより、反射型液晶ディスプ
レイの必要とする表面へ光を照射することができる。
【0022】請求項3の構成によれば、周囲が暗くて、
補助照明装置が必要な場合、光源部と軸部を調整するこ
とにより、光源部から反射型液晶ディスプレイの表面へ
光を照射することができる。これにより、光源の写り込
みや表示の二重化が発生しない、効率と操作性の良い照
明が可能となり、どのような周囲環境下においても使用
可能な低消費電力の反射型液晶表示装置が実現できる。
【0023】請求項4の構成によれば、周囲が暗くて、
補助照明装置が必要な場合、表示部の周囲に設けられた
可動手段により、補助照明装置が表示面にとび出すこと
により、反射型液晶ディスプレイの表示面へ光を照射す
ることができる。これにより、光源の写り込みや表示の
二重化が発生しない、効率と操作性の良い照明が可能と
なり、どのような周囲環境下においても使用可能な低消
費電力の反射型液晶表示装置が実現できる。
【0024】請求項5の構成によれば、蛍光管のように
インバータを必要としないため、消費電力を少なくでき
るとともに、補助照明装置の構成をコンパクトにするこ
とができる。
【0025】請求項6の構成によれば、蛍光管のように
インバータを必要としないため、消費電力を少なくでき
るとともに、補助照明装置の構成をコンパクトにするこ
とができる。さらに、導光体を用いないため、安価で軽
量な補助照明装置を提供することができる。
【0026】
【発明の実施の形態】(実施形態1)実施形態1の反射
型液晶表示装置1について、図1から図7を用いて説明
する。実施形態1では、本体8の表面の表示部9に反射
型液晶ディスプレイ10が組み込まれている。本体8の
側面に、フレームA12とフレームB13からなるコの
字状のフレーム11に補助照明装置2が組み込まれてい
る。フレームA12の一端と本体8の側面とがネジ4に
より固定され、かつ回転できる構造を有している。周囲
が明るくて、補助照明装置2が不要の場合、フレーム1
1は図1(b)に示すように、本体8の側面に収納され
ている。周囲が暗くて、補助照明装置2が必要な場合、
図1(a)に示すように、フレームA12とフレームB
13を持ち上げて、見やすい角度に調整することによ
り、フレームB13に組み込まれた補助照明装置2か
ら、反射型液晶ディスプレイ10の表面へ光を照射する
ことができる。
【0027】フレーム11と補助照明装置2の構造につ
いて図面を用いて説明する。フレーム11はフレームA
12、フレームB13、フレームB13に組み込まれた
補助照明装置2から構成されている。図2に示すよう
に、フレームA12はプラスチックからなり、柱状の形
状をしている。本体8にフレームA12を取り付けるた
めに、ワッシャ51、スリーブ15を固定するためのネ
ジ4が取り付けられるように、ネジ溝52が設けられて
いる。本体8のネジ溝52の周囲にはスリーブ15がは
まり込むための段差が設けられ、さらにその周囲にはバ
ネ53がフレームA12の方向(矢印方向)に押せるよ
うに、バネ53を配置するための段差を有する穴64が
設けられている。
【0028】フレームA12には、ワッシャ51、スリ
ーブ15を固定するためのネジ4のネジ頭が飛び出さな
いような段差と、スリーブ15とネジ4とを設るための
穴64が設けられている。本体8とフレームA12と
は、ネジ4により外れない構造となっているが、スリー
ブ15が、本体8とフレームA12にわたって設けられ
ているので、フレームA12の回転が可能となってい
る。
【0029】さらに、スリーブ15の周囲にはバネ53
が装着され、バネ53がフレームA12の方向(矢印方
向)に押せるように配置されているため、フレームA1
2とワッシャ51との間に摩擦力が発生し、フレームA
12を所望の位置にネジ4を回転中心として回転させた
とき、簡単に位置がずれずに、所望の位置での固定がで
きる。
【0030】図4に示すように、フレームB13はプラ
スチックからなり、コの字状の形状をしている。図3に
示すように、フレームB13の両端の凹部に、フレーム
A12の突起をはめ込み、バネ16により、フレームA
12とフレームB13はあたかも一体化されているかの
ように構成されている。バネ16は、フレームA12の
突起先端に設けられた穴56と、フレームB13の両端
の凹部に設けられた穴56に引っかけることにより、フ
レームB13は通常時フレームA12の方向(矢印方
向)に引っ張られている。
【0031】図4に示すように、フレームB13の導光
体7が配置される所をd部と呼ぶ。d部には、導光体7
と光源が組み込まれている。導光体7は透明なアクリル
樹脂からなり、柱状の形である。導光体7の形状はシュ
ミレーションを行って最適な形状を決める。導光体7と
d部との間に、導光体7の表面と光源側の面を除いた他
の面に薄い反射シート18を配置する。反射シート18
の代わりに、d部の導光体が配置される部分に、反射率
の高い塗料を吹き付けてもよい。
【0032】光源として、LEDを白色化させて用い
る。白色化される方法として、図6に示すように、2つ
の方法がある。図6(a)に示すように、青色LED
61の表面に蛍光体62を設けて、白色化させる。図6
(b)に示すように、赤、緑、青の3原色のLED6
3を組み合わせることにより、白色化させる。どちらの
方法でも、消費電力を少なくすることができ、補助照明
装置をコンパクトにすることができる。実施形態1で
は、光源として、図6(a)に示すの青色LEDの表
面に蛍光体を設けたLED6を用いる。フレームB13
とフレームA12には、LED6の配線を通す穴(図示
せず)が設けられている。
【0033】このLED6と導光体7を密着するよう
に、d部にはめ込んで構成する。はめ込む方法として、
d部の側面daに何個か小さな突起を設け、その突起に
合うように導光体に小さな凹部を設け、突起と凹部をは
め込んでを固定する。または、透明な接着剤で導光体を
接着しても良い。このようにして、補助照明装置2が構
成される。
【0034】また、フレームB13のd部の両端に突起
17を設け、さらにその突起17に合うように、図5に
示すように、本体8の側面に凹部19を設ける。この突
起17と凹部19とをはめ込んで、フレーム11を本体
8の側面に固定する。
【0035】補助照明装置2の使い方について図1から
図5を用いて説明する。フレーム11は通常時バネ16
により、フレームA12とフレームB13とがあたかも
一体化されたように構成されている。周囲が暗く、補助
照明装置が必要な場合、フレームB13を外側へ引っ張
り、フレームB13のd部の両端の突起17を、本体8
の側面の凹部19から外す。そして、フレーム11を持
ち上げて、反射型液晶ディスプレイ10の上へ動かす。
【0036】フレーム11の角度を調整することによ
り、導光体7から出射される光を反射型液晶ディスプレ
イ10に照射することができ、ディスプレイ上の情報を
読み取ることができる。
【0037】上記の説明では、光源としてのLEDを
用いたが、図6(b)に示すように、赤、緑、青の3
原色のLEDを組み合わせたLED63でも良い。
【0038】(実施形態2)実施形態2の反射型液晶表
示装置1について説明する。実施形態1では、光源を導
光体7とLED6の組み合わせにあるのに対して、実施
形態2では、光源として平面EL5を用いる所が異な
る。図7に示すように、平面EL5は薄い板状のもので
ある。d部に平面EL5を貼り付けて構成する。光源に
平面EL5を用いることにより、導光体が不要となって
構成が簡単にでき、コストを安価にすることができる。
【0039】(実施形態3)実施形態3の反射型液晶表
示装置1について、図8、図9を用いて説明する。実施
形態3では、本体8の表面の表示部9に反射型液晶ディ
スプレイ10が組み込まれている。その反射型液晶ディ
スプレイ10の破損を防ぐために、保護の役割をするふ
た20を設ける。ふた20と本体8は回転軸などで連結
されている。そのふた20の反射型液晶ディスプレイ1
0側の面に、補助照明装置2を設ける。補助照明装置2
の位置は反射型液晶ディスプレイ10と出射する光の関
係から決められる。その補助照明装置2はつまみ23を
回転させることにより、反射型液晶ディスプレイ10へ
光を照射することができる。さらに、ふた20の角度を
変えることと、補助照射装置2の調整により、反射型液
晶ディスプレイ10の画面上で必要とする箇所へ光を照
射することができる。
【0040】補助照明装置2の構成について説明する。
図9に示すように、軽量化を図るためプラスチックから
なる箱状の支持枠24の中に、導光体7と光源が組み込
まれている。支持枠24の両端には軸A25、軸B26
が連結されており、その軸B26の端につまみ23が取
り付けれられている。
【0041】導光体7は透明なアクリル樹脂からなり、
柱状の形である。導光体7の形状はシュミレーションを
行って最適な形状を決める。導光体7と支持枠24との
間に、導光体7の表面と光源側の面を除いた他の面に薄
い反射シートを配置する。反射シートの代わりに、支持
枠の導光体が配置される部分に、反射率の高い塗料を吹
き付けてもよい。
【0042】実施形態1では、光源として、図6(a)
に示すの青色LED61の表面に蛍光体62を設けた
LED6を用いる。支持枠24の軸B26が連結されて
いる面に、LED6の配線を通す穴が設けられている。
【0043】このLED6と導光体7を密着するよう
に、支持枠24にはめ込んで構成する。はめ込む方法と
して、支持枠24の上面と下面に何個か小さな突起を設
け、その突起に合うように導光体7に小さな凹部を設
け、突起と凹部をはめ込んで固定する。または、透明な
接着剤で導光体を接着しても良い。
【0044】軸A25の端部にはE形止め輪27をはめ
込むための溝が設けられ、取り付け穴から軸A25が抜
けないようになっている。もう一方の軸B26の端部に
は、Dカットが施されている。
【0045】プラスチックからなるふた20は外ふた2
2と内ふた21からなり、内ふた21は、導光体7とつ
まみ23が配置される部分が開口部となっており、内ふ
た21の裏面に支持枠24の軸A25と軸B26をはめ
るために、リブA28とリブB29を設け、リブA28
とリブB29に、軸A25と軸B26を通る穴を設け
る。
【0046】つまみ23の軸は、軸B26のDカットに
合うように、D状の溝が設けられいる。手でつまみ23
を回しやすくするように、ローレット加工が施されてい
る。
【0047】支持枠24を内ふた21のリブA28に軸
A25、リブB29に軸B26をはめ、軸A25の溝に
E形止め輪27をはめ、軸B26の端部につまみ23を
はめる。そして、内ふた21と外ふた22を合わせる。
このようにして、補助照明装置2が構成される。
【0048】周囲が暗い場合でも、補助照明装置2のつ
まみ23を調整することにより、導光体7から出射され
る光を反射型液晶ディスプレイ10に照射することがで
き、ディスプレイ上の情報を読み取ることができる。さ
らに、ふた20の角度の調整と合わせれば、反射型液晶
ディスプレイ10上で必要とする箇所へ光を照射するこ
とはでき、ディスプレイ上の情報を読み取ることができ
る。
【0049】上記の説明では、光源としてのLEDを
用いたが、図6(b)に示すように、赤、緑、青の3
原色のLEDを組み合わせたLED63でも良い。
【0050】(実施形態4)実施形態4の反射型液晶表
示装置について説明する。実施形態3では、光源を導光
体7とLED6の組み合わせにあるのに対して、実施形
態4では、光源として平面ELを用いる所が異なる。図
7に示すような平面EL5を、支持枠24の内側に貼り
付けて構成する。光源に平面ELを用いることにより、
導光体が不要となって構成が簡単にでき、コストを安価
にすることができる。
【0051】(実施形態5)実施形態5の反射型液晶表
示装置について、図10、図12を用いて説明する。実
施形態5では、本体8の上面の表示部9に反射型液晶デ
ィスプレイ10が組み込まれている。その本体8の上部
の側面にアンテナ状の補助照明装置2を設ける。
【0052】次にこの補助照明装置2について説明す
る。図11に示すように、プレート31、軸C32、ラ
イト部33から構成される。プレート31はプラスチッ
クからなり、L状の形状である。プレート31の一端は
本体8の側面に固定されており、もう一方の面には軸C
32が取り付けるための穴が設けられている。軸C32
はプラスチックからなり、軸C32のプレート31側
は、プレート31をはめ込むために、中央部分に溝が施
され、プレート31と軸C32を取り付けるための穴も
設けられている。さらに、軸C32のライト部33側
に、ライト部33を取り付けるための突起を設けてい
る。また、光源の配線を通すために、軸C32の中心付
近に貫通穴37が施されている。
【0053】ライト部33は図12に示すように、半円
筒状のフレーム34、円筒状で透明なアクリル樹脂から
なる導光体7、光源として実施形態1で用いたのLE
D6から構成される。フレーム34はプラスチックから
なり、軸C32側の面には、軸C32を取り付けるため
の突起が設けられ、その突起の中央に溝が施されてい
る。フレーム34の半円筒状の所に、導光体7とLED
6を透明な接着剤で貼り合わせて組み立てる。
【0054】プレート31の穴に軸C32の溝をはめ
て、リベット35で固定する。さらに、軸C32の突起
とフレーム34の溝をはめて、リベット35で固定す
る。このリベット35は固定するだけでなく、回転軸で
もある。
【0055】このようにして、補助照明装置2が構成さ
れる。補助照明装置2を使用しない場合は、図10
(b)に示すように、軸C32とライト部33は本体8
の側面に、本体8の厚みを越えないように、本体8に密
着して保持されている。周囲が暗くなって、補助照明装
置2を使用する場合は、図10(a)に示すように、軸
C32とライト部33の回転駆動部を動かして、ある角
度にすることにより、導光体7からの光を反射型液晶デ
ィスプレイ10の必要とする所に照射することができ
る。
【0056】上記の説明では、光源としてのLEDを
用いたが、図6(b)に示すように、赤、緑、青の3
原色のLEDを組み合わせたLED63でも良い。
【0057】(実施形態6)実施形態6の反射型液晶表
示装置について説明する。実施形態5では、光源を導光
体とLEDの組み合わせにあるのに対して、実施形態6
では、光源としてLEDを複数並べている所が異なる。
光源として、のLEDまたは、の3原色のLEDを
組み合わせたLEDでも良い。図13に示すように、複
数のLED6を透明なアクリル樹脂のカバー36の上に
配置し、カバー36をフレーム34に取り付けて、補助
照明装置2を構成する。この実施形態6の構成により、
導光体が不要であるので、軽量化が図れ、構成も簡単に
でき、コストを安価にすることができる。
【0058】(実施形態7)実施形態7の反射型液晶表
示装置について説明する。実施形態5では、光源を導光
体とLEDの組み合わせにあるのに対して、実施形態7
では、光源として平面ELを用いる所が異なる。図7に
示すような平面EL5を透明なアクリル樹脂のカバー3
6の上に配置し、それをフレーム34を取り付けて、補
助照明装置2を構成する。この実施形態7の構成によ
り、導光体が不要であるので、軽量化が図れ、構成も簡
単にでき、コストを安価にすることができる。
【0059】(実施形態8)実施形態8の反射型液晶表
示装置について、図14、図15を用いて説明する。実
施形態8では、本体8の表面の表示部9に反射型液晶デ
ィスプレイ10が組み込まれている。表示部9の周囲に
設けられたスペースに、補助照明装置が不必要な場合は
ふたにより補助照明装置が表に現れず、補助照明装置が
必要な場合はふたと一体化なっている補助照明装置が表
に現れるように構成されている補助照明装置2を設け
る。
【0060】この補助照明装置2の断面構成図を図15
に示す。補助照明装置2の光源としては、実施形態1で
用いたのLEDを用い、そのLED6を覆うように透
明のカバー48が設けられている。ふた40の下面にL
ED6が設けられており、ふた40の一端は回転軸41
に連結されており、さらにその回転軸41にはガイド4
2も連結されている。さらに、ガイド42の一端には、
補助照明装置が必要なときと不必要なときにその状態を
保持しておくためのストッパー受け43が設けられてい
る。さらに、ふた40の中程と本体8の底面との間にバ
ネ44が設けられている。ストッパーA45は金属製の
板バネ状のストッパーであり、ストッパーB46は固定
板である。
【0061】この補助照明装置2の使用方法について説
明する。ストッパーA45の上に当たる回転軸41付近
の本体8の上面を押す。この押すことにより、ストッパ
ーA45が押さえつけられて、ガイド42のストッパー
受け43がストッパーA45から外れる。バネ44の動
きにより、ガイド42がストッパーB46の方へ引っ張
られる。同時に、ふた40が開いて光源が表に表れる。
この光源により、反射型液晶ディスプレイ10の表面へ
光を照射することができる。
【0062】収納方法は、ふた40を手で押さえること
により、ふた40はストッパーC47で止まる。その動
きにより、ガイド42がストッパーB46から離れ、ス
トッパーA43に接触しながら通りすぎて、元の位置に
戻る。バネ44の作用により、ストッパーA45でガイ
ド42は止まる。
【0063】周囲が明るくて、補助照明装置2が不要の
場合、ふた40は図14に示すように、本体の周囲に収
納されている。周囲が暗くて、補助照明装置2が必要な
場合、図15に示すように、回転軸41の付近を押すこ
とにより、ふた40に設けられた光源から、反射型液晶
ディスプレイ10の表面へ光を照射することができる。
【0064】光源がポップアップする機構としては、1
つのスイッチで4コーナーにある補助照明装置2が同時
に動作しても良い、または、個別にスイッチが設けられ
ており、反射型液晶ディスプレイ10の必要とする所だ
け光が得られるような構成でも良い。補助照明装置の配
置場所は、表示する映像、データなどにより、画面のコ
ーナー近傍でなくてもかまわない。
【0065】上記の説明では、光源としてのLEDを
用いたが、図6(b)に示すように、赤、緑、青の3
原色のLEDを組み合わせたLED63でも良い。
【0066】(実施形態9)実施形態9の反射型液晶表
示装置について説明する。実施形態8では、光源をLE
Dとするのに対して、実施形態9では、光源として平面
ELを用いる所が異なる。図7に示すような平面ELを
ふた40に取り付け、アクリル樹脂のカバー48を上か
らかぶせ、補助照明装置2を構成する。この実施形態9
の構成により、軽量化が図れ、構成も簡単にでき、コス
トを安価にすることができる。
【0067】
【発明の効果】上記のように、反射型液晶表示装置に補
助照明装置を設けることにより、周囲が暗くて、補助照
明装置が必要な場合、反射型液晶ディスプレイの表面へ
光を照射することができる。これにより、光源の写り込
みや表示の二重化が発生しない、効率と操作性の良い照
明が可能となり、どのような周囲環境下においても使用
可能な低消費電力の反射型液晶表示装置が実現できる。
【0068】光源にLEDまたはELを用いることによ
り、蛍光管のようにインバータを必要としないため、消
費電力を少なくできるとともに、補助照明装置の構成を
コンパクトにすることができる。さらに、ELを用いる
場合、導光体を用いないため、安価で軽量な補助照明装
置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態1の反射型液晶表示装置の概観図であ
る。
【図2】フレームAと本体との取り付けを示す図であ
る。
【図3】フレームAとフレームBをはめ込む部分を示す
図である。
【図4】補助照明装置の構成を示す図である。
【図5】フレームと本体との固定を示す図である。
【図6】LEDの構成を示す図である。
【図7】平面ELの構成を示す図である。
【図8】実施形態3の反射型液晶表示装置の概観図であ
る。
【図9】補助照明装置の構成を示す図である。
【図10】実施形態5の反射型液晶表示装置の概観図で
ある。
【図11】補助照明装置の構成を示す図である。
【図12】フレームの構成を示す図である。
【図13】実施形態6の補助照明装置の構成を示す図で
ある。
【図14】実施形態8の反射型液晶表示装置の概観図で
ある。
【図15】補助照明装置の構成を示す図である。
【符号の説明】
1 反射型液晶表示装置 2 補助照明装置 5 平面EL 6 LED 7 導光体 8 本体 9 表示部 10 反射型液晶ディスプレイ 11 34 フレーム 12 フレームA 13 フレームB 16 44 53 バネ 20 40 ふた 21 内ふた 23 つまみ 24 支持枠 31 プレート 32 軸C 33 ライト部 36 48 カバー 41 回転軸 42 ガイド 43 ストッパー受け 45 ストッパーA 46 ストッパーB 47 ストッパーC

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 反射型液晶ディスプレイを表示部とする
    反射型液晶表示装置において、 前記反射型液晶表示装置の本体の側面に取り付けられた
    フレームが、前記反射型液晶ディスプレイの上面へ可動
    できる可動手段と、 前記反射型液晶ディスプレイへ光を照射する前記フレー
    ムに取り付けられた補助照明装置とを備えたことを特徴
    とする反射型液晶表示装置。
  2. 【請求項2】 反射型液晶ディスプレイを表示部とする
    反射型液晶表示装置において、 前記反射型液晶ディスプレイを保護するふたを設け、 前記ふたの反射型液晶ディスプレイ側の面に、反射型液
    晶ディスプレイへ光を照射できる補助照明装置と、前記
    光を照射する方向を調節できる調節手段とを備えたこと
    を特徴とする反射型液晶表示装置。
  3. 【請求項3】 反射型液晶ディスプレイを表示部とする
    反射型液晶表示装置において、 前記反射型液晶表示装置の本体の側面に取り付けられた
    補助照明装置は、光源部と軸部とから構成され、 前記光源部と軸部とは、前記反射型液晶ディスプレイへ
    光を照射できるように、それぞれ個別に回転できる回転
    手段が設けられたことを特徴とする反射型液晶表示装
    置。
  4. 【請求項4】 反射型液晶ディスプレイを表示部とする
    反射型液晶表示装置において、 前記表示部の周囲に、表示面の方向へ補助照明装置がと
    び出す可動手段と、前記可動手段に取り付けられ、前記
    反射型液晶ディスプレイへ光を照射できる補助照明装置
    とを備えたことを特徴とする反射型液晶表示装置。
  5. 【請求項5】 前記補助照明装置の光源は、LEDから
    なることを特徴とする請求項1から請求項4記載の反射
    型液晶表示装置。
  6. 【請求項6】 前記補助照明装置の光源は、ELからな
    ることを特徴とする請求項1から請求項4記載の反射型
    液晶表示装置。
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