JPH11188112A - シースの保護装置および方法 - Google Patents

シースの保護装置および方法

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JPH11188112A
JPH11188112A JP26080598A JP26080598A JPH11188112A JP H11188112 A JPH11188112 A JP H11188112A JP 26080598 A JP26080598 A JP 26080598A JP 26080598 A JP26080598 A JP 26080598A JP H11188112 A JPH11188112 A JP H11188112A
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JP
Japan
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distal end
sheath
catheter
balloon
retainer
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JP26080598A
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Kenneth L Wantink
エル ワンティンク ケニス
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Abbott Cardiovascular Systems Inc
Original Assignee
Advanced Cardiovascular Systems Inc
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Publication date
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    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61FFILTERS IMPLANTABLE INTO BLOOD VESSELS; PROSTHESES; DEVICES PROVIDING PATENCY TO, OR PREVENTING COLLAPSING OF, TUBULAR STRUCTURES OF THE BODY, e.g. STENTS; ORTHOPAEDIC, NURSING OR CONTRACEPTIVE DEVICES; FOMENTATION; TREATMENT OR PROTECTION OF EYES OR EARS; BANDAGES, DRESSINGS OR ABSORBENT PADS; FIRST-AID KITS
    • A61F2/00Filters implantable into blood vessels; Prostheses, i.e. artificial substitutes or replacements for parts of the body; Appliances for connecting them with the body; Devices providing patency to, or preventing collapsing of, tubular structures of the body, e.g. stents
    • A61F2/95Instruments specially adapted for placement or removal of stents or stent-grafts
    • A61F2/958Inflatable balloons for placing stents or stent-grafts
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61MDEVICES FOR INTRODUCING MEDIA INTO, OR ONTO, THE BODY; DEVICES FOR TRANSDUCING BODY MEDIA OR FOR TAKING MEDIA FROM THE BODY; DEVICES FOR PRODUCING OR ENDING SLEEP OR STUPOR
    • A61M25/00Catheters; Hollow probes
    • A61M25/10Balloon catheters
    • A61M2025/1043Balloon catheters with special features or adapted for special applications
    • A61M2025/1081Balloon catheters with special features or adapted for special applications having sheaths or the like for covering the balloon but not forming a permanent part of the balloon, e.g. retractable, dissolvable or tearable sheaths

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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】冠動脈のような脈管内でのカテーテルの前進の
際、保護シースの遠位端の捲れを阻止するステント搬送
バルーンカテーテル用のリテーナ。 【解決手段】シース20の遠位端30は、固定されるこ
となしに、バルーンカテーテルの遠位端に隣接して被覆
する。リテーナ70は、膨張可能なシース上に延びてこ
れを包囲しており、シースの遠位端をバルーンカテーテ
ルに固定することなしに、バルーンカテーテルの遠位端
に固定されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば管内ステン
トを送出するのに使用されるような、バルーンカテーテ
ルアセンブリの遠位端を保護するための保護リテーナに
関する。
【0002】
【従来の技術】病変プラクを動脈壁に押しつけて動脈腔
を膨張させる典型的な経皮通腔冠動脈血管形成術(PC
TA)では、案内カテーテルが、患者の上腕又は大腿動
脈から心臓血管系に経皮的に導入され、遠位端が小口に
達するまで脈管系内を進められる。ガイドワイヤ、およ
び遠位端にバルーンをもつ膨張カテーテルが、膨張カテ
ーテル内で摺動するガイドワイヤを備えた案内カテーテ
ルを通して導入される。ガイドワイヤは、まず、案内カ
テーテルから患者の冠動脈系内に進められ、膨張カテー
テルは、膨張バルーンが病変部に適当に配向されるま
で、上述のように位置決めされたガイドワイヤ上を進め
られる。病変部の適所に達すると、可撓性で膨張可能
な、予め形成されたバルーンは、比較的高圧で所定の寸
法に膨張され、病変プラクを動脈壁の内側に半径方向に
押しつけ、動脈腔を拡張する。次いで、膨張カテーテル
を脈管系から回収し、拡張した動脈に血液流が流れるよ
うに、バルーンを萎ませて小形にする。この措置は、典
型的なものであるが、血管形成術において使用される唯
一の方法ではない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述のような血管形成
措置では、動脈の再狭窄がしばしば発生し、これにより
別の血管形成措置、外科的なバイパス手術、当該部位を
治療し強化する他の方法が必要となる。再狭窄の発生す
る可能性を減少させ、当該部位を強化するために、医師
は、脈管の開通性を維持するため、典型的にはステント
と呼ばれる、管内プロテーゼ(人工器官)を移植する。
ステントは、組織を適所に保持し、或いは血液が自由に
流れるように血管を支持して血管を開放状態に維持する
のに使用される装置である。ステントとして使用される
種々の装置が、知られており、その中には、バルーンカ
テーテル上に押圧され、バルーンカテーテル上に通腔的
に位置決めされたとき膨張し、移植後の形態を保持する
ことができる、種々のパターンの膨張可能なチューブ状
部材が含まれる。典型的には、ステントは、カテーテル
のバルーン部分上に装荷され押圧され、動脈内の病変部
位まで進められる。引き続き、ステントは、カテーテル
のバルーン部分によって大径に膨張され、ステントを動
脈内の病変部位に移植する。典型的なステントおよびス
テント送出システムは、米国特許第5,514,154
号(ロー等)および同第5,507,768号(ロー
等)に詳細に開示されている。
【0004】オーバー・ザ・ワイヤ・カテーテル又は迅
速交換型カテーテルを使用してステントを設置すると
き、金属ステントからカテーテルのバルーン部分を保護
し、より堅固な取付けを行うために、保護用のチューブ
状シースをバルーン部分上に置き、ステントをシース上
に押圧する。幾つかの従来技術の装置では、シースは、
カテーテルの近位端および遠位端に取付けられる。しか
しながら、バルーンが破裂した場合に、バルーンを膨ら
ませる流体は、シース内に捕捉された状態になり、シー
スは、膨張状態となり、したがって、患者からのカテー
テルの回収を邪魔することがある。膨張流体が内部に捕
捉されないようにシースの遠位端が開放している場合に
は、シースは、カテーテルが血管又は動脈内に進められ
るとき、捲れるのは望ましくない。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、種々の実施の
形態を通して、管内ステントを送出するのに使用される
従来技術のバルーンカテーテルと関連した課題を解決す
ることを目的としている。本発明は、バルーンカテーテ
ルを備えたオーバー・ザ・ワイヤ又は迅速交換(RX)
型ステントのためのリテーナに関するものであり、この
リテーナは、カテーテルを動脈又は他の血管内に進めた
とき、保護シースが遠位端のところで捲れるのを阻止す
る。シースの遠位端は、バルーンカテーテルの遠位端に
隣接して被覆するが、バルーンカテーテルの遠位端に取
付けられていない。本発明の或る実施の形態では、リテ
ーナは、チューブ状であり、保護シースの遠位端上に延
び、保護シースの遠位端を包囲しており、カテーテルの
遠位端に固定され、カテーテルの患者の動脈内への挿入
の際にシースが捲れるのを阻止する。シースの遠位端
は、バルーンが破裂した場合に内部に膨張流体が捕捉さ
れないように、バルーンカテーテルに固定されていな
い。リテーナは、弾性の可撓性材料で形成されており、
レーザ溶接等によってカテーテルの遠位端に取付けられ
ている。リテーナのテーパした遠位端は、動脈又は他の
血管内での前進を容易にするように、柔らかく、非外傷
性である。
【0006】本発明のこれらの及び他の利点は、添付図
面を参照して、以下の詳細な説明を読むことにより、明
白になるであろう。
【0007】
【発明の実施の形態】アテレクトミー装置の使用による
PCTA措置として行われるか、或いは狭窄病変部を取
り除き又は減少させることによって行われるかにかかわ
らず、血管形成措置の後、管内ステントを送出し移植す
るのが望ましい。管内ステントは、体腔を支持するのみ
ならず、再狭窄の発生の可能性を減少させる。本発明に
関して、遠位端にバルーンを有するステント送出カテー
テルが、ステントを、冠動脈のような体腔内に送出し移
植するのに使用される。動脈への移植前にバルーンを保
護しステントをカテーテルに堅固に取付けるために、典
型的には弾性膜であるチューブ状の保護シースを、カテ
ーテルのバルーン部分上に位置決めすることができる。
ステントの送出の際に保護シースの遠位端が捲れないよ
うにするために、実質的に弾性の材料で形成されたリテ
ーナが、保護シースの遠位端上に配置される。
【0008】図1および図2に示されるように、カテー
テル5の遠位端に、弾性の膜層10が取付けられ、膜層
10は、バルーン35上にチューブ状シース20を形成
している。膜層10は、任意の適当な弾性材料で形成さ
れている。膜層を形成する材料は好ましくは、広範な応
力・歪値に対して大きな線形性(非塑性)を有する材料
である。C−FLEXのような市販されているチューブ
材料を使用することができる。C−FLEXチューブ材
料は、米国フロリダ州ラルゴのコンセプト・ポリマー・
テクノロジーズ社から入手することができる。さらに、
材料は、延伸時に破裂したり裂けたりしない良好な引裂
強度を有していなければならない。適当な材料には、シ
リコン、ラテックス、ウレタン、ポリシロキサン改質ス
チレン−エチレン/ブチレン−スチレン・ブロックコポ
リマー、及びこれらと関連した材料の群が含まれる。
【0009】図2に示されるように、近位端25および
遠位端30を有するチューブ状シース20の形態の膜層
10は、バルーンカテーテル5のバルーン35の外側を
取り囲んでいる。チューブ状シース20は、カテーテル
シャフト又は外部部材50上の或る箇所45(この箇所
45は、チューブ状シースの近位端25のところに位置
し、近位部分37を有するカテーテルのバルーン35の
外側に位置している)のところで、カテーテル5に接着
剤で取付けられている。バルーンは、バルーン近位部分
37のところで、接着剤又はレーザ溶接等によってカテ
ーテルに取付けられている。シース20がどのようにし
て、カテーテルの下に位置するバルーン35の完全に上
に位置しバルーン35を被覆しているかを見ることがで
きる。公知のように、カテーテル5のバルーン35は、
外部部材50に結合され、或いは外部部材と一体に形成
されている。カテーテルシャフトに収容されたルーメン
から延びた膨張口(図示せず)からの膨張流体によっ
て、或いは、カテーテルの設計に応じて、カテーテルシ
ャフトの外側とバルーンを形成する膜との間に形成され
た通路から連通した流体等の他の手段によって、カテー
テルバルーンを膨らませることができる。バルーン膨張
の詳細と機構は、カテーテルの設計に応じて変化する
が、これらは、公知の技術である。
【0010】好ましい実施の形態では、バルーン35
は、遠位端36および近位端37を有しており、これら
は両方とも、チューブ状シース20によって完全に被覆
されている。図面から分かるように、チューブ状シース
20は、チューブ状シース20がカテーテルのバルーン
部分全体の上に位置するように、バルーン35の近位端
37のすぐ手前の箇所45のところで、カテーテル外部
部材50に取付けられている。図1および図2に示され
るように、カテーテル5は、ガイドワイヤ55上を通
る、軸線方向に延びた外部部材50を有している。チュ
ーブ状シース20は、バルーン35の手前の箇所45の
ところで、カテーテルの外部部材50に取付けられてい
る。チューブ状シース20の遠位端30は、バルーン3
5又はカテーテルの外部部材50に取付けられていな
い。何故ならば、破裂した場合に、シース20が、引裂
箇所の上流の近位端のところに固定され、かくして、カ
テーテルの回収時にシースが捲れたり束になったりする
のが回避されるからである。チューブ状シースの遠位端
は、取付けられておらず、開放状態のままである。膨張
時にバルーンが破裂した場合は、放出された膨張流体
は、チューブ状シース20の開放した遠位端を通過す
る。
【0011】図面は、オーバー・ザ・ワイヤ・バルーン
カテーテルを示しているが、本発明は、迅速交換型バル
ーンカテーテルを含む、他の型式のカテーテルについて
使用することができる。さらに、チューブ状シース20
は、接着剤又はレーザ結合のみならず、他の機械的手段
によって、カテーテルに取付けてもよい。たとえば、蛍
光透視のためシースの外部限界を良好に定めるために、
シースの近位端のまわりの放射線不透過性カラーのよう
に、放射線不透過性材料で形成されたファスナのよう
な、機械的手段によって、シースを取付けてもよい。弾
性のチューブ状シース20をカテーテル5に固定した
後、ステント60が、シース上に位置決めされる。ステ
ントの長さは典型的には、少なくとも15mmであり、
チューブ状シース20の長さは典型的には、約30mm
であり、シースは常に、ステント及びバルーンよりも長
い。
【0012】ステント60は、シース20およびカテー
テル5のバルーン35上に位置決めされ、手又は押圧プ
ライアのような工具によって、チューブ状シース20上
にしっかりと押圧される。チューブ状シースは、ステン
トのシース(従って、カテーテルのバルーン部分)への
固定を更に助けるため、ステントが押圧されるクッショ
ン又は支持体を提供する。弾性膜は、ステントをバルー
ンにしっかりと把持するのを助けるため、摩擦係数の大
きな材料で形成するのがよい。次に、図1〜図3、とり
わけ図3を参照すると、近位端71および遠位端72を
有するリテーナ70が、チューブ状シース20の遠位端
30上に位置決めされている。上述のように、チューブ
状シース20の遠位端30は、カテーテル5、カテーテ
ル5の外部部材50、又はバルーン35に取付けられて
いない。換言すると、チューブ状シース20の遠位端3
0は、バルーンが破裂しそうもない場合に、取付けられ
ていない状態のままであることを意図しており、したが
って、バルーン膨張液体が、患者からのカテーテルの取
り外しを妨げるチューブ状シースを膨張させるのではな
く、患者の脈管内を自由に通過することができる。
【0013】リテーナ70は、テーパした或いは狭くな
った柔らかい非外傷性の先端73を有しており、先端7
3は、ステントの送出の際にリテーナ70の遠位端72
が患者の脈管壁を傷つけないように、幾分可撓性であ
る。E.I.デュポン・ド・ネムール社によって商品名
ハイトレルとして製造されている材料のような、非常に
可撓性で弾性の材料でリテーナ70を形成することがで
きる。図3により明瞭に示されるように、リテーナ70
の近位端71は、チューブ状シース20の遠位端30を
完全に取り囲んでおり、リテーナは、その弾性性状のた
め、遠位端30をカテーテル5にしっかりと保持する。
リテーナ70をカテーテルに固定するために、リテーナ
70は、レーザ結合74によってカテーテル5に取付け
られている。接着剤、ヒートシール等のような、リテー
ナの他の取付け形態を利用できることは、当業者には理
解されよう。
【0014】患者の脈管系(特に、冠動脈)内でのステ
ントの送出の際、曲がりくねった通路があり、ガイドワ
イヤ上でカテーテルを送出させるとき、カテーテルを軸
線方向に前後に移動させる必要がある。リテーナ70
は、カテーテルの前後移動の際、血管壁が傷つかないよ
うに保護し、かつ、チューブ状シース20の遠位端30
が捲れないようにする、非外傷性の先端73を提供す
る。リテーナ70は、チューブ状シース20の遠位端3
0と2mm〜20mm重複する。この重複の範囲は、典
型的なものであり、用途および使用するカテーテルアセ
ンブリに応じて、大きく変動する。リテーナ70の遠位
端72は、先端73が非外傷性であるがガイドワイヤ5
5(図3では図示せず)上でのカテーテル5の摺動移動
を妨げない距離、カテーテル5の遠位端を超えて延びて
いる。
【0015】リテーナ70は、カテーテルアセンブリが
送出時に小さな外形を維持するように、比較的薄い材料
で形成されている。かくして、リテーナ70の厚さは、
約0.025〜0.076mm(0.0010〜0.0
030インチ)の範囲内にあり、好ましくは、約0.0
38mm(0.0015インチ)である。当業者には理
解されるように、目標は、小さな外形での送出の維持で
あり、リテーナの厚さは、使用されるカテーテル送出シ
ステム並びに用途に応じて、大きく変動する。小さな外
形が必須である冠動脈内でのステントの移植には小さな
寸法が必要であるが、たとえば、脈管径が比較的大きい
伏在静脈内でのステントの送出および移植については、
大きな送出径と厚い壁部分を有するリテーナが、許容さ
れる。次いで、バルーンカテーテルは、ガイドワイヤ5
5上を進められ、治療が行われる血管の部位にステント
が隣接するように、患者の脈管系内に位置決めされる。
バルーンは、リテーナではなく、弾性のチューブ状シー
スと共に膨らませられ、ステントを拡大径に膨張させ
る。膨張の際、シースは、バルーンを破裂から保護し、
ピンホールの影響を回避し、ステントの“ドッグボー
ン”形状への変形を回避し、ステントの均一な膨張を促
進し、ステントがカテーテルに沿って軸線方向に移動す
るのを阻止するような、利点を提供する。萎ませる際、
チューブ状シースは、萎む時間を減少させ、バルーンを
均一に崩壊させ、バルーンが“パンケーキ”形状になる
のを阻止する。
【0016】好ましい実施の形態では、バルーン送出カ
テーテルは、冠動脈血管形成術に使用されるものと同一
又は同様なものであるが、任意の種類のプロテーゼを移
植することができるように、本発明に修正を施すことが
できる。本発明は、患者の脈管系に移植されるステント
およびバルーン送出カテーテルに限定されることはな
く、任意の種類の移植片、プロテーゼ、ライナ、又は同
様な構造体を送出し移植する広範な用途を有している。
さらに、バルーン送出カテーテルによって、ステント
は、冠動脈のみではなく、伏在静脈、末梢静脈や動脈、
および他の体腔のような任意の体腔内に、ステントを送
出することができる。当業者は、本発明の範囲から逸脱
することなしに、本発明に対して他の修正をなし得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】バルーンが萎められた状態でカテーテルのバル
ーン部分およびカテーテルシャフトを被覆する弾性膜を
有するステント送出カテーテルの遠位部分の軸線方向横
断面図である。
【図2】バルーンおよび弾性膜が膨らませられている、
図1のステント送出カテーテルの遠位端の軸線方向横断
面図である。
【図3】本発明の好ましい実施の形態の横断面図であっ
て、保護シースの遠位端およびステント送出カテーテル
の遠位端を被覆するリテーナを示したものである。
【符号の説明】
5 カテーテル 10 膜層 20 チューブ状シース 25 近位端 30 遠位端 35 バルーン 36 遠位端 37 近位端 50 外部部材 60 ステント 70 リテーナ

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ステントを送出し移植するのに使用され
    るシースの遠位端およびバルーンカテーテルの遠位端を
    保護する装置であって、 シースの遠位端をバルーンカテーテルに固定することな
    しに、シースの遠位端を包囲するためのリテーナと、リ
    テーナをバルーンカテーテルの遠位端に取付けるための
    手段とを備えていることを特徴とする装置。
  2. 【請求項2】 リテーナが、略円筒形状を有しているこ
    とを特徴とする請求項1に記載の装置。
  3. 【請求項3】 リテーナが、バルーンカテーテルの遠位
    端を超えて延びた先端部分を有していることを特徴とす
    る請求項1に記載の装置。
  4. 【請求項4】 取付け手段が、レーザ溶接を含んでいる
    ことを特徴とする請求項1に記載の装置。
  5. 【請求項5】 リテーナが、デュポン・ド・ネムール社
    によって商品名ハイトレルとして製造されている材料を
    含んでいることを特徴とする請求項1に記載の装置。
  6. 【請求項6】 リテーナが、弾性材料で形成されている
    ことを特徴とする請求項1に記載の装置。
  7. 【請求項7】 先端部分が、テーパした柔らかい先端を
    有していることを特徴とする請求項3に記載の装置。
  8. 【請求項8】 ステントを送出し移植するのに使用され
    るバルーンカテーテルの遠位端に隣接して被覆するよう
    になったシースの捲れを阻止する方法であって、シース
    の遠位端がバルーンカテーテルに固定されていない方法
    において、 シースの遠位端をバルーンカテーテルに固定することな
    しに、シースの遠位端を包囲するように、シースの遠位
    端を包囲するためのリテーナを位置決めする段階と、リ
    テーナをバルーンカテーテルの遠位端に固定する段階と
    を備えていることを特徴とする方法。
  9. 【請求項9】 リテーナをシースの遠位端に固定する段
    階が、レーザ結合を含むことを特徴とする請求項8に記
    載の方法。
  10. 【請求項10】 シースの遠位端をバルーンカテーテル
    に固定することなしに、バルーンカテーテルのバルーン
    部分に隣接して被覆するシースの遠位端の捲れを阻止す
    るためのアセンブリであって、 近位端、遠位端、および遠位端に近接したバルーン部分
    を有するバルーンカテーテルと、 遠位端および近位端を有し、バルーンカテーテルの遠位
    端に固定されることなしに、バルーンカテーテルの一部
    に隣接して被覆するように位置決めされたチューブ状シ
    ースと、 バルーンカテーテルの遠位端に固定され、シースの遠位
    端をバルーンカテーテルに固定することなしにシースの
    遠位端の捲れを阻止するようにシースを包囲するリテー
    ナとを備えていることを特徴とするアセンブリ。
  11. 【請求項11】 リテーナが、レーザ結合によって、バ
    ルーンカテーテルの遠位端に固定されることを特徴とす
    る請求項10に記載のアセンブリ。
JP26080598A 1997-08-11 1998-08-11 シースの保護装置および方法 Pending JPH11188112A (ja)

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