JPH11190335A - 摺動性に優れた軸受装置と摺動装置 - Google Patents

摺動性に優れた軸受装置と摺動装置

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JPH11190335A
JPH11190335A JP35960397A JP35960397A JPH11190335A JP H11190335 A JPH11190335 A JP H11190335A JP 35960397 A JP35960397 A JP 35960397A JP 35960397 A JP35960397 A JP 35960397A JP H11190335 A JPH11190335 A JP H11190335A
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resin
sliding
bearing
titanium dioxide
photocatalyst
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JP35960397A
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Kaoru Shimizu
薫 志水
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 汚染物質の分解性、防カビ性、防曇性、親油
性を持たせ摺動特性を向上させる。また、組立精度の維
持を図る。 【解決手段】 軸3または軸受2の少なくとも一方の表
面に光触媒1を備え、組立前に近紫外線を当て超親油性
を付与し油を塗布した構成。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、受光することによ
り親油性を発揮する光触媒、例えば、二酸化チタンを備
えた軸受装置と摺動装置に関する。
【0002】
【従来の技術】親油性に優れた軸受装置としては例え
ば、特開平1−164817号公報等が提案されてい
る。
【0003】また、含油軸受として多孔質セラミックス
や焼結金属、そのほか超硬金属等が軸受部材として用い
られている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前記多孔質セ
ラミックスや焼結金属、超硬金属等は高価であり用途も
限定される。
【0005】本発明は前記課題を解決し摺動特性(親油
性)に優れた軸受装置と摺動装置を提供することを目的
とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明における軸受装置と摺動装置は、 (1)軸と軸受の少なくとも一方の摺動面に二酸化チタ
ン(光触媒)を備えた軸受装置とした。 (2)摺動部材と,該摺動部材を支承する支承部材の少
なくとも一方の摺動面に二酸化チタン(光触媒)を備え
た摺動装置とした。
【0007】上記構成において、軸、軸受、摺動部材、
摺動部材を支承する支承部材の摺動面に二酸化チタンを
配設する手段としては、スパッタ、蒸着、CVD、PV
D、電着などの手段の内いずれか一つを用いた。
【0008】またもう一つの手段として、光触媒を液状
体に混合し塗布する構成とした。例えば、光触媒をアナ
ターゼ結晶形の酸化チタン粒子とし、該酸化チタン粒子
を水および/または有機溶媒に懸濁させたものあるいは
スラリーにしたものを塗布する構成とした。
【0009】前記有機溶媒としてはプロパノール、アル
コール、エステル、エーテル、アミン、炭化水素、また
はそれらの混合物、または水に塩酸や硝酸などを加えた
部材等とした。チタニアゾル液にシランカップリング
剤、チタンカップリング剤を加えたり、溶媒に海面活性
剤を加えること等は任意に実施してよい。
【0010】光触媒を混合するもうひとつの液状体とし
ては、アクリル系樹脂、アルキッドメラミン樹脂、酢酸
ビニール系樹脂、フッ素系樹脂、シリコン系樹脂、エポ
キシ系樹脂、ウレタン系樹脂、シロキサン樹脂、UV樹
脂(紫外線硬化樹脂)、天然ゴム、ブチルゴム、塩化ビ
ニール系樹脂、フェノール樹脂、ABS樹脂、PS樹
脂、スチレン系樹脂、ポリアミド樹脂、無機ガラス(釉
薬)、PVA(ポリビニールアルコール/ポバール)等
の内いずれか一つとした。なお、光触媒を混合する液状
体は近紫外線を受光するため透光性を有していることが
望ましい。ただし、光触媒が水またはアニリン等を含浸
している場合はこの限りでない。
【0011】軸受装置や摺動装置を構成する基材は炭素
鋼,SUS等の各種金属、ガラス、セラミックス、樹脂
部材、多孔質部材(セラミックス、焼結金属)、含油し
た多孔質部材等からなる。
【0012】基材を樹脂で構成する場合、例えば、アク
リル系樹脂、エポキシ系樹脂、ポリカーボネート、塩化
ビニル、塩化ビニリデン、スチロール、ポリアセター
ル、ABS、PS、PP等の一般樹脂の他、耐熱性と機
械強度の高いエンジニアリングプラスチック等とした。
セラミックスの場合は例えば、アルミナ、フォルステラ
イト、炭化珪素、窒化珪素等とした。ガラスの場合は例
えば、シリカガラス、ホウケイサ酸ガラス、ソーダ石灰
ガラス等とした。
【0013】光触媒としても任意の部材を用いてよい。
例えば、二酸化チタン、または二酸化チタンと活性炭と
の混合物等からなる光触媒の微粉末粒子を用いた。光触
媒の粉末粒子、または光触媒を含んだ液状体(溶媒、ビ
ヒクル、塗料、接着材等の形態の内のいずれか一つ。)
の薄膜を対象物表面に配設することにより、表面の汚れ
を分解したり,親油性により摺動性を向上させる。
【0014】即ち、太陽光や蛍光灯など300nm〜4
00nmの近紫外線を受けた光触媒は活性化して有機物
(アセトアルデヒドやアンモニア等)、窒素酸化物、塩
素化合物等を酸化し分解する。
【0015】また、図4、図5に親油性の構成原理を模
式図的に示す。まず、チタンを加熱して基材の表面に二
酸化チタン皮膜を形成する。この二酸化チタンに光が当
たると不安定な酸素原子が飛び出し、代わりに水酸イオ
ンが結合する。前記水酸イオンは超親水性を発揮し、そ
の他の部分は超親油性を発揮すると考えられる。
【0016】二酸化チタンまたは二酸化チタンと活性炭
との混合物等からなる光触媒の微粉末粒子は数nm〜数
十μmの外形を有する。また、液状体に含ませる割合は
数重量%〜50重量%程度とすればよい。
【0017】塗布膜厚については使用目的に応じ任意に
実施すればよい。例えば0.1μm〜数十μmの膜厚に
配設すればよい。
【0018】二酸化チタンを含んだ液状体の塗布手段は
ディップ、スプレー、印刷(スクリーン印刷、グラビヤ
印刷静電印刷、インクジェット、タンポ印刷等)、スピ
ンコーティングなどにより行う。
【0019】なお、二酸化チタンはアナターゼ型のもの
が好ましいが、銅、銀、白金、その他の金属でメタライ
ズされたルチル型二酸化チタンとしてもよい。
【0020】さらに、光触媒に水または有機溶剤(アニ
リン等)を含浸させてもよいことも同様である。水また
は有機溶剤を含浸した光触媒を無機、有機の任意のバイ
ンダ、ビヒクル、塗料、接着材等の液状体に混合し、対
象部材の表面に塗布するようにしてもよい。液状体の加
熱、乾燥過程で水または有機溶剤が蒸発し、光触媒の保
持膜に気孔を形成し、光触媒に近紫外線を直接照射可能
にする。
【0021】本発明の軸受装置または摺動装置は上記構
成によって、二酸化チタン(光触媒)を配設できる。そ
して、光触媒は近紫外線を受光して大気中または表面に
付着した汚染物質を分解する。また、防カビ、防曇性、
親油性を発揮し摺動性を向上させる。軸と軸受、摺動部
材と支承部材のそれぞれに光触媒を配設し近紫外線を照
射して親油性付与する。その後、所定の油を塗布するこ
とにより油は直ちに拡散して各部材の表面を覆う。その
結果、組立が円滑に行えると同時に機構部品として作動
過程での摩耗が減少し、細菌の付着もなく組立精度が長
期にわたって維持できる。なお、防錆効果も発揮する。
【0022】
【発明の実施の形態】本発明における第1の発明は、軸
と軸受の少なくとも一方の摺動面に光触媒を備えたこと
を特徴とする軸受装置としたもので、光触媒は表面に付
着した汚染物質を分解する。また、親油性を発揮し摺動
特性を向上させ、防錆効果を発揮する。
【0023】第2の発明は、二酸化チタンをスパッタ、
蒸着、電着、CVD、PVDの内いずれか一つの手段に
より付着させたことを特徴とする第1の発明に記載の軸
受装置としたもので、ドライプロセスにより強固に二酸
化チタンを基材表面に配設できる。
【0024】第3の発明は、軸と軸受の少なくとも一方
の摺動面に二酸化チタンを備え、前記軸受を多孔質部材
としたことを特徴とする軸受装置としたもので、二酸化
チタンは親油性を発揮し、多孔質部材は含油して給油を
不要にする。
【0025】第4の発明は、軸と軸受の少なくとも一方
の摺動面に二酸化チタンを混入した液状体を塗布したこ
とを特徴とする軸受装置としたもので、二酸化チタンの
塗布範囲限定と配設が容易である。
【0026】第5の発明は、摺動部材と,該摺動部材を
支承する支承部材の少なくとも一方の摺動面に光触媒を
備えたことを特徴とする摺動装置としたもので、光触媒
は表面に付着した汚染物質を分解する。また、親油性を
発揮し摺動特性を向上させる。
【0027】第6の発明は、二酸化チタンをスパッタ、
蒸着、電着、CVD、PVDの内いずれか一つの手段に
より付着させたことを特徴とする第5の発明に記載の摺
動装置としたもので、ドライプロセスにより強固に二酸
化チタンを基材表面に配設できる。
【0028】第7の発明は、摺動部材と,該摺動部材を
支承する支承部材の少なくとも一方の摺動面に二酸化チ
タンを備え、前記支承部材を多孔質部材としたことを特
徴とする摺動装置としたもので、二酸化チタンは親油性
を発揮し、多孔質部材は含油して給油を不要にする。
【0029】第8の発明は、摺動部材と,該摺動部材を
支承する支承部材の少なくとも一方の摺動面に二酸化チ
タンを混入した液状体を塗布したことを特徴とする摺動
装置としたもので、二酸化チタンの塗布範囲限定と配設
が容易である。
【0030】以下、本発明の実施の形態について図1か
ら図3を用いて説明する。 (実施の形態1)図1は本発明の実施の形態1における
軸受装置の要部断面図を示す。図1において、符号1は
光触媒(二酸化チタン)、2は銅、黄銅、透明樹脂、弗
素樹脂などからなるブッシュ型軸受、3は炭素鋼からな
る軸、4は軟鋼、鋳物、成形樹脂等からなるハウジング
を示す。軸3は回転、またはスライド(往復動)、また
は回転と併せて左右に往復摺動する。
【0031】軸3と軸受の表面には二酸化チタン皮膜を
スパッタまたは蒸着等の手段により厚さ0.001μm
〜数μmに配設してなる。前記二酸化チタンは前述のご
とく、受光して親油性を発揮し、潤滑油の拡散を促進し
て優れた摺動性を発揮する。軸と軸受との組立前に二酸
化チタンを活性化させ油を予め塗布しておくことにより
組立および摺動が円滑に行われる。そし、て機械要素部
品として作動中にも受光すると二酸化チタンは活性化し
て親油性を発揮する。また、汚染物質を分解し防カビ、
防曇性を図れる。
【0032】なお、前記軸受を無空のバルク部材に代え
多孔質部材、例えば、焼結金属または多孔質セラミック
ス等とし、含油させ無給油軸受としてよい。この場合も
軸と接する摺動面に二酸化チタン皮膜をスパッタ、蒸着
などの手段により配設してなる。
【0033】上記実施例において、チタンを加熱蒸発さ
せて軸表面や軸受表面に配設することに代え、二酸化チ
タンの微粒子を配設するようにしてもよい。その場合、
軸3と軸受2の摺動面に二酸化チタンを混入した液状体
を塗布する構成とした。
【0034】液状体を水および/または有機溶媒たとえ
ばアルコール等に懸濁させたもの,あるいはスラリーと
したものであってもよい。
【0035】さらに、液状体をアクリル系樹脂、アルキ
ッドメラミン樹脂、酢酸ビニール系樹脂、フッ素系樹
脂、シリコン系樹脂、エポキシ系樹脂、ウレタン系樹
脂、UV樹脂(紫外線硬化樹脂)、塩化ビニール系樹
脂、フェノール樹脂、ABS樹脂、PS樹脂、スチレン
系樹脂、ポリアミド樹脂、無機ガラスの内いずれか一つ
とした。
【0036】前記各機能性部材の配設手段として、必ず
しも樹脂系の液状体を用いることに限定するものでな
い。
【0037】光触媒粒子は結晶形アナターゼとし、0.
001μm〜数μmの範囲の粒子を水または/および有
機溶媒に懸濁させたもの,あるいはスラリーとしたもの
を厚さ0.01μm〜数μmの範囲に塗布する場合と、
粒子径を数μm〜数十μmの範囲としプロピレングリコ
ールに懸濁させたものを塗布する場合等、任意に実施し
てよい。勿論、CVD、PVD、電着等の手段により配
設するようにしてよい。
【0038】さらに、軸受構造も本実施例のごとくハウ
ジングにリング状メタル型軸受(俗称ブッシュ)を圧入
する構成としてもよいし、ハウジングで軸を直接支承す
る構成とするなど任意の構成としてよい。
【0039】上記実施例ではラジアル荷重における軸受
装置の例を述べたが、別段スラスト荷重を支承する軸と
軸受構造の摺動部に光触媒を配設する様にしてよいこと
は言うまでもない。
【0040】(実施の形態2)図2は本発明の実施の形
態2における摺動装置の要部正面図、図3は図2の平面
図を示す。図2、図3において符号5は摺動板(スライ
ダー)、6は摺動板5を規制する押え板、7は支承台を
示す。この場合、摺動板5は前後に往復動(スライド)
する。
【0041】この場合も摺動板5の底面8と両側の斜面
9、該摺動板5を支承する支承台7の上面10、押え板
6の斜面9など各部材の各摺動面に二酸化チタン(光触
媒)を備えた構成とした。支承台7は摺動板5を支承す
る平坦部(底面8)を備えてなる。二酸化チタンをスパ
ッタ、蒸着、電着、CVD、PVDの内いずれか一つの
手段により付着させた。
【0042】また、前記支承台と押え板とを多孔質部材
たとえば焼結金属または多孔質セラミックスのいずれか
一方とした。
【0043】さらに、摺動板と,該摺動板を支承する支
承台、押え板の摺動面に二酸化チタンを混入した液状体
を塗布した構成とした。
【0044】液状体を水および/または有機溶媒とし
た。または液状体をアクリル系樹脂、アルキッドメラミ
ン樹脂、酢酸ビニール系樹脂、フッ素系樹脂、シリコン
系樹脂、エポキシ系樹脂、ウレタン系樹脂、UV樹脂
(紫外線硬化樹脂)、塩化ビニール系樹脂、フェノール
樹脂、ABS樹脂、PS樹脂、スチレン系樹脂、ポリア
ミド樹脂、無機ガラスの内いずれか一つとした。
【0045】この場合の二酸化チタンの配設手段、粒子
径、液状体、液状体との混合比率等は実施の形態1と同
様にすればよい。
【0046】上記構成により実施の形態2における摺動
装置は摺動特性が向上し摩耗が少なくなる。
【0047】
【発明の効果】以上のように本発明は、摺動面に塗布し
た二酸化チタンが受光して汚染物質を分解し親油性、防
カビ、防曇性を発揮する。そして摺動特性が向上し摩耗
が少なくなる。その結果、機構要素の組み合せ精度を長
期にわたって維持できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1における軸受装置の要部
断面図
【図2】本発明の実施の形態2における摺動装置の要部
正面図
【図3】本発明の実施の形態2における摺動装置の平面
【図4】本発明における二酸化チタンが超親水性、超親
油を発揮する原理の説明図
【図5】図4における超親水性、超親油を発揮する部分
の説明図
【符号の説明】
1 光触媒(二酸化チタン) 2 軸受 3 軸 4 ハウジング 5 摺動板(スライダー) 6 押え板 7 子承台 8 底面 9 斜面 10 上面

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 軸と軸受の少なくとも一方の摺動面に光
    触媒を備えたことを特徴とする軸受装置。
  2. 【請求項2】 光触媒を二酸化チタンとしたことを特徴
    とする請求項1記載の軸受装置。
  3. 【請求項3】 二酸化チタンをスパッタ、蒸着、電着、
    CVD、PVDの内いずれか一つの手段により付着させ
    たことを特徴とする請求項2記載の軸受装置。
  4. 【請求項4】 軸と軸受の少なくとも一方の摺動面に二
    酸化チタンを備え、前記軸受を多孔質部材としたことを
    特徴とする軸受装置。
  5. 【請求項5】 多孔質部材を焼結金属または多孔質セラ
    ミックスの内いずれか一方としたことを特徴とする請求
    項4記載の軸受装置。
  6. 【請求項6】 軸と軸受の少なくとも一方の摺動面に二
    酸化チタンを混入した液状体を塗布したことを特徴とす
    る軸受装置。
  7. 【請求項7】 液状体を水および/または有機溶媒とし
    たことを特徴とする請求項6記載の軸受装置。
  8. 【請求項8】 液状体をアクリル系樹脂、アルキッドメ
    ラミン樹脂、酢酸ビニール系樹脂、フッ素系樹脂、シリ
    コン系樹脂、エポキシ系樹脂、ウレタン系樹脂、UV樹
    脂(紫外線硬化樹脂)、塩化ビニール系樹脂、フェノー
    ル樹脂、ABS樹脂、PS樹脂、スチレン系樹脂、ポリ
    アミド樹脂、無機ガラスの内いずれか一つとしたことを
    特徴とする請求項6記載の軸受装置。
  9. 【請求項9】 摺動部材と,該摺動部材を支承する支承
    部材の少なくとも一方の摺動面に光触媒を備えたことを
    特徴とする摺動装置。
  10. 【請求項10】 光触媒を二酸化チタンとしたことを特
    徴とする請求項9記載の摺動装置。
  11. 【請求項11】 二酸化チタンをスパッタ、蒸着、電
    着、CVD、PVDの内いずれか一つの手段により付着
    させたことを特徴とする請求項10記載の摺動装置。
  12. 【請求項12】 支承部材が摺動部材を支承する平坦部
    を備えたことを特徴とする請求項9〜11のいずれか1
    項に記載の摺動装置。
  13. 【請求項13】 摺動部材と,該摺動部材を支承する支
    承部材の少なくとも一方の摺動面に二酸化チタンを備
    え、前記支承部材を多孔質部材としたことを特徴とする
    摺動装置。
  14. 【請求項14】 多孔質部材を焼結金属または多孔質セ
    ラミックスのいずれか一方としたことを特徴とする請求
    項13記載の摺動装置。
  15. 【請求項15】 摺動部材と,該摺動部材を支承する支
    承部材の少なくとも一方の摺動面に二酸化チタンを混入
    した液状体を塗布したことを特徴とする摺動装置。
  16. 【請求項16】 液状体を水および/または有機溶媒と
    したことを特徴とする請求項15記載の摺動装置。
  17. 【請求項17】 液状体をアクリル系樹脂、アルキッド
    メラミン樹脂、酢酸ビニール系樹脂、フッ素系樹脂、シ
    リコン系樹脂、エポキシ系樹脂、ウレタン系樹脂、UV
    樹脂、塩化ビニール系樹脂、フェノール樹脂、ABS樹
    脂、PS樹脂、スチレン系樹脂、ポリアミド樹脂、無機
    ガラスの内いずれか一つとしたことを特徴とする請求項
    15記載の摺動装置。
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