JPH11186997A - スリップ制御処理回路 - Google Patents

スリップ制御処理回路

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Publication number
JPH11186997A
JPH11186997A JP9364924A JP36492497A JPH11186997A JP H11186997 A JPH11186997 A JP H11186997A JP 9364924 A JP9364924 A JP 9364924A JP 36492497 A JP36492497 A JP 36492497A JP H11186997 A JPH11186997 A JP H11186997A
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JP
Japan
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reception
timing setting
timing
transmission
data
Prior art date
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Pending
Application number
JP9364924A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroki Yokohama
宏樹 横浜
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Toyo Communication Equipment Co Ltd
Original Assignee
Toyo Communication Equipment Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Toyo Communication Equipment Co Ltd filed Critical Toyo Communication Equipment Co Ltd
Priority to JP9364924A priority Critical patent/JPH11186997A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡易な回路構成でスリップ制御を行うスリッ
プ制御処理回路を提供すること。 【解決手段】 所定のタイミング信号に基づいて、入力
される受信データを一時保持するとともに、保持したデ
ータを送信データとして出力するバッファメモリ2と、
バッファメモリ2において受信データの入力タイミング
を設定する複数の受信タイミング設定手段3、4と、こ
れら複数の受信タイミング設定手段3、4の中から、任
意の受信タイミング設定手段3、4を選択する選択手段
6と、バッファメモリ2において送信データの出力タイ
ミングを設定する送信タイミング設定手段5と、選択手
段6により選択された受信タイミング設定手段3、4と
送信タイミング設定手段5とから出力される信号をそれ
ぞれ比較し、その比較結果に基づいて、選択手段6によ
り選択すべき受信タイミング設定手段3、4を決定する
比較決定手段7とを備えるように構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、データ通信におけ
るスリップ制御処理回路に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、同じ網内の装置は1つのクロッ
ク信号を基準クロックとして動作しており、データ通信
装置の受信側において位相のズレが生じないように構成
されている。しかし、クロック信号を供給している伝送
路側において、断等による通信障害が発生した場合、デ
ータ通信装置が自走状態となることがある。すると、ク
ロック信号の周波数にズレが生じ、信号の送信元と受信
装置では、互いに異なったクロック信号に基づいて動作
することで、絶えず、微妙に位相が動いている状態とな
る。
【0003】つまり、受信信号のデータ速度と、受信装
置のデータ速度とは異なることになる。この対策とし
て、受信信号のデータ速度と、受信装置のデータ速度と
の速度差を吸収するためのバッファメモリを設けること
が一般的に行われている。この場合、バッファメモリに
対する書き込み速度と読み出し速度とがズレているた
め、書き込み速度より読み出し速度の方が速ければ、同
じデータを2度読み出すことになって、データ誤りが起
こってしまう。また、書き込み速度より読み出し速度の
方が遅ければ、無理に書き込むことによって、まだ読み
出されていないデータが上書きされてしまうなどのデー
タ誤りが起こってしまう。
【0004】このようなデータ誤りをなすがままに行わ
せておいたのでは、データ速度のズレによる被害が大き
くなってしまう。そこで、データ誤りを起こしそうにな
ったら、既に通過したデータ(遅延信号)を挿入した
り、データ(元信号)を抜き去るという操作を行うこと
で、先のデータをバッファメモリに書き込むと同時に、
データまとまりであるパラレルデータの入力区切りを示
す信号(以下、入力区切りを示す信号をパラレル入力タ
イミング信号と呼ぶ)をもデータに合わせてずらすよう
にする。
【0005】このように、故意にデータ誤りを起こさせ
ることによって、パラレルデータ入力の区切りとデータ
との関係とをずらすことなく、データ誤りを起こさない
ような、安全な位置まで位相をずらすことができる。ま
た、この場合、ずらすビット数を固定することによっ
て、誤ったビット数を管理することができる。このよう
な一連の制御をスリップ制御という。
【0006】従来、前述したバッファメモリを有するよ
うな、伝送路終端機能を備えた装置では、データの整形
を行うためのフレームアライナ機能を併せ持ったものが
一般的である。そして、このフレームアライナ機能によ
って受信データ位相と送信データ位相との位相制御を行
っている。詳しくは、受信データと送信データとの両位
相を監視し、両位相の接近や一致を認識した時点で両者
の位相差を再設定するものである。
【0007】図2は、従来のフレームアライナ機能を実
現するための回路構成例を示す図である。同図におい
て、同回路11は、受信データおよび送信データ間にお
ける緩衝用のバッファメモリ12と、バッファメモリ1
2における受信データの入力タイミングを決定するため
の受信位相カウンタ13と、受信位相カウンタ13にお
けるロード値を作成するロード値生成部14と、バッフ
ァメモリ12における送信データの出力イミングを決定
するための送信位相カウンタ15と、受信位相カウンタ
13からの出力と送信位相カウンタ15からの出力と
が、ある一定値以下に接近または一致したか否かを検出
する一致検出部16とを備えている。さらに、ロード値
生成部14は、1/2回路21と、加算回路22とから
構成されている。
【0008】以上の構成において、ロード値生成部14
は、バッファメモリ12に対して設定される容量値の情
報を1/2回路21で2分の1にした値と、一致検出部
16からの位相情報とを加算することで初期ロード値を
生成し、受信位相カウンタ13に出力する。受信位相カ
ウンタ13は、ロード値生成部14から入力されるロー
ド値に基づいて、受信クロックをバッファメモリ12お
よび一致検出部16に出力する。
【0009】そして、一致検出部16において、受信位
相カウンタ13からの出力と送信位相カウンタ15から
の出力との位相が、ある一定値以下に接近または一致し
たと判断した場合、その旨を示す位相情報をロード値生
成部14内の加算回路22に出力し、ロード値生成部1
4は、受信位相カウンタ13に出力するロード値を変更
する。以上の処理を行うことで、スリップ制御を行って
いた。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来のスリップ制御にあっては、受信位相カウンタ
13において計数動作を行わせるためには、ロード値生
成部14によってロード値を生成しなくてはならなかっ
たため、以下に述べるような問題点があった。
【0011】すなわち、ロード値生成部14においてロ
ード値を生成するためには、一致検出部16から出力さ
れるスリップ制御時の位相情報と、バッファメモリ12
に設定される容量値の情報とに基づいて決定する必要が
ある。バッファ容量値の1/2をスリップ制御時の位相
に加算(または、スリップ制御時の位相からバッファ容
量値の1/2を減算)した値をロード値として生成する
こととなる。加算回路22は、メモリ容量に比例して加
算する桁数が増えることから、メモリ容量が大きくなる
と、回路が複雑化する。つまり、その都度ロード値の計
算を行うような回路構成を必要とすることから回路の複
雑化を招くという問題点があった。
【0012】本発明の課題は、上記問題点を解決するた
めになされたものであり、簡易な回路構成で従来と同様
にスリップ制御を行うことのできるスリップ制御処理回
路を提供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明のスリップ制御処
理回路は、所定のタイミング信号に基づいて、入力され
る受信データを一時保持するとともに、保持したデータ
を送信データとして出力するバッファメモリと、バッフ
ァメモリにおいて受信データの入力タイミングを設定す
る複数の受信タイミング設定手段と、これら複数の受信
タイミング設定手段の中から、任意の受信タイミング設
定手段を選択する選択手段と、バッファメモリにおいて
送信データの出力タイミングを設定する送信タイミング
設定手段と、選択手段により選択された受信タイミング
設定手段と送信タイミング設定手段とから出力される信
号をそれぞれ比較し、その比較結果に基づいて、選択手
段により選択すべき受信タイミング設定手段を決定する
比較決定手段とを備えるように構成している。
【0014】この場合、複数の受信タイミング設定手段
は、それぞれ異なる初期値が設定され、設定された初期
値から一定タイミングごとに計数を行うカウンタである
ことが好ましく、また、比較決定手段は、現在選択され
ている受信タイミング設定手段と送信タイミング設定手
段とから入力される各信号の位相差が所定範囲内にある
場合、現在選択されている受信タイミング設定手段を他
の受信タイミング設定手段に切り替えるための制御信号
を、選択手段に出力するように構成することが有効であ
る。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、図示した一実施形態に基づ
いて本発明を詳細に説明する。
【0016】図1は、本実施形態におけるスリップ制御
処理回路の要部構成を示すブロック図である。同図にお
いて、スリップ制御処理回路1は、バッファメモリ2
と、受信位相カウンタ(受信タイミング設定手段)3、
4と、送信位相カウンタ(送信タイミング設定手段)5
と、セレクタ(選択手段)6と、一致検出部(比較決定
手段)7とを備えている。
【0017】バッファメモリ2は、受信データを入力と
し、入力した受信データを送信データとして出力するも
のであり、デュアルポートメモリから構成されている。
また、バッファメモリ2は、後述するセレクタ6からの
出力信号に基づいて受信データを入力し、送信位相カウ
ンタ5からの出力信号に基づいて送信データを出力す
る。
【0018】受信位相カウンタ3および受信位相カウン
タ4は、セレクタ6を介して、バッファメモリ2に対し
て受信データの入力タイミングを決定するための位相情
報を出力するものである。ここで、受信位相カウンタ3
および受信位相カウンタ4に入力されるロード値A、B
は、それぞれ異なる値に設定されており、これによっ
て、受信位相カウンタ3および受信位相カウンタ4から
は、異なるタイミングの位相情報が出力される。
【0019】送信位相カウンタ5は、バッファメモリ2
に対して送信データの出力タイミングを決定するための
位相情報を出力するものである。セレクタ6は、バッフ
ァメモリ2に対して受信データの入力タイミングを決定
するための受信位相カウンタとして、受信位相カウンタ
3または受信位相カウンタ4のいずれか1つを選択する
ものである。この選択は、一致検出部7から出力される
位相情報に基づいて行われ、受信位相カウンタ3または
受信位相カウンタ4と送信位相カウンタ5との位相差が
一定値以下となると切り替えを行う。
【0020】一致検出部7は、セレクタ6によって選択
された受信位相カウンタ3または受信位相カウンタ4と
送信位相カウンタ5との出力信号の位相差が一定値以下
となっているか否かを検出するものであり、一定値以下
となっていた場合、セレクタ6に対して、受信位相カウ
ンタの切替制御信号を出力する。
【0021】次に、上述の実施形態におけるスリップ制
御処理回路の動作例を説明する。まず、スリップ制御時
の位相差情報を受信位相カウンタ3および受信位相カウ
ンタ4に与える。これは、ロード値A、Bの差によって
予め初期設定しておく。一致検出部7によって受信位相
カウンタ出力と送信位相カウンタとの所定範囲内での一
致を検出したとき、セレクタ6からの出力制御信号を切
り替えることで、スリップ制御を行うものである。
【0022】このように構成すれば、従来例のように、
バッファメモリ2の容量値およびスリップ制御時での位
相情報を元ににして位相差を決定し、再ロードを行う必
要がなくなり、単にセレクタ6による切り替え制御だけ
でよいから、従来のようなロード値を生成するためのロ
ード値生成部を不要とし、簡素な回路構成が可能とな
る。
【0023】以上説明したように、本実施形態では、バ
ッファメモリの容量値とは無関係に、スリップ制御時に
おける位相制御を可能とするため、回路の簡素化を図る
ことができる。さらに、バッファメモリの容量値を容易
に可変とすることができ、回路構成上、著しい効果があ
る。
【0024】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、バッファメモリに対する容量値の情報に頼る
ことなく、バッファメモリに対する受信データのタイミ
ング信号を得ることができるので、回路構成を簡素化す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施形態におけるフレームアライナ機能を実
現するための回路構成例を示す図である。
【図2】従来のフレームアライナ機能を実現するための
回路構成例を示す図である。
【符号の説明】
1 スリップ制御処理回路 2 バッファメモリ 3 受信位相カウンタ(受信タイミング設定手段) 4 受信位相カウンタ(受信タイミング設定手段) 5 送信位相カウンタ(送信タイミング設定手段) 6 セレクタ(選択手段) 7 一致検出部(比較決定手段) 11 フレームアライナ回路 12 バッファメモリ 13 受信位相カウンタ 14 ロード値生成部 15 送信位相カウンタ 16 一致検出部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】所定のタイミング信号に基づいて、入力さ
    れる受信データを一時保持するとともに、保持したデー
    タを送信データとして出力するバッファメモリと、 前記バッファメモリにおいて受信データの入力タイミン
    グを設定する複数の受信タイミング設定手段と、 これら複数の受信タイミング設定手段の中から、任意の
    受信タイミング設定手段を選択する選択手段と、 前記バッファメモリにおいて送信データの出力タイミン
    グを設定する送信タイミング設定手段と、 前記選択手段により選択された受信タイミング設定手段
    と前記送信タイミング設定手段とから出力される信号を
    それぞれ比較し、その比較結果に基づいて、前記選択手
    段により選択すべき受信タイミング設定手段を決定する
    比較決定手段と、 を備えることを特徴とするスリップ制御処理回路。
  2. 【請求項2】前記複数の受信タイミング設定手段は、そ
    れぞれ異なる初期値が設定され、設定された初期値から
    一定タイミングごとに計数を行うカウンタであることを
    特徴とする請求項1記載のスリップ制御処理回路。
  3. 【請求項3】前記比較決定手段は、現在選択されている
    受信タイミング設定手段と前記送信タイミング設定手段
    とから入力される各信号の位相差が所定範囲内にある場
    合、現在選択されている受信タイミング設定手段を他の
    受信タイミング設定手段に切り替えるための制御信号
    を、前記選択手段に出力することを特徴とする請求項1
    または2記載のするスリップ制御処理回路。
JP9364924A 1997-12-19 1997-12-19 スリップ制御処理回路 Pending JPH11186997A (ja)

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JP9364924A JPH11186997A (ja) 1997-12-19 1997-12-19 スリップ制御処理回路

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JP9364924A JPH11186997A (ja) 1997-12-19 1997-12-19 スリップ制御処理回路

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JPH11186997A true JPH11186997A (ja) 1999-07-09

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ID=18482996

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JP9364924A Pending JPH11186997A (ja) 1997-12-19 1997-12-19 スリップ制御処理回路

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