JPH11181728A - 道路境界標識ポール - Google Patents
道路境界標識ポールInfo
- Publication number
- JPH11181728A JPH11181728A JP9347978A JP34797897A JPH11181728A JP H11181728 A JPH11181728 A JP H11181728A JP 9347978 A JP9347978 A JP 9347978A JP 34797897 A JP34797897 A JP 34797897A JP H11181728 A JPH11181728 A JP H11181728A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pole
- poles
- road boundary
- reinforced resin
- fiber reinforced
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Road Signs Or Road Markings (AREA)
Abstract
なると共に、錆びる恐れが全くなく、しかも撤去・保管
時においてコンパクト化して収納することが出来る道路
境界標識ポールを提供すること。 【解決手段】 繊維強化樹脂材で中空パイプ状に形成す
ると共にその外周面に赤色と橙色と黄色の着色を所定の
間隔で施した複数本のポールを、挿し込み式に分離可能
に接続せしめ、且つ互いに接続されている一方のポール
の先方側を他方のポールの内部に収納可能に形成した。
Description
期に、雪に埋もれてしまった道路と側溝ないしは歩道、
或いは道路と田畑等の境界を示すために使用される道路
境界標識ポールに関するものである。
期に道路境界に設置され、雪がなくなると撤去され保管
される。しかし乍ら、従来の道路境界標識ポールは、1
本の長い鉄製のパイプで作成されていた為、かなり重
く、設置時や撤去時の取り扱い作業性が悪いと共に、錆
びやすく(特に、海沿いの道路において顕著であ
る。)、しかも撤去・保管時において大きなスペースを
必要とする等の不具合があった。
来の不具合に鑑みてなされたものであり、軽量で設置時
や撤去時の取り扱いが容易となると共に、錆びる恐れが
全くなく、しかも撤去・保管時においてコンパクト化し
て収納することが出来、よって保管に大きなスペースを
必要としない道路境界標識ポールを提供せんとするもの
である。
発明の道路境界標識ポールは、繊維強化樹脂材で中空パ
イプ状に形成すると共にその外周面に赤色と橙色と黄色
の着色を所定の間隔で施した複数本のポールを、挿し込
み式に分離可能に接続せしめてなる事を特徴としたもの
である。この際、前記複数本のポールにおいて、互いに
接続されている一方のポールの先方側を他方のポールの
内部に収納可能に形成することが好ましい。
図面に基づいて詳細に説明する。図1は、本発明に係る
道路境界標識ポールAの使用時(イ)と収納時(ロ)を
示すものであり、1本の道路境界標識ポールAは、複数
本のポール1a,1bを挿し込み式に分離可能に接続せ
しめて構成される。尚、図示実施例では、2本のポール
1a,1bを用いて1本の道路境界標識ポールAを構成
しているが、本発明は2本のポールに限定されるもので
はなく、3本でもそれ以上のポールを用いても良いこと
は以下の説明で容易に理解されるだろう。
(FRP材)、好ましくは落雷を誘因しないように導電
性のないガラス繊維強化樹脂材(GFRP材)を用い
て、所定の長さを有する中空パイプ状に形成すると共
に、その外周面に橙色(O)と黄色(Y)と赤色(R)
の着色を所定の間隔で施してなる。具体的には、各ポー
ル1a,1bは、複数本を挿し込み接続して構成される
道路境界標識ポールAとしての全長が、例えば270c
m,外径が31mm程になるように形成すると共に、先
端側から順に橙色(O)と黄色(Y)の着色を30cm
ごとに施し、赤色(R)の着色を先端部分と先端から8
0cmところに施すようにするものである。尚、上記し
た道路境界標識ポールAとしての全長や外径及び着色等
は、一例であってこれらの数値に何ら限定されるもので
はない。
色(O)と黄色(Y)と赤色(R)の着色を施す場合、
橙色(O)と黄色(Y)の着色は、例えばポリウレタン
樹脂などの塗料を用いて塗装し、赤色(R)の着色は、
赤色の反射テープを用いてポール1a外周面の所定の位
置に巻回貼付する。
み式に分離可能に接続させるための構造としては、種々
考えられる。具体的には、図2(イ)に示したような並
継ぎ構造、或いは図示していないが印籠継ぎ構造などが
考えられ、更にはこれら並継ぎ構造や印籠継ぎ構造の接
続を強化するための図2(ロ)及び(ハ)に示した構造
などが考えられる。
は、一方のポール1aの継ぎ元1a’を他方のポール1
bの継ぎ先1b’に挿し込み接続した並継ぎ構造であ
り、図2(ロ)に示した接続構造は、上記した並継ぎ構
造に加えて、1本の固定ピン2を一方のポール1aの継
ぎ元1a’と他方のポール1bの継ぎ先1b’とにわた
って径方向に貫通状に抜き差し可能に差し込むことによ
り、両ポール1a,1bの接続を強化したものである。
そして、図2(ハ)に示した接続構造は、上記した並継
ぎ構造に加えて、一方のポール1aの継ぎ元1a’側に
弾発バネ3の作用により径方向外方へ付勢されたロック
ピン4を設置し、そのロックピン4を他方のポール1b
の継ぎ先1b’側に形成した掛止穴5に出没自在に掛止
させることにより、両ポール1a,1bの接続を強化し
たものである。
数本のポール1a,1bにおいて、互いに接続されてい
る一方のポール1aを他方のポール1bの内部に収納可
能に形成する。即ち、一方のポール1aの先方側の外径
を継ぎ元1a’側の外径よりも少し小径に形成せしめ
て、一方のポール1aの先方側を他方のポール1bの内
部に収納可能に構成するものである。
色した先栓6を取付け、他方のポール1bの元端には元
栓7を取付けて、道路境界標識ポールAの内部を密封す
る。この様に構成することにより、道路境界標識ポール
Aの内部に雪やゴミ等が入らないため、ポール内部から
の破損を防止することが出来る。特に、道路境界標識ポ
ールAの内部に雪や雨が入いると、雪は日中の暖かさで
解けて水となりそれが夜間に氷となって膨張してポール
を内部から破損する恐れがあるが、道路境界標識ポール
Aの内部を密封することにより、この様な恐れを未然に
防ぐことが出来るものである。
境界に設置する場合は、図3に示すごとく、道路の境界
Bに予め設置された道路境界標識(デリネーター)Cに
挿し込んで取付けるか、或いは図4に示すごとく、道路
の境界(地面)Bに直接突き刺して設置する。道路の境
界(地面)Bに直接突き刺して設置する場合には、他方
のポール1bの元端に、元栓7に替えて金属製の石突き
8を取付けるようにする。尚、図中9は、道路境界標識
(デリネーター)Cに取付けられた反射板であり、10
は本道路境界標識ポールAを受け止めるためのストッパ
ーピンである。
場合には、道路境界標識(デリネーター)Cないしは道
路の境界(地面)Bから引き抜き、然る後、図1(ロ)
に示したごとく、一方のポール1aの先方側を他方のポ
ール1bの内部に収納せしめて、来期に備えて所定の場
所に保管する。
繊維強化樹脂材で中空パイプ状に形成すると共にその外
周面に赤色と橙色と黄色の着色を所定の間隔で施した複
数本のポールを、挿し込み式に分離可能に接続せしめて
なるので、従来の鉄製ポールと比較して大幅に軽量化さ
れ、従って取り扱いが容易となり、設置時や撤去時の労
力が軽減化される。しかも、錆びが発生する恐れが全く
ないだけでなく、繊維強化樹脂材としてガラス繊維強化
樹脂材(GFRP材)を用いれば、落雷による感電の恐
れもなくなると共に、熱伝導性が低いので雪が着きにく
くなる。更に、道路境界標識ポールを構成しているポー
ルの一部が破損した場合には、各ポールごとに交換する
ことが可能となり、経済的である。
ールによれば、接続されている一方のポールの先方側を
他方のポールの内部に収納可能に形成したので、上記し
た効果に加えて、撤去・保管時においてコンパクト化し
て収納することが出来、よって保管に大きなスペースを
必要とせず、収納・保管コストの低減化を期することが
出来る。
(イ)は使用時の状態を示し、(ロ)は収納時の状態を
示す。
面図。
た状態を説明するための斜視図であり、は道路境界標識
(デリネーター)に取付けた例を示す。
た状態を説明するための断面図であり、直接道路の境界
(地面)に突き刺して設置した例を示す。
境界(地面) C:道路境界標識(デリネーター) 1a:一方のポール 1b:他方
のポール
発明の道路境界標識ポールは、繊維強化樹脂材で中空パ
イプ状に形成すると共にその外周面に複数の単一色彩か
らなる着色を所定の間隔で施した複数本のポールを、挿
し込み式に分離可能に接続せしめてなる事を特徴とした
ものである。また、繊維強化樹脂材で中空パイプ状に形
成すると共にその外周面に赤色と橙色と黄色の着色を所
定の間隔で施した複数本のポールを、挿し込み式に分離
可能に接続せしめてなる事を特徴としたことである。こ
の際、前記複数のポールにおいて、互いに接続されてい
る一方のポールの先方側を他方のポールの内部に収納可
能に形成することが好ましい。
(FRP材)、好ましくは落雷を誘引しないように誘電
性のないガラス繊維強化樹脂材(GFRP材)を用い
て、所定の長さを有する中空パイプ状に形成すると共
に、その外周面に橙色(O)と黄色(Y)と赤色(R)
の着色を所定の間隔で施してなる。具体的には、各ポー
ル1a,1bは、複数本を挿し込み接続して構成される
道路境界標識Aとしての全長が、例えば270cm,外
径が31mm程になるように形成すると共に、先端側か
ら順に橙色(O)と黄色(Y)と赤色(R)を30cm
ごとに施し、赤色(R)の着色を先端部分と先端から8
0cmのところに施すようにするものである。尚、上記
した道路境界標識ポールAとしての全長や外径及び着色
等は、一例であってこれらの数値に何ら限定されるもの
ではない。例えば、着色は赤色、黄色、橙色に限定され
ることはなく、緑色、ピンク色、黒色などの色彩を用い
てもよい。
化樹脂材で中空パイプ状に形成すると共にその外周面に
赤色と橙色と黄色の着色、その他多種の単一色からなる
色彩を所定の間隔で施した複数本のポールを、挿し込み
式に分離可能に接続せしめてなるので、従来の鉄製ポー
ルと比較して大幅に軽量化され、従って取り扱いが容易
となり、設置時や撤去時の労力が軽減される。しかも、
錆びが発生する恐れがまったくないだけでなく、繊維強
化樹脂材としてガラス繊維強化樹脂材(GFRP材)を
用いれば、落雷による感電の恐れもなくなると共に、熱
伝導性が低いので雪が着きにくくなる。更に、道路境界
標識ポールを構成しているポールの一部が破損した場合
には、各ポールごとに交換することが可能となり、経済
的である。
ールによれば、接続されている一方のポールの先方側を
他方のポールの内部に収納可能に形成したので、上記し
た効果に加えて、撤去・保管時においてコンパクト化し
て収納することが出来、よって保管に大きなスペースを
必要とせず、収納・保管コストの低減化を期することが
出来る。
Claims (2)
- 【請求項1】 繊維強化樹脂材で中空パイプ状に形成す
ると共にその外周面に赤色と橙色と黄色の着色を所定の
間隔で施した複数本のポールを、挿し込み式に分離可能
に接続せしめてなる事を特徴とする道路境界標識ポー
ル。 - 【請求項2】 前記複数本のポールにおいて、互いに接
続されている一方のポールの先方側を他方のポールの内
部に収納可能に形成した事を特徴とする請求項1記載の
道路境界標識ポール。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9347978A JPH11181728A (ja) | 1997-12-17 | 1997-12-17 | 道路境界標識ポール |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9347978A JPH11181728A (ja) | 1997-12-17 | 1997-12-17 | 道路境界標識ポール |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11181728A true JPH11181728A (ja) | 1999-07-06 |
Family
ID=18393912
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9347978A Pending JPH11181728A (ja) | 1997-12-17 | 1997-12-17 | 道路境界標識ポール |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11181728A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008190225A (ja) * | 2007-02-06 | 2008-08-21 | Sekisui Jushi Co Ltd | カバー材及びカバー材の取付方法 |
JP2011236584A (ja) * | 2010-05-07 | 2011-11-24 | Mitsunaga Iida | 引抜き防止付延長式標識杭 |
-
1997
- 1997-12-17 JP JP9347978A patent/JPH11181728A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008190225A (ja) * | 2007-02-06 | 2008-08-21 | Sekisui Jushi Co Ltd | カバー材及びカバー材の取付方法 |
JP4705053B2 (ja) * | 2007-02-06 | 2011-06-22 | 積水樹脂株式会社 | カバー材及びカバー材の取付方法 |
JP2011236584A (ja) * | 2010-05-07 | 2011-11-24 | Mitsunaga Iida | 引抜き防止付延長式標識杭 |
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