JPH11184965A - 帳票識別登録装置 - Google Patents

帳票識別登録装置

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JPH11184965A
JPH11184965A JP9355631A JP35563197A JPH11184965A JP H11184965 A JPH11184965 A JP H11184965A JP 9355631 A JP9355631 A JP 9355631A JP 35563197 A JP35563197 A JP 35563197A JP H11184965 A JPH11184965 A JP H11184965A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ID文字が記載されていない帳票であっても
識別することができるとともに、簡易に帳票登録を行う
ことができ、しかも帳票の識別精度を高くすることがで
きる帳票識別登録装置を得ること。 【解決手段】 本発明は帳票のディジタル画像データか
ら識別候補の構成要素の帳票領域を得る帳票画像入力部
10と、帳票領域の中から構成要素を抽出する構成要素
抽出部11と、複数の構成要素の中から文字パターン等
の条件を満たす構成要素を選択する第1の構成要素選択
部12と、上記第1の構成要素から特徴部分を抽出した
後、これと登録済帳票データ106とを照合する照合部
13と、第1の構成要素の中から登録済帳票データ10
6の構成要素と明確に識別可能な第2の構成要素を選択
する第2の構成要素選択部14と、第2の構成要素等を
登録データ105として帳票識別辞書部16に登録する
登録部15とを有している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、各種帳票の識別・
登録に用いられる帳票識別登録装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、多種の帳票を一括して読みと
る場合には、帳票の種別を識別する帳票識別登録装置が
用いられている。また、上記帳票の所定位置には、当該
帳票の種別を示すID文字が記載されている。このよう
な、帳票識別登録装置においては、上記ID文字が読み
とられた結果に基づいて、各帳票に対応するフォーマッ
トが決定された後、該フォーマットに従って帳票の各フ
ィールド内の内容が読みとられる。
【0003】また、特開平7−152856号公報に
は、帳票において識別に用いるべき領域(以下、識別領
域と称する)をオペレータがマウス操作により予め登録
しておく装置について開示されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、銀行や郵便
局等の業務においては、発行先が多岐にわたり、しかも
業務の種類が多いため、上述したID文字が記載されて
いない帳票も取り扱われる。従って、従来の帳票識別登
録装置においては、ID文字が記載されていない帳票を
識別することができないという欠点があった。また、特
開平7−152856号公報に開示されている装置にお
いては、帳票数が多いと登録に多大なる労力がかかると
ともに、識別領域が有効であるか否かを登録時に検証す
ることができないため、当該帳票の識別精度が低いとい
う問題があった。本発明はこのような背景の下になされ
たもので、ID文字が記載されていない帳票であっても
識別することができるとともに、簡易に帳票登録を行う
ことができ、しかも帳票の識別精度を高くすることがで
きる帳票識別登録装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、登録すべき帳票の画像データを得る撮像手段と、前
記画像データに基づいて、前記帳票における未登録構成
要素を抽出する構成要素抽出手段と、既に登録済みの帳
票の登録済帳票データを記憶する記憶手段と、前記登録
済帳票データから得られる登録済みの帳票の登録済構成
要素と、前記未登録構成要素とを照合する照合手段と、
前記照合手段の照合結果に基づいて、前記未登録構成要
素の中から、前記登録済構成要素に対して識別可能な構
成要素を選択する選択手段と、前記画像データと該画像
データに対応する前記識別可能な構成要素とを前記記憶
手段に登録する登録手段とを具備することを特徴とす
る。また、請求項2に記載の発明は、登録すべき帳票の
画像データを得る撮像手段と、前記画像データに対して
複数のしきい値を用いて2値化を行う2値化手段と、前
記2値化手段により得られる複数の2値化画像から、前
記帳票における複数の未登録構成要素を各々抽出する構
成要素抽出手段と、前記複数の未登録構成要素の相互間
において、未登録構成要素の領域の変動を認識して、前
記変動が少ない未登録構成要素を選択する第1の選択手
段と、既に登録済みの帳票の登録済帳票データを記憶す
る記憶手段と、前記登録済帳票データから得られる登録
済みの帳票の登録済構成要素と、前記第1の選択手段に
より選択された未登録構成要素とを照合する照合手段
と、前記照合手段の照合結果に基づいて、前記未登録構
成要素の中から、前記登録済構成要素に対して識別可能
な構成要素を選択する第2の選択手段と、前記画像デー
タと該画像データに対応する前記識別可能な構成要素と
を前記記憶手段に登録する登録手段とを具備することを
特徴とする。また、請求項3に記載の発明は、請求項1
または2に記載の帳票識別登録装置において、前記照合
手段は、前記未登録構成要素の領域の大きさを変化させ
ながら照合を行うことを特徴とする。
【0006】
【発明の実施の形態】<第1実施形態>以下、図面を参
照して本発明の実施形態について説明する。図1は本発
明の第1実施形態による帳票識別登録装置の構成を示す
ブロック図である。この図において、10は、帳票画像
入力部であり、イメージスキャナ(図示略)、ディジタ
ルカメラ等の撮像装置により得られた、登録すべき帳票
のディジタル画像データから、例えば、図2(a)に示
す帳票領域200に対応する識別領域データ100を得
る。帳票領域200においては、「入金伝票」なる文字
(帳票タイトル文字)と、該文字の下方に矩形欄(枠内
領域)とが存在している。ここで、登録に用いられる帳
票としては、金額、住所、氏名等が記載されていない未
記入のものが用いられる。
【0007】11は、構成要素抽出部であり、識別領域
データ100から得られる帳票領域200(図2(a)
参照)の中から、2値化、ラベリング、投影等の手法に
より、文字、矩形欄等の構成要素を抽出し、抽出結果を
構成要素抽出データ101として出力する。12は、第
1の構成要素選択部であり、構成要素抽出データ101
から得られる複数の構成要素の中から、文字パターン、
配置の規則性に関する以下の条件1〜3のうちいずれ
か、または2以上の条件を同時に満たす構成要素を選択
して、選択結果を第1の構成要素データ102として出
力する。
【0008】<<条件1:帳票タイトル文字を帳票識別
に用いる場合>> ・文字パターンの大きさ:一辺の長さが3mm〜10m
mであること ・文字の配置の規則性 :ほぼ等ピッチで水平もしくは
水平方向に配列されており、各々の幅や高さが揃ってい
ること <<条件2:帳票の各枠内領域を帳票識別に用いる場合
>> ・枠内領域が閉領域であること ・枠内領域が矩形であること ・枠内領域の大きさ:短辺の長さが5mm以上であるこ
と ・方向:各辺が水平方向もしくは垂直方向であること <<条件3:アンダーライン等の線分を帳票識別に用い
る場合>> ・線幅:各線分毎にほぼ一定であり、0.125mm〜
0.5mmであること ・線分の長さ:5mm以上であること ・方向:ほぼ水平もしくは垂直方向であること
【0009】13は、第1の構成要素データ102より
得られる第1の構成要素から特徴部分を抽出した後、帳
票識別辞書部16に予め登録されている登録済帳票デー
タ106とを照合して、照合結果を照合データ103と
して出力する。この照合部13の動作の詳細については
後述する。帳票識別辞書部16は、例えば、図2(c)
および(e)に示す他の帳票300および400の登録
済帳票データ106を記憶する記憶装置から構成されて
いる。
【0010】14は、第2の構成要素選択部であり、照
合データ103に基づいて、第1の構成要素選択データ
102から得られる第1の構成要素の中から、登録済帳
票データ106の構成要素と明確に識別可能な第2の構
成要素を選択して、選択結果を第2の構成要素データ1
04として出力する。15は、登録部であり、第2の構
成要素データ104から得られる第2の構成要素および
識別領域データ100を登録データ105として帳票識
別辞書部16に登録する。
【0011】次に、上述した第1実施形態による帳票識
別登録装置の動作について説明する。図1において、イ
メージスキャナ(図示略)等の撮像装置により得られ
た、登録すべき帳票のディジタル画像データが帳票画像
入力部10に入力されると、帳票画像入力部10は、図
2(a)に示す帳票領域200に対応する識別領域デー
タ100を得た後、これを構成要素抽出部11へ出力す
る。
【0012】次に、構成要素抽出部11は、図2(a)
に示す帳票領域200の中から、例えば、「入金伝票」
および該文字の下方に位置する矩形欄(枠内領域)を構
成要素として抽出した後、抽出結果を構成要素抽出デー
タ101として第1の構成要素選択部12へ出力する。
【0013】これにより、第1の構成要素選択部12
は、構成要素抽出データ101から得られる複数の構成
要素の中から、例えば、上述した条件1を満たす構成要
素を抽出する。具体的には、第1の構成要素選択部12
は、図2(a)に示す「入金伝票」および矩形欄のう
ち、条件1を満たす図2(b)に示す「入金伝票」を第
1の構成要素として選択する。次いで、第1の構成要素
選択部12は、図2(b)に示す「入金伝票」なる文字
および「入金伝票」の各文字が存在している矩形の文字
識別領域200a〜200dのデータを第1の構成要素
データ102として照合部13へ出力する。
【0014】これにより、照合部13は、まず、図2
(c)に示す登録済みの帳票300に関する登録済帳票
データ106を帳票識別辞書部16から読み出す。次い
で、照合部13は、登録済帳票データ106から、図2
(b)に示す文字識別領域200a〜200dに対応す
る、帳票300における文字識別領域300a〜300
d(図2(d)参照)を抽出する。図2(d)に示す文
字識別領域300a〜300dにおいては、「気金込
扱」なる文字が存在している。
【0015】次に、照合部13は、図3(a)に示す文
字識別領域200a〜200dに各々存在してる文字
「入金伝票」と、図3(b)に示す文字識別領域300
a〜300dに存在している「気金込扱」とを領域単位
で照合して、一致または近似している文字があるかを判
断する。図3(a)および(b)に示す例では、照合部
13は、文字識別領域200bに存在している「金」
と、文字識別領域300bに存在している「金」とが一
致しており、他の文字同士が不一致であるという、照合
結果を照合データ103として第2の構成要素選択部1
4へ出力する。
【0016】上述した動作と同様にして、照合部13
は、図2(e)に示す登録済みの帳票400に関する登
録済帳票データ106を帳票識別辞書部16から読み出
す。次いで、照合部13は、登録済帳票データ106か
ら、図2(b)に示す文字識別領域200a〜200d
に対応する、帳票400における文字識別領域400a
〜400d(図2(f)参照)を抽出する。図2(f)
に示す文字識別領域300a〜300dにおいては、罫
線の一部と、読解不可能な文字の一部が各々存在してい
る。
【0017】次に、照合部13は、図3(a)に示す文
字識別領域200a〜200dに各々存在してる文字
「入金伝票」と、図3(c)に示す文字識別領域400
a〜400dに存在している罫線の一部および文字の一
部とを領域単位で照合して、一致または近似している文
字があるかを判断する。図3(a)および(b)に示す
例では、照合部13は、すべて不一致である、という照
合結果を第2の構成要素選択部14へ出力する。
【0018】そして、第2の構成要素選択部14は、照
合データ103に基づいて、第1の構成要素選択データ
102から得られる第1の構成要素の中から、登録済帳
票データ106と明確に識別可能な第2の構成要素を選
択する。今の場合、第2の構成要素選択部14は、第2
の構成要素として「入金伝票」のうち「入伝票」を選択
した後、これを登録データ105として登録データ10
5へ出力する。これにより、登録部15は、登録データ
105(「入伝票」)および識別領域データ100を登
録データ105として登録済帳票データ106に登録す
る。
【0019】以上説明したように、上述した第1実施形
態による帳票識別登録装置によれば、識別すべき構成要
素が自動的に抽出されるので、簡易に簡易に帳票登録を
行うことができる。また、上述した第1実施形態による
帳票識別登録装置によれば、第2の構成要素選択部14
により、識別時に有効な第2の構成要素が選択されるの
で、識別精度を向上させることができる。
【0020】<第2実施形態>次に、本発明の第2実施
形態による帳票識別登録装置の構成について図1を参照
して説明する。第2実施形態による帳票識別登録装置に
おいては、図1に示す照合部13、第2の構成要素選択
部14、登録部15および帳票識別辞書部16の機能が
第1実施形態による帳票識別登録装置と同様であるので
その説明を省略する。従って、以下の説明においては、
帳票画像入力部10、構成要素抽出部11および照合部
13の機能について説明する。
【0021】第2実施形態における帳票画像入力部10
には、必ず多値のディジタル画像データが入力される。
従って、帳票画像入力部10は、例えば、図4(a)に
示す帳票領域500に対応する識別領域データ100を
得る。この帳票領域500においては、領域500aに
存在している「東京都」なる文字(帳票タイトル文字)
が濃く、一方、領域500bに存在している「個人市民
税」なる文字が薄い。
【0022】構成要素抽出部11は、識別領域データ1
00から得られる帳票画像領域500の画像データに対
して、例えば、高しきい値および低しきい値という、2
種類のスライスレベルによる2値化処理を行うことによ
り、文字、矩形欄等の構成要素を抽出し、抽出結果を構
成要素抽出データ101として出力する。この構成要素
抽出部11の動作の詳細については後述する。
【0023】第1の構成要素選択部12は、構成要素抽
出データ101から得られる複数の構成要素の中から、
文字パターン、配置の規則性に関する上述した条件1〜
3のうちいずれか、または2以上の条件を同時満たす構
成要素を選択する。さらに、第1の構成要素選択部12
は、選択された構成要素について分散値を求め、この分
散値に基づいて、選択された構成要素についてさらに選
択を行う。この第1の構成要素選択部12における分散
値を求める処理の詳細については、後述する。
【0024】次に、上述した第2実施形態による帳票識
別登録装置の動作について説明する。図1において、イ
メージスキャナ(図示略)等の撮像装置により得られ
た、登録すべき帳票の多値のディジタル画像データが帳
票画像入力部10に入力されると、帳票画像入力部10
は、例えば、図2(4)に示す帳票領域500に対応す
る識別領域データ100を得た後、これを構成要素抽出
部11へ出力する。
【0025】次に、構成要素抽出部11は、識別領域デ
ータ100から得られる帳票画像領域500の画像デー
タに対して、はじめに、低しきい値のスライスレベルに
よる2値化処理を行う。図4(b)は、上記2値化処理
の結果を示す図であり、この図からわかるように、スラ
イスレベルが低いため、濃い「東京都」なる構成要素は
もとより、薄い「個人市民税」なる構成要素をも抽出さ
れている。ここで、図4(b)に示す501a〜501
cは、「東京都」なる各文字の文字識別領域であり、文
字識別領域502a〜502eは、「個人市民税」なる
各文字の文字識別領域である。そして、構成要素抽出部
11は、図4(b)に示す抽出結果を構成要素抽出デー
タ101として出力する。
【0026】次に、構成要素抽出部11は、識別領域デ
ータ100から得られる帳票画像領域500のデータに
対して、高しきい値のスライスレベルによる2値化処理
を行う。図4(c)は、上記2値化処理の結果を示す図
であり、この図からわかるように、スライスレベルが高
いため、濃い「東京都」なる構成要素が抽出されている
が、薄い「個人市民税」なる構成要素がほとんど抽出さ
れていない。ここで、図4(c)に示す501a’〜5
01c’は、「東京都」なる各文字の文字識別領域50
1であり、文字識別領域502a’〜502e’は、
「個人市民税」なる各文字の文字識別領域である。そし
て、構成要素抽出部11は、図4(c)に示す抽出結果
を構成要素抽出データ101として第1の構成要素選択
部12へ出力する。
【0027】次に、第1の構成要素選択部12は、構成
要素抽出データ101に基づいて、図4(b)に示す文
字識別領域501a〜501cの各面積と、これに対応
する図4(c)に示す文字識別領域501a’〜501
c’の各面積とを領域単位で比較することにより、分散
値を求める。今の例では、第1の構成要素データ102
は、両者の面積が同一であるため、分散値が小さいもの
とする。次いで、第1の構成要素データ102は、構成
要素抽出データ101に基づいて、図4(b)に示す文
字識別領域502a〜502eの各面積と、これに対応
する図4(c)に示す文字識別領域502a’〜502
e’の各面積とを領域単位で比較することにより、分散
値を求める。今の例では、第1の構成要素データ102
は、文字識別領域502a’〜502e’の各面積が、
文字識別領域502a〜502eの各面積に比して小で
あるため、分散値が大きいものとする。
【0028】次に、第1の構成要素選択部12は、上述
した分散値が大きい構成要素抽出データ101から得ら
れる複数の構成要素の中から、例えば、上述した条件1
を満たす構成要素を抽出する。具体的には、第1の構成
要素選択部12は、図4(a)に示す「東京都」および
「個人市民税」のうち、分散値が大きくかつ条件1を満
たす図4(b)に示す「東京都」を第1の構成要素とし
て選択する。次いで、第1の構成要素選択部12は、図
4(b)に示す「東京都」なる文字および「東京都」の
各文字が存在している矩形の文字識別領域501a〜5
01cのデータを第1の構成要素データ102として照
合部13へ出力する。以下、照合部13、第2の構成要
素選択部14、登録部15においては、第1実施形態に
よる帳票識別登録装置の動作と同様の動作が行われる。
【0029】以上説明したように、上述した第2実施形
態による帳票識別登録装置によれば、第1の構成要素選
択部12により、図4(a)に示す「東京都」および
「個人市民税」のうち、分散値が大きくかつ条件1を満
たす図4(b)に示す「東京都」が第1の構成要素とし
て選択されるので、帳票の画質が悪い場合であっても、
第1の構成要素(第2の構成要素)を安定的に抽出する
ことができる。従って、上述した第2実施形態による帳
票識別登録装置によれば、帳票の画質に変動があって
も、識別精度を落とすことなく安定的に帳票の識別を行
うことができる。
【0030】以上、本発明の実施形態について図面を参
照して詳述してきたが、具体的な構成例はこの実施形態
に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範
囲の設計変更等があっても本発明に含まれる。例えば、
上述した第1および第2実施形態による帳票識別登録装
置においては、帳票画像入力部10に入力されるディジ
タル画像データがカラー画像データである場合、色分離
処理を行った後、ラベリングや投影手法などの領域分割
手法を用いればよい。
【0031】また、上述した第1および第2実施形態に
よる帳票識別登録装置において、ディジタル画像データ
の種類は問わない。このディジタル画像データとして
は、白黒2値画像データ、白黒多値画像データ、カラー
画像データ等が挙げられる。また、上述した第1および
第2実施形態による帳票識別登録装置においては、図2
(b)に示す帳票領域200a〜200dの大きさのま
ま、登録済みの帳票300(図2(c)参照)に対して
照合を行っているが、帳票領域200a〜200dの大
きさを拡大させて照合するか、または帳票領域200a
〜200dの位置をずらして照合してもよい。従って、
この場合には、帳票領域200から文字識別領域200
a〜200dを切り出すときの位置ずれ、スキュー等を
補正することができ、ひいては帳票の識別精度を向上さ
せることができる。
【0032】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1に記載の
発明によれば、選択手段により、未登録構成要素の中か
ら、登録済構成要素に対して識別可能な構成要素が自動
的に選択されるので、ID文字が記載されていない帳票
であっても識別することができるとともに、簡易に帳票
登録を行うことができ、さらに識別精度を向上させるこ
とができる。また、請求項2に記載の発明によれば、
未登録構成要素の領域の変動が少ないものが選択される
ので、帳票の画質に変動があっても、識別精度を落とす
ことなく安定的に帳票の識別を行うことができる。ま
た、請求項3に記載の発明によれば、未登録構成要素の
領域の大きさを変化させながら照合が行われるので、帳
票の位置ずれを補正することができ、ひいては帳票の識
別精度を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1実施形態による帳票識別登録装
置の構成を示すブロック図である。
【図2】 同第1実施形態による帳票識別登録装置の動
作を説明する図である。
【図3】 同第1実施形態による帳票識別登録装置の動
作を説明する図である。
【図4】 同第2実施形態による帳票識別登録装置の動
作を説明する図である。
【符号の説明】 10 帳票画像入力部 11 構成要素抽出部 12 第1の構成要素選択部 13 照合部 14 第2の構成要素選択部 15 登録部 16 帳票識別辞書部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 登録すべき帳票の画像データを得る撮像
    手段と、 前記画像データに基づいて、前記帳票における未登録構
    成要素を抽出する構成要素抽出手段と、 既に登録済みの帳票の登録済帳票データを記憶する記憶
    手段と、 前記登録済帳票データから得られる登録済みの帳票の登
    録済構成要素と、前記未登録構成要素とを照合する照合
    手段と、 前記照合手段の照合結果に基づいて、前記未登録構成要
    素の中から、前記登録済構成要素に対して識別可能な構
    成要素を選択する選択手段と、 前記画像データと該画像データに対応する前記識別可能
    な構成要素とを前記記憶手段に登録する登録手段と、 を具備することを特徴とする帳票識別登録装置。
  2. 【請求項2】 登録すべき帳票の画像データを得る撮像
    手段と、 前記画像データに対して複数のしきい値を用いて2値化
    を行う2値化手段と、 前記2値化手段により得られる複数の2値化画像から、
    前記帳票における複数の未登録構成要素を各々抽出する
    構成要素抽出手段と、 前記複数の未登録構成要素の相互間において、未登録構
    成要素の領域の変動を認識して、前記変動が少ない未登
    録構成要素を選択する第1の選択手段と、 既に登録済みの帳票の登録済帳票データを記憶する記憶
    手段と、 前記登録済帳票データから得られる登録済みの帳票の登
    録済構成要素と、前記第1の選択手段により選択された
    未登録構成要素とを照合する照合手段と、 前記照合手段の照合結果に基づいて、前記未登録構成要
    素の中から、前記登録済構成要素に対して識別可能な構
    成要素を選択する第2の選択手段と、 前記画像データと該画像データに対応する前記識別可能
    な構成要素とを前記記憶手段に登録する登録手段と、 を具備することを特徴とする帳票識別登録装置。
  3. 【請求項3】 前記照合手段は、前記未登録構成要素の
    領域の大きさを変化させながら照合を行うことを特徴と
    する請求項1または2に記載の帳票識別登録装置。
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