JPH11187588A - リチウムイオン2次電池充電方式および充電器 - Google Patents
リチウムイオン2次電池充電方式および充電器Info
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- JPH11187588A JPH11187588A JP9364994A JP36499497A JPH11187588A JP H11187588 A JPH11187588 A JP H11187588A JP 9364994 A JP9364994 A JP 9364994A JP 36499497 A JP36499497 A JP 36499497A JP H11187588 A JPH11187588 A JP H11187588A
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- Charge And Discharge Circuits For Batteries Or The Like (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 保護回路が内蔵された電池パックにおいて、
電池セルの電圧にて充電制御することにより、効率よ
く、安全で、電池性能の劣化を最小限に抑えた充電を行
うようにした。 【解決手段】 オペアンプ13によって、増幅率1の差
動増幅回路として構成されるセル電圧検出回路と、電池
セル電圧と充電電流を監視し、充電電圧および充電電流
の制御を行う充電制御部4とを備えて、電池パックP内
部の保護回路2による電圧降下の影響を受けず、電池セ
ル1の電圧による充電制御を行うように構成した。
電池セルの電圧にて充電制御することにより、効率よ
く、安全で、電池性能の劣化を最小限に抑えた充電を行
うようにした。 【解決手段】 オペアンプ13によって、増幅率1の差
動増幅回路として構成されるセル電圧検出回路と、電池
セル電圧と充電電流を監視し、充電電圧および充電電流
の制御を行う充電制御部4とを備えて、電池パックP内
部の保護回路2による電圧降下の影響を受けず、電池セ
ル1の電圧による充電制御を行うように構成した。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、携帯無線機等の携
帯機器における保護回路が内蔵されたリチウムイオン電
池パックに用いるリチウムイオン電池の充電方式および
充電器に関する。
帯機器における保護回路が内蔵されたリチウムイオン電
池パックに用いるリチウムイオン電池の充電方式および
充電器に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、小型化および軽量化が急速に進ん
でいる携帯機器の電源として、小型・軽量かつ高エネル
ギー密度のリチウムイオン2次電池の開発が盛んに行わ
れ、広く使用されている。
でいる携帯機器の電源として、小型・軽量かつ高エネル
ギー密度のリチウムイオン2次電池の開発が盛んに行わ
れ、広く使用されている。
【0003】図4は、従来のリチウムイオン2次電池パ
ックの構成の一例を示しており、Pはリチウムイオン2
次電池パックであり、このリチウムイオン2次電池パッ
クPは、プラス端子A、マイナス端子B、一対の電池セ
ル1a、1bから構成する電池セル本体1、電池セル1
a、1bの性能劣化や破壊を防止する保護回路2を有し
て構成している。
ックの構成の一例を示しており、Pはリチウムイオン2
次電池パックであり、このリチウムイオン2次電池パッ
クPは、プラス端子A、マイナス端子B、一対の電池セ
ル1a、1bから構成する電池セル本体1、電池セル1
a、1bの性能劣化や破壊を防止する保護回路2を有し
て構成している。
【0004】リチウムイオン2次電池は、高エネルギー
密度を有する上に、発火性の高い材料を用いて構成して
いるため、過放電、過電圧充電、端子短絡等が発生した
場合、破裂、発火もしくは著しい性能劣化を起こす可能
性がある。これらの発生を防止するために、保護回路2
を内蔵しており、この保護回路2は、一般的に、電池セ
ル本体1の負極とマイナス端子B間に直列に接続された
保護スイッチ2aと過放電・過電圧充電或いは端子短絡
等を検出して保護スイッチ2aをオフするための制御I
C2bによって構成されている。
密度を有する上に、発火性の高い材料を用いて構成して
いるため、過放電、過電圧充電、端子短絡等が発生した
場合、破裂、発火もしくは著しい性能劣化を起こす可能
性がある。これらの発生を防止するために、保護回路2
を内蔵しており、この保護回路2は、一般的に、電池セ
ル本体1の負極とマイナス端子B間に直列に接続された
保護スイッチ2aと過放電・過電圧充電或いは端子短絡
等を検出して保護スイッチ2aをオフするための制御I
C2bによって構成されている。
【0005】なお、図4に示すリチウムイオン2次電池
パックPは、一対の電池セル1a,bを直列に接続した
2セル直列の場合であるが、その他の組み合わせ、例え
ば1セルのみや3セルの場合も、接続法や機能は同様で
あるので、2列直列の場合を代表させて説明する。
パックPは、一対の電池セル1a,bを直列に接続した
2セル直列の場合であるが、その他の組み合わせ、例え
ば1セルのみや3セルの場合も、接続法や機能は同様で
あるので、2列直列の場合を代表させて説明する。
【0006】このように構成するリチウムイオン2次電
池パックPの充電方式として、1セルあたり4.1V或
いは4.2Vの定電流定電圧充電を行い、規定充電電流
まで減少した時点で充電を停止する方式が一般的であ
る。
池パックPの充電方式として、1セルあたり4.1V或
いは4.2Vの定電流定電圧充電を行い、規定充電電流
まで減少した時点で充電を停止する方式が一般的であ
る。
【0007】このような充電方式を実現する回路ブロッ
クの一例として、図5に示すものが知られている。これ
によれば、電力を供給する電源部3、電流検出抵抗7、
逆流防止ダイオード5、出力制御用トランジスタ6、電
流検出抵抗7の電圧降下から検出した充電電流と電池パ
ックPの端子A−B間の電圧から出力制御用トランジス
タ6のベース電圧を制御し、定電流定電圧充電を行う充
電制御部4とを有して構成している。
クの一例として、図5に示すものが知られている。これ
によれば、電力を供給する電源部3、電流検出抵抗7、
逆流防止ダイオード5、出力制御用トランジスタ6、電
流検出抵抗7の電圧降下から検出した充電電流と電池パ
ックPの端子A−B間の電圧から出力制御用トランジス
タ6のベース電圧を制御し、定電流定電圧充電を行う充
電制御部4とを有して構成している。
【0008】充電制御部4の構成は、コンパレータとト
ランジスタとを組み合わせたもの等があるが、最近で
は、これらをIC化したものも開発され、利用されてい
る。
ランジスタとを組み合わせたもの等があるが、最近で
は、これらをIC化したものも開発され、利用されてい
る。
【0009】また、電池パックPは、電池セル1と保護
回路2によって構成されている。ここで、保護回路2
は、先に図4を用いて説明したように、制御IC2bと
オン抵抗Rxを有する保護スイッチ2aから構成されて
いるが、制御ICは高インピーダンスであるため、充電
における影響は無視できる。従って、保護回路2は、電
池セル1に直列接続された抵抗Rxと見なすことができ
る。
回路2によって構成されている。ここで、保護回路2
は、先に図4を用いて説明したように、制御IC2bと
オン抵抗Rxを有する保護スイッチ2aから構成されて
いるが、制御ICは高インピーダンスであるため、充電
における影響は無視できる。従って、保護回路2は、電
池セル1に直列接続された抵抗Rxと見なすことができ
る。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図5に
示す従来のリチウムイオン2次電池パックPの充電方式
では、次のような問題がある。
示す従来のリチウムイオン2次電池パックPの充電方式
では、次のような問題がある。
【0011】すなわち、図6は、図5に示すリチウムイ
オン2次電池パックPの充電方式により、放電済みのリ
チウムイオン2次電池を充電した場合の充電特性を示し
ており、充電制御部4は、電池パックPの端子A−B間
が規定の充電電圧になるよう出力制御を行うため、時刻
T1にて定電流期間が終了してしまい、その後の定電圧
期間では、保護回路2の抵抗分Rxによる電圧降下によ
り、電池セル本体1には規定の充電電圧が印加されず、
充電効率を低下させていた。
オン2次電池パックPの充電方式により、放電済みのリ
チウムイオン2次電池を充電した場合の充電特性を示し
ており、充電制御部4は、電池パックPの端子A−B間
が規定の充電電圧になるよう出力制御を行うため、時刻
T1にて定電流期間が終了してしまい、その後の定電圧
期間では、保護回路2の抵抗分Rxによる電圧降下によ
り、電池セル本体1には規定の充電電圧が印加されず、
充電効率を低下させていた。
【0012】このような電池セル本体1と直列な抵抗成
分による損失を補正し、充電電圧を大きくすることで、
充電効率の低下を防止する充電方式として、特開平7−
107677号公報や特開平9−129270号公報で
知られているが、これらの方式では、図5に示す構成
に、例えば抵抗やダイオードのような、保護回路2の抵
抗分Rxと同等な電圧降下を得るための素子と、充電制
御部4に対し、その電圧降下分だけ充電電圧を大きめに
出力制御させる回路とを追加する必要があった。
分による損失を補正し、充電電圧を大きくすることで、
充電効率の低下を防止する充電方式として、特開平7−
107677号公報や特開平9−129270号公報で
知られているが、これらの方式では、図5に示す構成
に、例えば抵抗やダイオードのような、保護回路2の抵
抗分Rxと同等な電圧降下を得るための素子と、充電制
御部4に対し、その電圧降下分だけ充電電圧を大きめに
出力制御させる回路とを追加する必要があった。
【0013】また、不特定多数の電池パックが接続され
る充電器の場合、上記従来充電方式では、電池バックP
毎のRxのバラツキに対応できず、電池バックPのRx
が大きいほど、補正の効果が小さくなり、最悪の場合、
規定充電電圧が印加できず、定格容量が得られないとい
う問題があった。また、電池パックPのRxが小さい場
合には、電池セル1に規定充電電圧値よりも過大な充電
電圧が印加され、サイクル寿命等の電池性能劣化、或い
は破壊のおそれがあった。
る充電器の場合、上記従来充電方式では、電池バックP
毎のRxのバラツキに対応できず、電池バックPのRx
が大きいほど、補正の効果が小さくなり、最悪の場合、
規定充電電圧が印加できず、定格容量が得られないとい
う問題があった。また、電池パックPのRxが小さい場
合には、電池セル1に規定充電電圧値よりも過大な充電
電圧が印加され、サイクル寿命等の電池性能劣化、或い
は破壊のおそれがあった。
【0014】更に、上記した従来の充電方式において、
以下のような別な問題点もある。すなわち、通常、リチ
ウムイオン2次電池の充電では、充電開始前に電圧確認
を行い、電池セル1の電池セル電圧が規定値よりも低い
場合には、リチウムイオン電池充電器の保護・安全のた
め、小電流でゆっくり充電を行い、電池セル1の電圧が
規定値まで上昇後、電流を増加し、急速充電を開始する
ようにしていた。
以下のような別な問題点もある。すなわち、通常、リチ
ウムイオン2次電池の充電では、充電開始前に電圧確認
を行い、電池セル1の電池セル電圧が規定値よりも低い
場合には、リチウムイオン電池充電器の保護・安全のた
め、小電流でゆっくり充電を行い、電池セル1の電圧が
規定値まで上昇後、電流を増加し、急速充電を開始する
ようにしていた。
【0015】また、過電圧充電されたリチウムイオン2
次電池が接続された場合は、電池の異常と判定し、充電
を行わず、何らかの手段でその旨を利用者に伝えるよう
にしていた。
次電池が接続された場合は、電池の異常と判定し、充電
を行わず、何らかの手段でその旨を利用者に伝えるよう
にしていた。
【0016】しかし、リチウムイオン2次電池のよう
に、保護回路2が内蔵されている電池パックPでは、上
記のような低電圧、高電圧、いずれの場合においても、
保護回路2が開放状態の場合があり、図5に示すような
構成では、充電制御部4が電池セル電圧を検出すること
が不可能であり、低電圧時の電流制御および高電圧時の
異常表示制御ができないという問題があった。
に、保護回路2が内蔵されている電池パックPでは、上
記のような低電圧、高電圧、いずれの場合においても、
保護回路2が開放状態の場合があり、図5に示すような
構成では、充電制御部4が電池セル電圧を検出すること
が不可能であり、低電圧時の電流制御および高電圧時の
異常表示制御ができないという問題があった。
【0017】また、従来のニカド電池や鉛蓄電池等、保
護回路2を持たない電池パックにおいおては、充電中の
電池セル電圧から充電容量の推定が可能であるが、リチ
ウムイオン2次電池のような保護回路2を内蔵する電池
パックPでは、保護回路2における電圧降下により、正
確な電池セル電圧の検出ができないため、精度が高い充
電容量の検出が不可能であるいう問題があった。
護回路2を持たない電池パックにおいおては、充電中の
電池セル電圧から充電容量の推定が可能であるが、リチ
ウムイオン2次電池のような保護回路2を内蔵する電池
パックPでは、保護回路2における電圧降下により、正
確な電池セル電圧の検出ができないため、精度が高い充
電容量の検出が不可能であるいう問題があった。
【0018】本発明は、このような従来技術の問題点を
解決するために、電池パックごとの保護回路のバラツキ
に影響されず、正確な電池セル本体の電圧にて充電制御
することで、高効率で電池性能の劣化を最小限に抑えた
充電を可能とし、更に、高精度な充電容量検出を実現す
るリチウムイオン2次電池充電方式および充電器を提供
することを目的としている。
解決するために、電池パックごとの保護回路のバラツキ
に影響されず、正確な電池セル本体の電圧にて充電制御
することで、高効率で電池性能の劣化を最小限に抑えた
充電を可能とし、更に、高精度な充電容量検出を実現す
るリチウムイオン2次電池充電方式および充電器を提供
することを目的としている。
【0019】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、電池パックに設けた電池セル負極電位検
出端子により電池セルの負極電位を検出し、かつ、直流
を出力する電源部と、充電電流を検出する電流検出抵抗
と、前記電池パックの電池セルの電圧を出力するセル電
圧検出回路と、規定の充電電圧以下においては定電流充
電を行い、規定の充電電圧に到達した後は、規定の電圧
による定電圧充電を行うように制御する充電制御部とを
有して構成する充電回路によって、前記電池セルの電圧
にて充電制御を行うようにしたものである。
に、本発明は、電池パックに設けた電池セル負極電位検
出端子により電池セルの負極電位を検出し、かつ、直流
を出力する電源部と、充電電流を検出する電流検出抵抗
と、前記電池パックの電池セルの電圧を出力するセル電
圧検出回路と、規定の充電電圧以下においては定電流充
電を行い、規定の充電電圧に到達した後は、規定の電圧
による定電圧充電を行うように制御する充電制御部とを
有して構成する充電回路によって、前記電池セルの電圧
にて充電制御を行うようにしたものである。
【0020】本発明によれば、保護回路のバラツキに影
響されず、正確にセル電圧を監視できるため、保護回路
による電圧降下に関係なく、電池セルに規定の充電電圧
を印加する定電流定電圧充電制御が可能となる。
響されず、正確にセル電圧を監視できるため、保護回路
による電圧降下に関係なく、電池セルに規定の充電電圧
を印加する定電流定電圧充電制御が可能となる。
【0021】
【発明の実施の形態】請求項1に記載の発明は、電池パ
ックに電池セルの性能劣化および破壊等を防止する保護
回路を内蔵して、前記電池セルと直列に抵抗成分が接続
された構成を有するリチウムイオン2次電池充電方式で
あって、前記電池パックに設けた電池セル負極電位検出
端子により前記電池セルの負極電位を検出し、かつ、直
流を出力する電源部と、充電電流を検出する電流検出抵
抗と、前記電池パックの電池セルの電圧を出力するセル
電圧検出回路と、規定の充電電圧以下においては定電流
充電を行い、規定の充電電圧に到達した後は、規定の電
圧による定電圧充電を行うように制御する充電制御部と
を有して充電回路を構成し、前記充電制御部が前記電池
セルの電圧にて充電制御を行うように構成したことを特
徴とするリチウムイオン2次電池充電方式である。
ックに電池セルの性能劣化および破壊等を防止する保護
回路を内蔵して、前記電池セルと直列に抵抗成分が接続
された構成を有するリチウムイオン2次電池充電方式で
あって、前記電池パックに設けた電池セル負極電位検出
端子により前記電池セルの負極電位を検出し、かつ、直
流を出力する電源部と、充電電流を検出する電流検出抵
抗と、前記電池パックの電池セルの電圧を出力するセル
電圧検出回路と、規定の充電電圧以下においては定電流
充電を行い、規定の充電電圧に到達した後は、規定の電
圧による定電圧充電を行うように制御する充電制御部と
を有して充電回路を構成し、前記充電制御部が前記電池
セルの電圧にて充電制御を行うように構成したことを特
徴とするリチウムイオン2次電池充電方式である。
【0022】請求項2に記載の発明は、請求項1記載の
充電制御部が、充電開始前に電池セルの電圧確認を行っ
て、規定電圧以下であれば小電流で充電を行い、規定電
圧に上昇後急速充電を開始するように制御するようにし
たことを特徴とするリチウムイオン2次電池充電方式で
ある。
充電制御部が、充電開始前に電池セルの電圧確認を行っ
て、規定電圧以下であれば小電流で充電を行い、規定電
圧に上昇後急速充電を開始するように制御するようにし
たことを特徴とするリチウムイオン2次電池充電方式で
ある。
【0023】請求項3に記載の発明は、請求項2記載の
充電制御部が、充電開始前に電池セルの電圧確認を行っ
て、規定電圧以上であれば電池異常と判定し、電池セル
への充電を行わないように制御し、同時に電池異常を表
示することを特徴とするリチウムイオン2次電池充電方
式である。
充電制御部が、充電開始前に電池セルの電圧確認を行っ
て、規定電圧以上であれば電池異常と判定し、電池セル
への充電を行わないように制御し、同時に電池異常を表
示することを特徴とするリチウムイオン2次電池充電方
式である。
【0024】請求項4に記載の本発明は、請求項3記載
の充電制御部が、充電中の電池セルの電圧を監視するこ
とにより前記電池セルの充電容量を検出することを特徴
とするリチウムイオン2次電池充電方式である。
の充電制御部が、充電中の電池セルの電圧を監視するこ
とにより前記電池セルの充電容量を検出することを特徴
とするリチウムイオン2次電池充電方式である。
【0025】請求項5に記載の発明は、電池パックに電
池セルの性能劣化および破壊等を防止する保護回路を内
蔵して、前記電池セルと直列に抵抗成分が接続されて構
成するリチウムイオン2次電池充電器であって、前記電
池パックに設けた前記電池セルの負極電位を検出する電
池セル負極電位検出端子と、直流を出力する電源部と、
充電電流を検出する電流検出抵抗と、前記電池パックの
電池セルの電圧を出力するセル電圧検出回路と、規定の
充電電圧以下においては定電流充電を行い、規定の充電
電圧に到達した後は、規定の電圧による定電圧充電を行
うように制御する充電制御部とにより構成し、前記電池
セルの電圧にて充電制御を行うことを特徴とするリチウ
ムイオン2次電池充電器である。
池セルの性能劣化および破壊等を防止する保護回路を内
蔵して、前記電池セルと直列に抵抗成分が接続されて構
成するリチウムイオン2次電池充電器であって、前記電
池パックに設けた前記電池セルの負極電位を検出する電
池セル負極電位検出端子と、直流を出力する電源部と、
充電電流を検出する電流検出抵抗と、前記電池パックの
電池セルの電圧を出力するセル電圧検出回路と、規定の
充電電圧以下においては定電流充電を行い、規定の充電
電圧に到達した後は、規定の電圧による定電圧充電を行
うように制御する充電制御部とにより構成し、前記電池
セルの電圧にて充電制御を行うことを特徴とするリチウ
ムイオン2次電池充電器である。
【0026】請求項6記載の発明は、請求項5記載の充
電制御部が、充電開始前に電池セルの電圧の確認を行っ
て、規定電圧以下であれば小電流で充電を行い、規定電
圧に上昇後急速充電を開始するように制御するようにし
たことを特徴とするリチウムイオン2次電池充電器であ
る。
電制御部が、充電開始前に電池セルの電圧の確認を行っ
て、規定電圧以下であれば小電流で充電を行い、規定電
圧に上昇後急速充電を開始するように制御するようにし
たことを特徴とするリチウムイオン2次電池充電器であ
る。
【0027】請求項7に記載の本発明は、請求項6記載
の充電制御部が、充電開始前に電池セルの電圧確認を行
って、規定電圧以上であれば電池異常と判定し、電池セ
ルへの充電を行わないように制御し、同時に電池異常を
表示することを特徴とするリチウムイオン2次電池充電
器である。
の充電制御部が、充電開始前に電池セルの電圧確認を行
って、規定電圧以上であれば電池異常と判定し、電池セ
ルへの充電を行わないように制御し、同時に電池異常を
表示することを特徴とするリチウムイオン2次電池充電
器である。
【0028】請求項8に記載の本発明は、請求項7記載
の充電制御部が、充電中の電池セルの電圧を監視するこ
とにより前記電池セルの充電容量を検出することを特徴
とするリチウムイオン2次電池充電器である。
の充電制御部が、充電中の電池セルの電圧を監視するこ
とにより前記電池セルの充電容量を検出することを特徴
とするリチウムイオン2次電池充電器である。
【0029】この結果、保護回路のバラツキに影響され
ず、正確にセル電圧を監視できるため、保護回路による
電圧降下に関係なく、電池セルに規定の充電電圧を印加
する定電流定電圧充電制御が可能となる。
ず、正確にセル電圧を監視できるため、保護回路による
電圧降下に関係なく、電池セルに規定の充電電圧を印加
する定電流定電圧充電制御が可能となる。
【0030】以下、図面を参照しながら、本発明の実施
の形態について説明する。
の形態について説明する。
【0031】図1は、本発明における実施の形態1のリ
チウムイオン2次電池充電方式の回路ブロック構成を示
しており、図5に示す従来方式と同一機能部分には同一
符号を付してある。
チウムイオン2次電池充電方式の回路ブロック構成を示
しており、図5に示す従来方式と同一機能部分には同一
符号を付してある。
【0032】すなわち、Pは電池パックであり、電池セ
ル1、保護回路2、電池保護用抵抗11、プラス端子
A、マイナス端子B、電池セル1の負極C、電池セル1
の負極電位検出用端子Sを有して構成している。
ル1、保護回路2、電池保護用抵抗11、プラス端子
A、マイナス端子B、電池セル1の負極C、電池セル1
の負極電位検出用端子Sを有して構成している。
【0033】また、Cは充電回路で、電源部3と、逆流
防止ダイオード5と、セル電圧検出用抵抗8、9、10
および12と、充電制御部4とを有して構成している。
防止ダイオード5と、セル電圧検出用抵抗8、9、10
および12と、充電制御部4とを有して構成している。
【0034】そして、セル電圧検出抵抗9および12は
電池パックPのプラス端子Aとマイナス端子Bとの間の
電圧を分圧し、その分圧点にオペアンプ13の非反転入
力端子が接続されている。
電池パックPのプラス端子Aとマイナス端子Bとの間の
電圧を分圧し、その分圧点にオペアンプ13の非反転入
力端子が接続されている。
【0035】また、セル電圧検出用抵抗8および10は
オペアンプ13の出力端子と電池パックPの負極電位検
出用端子Sとの間に直列に接続されており、セル電圧検
出用抵抗8および10の接続点にオペアンプ13の反転
入力端子が接続されている。
オペアンプ13の出力端子と電池パックPの負極電位検
出用端子Sとの間に直列に接続されており、セル電圧検
出用抵抗8および10の接続点にオペアンプ13の反転
入力端子が接続されている。
【0036】充電制御部4は、電流検出抵抗7の両端
と、オペアンプ13の出力端子および出力制御用トラン
ジスタ6のベースとに接続されている。
と、オペアンプ13の出力端子および出力制御用トラン
ジスタ6のベースとに接続されている。
【0037】次に、実施の形態1における充電動作を説
明する。セル電圧検出用抵抗8、9、10および12
と、電池保護用抵抗11およびオペアンプ13とは、差
動増幅回路を形成してセル電圧検出回路を構成してお
り、各抵抗値を調整し増幅率を1にすれば、オペアンプ
13の出力はセル電圧であるプラス端子Aと負極Cとの
間の電圧となる。
明する。セル電圧検出用抵抗8、9、10および12
と、電池保護用抵抗11およびオペアンプ13とは、差
動増幅回路を形成してセル電圧検出回路を構成してお
り、各抵抗値を調整し増幅率を1にすれば、オペアンプ
13の出力はセル電圧であるプラス端子Aと負極Cとの
間の電圧となる。
【0038】したがって、充電制御部4は、電池セル1
に規定の充電電圧が印加されるように、保護回路2での
電圧降下に応じて充電出力を制御することができ、効率
よい定電流定電圧充電が可能となる。
に規定の充電電圧が印加されるように、保護回路2での
電圧降下に応じて充電出力を制御することができ、効率
よい定電流定電圧充電が可能となる。
【0039】図2は、図1に示すリチウムイオン2次電
池充電方式の回路ブロック構成において放電済みのリチ
ウムイオン2次電池の電池パックPを充電した場合の充
電特性を示している。
池充電方式の回路ブロック構成において放電済みのリチ
ウムイオン2次電池の電池パックPを充電した場合の充
電特性を示している。
【0040】図1に示す回路ブロック構成によるリチウ
ムイオン2次電池充電方式によれば、定電流充電は、電
池セル1が規定の充電電圧になるまで行われ、定電圧充
電期間においては、電池セル1に規定充電電圧が印加さ
れ、電池パックPの端子プラス端子Aとマイナス端子B
との間に、保護回路2での電圧降下分を、充電電流の減
少に応じて補正した充電電圧を印加している。
ムイオン2次電池充電方式によれば、定電流充電は、電
池セル1が規定の充電電圧になるまで行われ、定電圧充
電期間においては、電池セル1に規定充電電圧が印加さ
れ、電池パックPの端子プラス端子Aとマイナス端子B
との間に、保護回路2での電圧降下分を、充電電流の減
少に応じて補正した充電電圧を印加している。
【0041】更に、図3は、前記従来方式との比較にお
いて、上記実施の形態1による充電方式の充電特性を示
している。この図3によれば、実施の形態1による充電
方式では、電池セル1に対し、正確に規定の充電電圧に
よる定電流定電圧が行われているため、従来方式より定
電流期間が時刻T1からT2まで伸びており、その分、
充電容量も増加することになる。
いて、上記実施の形態1による充電方式の充電特性を示
している。この図3によれば、実施の形態1による充電
方式では、電池セル1に対し、正確に規定の充電電圧に
よる定電流定電圧が行われているため、従来方式より定
電流期間が時刻T1からT2まで伸びており、その分、
充電容量も増加することになる。
【0042】次に、本発明の実施の形態2における充電
方式について、同じく図1を用いて説明する。
方式について、同じく図1を用いて説明する。
【0043】実施の形態2の充電方式は、図1における
充電制御部4に、セル電圧が規定地より低い場合は小電
流でゆっくり充電を行い、セル電圧が規定値以上に上昇
後、急速充電を行う、という機能を追加した充電方式で
あり、オペアンプ13は、保護回路2が開放状態の電池
パックPが接続されてもセル電圧を出力するため、充電
制御部4は常に電圧を監視することが可能となる。
充電制御部4に、セル電圧が規定地より低い場合は小電
流でゆっくり充電を行い、セル電圧が規定値以上に上昇
後、急速充電を行う、という機能を追加した充電方式で
あり、オペアンプ13は、保護回路2が開放状態の電池
パックPが接続されてもセル電圧を出力するため、充電
制御部4は常に電圧を監視することが可能となる。
【0044】万一、例えば内部ショートや過放電によ
り、電池セル1が低電圧になり、保護回路2が開放状態
にあるような異常電池が接続された場合でも、小電流で
充電を開始することにより、充電器に対し、過負荷にな
ることはなく、安全である。
り、電池セル1が低電圧になり、保護回路2が開放状態
にあるような異常電池が接続された場合でも、小電流で
充電を開始することにより、充電器に対し、過負荷にな
ることはなく、安全である。
【0045】また、本発明の実施の形態3における充電
方式について、同じく図1を用いて説明する。
方式について、同じく図1を用いて説明する。
【0046】実施の形態3による充電方式は、図1にお
ける充電制御部4に、セル電圧が規定値より高い場合は
電池異常と判定し、充電を行わず、ユーザーにその旨を
表示するという機能を追加するものであり、万一、過電
圧充電され、保護回路2が開放状態にあるような異常電
池が接続されても、充電器側へ大きな逆電流が流れるこ
とはない。また、ユーザーも電池以上を認識できるた
め、安全性が高まる。
ける充電制御部4に、セル電圧が規定値より高い場合は
電池異常と判定し、充電を行わず、ユーザーにその旨を
表示するという機能を追加するものであり、万一、過電
圧充電され、保護回路2が開放状態にあるような異常電
池が接続されても、充電器側へ大きな逆電流が流れるこ
とはない。また、ユーザーも電池以上を認識できるた
め、安全性が高まる。
【0047】更に、本発明の実施の形態4における充電
方式について、同じく図1を用いて説明する。
方式について、同じく図1を用いて説明する。
【0048】実施の形態4による充電方式は、図1にお
ける充電制御部4に、セル電圧を用いた充電容量の検出
および表示機能を追加したものであり、保護回路2のバ
ラツキに影響されず、高精度で充電の途中経過を知るこ
とが可能である。
ける充電制御部4に、セル電圧を用いた充電容量の検出
および表示機能を追加したものであり、保護回路2のバ
ラツキに影響されず、高精度で充電の途中経過を知るこ
とが可能である。
【0049】ここで、上記した本発明による実施の形態
1乃至4の充電方式によれば、定電流期間において、充
電容量の75%〜80%が充電可能である。したがっ
て、セル電圧の検出により、75%〜80%以下の任意
のポイントで充電容量検出および表示が可能となる。
1乃至4の充電方式によれば、定電流期間において、充
電容量の75%〜80%が充電可能である。したがっ
て、セル電圧の検出により、75%〜80%以下の任意
のポイントで充電容量検出および表示が可能となる。
【0050】なお、定電圧充電期間においては、上記の
セル電圧による充電容量検出は不可能であるが、この期
間は充電電流減少期間であるため、充電電流の変化によ
り。充電容量を検出するようにしてもよい。この方式で
あれば、電池が空の状態から、充電完了間近の状態まで
細かく充電容量を検出および表示することができ、ユー
ザーにとって大変便利な機能となる。
セル電圧による充電容量検出は不可能であるが、この期
間は充電電流減少期間であるため、充電電流の変化によ
り。充電容量を検出するようにしてもよい。この方式で
あれば、電池が空の状態から、充電完了間近の状態まで
細かく充電容量を検出および表示することができ、ユー
ザーにとって大変便利な機能となる。
【0051】また、リチウムイオン2次電池の電池パッ
クPに限らず、ニカドや鉛蓄電池のような他種電池にお
いても、同様な構成で保護回路が接続されている場合、
本発明のセル電圧検出による充電方式を応用することが
できる。
クPに限らず、ニカドや鉛蓄電池のような他種電池にお
いても、同様な構成で保護回路が接続されている場合、
本発明のセル電圧検出による充電方式を応用することが
できる。
【0052】なお、図1において、8、9、10および
12とオペアンプ13によって構成されるセル検出回路
を充電制御部4に組み込み、IC化してもよい。そうす
れば、一層簡単かつ低コストで本充電方式を実現するこ
とが可能となる。
12とオペアンプ13によって構成されるセル検出回路
を充電制御部4に組み込み、IC化してもよい。そうす
れば、一層簡単かつ低コストで本充電方式を実現するこ
とが可能となる。
【0053】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、電池パッ
ク毎の保護回路のバラツキに影響されず、正確に電池セ
ルの電圧にて充電制御することで、高効率かつ電池性能
劣化を最小限に抑えた充電が可能となり、保護回路が開
放状態にあるような異常電池に対しても安全な制御を行
い、更に、高い精度で充電容量を検出する機能を有する
リチウムイオン2次電池の充電を実現することができ
る。
ク毎の保護回路のバラツキに影響されず、正確に電池セ
ルの電圧にて充電制御することで、高効率かつ電池性能
劣化を最小限に抑えた充電が可能となり、保護回路が開
放状態にあるような異常電池に対しても安全な制御を行
い、更に、高い精度で充電容量を検出する機能を有する
リチウムイオン2次電池の充電を実現することができ
る。
【図1】本発明における実施の形態1のリチウムイオン
2次電池充電方式の回路構成を示すブロック図
2次電池充電方式の回路構成を示すブロック図
【図2】本発明の充電方式における充電特性の一例を示
す特性図
す特性図
【図3】本発明による充電特性と従来方式による充電特
性を比較して示す特性図
性を比較して示す特性図
【図4】リチウムイオン2次電池の電池パックの構成を
示すブロック図
示すブロック図
【図5】従来の充電方式の回路構成を示すブロック図
【図6】従来の充電方式における充電特性の一例を示す
特性図
特性図
1 電池セル 2 保護回路 3 電源部 P 電池パック 4 充電制御部 5 逆流防止ダイオード 6 出力制御用トランジスタ 7 電流検出抵抗 8、9、10、12 セル電圧検出回路用抵抗 11 電池保護用抵抗 13 セル電圧検出回路用オペアンプ A プラス端子 B マイナス端子 C 電池セル負極 S 電池セル負極電位検出端子 P 電池パック
Claims (8)
- 【請求項1】 電池パックに電池セルの性能劣化および
破壊等を防止する保護回路を内蔵して、前記電池セルと
直列に抵抗成分が接続された構成を有するリチウムイオ
ン2次電池充電方式であって、前記電池パックに設けた
前記電池セルの負極電位を電池セル負極電位検出端子に
よって検出し、かつ、直流を出力する電源部と、充電電
流を検出する電流検出抵抗と、前記電池パックの電池セ
ルの電圧を出力するセル電圧検出回路と、規定の充電電
圧以下においては定電流充電を行い、規定の充電電圧に
到達した後は、規定の電圧による定電圧充電を行うよう
に制御する充電制御部とを有して構成する充電回路によ
って、前記電池セルの電圧にて充電制御を行うことを特
徴とするリチウムイオン2次電池充電方式。 - 【請求項2】 充電制御部は、充電開始前に電池セルの
電圧確認を行って、規定電圧以下であれば小電流で充電
を行い、規定電圧まで上昇した後、急速充電を開始する
ように制御するようにしたことを特徴とする請求項1記
載のリチウムイオン2次電池充電方式。 - 【請求項3】 充電制御部は、充電開始前に電池セルの
電圧確認を行って、規定電圧以上であれば電池異常と判
定し、電池セルへの充電を行わないように制御し、同時
に電池異常を表示することを特徴とする請求項2記載の
リチウムイオン2次電池充電方式。 - 【請求項4】 充電制御部は、充電中の電池セルの電圧
を監視することにより前記電池セルの充電容量を検出す
ることを特徴とする請求項3記載のリチウムイオン2次
電池充電方式。 - 【請求項5】 電池パックに電池セルの性能劣化および
破壊等を防止する保護回路を内蔵して、前記電池セルと
直列に抵抗成分が接続された構成を有するリチウムイオ
ン2次電池充電器であって、 前記電池パックに設けた前記電池セルの負極電位を検出
する電池セル負極電位検出端子と、 直流を出力する電源部と、 充電電流を検出する電流検出抵抗と、 前記電池パックの電池セルの電圧を出力するセル電圧検
出回路と、 規定の充電電圧以下においては定電流充電を行い、規定
の充電電圧に到達した後は、規定の電圧による定電圧充
電を行うように制御する充電制御部とを有して充電回路
を構成し、前記充電制御部が前記電池セルの電圧にて充
電制御するよう構成したことを行うことを特徴とするリ
チウムイオン2次電池充電器。 - 【請求項6】 充電制御部は、充電開始前に電池セルの
電圧の確認を行って、規定電圧以下であれば小電流で充
電を行い、規定電圧に上昇後急速充電を開始するように
制御するようにしたことを特徴とする請求項5記載のリ
チウムイオン2次電池充電器。 - 【請求項7】 充電制御部は、充電開始前に電池セルの
電圧確認を行って、規定電圧以上であれば電池異常と判
定し、電池セルへの充電を行わないように制御し、同時
に電池異常を表示することを特徴とする請求項6記載の
リチウムイオン2次電池充電器。 - 【請求項8】 充電制御部は、充電中の電池セルの電圧
を監視することにより前記電池セルの充電容量を検出す
ることを特徴とする請求項7記載のリチウムイオン2次
電池充電器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP36499497A JP3492903B2 (ja) | 1997-12-19 | 1997-12-19 | リチウムイオン2次電池充電方式および充電器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP36499497A JP3492903B2 (ja) | 1997-12-19 | 1997-12-19 | リチウムイオン2次電池充電方式および充電器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11187588A true JPH11187588A (ja) | 1999-07-09 |
JP3492903B2 JP3492903B2 (ja) | 2004-02-03 |
Family
ID=18483179
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP36499497A Expired - Fee Related JP3492903B2 (ja) | 1997-12-19 | 1997-12-19 | リチウムイオン2次電池充電方式および充電器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3492903B2 (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7045990B2 (en) | 2002-09-18 | 2006-05-16 | Fujitsu Limited | Portable device having a charging circuit and semiconductor device for use in the charging circuit of the same |
US7382108B2 (en) | 2003-07-07 | 2008-06-03 | Alps Electric Co., Ltd | Charging apparatus and charging current detecting circuit thereof |
CN102195315A (zh) * | 2010-03-03 | 2011-09-21 | 株式会社东芝 | 串联充放电系统及串联充放电系统中的单元电池的切断方法 |
KR20190023388A (ko) * | 2017-08-29 | 2019-03-08 | 쌍용자동차 주식회사 | 전기 자동차의 충전 제어장치 및 그 방법 |
-
1997
- 1997-12-19 JP JP36499497A patent/JP3492903B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7045990B2 (en) | 2002-09-18 | 2006-05-16 | Fujitsu Limited | Portable device having a charging circuit and semiconductor device for use in the charging circuit of the same |
US7382108B2 (en) | 2003-07-07 | 2008-06-03 | Alps Electric Co., Ltd | Charging apparatus and charging current detecting circuit thereof |
CN102195315A (zh) * | 2010-03-03 | 2011-09-21 | 株式会社东芝 | 串联充放电系统及串联充放电系统中的单元电池的切断方法 |
KR20190023388A (ko) * | 2017-08-29 | 2019-03-08 | 쌍용자동차 주식회사 | 전기 자동차의 충전 제어장치 및 그 방법 |
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Publication number | Publication date |
---|---|
JP3492903B2 (ja) | 2004-02-03 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |