JPH11182344A - ガスタービンの多軸推力偏向ノズル - Google Patents

ガスタービンの多軸推力偏向ノズル

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JPH11182344A
JPH11182344A JP9366524A JP36652497A JPH11182344A JP H11182344 A JPH11182344 A JP H11182344A JP 9366524 A JP9366524 A JP 9366524A JP 36652497 A JP36652497 A JP 36652497A JP H11182344 A JPH11182344 A JP H11182344A
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JP
Japan
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ring
flap
gas turbine
flaps
synchronous
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JP9366524A
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English (en)
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Noriyuki Nakamura
則之 中村
Shunji Sukai
俊二 須貝
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IHI Corp
Original Assignee
IHI Corp
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Publication date
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02TCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
    • Y02T50/00Aeronautics or air transport
    • Y02T50/40Weight reduction

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  • Support Of The Bearing (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 コンバージェントフラップとダイバージェン
トフラップによるのど部の開口面積、出口面積および噴
射方向を簡単な機構で変えることができ、重量の軽減を
図ることができるガスタービンの多軸推力偏向ノズルを
提供すること。 【解決手段】 排気ダクト21の外周の接線方向の軸2
2の回りに回動するコンバージェントフラップ23とそ
の先端部で平行な軸24の回りに回動可能なダイバージ
ェントフラップ25とをそれぞれ複数個取付け、これら
を操作する同期リング26を球面軸受29を介して同心
上に配置する。内側同期リング27の並進でコンバージ
ェントフラップ23を操作し、外側同期リング28の移
動でダイバージェントフラップ25を操作する。これに
より、内側同期リング27と外側同期リング28との球
面接触で互いが支持でき、独立して支持する場合に比べ
支持構造の簡素化を図り、重量の軽減も図る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、ガスタービンの
多軸推力偏向ノズルに関し、コンバージェントフラップ
とダイバージェントフラップを同期して動かすそれぞれ
の同期リングを同心上に配置して支持構造の簡素化と重
量の軽減を図るようにしたものである。
【0002】
【従来の技術】ガスタービンが搭載された航空機では、
機体のフラップ等による操縦に加え、ガスタービンの排
気ガスの噴射方向を中心軸方向後方だけでなく、偏向ノ
ズルを設けることでピッチ方向やヨー方向など任意の方
向に偏向して操縦性を高めることが行われている。
【0003】従来の偏向ノズルは、例えば図2および図
3に、特開平2−275050号公報に開示された推力
ベクトル操作装置を示すように、排気ダクト1の後端部
に、排気ダクト1の外周円の接線方向の軸2の回りに回
動するコンバージェントフラップ3を円周方向に複数個
取付けて略円筒状をなすように配置してノズルののど部
の開口面積を可変にできるようにし、さらに、これらコ
ンバージェントフラップ3の先端部に軸2と平行な軸4
の回りに回動するダイバージェントフラップ5を円周方
向に複数個取付けて略円筒状を成すように配置してノズ
ルの出口面積を可変にするとともに噴射方向を変えるこ
とができるようにしてある。
【0004】そして、偏向操作を行うため、ダイバージ
ェントフラップ5の外側に外側フラップ6が配置されて
先端部同志がピン7で連結されるとともに、外側フラッ
プ6の基端部がコンバージェントフラップ3の外周前方
に配置された同期リング8にピン9で連結され、この同
期リング8を円周等間隔に配置した3本のアクチュエー
タ10と3本の支持ロッド11で支持するようになって
いる。
【0005】これにより、同期リング8を排気ダクト1
の前後方向に往復移動することで出口面積を大きくした
り小さくすることができ、同期リング8を排気ダクト1
の中心軸に対して傾けることで噴射方向をピッチ方向や
ヨー方向など任意の方向に変えることができる。
【0006】さらに、コンバージェントフラップ3の外
周後方に同期リング12が配置されて排気ダクト1の円
周等間隔に配置した4本のアクチュエータ13で支持さ
れ、同期リング12のカムローラ14がコンバージェン
トフラップ3の外周に形成されたカム15と噴射ガスの
圧力で接触するようになっており、同期リング12を排
気ダクト1の中心軸方向に往復移動することでノズルの
のど部の開口面積を変更できるようになっている。
【0007】したがって、コンバージェントフラップ3
を同期リング12の操作によってノズルののど部の開口
面積を変え、この状態を保持したまま同期リング8を操
作することで、ダイバージェントフラップ5による出口
面積と噴射方向の偏向ができることになる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の偏向
ノズルでは、コンバージェントフラップ3を操作する同
期リング12とダイバージェントフラップ5を操作する
同期リング8を排気ダクト1の後方の空間内に支持しな
がら前後動や傾動しなければならず、同期リング8を3
本のアクチュエータ10と3本の支持ロッド11で支持
する一方、同期リング12を4本のアクチュエータ13
で支持するようにしており、構造が複雑であるととも
に、重量が重くなるという問題がある。
【0009】この発明は、かかる従来技術の課題に鑑み
てなされたもので、コンバージェントフラップとダイバ
ージェントフラップによるのど部の開口面積、出口面積
および噴射方向を簡単な機構で変えることができるとと
もに、重量の軽減を図ることができるガスタービンの多
軸推力偏向ノズルを提供しようとするものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、この発明の請求項1に記載のガスタービンの多軸推
力偏向ノズルは、ガスタービンの排気ダクト後方に設け
られ噴射口面積と噴射方向を変えるガスタービンの多軸
推力偏向ノズルであって、前記排気ダクトの後端部外周
に当該排気ダクトの外周における接線方向の軸回りに回
動可能なコンバージェントフラップを複数個取付けると
ともに、これらコンバージェントフラップの先端部に当
該複数個のコンバージェントフラップの回動軸と平行な
軸回りに回動可能なダイバージェントフラップを複数個
取付ける一方、前記コンバージェントフラップの外周に
外側が球面の一部をなす球面軸受で構成され排気ダクト
の軸方向に並進駆動することでこれらコンバージェント
フラップを回動させて噴射口面積を変える内側同期リン
グと、この内側同期リングの球面軸受の外周同心上に球
面接触して駆動されダイバージェントフラップの回動と
偏向を行う外側同期リングとからなる同期球面リングを
設けたことを特徴とするものである。
【0011】このガスタービンの多軸推力偏向ノズルに
よれば、排気ダクトの外周の接線方向の軸回りに回動す
るコンバージェントフラップとその先端部で平行な軸回
りに回動可能なダイバージェントフラップとをそれぞれ
複数個取付け、これらを操作する同期リングを球面軸受
を介して同心上に配置して内側同期リングの並進でコン
バージェントフラップを操作するとともに、外側同期リ
ングの移動でダイバージェントフラップの操作をするよ
うにしており、内側同期リングと外側同期リングとの球
面接触で互いを支持できるようになり、独立して支持す
る場合に比べ支持構造の簡素化を図ることができ、重量
の軽減も図れるようになる。
【0012】また、この発明の請求項2に記載のガスタ
ービンの多軸推力偏向ノズルは、請求項1記載の構成に
加え、前記内側同期リングと前記外側同期リングで構成
した同期球面リングを駆動するアクチュエータをそれぞ
れに設け、内側同期リングを固定して外側同期リングの
みを前記アクチュエータで駆動してダイバージェントフ
ラップの角度を変えて偏向するとともに、2つのアクチ
ュエータにより内外側同期リングを駆動してコンバージ
ェントフラップを作動させるとともに、これに応じてダ
イバージェントフラップも一定比率で連動させることを
特徴とするものである。
【0013】このガスタービンの多軸推力偏向ノズルに
よれば、同期球面リングを構成する内側同期リングと外
側同期リングにそれぞれアクチュエータを取付け、内側
同期リングを固定して外側同期リングのみを駆動してダ
イバージェントフラップの角度を変えて偏向するととも
に、2つのアクチュエータにより内外側同期リングを駆
動してコンバージェントフラップを作動させるととも
に、これに応じてダイバージェントフラップも一定比率
で駆動するようにしており、構造の簡素化と重量の軽減
に加え、アクチュエータの操作によるコンバージェント
フラップの動きによってダイバージェントフラップも一
定の比率で連動するものの、噴射口面積(のど部の開口
面積、出口面積)および噴射方向を変えることができる
ようになる。
【0014】さらに、この発明の請求項3に記載のガス
タービンの多軸推力偏向ノズルは、請求項1または2記
載の構成に加え、前記同期球面リングをスフェリカルベ
アリングで構成したことを特徴とするものである。
【0015】このガスタービンの多軸推力偏向ノズルに
よれば、同期球面リングとしてスフェリカルベアリング
を用いるようにしており、構造の簡素化と重量の軽減に
加え、簡単に同期球面リングを実現することができるよ
うになる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、この発明の一実施の形態を
図面に基づき詳細に説明する。図1はこの発明のガスタ
ービンの多軸推力偏向ノズルの一実施の形態にかかる概
略縦断面図およびB部の拡大斜視図である。
【0017】このガスタービンの多軸推力偏向ノズル2
0では、排気ダクト21の後端部に、排気ダクト21の
外周を構成する円の接線方向(図1(a)では、上下の
みが図示される紙面に垂直な方向)の軸22の回りに回
動するコンバージェントフラップ23を円周方向に複数
個取付けて略円筒状をなすように配置してノズルののど
部の開口面積At を可変にできるようにしてある。
【0018】さらに、これらコンバージェントフラップ
23の先端部に軸2と平行(図1(a)では、上下のみ
が図示される紙面に垂直な方向)な軸24の回りに回動
するダイバージェントフラップ25を円周方向に複数個
取付けて略円筒状をなすように配置してノズルの出口面
積Ao を可変にするとともに、噴射方向を変えて推力の
作用方向を変えることができるようにしてある。
【0019】そして、これらコンバージェントフラップ
23およびダイバージェントフラップ25の面積変更操
作や偏向操作を行うため、コンバージェントフラップ3
の外周部に同期球面リング26が配置されており、この
同期球面リング26が内側同期リング27と外側同期リ
ング28で構成され、互いが排気ダクト21の中心軸L
と同心の球面の一部で構成される球面軸受29を介して
接触する状態で配置されている。ここでは、球面軸受2
9としてスフェリカルベアリングが用いられている。
【0020】これら内側同期リング27と外側同期リン
グ28とがそれぞれ排気ダクト21の外側面に取付けた
少なくとも3本のアクチュエータ30,31に連結され
て空間上に支持されている。
【0021】この内側同期リング27の内周部には、図
1(b)に示すように、コンバージェントフラップ23
の個数に応じたカムローラ32が取付けられ、各コンバ
ージェントフラップ23の背面に形成された円弧状のカ
ム33に沿って移動するようになっている。
【0022】したがって、アクチュエータ30を排気ダ
クト21の中心軸Lの方向に前後動させることで、内側
同期リング27が排気ダクト21の中心軸Lの方向に並
進駆動されカムローラ32とカム33との接触位置が変
わることでコンバージェントフラップ23が軸24を中
心に回動され、ノズルののど部の面積At を変えること
ができる。
【0023】一方、内側同期リング27の外周部に球面
軸受29を介して配置される外側同期リング28には、
ダイバージェントフラップ25の外側に配置されて先端
部同志がピン34で連結された円周方向複数個の外側フ
ラップ35の基端部がピン36で連結してあり、これら
外側フラップ35が操作用の連結アームと外周を覆うカ
バーの機能をなすようになっている。
【0024】したがって、この外側同期リング28を内
側同期リング27の球面軸受29上で円周等間隔に配置
した少なくとも3本のアクチュエータ31によって排気
ダクト21の中心軸Lに対して傾けることで噴射方向を
ピッチ方向やヨー方向など任意の方向に変えることがで
きる。
【0025】また、外側同期リング28を排気ダクト2
1の中心軸Lの方向に並進駆動することで出口面積を大
きくしたり小さくすることができるが、この外側同期リ
ング28が内側同期リング27と球面軸受29で接触し
ていることから、単独で外側同期リング28を並進駆動
することができず、内側同期リング27と連動させて並
進駆動することができ、コンバージェントフラップ23
に対して一定の比率で出口面積Ao が変化することにな
る。
【0026】このように構成したガスタービンの多軸推
力偏向ノズル20によれば、次のようにしてコンバージ
ェントフラップ23とダイバージェントフラップ25の
操作が行われる。
【0027】 コンバージェントフラップによるのど
部の開口面積At の調整 ガスタービンの出力に応じて排気ダクト21ののど部の
開口面積At を調整する必要があり、同期球面リング2
6をアクチュエータ30,31を同時に操作して排気ダ
クト21の中心軸Lの方向に往復駆動することで内側同
期リング27のカムローラ32とコンバージェントフラ
ップ23のカム33によってコンバージェントフラップ
23が回動され、のど部の開口面積Atが変更される。
【0028】この場合に、内側同期リング27と球面軸
受29を介して接触している外側同期リング28も往復
駆動されるので、ダイバージェントフラップ25も回動
され、コンバージェントフラップ27の回動角度に対し
て一定の比率で出口面積Aoが変更されることになる。
【0029】したがって、ダイバージェントフラップ2
5の長さと外側フラップ35の長さ等によってコンバー
ジェントフラップ27の回動角度に対してダイバージェ
ントフラップ25による出口面積Ao の変更される比率
が定まることから、予め実験などでこの比率を定めれば
良い。
【0030】 ダイバージェントフラップによる噴射
方向の偏向 航空機の操縦性の向上のためガスタービンの排気ガスの
噴射方向を変えて推力の作用方向を変える必要があり、
同期球面リング26の内側同期リング27をアクチュエ
ータ30で固定した状態で外側同期リング28をアクチ
ュエータ31で排気ダクト1の中心軸Lに対して球面軸
受29の球面に沿って傾けるように駆動することで、ダ
イバージェントフラップ25の角度を変え、排気ダクト
21の中心軸Lの方向だけでなく、ピッチ方向やヨー方
向、さらにはこれらを組み合わせたあらゆる方向に排気
の方向を変更することができる。
【0031】このようなガスタービンの多軸推力偏向ノ
ズル20によれば、コンバージェントフラップ23とダ
イバージェントフラップ25の操作を同期球面リング2
6によって行うようにしたので、内側同期リング27と
外側同期リング28が排気ダクト21の中心軸Lを中心
とする球面の一部で構成された球面軸受29を介して互
いが支持されるので、従来のような独立してそれぞれの
リングを支持する場合に比べ、アクチュエータや支持ロ
ッドの数を減らすことができ、ここでは、それぞれを3
本のアクチュエータ30,31で支持するようにしてお
り、構造の簡素化を図ることができるとともに、重量の
軽減も図ることができる。
【0032】
【発明の効果】以上、一実施の形態とともに具体的に説
明したようにこの発明の請求項1記載のガスタービンの
多軸推力偏向ノズルによれば、排気ダクトの外周の接線
方向の軸回りに回動するコンバージェントフラップとそ
の先端部で平行な軸回りに回動可能なダイバージェント
フラップとをそれぞれ複数個取付け、これらを操作する
同期リングを球面軸受を介して同心上に配置して内側同
期リングの並進でコンバージェントフラップを操作する
とともに、外側同期リングの移動でダイバージェントフ
ラップの操作をするようにしたので、内側同期リングと
外側同期リングとの球面接触で互いを支持することがで
き、独立して支持する場合に比べ支持構造の簡素化を図
ることができるとともに、重量の軽減も図ることができ
る。
【0033】また、この発明の請求項2に記載のガスタ
ービンの多軸推力偏向ノズルによれば、同期球面リング
を構成する内側同期リングと外側同期リングにそれぞれ
アクチュエータを取付け、内側同期リングを固定して外
側同期リングのみを駆動してダイバージェントフラップ
の角度を変えて偏向する一方、2つのアクチュエータに
より内外側同期リングを駆動してコンバージェントフラ
ップを作動させるとともに、これに応じてダイバージェ
ントフラップも一定比率で駆動するようにしたので、構
造の簡素化と重量の軽減に加え、アクチュエータの操作
によるコンバージェントフラップの動きによってダイバ
ージェントフラップも一定の比率で連動するものの、の
ど部の開口面積、出口面積および噴射方向を簡単に変え
ることができる。
【0034】さらに、この発明の請求項3に記載のガス
タービンの多軸推力偏向ノズルによれば、同期球面リン
グとしてスフェリカルベアリングを用いるようにしたの
で、構造の簡素化と重量の軽減に加え、簡単に同期球面
リングを製作実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明のガスタービンの多軸推力偏向ノズル
の一実施の形態にかかる概略縦断面図およびB部の拡大
斜視図である。
【図2】従来のガスタービンの多軸推力偏向ノズルの概
略斜視図である。
【図3】従来のガスタービンの多軸推力偏向ノズルの概
略縦断面図である。
【符号の説明】 20 ガスタービンの多軸推力偏向ノズル 21 排気ダクト 22 軸 23 コンバージェントフラップ 24 軸 25 ダイバージェントフラップ 26 同期球面リング 27 内側同期リング 28 外側同期リング 29 球面軸受 30 アクチュエータ 31 アクチュエータ 32 カムローラ 33 カム 34 ピン 35 外側フラップ 36 ピン At のど部の開口面積 Ao 出口面積 L 排気ダクトの中心軸

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ガスタービンの排気ダクト後方に設けられ
    噴射口面積と噴射方向を変えるガスタービンの多軸推力
    偏向ノズルであって、前記排気ダクトの後端部外周に当
    該排気ダクトの外周における接線方向の軸回りに回動可
    能なコンバージェントフラップを複数個取付けるととも
    に、これらコンバージェントフラップの先端部に当該複
    数個のコンバージェントフラップの回動軸と平行な軸回
    りに回動可能なダイバージェントフラップを複数個取付
    ける一方、前記コンバージェントフラップの外周に外側
    が球面の一部をなす球面軸受で構成され排気ダクトの軸
    方向に並進駆動することでこれらコンバージェントフラ
    ップを回動させて噴射口面積を変える内側同期リング
    と、この内側同期リングの球面軸受の外周同心上に球面
    接触して駆動されダイバージェントフラップの回動と偏
    向を行う外側同期リングとからなる同期球面リングを設
    けたことを特徴とするガスタービンの多軸推力偏向ノズ
    ル。
  2. 【請求項2】前記内側同期リングと前記外側同期リング
    で構成した同期球面リングを駆動するアクチュエータを
    それぞれに設け、内側同期リングを固定して外側同期リ
    ングのみを前記アクチュエータで駆動してダイバージェ
    ントフラップの角度を変えて偏向するとともに、2つの
    アクチュエータにより内外側同期リングを駆動してコン
    バージェントフラップを作動させるとともに、これに応
    じてダイバージェントフラップも一定比率で連動させる
    ことを特徴とする請求項1記載のガスタービンの多軸推
    力偏向ノズル。
  3. 【請求項3】前記同期球面リングをスフェリカルベアリ
    ングで構成したことを特徴とする請求項1または2記載
    のガスタービンの多軸推力偏向ノズル。
JP9366524A 1997-12-24 1997-12-24 ガスタービンの多軸推力偏向ノズル Pending JPH11182344A (ja)

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