JPH11190412A - 差動型油圧モータの流体回転連通機構 - Google Patents

差動型油圧モータの流体回転連通機構

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JPH11190412A
JPH11190412A JP37041497A JP37041497A JPH11190412A JP H11190412 A JPH11190412 A JP H11190412A JP 37041497 A JP37041497 A JP 37041497A JP 37041497 A JP37041497 A JP 37041497A JP H11190412 A JPH11190412 A JP H11190412A
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seal
shaft
sets
rotary
axial
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JP37041497A
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Kuniyasu Nagatomo
邦泰 長友
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NAGATOMO RYUUTAI KIKAI KENKYUS
NAGATOMO RYUUTAI KIKAI KENKYUSHO KK
Original Assignee
NAGATOMO RYUUTAI KIKAI KENKYUS
NAGATOMO RYUUTAI KIKAI KENKYUSHO KK
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課 題】 通常の回転軸に円筒状のブッシュを挿入し
てシールする方式は高速回転に適応させるため回転軸と
の間に適性な隙間が必要となり軸方向スラストを発生さ
せない利点はあるが高圧では相当量の流体漏洩が避けら
れず体積効率が低下する。 【解決手段】 シール面が接触型で摺動面圧が自由に制
御可能とする油圧バランス機構の導入並びにアキシャル
シール部を対称な対向串型配置とすることにより軸方向
スラストを消去とし漏洩を低減し、高速回転に適したア
キシャルシール方式を導入した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】2個の回転軸を有し、外部よ
り供給される流体により2個の回転軸の差の速度で回転
することを特徴とした差動型油圧モータの回転部分より
固定部分に作動高圧流体を連通接続するためのロータリ
ポートに関連したシール能力の向上及び機械効率を向上
させるためシール摺動面への油圧バランス技術の導入に
関する。
【0002】
【従来の技術】ここで述べる差動油圧モータに関する基
本的な技術に関しては「特願平8−279812」、
「特願平8−279813」、「特願平9−10802
3」、「特願平9−185675」に示されている差動
モータの作動流体を回転部から静止したケーシング部に
効率良く連通接続するためのロータリポート部の改良に
関する。
【0003】図3、図4、図9、図10、図11に「特
願平9−185675」で詳述したラジアルピストン式
差動型油圧モータの構造図を示す。
【0004】軸受により保持されて回転可能な第1の軸
10と機械的に接合されて回転可能な円筒状のシリンダ
ブロック20の円周上に開口して放射状に配列された多
数のシリンダ23に挿入されておりその外端を軸受で保
持され第2の軸15と一体化され保持フランジ部55と
共に実質的に一体化されているリング状の偏芯カム52
の内周面に摺接している多数のピストン30が装着され
ている。
【0005】シリンダ23の底部から軸芯方向に延びた
吸入吐出ポート22が貫通しかつ内径側にある円筒穴状
の摺動面に挿入されており第2の軸15と同心で偏芯カ
ム52の保持フランジ部55と実質的に一体化されてお
りピストン30の前進と後退ストロークのグループに選
択接続するための2組の長円ポート26が円周上に開口
しているピントル切換弁軸13とこの軸と同心一体構造
で保持フランジ部55に対して反対の位置にありピント
ル切換弁軸13の2組の長円ポート26に各々接続され
た通路穴14を2組の円環状のロータリポート溝27に
各々接続されており油路14を設けた第2の軸15を有
する。
【0006】回転可能第2の軸15にある2組のロータ
リポート溝27の流体通路を油密摺動自在に静止したケ
ーシング70に配置された2組の外部接続ポート81に
連通接続するため円環状のシールブッシュ28が第2の
軸15に微少隙間を設けて挿入装着されており、これに
より回転部分から静止部分に流体を可能な限り油密状態
で連結する高圧シールとしての機能を有している。
【0007】このように切換弁は高圧による漏れ損失を
最小に抑えるためシールブッシュ28は第2の軸軸15
に対して良好な液密摺動状態を保つ必要があるものの、
高速回転に耐えるた第2の軸15とシールブッシュ28
との間は回転軸径の0.1〜0.3%の隙間が必要であ
りまた高い圧力のため一般に切換弁の周辺部は弾性変形
を起しその結果流体の密封性が低下し動力損失を発生す
ることになる。
【0008】このブッシュ型のシール方式は円周上で総
ての作用力がバランスし有害なスラスト力も発生せず多
くの利点を有してはいるものの、前述のシールブッシュ
28第2の軸15と円周面との隙間は高圧化の障害とな
り「特願平9−185675」はなおこの点で改良の余
地を残したものであった。
【0009】「特願平8−279813」の図1,図
2,図3,図4,図5,図6,図7に示す揺動弁を有す
るアキシャルピストン方式の差動油圧モータは密着型の
ロータリプレートが使用されているが「特願平8−27
9813」の図19に示した方式と同型の本出願の図6
に示したアキシャルピストン方式のケーシング回転型差
動油圧モータの場合ピストン131で発生する反力は斜
板152と内部ケーシング112に接続された弁ブロッ
ク180で受けられスラスト力は内側ケーシング内でバ
ランスしており作動流体は切換弁ポートを経てロータリ
ーポート溝27に接続されているが回転連通部には如何
なるスラストも発生しないシールブッシュ128方式が
採用されている。
【0010】このためこのアキシャルピストン方式のケ
ーシング回転型差動油圧モータは先に述べたラジアルピ
ストン式差動油圧モータと高速回転のためのシールブッ
シュ28部の隙間確保から必然的に発生する漏洩による
体積効率の悪化問題を有している。
【0011】このように図6に示したアキシャルピスト
ン方式のケーシング回転型差動油圧モータにおいてもラ
ジアル方式差動油圧モータの項で述べた問題と全く同じ
問題を有していることになる。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】通常の隙間型シールブ
ッシュ方式ではなくシール摺動面を密着可能なアキシャ
ル型シールとし隙間による漏洩損失を削減すると共に高
速化のため摺動面を油圧バランスを行うことにより低い
圧着面圧で摺動面の機械損失を低減することを指向した
ものである。
【0013】第1の課題はロータリポート周辺において
密着型のアキシャル型シールの実現に関する。
【0014】第2は回転軸からアキッシャル型が固有に
有する付随的なスラスト力をバランスさせ外部に伝達さ
せないこと及びケーシングに配置された軸受に対しスラ
ストの伝達を除去する必要がある。
【0015】シール摺動面の面圧を低減させるため油圧
バランスを導入してアキシャル型シールの有する摺動面
押し付けスラストを油圧バランスで消去または微少残留
値までに低減する。
【0016】
【問題を解決するための手段】
【0017】第1の課題であるアキシャル型シールに関
しては、回転可能な第2の軸15にある2組のロータリ
ポート溝27の流体通路を油密摺動自在に静止したケー
シング70に配置された2組の外部接続ポート81に連
通接続するため図7及び図8に図解しているように第2
の軸15上に設けられた軸線に同心で環状垂直な平面を
有するシール摺動環87,88,89を回転軸上に配列
し、このシール摺動環87,88,89を第2の軸15
に強固に装着固定して軸線と同芯で環状垂直な摺動面を
有するアキシャル型シールピストン86をロータリポー
ト溝27の軸方向に対称配列し外側に開口した回転軸芯
と同心であるシールシリンダ28と相対したシール摺動
環方向に摺動自在に装着して作用する自己圧力で押付け
る構造とする。
【0018】第2の課題であるアキシャル型シールが必
然的に発生するスラスト力の除去のためロータリポート
溝27を挟んで軸方向対称位置にシール摺動環87,8
8,89を配置し、互いに対向する方向に配置された2
組のアキシャル型シールピストン86によりスラストを
相殺して第2の軸15に作用する内部力として外部には
作用させない構造とする。
【0019】第3の課題であるシール摺動面での面圧低
減についてはシールピストン86を実質的にケーシング
70に装着されロータリポート溝27に対し軸方向対称
位置にあり回転軸と同心に配置された円筒形状のシール
シリンダ85の両面に各々摺動自在に挿入するが他端を
対向位置にあるシール摺動環87,88,89面に摺接
する軸芯に対して垂直な面を有するシール面の外径をシ
ールシリンダ85挿入部径より大きな直径とすることに
よりシール摺動環87,88,89と円環状のシールピ
ストン86のシール面に発生する圧力によりシールピス
トン86のシールシリンダ挿入部に作用する圧力に対し
てバランスさせシール摺動環87,88,89での摺動
面圧をシールピストン86シール面巾を変えることによ
り自由に制御することが可能となる。
【0020】
【発明実施例】発明の第1の請求項項に対し図1、図
2、図7、図8、図12、図13、図14の記載の実施
例につき説明する。
【0021】軸受により保持されて回転可能な第1の軸
10と機械的に接合されて回転可能な円筒状のシリンダ
ブロック20の円周上に開口して放射状に配列された多
数のシリンダ23にピストン30が挿入されている。
【0022】その外端を軸受で保持され第2の軸12と
一体化され保持フランジ部55と共に実質的に一体化さ
れているリング状の偏芯カム52の内周面に摺接してい
るピストン30とシリンダ23の底部から軸芯方向に延
びた吸入吐出ポート22が貫通しかつ内径側にある円筒
穴状の摺動面に挿入されており第2の軸12と同心で偏
芯カム52の保持フランジ部55と実質的に一体化され
ておりピストン30の前進と後退ストロークのグループ
に選択接続するための2組の長円ポート26が円周上に
開口しているピントル切換弁軸13を有している。
【0023】この軸と同心一体構造で保持フランジ部5
5に対して反対の位置にありピントル切換弁軸13の2
組の長円ポート26に各々接続された回転可能な第2の
軸15に設けられた通路穴14を経由して2組の円環状
のロータリポート溝27に各々接続されており、この2
組のロータリポート溝27の流体通路を油密摺動自在に
静止したケーシング70に配置された2組の外部接続ポ
ート81に連通接続するロータリポート機構を有してい
る。
【0024】このため第2の軸15上に軸線に沿って設
けられの方向に環状で両面に摺動面を有する摺動環88
が2組のロータリポート溝27の中間位置に配置され両
端に各々ロータリポート溝27方向片面に摺動面を持つ
シール摺動環87,89を配置し実質的に第2の軸15
に一体化されて装着されている。
【0025】第2の軸15と同心で軸芯方向に延び、2
組のロータリポート溝27を挟んで対称位置外側両面に
開口するシリンダ穴を有したケーシング70に対し実質
的に一体化された4組のシールシリンダ85が設けられ
ている。
【0026】この両面に配置されたシールシリンダ85
にシール摺動環87,88,89側から摺動自在に挿入
され、挿入部より大径で環状の軸線に垂直環状な摺動面
を有するシールピストン86を有しその摺動面は自己圧
力により摺動環87,88,89に摺接している。
【0027】ここで図7,図8、図12に示した第2の
軸15上に実質的に一体で固定配列されたシール摺動環
87,88,89は原理説明のためのものである。
【0028】シール摺動環87,88,89の外径は機
能上からシールシリンダ85より大径であり、同時にシ
ールピストン86の内径は更に小径のためシール摺動環
87,88,89を実質的に一体第2の軸15上単純に
固定して設けることは組立上の問題を伴うことは明らか
である。
【0029】工業的にはシール摺動環87,88,89
をシールシリンダ85、シールピストン86装着後に電
子ビーム溶接等の特殊溶接の採用、塑性加工、接着材等
の使用による固定法等が考えられるが精密な摺動面を有
すること、分解点検上の問題のため一般的にこれらの方
法を採用するのは困難である。
【0030】図13、図14にシール摺動環87,8
8,89第2の軸15より分解、組立可能な構造を示し
ている。
【0031】シール摺動環87第2の軸15との一体構
成は問題なく可能であるため図14は先行した圧入法等
によりシール摺動環87を装着するか、図1、図7に示
すように第2の軸15と一体加工も勿論可能である。
【0032】しかしシール摺動環88,89は脱着が組
立上必要であり、図14の部品説明図に示すように第2
の軸を段付軸として図1,図13では軸受92の方向か
ら圧入して組立を行うことができる。
【0033】各シール摺動環に作用する高圧油圧による
スラスト力は逐次伝達され軸受92側のシール摺動環8
9に伝達されこの端部でストップリング、ねじ機構、塑
性加工などの手段で固定することが可能となる。
【0034】かくしてロータリポート溝27に作用する
高圧油は自己圧力で静止したシールシリンダ85に挿入
されているシールピストン86に作用して第2の軸15
に対して環状の摺動面を対応するシール摺動環に圧着さ
せる。
【0035】一方ロータリポート溝27に作用する高圧
油はシールピストン86の内径側と第2の軸15間の隙
間を通過して環状の摺動面に自己圧力を伝達すると、摺
動部の微少な油膜厚を通りこの圧力は通路83により常
にドレン室に接続されているシールピストン86環状摺
動面外径側へと流出しその間圧力を低減して行くものの
このシールピストン86環状摺動面はシールシリンダ8
5挿入部の直径より大径であり大きな反発力を発生して
シールシリンダ85に挿入されているシールピストン8
6圧着力の大半をバランスさせシール摺動環上の機械的
面圧を任意に制御することが可能となり、シールピスト
ン摺動面の密着による漏洩量の低減と共に摺動摩擦を低
減することが可能となる。
【0036】この実施例では2組のロータリポート溝部
27のシールに対してシール摺動環87、88,89と
シールシリンダ85、シールピストン86かあらなるア
キシャルシール方式を2組のロータリポートに対し双方
に適用した例を示しているが2組のロータリポートの一
方が低圧に限定される場合は一方のみにアキシャル型シ
ールを適用し他方は従来通りのシールブッシュ方式を2
8を適用することが可能となるのは当然であり、このア
キシャルシール方式は何ら問題なく1個のロータリポー
トのみに適用することは可能である。
【0037】発明の第2の請求項項に対し図5、図
6、図11、図12、図13、図14の記載の実施例に
つき説明する。
【0038】外側ケーシング170に配列された軸受1
91と193で保持され第2の軸115と実質的に一体
化されている回転可能な内側ケーシング112と同心で
回転可能な第1の軸110と中心部で機械的に接合され
回転可能な円筒状のシリンダブロック120の軸芯に平
行で第2の軸115と実質的に一体化されている回転可
能な内側ケーシング112に一体化された斜板152方
向に開口して円環状に配列された多数のシリンダ121
に挿入されておりその外端を実質的に斜板152にスリ
ッパーパッド131を介して摺接する多数のピストン1
30が配列されている。
【0038】各シリンダ121の底部には流体通路とな
るまゆ型のシリンダポート122が開口し、これらはピ
ストン130の前進と後退ストロークのグループに選択
接続するため第2の軸115と実質的に一体化された弁
ブロック180内にあり軸線と同心で環状垂直な面を有
し内部ケーシング112に接合されシリンダブロック1
20方向に開口した2組の三日月型の切換弁ポートに密
着摺接している。
【0039】切換弁ポートは弁ブロック180内で2組
の円環状のロータリポート溝27に各々接続されてこの
2組のロータリポート溝27の流体通路を油密摺動自在
に静止した外側ケーシング170に配置された2組の外
部接続ポート181に連通接続するため第2の軸115
上で軸線方向に配列され環状で垂直な平面を有するシー
ル摺動環87,88,89に摺接し第2の軸115の軸
線と同心で環状垂直な面を有し他端をロータリポート溝
27を挟んで対称位置両面に設けられシール摺動環8
7,88,89の方向に開口し外部ケーシング170に
実質的に一体化され第2の軸115と同心で軸線方向に
延びたシールシリンダ85の両面に液密摺動自在に挿入
された環状のシールピストン86を有する。
【0040】ここで図12に示した第2の軸15上に実
質的に一体で固定配列されたシール摺動環87,88,
89は原理説明のためのものである。
【0041】シール摺動環87,88,89の外径は機
能上からシールシリンダ85より大径であり、同時にシ
ールピストン86の内径は更に小径のためシール摺動環
87,88,89を実質的に一体第2の軸15上単純に
固定して設けることは組立上の問題を伴うことは明らか
である。
【0042】工業的にはシール摺動環87,88,89
をシールシリンダ85、シールピストン86装着後に電
子ビーム溶接等の特殊溶接の採用、塑性加工、接着材等
の使用による固定法等が考えられるが精密な摺動面を有
すること、分解点検上の問題のため一般的にこれらの方
法を採用するのは困難である事情は請求項1に対する実
施例で説明したことと同一であり詳細は省略する。
【0043】この実施例では2組のロータリポート溝部
27のシールに対してシール摺動環87、88,89と
シールシリンダ85、シールピストン86かあらなるア
キシャルシール方式を2組のロータリポートに対し双方
に適用した例を示しているが2組のロータリポートの一
方が低圧に限定される場合は一方のみにアキシャル型シ
ールを適用し他方は従来通りのシールブッシュ方式を2
8を適用することが可能となるのは当然であり、このア
キシャルシール方式は何ら問題なく1個のロータリポー
トのみに適用することは可能である。
【0044】以上説明の通りの構造を特徴としたアキシ
ャル型差動型油圧モータである。
【0045】
【図面の簡単な説明】
【図1】ロータリポート部にアキシャル型シールを有す
るラジアル式油圧差動モータの構造図
【図2】図1のA−A断面矢視アキシャル型シールを有
するラジアル式油圧差動モータの断面図
【図3】ロータリポート部に通常のシールブッシュ型シ
ールを有するラジアル式油圧差動モータの構造図
【図4】図3のA−A断面矢視通常のシールブッシュ型
シールを有するラジアル式油圧差動モータの断面図
【図5】ロータリポート部にアキシャル型シールを有す
るアキシャル式油圧差動モータの構造図
【図6】ロータリポート部に通常のシールブッシュ型シ
ールを有するアキシャル式油圧差動モータの構造図
【図7】ロータリポート部にアキシャル型シールを有す
るラジアル式油圧差動モータの構造説明図
【図8】ロータリポート部にアキシャル型シールを有す
るラジアル式油圧差動モータの構成部品説明図
【図9】ロータリポート部にシールブッシュ型シールを
有するラジアル式油圧差動モータの構造説明図
【図10】ロータリポート部にシールブッシュ型シール
を有するラジアル式油圧差動モータの構成部品説明図
【図11】シールブッシュ型シールの単独構造説明図
【図12】アキシャル型シールの単独構造説明図
【図13】分解可能なアキシャル型シールの単独構造説
明図
【図14】分解可能なアキシャル型シールの構成部品説
明図
【符号の説明】
10 ラジアル型差動油圧モータの第1の軸でシリンダ
ブロックに接続 11 ラジアル型差動油圧モータの第1の軸とシリンダ
ブロック間の緩衝軸 13 ラジアル型差動油圧モータのシリンダブロックに
挿入のピントル切換弁 14 ラジアル差動油圧モータ型のピントル切換弁内の
流体通路 15 ラジアル型差動油圧モータの第2の軸で偏芯カム
保持フランジ、ロータリポート溝、ピントル切換弁と一
体構造 20 ラジアル型差動油圧モータのシリンダブロック 22 ラジアル型差動油圧モータのシリンダ底部の吸吐
出ポート 23 ラジアル型差動油圧モータのシリンダブロック個
別シリンダ 26 ラジアル型差動油圧モータのピントル切換弁の長
円切換ポート 27 ロータリポート接続溝 28 隙間ブッシュ式シールロータリポート 30 ラジアル型差動油圧モータのピストン 31 ラジアル型差動油圧モータのピストンに接合した
スリッパーパッド 52 ラジアル型差動油圧モータの回転可能な偏芯カム 54 ラジアル型差動油圧モータの偏芯カムの固定装着
ボルト 55 ラジアル型差動油圧モータの偏芯カムの保持フラ
ンジ 70 ラジアル型差動油圧モータのケーシング 81 ラジアル型差動油圧モータの外部接続ポート 83 アキシャル型シールのドレン接続ポート 85 アキシャル型シールのシールシリンダ 86 アキシャル型シールのシールピストン 87 アキシャル型シールのシール摺動環 88 アキシャル型シールのシール摺動環で中間に配
置、両面の摺動面を有す 89 アキシャル型シールのシール摺動環 90 ラジアル型差動油圧モータの偏芯カム保持軸受 91 ラジアル型差動油圧モータの第1の軸保持軸受 92 ラジアル型差動油圧モータの第2の軸保持軸受 110 アキシャル型差動油圧モータの第1の軸でシリ
ンダブロックに接続 112 アキシャル型差動油圧モータの回転可能な内部
ケーシング 115 アキシャル型差動油圧モータの第2の軸で弁ブ
ロック、ロータリポート溝、切換弁ポート部と一体構造 120 アキシャル型差動油圧モータのシリンダブロッ
ク 122 アキシャル型差動油圧モータのシリンダ底部の
吸吐出ポート 123 アキシャル型差動油圧モータの個別のシリンダ 130 アキシャル型差動油圧モータのピストン 131 アキシャル型差動油圧モータのスリッパーパッ
ド 152 アキシャル型差動油圧モータの内部ケーシング
と実質的に一体の斜板 170 アキシャル型差動油圧モータの外側ケーシング 180 アキシャル型差動油圧モータの第2の軸と一体
化された弁ブロック 181 アキシャル型差動油圧モータの流体外部接続ポ
ート 190 アキシャル型差動油圧モータの第1の軸を保持
する軸受 191 アキシャル型差動油圧モータの内側ケーシング
を保持する軸受 192 アキシャル型差動油圧モータの第1の軸を保持
する後部軸受 193 アキシャル型差動油圧モータの第2の軸を保持
する軸受

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】軸受により保持されて回転可能な第1の軸
    (10)と機械的に接合されて回転可能な円筒状のシリ
    ンダブロック(20)の円周上に開口して放射状に配列
    された多数のシリンダ(23)に挿入されておりその外
    端を軸受で保持された第2の軸(15)と一体化され保
    持フランジ部(55)と共に実質的に一体化されている
    リング状の偏芯カム(52)の内周面に摺接しているピ
    ストン(30)とシリンダ(23)の底部から軸芯方向
    に延びた吸入吐出ポート(22)が貫通しかつ内径側に
    ある円筒穴状の摺動面に挿入され第2の軸(15)と同
    心で偏芯カム(52)の保持フランジ部(55)と実質
    的に一体化されておりピストン(30)の前進と後退ス
    トロークのグループに選択接続するための2組の長円ポ
    ート(26)が円周上に開口しているピントル切換弁軸
    (13)とこの軸と同心一体構造で保持フランジ部(5
    5)に対して反対の位置にありピントル切換弁軸(1
    3)の2組の長円ポート(26)に各々接続された通路
    穴を2組の円環状のロータリポート溝(27)に各々接
    続されているロータリーポート連通穴(14)と回転可
    能な第2の軸(15)上にある2組のロータリポート溝
    (27)の流体通路を油密摺動自在に静止したケーシン
    グ(70)に配置された2組の外部接続ポート(81)
    に連通接続するため第2の軸(15)の軸線方向に設け
    られた2組のロータリポート溝(27)の中間に軸線と
    同心で環状垂直な平面を有するシール摺動環(88)を
    配置し、ロータリポート溝(27)の外側に同心で環状
    垂直な平面を有するシール摺動環(87、89)とこれ
    ら各シール摺動環に対し環状摺動部で密着摺接してお
    り、軸線に同心でロータリポート溝(27)を挟んで対
    称位置両面に設けられシール摺動環(87、88、8
    9)方向に開口してケーシング(70)と実質的に一体
    化されているシールシリンダ(85)に液密摺動自在に
    挿入されている複数のシールピストン(86)を装着し
    たことを特徴としたラジアルピストン差動型油圧モー
    タ。
  2. 【請求項2】外側ケーシング(170)に配列された軸
    受で保持され第2の軸(115)と実質的に一体化され
    ている回転可能な内側ケーシング(112)と同心で回
    転可能な第1の軸(110)と中心部で機械的に接合さ
    れ回転可能な円筒状のシリンダブロック(120)の軸
    芯に平行で第2の軸(115)と実質的に一体化されて
    いる回転可能な内側ケーシング(112)に実質的に一
    体化された斜板(152)方向に開口して円環状に配列
    された多数のシリンダ(123)に挿入されておりその
    外端を実質的に斜板(152)に摺接する多数のピスト
    ン(130)と各シリンダ(123)の底部には流体通
    路となるまゆ型のシリンダポート(122)が開口し、
    これらはピストン(130)の前進と後退ストロークの
    グループに選択接続するため第2の軸(115)と実質
    的に一体化された弁ブロック(180)内にあり軸線と
    同心で垂直な面を有し内部ケーシング(112)に接合
    されシリンダブロック(120)方向に開口した2組の
    三日月型の切換弁ポート(126)に密着摺接してお
    り、更に切換弁ポート(126)は弁ブロック(18
    0)内で2組の円環状のロータリポート溝(27)に各
    々接続されてこの2組のロータリポート溝(27)の流
    体通路を油密摺動自在に静止した外側ケーシング(17
    0)に配置された2組の外部接続ポート(181)に連
    通接続するため第2の軸(115)の軸線方向に設けら
    れた2組のロータリポート溝(27)の中間に軸線と同
    心で環状垂直な平面を有するシール摺動環(88)を配
    置し、ロータリポート溝(27)の外側に同心で環状垂
    直な平面を有するシール摺動環(87、89)とこれら
    各シール摺動環に対し環状摺動部で密着摺接しており、
    軸線に同心でロータリポート溝(27)を挟んで対称位
    置両面に設けられシール摺動環(87、88、89)方
    向に開口してケーシング(170)と実質的に一体化さ
    れているシールシリンダ(85)に液密摺動自在に挿入
    されている複数のシールピストン(86)を装着したこ
    とを特徴としたアキシャルピストン差動型油圧モータ。
JP37041497A 1997-12-25 1997-12-25 差動型油圧モータの流体回転連通機構 Pending JPH11190412A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102974433A (zh) * 2012-12-20 2013-03-20 江苏海建股份有限公司 一种球磨机筒体
JP2014206139A (ja) * 2013-04-16 2014-10-30 日本オイルポンプ株式会社 油圧モータ

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CN102974433A (zh) * 2012-12-20 2013-03-20 江苏海建股份有限公司 一种球磨机筒体
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