JPH11180871A - 1,2−ジフェニルピロール誘導体を含有する医薬 - Google Patents
1,2−ジフェニルピロール誘導体を含有する医薬Info
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- JPH11180871A JPH11180871A JP26971898A JP26971898A JPH11180871A JP H11180871 A JPH11180871 A JP H11180871A JP 26971898 A JP26971898 A JP 26971898A JP 26971898 A JP26971898 A JP 26971898A JP H11180871 A JPH11180871 A JP H11180871A
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Abstract
有する医薬を提供する。 【解決手段】下記一般式(I)又は一般式(II)で表さ
れる化合物を有効成分として含有するシクロオキシゲナ
ーゼ−2選択的阻害剤: 【化1】 〔式中、R:水素、ハロゲン、アルキル;R1 :アルキ
ル、アミノ、式−NHRa (Raは、生体内で除去され
る基);R2 :置換可フェニル;R3 :水素、ハロゲ
ン、置換可アルキル;R4 :水素、置換可アルキル、シ
クロアルキル、置換可アリール、置換可アラルキル〕。
Description
フェニルピロール誘導体を含有する医薬組成物に関し、
特に優れたシクロオキシゲナーゼ−2選択的阻害作用、
炎症性サイトカイン産生抑制作用、ロイコトリエン産生
抑制作用及び骨吸収抑制作用を有する、抗炎症剤、鎮痛
剤、解熱剤、抗アレルギー剤、骨吸収抑制剤に関する。
IDs)は、発熱・疼痛・浮腫等の炎症性疾患の治療に
広く臨床で使用されているが、一方でその副作用である
胃腸障害・腎障害が、長期服用者や高齢者において問題
となっている。
要な代謝経路[プロスタグランジン(PG)生成経路及
びロイコトリエン(LT)生成経路]のうち、PG生成
経路においてシクロオキシゲナーゼ(COX)を阻害す
ることによって抗炎症作用を発揮すると考えられてい
る。最近になり、このNSAIDsの作用点であるCO
Xには、COX−1、COX−2と呼ばれる2つのアイ
ソザイムが存在することが知られるようになった。CO
X−1は、胃腸や腎臓その他の組織に恒常的に存在して
生理的機能を営むPGを産生し、一方COX−2は、I
L−1、TNFα等の炎症性サイトカインやエンドトキ
シンにより誘導されて炎症部位に特異的に発現し、炎症
反応の仲介者として働くPGを産生することが明らかと
なってきた。この2つのアイソザイムの発見により、C
OX−1の作用を阻害せずにCOX−2を特異的に阻害
する抗炎症剤は、従来の薬剤に見られる副作用を克服し
て、新しいタイプの抗炎症剤となる可能性があると考え
られるようになった。
−2により産生されたPGが、破骨細胞を活性化して骨
吸収を引き起こすことが明らかにされ、骨吸収又は骨破
壊を伴う疾患(例えば骨粗鬆症、慢性関節リウマチ、変
形性関節症など)へのCOX−2阻害剤の適用が期待さ
れている。
1、TNFα、IL−6、IL−8は、さまざまな炎症
性刺激により、単球・マクロファージや滑膜細胞等で産
生され、PGの産生、接着因子の発現、コラゲナーゼ・
プロテアーゼの産生、破骨細胞の活性化、発熱、急性期
蛋白質の産生、白血球の走化反応等の多彩な作用を示す
ことが知られている。
チ等の慢性炎症を始め、さまざまな疾患でその進展に関
与していると言われ、サイトカインの作用を抑える薬剤
は、新しいタイプの抗炎症剤になりうると考えられる。
類は、炎症、アレルギー又は胃潰瘍形成に深く関わって
いることが明らかにされており、PG生成経路とLT生
成経路の両方を阻害することが、抗炎症剤としてより望
ましいと考えられている。
ルピロール誘導体として、例えばドイツ特許19389
04号公報には、次式の化合物(以下「化合物A」とい
う。)が知られている。
り、更に優れた化合物の開発が望まれている。
つの重要な炎症性因子であるシクロオキシゲナーゼ−2
選択的阻害作用と、炎症性サイトカイン、特にIL−
1、TNFαの産生を抑制しうるピロール誘導体の合成
とその薬理活性について長年にわたり鋭意研究を行った
結果、新規な1,2−ジフェニルピロール誘導体が、優
れたシクロオキシゲナーゼ−2選択的阻害作用、骨吸収
抑制作用及び/又は炎症性サイトカイン産生抑制作用を
有することを見い出し、更に、これらの化合物が強力な
ロイコトリエン産生抑制作用を有することを見い出し
て、本発明を完成した。
式(I)又は一般式(II)
は低級アルキル基を示し、R1 は、低級アルキル基、ア
ミノ基又は式−NHRa (式中、Ra は、生体内で除去
される基を示す。)を有する基を示し、R2 は、フェニ
ル基、又は<置換基群A>及び<置換基群B>より選択
される基により置換されたフェニル基を示し、R3 は、
水素原子、ハロゲン原子、低級アルキル基、又は<置換
基群A>より選択される基により置換された低級アルキ
ル基を示し、R4 は、水素原子、低級アルキル基、<置
換基群A>より選択される基により置換された低級アル
キル基、シクロアルキル基、アリール基、<置換基群A
>及び<置換基群B>より選択される基により置換され
たアリール基、アラルキル基、又は<置換基群A>及び
<置換基群B>より選択される基により置換されたアラ
ルキル基を示す。〕で表される化合物又はその薬理上許
容される塩を有効成分として含有する医薬に関する。
級アルコキシ基及び低級アルキルチオ基。
イルオキシ基、メルカプト基、アルカノイルチオ基、低
級アルキルスルフィニル基、<置換基群A>より選択さ
れる基により置換された低級アルキル基、シクロアルキ
ルオキシ基、ハロゲノ低級アルコキシ基、及び低級アル
キレンジオキシ基。
(2) Rが、水素原子、フッ素原子、塩素原子又はメ
チル基である化合物、(3) Rが、水素原子である化
合物、(4) R1 が、メチル基、アミノ基又はアセチ
ルアミノ基である化合物、(5) R1 が、アミノ基又
はアセチルアミノ基である化合物、(6) R2 が、フ
ェニル基、又は<置換基群A1>及び<置換基群B1>
より選択される基により置換されたフェニル基である化
合物、(7) R2 が、フェニル基、又は<置換基群A
1>及び<置換基群B2>より選択される基により置換
されたフェニル基である化合物、(8) R2 が、フェ
ニル基、又は<置換基群A1>及び<置換基群B1>よ
り選択される基により1乃至3個置換されたフェニル基
である化合物、(9) R3 が、水素原子、ハロゲン原
子、低級アルキル基、又は<置換基群A1>より選択さ
れる基により置換された低級アルキル基である化合物、
(10) R3 が、水素原子、ハロゲン原子、低級アル
キル基、又はハロゲン原子により置換された低級アルキ
ル基である化合物、(11) R4 が、水素原子、低級
アルキル基、<置換基群A>より選択される基により置
換された低級アルキル基、シクロアルキル基、アリール
基、<置換基群A1>及び<置換基群B3>より選択さ
れる基により置換されたアリール基、アラルキル基、及
び<置換基群A1>及び<置換基群B3>より選択され
る基により置換されたアラルキル基である化合物、又は
(12) R4 が、水素原子、低級アルキル基、<置換
基群A2>より選択される基により置換された低級アル
キル基、シクロアルキル基、アリール基、<置換基群A
2>及び<置換基群B4>より選択される基により置換
されたアリール基、アラルキル基、及び<置換基群A2
>及び<置換基群B4>より選択される基により置換さ
れたアラルキル基である化合物、或はその薬理上許容さ
れる塩を有効成分として含有する医薬である。
コキシ基及び低級アルキルチオ基。
び低級アルコキシ基。
プト基、アルカノイルチオ基、<置換基群A1>より選
択される基により置換された低級アルキル基、ハロゲノ
低級アルコキシ基及び低級アルキレンジオキシ基。
プト基、アルカノイルチオ基、ハロゲン原子により置換
された低級アルキル基、ハロゲノ低級アルコキシ基及び
低級アルキレンジオキシ基。
基群A>より選択される基により置換された低級アルキ
ル基、及びシクロアルキルオキシ基。
ン原子により置換された低級アルキル基、及びシクロア
ルキルオキシ基。
は、 1) 3−メチル−2−(4−メチルフェニル)−1−
(4−スルファモイルフェニル)ピロール、 2) 4−メチル−2−(4−メチルフェニル)−1−
(4−スルファモイルフェニル)ピロール、 3) 1−(4−フルオロフェニル)−2−(4−スル
ファモイルフェニル)ピロール、 4) 1−(4−フルオロフェニル)−4−メチル−2
−(4−スルファモイルフェニル)ピロール、 5) 5−フルオロ−1−(4−フルオロフェニル)−
2−(4−メチルスルホニルフェニル)ピロール、 6) 2−(4−メトキシフェニル)−4−メチル−1
−(4−スルファモイルフェニル)ピロール、 7) 1−(4−メトキシフェニル)−4−メチル−2
−(4−スルファモイルフェニル)ピロール、 8) 4−エチル−2−(4−メトキシフェニル)−1
−(4−スルファモイルフェニル)ピロール、 9) 2−(4−クロロフェニル)−4−メチル−1−
(4−スルファモイルフェニル)ピロール、 10) 4−メチル−2−(4−メチルチオフェニル)
−1−(4−スルファモイルフェニル)ピロール、 11) 2−(4−エトキシフェニル)−4−メチル−
1−(4−スルファモイルフェニル)ピロール、 12) 2−(4−メトキシ−3−メチルフェニル)−
4−メチル−1−(4−スルファモイルフェニル)ピロ
ール、 13) 2−(3−フルオロ−4−メトキシフェニル)
−4−メチル−1−(4−スルファモイルフェニル)ピ
ロール、 14) 4−メチル−2−フェニル−1−(4−スルフ
ァモイルフェニル)ピロール、 15) 2−(3,4−ジメチルフェニル)−4−メチ
ル−1−(4−スルファモイルフェニル)ピロール、 16) 2−(3−クロロ−4−メトキシフェニル)−
4−メチル−1−(4−スルファモイルフェニル)ピロ
ール、 17) 4−メチル−1−(4−メチルチオフェニル)
−2−(4−スルファモイルフェニル)ピロール、 18) 5−クロロ−1−(4−メトキシフェニル)−
2−(4−スルファモイルフェニル)ピロール、 19) 1−(3,4−ジメチルフェニル)−4−メチ
ル−2−(4−スルファモイルフェニル)ピロール、 20) 5−クロロ−1−(4−エトキシフェニル)−
2−(4−スルファモイルフェニル)ピロール、 21) 5−クロロ−1−(4−メチルチオフェニル)
−2−(4−スルファモイルフェニル)ピロール、 22) 1−(4−エチルチオフェニル)−4−メチル
−2−(4−スルファモイルフェニル)ピロール、 23) 2−(3,5−ジメチルフェニル)−4−メチ
ル−1−(4−スルファモイルフェニル)ピロール、 24) 1−(4−メルカプトフェニル)−4−メチル
−2−(4−スルファモイルフェニル)ピロール、 25) 1−(4−アセチルチオフェニル)−4−メチ
ル−2−(4−スルファモイルフェニル)ピロール、 26) 1−(4−アセチルアミノスルホニルフェニ
ル)−4−メチル−2−(4−メトキシフェニル)ピロ
ール、又は 27) 1−(4−アセチルアミノスルホニルフェニ
ル)−4−メチル−2−(3,4−ジメチルフェニル)
ピロール、或はそれらの薬理上許容される塩を有効成分
として含有する医薬である。
いて、R、R3 、<置換基群A>、<置換基群A1>及
び<置換基群A2>の定義における「ハロゲン原子」、
並びに、<置換基群B2>の定義における「ハロゲン原
子により置換された低級アルキル基」の「ハロゲン原
子」とは、フッ素原子、塩素原子、臭素原子又は沃素原
子を示す。
<置換基群B1>、<置換基群B2>、<置換基群B3
>及び<置換基群B4>の定義における「低級アルキル
基」;R3 、R4 、<置換基群B>、<置換基群B1>
及び<置換基群B3>の定義における「<置換基群A>
より選択される基により置換された低級アルキル基」の
「低級アルキル基」;並びに、<置換基群B2>及び<
置換基群B4>の定義における「ハロゲン原子により置
換された低級アルキル基」の「低級アルキル基」とは、
例えば、メチル、エチル、プロピル、イソプロピル、ブ
チル、イソブチル、s−ブチル、t−ブチル、ペンチ
ル、イソペンチル、2−メチルブチル、ネオペンチル、
1−エチルプロピル、ヘキシル、イソヘキシル、4−メ
チルペンチル、3−メチルペンチル、2−メチルペンチ
ル、1−メチルペンチル、3,3−ジメチルブチル、
2,2−ジメチルブチル、1,1−ジメチルブチル、
1,2−ジメチルブチル、1,3−ジメチルブチル、
2,3−ジメチルブチル、2−エチルブチルのような炭
素数1乃至6個の直鎖又は分枝鎖アルキル基を示し、好
ましくは、炭素数1乃至4個の直鎖又は分枝鎖アルキル
基であり、更に好ましくはメチル、エチルである。更
に、R、R1 及びR4 においては、特に好ましくは、メ
チルである。
イルオキシ基」の「アルカノイル基」;並びに<置換基
群B>、<置換基群B1>及び<置換基群B2>の定義
における「アルカノイルチオ基」の「アルカノイル基」
とは、例えば、ホルミル、アセチル、プロピオニル、ブ
チリル、イソブチリル、バレリル、イソバレリル、ピバ
ロイル、ヘキサノイル、ヘプタノイル、オクタノイル、
ノナノイル、デカノイル、ウンデカノイル、ラウロイ
ル、トリデカノイル、ミリストイル、パルミトイル、ス
テアロイル、アイコサノイル、ドコサノイル、ペンタコ
サノイルのような炭素数1乃至25個の直鎖又は分枝鎖
アルカノイル基を示し、好ましくは、炭素数1乃至12
個のアルカノイル基であり、更に好ましくは、炭素数1
乃至6個のアルカノイル基であり、特に好ましくは、炭
素数1乃至4個のアルカノイル基であり、最も好ましく
は、アセチル、プロピオニルである。
とは、例えば、シクロプロピル、シクロブチル、シクロ
ペンチル、シクロヘキシル、シクロヘプチル、シクロオ
クチルのような炭素数3乃至8個のシクロアルキル基を
示し、好ましくは、炭素数3乃至7個のシクロアルキル
基であり、更に好ましくは、炭素数3乃至6個のシクロ
アルキル基であり、特に好ましくは、シクロプロピルで
ある。
び、「<置換基群A>及び<置換基群B>より選択され
る基により置換されたアリール基」の「アリール基」と
は、フェニル、インデニル、ナフチル、フェナンスレニ
ル、アントラセニルのような炭素数6乃至14個の芳香
族炭化水素基を示し、好ましくはフェニル、ナフチルで
あり、更に好ましくは、フェニルである。尚、上記「ア
リール基」は、炭素数3乃至10個のシクロアルキル基
と縮環していてもよく、例えば、2−インダニルのよう
な基を挙げることができる。
び、「<置換基群A>及び<置換基群B>より選択され
る基により置換されたアラルキル基」の「アラルキル
基」とは、ベンジル、フェネチル、3−フェニルプロピ
ル、4−フェニルブチル、1−ナフチルメチル、2−ナ
フチルメチル、ジフェニルメチル、トリフェニルメチ
ル、1−ナフチルジフェニルメチル、9−アンスリルメ
チルのような1乃至3個の「アリ−ル基」で置換された
「低級アルキル基」を示し、好ましくは、炭素数6乃至
10個のアリール基で1個置換された炭素数1乃至4個
のアルキル基である。
換基群A2>の定義における「低級アルコキシ基」と
は、前記「低級アルキル基」が酸素原子に結合した基を
示し、そのような基としては、例えば、メトキシ、エト
キシ、プロポキシ、イソプロポキシ、ブトキシ、イソブ
トキシ、s−ブトキシ、t−ブトキシ、ペンチルオキ
シ、イソペンチルオキシ、2−メチルブトキシ、ネオペ
ントキシ、1−エチルプロポキシ、ヘキシルオキシ、イ
ソヘキシルオキシ、4−メチルペンチルオキシ、3−メ
チルペンチルオキシ、2−メチルペンチルオキシ、1−
メチルペンチルオキシ、3,3−ジメチルブトキシ、
2,2−ジメチルブトキシ、1,1−ジメチルブトキ
シ、1,2−ジメチルブトキシ、1,3−ジメチルブト
キシ、2,3−ジメチルブトキシ、2−エチルブトキシ
のような炭素数1乃至6個の直鎖又は分枝鎖アルコキシ
基を挙げることができ、好ましくは、炭素数1乃至4の
直鎖又は分枝鎖アルコキシ基であり、特に好ましくは、
メトキシ、エトキシである。
における「低級アルキルチオ基」とは、前記「低級アル
キル基」が硫黄原子に結合した基を示し、そのような基
としては、例えば、メチルチオ、エチルチオ、プロピル
チオ、イソプロピルチオ、ブチルチオ、イソブチルチ
オ、s−ブチルチオ、t−ブチルチオ、ペンチルチオ、
イソペンチルチオ、2−メチルブチルチオ、ネオペンチ
ルチオ、1−エチルプロピルチオ、ヘキシルチオ、イソ
ヘキシルチオ、4−メチルペンチルチオ、3−メチルペ
ンチルチオ、2−メチルペンチルチオ、1−メチルペン
チルチオ、3,3−ジメチルブチルチオ、2,2−ジメ
チルブチルチオ、1,1−ジメチルブチルチオ、1,2
−ジメチルブチルチオ、1,3−ジメチルブチルチオ、
2,3−ジメチルブチルチオ、2−エチルブチルチオの
ような炭素数1乃至6個の直鎖又は分枝鎖アルキルチオ
基を挙げることができ、好ましくは、炭素数1乃至4の
直鎖又は分枝鎖アルキルチオ基であり、特に好ましく
は、メチルチオ、エチルチオである。
キルスルフィニル基」とは、前記「低級アルキル基」が
スルフィニル基に結合した基を示し、そのような基とし
ては、例えば、メチルスルフィニル、エチルスルフィニ
ル、プロピルスルフィニル、イソプロピルスルフィニ
ル、ブチルスルフィニル、イソブチルスルフィニル、s
−ブチルスルフィニル、t−ブチルスルフィニル、ペン
チルスルフィニル、イソペンチルスルフィニル、2−メ
チルブチルスルフィニル、ネオペンチルスルフィニル、
1−エチルプロピルスルフィニル、ヘキシルスルフィニ
ル、イソヘキシルスルフィニル、4−メチルペンチルス
ルフィニル、3−メチルペンチルスルフィニル、2−メ
チルペンチルスルフィニル、1−メチルペンチルスルフ
ィニル、3,3−ジメチルブチルスルフィニル、2,2
−ジメチルブチルスルフィニル、1,1−ジメチルブチ
ルスルフィニル、1,2−ジメチルブチルスルフィニ
ル、1,3−ジメチルブチルスルフィニル、2,3−ジ
メチルブチルスルフィニル、2−エチルブチルスルフィ
ニルのような炭素数1乃至6個の直鎖又は分枝鎖アルキ
ルスルフィニル基を挙げることができ、好ましくは、炭
素数1乃至4の直鎖又は分枝鎖アルキルスルフィニル基
である。
置換基群B4>の定義における「シクロアルキルオキシ
基」とは、前記「シクロアルキル基」が酸素に結合した
基を示し、そのような基としては、例えば、シクロプロ
ピルオキシ、シクロブチルオキシ、シクロペンチルオキ
シ、シクロヘキシルオキシ、シクロヘプチルオキシ、シ
クロオクチルオキシのような炭素数3乃至8個のシクロ
アルキルオキシ基を挙げることができ、好ましくは、炭
素数3乃至7個のシクロアルキルオキシ基であり、更に
好ましくは、炭素数5又は6個のシクロアルキルオキシ
基であり、特に好ましくは、シクロペンチルオキシであ
る。
置換基群B2>の定義における「ハロゲノ低級アルコキ
シ基」とは、前記「ハロゲン原子」が前記「低級アルコ
キシ基」のアルキル部分に結合した基を示し、そのよう
な基としては、例えば、フルオロメトキシ、ジフルオロ
メトキシ、トリフルオロメトキシ、2−フルオロエトキ
シ、2−クロロエトキシ、2−ブロモエトキシ、2,2
−ジフルオロエトキシ、2,2,2−トリフルオロエト
キシ、2,2,2−トリクロロエトキシ、3−フルオロ
プロポキシ、4−フルオロブトキシ、クロロメトキシ、
トリクロロメトキシ、ヨードメトキシ、ブロモメトキシ
のような基を挙げることができ、好ましくは、炭素数1
乃至4個のハロゲノアルコキシ基であり、更に好ましく
は、フルオロメトキシ、ジフルオロメトキシ、トリフル
オロメトキシ、2−フルオロエトキシ、2−クロロエト
キシ、2−ブロモエトキシ、3−フルオロプロポキシ、
4−フルオロブトキシ、クロロメトキシ、トリクロロメ
トキシ、ブロモメトキシであり、特に好ましくは、フル
オロメトキシ、ジフルオロメトキシ、トリフルオロメト
キシである。
置換基群B2>の定義における「低級アルキレンジオキ
シ基」とは、例えば、メチレンジオキシ、エチレンジオ
キシ、トリメチレンジオキシ、テトラメチレンジオキ
シ、ペンタメチレンジオキシ、ヘキサメチレンジオキ
シ、プロピレンジオキシのような炭素数1乃至6個の直
鎖若しくは分枝鎖アルキレンジオキシ基を挙げることが
でき、好ましくは、炭素数1乃至4個のアルキレンジオ
キシ基であり、更に好ましくは、メチレンジオキシ、エ
チレンジオキシである。
定義における「ハロゲン原子で置換された低級アルキル
基」とは、前記「ハロゲン原子」が前記「低級アルキル
基」に結合した基を示し、そのような基としては、例え
ば、フルオロメチル、ジフルオロメチル、トリフルオロ
メチル、2−フルオロエチル、2,2−ジフルオロエチ
ル、2,2,2−トリフルオロエチル、2,2,2−ト
リクロロエチル、3−フルオロプロピル、4−フルオロ
ブチル、クロロメチル、トリクロロメチル、2−クロロ
エチル、3−クロロプロピル、ブロモメチル、2−ブロ
モエチル、ヨードメチル、2−ヨードエチル、クロロジ
フルオロメチル、ブロモジフルオロメチルのような基を
挙げることができ、好ましくは、炭素数1乃至4個のハ
ロゲノアルキルであり、更に好ましくは、フルオロメチ
ル、ジフルオロメチル、トリフルオロメチル、2−フル
オロエチル、3−フルオロプロピル、4−フルオロブチ
ル、クロロメチル、トリクロロメチル、ブロモメチルで
あり、特に好ましくは、フルオロメチル、ジフルオロメ
チル、トリフルオロメチルである。
基」とは、人体内で加水分解等の生物学的方法により除
去される基、即ち、式−NHRa (式中、Ra は、前記
と同意義を示す。)から、遊離のアミノ基(基−NH
2 )を生成する基を示し、そのような基か否かは、ラッ
トやマウスのような実験動物に経口投与又は静脈注射に
より投与し、その後の動物の体液を調べ、対応する化合
物又はその薬理学的に許容される塩を検出できるか否か
により決定でき、そのような基としては、例えば、前記
「アルカノイル基」;メトキシカルボニル、エトキシカ
ルボニル、プロポキシカルボニル、イソプロポキシカル
ボニル、ブトキシカルボニル、イソブトキシカルボニ
ル、t−ブトキシカルボニル、ペンチルオキシカルボニ
ル、ヘキシルオキシカルボニル、シクロヘキシルオキシ
カルボニルのような低級アルコキシカルボニル基;ベン
ジルオキシカルボニル、4−メトキシベンジルオキシカ
ルボニル、3,4−ジメトキシベンジルオキシカルボニ
ル、2−ニトロベンジルオキシカルボニル、4−ニトロ
ベンジルオキシカルボニルのような、1乃至2個の低級
アルコキシ又はニトロ基でアリ−ル環が置換されていて
もよい「アラルキルオキシカルボニル基」;ホルミルオ
キシメチル、アセトキシメチル、プロピオニルオキシメ
チル、ブチリルオキシメチル、ピバロイルオキシメチ
ル、バレリルオキシメチル、イソバレリルオキシメチ
ル、ヘキサノイルオキシメチルのような「アルカノイル
オキシメチル基」;メトキシカルボニルオキシメチル、
エトキシカルボニルオキシメチル、プロポキシカルボニ
ルオキシメチル、イソプロポキシカルボニルオキシメチ
ル、ブトキシカルボニルオキシメチル、イソブトキシカ
ルボニルオキシメチル、ペンチルオキシカルボニルオキ
シメチルのような低級アルコキシカルボニルオキシメチ
ル基;及び(5−フェニル−2−オキソ−1,3−ジオ
キソレン−4−イル)メチル、〔5−(4−メチルフェ
ニル)−2−オキソ−1,3−ジオキソレン−4−イ
ル〕メチル、〔5−(4−メトキシフェニル)−2−オ
キソ−1,3−ジオキソレン−4−イル〕メチル、〔5
−(4−フルオロフェニル)−2−オキソ−1,3−ジ
オキソレン−4−イル〕メチル、〔5−(4−クロロフ
ェニル)−2−オキソ−1,3−ジオキソレン−4−イ
ル〕メチル、(2−オキソ−1,3−ジオキソレン−4
−イル)メチル、(5−メチル−2−オキソ−1,3−
ジオキソレン−4−イル)メチル、(5−エチル−2−
オキソ−1,3−ジオキソレン−4−イル)メチル、
(5−プロピル−2−オキソ−1,3−ジオキソレン−
4−イル)メチル、(5−イソプロピル−2−オキソ−
1,3−ジオキソレン−4−イル)メチル、(5−ブチ
ル−2−オキソ−1,3−ジオキソレン−4−イル)メ
チルのような、ジオキソレンの5位が前記「低級アルキ
ル」又は前記「アリール」によって置換されていてもよ
い「(2−オキソ−1,3−ジオキソレン−4−イル)
メチル基」;等を挙げることができ、好ましくは、炭素
数1乃至12個の「アルカノイル基」、炭素数2乃至5
個の「アルコキシカルボニル基」、炭素数7乃至8個の
「アラルキルオキシカルボニル基」、炭素数3乃至6個
の「アルカノイルオキシメチル基」、炭素数3乃至6個
の「アルコキシカルボニルオキシメチル基」又は「(2
−オキソ−1,3−ジオキソレン−4−イル)メチル
基」であり、更に好ましくは、アセチル、プロピオニ
ル、ブチリル、イソブチリル、バレリル、イソバレリ
ル、ピバロイル、メトキシカルボニル、エトキシカルボ
ニル、ベンジルオキシカルボニル、アセチルオキシメチ
ル、プロピオニルオキシメチル、メトキシカルボニルオ
キシメチル、エトキシカルボニルオキシメチル、(5−
メチル−2−オキソ−1,3−ジオキソレン−4−イ
ル)メチル又は(5−フェニル−2−オキソ−1,3−
ジオキソレン−4−イル)メチルであり、特に好ましく
は、アセチルである。
ル、エチル、アミノ、アセチルアミノ、プロピオニルア
ミノ、ブチリルアミノ、イソブチリルアミノ、バレリル
アミノ、イソバレリルアミノ、ピバロイルアミノ、メト
キシカルボニルアミノ、エトキシカルボニルアミノ、ベ
ンジルオキシカルボニルアミノ、アセチルオキシメチル
アミノ、プロピオニルオキシメチルアミノ、メトキシカ
ルボニルオキシメチルアミノ、エトキシカルボニルオキ
シメチルアミノ、(5−メチル−2−オキソ−1,3−
ジオキソレン−4−イル)メチルアミノ及び(5−フェ
ニル−2−オキソ−1,3−ジオキソレン−4−イル)
メチルアミノを挙げることができ、更に好ましくは、メ
チル、アミノ、アセチルアミノであり、特に好ましく
は、アミノ、アセチルアミノである。
基;4−メルカプトフェニル、4−アセチルチオフェニ
ル、4−プロピオニルチオフェニル、4−フルオロフェ
ニル、4−クロロフェニル、4−ブロモフェニル、p−
トリル、4−エチルフェニル、4−メトキシフェニル、
4−エトキシフェニル、4−メチルチオフェニル、4−
エチルチオフェニル、4−メチルスルフィニルフェニ
ル、4−エチルスルフィニルフェニル、3,4−ジフル
オロフェニル、2,4−ジフルロフェニル、3,4−ジ
クロロフェニル、2,4−ジクロロフェニル、3,4−
ジメチルフェニル、3,4−ジメトキシフェニル、3−
クロロ−4−フルオロフェニル、3−クロロ−4−メト
キシフェニル、3−フルオロ−4−メトキシフェニル、
3−メチル−4−メトキシフェニル、3,5−ジクロロ
−4−メトキシフェニル、4−メトキシ−3,5−ジメ
チルフェニルのような、メルカプト、C1 −C4 アルカ
ノイイルチオ、ハロゲン、C1 −C4 アルキル、C1 −
C4 アルコキシ、C1 −C4アルキルチオ及びC1 −C4
アルキルスルフィニルから選ばれる1乃至3個の置換
基を有するフェニル基;4−トリフルオロメチルフェニ
ル、4−ジフルオロメトキシフェニル、4−トリフルオ
ロメトキシフェニルような、トリフルオロメチル、ジフ
ルオロメトキシ若しくはトリフルオロメトキシ置換フェ
ニル;3,4−メチレンジオキシフェニル、3,4−エ
チレンジオキシフェニルのような、メチレンジオキシ若
しくはエチレンジオキシ置換フェニル基を挙げることが
できる。更に、R2 が、置換基を有するフェニル基を示
す場合、その置換基の数は、好ましくは1乃至3個であ
り、更に好ましくは、1又は2個である。
子;フッ素、塩素、臭素、ヨウ素のようなハロゲン原
子;メチル、エチル、プロピル、イソプロピル、ブチ
ル、イソブチル、s−ブチル、t−ブチルのようなC1
−C4 アルキル基;及びフルオロメチル、クロロメチ
ル、ブロモメチル、ヨードメチル、ジフルオロメチル、
トリフルオロメチル、2−フルオロエチル、3−フルオ
ロプロピル、4−フルオロブチル、2−クロロエチル、
3−クロロプロピルのようなハロゲノC1 −C4 アルキ
ル基を挙げることができ、更に好ましくは、水素原子;
フッ素、塩素、臭素、ヨウ素のようなハロゲン原子;メ
チル基、エチル基、フルオロメチル基、ジフルオロメチ
ル基、2−フルオロエチル基又は2−クロロエチル基で
ある。
子;メチル、エチル、プロピル、イソプロピル、ブチ
ル、イソブチル、s−ブチル、t−ブチル、ペンチル、
ヘキシルのようなC1 −C6 アルキル基;置換基とし
て、ヒドロキシ、フッ素、塩素、臭素、ヨウ素のような
ハロゲン、及びメトキシ、エトキシ、プロポキシ、イソ
プロポキシ、ブトキシ、イソブトキシ、s−ブトキシ、
t−ブトキシのようなC1 −C4 アルコキシから選ばれ
る置換基を有する前記のアルキル基;シクロプロピル、
シクロブチル、シクロペンチル、シクロヘキシル、シク
ロヘプチルのようなC3 −C7 シクロアルキル基;下記
の置換基を有していてもよいフェニル、ナフチルのよう
なC6 −C10アリール基;アリール部分に下記の置換基
を有していてもよいベンジル、フェネチル、3−フェニ
ルプロピル、4−フェニルブチル、1−ナフチルメチ
ル、2−ナフチルメチルのようなC6 −C10アリールC
1 −C4 アルキル基(ここに、上記アリール基又はアリ
ールアルキル基のアリール部分の置換基は、フッ素、塩
素、臭素、ヨウ素のようなハロゲン;メチル、エチル、
プロピル、イソプロピル、ブチル、イソブチル、s−ブ
チル、t−ブチルのようなC1 −C4 アルキル;フルオ
ロメチル、ジフルオロメチル、トリフルオロメチル、ク
ロロメチル、トリクロロメチル、クロロジフルオロメチ
ル、2−フルオロエチル、2−クロロエチル、2−ブロ
モエチル、2−ヨードエチル、3−フルオロプロピル、
4−フルオロプロピルのようなハロゲノC1 −C4 アル
キル;メトキシ、エトキシ、プロポキシ、イソプロポキ
シ、ブトキシ、イソブトキシ、s−ブトキシ、t−ブト
キシのようなC1 −C4 アルコキシ基;シクロプロピル
オキシ、シクロブチルオキシ、シクロペンチルオキシ、
シクロヘキシルオキシ、シクロヘプチルオキシのような
C3 −C7 シクロアルキルオキシである。)を挙げるこ
とができ、更に好ましくは、水素原子;メチル、エチ
ル、イソプロピル、ブチル、イソブチルのようなC1 −
C4 アルキル基;フルオロメチル、ジフルオロメチル、
クロロジフルオロメチル、ブロモジフルオロメチル、ト
リフルオロメチル、2−フルオロエチル、2,2,2−
トリフルオロエチルのようなモノ、ジ若しくはトリハロ
ゲノC1 −C4 アルキル基;ヒドロキシメチル基;メト
キシメチル、エトキシメチルのようなC1 −C4 アルコ
キシメチル基;シクロプロピル、シクロブチル、シクロ
ペンチル、シクロヘキシルのようなC3 −C6 シクロア
ルキル基;フェニル基;4−フルオロフェニル、2,4
−ジフルオロフェニルのようなモノ若しくはジフルオロ
フェニル基;4−メトキシフェニル、3,4−ジメトキ
シフェニルのようなモノ若しくはジメトキシフェニル
基;p−トリル、o−トリルのようなトリル基;3−シ
クロペンチルオキシ−4−メトキシフェニルのようなシ
クロペンチルオキシ(メトキシ)フェニル基;4−トリ
フルオロメチルフェニルのようなトリフルオロメチルフ
ェニル基;ベンジル基;4−メトキシベンジル、3−シ
クロペンチルオキシ−4−メトキシベンジルのような置
換ベンジル基;フェネチル基;1−ナフチル、2−ナフ
チルのようなナフチル基;1−ナフチルメチル、2−ナ
フチルメチルのようなナフチルメチル基である。
(I)及び(II)は塩にすることができるので、その塩
をいい、そのような塩としては、好適にはナトリウム
塩、カリウム塩、リチウム塩のようなアルカリ金属塩、
カルシウム塩、マグネシウム塩のようなアルカリ土類金
属塩を挙げることができる。
らの薬理上許容される塩は、大気中に放置しておくこと
により、水分を吸収し、吸着水がついたり、水和物とな
る場合があり、そのような塩も本発明の医薬における有
効成分として包含される。
中心を有する場合があり、各々がR配位、S配位である
立体異性体が存在するが、その各々、あるいはそれらの
任意の割合の混合物のいずれも本発明の医薬における有
効成分として包含される。
合物(I)及び(II)の具体例としては、例えば、下記
表1(一般式(I)で表される化合物)及び表2(一般
式(II)で表される化合物)に示すような化合物を挙げ
ることができる。
し、「Bu」は、ブチルを示し、「Byr 」は、ブチリルを
示し、「iByr」はイソブチリルを示し、「Bz」はベンジ
ルを示し、「Et」は、エチルを示し、「For 」はホルミ
ルを示し、「Me」はメチルを示し、「Ph」は、フェニル
を示し、「Piv 」はピバロイルを示し、「cPn 」は、シ
クロペンチルを示し、「Pr」は、プロピルを示し、「cP
r 」は、シクロプロピルを示し、「iPr 」は、イソプロ
ピルを示し、「Prn 」は、プロピオニルを示し、「iVa
l」は、イソバレリルを示し、「Val 」は、バレリルを
示す。
(4−スルファモイルフェニル)ピロール、 2) 4−メチル−2−(4−メチルフェニル)−1−
(4−スルファモイルフェニル)ピロール、 3) 1−(4−フルオロフェニル)−2−(4−スル
ファモイルフェニル)ピロール、 4) 1−(4−フルオロフェニル)−4−メチル−2
−(4−スルファモイルフェニル)ピロール、 5) 5−フルオロ−1−(4−フルオロフェニル)−
2−(4−メチルスルホニルフェニル)ピロール、 6) 2−(4−メトキシフェニル)−4−メチル−1
−(4−スルファモイルフェニル)ピロール、 7) 1−(4−メトキシフェニル)−4−メチル−2
−(4−スルファモイルフェニル)ピロール、 8) 4−エチル−2−(4−メトキシフェニル)−1
−(4−スルファモイルフェニル)ピロール、 9) 2−(4−クロロフェニル)−4−メチル−1−
(4−スルファモイルフェニル)ピロール、 10) 4−メチル−2−(4−メチルチオフェニル)
−1−(4−スルファモイルフェニル)ピロール、 11) 2−(4−エトキシフェニル)−4−メチル−
1−(4−スルファモイルフェニル)ピロール、 12) 2−(4−メトキシ−3−メチルフェニル)−
4−メチル−1−(4−スルファモイルフェニル)ピロ
ール、 13) 2−(3−フルオロ−4−メトキシフェニル)
−4−メチル−1−(4−スルファモイルフェニル)ピ
ロール、 14) 4−メチル−2−フェニル−1−(4−スルフ
ァモイルフェニル)ピロール、 15) 2−(3,4−ジメチルフェニル)−4−メチ
ル−1−(4−スルファモイルフェニル)ピロール、 16) 2−(3−クロロ−4−メトキシフェニル)−
4−メチル−1−(4−スルファモイルフェニル)ピロ
ール、 17) 4−メチル−1−(4−メチルチオフェニル)
−2−(4−スルファモイルフェニル)ピロール、 18) 5−クロロ−1−(4−メトキシフェニル)−
2−(4−スルファモイルフェニル)ピロール、 19) 1−(3,4−ジメチルフェニル)−4−メチ
ル−2−(4−スルファモイルフェニル)ピロール、 20) 5−クロロ−1−(4−エトキシフェニル)−
2−(4−スルファモイルフェニル)ピロール、 21) 5−クロロ−1−(4−メチルチオフェニル)
−2−(4−スルファモイルフェニル)ピロール、 22) 1−(4−エチルチオフェニル)−4−メチル
−2−(4−スルファモイルフェニル)ピロール、 23) 2−(3,5−ジメチルフェニル)−4−メチ
ル−1−(4−スルファモイルフェニル)ピロール、 24) 1−(4−メルカプトフェニル)−4−メチル
−2−(4−スルファモイルフェニル)ピロール、 25) 1−(4−アセチルチオフェニル)−4−メチ
ル−2−(4−スルファモイルフェニル)ピロール、 26) 1−(4−アセチルアミノスルホニルフェニ
ル)−4−メチル−2−(4−メトキシフェニル)ピロ
ール、及び 27) 1−(4−アセチルアミノスルホニルフェニ
ル)−4−メチル−2−(3,4−ジメチルフェニル)
ピロール であり、特に好ましくは、上記2)、6)、9)、1
0)、11)、12)、13)、15)、17)、2
6)、27)の化合物であり、最も好ましくは、1
1)、15)、17)、26)、27)の化合物であ
る。
有する式(I)及び(II)の化合物は、以下のA法〜J
法により製造することができる。
至D法及びJ法に従って製造することができる。
ル基又は、又は<置換基群A>より選択される基により
置換された低級アルキル基である化合物(Ia)の製
法〕
低級アルキル基、又は<置換基群A>より選択される基
により置換された低級アルキル基を表す。)第1工程 は、ベンズアルデヒド化合物(1)とアニリン
化合物(2)を脱水縮合させてアルジミン化合物(3)
を製造する工程であり、不活性溶媒中で行われる。使用
される不活性溶媒は、反応を阻害せず、出発物質をある
程度溶解するものであれば特に限定はなく、例えばヘキ
サン、ヘプタン、石油エーテルのような脂肪族炭化水素
類;ベンゼン、トルエン、キシレンのような芳香族炭化
水素類;メチレンクロリド、クロロホルム、四塩化炭
素、ジクロロエタンのようなハロゲン化炭化水素類;ジ
エチルエーテル、ジイソプロピルエーテル、テトラヒド
ロフラン、ジオキサンのようなエーテル類;メタノー
ル、エタノール、プロパノール、イソプロパノール、ブ
タノールのようなアルコール類;酢酸、プロピオン酸の
ような有機酸類であり得、好適にはアルコール類であ
る。反応温度は5℃乃至200℃(好適には室温乃至1
50℃)であり、反応時間は反応温度等によって異なる
が、通常10分間乃至20時間(好適には1時間乃至1
5時間)である。反応中に生成する水を除去しながら反
応させてもよいが、通常はそのような操作を行わなくと
も反応は十分に進行する。
アン化水素を付加させてアニリノニトリル化合物(4)
を製造する工程であり、ルイス酸(例えば塩化アルミニ
ウム、塩化錫、塩化亜鉛)の存在下、不活性溶媒(例え
ばベンゼン、トルエン、ニトロベンゼンのような芳香族
炭化水素類;メチレンクロリド、クロロホルム、四塩化
炭素、1,2−ジクロロエタンのようなハロゲン化炭化
水素類;ジエチルエーテル、ジイソプロピルエーテル、
テトラヒドロフラン、ジオキサンのようなエーテル類、
好適にはエーテル類)中、アルジミン化合物(3)とト
リメチルシリルシアニド(TMS−CN)を反応させる
ことにより行われる。反応温度は5℃乃至200℃(好
適には室温乃至150℃)であり、反応時間は反応温度
等によって異なるが、通常30分間乃至100時間(好
適には1時間乃至30時間)である。
ル化合物(4)とα,β−不飽和アルデヒド又はケトン
化合物(5)を反応させてピロリジン化合物(6)と
し、これを脱水及び脱シアン化水素して目的化合物(I
a)を製造する工程である(V.A. Treibs, R. Derra, A
nn. Chem. 589, 176 (1954) を改変)。
ム、水酸化ナトリウム、水酸化カリウムのようなアルカ
リ金属水酸化物;水素化リチウム、水素化ナトリウム、
水素化カリウムのようなアルカリ金属水素化物;リチウ
ムアミド、ナトリウムアミド、カリウムアミド、リチウ
ムビス(トリメチルシリル)アミドのようなアルカリ金
属アミド;リチウムエトキシド、ナトリウムメトキシ
ド、ナトリウムエトキシド、カリウムt−ブトキシドの
ようなアルカリ金属アルコキシド、好適にはリチウムア
ミド類)の存在下、不活性溶媒(例えばヘキサン、ヘプ
タンのような脂肪族炭化水素類;ベンゼン、トルエン、
キシレンのような芳香族炭化水素類;ジエチルエーテ
ル、ジイソプロピルエーテル、テトラヒドロフラン、ジ
オキサンのようなエーテル類;メタノール、エタノー
ル、プロパノール、イソプロパノール、ブタノールのよ
うなアルコール類、好適にはエーテル類)中で行われ
る。反応温度は−78℃乃至100℃(好適には−78
℃乃至室温)であり、反応時間は反応温度等によって異
なるが、通常10分間乃至30時間(好適には1時間乃
至20時間)である。
を留去した残渣又はこの残渣を抽出、水洗後溶媒を留去
して得られた残渣を、溶媒の存在下又は不存在下に10
0℃以上に加熱して、脱水及び脱シアン化水素すること
によって目的化合物(Ia)を得る工程である。反応は
溶媒の不存在下で十分に進行するが、溶媒を使用する場
合には、不活性で高沸点のものが好ましく、そのような
例としては、トルエン、キシレン、ジメチルホルムアミ
ド、ジメチルアセトアミド、ジメチルスルホキシド、ジ
グライム、ジフェニルエーテル等が挙げられる。
ル基、又は<置換基群A>より選択される基により置換
された低級アルキル基である化合物(Ia)の製法の別
法〕
同じ。
ル、プロピル、イソプロピル、ブチル、イソブチル、s
−ブチル、t−ブチルのようなC1 −C4 アルキル基を
示すか、又はR5 とR6 が一緒になって、更に場合によ
ってはO又はSを介して、5若しくは6員環を形成す
る。R7 はカルボキシル基の保護基を表し、加水素分
解、加水分解、電気分解、光分解のような化学的方法に
より除去され得る「一般的保護基」を示す。このような
基としては、好ましくは、メチル、エチル、プロピル、
イソプロピル、ブチル、イソブチル、s−ブチル、t−
ブチル、ペンチル、イソペンチル、2−メチルブチル、
ネオペンチル、1−エチルプロピル、ヘキシル、イソヘ
キシル、4−メチルペンチル、3−メチルペンチル、2
−メチルペンチル、1−メチルペンチル、3,3−ジメ
チルブチル、2,2−ジメチルブチル、1,1−ジメチ
ルブチル、1,2−ジメチルブチル、1,3−ジメチル
ブチル、2,3−ジメチルブチル、2−エチルブチル、
ヘプチル、オクチル、ノニル、デシル、ドデシル、トリ
デシル、ペンタデシル、オクタデシル、ノナデシル、ア
イコシルのような炭素数1乃至12個の直鎖若しくは分
枝鎖アルキル基(更に好ましくは、炭素数1乃至4個の
アルキル基、特に好ましくはメチル、エチル、t−ブチ
ル);前記「ハロゲノ低級アルキル」(更に好ましく
は、炭素数1乃至4個のハロゲノアルキル基);前記
「シクロアルキル基」;ベンジル、フェネチル、1−ナ
フチルメチル、2−ナフチルメチル、ジフェニルメチ
ル、トリフェニルメチル、1−ナフチルジフェニルメチ
ル、9−アンスリルメチルのような1乃至3個のアリ−
ル基で置換された低級アルキル基、4−メチルベンジ
ル、2,4,6−トリメチルベンジル、3,4,5−ト
リメチルベンジル、4−メトキシベンジル、4−メトキ
シフェニルジフェニルメチル、2−ニトロベンジル、4
−ニトロベンジル、4−クロロベンジル、4−ブロモベ
ンジル、4−シアノベンジルのような低級アルキル、低
級アルコキシ、ニトロ、ハロゲン、シアノ基でアリ−ル
環が置換された1乃至3個のアリ−ル基で置換された低
級アルキル基等の「アラルキル基」(更に好ましくは、
ベンジル、フェネチル、1−ナフチルメチル、2−ナフ
チルメチル、ジフェニルメチル、トリフェニルメチル、
1−ナフチルジフェニルメチル);エテニル、1−メチ
ルエテニル、1−プロペニル、2−プロペニル、1−メ
チル−2−プロペニル、1−メチル−1−プロペニル、
2−メチル−1−プロペニル、2−メチル−2−プロペ
ニル、2−エチル−2−プロペニル、1−ブテニル、2
−ブテニル、1−メチル−2−ブテニル、1−メチル−
1−ブテニル、3−メチル−2−ブテニル、1−エチル
−2−ブテニル、3−ブテニル、1−メチル−3−ブテ
ニル、2−メチル−3−ブテニル、1−エチル−3−ブ
テニル、1−ペンテニル、2−ペンテニル、1−メチル
−2−ペンテニル、2−メチル−2−ペンテニル、3−
ペンテニル、1−メチル−3−ペンテニル、2−メチル
−3−ペンテニル、4−ペンテニル、1−メチル−4−
ペンテニル、2−メチル−4−ペンテニル、1−ヘキセ
ニル、2−ヘキセニル、3−ヘキセニル、4−ヘキセニ
ル、5−ヘキセニルのような「低級アルケニル基」(更
に好ましくは、エテニル、1−メチルエテニル、1−プ
ロペニル、2−プロペニル、2−メチル−2−プロペニ
ル、ブテニルであり、特に好ましくは、2−プロペニ
ル、2−メチル−2−プロペニル);トリメチルシリ
ル、トリエチルシリル、イソプロピルジメチルシリル、
t-ブチルジメチルシリル、メチルジイソプロピルシリ
ル、メチルジ-t−ブチルシリル、トリイソプロピルシリ
ルのようなトリ低級アルキルシリル基、ジフェニルメチ
ルシリル、ジフェニルブチルシリル、ジフェニルイソプ
ロピルシリル、フェニルジイソプロピルシリルのような
1乃至2個のアリ−ル基で置換されたシリル基等の「シ
リル基」;フェニル、1−ナフチル、2−ナフチル、イ
ンダニル、アントラセニル、p−トリル、o−トリルの
ような<置換基群A>及び<置換基群B>より選択され
る基によって置換されていてもよい前記「アリール
基」;フェナシル、p−ブロモフェナシルのような<置
換基群A>及び<置換基群B>より選択される基によっ
て置換されていてもよい「フェナシル基」;及びゲラニ
ル、ネリル、リナリル、フェチル、メンチル(特にm−
及びo−メンチル)、ツジル、ピナニル、ボルニル、の
ようなテルペニル基を挙げることができる。
ハライド化合物(7)によってアルキル化して1,4−
ジオキソ化合物(9)を製造する工程であり、不活性溶
媒(例えばヘキサン、ヘプタン、石油エーテルのような
脂肪族炭化水素類;ベンゼン、トルエン、キシレンのよ
うな芳香族炭化水素類;ジエチルエーテル、ジイソプロ
ピルエーテル、テトラヒドロフラン、ジオキサンのよう
なエーテル類、好適にはエーテル類)中、塩基(例えば
ピリジン、ピコリン、4−(N,N−ジメチルアミノ)
ピリジン、トリエチルアミン、トリブチルアミン、ジイ
ソプロピルエチルアミン、N−メチルピペリジン)の存
在下又は不存在下に行われる。反応温度は−30℃乃至
200℃(好適には0℃乃至100℃)であり、反応時
間は反応温度等によって異なるが、通常30分間乃至3
0時間(好適には1時間乃至20時間)である。反応終
了後、反応液を酸性にすることによって1,4−ジオキ
ソ化合物(9)が生成する。
(9)とアニリン化合物(10)を脱水縮合させて閉環
し、目的化合物(Ia)を製造する工程であり、この反
応は第1工程について述べたと同様の条件で行われる
が、本工程の場合には、酢酸中1時間乃至10時間加熱
還流することが好ましい。
1)のα位をフェナシルハライド化合物(7)によって
アルキル化し、ジオキソエステル化合物(12)を製造
する工程であり、塩基(例えばリチウム、ナトリウム、
カリウムのようなアルカリ金属;水素化リチウム、水素
化ナトリウム、水素化カリウムのようなアルカリ金属水
素化物;リチウムアミド、ナトリウムアミド、カリウム
アミドのようなアルカリ金属アミド;リチウムエトキシ
ド、ナトリウムメトキシド、ナトリウムエトキシド、カ
リウムt−ブトキシドのようなアルカリ金属アルコキシ
ド、好適にはアルカリ金属アルコキシド)の存在下、不
活性溶媒(例えばヘキサン、ヘプタンのような脂肪族炭
化水素類;ベンゼン、トルエン、キシレンのような芳香
族炭化水素類;ジエチルエーテル、ジイソプロピルエー
テル、テトラヒドロフラン、ジオキサンのようなエーテ
ル類;ジメチルホルムアミド、ジメチルアセトアミドの
ようなアミド類;メタノール、エタノール、プロパノー
ル、イソプロパノール、ブタノール、t−ブタノールの
ようなアルコール類、好適にはエーテル類又はアルコー
ル類)中で行われる。反応温度は5℃乃至200℃(好
適には室温乃至150℃)であり、反応時間は反応温度
等によって異なるが、通常10分間乃至20時間(好適
には30分間乃至15時間)である。
2)を加水分解と同時に脱炭酸反応させることによっ
て、1,4−ジオキソ化合物(9)を製造する工程であ
り、ここでは有機合成化学において汎用される通常の酸
又はアルカリによる加水分解反応が適用される。
2)において、R4 が水素原子である場合に実施される
工程であり、アニリン化合物(10)との反応により化
合物(Ia−1)を製造する工程である。この反応は第
6工程について述べたと同様にして行われる。
テル部分を加水分解してカルボン酸体とし、次いで脱炭
酸することによって目的化合物(Ia)を製造する工程
である。この加水分解反応は前述の如く常法に従って行
われ、脱炭酸反応も有機合成化学において汎用される通
常の酸、アルカリ又は熱による脱炭酸反応(例えば、薬
学雑誌、93(5)、 584-598 (1973) に記載の方法)が適用
される。
(Ib)の製法〕
を表す。)第11工程 は、A−1法又はA−2法によって得られる
化合物(Ia−2)をハロゲン化することによって目的
化合物(Ib)を製造する工程である。本工程におい
て、例えばジフルオロキセノンによるフッ素化反応;塩
素、スルフリルクロリド又はN−クロロスクシンイミド
による塩素化反応;臭素又はN−ブロモスクシンイミド
による臭素化反応;ヨウ素又はN−ヨウドスクシンイミ
ドによるヨウ素化反応等が、「The Chemistry of Heter
ocyclic Compounds, Vol 48, Part1, p348-395, John W
iley & Sons」に詳述されている方法に従って実施され
る。
ある化合物(Ic−1)、(Ic−2)又は(Ic−
3)の製法の別法〕
R8 は水素原子又は前記「低級アルキル基」を表す。R
8 が低級アルキル基を示す場合、好ましくは、炭素数1
乃至3個のアルキル基である。Xb は、フッ素原子、塩
素原子、臭素原子、沃素原子のようなハロゲン原子を表
す。)第12工程 は、化合物(Ia−2)をアシル化してアシ
ルピロール化合物(13)を製造する工程である。本工
程において、R8 が水素原子である化合物(13)は、
不活性溶媒(例えばメチレンクロリド、クロロホルム、
四塩化炭素、1,2−ジクロロエタンのようなハロゲン
化炭化水素類、ジメチルホルムアミドのようなアミド
類)中、オキシ塩化リン−ジメチルホルムアミド、オキ
シ臭化リン−ジメチルホルムアミド、オキザリルクロリ
ド−ジメチルホルムアミドのようなビールスマイヤー
(Vilsmeier)試薬と化合物(Ia−2)を、−10℃乃
至150℃(好適には0℃乃至100℃)で、15分間
乃至20時間(好適には30分間乃至10時間)反応さ
せることにより製造される。一方R8 が低級アルキル基
である化合物(13)は、ルイス酸(例えば塩化アルミ
ニウム、塩化錫、塩化亜鉛)の存在下、不活性溶媒(例
えばベンゼン、トルエン、ニトロベンゼンのような芳香
族炭化水素類;メチレンクロリド、クロロホルム、四塩
化炭素、1,2−ジクロロエタンのようなハロゲン化炭
化水素類、二硫化炭素)中、式(R8 aCO)2O又はR8 a
COXa(式中、Xaは前記と同じ。R8 aは、R8 の定
義における、低級アルキル基を示す)を有する酸無水物
又は酸ハライドと化合物(Ia−2)を、−10℃乃至
150℃(好適には0℃乃至100℃)で、10分間乃
至20時間(好適には30分間乃至10時間)反応させ
ることにより製造される。
3)のアシル基を還元してヒドロキシ化合物(14)を
製造する工程であり、例えば水素化ホウ素ナトリウム、
水素化ホウ素リチウム、水素化アルミニウムリチウム、
ジイソブチルアルミニウムヒドリド、ボラン類等による
還元や、水素による接触還元等が、「日本化学会編第4
版 実験化学講座 第20巻p1〜30、丸善」に詳述
されている方法に従って実施される。
の水酸基をハロゲン化して目的化合物(Ic−1)を製
造する工程であり、例えば三フッ化ジエチルアミノ硫黄
(DAST)によるフッ素化反応、塩化チオニル、三塩
化リン、五塩化リン、オキシ塩化リン、トリフェニルホ
スフィン/四塩化炭素による塩素化反応;臭化水素酸、
臭化チオニル、三臭化リン、トリフェニルホスフィン/
四臭化炭素による臭素化反応;ヨウ化水素酸、三ヨウ化
リンによるヨウ素化反応等が、「日本化学会編第4版
実験化学講座 第19巻、p384〜390、438〜
446及び465〜470、丸善」に詳述されている方
法に従って実施される。
3)のカルボニル基を gem−ジハロゲン化して目的化合
物(Ic−2)を製造する工程であり、例えば四フッ化
硫黄、DASTによる gem−ジフルオロ化反応;五塩化
リン、塩化チオニル/ジメチルホルムアミドによる gem
−ジクロロ化反応;三臭化ホウ素による gem−ジブロモ
化反応;ヨウ化トリメチルケイ素による gem−ジヨード
化反応等が、「日本化学会編 第4版 実験化学講座
第19巻、p390〜392、447〜448及び47
2、丸善」に詳述されている方法に従って実施される。
3)のうち、R8 が水素原子である化合物を酸化してカ
ルボン酸化合物(15)を製造する工程であり、例えば
過マンガン酸カリウム、クロム酸、過酸化水素、硝酸、
酸化銀(I、II)を用いて「日本化学会編 新実験化学
講座15、酸化と還元〔1−1〕、〔1−2〕、丸善」
に詳述されている方法に従って実施される。
のカルボキシル基をトリフルオロメチル基に変換して目
的化合物(Ic−3)を製造する工程であり、例えば四
フッ化硫黄を用いて「日本化学会編 第4版 実験化学
講座 第19巻、p390〜392、丸善」に記載の方
法に従って実施される。
れる基により置換された低級アルキル基であり、R3 が
水素原子又はハロゲン原子である化合物(Id−1)、
(Id−2)、(Id−3)又は(Id−4)の製法〕
Xbは前記と同じ。R3 cは、R3 の定義における水素原
子又はハロゲン原子を表す。R9 は前記「低級アルキル
基」を表す。R10は前記「ハロゲン原子」又は前記「低
級アルコキシ基」を表す。Yはシアノ基又は式−CO2
R7 (R7 は前記と同じ。)を表す。)第18工程 は、フェナシルハライド化合物(7)によっ
てシアノ化合物(16)をアルキル化し、フェナシルア
セトニトリル化合物(17)を製造する工程であり、第
7工程について述べたと同様にして行われる。
化合物(17)とアニリン化合物(10)を反応させて
アミノピロール化合物(18)を製造する工程であり、
触媒量の塩化水素の存在下、「K.M.H. Hilmy, E.B. Ped
ersen, Liebigs Ann. Chem.1989, 1145-1146 」に記載
の方法に従って実施される。
8)のアミノ基を除去してピロール化合物(19)を製
造する工程であり、不活性溶媒(例えばヘキサン、ヘプ
タンのような脂肪族炭化水素類;ベンゼン、トルエン、
キシレンのような芳香族炭化水素類;ジエチルエーテ
ル、ジイソプロピルエーテル、テトラヒドロフラン、ジ
オキサンのようなエーテル類;ジメチルホルムアミド、
ジメチルアセトアミドのようなアミド類、好適にはエー
テル類)中、亜硝酸アルキル(例えば亜硝酸メチル、亜
硝酸エチル、亜硝酸プロピル、亜硝酸ブチル、亜硝酸t
−ブチル、亜硝酸イソアミル)とアミノピロール化合物
(18)を、−10℃乃至200℃(好適には室温乃至
150℃)で、10分間乃至20時間(好適には30分
間乃至15時間)反応させることによりピロール化合物
(19)が製造される。
ハロゲン化してハロゲノピロール化合物(20)を製造
する工程であり、第11工程について述べたと同様にし
て行われる。
9)又は(20)のYがシアノ基である場合に、シアノ
基を保護されたカルボキシル基に変換してエステル化合
物(21)を製造する工程であり、例えば化合物(1
9)又は(20)、適当なアルコール類及び塩酸、硫
酸、p−トルエンスルホン酸等の酸を用いて、「日本化
学会編 新実験化学講座14、p1022〜1023、
丸善」に記載の方法に従って実施される。
加水分解してカルボン酸化合物(22)を製造する工程
であり、第8工程について述べた加水分解反応と同様に
して行われる。
のカルボキシル基をトリフルオロメチル基に変換して目
的化合物(Id−2)を製造する工程であり、第17工
程について述べたと同様にして行われる。
合物(21)から目的化合物(Id−2)を製造するた
めの別法であり、まず第26工程においてエステル化合
物(21)の保護されたカルボキシル基がトリ(アルキ
ルチオ)メチル基に変換され、次いで、第27工程にお
いて、酸化的脱硫フッ素化反応によってトリフルオロメ
チル基に変換される。この方法はD.P. Matthews, J.P.
Whitten, J.R. McCarthy, Tetrahedron Letters, 27 (4
0), 4861-4864, 1986 に詳述されている。
保護されたカルボキシル基を還元して対応するアルデヒ
ド化合物(24)を製造する工程であり、例えば水素化
アルミニウムリチウム、水素化アルミニウムナトリウ
ム、トリエトキシ水素化アルミニウムリチウム、ジイソ
ブチルアルミニウムヒドリド等を用いて、「日本化学会
編 新実験化学講座14、p656〜659、丸善」に
詳述されている方法に従って実施される。
を gem−ジハロゲン化して目的化合物(Id−3)を製
造する工程であり、第15工程について述べたと同様に
して実施される。
保護されたカルボキシル基を還元して目的化合物である
ヒドロキシメチル化合物(Id−1)を製造する工程で
あり、例えば水素化アルミニウムリチウム、水素化ホウ
素リチウム、ジイソブチルアルミニウムヒドリド等を用
いて、「日本化学会編 第4版 実験化学講座20、p
12〜14、丸善」に詳述されている方法に従って実施
される。
(Id−1)をハロゲン化又はエーテル化してハロゲノ
メチル化合物又はアルコキシメチル化合物(Id−4)
を製造する工程である。本工程において、ハロゲン化反
応は第14工程について述べたと同様にして実施され
る。エーテル化反応は、ヒドロキシメチル化合物(Id
−1)とハロゲン化アルキルとを、不活性溶媒(例えば
ヘキサン、ヘプタン、石油エーテルのような脂肪族炭化
水素類;ベンゼン、トルエン、キシレンのような芳香族
炭化水素類;ジエチルエーテル、ジイソプロピルエーテ
ル、テトラヒドロフラン、ジオキサンのようなエーテル
類;ジメチルホルムアミド、ジメチルアセトアミドのよ
うなアミド類、好適にはエーテル類、アミド類)中、塩
基(例えば水素化リチウム、水素化ナトリウム、水素化
カリウムのようなアルカリ金属水素化物;ナトリウムメ
トキシド、ナトリウムエトキシド、カリウムt−ブトキ
シドのようなアルカリ金属アルコキシド;トリエチルア
ミン、トリブチルアミン、ピリジン、ピコリン、4−
(N,N−ジメチルアミノ)ピリジンのような3級アミ
ン類;好適には水素化ナトリウム又はカリウムt−ブト
キシド)の存在下、−10℃乃至200℃(好適には0
℃乃至150℃)で、30分間乃至48時間(好適には
1時間乃至24時間)反応させることにより実施され
る。
法に従って製造することができる。
同じ。)第32工程 、第33工程、第34工程及び第35工程の
反応によって、アニリン化合物(25)とベンズアルデ
ヒド化合物(26)とから、目的化合物(II)が製造さ
れるが、これら各工程の反応は、それぞれ前述した、第
1工程、第2工程、第3工程及び第4工程と同様にして
行われる。
基、又は<置換基群A>より選択される基により置換さ
れた低級アルキル基である化合物(IIa−1)の製法〕
6 、R7 及びXaは前記と同じ。)第36工程 は、エナミン化合物(32)のβ位をフェナ
シルハライド化合物(31)によってアルキル化し、
1,4−ジオキソ化合物(33)を製造する工程であ
り、第5工程について述べたと同様にして行われる。
(33)とアニリン化合物(25)を脱水縮合させて閉
環し、目的化合物(IIa−1)を製造する工程であり、
第6工程について述べたと同様にして行われる。
(34)のα位をフェナシルハライド化合物(31)に
よってアルキル化し、ジオキソエステル化合物(35)
を製造する工程であり、第7工程について述べたと同様
にして行われる。
(35)を加水分解と同時に脱炭酸することによって
1,4−ジオキソ化合物(33)を製造する工程であ
り、第8工程について述べたと同様にして行われる。
(IIb)の製法〕
同じ。)第40工程 は、化合物(IIa−2)をニトロ化してニト
ロピロール化合物(36)を製造する工程であり、例え
ば硝酸、発煙硝酸、硝酸/無水酢酸等を用いて、「The
Chemistry of Hetrocyclic Compounds, Vol. 48. Part
1, p330-345, John Wiley & Sons」に詳述されている方
法に従って実施される。
6)のニトロ基を還元してアミノピロール化合物(3
7)を製造する工程であり、有機合成化学において汎用
されている種々のニトロ基の還元反応が適用される。
7)をハロゲン化してアミノハロゲノピロール化合物
(38)を製造する工程であり、第11工程について述
べたと同様にして行われる。
合物(38)のアミノ基を除去して目的化合物(IIb)
を製造する工程であり、第20工程について述べたと同
様にして行われる。
れる基により置換された低級アルキル基であり、R3 が
水素原子又はハロゲン原子である化合物(IIc−1)、
(IIc−2)、(IIc−3)又は(IIc−4)の製法〕
9 、R10、Xa、Xb及びYは前記と同じ。) 本法は、第44工程から第58工程までの工程よりなっ
ている。
ェナシルハライド化合物(39)でアルキル化してフェ
ナシルアセトニトリル化合物(40)を製造する工程で
あり、前述した第7工程と同様に行われる。
化合物(40)とアニリン化合物(25)を反応させて
アミノピロール化合物(41)を製造する工程であり、
前述した第19工程と同様に行われる。
1)をハロゲン化してアミノハロゲノ化合物(42)を
製造する工程であり、前述した第42工程と同様に行わ
れる。
ール化合物(41)又はアミノハロゲノ化合物(42)
のアミノ基を除去して化合物(43)又は(44)を製
造する工程であり、前述した第43工程と同様に行われ
る。
合物(43)及び(44)のYがシアノ基である場合
に、シアノ基を保護されたカルボキシル基に変換してエ
ステル化合物(45)を製造する工程であり、前述した
第22工程及び第23工程と同様に行われる。
合物(45)からカルボン酸化合物(46)を経由し
て、目的化合物であるトリフルオロメチル化合物(IIc
−2)を製造する工程であり、それぞれ前述した第24
工程及び第25工程と同様に行われる。
合物(45)からトリ(アルキルチオ)メチル化合物
(47)を経由して、トリフルオロメチル化合物(IIc
−2)を製造する別ルートであり、それぞれ前述した第
26工程及び第27工程と同様に行われる。
合物(45)からアルデヒド化合物(48)を経由し
て、目的化合物であるジハロゲノメチル化合物(IIc−
3)を製造する工程であり、それぞれ前述した第28工
程及び第29工程と同様に行われる。
合物(45)から目的化合物であるヒドロキシメチル化
合物(IIc−1)を経由して、目的化合物(IIc−4)
を製造する工程であり、それぞれ前述した第30工程及
び第31工程と同様に行われる。
4)及びH法におけるアルデヒド化合物(48)は、そ
れぞれ対応するヒドロキシメチル化合物(Id−1)及
び(IIc−1)からも製造できる。ヒドロキシメチル基
をホルミル基に変換するこの反応は、例えばクロム酸、
二酸化マンガン、ジメチルスルホキシド等を用いて、
「日本化学会編 第4版 実験化学講座21、p1〜2
3、丸善」に詳述されている方法に従って実施される。
基、又は<置換基群A>より選択される基により置換さ
れた低級アルキル基であり、R4 が低級アルキル基、<
置換基群A>より選択される基により置換された低級ア
ルキル基、アラルキル基、又は<置換基群A>及び<置
換基群B>より選択される基により置換されたアラルキ
ル基である化合物(IIa−3)の製法(F法の変法)〕
前記と同じ。
基、<置換基群A>より選択される基により置換された
低級アルキル基、アラルキル基、又は<置換基群A>及
び<置換基群B>より選択される基により置換されたア
ラルキル基を表す。)第59工程 は、フェナシルハライド化合物(31)によ
ってマロン酸ジエステル化合物(49)をアルキル化
し、フェナシルマロン酸ジエステル化合物(50)を製
造する工程であり、前述した第7工程と同様に行われ
る。
テル化合物(50)を、ハライド化合物(51)によっ
て更にアルキル化して、化合物(52)を製造する工程
であり、前述した第7工程と同様に行われる。
し、更に、脱炭酸することにより、β−ケトエステル化
合物(53)を製造する工程であり、それぞれ、前述し
た第8工程及び第10工程と同様に行われる。
(53)のケトン部分及びエステル部分の両方を還元し
て、ジオール化合物(54)を製造する工程であり、前
述した第30工程と同様に行われる。
二つの水酸基の両方を酸化して、ケトアルデヒド化合物
(55)を製造する工程であり、例えば、クロム酸、二
酸化マンガン、ジメチルスルホキシド等を用いて、「日
本化学会編 第4版 実験化学講座21、p1〜23、
丸善」に詳述されている方法に従って実施される。
5)とアニリン化合物(25)とを脱水縮合させて閉環
し、目的化合物(IIa−3)を製造する工程であり、前
述した第6工程と同様に行われる。
基又はアルカノイルチオ基で置換されたフェニル基であ
り、R3 が水素原子、低級アルキル基、又は<置換基群
A>より選択される基により置換された低級アルキル基
である化合物(Ie−1又はIe−2)の製法 〔J法〕
同じ。R11はC2 − C5 アルカノイル基を表す。)第65工程 はベンズアルデヒド化合物(1)とアニリン
ジスルフィド化合物(56)とを脱水縮合させて、化合
物(57)を製造する工程であり、前述した第1工程と
同様に行われる。
水素を付加させて、アニリノニトリルジスルフィド化合
物(58)を製造する工程であり、前述した第2工程と
同様に行われる。
トリルジスルフィド化合物(58)とα,β−不飽和ア
ルデヒド又はケトン化合物(5)とを反応させて、ピロ
リジンジスルフィド化合物(59)を製造し、更にこの
化合物を脱水及び脱シアン化水素することにより、ピロ
ールジスルフィド化合物(60)を製造する工程であ
り、前述した第3工程及び第4工程と同様に行われる。
物(60)を還元して、目的化合物(Ie−1)を製造
する工程であり、例えば、水素化ホウ素ナトリウム、水
素化ホウ素リチウム、水素化アルミニウムリチウム、ジ
イソブチルアルミニウムヒドリド等を用いて、「日本化
学会編 第4版 実験化学講座24、p325、丸善」
に詳述されている方法に従って実施される。
カプト基をアルカノイル化して、目的化合物(Ie−
2)を製造する工程であり、アルカノイルハライド(6
1)又は相当する酸無水物(62)を用いて、常法に従
って製造される。
以下に示す〔K法〕によって、製造することもできる。
水素ガスとを、エチレングリコール中で反応させて、ブ
ロモアセタール化合物(64)を製造する工程であり、
「Taylor et al., J.Org.Chem., 48, 4852-4860(1983)
」に記載の方法に従って実施される。
(64)と金属マグネシウムとを反応させてグリニヤー
ル試薬を調製し、このグリニヤール試薬を、ニトリル化
合物(65)、酸ハライド化合物(66)又はアミド化
合物(67)と反応させて、ケトアセタール化合物(6
8)を製造する工程であり、「Kruse et al., Heterocy
cles, 26, 3141-3151(1987) 」に記載の方法に従って実
施される。
8)のアセタール部分を加水分解して、1,4−ジオキ
ソ化合物(33)を製造する工程であり、例えば、酸を
用いて、常法に従って実施される。
水分解することなく、そのまま、化合物(33)の代わ
りに、前記第37工程[アニリン化合物(25)との脱
水縮合工程]に供することもできる。
アルキル基である化合物を製造する場合、前記の全ての
反応工程において、出発原料又は副原料の低級アルキル
スルホニル体(−SO2 −低級アルキル) の代わりに、
相当する低級アルキルチオ体(−S−低級アルキル) を
用いて同様に反応させ、中間体としてそれぞれ相当する
低級アルキルチオ体を得、これらを酸化して所望の低級
アルキルスルホニル体にすることができる。この低級ア
ルキルチオ体から低級アルキルスルホニル体への変換
は、どの工程においても可能であり、得られた低級アル
キルスルホニル体について、以後の反応を前記のとおり
に行えば、R1 が低級アルキル基である式(I)又は
(II)の目的物が得られる。低級アルキルチオ体から低
級アルキルスルホニル体への酸化反応は、不活性溶媒
[例えばヘキサン、ヘプタン、石油エーテルのような脂
肪族炭化水素類;ベンゼン、トルエン、キシレンのよう
な芳香族炭化水素類;メチレンクロリド、クロロホル
ム、四塩化炭素、ジクロロエタンのようなハロゲン化炭
化水素類;メタノール、エタノール、プロパノール、ブ
タノールのようなアルコール類;酢酸エチル、酢酸プロ
ピル、酢酸ブチル、プロピオン酸エチルのようなエステ
ル類;酢酸、プロピオン酸のようなカルボン酸類;水:
又はこれらの混合溶媒、好適にはハロゲン化炭化水素類
(特にメチレンクロリド、クロロホルム、ジクロロエタ
ン)又はカルボン酸類(特に酢酸)]中、2当量以上の
酸化剤(例えば過酢酸、過安息香酸、m−クロロ過安息
香酸のような過酸類;過酸化水素;メタ過塩素酸ナトリ
ウム、メタ過ヨウ素酸ナトリウム、メタ過ヨウ素酸カリ
ウムのようなアルカリ金属過ハロゲン酸塩であり得、好
適には過酸類又は過酸化水素、特に好適にはm−クロロ
過安息香酸)と低級アルキルチオ体を、−20℃乃至1
50℃(好適には0℃乃至100℃)で、10分間乃至
10時間(好適には30分間乃至5時間)反応させるこ
とにより実施される。
置換されたフェニル基である化合物を製造する場合、出
発原料又は副原料として、低級アルキルスルフィニル体
の代わりに、相当する低級アルキルチオ体を用いて同様
に反応させて、中間体として相当する低級アルキルチオ
体を得、これを酸化して、所望の低級アルキルスルフィ
ニル体を製造することができる。この低級アルキルチオ
体から低級アルキルスルフィニル体への変換は、どの工
程においても可能であり、得られた低級アルキルチオ体
1当量に対し、0.8乃至1.2当量の上記「酸化
剤」を用いて、「低級アルキルチオ体から低級アルキル
スルホニル体への酸化反応」に準じて実施される。
に従って、反応混合物から採取される。 例えば、反応
混合物を適宜中和し、又、不溶物が存在する場合には濾
過により除去した後、水と酢酸エチルのような混和しな
い有機溶媒を加え、水等で洗浄後、目的化合物を含む有
機層を分離し、無水硫酸マグネシウム等で乾燥後、溶剤
を留去することによって得られる。更に、上記のように
採取された化合物は、必要ならば常法、例えば再結晶、
再沈殿、又は、通常、有機化合物の分離精製に慣用され
ている方法、例えば、シリカゲル、アルミナ、マグネシ
ウム−シリカゲル系のフロリジルのような担体を用いた
吸着カラムクロマトグラフィー法;セファデックスLH
−20(ファルマシア社製)、アンバーライトXAD−
11(ローム・アンド・ハース社製)、ダイヤイオンH
P−20(三菱化成社製)のような担体を用いた分配カ
ラムクロマトグラフィー等の合成吸着剤を使用する方
法、イオン交換クロマトを使用する方法、又は、シリカ
ゲル若しくはアルキル化シリカゲルによる順相・逆相カ
ラムクロマトグラフィー法(好適には、高速液体クロマ
トグラフィーである。)を適宜組合せ、適切な溶離剤で
溶出することによって分離、精製することができる。
するか又は公知の製造方法に準じて容易に合成すること
ができる。
体又はその薬理上許容される塩を有効成分として含有す
る医薬は、シクロオキシゲナーゼ−2選択的阻害剤、炎
症性サイトカイン産生抑制剤及び/又はロイコトリエン
産生抑制剤としてシクロオキシゲナーゼ−2、炎症性サ
イトカイン及び/又はロイコトリエンが介在する疾患の
予防又は治療剤として有効であり、鎮痛剤、抗炎症剤、
解熱剤、骨吸収抑制剤及び/又は抗アレルギー剤として
用いることができ、例えば、疼痛・発熱・浮腫等の炎症
性疾患に加えて、慢性関節リウマチ・変形性関節症等の
慢性炎症性疾患、骨粗鬆症、アレルギー性炎症疾患、喘
息、敗血症、乾せん、各種自己免疫疾患、全身性エリト
マトーデス、若年型糖尿病、自己免疫性腸疾患(潰瘍性
大腸炎、クローン病)、ウイルス感染、腫瘍、糸球体腎
炎等の疾患に対して有効である。
体又はその薬理上許容される塩を有効成分として含有す
る医薬の投与形態としては、例えば錠剤、カプセル剤、
顆粒剤、散剤若しくはシロップ剤等による経口投与、又
は注射剤若しくは座剤等による非経口投与をあげること
ができる。これらの製剤は賦形剤、滑沢剤、結合剤、崩
壊剤、安定剤、矯味矯臭剤、希釈剤などの添加剤を用い
て周知の方法で製造される。
糖、ぶどう糖、マンニット、ソルビットのような糖誘導
体;トウモロコシデンプン、バレイショデンプン、α−
デンプン、デキストリン、カルボキシメチルデンプンの
ような澱粉誘導体;結晶セルロース、低置換度ヒドロキ
シプロピルセルロース、ヒドロキシプロピルメチルセル
ロース、カルボキシメチルセルロース、カルボキシメチ
ルセルロースカルシウム、内部架橋カルボキシメチルセ
ルロースナトリウムのようなセルロース誘導体;アラビ
アゴム;デキストラン;プルラン;などの有機系賦形
剤;及び軽質無水珪酸、合成珪酸アルミニウム、メタ珪
酸アルミン酸マグネシウムのような珪酸塩誘導体;燐酸
カルシウムのような燐酸塩;炭酸カルシウムのような炭
酸塩;硫酸カルシウムのような硫酸塩;などの無機系賦
形剤をあげることができる。
テアリン酸カルシウム、ステアリン酸マグネシウムのよ
うなステアリン酸金属塩;タルク;コロイドシリカ;ビ
ーガム、ゲイ蝋のようなワックス類;硼酸:アジピン
酸;硫酸ナトリウムのような硫酸塩;グリコール;フマ
ル酸;安息香酸ナトリウム;DL−ロイシン;脂肪酸ナ
トリウム塩;ラウリル硫酸ナトリウム、ラウリル硫酸マ
グネシウムのようなラウリル硫酸塩;無水珪酸、珪酸水
和物のような珪酸類;及び、上記澱粉誘導体などをあげ
ることができる。
ドン、マクロゴール及び前記賦形剤と同様の化合物をあ
げることができる。
の化合物及びクロスカルメロースナトリウム、カルボキ
シメチルスターチナトリウム、架橋ポリビニルピロリド
ンのような化学修飾されたデンプン・セルロース類をあ
げることができる。
プロピルパラベンのようなパラオキシ安息香酸エステル
類;クロロブタノール、ベンジルアルコール、フェニル
エチルアルコールのようなアルコール類;塩化ベンザル
コニウム;フェノール、クレゾールのようなフェエノー
ル類;チメロサール;デヒドロ酢酸;及びソルビン酸を
あげることができる。
る、甘味料、酸味料、香料等をあげることができる。
体又はその薬理上許容される塩を有効成分として含有す
る医薬の使用量は症状、年齢、投与方法、医薬に含まれ
る有効成分の含量等によって異なるが、例えば経口投与
の場合には、成人に対して1日あたり、下限として0.
01mg/kg(好ましくは0.1mg/kg)、上限
として、50mg/kg(好ましくは10mg/kg)
の有効成分に相当する量を1回又は数回に分けて、症状
に応じて投与することが望ましい。静脈内投与の場合に
は、成人に対して1日あたり、下限として0.001m
g/kg(好ましくは0.01mg/kg)、上限とし
て、10mg/kg(好ましくは5mg/kg)の有効
成分に相当する量を1回又は数回に分けて、症状に応じ
て投与することが望ましい。
的に説明する。
−メチルスルホニルフェニル)ピロール(化合物番号1
−33) 1)4−メトキシ−N−(4−メチルスルホニルベンジ
リデン)アニリン 4−メチルスルホニルベンズアルデヒド1.00g(5.
4mmol)と4−メトキシアニリン0.67g(5.4mm
ol)をエタノール15mlに溶解し、1時間加熱還流し
た。反応液を室温にまで冷却し、析出する結晶をろ取
し、エタノールで洗浄して表記の化合物1.48gを微
黄色プリズム状結晶として得た(収率95%)。
8.11-8.01(4H, m), 7.33-7.26(2H, m), 6.99-6.93(2H,
m), 3.85(3H, s), 3.09(3H, s) 2)α−(4−メトキシアニリノ)−α−(4−メチル
スルホニルフェニル)アセトニトリル 1)で得た4−メトキシ−N−(4−メチルスルホニル
ベンジリデン)アニリン1.48g(5.1mmol)を無
水テトラヒドロフラン15mlに懸濁し、0℃で撹拌下に
95%トリメチルシリルシアニド0.80ml(6.0mm
ol)と塩化亜鉛0.85g(6.0mmol)を添加した。
反応液を室温に戻し、更に一夜撹拌を続けた後、水を加
え、酢酸エチルで抽出した。有機層を水洗、無水硫酸ナ
トリウムで乾燥後、減圧濃縮し、析出する結晶をろ取し
て、表記の化合物1.05gを微黄色粉末として得た
(収率65%)。
d, J=8Hz), 7.84(2H, d, J=8Hz), 6.84(4H, s), 6.45(1
H, d, J=10Hz), 6.10(1H, d, J=10Hz), 3.67(3H, s),
3.25(3H,s) 3)1−(4−メトキシフェニル)−2−(4−メチル
スルホニルフェニル)ピロール 2)で得たα−(4−メトキシアニリノ)−α−(4−
メチルスルホニルフェニル)アセトニトリル1.00g
(3.2mmol)を無水テトラヒドロフラン15mlに懸濁
し、アクロレイン0.24ml(3.5mmol)を添加した
後、−60℃〜−65℃で撹拌下、リチウムビス(トリ
メチルシリル)アミドのテトラヒドロフラン溶液(1.
0M)3.2ml(3.2mmol)を滴下した。同温度で1時
間撹拌した後、室温に戻し、更に1.5時間撹拌を続
け、反応液に飽和塩化アンモニウム溶液を加えてから、
酢酸エチルで抽出した。有機層を水洗、無水硫酸ナトリ
ウムで乾燥し、溶媒を減圧留去して得た残渣を200℃
で1時間加熱した後、シリカゲルカラムクロマトグラフ
ィー(溶媒;ヘキサン:ジクロロメタン=1:9)に付
し、表記の化合物0.32gを淡黄色粉末として得た
(収率31%)。
(2H, d, J=8Hz), 7.13-7.07(2H, m), 6.95-6.85(3H,
m), 6.58-6.57(1H, m), 6.39-6.36(1H, m), 3.84(3H,
s), 3.04(3H, s)
メチルスルホニルフェニル)ピロール(化合物番号1−
35) 4−メトキシアニリンの代わりに4−クロロアニリンを
出発物質として用い、実施例1−1)、−2)及び−
3)と同様に3段階で反応させ、標記の化合物を淡黄色
粉末として得た(収率;第1段階(淡黄色プリズム状結
晶)94%、第2段階(白色粉末)93%、第3段階4
2%) 融点:184−188℃ NMR(270MHz, CDCl3)δ ppm: 7.78(2H, d, J=8Hz), 7.37
-7.26(4H, m), 7.13-7.09(2H, m), 6.97(1H, s), 6.58-
6.57(1H, m), 6.42-6.39(1H, m), 3.05(3H, s)
−2−(4−メチルスルホニルフェニル)ピロール(化
合物番号1−45) 4−メトキシアニリンの代わりに4−トリフルオロメチ
ルアニリンを出発物質として用い、実施例1−1)、−
2)及び−3)と同様に3段階で反応させ、標記の化合
物を白色粉末として得た(収率:第1段階(淡黄色プリ
ズム状結晶)64%、第2段階(白色粉末)95%、第
3段階47%)。
(2H, d, J=8Hz), 7.28(4H, d, J=10Hz), 7.02(1H, s),
6.61-6.60(1H, m), 6.46-6.43(1H, m), 3.06(3H,s)
ル)−2−(4−メチルスルホニルフェニル)ピロール
(化合物番号1−46) 4−メトキシアニリンの代わりに4−トリフルオロメト
キシアニリンを出発物質として用い、実施例1−1)、
−2)及び−3)と同様に3段階で反応させ、標記の化
合物を白色粉末として得た(収率;第1段階(淡黄色プ
リズム状結晶)59%、第2段階(白色粉末)97%、
第3段階52%)。
-7.18(6H, m), 6.98(1H,s), 6.59-6.58(1H, m), 6.43-
6.41(1H, m), 3.05(3H, s)
ル)−2−(4−メチルスルホニルフェニル)ピロール
(化合物番号1−39) 4−メトキシアニリンの代わりに3−クロロ−4−フル
オロアニリンを出発物質として用い、実施例1−1)、
−2)及び−3)と同様に3段階で反応させ、標記の化
合物を淡黄色粉末として得た(収率;第1段階(白色粉
末)93%、第2段階(白色粉末)96%、第3段階3
9%)。
-6.95(6H, m), 6.57(1H,d, J=2Hz), 6.41-6.39(1H, m),
3.05(3H, s)
−(4−メチルスルホニルフェニル)ピロール(化合物
番号1−51) 4−メトキシアニリンの代わりに3,4−ジフルオロア
ニリンを出発物質として用い、実施例1−1)、−2)
及び−3)と同様に3段階で反応させ、標記の化合物を
淡黄色粉末として得た(収率;第1段階(淡黄色プリズ
ム状結晶)66%、第2段階(白色粉末)92%、第3
段階46%)。
d, J=8Hz), 7.28(2H, d, J=
8Hz), 7.22−6.87(6H, m),
6.58−6.56(1H, m), 6.42−6.
39(1H, m), 3.06(3H, s)
−(4−メチルスルホニルフェニル)ピロール(化合物
番号1−53) 4−メトキシアニリンの代わりに2,4−ジフルオロア
ニリンを出発物質として用い、実施例1−1)、−2)
及び−3)と同様に3段階で反応させ、標記の化合物を
白色粉末として得た(収率;第1段階(白色粉末)79
%、第2段階(白色粉末)97%、第3段階10%)。
H, d, J=8Hz), 7.30-7.19(3H, m), 6.95-6.89(3H, m),
6.60-6.59(1H, m), 6.45-6.42(1H, m), 3.04(3H, s)
(4−メチルスルホニルフェニル)ピロール(化合物番
号1−55) 4−メトキシアニリンの代わりに3,4−ジメチルアニ
リンを出発物質として用い、実施例1−1)、−2)及
び−3)と同様に3段階で反応させ、標記の化合物を白
色粉末として得た(収率;第1段階(黄色プリズム状結
晶)95%、第2段階(白色粉末)96%、第3段階2
3%)。
(2H, d, J=8Hz), 7.10-6.82(4H, m), 6.57-6.55(1H,
m), 6.38-6.36(1H, m), 3.03(3H, s), 2.29(3H, s), 2.
24(3H, s)
メチルスルホニルフェニル)ピロール(化合物番号1−
37) 4−メトキシアニリンの代わりに4−メチルアニリンを
出発物質として用い、実施例1−1)、−2)及び−
3)と同様に3段階で反応させ、標記の化合物を淡黄色
粉末として得た(収率;第1段階(白色粉末)97%、
第2段階(白色粉末)98%、第3段階19%)。
(2H, d, J=9Hz), 7.16(2H, d, J=8Hz), 7.05(2H, d, J=
8Hz), 6.97(1H, m), 6.57-6.56(1H, m), 6.39-6.37(1H,
m), 3.03(3H, s), 2.39(3H, s)
−(4−メチルスルホニルフェニル)ピロール(化合物
番号1−57) 4−メトキシアニリンの代わりに3,4−ジクロロアニ
リンを出発物質として用い、実施例1−1)、−2)及
び−3)と同様に3段階で反応させ、標記の化合物を白
色粉末として得た(収率;第1段階(白色粉末)91
%、第2段階(白色粉末)93%、第3段階41%)。
-7.26(4H, m), 6.96-6.91(4H, m), 6.58-6.57(1H, m),
6.43-6.41(1H, m), 3.06(3H, s)
ル)−2−(4−メチルスルホニルフェニル)ピロール
(化合物番号1−41) 4−メトキシアニリンの代わりに3,4−メチレンジオ
キシアニリンを出発物質として用い、実施例1−1)、
−2)及び−3)と同様に3段階で反応させ、標記の化
合物を淡黄色粉末として得た(収率;第1段階(淡黄色
粉末)95%、第2段階(灰色粉末)91%、第3段階
29%)。
(2H, d, J=9Hz), 6.93(1H, s), 6.78(1H, d, J=8Hz),
6.66(2H, d, J=8Hz), 6.55(1H, s), 6.37-6.35(1H, m),
6.03(2H, s), 3.05(3H, s)
チル−2−(4−メチルスルホニルフェニル)ピロール
(化合物番号1−34) アクロレインの代わりにメタクロレインを用いた以外
は、実施例1−3)と同様に反応させ、標記の化合物を
淡黄色粉末として得た(収率21%)。
(2H, d, J=8Hz), 7.09-7.03(2H, m), 6.89-6.84(2H,
m), 6.73(1H, s), 6.41(1H, d, J=2Hz), 3.83(3H,s),
3.03(3H, s), 2.18(3H, s)
(4−スルファモイルフェニル)ピロール(化合物番号
2−62) 1)N−(4−フルオロベンジリデン)−4−スルファ
モイルアニリン 4−フルオロベンズアルデヒドと4−スルファモイルア
ニリンを用い、実施例1−1)と同様に反応させ、標記
の化合物を白色粉末として得た(収率63%)。
H, s), 8.12-8.03(2H, m), 7.93(2H,d, J=9Hz), 7.40-
7.28(4H, m), 6.57(2H, s) 2)α−(4−フルオロフェニル)−α−(4−スルフ
ァモイルアニリノ)アセトニトリル 1)で得たN−(4−フルオロベンジリデン)−4−ス
ルファモイルアニリンとトリメチルシリルシアニドを用
い、実施例1−2)と同様に反応させ、標記の化合物を
白色粉末として得た(収率95%)。
d, J=9Hz), 7.66-7.55(2H, m), 7.20-7.10(2H, m), 6.8
1(2H, d, J=9Hz), 6.71(1H, d, J=8Hz), 6.35(2H, s),
5.61(1H, d, J=8Hz) 3)2−(4−フルオロフェニル)−1−(4−スルフ
ァモイルフェニル)ピロール 2)で得たα−(4−フルオロフェニル)−α−(4−
スルファモイルアニリノ)アセトニトリルとアクロレイ
ンを用い、実施例1−3)と同様に反応させ、標記の化
合物を褐色粉末として得た(収率11%)。
(2H, d, J=9Hz), 7.14-7.04(2H, m), 7.00-6.90(3H,
m), 6.95-6.87(2H, m), 4.87(2H, s) マススペクトル(EI)m/z :316〔M+ 〕
チル−1−(4−スルファモイルフェニル)ピロール
(化合物番号2−64) アクロレインの代わりにクロトンアルデヒドを用いた以
外は、実施例13−3)と同様に反応させ、標記の化合
物を白色粉末として得た(収率19%)。
(2H, d, J=9Hz), 7.10-6.95(2H, m), 6.90(2H, d, J=3H
z), 6.29(2H, d, J=3Hz), 4.78(2H, s), 2.14(3H, s) マススペクトル(EI)m/z :330〔M+ 〕
チル−1−(4−スルファモイルフェニル)ピロール
(化合物番号2−63) アクロレインの代わりにメタクロレインを用いた以外
は、実施例13−3)と同様に反応させ、標記の化合物
を淡黄色粉末として得た(収率24%)。
(2H, d, J=9Hz), 7.12-7.03(2H, m), 7.00-6.89(2H,
m), 6.74(1H, s), 6.27(1H, s), 4.82(2H, s), 2.18(3
H, s) マススペクトル(EI)m/z :330〔M+ 〕
−スルファモイルフェニル)ピロール(化合物番号2−
87) 1)N−(4−メチルベンジリデン)−4−スルファモ
イルアニリン 4−メチルベンズアルデヒドと4−スルファモイルアニ
リンを用い、実施例1−1)と同様に反応させ、標記の
化合物を白色粉末として得た(収率91%)。
s), 7.90-7.81(4H, m), 7.42-7.32(4H,m), 2.40(3H, s) 2)α−(4−メチルフェニル)−α−(4−スルファ
モイルアニリノ)アセトニトリル 1)で得たN−(4−メチルベンジリデン)−4−スル
ファモイルアニリンとトリメチルシリルシアニドを用い
て、実施例1−2)と同様に反応させ、標記の化合物を
白色粉末として得た(収率94%)。
d, J=9Hz), 7.48(2H, d, J=9Hz), 7.26(2H, d, J=9Hz),
6.68(1H, d, J=8Hz), 6.84(2H, d, J=9Hz), 6.72(2H,
s), 5.67(1H, d, J=8Hz), 2.38(3H, s) 3)2−(4−メチルフェニル)−1−(4−スルファ
モイルフェニル)ピロール 2)で得たα−(4−メチルフェニル)−α−(4−ス
ルファモイルアニリノ)アセトニトリルとアクロレイン
を用い、実施例1−3)と同様に反応させ、標記の化合
物を褐色粉末として得た(収率13%)。
(2H, d, J=9Hz), 7.09-6.98(4H, m), 6.96-6.93(1H,
m), 6.44-6.38(2H, m), 4.81(2H, s), 2.33(3H, s) マススペクトル(EI)m/z :313〔(M+H)+〕
ル)−1−(4−スルファモイルフェニル)ピロール
(化合物番号2−88) アクロレインの代わりにクロトンアルデヒドを用いた以
外は、実施例16−3)と同様に反応させ、標記の化合
物を褐色非晶質粉末として得た(収率33%)。
J=9Hz), 7.16(2H, d, J=9Hz), 7.09(2H, d, J=9Hz), 6.
97(2H, d, J=9Hz), 6.89(1H, d, J=3Hz), 6.28(1H, d,
J=3Hz), 4.83(2H, s), 2.34(3H, s), 2.15(3H, s) マススペクトル(EI)m/z :326〔M+ 〕
ル)−1−(4−スルファモイルフェニル)ピロール
(化合物番号2−89) アクロレインの代わりにメタクロレインを用いた以外
は、実施例16−3)と同様に反応させ、標記の化合物
を淡褐色粉末として得た(収率5%)。
(2H, d, J=9Hz), 7.08-6.97(4H, m), 6.73(1H, d, J=2H
z), 6.27(1H, d, J=2Hz), 4.79(2H, s), 2.32(2H, s),
2.18(2H, s)
(4−スルファモイルフェニル)ピロール(化合物番号
1−73) 1)4−フルオロ−N−(4−スルファモイルベンジリ
デン)アニリン 4−スルファモイルベンズアルデヒドと4−フルオロア
ニリンを用い、実施例1−1)と同様に反応させ、標記
の化合物を白色プリズム状結晶として得た(収率25
%)。
s), 8.11(2H, d, J=8Hz), 7.96(2H, d,J=8Hz), 7.50(2
H, s), 7.43-7.25(4H, m) 2)α−(4−フルオロアニリノ)−α−(4−スルフ
ァモイルフェニル)アセトニトリル 1)で得た4−フルオロ−N−(4−スルファモイルベ
ンジリデン)アニリンとトリメチルシリルシアニドを用
い、実施例1−2)と同様に反応させ、標記の化合物を
微黄色粉末として得た(収率83%)。
d, J=8Hz), 7.76(2H, d, J=8Hz), 7.45(2H, s), 7.05(2
H, t, J=9Hz), 6.85-6.73(3H, m), 6.12(1H, d, J=10H
z) マススペクトル(EI)m/z :279〔M+ 〕 3)1−(4−フルオロフェニル)−2−(4−スルフ
ァモイルフェニル)ピロール 2)で得たα−(4−フルオロアニリノ)−α−(4−
スルファモイルフェニル)アセトニトリルとアクロレイ
ンを用い、実施例1−3)と同様に反応させ、標記の化
合物を白色粉末として得た(収率48%)。
32-7.22(8H, m), 7.14(1H, t, J=2Hz), 6.59(1H, dd, J
=4Hz, 2Hz), 6.36(1H, t, J=3Hz) マススペクトル(EI)m/z :316〔M+ 〕
チル−2−(4−スルファモイルフェニル)ピロール
(化合物番号1−74) アクロレインの代わりにメタクロレインを用いた以外
は、実施例19−3)と同様に反応させ、標記の化合物
を白色粉末として得た(収率62%)。
-7.17(6H, m), 6.87(1H,s), 6.53(1H, s), 4.93(2H,
s), 2.31(3H, s) マススペクトル(EI)m/z :330〔M+ 〕
チル−1−(4−メチルスルホニルフェニル)ピロール
(化合物番号2−8) 1)N−(4−フルオロベンジリデン)−4−メチルチ
オアニリン 4−フルオロベンズアルデヒドと4−メチルチオアニリ
ンを用い、実施例1−1)と同様に反応させ、標記の化
合物を淡黄色針状結晶として得た(収率87%)。
3(1H, s), 7.94−7.86(2H,
m), 7.33−7.27(2H, m), 7.2
1−7.12(4H, m), 2.52(3H,
s) 2)α−(4−フルオロフェニル)−α−(4−メチル
チオアニリノ)アセトニトリル 1)で得たN−(4−フルオロベンジリデン)−4−メ
チルチオアニリンとトリメチルシリルシアニドを用い、
実施例1−2)と同様に反応させ、標記の化合物を淡黄
色粉末として得た(収率96%)。
ppm: 7.63-7.54(2H, m), 7.27(2H, d, J=9Hz), 7.21-
7.12(2H, m), 6.73(2H, d, J=9Hz), 5.40(1H, d, J=9H
z), 4.01(1H, d, J=9Hz), 2.45(3H, s) 3)2−(4−フルオロフェニル)−3−メチル−1−
(4−メチルスルホニルフェニル)ピロール 2)で得たα−(4−フルオロフェニル)−α−(4−
メチルチオアニリノ)アセトニトリル2.00g(7.
3mmol)のテトラヒドロフラン15ml溶液を、窒素気流
下−78℃に冷却し、これにクロトンアルデヒド0.6
7ml(8.1mmol)を加え、次にリチウムビス(トリメ
チルシリル)アミドの1.0M 溶液8.10ml(8.1
mmol)を滴下し、−78℃で撹拌し、自然昇温させなが
ら、一晩撹拌した。次いでテトラヒドロフランを減圧下
留去し、残渣に酢酸エチルを加え、飽和塩化アンモニウ
ム水溶液、水及び飽和食塩水で各1回順次洗浄し、有機
層を硫酸マグネシウムで乾燥し、溶媒を減圧留去した。
し、氷冷下に70%m−クロロ過安息香酸3.98g
(16.2mmol)を数回に分けて加え、30分間氷冷下
撹拌した。反応液をジクロロメタンで希釈し、10%チ
オ硫酸ナトリウム水溶液及び飽和重炭酸ナトリウム水溶
液で各2回順次洗浄した後、有機層を硫酸マグネシウム
で乾燥し、溶媒を減圧留去した。得た残渣を150℃で
2時間加温した後、シリカゲルカラムクロマトグラフィ
ー(溶媒;ヘキサン:酢酸エチル=2:1)に付し、表
記の化合物0.36gを白色粉末として得た(収率15
%)。
(2H, d, J=9Hz), 7.10-6.95(4H, m), 6.91(1H, d, J=3H
z), 6.30(1H, d, J=3Hz), 3.06(3H, s), 2.14(3H, s) マススペクトル(EI)m/z :329〔M+ 〕
(4−メチルスルホニルフェニル)ピロール(化合物番
号2−3) クロトンアルデヒドの代わりにアクロレインを用いた以
外は、実施例21−3)と同様に反応させ、標記の化合
物を白色粉末として得た(収率7%)。
(2H, d, J=9Hz), 7.13-7.05(2H, m), 7.01-6.92(3H,
m), 6.46-6.40(2H, m), 3.08(3H, s) マススペクトル(EI)m/z :315〔M+ 〕
チル−1−(4−メチルスルホニルフェニル)ピロール
(化合物番号2−11) クロトンアルデヒドの代わりにメタクロレインを用いた
以外は、実施例21−3)と同様に反応させ、標記の化
合物を白色粉末として得た(収率36%)。
(2H, d, J=9Hz), 7.12-7.03(2H, m), 7.00-6.92(2H,
m), 6.76(1H, d, J=2Hz), 6.28(1H, d, J=2Hz), 3.08(3
H, s), 2.18(3H, s) マススペクトル(EI)m/z :329〔M+ 〕
ル)−1−(4−メチルスルホニルフェニル)ピロール
(化合物番号2−9) クロトンアルデヒドの代わりに2−ペンテナールを用い
た以外は、実施例21−3)と同様に反応させ、標記の
化合物を白色粉末として得た(収率15%)。
-6.93(7H, m), 6.36(1H,d, J=3Hz), 3.05(3H, s), 2.50
(2H, q, J=8Hz), 1.19(3H, t, J=8Hz) マススペクトル(EI)m/z :343〔M+ 〕
(4−メチルスルホニルフェニル)−3−プロピルピロ
ール(化合物番号2−10) クロトンアルデヒドの代わりに2−ヘキセナールを用い
た以外は、実施例21−3)と同様に反応させ、標記の
化合物を白色プリズム状結晶として得た(収率20
%)。
(2H, d, J=9Hz), 7.06-6.92(5H, m), 6.33(1H, d, J=3H
z), 3.05(3H, s), 2.44(2H, t, J=8Hz), 1.63-1.56(2H,
m), 0.92(3H, t, J=7Hz) マススペクトル(EI)m/z :357〔M+ 〕
−メチルスルホニルフェニル)ピロール(化合物番号2
−23) 1)N−(4−クロロベンジリデン)−4−メチルチオ
アニリン 4−クロロベンズアルデヒドと4−メチルチオアニリン
を用い、実施例1−1)と同様に反応させ、標記の化合
物を淡黄色針状結晶として得た(収率94%)。
7.83(2H, d, J=9Hz), 7.45(2H, d, J=9Hz), 7.30(2H,
d, J=9Hz), 7.18(2H, d, J=9Hz), 2.51(3H, s) 2)α−(4−クロロフェニル)−α−(4−メチルチ
オアニリノ)アセトニトリル 1)で得たN−(4−クロロベンジリデン)−4−メチ
ルチオアニリンとトリメチルシリルシアニドを用い、実
施例1−2)と同様に反応させ、標記の化合物を淡黄色
粉末として得た(収率84%)。
J=9Hz), 7.44(2H, d, J=9Hz), 7.27(2H, d, J=9Hz), 6.
72(2H, d, J=9Hz), 5.40(1H, d, J=9Hz), 4.02(1H, d,
J=9Hz), 2.45(3H, s) 3)2−(4−クロロフェニル)−1−(4−メチルス
ルホニルフェニル)ピロール 2)で得たα−(4−クロロフェニル)−α−(4−メ
チルチオアニリノ)アセトニトリルとアクロレインを用
い、実施例21−3)と同様に反応させ、標記の化合物
を橙色粉末として得た(収率32%)。
(2H, d, J=9Hz), 7.23(2H, d, J=9Hz), 7.05(2H, d, J=
9Hz), 7.00-6.97(1H, m), 6.48-6.45(1H, m), 6.44-6.4
0(1H, m), 3.09(3H, s) マススペクトル(EI)m/z :331〔M+ 〕
ル−1−(4−メチルスルホニルフェニル)ピロール
(化合物番号2−24) アクロレインの代わりにクロトンアルデヒドを用いた以
外は、実施例26−3)と同様に反応させ、標記の化合
物を淡黄色粉末として得た(収率21%)。
(2H, d, J=9Hz), 7.21(2H, d, J=9Hz), 7.01(2H, d, J=
9Hz), 6.92(1H, d, J=3Hz), 6.30(1H, d, J=3Hz), 3.07
(3H, s), 2.15(3H, s) マススペクトル(EI)m/z :345〔M+ 〕
(4−メチルスルホニルフェニル)ピロール(化合物番
号2−20) 1)N−(4−メトキシベンジリデン)−4−メチルチ
オアニリン 4−メトキシベンズアルデヒドと4−メチルチオアニリ
ンを用い、実施例1−1)と同様に反応させ、標記の化
合物を微黄色粉末として得た(収率100%)。
7.84(2H, d, J=9Hz), 7.29(2H, d, J=9Hz), 7.16(2H,
d, J=9Hz), 6.98(2H, d, J=9Hz), 3.88(3H, s), 2.51(3
H, s) 2)α−(4−メトキシフェニル)−α−(4−メチル
チオアニリノ)アセトニトリル 1)で得たN−(4−メトキシベンジリデン)−4−メ
チルチオアニリンとトリメチルシリルシアニドを用い、
実施例1−2)と同様に反応させ、標記の化合物を淡褐
色粉末として得た(収率92%)。
7(2H, d, J=9Hz), 7.27(2H,
d, J=9Hz), 6.97(2H, d, J
=9Hz), 6.73(2H, d, J=9H
z), 5.34(1H, d, J=9Hz),
3.97(1H, d, J=9Hz), 3.84
(3H, s), 2.45(3H, s) 3)2−(4−メトキシフェニル)−1−(4−メチル
スルホニルフェニル)ピロール 2)で得たα−(4−メトキシフェニル)−α−(4−
メチルチオアニリノ)アセトニトリルとアクロレインを
用い、実施例21−3)と同様に反応させ、標記の化合
物を白色粉末として得た(収率9%)。
H, d, J=9Hz), 7.32(2H, d, J=9Hz), 7.05(2H, d, J=9H
z), 7.98-7.93(1H, m), 6.80(2H, d, J=9Hz), 6.43-6.3
7(2H, m), 3.80(3H, s), 3.08(3H, s) マススペクトル(EI)m/z :327〔M+ 〕
−メチルスルホニルフェニル)ピロール(化合物番号2
−25) 1)N−(4−メチルベンジリデン)−4−メチルチオ
アニリン 4−メチルベンズアルデヒドと4−メチルチオアニリン
を用い、実施例1−1)と同様に反応させ、標記の化合
物を微黄色粉末として得た(収率96%)。
+ 〕 2)α−(4−メチルフェニル)−α−(4−メチルチ
オアニリノ)アセトニトリル 1)で得たN−(4−メチルベンジリデン)−4−メチ
ルチオアニリンとトリメチルシリルシアニドを用い、実
施例1−2)と同様に反応させ、標記の化合物を淡黄色
粉末として得た(収率73%)。
7(2H, d, J=9Hz), 7.27(4H,
d, J=9Hz), 6.73(2H, d, J
=9Hz), 5.36(1H, d, J=8H
z), 3.99(1H, d, J=8Hz),
2.44(3H, s), 2.40(3H, s) 3)2−(4−メチルフェニル)−1−(4−メチルス
ルホニルフェニル)ピロール 2)で得たα−(4−メチルフェニル)−α−(4−メ
チルチオアニリノ)アセトニトリルとアクロレインを用
い、実施例21−3)と同様に反応させ、標記の化合物
を黄色粉末として得た(収率16%)。
H, d, J=9Hz), 7.32(2H, d, J=9Hz), 7.10-6.94(5H,
m), 6.45-6.39(2H, m), 3.08(3H, s), 2.33(3H, s) マススペクトル(EI)m/z :311〔M+ 〕
チル−1−(4−メチルスルホニルフェニル)ピロール
(化合物番号2−21) 1)α−(4−メトキシフェニル)−α−(4−メチル
スルホニルアニリノ)アセトニトリル 実施例28−2)で得たα−(4−メトキシフェニル)
−α−(4−メチルチオアニリノ)アセトニトリル6.
41g(20.3mmol)をジクロロエタン160mlに溶
解し、氷冷下、70%m−クロロ過安息香酸12.23
g(49.8mmol)を数回に分けて加え、30分間撹拌
した後、反応液にジクロロメタンを加えて希釈し、10
%チオ硫酸ナトリウム水溶液及び飽和重炭酸ナトリウム
水溶液で各2回順次洗浄し、有機層を硫酸マグネシウム
で乾燥し、溶媒を減圧留去した。得た残渣をシリカゲル
カラムクロマトグラフィー(溶媒;酢酸エチル:ヘキサ
ン=1:2)に付し、表記の化合物3.65gを淡黄色
粉末として得た(収率51%)。
3(2H, d, J=9Hz), 7.50(2H,
d, J=9Hz), 6.99(2H, d, J
=9Hz), 6.83(2H, d, J=9H
z), 5.43(1H, d, J=8Hz),
4.56(1H, d, J=8Hz), 3.85
(3H, s), 3.03(3H, s) 2)2−(4−メトキシフェニル)−3−メチル−1−
(4−メチルスルホニルフェニル)ピロール 1)で得たα−(4−メトキシフェニル)−α−(4−
メチルスルホニルアニリノ)アセトニトリルとクロトン
アルデヒドを用い、実施例1−3)と同様に反応させ、
標記の化合物を橙色粉末として得た(収率40%)。
H, d, J=9Hz), 7.21(2H, d, J=9Hz), 7.01(2H, d, J=9H
z), 6.89(1H, d, J=3Hz), 6.84(1H, d, J=3Hz), 6.29(1
H, d, J=3Hz), 3.81(3H, s), 3.05(3H, s), 2.14(3H,
s) マススペクトル(EI)m/z :341〔M+ 〕
ル)−1−(4−メチルスホニルフェニル)ピロール
(化合物番号2−26) 1)α−(4−メチルフェニル)−α−(4−メチルス
ルホニルアニリノ)アセトニトリル 実施例29−2)で得たα−(4−メチルフェニル)−
α−(4−メチルチオアニリノ)アセトニトリルとm−
クロロ過安息香酸を用い、実施例30−1)と同様に反
応させ、標記の化合物を白色粉末として得た(収率93
%)。
J=9Hz), 7.47(2H, d, J=9Hz), 7.30(2H, d, J=9Hz), 6.
84(2H, d, J=9Hz), 5.45(1H, d, J=8Hz), 4.55(1H, d,
J=8Hz), 3.03(3H, s), 2.41(3H, s) 2)3−メチル−2−(4−メチルフェニル)−1−
(4−メチルスルホニルフェニル)ピロール 1)で得たα−(4−メチルフェニル)−α−(4−メ
チルスルホニルアニリノ)アセトニトリルとクロトンア
ルデヒドを用い、実施例1−3)と同様に反応させ、標
記の化合物を淡褐色粉末として得た(収率46%)。
(2H, d, J=9Hz), 7.10(2H, d, J=9Hz), 6.97(2H, d, J=
9Hz), 6.90(1H, d, J=3Hz), 6.29(1H, d, J=3Hz), 3.05
(3H, s), 2.35(3H, s), 2.15(3H, s) マススペクトル(FAB)m/z :326〔(M+H)+〕
ル)−3−メチル−1−(4−メチルスルホニルフェニ
ル)ピロール(化合物番号2−37) 1)α−(4−ジフルオロメトキシフェニル)−α−
(4−メチルチオアニリノ)アセトニトリル 4−ジフルオロメトキシベンズアルデヒドと4−メチル
チオアニリンを用い、実施例1−1)と同様に反応さ
せ、N−(4−ジフルオロメトキシベンジリデン)−4
−メチルチオアニリンを得た(収率91%)。次いでこ
れとトリメチルシリルシアニドを用い、実施例1−2)
と同様に反応させ、標記の化合物を微黄色粉末として得
た(収率80%)。
J=9Hz), 7.27(2H, d, J=9Hz), 7.22(2H, d, J=9Hz), 6.
73(2H, d, J=9Hz), 6.56(1H, t, J=73Hz), 5.41(1H, d,
J=9Hz), 4.01(1H, d, J=9Hz), 2.45(3H, s) 2)α−(4−ジフルオロメトキシフェニル)−α−
(4−メチルスルホニルアニリノ)アセトニトリル 1)で得たα−(4−ジフルオロメトキシ)−α−(4
−メチルチオアニリノ)アセトニトリルとm−クロロ過
安息香酸を用い、実施例30−1)と同様に反応させ、
標記の化合物を淡黄色粉末として得た(収率89%)。
J=9Hz), 7.61(2H, d, J=9Hz), 7.25(2H, d, J=9Hz), 6.
84(2H, d, J=9Hz), 6.57(1H, t, J=73Hz), 5.51(1H, d,
J=8Hz), 4.60(1H, d, J=8Hz), 3.03(3H, s) 3)2−(4−ジフルオロメトキシフェニル)−3−メ
チル−1−(4−メチルスルホニルフェニル)ピロール 2)で得たα−(4−ジフルオロメトキシフェニル)−
α−(4−メチスルホニルアニリノ)アセトニトリルと
クロトンアルデヒドを用い、実施例1−3)と同様に反
応させ、標記の化合物を白色粉末として得た(収率31
%)。
(2H, d, J=9Hz), 7.12-7.02(4H, m), 6.91(1H, d, J=3H
z), 6.54(1H, t, J=74Hz), 6.30(1H, d, J=3Hz),3.06(3
H, s), 2.15(3H, s) マススペクトル(EI)m/z :377〔M+ 〕
(4−メチルスルホニルフェニル)ピロール(化合物番
号1−3) 1)α−(4−フルオロアニリノ)−α−(4−メチル
チオフェニル)アセトニトリル 4−メチルチオベンズアルデヒドと4−フルオロアニリ
ンを用い、実施例1−1)と同様に反応させ、4−フル
オロ−N−(4−メチルチオベンジリデン)アニリンを
得た(収率89%)。次いでこれとトリメチルシリルシ
アニドを用い、実施例1−2)と同様に反応させ、標記
の化合物を微黄色粉末として得た(収率47%)。
J=9Hz), 7.31(2H, d, J=9Hz), 6.98(2H, t, J=9Hz), 6.
73(2H, dd, J=9Hz, 4Hz), 5.33(1H, d, J=9Hz), 3.92(1
H, d,J=9Hz), 2.51(3H, s) 2)1−(4−フルオロフェニル)−2−(4−メチル
スルホニルフェニル)ピロール 1)で得たα−(4−フルオロアニリノ)−α−(4−
メチルチオフェニル)アセトニトリルとアクロレインを
用い、実施例21−3)と同様に反応させ、標記の化合
物を黄色粉末として得た(収率7%)。
(2H, d, J=9Hz), 7.18-7.04(4H, m), 6.96(1H, dd, J=3
Hz, 2Hz), 6.58(1H, dd, J=4Hz, 2Hz), 6.40(1H,dd, J=
4Hz, 3Hz), 3.04(3H, s) マススペクトル(EI)m/z :315〔M+ 〕
チル−2−(4−メチルスルホニルフェニル)ピロール
(化合物番号1−15) アクロレインの代わりにメタクロレインを用いた以外
は、実施例33−2)と同様に反応させ、標記の化合物
を白色粉末として得た(収率4%)。
(2H, d, J=9Hz), 7.15-7.03(4H, m), 6.74(1H, d, J=2H
z), 6.42(1H, d, J=2Hz), 3.04(3H, s), 2.18(3H, s) マススペクトル(EI)m/z :329〔M+ 〕
ル)−2−(4−メチルスルホニルフェニル)ピロール
(化合物番号1−6) 実施例33で得た1−(4−フルオロフェニル)−2−
(4−メチルスルホニルフェニル)ピロール0.32g
(1.0mmol)を無水テトラヒドロフラン10mlに溶解
し、氷冷下N−ブロモコハク酸イミド0.18g(1.
0mmol)を加え、氷冷下で1時間、更に室温で1時間撹
拌した。これに水を加え、塩化メチレンで抽出した。有
機層を無水硫酸マグネシウムで乾燥し、溶媒を減圧留去
した。得た残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー
(溶媒;酢酸エチル:ヘキサン=1:3)に付し、表記
の化合物0.28gを白色粉末として得た(収率70
%)。
-7.09(6H, m), 6.57(1H,d, J=4Hz), 6.44(1H, d, J=4H
z), 3.02(3H, s) マススペクトル(EI)m/z :393〔M+ 〕
ル)−4−メチル−2−(4−メチルスルホニルフェニ
ル)ピロール(化合物番号1−18) 実施例34で得た1−(4−フルオロフェニル)−4−
メチル−2−(4−メチルスルフォニルフェニル)ピロ
ールとN−ブロモコハク酸イミドを用い、実施例35と
同様に反応させ、標記の化合物を白色粉末として得た
(収率30%)。
-7.11(6H, m), 6.49(1H,s), 3.02(3H, s), 2.15(3H, s) マススペクトル(EI)m/z :407〔M+ 〕
ル)−4−メチル−2−(4−メチルスルホニルフェニ
ル)ピロール(化合物番号1−17) N−ブロモコハク酸イミドの代わりにN−クロロコハク
酸イミドを用いた以外は、実施例35と同様に反応さ
せ、標記の化合物を白色粉末として得た(収率58
%)。
-7.05(6H, m), 6.44(1H,s), 3.02(3H, s) マススペクトル(EI)m/z :363〔M+ 〕
ル)−4−メチル−2−(4−スルファモイルフェニ
ル)ピロール(化合物番号1−75) 実施例20で得た1−(4−フルオロフェニル)−4−
メチル−2−(4−スルファモイルフェニル)ピロール
を実施例37と同様にクロロ化して、標記の化合物を白
色プリズム状結晶として得た(収率67%)。
33-7.17(8H, m), 6.55(1H, s), 2.10(3H, s) マススペクトル(EI)m/z :364〔M+ 〕
ル)−2−(4−メチルスルホニルフェニル)ピロール
(化合物番号1−5) 実施例33で得た1−(4−フルオロフェニル)−2−
(4−メチルスルホニルフェニル)ピロールを実施例3
7と同様にクロロ化して、標記の化合物を白色粉末とし
て得た(収率86%)。
-7.09(6H, m), 6.54(1H,d, J=4Hz), 6.32(1H, d, J=4H
z), 3.02(3H, s) マススペクトル(EI)m/z :349〔M+ 〕
ード−2−(4−メチルスルホニルフェニル)ピロール
(化合物番号1−7) N−ブロモコハク酸イミドの代わりにN−ヨードコハク
酸イミドを用いた以外は、実施例35と同様に反応さ
せ、標記の化合物を黄色粉末として得た(収率51
%)。
-7.12(6H, m), 6.63(1H,d, J=4Hz), 6.59(1H, d, J=4H
z), 3.02(3H, s) マススペクトル(EI)m/z :441〔M+ 〕
ニル)−2−(4−メチルスルホニルフェニル)ピロー
ル(化合物番号1−4) 実施例33で得た1−(4−フルオロフェニル)−2−
(4−メチルスルホニルフェニル)ピロール0.90g
(2.7mmol)をポリエチレン製反応容器中でアセトニ
トリル10mlに溶解し、0℃で撹拌下にキセノンジフル
オリド0.46g(2.7mmol)を加えた。次いで反応
液を室温に戻し、同温度で20時間撹拌後、飽和炭酸ナ
トリウム水溶液20mlを加え、酢酸エチルで抽出した。
有機層を飽和炭酸ナトリウム水溶液、次いで水で洗浄
後、無水硫酸マグネシウムで乾燥し、溶媒を減圧留去し
た。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(溶
媒;ヘキサン:酢酸エチル=3:1)に付し、表記の化
合物0.32gを白色プリズム状結晶として得た(収率
34%)。
-7.15(6H, m), 6.41(1H,dd, J=6Hz, 4Hz), 5.76(1H, t,
J=4Hz), 3.03(3H, s)マススヘ゜クトル (EI)m/z :333〔M+ 〕
ニル)−4−メチル−2−(4−メチルスルホニルフェ
ニル)ピロール(化合物番号1−16) 実施例34で得た1−(4−フルオロフェニル)−4−
メチル−2−(4−メチルスルホニルフェニル)ピロー
ルを用い、実施例41と同様に反応させ、表記の化合物
を白色粉末として得た(収率10%)。
-7.10(6H, m), 6.30(1H,d, J=6Hz), 3.02(3H, s), 2.08
(3H, s) マススペクトル(EI)m/z :347〔M+ 〕
チル−2−(4−メチルスルホニルフェニル)ピロール
(化合物番号1−8) 1)2−(4−メチルチオフェナシル)アセト酢酸 メ
チルエステル アセト酢酸メチル2.28g(19.7mmol)を2−メ
チル−2−プロパノール40mlに溶解し、窒素雰囲気下
にカリウムt−ブトキシド2.21g(19.7mmol)
を加えた。室温で1時間撹拌した後、4−メチルチオフ
ェナシルブロミド4.82g(19.7mmol)のベンゼ
ン溶液30mlを滴下した。60℃で3時間撹拌し、冷却
後氷水にあけ、酢酸エチルで抽出した。有機層を飽和食
塩水で洗浄した後、無水硫酸マグネシウムで乾燥し、溶
媒を減圧留去した。得た残渣をシリカゲルカラムクロマ
トグラフィー(溶媒;酢酸エチル:ヘキサン=1:4)
に付し、表記の化合物4.42gを微黄色粉末として得
た(収率80%)。
J=9Hz), 7.27(2H, d, J=9Hz), 4.23(1H, dd, J=8Hz, 6H
z), 3.78(3H, s), 3.69(1H, dd, J=18Hz, 8Hz), 3.48(1
H, dd,. J=18Hz, 6Hz), 2.53(3H, s), 2.44(3H, s) 2)2−(4−メチルスルホニルフェナシル)アセト酢
酸 メチルエステル 1)で得た2−(4−メチルチオフェナシル)アセト酢
酸 メチルエステル4.42g(15.8mmol)をジク
ロロメタン150mlに溶解し、氷冷下70%m−クロロ
過安息香酸7.77g(31.5mmol)を加え、室温で
1時間撹拌した。10%チオ硫酸ナトリウム水溶液30
mlを加え、激しく振とう後分液した。有機層を飽和炭酸
水素ナトリウム水溶液及び飽和食塩水で洗浄した後、無
水硫酸マグネシウムで乾燥し、溶媒を減圧留去した。得
た残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(溶媒;
酢酸エチル:ヘキサン=1:1)に付し、表記の化合物
3.65gを微黄色粉末として得た(収率74%)。
J=9Hz), 8.07(2H, d, J=9Hz), 4.26(1H, dd, J=8Hz, 6H
z), 3.80(3H, s), 3.75(1H, dd, J=19Hz, 8Hz), 3.52(1
H, dd,J=19Hz, 6Hz), 3.09(3H, s), 2.46(3H, s) 3)1−(4−フルオロフェニル)−4−メトキシカル
ボニル−5−メチル−2−(4−メチルスルホニルフェ
ニル)ピロール 2)で得た2−(4−メチルスルホニルフェナシル)ア
セト酢酸 メチルエステル3.00g(9.6mmol)を
酢酸100mlに溶解し、これに4−フルオロアニリン
0.97g(8.7mmol)を加え、5時間加熱還流し
た。溶媒を減圧留去した後、残渣に飽和炭酸水素ナトリ
ウム水溶液を加え、酢酸エチルで抽出した。有機層を飽
和食塩水で洗浄した後、無水硫酸マグネシウムで乾燥
し、溶媒を減圧留去した。得た残渣をシリカゲルカラム
クロマトグラフィー(溶媒;酢酸エチル:ヘキサン=
1:2)に付し、表記の化合物3.10gを白色粉末と
して得た(収率92%)。
-7.12(6H, m), 6.94(1H,s), 3.87(3H, s), 3.02(3H,
s), 2.41(3H, s) マススペクトル(EI)m/z :387〔M+ 〕 4)1−(4−フルオロフェニル)−5−メチル−2−
(4−メチルスルホニルフェニル)ピロール 3)で得た1−(4−フルオロフェニル)−4−メトキ
シカルボニル−5−メチル−2−(4−メチルスルホニ
ルフェニル)ピロール1.00g(2.6mmol)をエタ
ノール20mlに懸濁し、20%水酸化カリウム水溶液
2.5mlを加え、15時間加熱還流した。冷却後、エー
テルを加えて振とう、分液し、水層に3N塩酸を加えて
酸性にした後、酢酸エチルで抽出した。有機層を飽和食
塩水で洗浄した後、無水硫酸マグネシウムで乾燥し、溶
媒を減圧留去し、加水分解生成物であるカルボン酸体
0.92gを得た。このカルボン酸体0.92gをグリ
セロール12mlに懸濁し、200℃で30分間撹拌し
た。反応液を氷水にあけ、酢酸エチルで抽出した。有機
層を飽和食塩水で洗浄した後、無水硫酸マグネシウムで
乾燥し、溶媒を減圧留去した。得た残渣をシリカゲルカ
ラムクロマトグラフィー(溶媒;酢酸エチル:ヘキサン
=1:4)に付し、表記の化合物0.55gを白色粉末
として得た(収率65%)。
-7.08(6H, m), 6.51(1H,d, J=4Hz), 6.13(1H, d, J=4H
z), 3.01(3H, s), 2.13(3H, s) マススペクトル(EI)m/z :329〔M+ 〕
ルオロフェニル)−2−(4−メチルスルホニルフェニ
ル)ピロール(化合物番号1−14) 1)4,4,4−トリフルオロ−2−(4−メチルチオ
フェナシル)アセト酢酸エチルエステル アセト酢酸メチルの代わりに4,4,4−トリフルオロ
アセト酢酸エチルを使用した以外は、実施例43−1)
と同様に反応させ、標記の化合物を微黄色粉末として得
た(収率30%)。
J=9Hz), 7.28(2H, d, J=9Hz), 4.54(1H, dd, J=10Hz, 5
Hz), 4.26(2H, q, J=7Hz), 3.84(1H, dd, J=18Hz, 10H
z), 3.68(1H, dd, J=18Hz, 5Hz), 2.53(3H, s), 1.29(3
H, t, J=7Hz) 2)5,5,5−トリフルオロ−1−(4−メチルチオ
フェニル)ペンタン−1,4−ジオン 1)で得た4,4,4−トリフルオロ−2−(4−メチ
ルチオフェナシル)アセト酢酸 エチルエステル1.6
5g(4.7mmol)をジメチルホルムアミド15mlに溶
解し、水85μl(4.7mmol)と塩化リチウム0.20
g(4.7mmol)を加え、140℃で1時間撹拌した
後、反応混合物を氷水にあけ、酢酸エチルで抽出した。
有機層を水洗、無水硫酸マグネシウムで乾燥後、溶媒を
減圧留去した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフ
ィー(溶媒;ヘキサン:酢酸エチル=3:1)に付し、
表記の化合物0.26gを微黄色粉末として得た(収率
20%)。
J=9Hz), 7.28(2H, d, J=9Hz), 3.38(2H, t, J=6Hz), 3.
14(2H, t, J=6Hz) 3)5−トリフルオロメチル−1−(4−フルオロフェ
ニル)−2−(4−メチルチオフェニル)ピロール 2)で得た5,5,5−トリフルオロ−1−(4−メチ
ルチオフェニル)ペンタン−1,4−ジオンと4−フル
オロアニリンを用い、実施例43−3)と同様に反応さ
せ、標記の化合物を淡褐色油状物として得た(収率42
%)。
6.76(1H, d, J=4Hz), 6.36(1H, d, J=4Hz), 2.44(3H,
s) 4)5−トリフルオロメチル−1−(4−フルオロフェ
ニル)−2−(4−メチルスルホニルフェニル)ピロー
ル 3)で得た5−トリフルオロメチル−1−(4−フルオ
ロフェニル)−2−(4−メチルスルホニルフェニル)
ピロールを実施例43−2)と同様に酸化し、標記の化
合物を白色粉末として得た(収率69%)。
-7.22(4H, m), 7.15-7.06(2H, m), 6.81(1H, d, J=4H
z), 6.52(1H, d, J=4Hz), 3.03(3H, s) マススペクトル(EI)m/z :383〔M+ 〕
−ジメチル−2−(4−メチルスルホニルフェニル)ピ
ロール(化合物番号1−20) 1)2−メチル−2−(4−メチルスルホニルフェナシ
ル)アセト酢酸 メチルエステル 実施例43−2)で得た2−(4−メチルスルホニルフ
ェナシル)アセト酢酸メチルエステル0.65g(2.
1mmol)を無水テトラヒドロフラン20mlに溶解し、窒
素雰囲気下に氷冷下で60%水素化ナトリウム92mg
(2.3mmol)を加え、10分間撹拌した後、氷冷下で
ヨウ化メチル1.1ml(2.5mmol)を加え、2時間撹
拌した。これに水を加え、酢酸エチルで抽出した。有機
層を飽和食塩水で洗浄した後、無水硫酸マグネシウムで
乾燥し、溶媒を減圧留去した。得た残渣をシリカゲルカ
ラムクロマトグラフィー(溶媒;酢酸エチル:ヘキサン
=2:3)に付し、表記の化合物0.54gを微黄色粉
末として得た(収率80%)。
J=9Hz), 8.06(2H, d, J=9Hz), 3.77(3H, s), 3.69(1H,
d, J=18Hz), 3.58(1H, d, J=18Hz), 3.08(3H, s), 2.35
(3H, s), 1.60(3H, s) 2)1−(4−フルオロフェニル)−4,5−ジメチル
−2−(4−メチルスルホニルフェニル)ピロール 1)で得た2−メチル−2−(4−メチルスルホニルフ
ェナシル)アセト酢酸メチルエステルを、実施例44−
2)と同様に加水分解と脱炭酸反応させ、3−メチル−
1−(4−メチルスルホニルフェニル)ペンタン−1,
4−ジオンを得た。次いでこれと4−フルオロアニリン
を実施例43−3)と同様に反応させ、標記の化合物を
黄色粉末として得た(収率11%)。
-7.09(6H, m), 6.41(1H,s), 3.01(3H, s), 2.12(3H,
s), 2.04(3H, s) マススペクトル(FAB)344〔(M+H)+〕
ドロキシメチル−2−(4−メチルスルホニルフェニ
ル)ピロール(化合物番号1−61) 1)2−(4−メチルチオフェナシル)シアノ酢酸 メ
チルエステル シアノ酢酸メチル5.70g(57.6mmol)を無水テ
トラヒドロフラン150mlに溶解し、氷冷下でカリウム
t−ブトキシド7.10g(63.3mmol)を加え、3
0分間撹拌した。4−メチルチオフェナシルブロミド1
4.11g(57.6mmol)のテトラヒドロフラン溶液
50mlを氷冷下でゆっくり滴下した。氷冷下2時間撹拌
した後、飽和塩化アンモニウム水溶液及び酢酸エチルを
加え、不溶物をろ去した。ろ液に水を加え、酢酸エチル
で抽出した。有機層を無水硫酸マグネシウムで乾燥し
て、溶媒を減圧留去した。得た残渣をシリカゲルカラム
クロマトグラフィー(溶媒;酢酸エチル:ヘキサン=
1:2)に付し、表記の化合物3.11gを微黄色粉末
として得た(収率21%)。
J=9Hz), 7.27(2H, d, J=9Hz), 4.16(1H, d, J=7Hz, 6H
z), 3.83(3H, s), 3.74(1H, d, J=18Hz, 7Hz), 3.53(1
H, d, J=18Hz, 6Hz), 2.54(3H, s) 2)5−アミノ−1−(4−フルオロフェニル)−4−
メトキシカルボニル−2−(4−メチルスルホニルフェ
ニル)ピロール 1)で得た2−(4−メチルチオフェナシル)シアノ酢
酸 メチルエステル3.11g(11.8mmol)をジク
ロロメタン150mlに溶解し、氷冷下70%m−クロロ
過安息香酸5.83g(23.6mmol)を加え、室温で
1時間撹拌した。10%チオ硫酸ナトリウム水溶液50
mlを加え、激しく振とうした後分液した。有機層を飽和
炭酸水素ナトリウム水溶液及び飽和食塩水で洗浄した
後、無水硫酸マグネシウムで乾燥し、溶媒を減圧留去し
て、2−(4−メチルスルホニルフェナシル)シアノ酢
酸 メチルエステル3.15gを淡褐色粉末として得
た。このもの3.15gをエタノール100mlに溶解
し、4−フルオロアニリン1.58g(14.2mmol)
と濃塩酸12滴を加え、3日間加熱還流した。反応液を
減圧濃縮し、得た残渣にジクロロメタンを加え、不溶物
をろ去した。ろ液を減圧濃縮し、残渣をシリカゲルカラ
ムクロマトグラフィー(溶媒;酢酸エチル:ヘキサン=
1:1)に付し、表記の化合物2.10gを白色粉末と
して得た(収率46%)。
J=9Hz), 7.26-7.11(6H, m), 6.76(1H,s), 5.15(2H, br
s), 3.85(3H, s), 3.01(3H, s) 3)1−(4−フルオロフェニル)−4−メトキシカル
ボニル−2−(4−メチルスルホニルフェニル)ピロー
ル 2)で得た5−アミノ−1−(4−フルオロフェニル)
−4−メトキシカルボニル−2−(4−メチルスルホニ
ルフェニル)ピロール2.00g(5.2mmol)を無水
テトラヒドロフラン50mlに溶解し、窒素雰囲気下、室
温で亜硝酸t−ブチル6.38g(61.8mmol)を加
え、室温で30分間撹拌した後、2時間加熱還流した。
溶媒を減圧留去し、得た残渣をシリカゲルカラムクロマ
トグラフィー(溶媒;酢酸エチル:ヘキサン=2:3)
に付し、表記の化合物1.30gを黄色粉末として得た
(収率68%)。
(1H, d, J=2Hz), 7.27(1H, d, J=9Hz), 7.21-7.06(4H,
m), 6.96(1H, d, J=2Hz), 3.87(3H, s), 3.05(3H, s)マススヘ゜クトル (EI)m/z :373〔M+ 〕 4)1−(4−フルオロフェニル)−4−ヒドロキシメ
チル−2−(4−メチルスルホニルフェニル)ピロール 水素化アルミニウムリチウム0.15g(4.0mmol)
をジエチルエーテル25mlに懸濁し、窒素雰囲気下加熱
還流させているところに、3)で得た1−(4−フルオ
ロフェニル)−4−メトキシカルボニル−2−(4−メ
チルスルホニルフェニル)ピロール0.98g(2.6
mmol)のジクロロメタン溶液20mlを滴下した。1時間
還流下撹拌した後、水0.15ml、15%水酸化ナトリ
ウム水溶液0.15ml及び水0.45mlを順次加え、室
温で30分間撹拌した。無水硫酸マグネシウムを加えて
脱水した後、セライトろ過し、ろ液を減圧留去した。得
た残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(溶媒;
酢酸エチル:ヘキサン=2:1)に付し、表記の化合物
0.69gを白色粉末として得た(収率76%)。
(2H, d, J=9Hz), 7.28-7.05(4H, m), 6.97(1H, d, J=2H
z), 6.60(1H, d, J=2Hz), 4.65(2H, d, J=5Hz),3.04(2
H, s)
ドロキシメチル−5−メチル−2−(4−メチルスルホ
ニルフェニル)ピロール(化合物番号1−62) 実施例43−3)で得た1−(4−フルオロフェニル)
−4−メトキシカルボニル−5−メチル−2−(4−メ
チルスルホニルフェニル)ピロールを、実施例46−
4)と同様に還元し、標記の化合物を黄色粉末として得
た(収率84%)。
-7.12(6H, m), 6.58(1H,s), 4.63(2H, d, J=5Hz), 3.01
(3H, s), 2.13(3H, s)マススヘ゜クトル (FAB)m/z :360〔(M+H)+〕
オロフェニル)−2−(4−メチルスルホニルフェニ
ル)ピロール(化合物番号1−13) 1)1−(4−フルオロフェニル)−5−ホルミル−2
−(4−メチルスルホニルフェニル)ピロール 実施例33で得た1−(4−フルオロフェニル)−2−
(4−メチルスルホニルフェニル)ピロール1.67g
(5.3mmol)をジメチルホルムアミド30mlに溶解
し、オキシ塩化リン0.50ml(5.3mmol)を添加し
て60℃で2時間撹拌した。反応液を氷水に徐々に加
え、炭酸ナトリウムでpH8〜9に調整後、酢酸エチルで
抽出した。有機層を水洗、無水硫酸ナトリウムで乾燥
後、溶媒を減圧留去し、残渣をシリカゲルカラムクロマ
トグラフィー(溶媒;ヘキサン:酢酸エチル=5:1)
に付し、表記の化合物0.90gを白色粉末として得た
(収率50%)。
J=9Hz), 7.32-7.19(5H,m), 7.16-7.08(2H, m), 6.64(1
H, d, J=4Hz), 3.04(3H, s) 2)5−ジフルオロメチル−1−(4−フルオロフェニ
ル)−2−(4−メチルスルホニルフェニル)ピロール 1)で得た1−(4−フルオロフェニル)−5−ホルミ
ル−2−(4−メチルスルホニルフェニル)ピロール
0.50g(1.5mmol)を乾燥ジグライム3mlに溶
解、三フッ化ジエチルアミノ硫黄(DAST)0.17
ml(2.9mmol)を加えて100℃で6時間撹拌し、反
応終了後に反応液に水を加え、酢酸エチルで抽出した。
有機層を水洗、無水硫酸ナトリウムで乾燥後、溶媒を減
圧留去し、残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー
(溶媒;ヘキサン:酢酸エチル=7:3)に付し、表記
の化合物0.12gを微黄色粉末として得た(収率23
%)。
-7.21(5H, m), 7.15-7.08(2H, m), 6.71-6.69(1H, m),
6.56-6.54(1H, m), 6.42(1H, t, J=54Hz), 3.03(3H, s) マススペクトル(EI)m/z :365〔M+ 〕
フルオロメチル−2−(4−メチルスルホニルフェニ
ル)ピロール(化合物番号1−29) 1)1−(4−フルオロフェニル)−4−ホルミル−2
−(4−メチルスルホニルフェニル)ピロール 実施例46で得た1−(4−フルオロフェニル)−4−
ヒドロキシメチル−2−(4−メチルスルホニルフェニ
ル)ピロール0.58g(1.7mmol)をジクロロメタ
ン30mlに溶解し、二酸化マンガン2.40gを加え、
室温で3時間撹拌した。反応液をセライトろ過し、ろ液
を減圧濃縮した。得た残渣をシリカゲルカラムクロマト
グラフィー(溶媒;酢酸エチル:ヘキサン=2:3)に
付し、表記の化合物0.52gを白色粉末として得た
(収率90%)。
J=9Hz), 7.56(1H, d, J=2Hz), 7.29(2H, d, J=9Hz),
7.22-7.08(4H, m), 6.99(1H, d, J=2Hz), 3.06(3H, s) 2)1−(4−フルオロフェニル)−4−ジフルオロメ
チル−2−(4−メチルスルホニルフェニル)ピロール 1)で得た1−(4−フルオロフェニル)−4−ホルミ
ル−2−(4−メチルスルホニルフェニル)ピロールと
DASTを用い、実施例48−2)と同様に反応させ、
標記の化合物を白色粉末として得た(収率16%)。
(2H, d, J=9Hz), 7.18-7.04(5H, m), 6.74(1H, t, J=57
Hz), 6.69(1H, s), 3.05(3H, s)
フルオロメチル−5−メチル−2−(4−メチルスルホ
ニルフェニル)ピロール(化合物番号1−30) 1)1−(4−フルオロフェニル)−4−ホルミル−5
−メチル−2−(4−メチルスルホニルフェニル)ピロ
ール 実施例47で得た1−(4−フルオロフェニル)−4−
ヒドロキシメチル−5−メチル−2−(4−メチルスル
ホニルフェニル)ピロールと二酸化マンガンを用い、実
施例49−1)と同様に反応させ、標記の化合物を白色
粉末として得た(収率98%)。
J=9Hz), 7.24-7.16(6H,m), 6.94(1H, s), 3.03(3H,
s), 2.42(3H, s) マススペクトル(FAB)m/z :358〔(M+H)+〕 2)1−(4−フルオロフェニル)−4−ジフルオロメ
チル−5−メチル−2−(4−メチルスルホニルフェニ
ル)ピロール 1)で得た1−(4−フルオロフェニル)−4−ホルミ
ル−5−メチル−2−(4−メチルスルホニルフェニ
ル)ピロールとDASTを用い、実施例48−2)と同
様に反応させ、標記の化合物を白色粉末として得た(収
率70%)。
-7.08(6H, m), 6.73(1H,t, J=56Hz), 6.66(1H, s), 3.0
2(3H, s), 2.18(3H, s) マススペクトル(EI)m/z :379〔M+ 〕
ェニル−1−(4−スルファモイルフェニル)ピロール
(化合物番号2−69) 1)3−(4−フルオロベンゾイル)−2−フェニルプ
ロピオンアルデヒド フェニルアセトアルデヒド25.00g(94mmol)の
フタル酸 ジエチルエステル溶液(含量;45%)をト
ルエン50mlに溶解し、ピペリジン7.96g(94mm
ol)を添加後、生成する水を除去しつつ、水の生成が止
むまで(約1時間)加熱還流した。反応後溶媒を減圧留
去し、β−ピペリジノスチレンとフタル酸 ジエチルエ
ステルの混合物31.78gを赤色油状物として得た。
ジエチルエステル混合物4.68gを無水テトラヒドロ
フラン70mlに溶解し、トリエチルアミン1.01g
(10mmol)を添加後、4−フルオロフェナシルブロミ
ド2.60g(12mmol)を加え、室温で3時間撹拌し
た。反応液に1N 塩酸30mlを加えて、さらに室温で1
時間撹拌した後、ジエチルエーテルで抽出した。有機層
を水洗、無水硫酸ナトリウムで乾燥後、溶媒を減圧留去
し、残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(溶
媒;ヘキサン:酢酸エチル=95:5)に付し、表記の
化合物0.50gを微黄色油状物として得た。
8.03-7.98(2H, m), 7.42-7.25(5H, m), 7.16-7.10(2H,
m) マススペクトル(FAB)m/z :257〔(M+H)+〕 2)2−(4−フルオロフェニル)−4−フェニル−1
−(4−スルファモイルフェニル)ピロール 1)で得た3−(4−フルオロベンゾイル)−2−フェ
ニルプロピオンアルデヒド0.32g(1.25mmol)
と4−スルファモイルアニリン0.26g(1.5mmo
l)を酢酸20mlに溶解し、4時間加熱還流後、溶媒を
減圧留去し、残渣に水を加え酢酸エチルで抽出した。有
機層を水洗、無水硫酸ナトリウムで乾燥後、溶媒を減圧
留去し、残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー
(溶媒;ヘキサン:酢酸エチル=3:2)に付し、表記
の化合物0.35gを微黄色粉末として得た(収率60
%)。
(2H, d, J=7Hz), 7.39-7.22(6H, m), 7.18-7.12(2H,
m), 6.99(2H, t, J=9Hz), 6.73(1H, d, J=2Hz), 4.84(2
H, s) マススペクトル(EI)m/z :392〔M+ 〕
チル−1−(4−スルファモイルフェニル)ピロール
(化合物番号2−74) 1)N−(4−メトキシベンジリデン)−4−スルファ
モイルアニリン 4−メトキシベンズアルデヒドと4−スルファモイルア
ニリンを用い、実施例1−1)と同様に反応させ、標記
の化合物を淡黄色粉末として得た(収率95%)。
7.94(2H, d, J=9Hz), 7.86(2H, d, J=9Hz), 7.23(2H,
d, J=9Hz), 7.00(2H, d, J=9Hz), 5.98(2H, s), 3.90(3
H, s) 2)α−(4−メトキシフェニル)−α−(4−スルフ
ァモイルアニリノ)アセトニトリル 1)で得たN−(4−メトキシベンジリデン)−4−ス
ルファモイルアニリンとトリメチルシリルシアニドを用
い、実施例1−2)と同様に反応させ、標記の化合物を
淡黄色粉末として得た(収率98%)。
4(2H, d, J=9Hz), 7.51(2H,
d, J=9Hz), 6.97(2H, d, J
=9Hz), 6.82(2H, d, J=9H
z), 6.60(1H, d, J=8Hz),
6.41(2H, s), 5,54(1H, d,
J=8Hz), 3.84(3H, s) 3)2−(4−メトキシフェニル)−4−メチル−1−
(4−スルファモイルフェニル)ピロール 2)で得たα−(4−メトキシフェニル)−α−(4−
スルファモイルアニリノ)アセトニトリルとメタクロレ
インを用い、実施例1−3)と同様に反応させ、標記の
化合物を淡褐色粉末として得た(収率6%)。
(2H, d, J=9Hz), 7.23(2H, d, J=9Hz), 7.03(2H, d, J=
9Hz), 6.79(2H, d, J=9Hz), 6.73(1H, s), 6.23(1H,
s),4.78(2H, s), 3.79(3H, s), 2.18(3H, s) マススペクトル(EI)m/z :342〔M+ 〕
2−(4−メチルスルホニルフェニル)ピロール(化合
物番号1−59) 4−メトキシアニリンの代わりに3,4−ジメトキシア
ニリンを出発物質として用い、実施例1−1)、−2)
及び−3)と同様に3段階で反応させ、標記の化合物を
白色粉末として得た(収率;第1段階(黄色粉末)96
%、第2段階(褐色プリズム状結晶)48%、第3段階
15%)。
(2H, d, J=7Hz), 6.98(1H, m), 6.84(1H, d, J=8Hz),
6.74-6.70(2H, m), 6.57(1H, m), 6.39-6.37(1H,m), 3.
92(3H, s), 3.74(3H, s), 3.03(3H, s) マススペクトル(EI)m/z :357〔M+ 〕
ニル)−2−(4−メチルスルホニルフェニル)ピロー
ル(化合物番号1−47) 4−メトキシアニリンの代わりに3−フルオロ−4−メ
トキシアニリンを出発物質として用い、実施例1−
1)、−2)及び−3)と同様に3段階で反応させ、標
記の化合物を淡黄色粉末として得た(収率;第1段階
(淡黄色粉末)94%、第2段階(白色粉末)87%、
第3段階16%)。
(2H, d, J=9Hz), 7.00-6.84(4H, m), 6.56-6.55(1H,
m), 6.39-6.37(1H, m), 3.92(3H, s), 3.05(3H, s)マス
スペクトル(EI)m/z :345〔M+ 〕
ニルフェニル)ピロール(化合物番号1−1) 4−メトキシアニリンの代わりにアニリンを出発物質と
して用い、実施例1−1)、−2)及び−3)と同様に
3段階で反応させ、標記の化合物を白色プリズム状結晶
として得た(収率;第1段階(淡黄色粉末)76%、第
2段階(淡黄色粉末)95%、第3段階16%)。
-7.33(3H, m), 7.27(2H,d, J=8Hz), 7.18-7.15(2H, m),
7.00(1H, m), 6.59-6.58(1H, m), 6.41-6.39(1H, m),
3.03(3H, s)
ェニル)−2−(4−メチルスルホニルフェニル)ピロ
ール(化合物番号1−56) アクロレインの代わりにメタクロレインを用いた以外
は、実施例8の第3段階と同様に反応させ、標記の化合
物を淡黄色粉末として得た(収率58%)。
-7.24(2H, m), 7.08-7.05(1H, m), 6.96(1H, s), 6.83-
6.79(1H, m), 6.74(1H, s), 6.41(1H, s), 3.03(3H,
s), 2.27(3H, s), 2.23(3H, s), 2.18(3H, s) マススペクトル(EI)m/z :339〔M+ 〕
−スルファモイルフェニル)ピロール(化合物番号1−
99) 1)N−(4−スルファモイルベンジリデン)−4−メ
チルアニリン 4−スルファモイルベンズアルデヒドと4−メチルアニ
リンを用い、実施例1−1)と同様に反応させ、標記の
化合物を黄色粉末として得た(収率82%)。
s), 8.01(4H, s), 7.27-7.12(6H, m),2.38(3H, s) 2)α−(4−メチルアニリノ)−α−(4−スルファ
モイルフェニル)アセトニトリル 1)で得たN−(4−スルファモイルベンジリデン)−
4−メチルアニリンとトリメチルシリルシアニドを用
い、実施例1−2)と同様に反応させ、標記の化合物を
淡黄色粉末として得た(収率60%)。
d, J=8Hz), 7.75(2H, d, J=8Hz), 7.03(2H, d, J=8Hz),
6.89(2H, s), 6.69(2H, d, J=8Hz), 5.70-5.55(2H,
m), 2.25(3H, s) 3)1−(4−メチルフェニル)−2−(4−スルファ
モイルフェニル)ピロール 2)で得たα−(4−メチルアニリノ)−α−(4−ス
ルファモイルフェニル)アセトニトリルとアクロレイン
を用い、実施例1−3)と同様に反応させ、標記の化合
物を淡褐色粉末として得た(収率28%)。
(2H, d, J=8Hz), 7.16(2H, d, J=8Hz), 7.04(2H, d, J=
8Hz), 6.96(1H, t, J=2Hz), 6.55(1H, dd, J=3Hz, 2H
z), 6.38(1H, t, J=3Hz), 4.74(2H, s), 2.38(3H, s) マススペクトル(EI)m/z :312〔M+ 〕
ル)−2−(4−スルファモイルフェニル)ピロール
(化合物番号1−100) アクロレインの代わりにメタクロレインを用いた以外
は、実施例57−3)と同様に反応させ、標記の化合物
を黄色粉末として得た(収率42%)。
(2H, d, J=8Hz), 7.14(2H, d, J=8Hz), 7.01(2H, d, J=
8Hz), 6.74(1H, s), 6.39(1H, s), 4.71(2H, s),2.37(3
H, s), 2.18(3H, s) マススペクトル(EI)m/z :326〔M+ 〕
−スルファモイルフェニル)ピロール(化合物番号1−
96) 1)4−クロロ−N−(4−スルファモイルベンジリデ
ン)アニリン 4−スルファモイルベンズアルデヒドと4−クロロアニ
リンを用い、実施例1−1)と同様に反応させ、標記の
化合物を淡黄色粉末として得た(収率72%)。
8.02(4H, s), 7.38(2H, d, J=9Hz),7.20(2H, d, J=9H
z), 6.87(2H, s) 2)α−(4−クロロアニリノ)−α−(4−スルファ
モイルフェニル)アセトニトリル 1)で得た4−クロロ−N−(4−スルファモイルベン
ジリデン)アニリンとトリメチルシリルシアニドを用
い、実施例1−2)と同様に反応させ、標記の化合物を
白色粉末として得た(収率93%)。
d, J=8Hz), 7.74(2H, d, J=8Hz), 7.14(2H, d, J=9Hz),
7.12(2H, s), 6.74(2H, d, J=9Hz), 6.52(1H, d, J=9H
z), 5.69(1H, d, J=9Hz) 3)1−(4−クロロフェニル)−2−(4−スルファ
モイルフェニル)ピロール 2)で得たα−(4−クロロアニリノ)−α−(4−ス
ルファモイルフェニル)アセトニトリルとアクロレイン
を用い、実施例1−3)と同様に反応させ、標記の化合
物を淡黄色粉末として得た(収率38%)。
(2H, d, J=9Hz), 7.23(2H, d, J=9Hz), 7.10(2H, d, J=
9Hz), 6.96(1H, t, J=2Hz), 6.56(1H, dd, J=3Hz, 2H
z), 6.40(1H, t, J=3Hz), 4.78(2H, s) マススペクトル(EI)m/z :332〔M+ 〕
ル−2−(4−スルファモイルフェニル)ピロール(化
合物番号1−97) アクロレインの代わりにメタクロレインを用いた以外
は、実施例59−3)と同様に反応させ、標記の化合物
を淡黄色粉末として得た(収率53%)。
(2H, d, J=8Hz), 7.21(2H, d, J=8Hz), 7.06(2H, d, J=
8Hz), 6.74(1H, s), 6.41(1H, s), 4.80(2H, s),2.18(3
H, s) マススペクトル(EI)m/z :346〔M+ 〕
(4−スルファモイルフェニル)ピロール(化合物番号
1−85) 1)4−メトキシ−N−(4−スルファモイルベンジリ
デン)アニリン 4−スルファモイルベンズアルデヒドと4−メトキシア
ニリンを用い、実施例1−1)と同様に反応させ、標記
の化合物を淡黄色粉末として得た(収率85%)。
s), 8.09(2H, d, J=8Hz), 7.95(2H, d,J=8Hz), 7.48(2
H, s), 7.37(2H, d, J=9Hz), 7.01(2H, d, J=9Hz), 3.8
0(3H, s) 2)α−(4−メトキシアニリノ)−α−(4−スルフ
ァモイルフェニル)アセトニトリル 1)で得た4−メトキシ−N−(4−スルファモイルベ
ンジリデン)アニリンとトリメチルシリルシアニドを用
い、実施例1−2)と同様に反応させ、標記の化合物を
白色粉末として得た(収率68%)。
J=8Hz), 7.76(2H, d, J=8Hz), 7.43(2H, s), 6.80(4H,
m), 6.40(1H, d, J=10Hz), 6.03(1H, d, J=10Hz), 3.67
(3H, s) 3)1−(4−メトキシフェニル)−2−(4−スルフ
ァモイルフェニル)ピロール 2)で得たα−(4−メトキシアニリノ)−α−(4−
スルファモイルフェニル)アセトニトリルとアクロレイ
ンを用い、実施例1−3)と同様に反応させ、標記の化
合物を黄色粉末として得た(収率9%)。
6.85(7H, m), 6.53-6.51(1H, m), 6.37-6.35(1H, m),
5.07(2H, s), 3.81(3H, s) マススペクトル(EI)m/z :328〔M+ 〕
チル−2−(4−スルファモイルフェニル)ピロール
(化合物番号1−86) アクロレインの代わりにメタクロレインを用いた以外
は、実施例61−3)と同様に反応させ、標記の化合物
を淡黄色粉末として得た(収率35%)。
(2H, d, J=8Hz), 7.05(2H, d, 9Hz), 6.85(2H, d, J=9H
z), 6.72(1H, s), 6.38(1H, s), 5.04(2H, s), 3.80(3
H, s) 2.18(3H, s) マススペクトル(EI)m/z :342〔M+ 〕
ル)−2−(4−スルファモイルフェニル)ピロール
(化合物番号1−87) アクロレインの代わりに2−ブチルアクロレインを用い
た以外は、実施例61−3)と同様に反応させ、標記の
化合物を淡黄色粉末として得た(収率85%)。
-7.19(2H, m), 7.08-7.05(2H, m), 6.88-6.87(2H, m),
6.72(1H, s), 6.41-6.40(1H, m), 4.89(2H, s),3.82(3
H, s), 2.53(2H, t, J=8Hz), 1.68-1.57(2H, m), 1.49-
1.36(2H, m), 0.95(3H, t, J=7Hz) マススペクトル(EI)m/z :384〔M+ 〕
ル)−1−(4−スルファモイルフェニル)ピロール
(化合物番号2−75) 1)1−(N,N−ジイソプロピルアミノ)−1−ブテ
ン n−ブチルアルデヒド6.25ml(69.3mmol)とジ
イソプロピルアミン19.44ml(139mmol)をベン
ゼン30mlに溶解し、生成する水を除去しつつ、水の生
成が止むまで(約15時間)加熱還流した。溶媒を減圧
留去し、残渣を常圧蒸留に付してbp140−160℃の
留分を集め、標記の化合物6.95gを淡黄色油状物と
して得た(収率65%)。
J=14Hz), 4.05(1H, dt, J=14Hz, 7Hz), 3.50-3.34(2H,
m), 2.01-1.88(2H, m), 1.03(6H, d, J=7Hz), 0.91(3H,
t, J=7Hz) 2)2−(4−メトキシフェナシル)ブチルアルデヒド 1)で得た1−(N,N−ジイソプロピルアミノ)−1
−ブテン1.00g(6.4mmol)をベンゼン10mlに
溶解し、氷冷撹拌下、4−メトキシフェナシルブロミド
0.98g(4.3mmol)を滴下した。反応混合物を氷
冷下で15分間、次いで室温で48時間撹拌し、1N 塩
酸9mlを加えて15分間撹拌した後、濃アンモニア水で
中和し、酢酸エチルで抽出した。有機層を水洗し、無水
硫酸マグネシウムで乾燥した後、溶媒を減圧留去し、残
渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ヘキサン:
酢酸エチル=4:1)に付して、標記の化合物0.47
gを淡黄色油状物として得た(収率49%)。
7.96(2H, d, J=9Hz), 6.94(2H, d, J=9Hz), 3.88(3H,
s), 3.49-3.33(1H, m), 3.09-2.93(1H, m), 1.92-1.74
(1H, m), 1.70-1.54(1H, m), 1.01(3H, t, J=7Hz) 3)4−エチル−2−(4−メトキシフェニル)−1−
(4−スルファモイルフェニル)ピロール 2)で得た2−(4−メトキシフェナシル)ブチルアル
デヒド0.47g(2.1mmol)と4−スルファモイル
アニリン0.44g(2.5mmol)を酢酸5mlに溶解
し、2時間加熱還流した。室温にまで冷却後、濃アンモ
ニア水を加えてpH8.0とし、酢酸エチルで抽出した。
有機層を水洗、無水硫酸マグネシウムで乾燥後、減圧濃
縮し、残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ヘ
キサン:酢酸エチル=3:2)に付して、標記の化合物
0.57gを淡黄色粉末として得た(収率76%)。
(2H, d, J=9Hz), 7.04(2H, d, J=9Hz), 6.79(2H, d, J=
9Hz), 6.74(1H, s), 6.27(1H, s), 4.78(2H, s),3.79(3
H, s), 2.57(2H, q, J=8Hz), 1.26(3H, t, J=8Hz)
ル−1−(4−スルファモイルフェニル)ピロール(化
合物番号2−85) 1)1−(N,N−ジイソブチルアミノ)−1−プロペ
ン プロピオンアルデヒドとジイソブチルアミンを用い、実
施例64−1)と同様に反応させ、標記の化合物を無色
油状物として得た(収率29%)。
2-3.79(1H, m), 2.66(2H, d, J=7Hz), 1.92-1.74(2H,
m), 1.54(3H, d, J=7Hz), 0.80(12H, d, J=7Hz) 2)2−(4−クロロフェナシル)プロピオンアルデヒ
ド 1)で得た1−(N,N−ジイソブチルアミノ)−1−
プロペンと4−クロロフェナシルブロミドを用い、実施
例64−2)と同様に反応させ、標記の化合物を淡褐色
油状物として得た(収率39%)。
7.92(2H, d, J=9Hz), 7.45(2H, d, J=9Hz), 3.47(1H,
dd, J=18Hz, 7Hz), 3.22-3.04(1H, m), 2.95(1H, dd, J
=18Hz,7Hz), 1.25(3H, d, J=7Hz) 3)2−(4−クロロフェニル)−4−メチル−1−
(4−スルファモイルフェニル)ピロール 2)で得た2−(4−クロロフェナシル)プロピオンア
ルデヒドと4−スルファモイルアニリンを用い、実施例
64−3)と同様に反応させ、標記の化合物を淡褐色粉
末として得た(収率35%)。
(2H, d, J=9Hz), 7.22(2H, d, J=9Hz), 7.03(2H, d, J=
9Hz), 6.75(1H, s), 6.30(1H, s), 4.80(2H, s),2.17(3
H, s) マススペクトル(EI)m/z :342〔M+ 〕
ニル)−1−(4−スルファモイルフェニル)ピロール
(化合物番号2−82) 1)N−(4−メチルチオベンジリデン)−4−スルフ
ァモイルアニリン 4−メチルチオベンズアルデヒドと4−スルファモイル
アニリンを用い、実施例1−1)と同様に反応させ、標
記の化合物を黄色粉末として得た(収率88%)。
s), 7.90(2H, d, J=9Hz), 7.84(2H, d,J=8Hz), 7.33(2
H, d, J=9Hz), 7.27(2H, d, J=8Hz), 7.15(2H, br.s),
2.55(3H, s) 2)α−(4−メチルチオフェニル)−α−(4−スル
ファモイルアニリノ)アセトニトリル 1)で得たN−(4−メチルチオベンジリデン)−4−
スルファモイルアニリンとトリメチルシリルシアニドを
用い、実施例1−2)と同様に反応させ、標記の化合物
を黄色粉末として得た(収率100%)。
d, J=9Hz), 7.52(2H, d, J=8Hz), 7.31(2H, d, J=8Hz),
7.25-7.13(1H, m), 6.90(2H, br.s), 6.86(2H, d, J=9
Hz), 5.89-5.83(1H, m), 2.50(3H, s) 3)4−メチル−2−(4−メチルチオフェニル)−1
−(4−スルファモイルフェニル)ピロール 2)で得たα−(4−メチルチオフェニル)−α−(4
−スルファモイルアニリノ)アセトニトリルとメタクロ
レインを用い、実施例1−3)と同様に反応させ、標記
の化合物を淡褐色鱗片状結晶として得た(収率31
%)。
(2H, d, J=9Hz), 7.12(2H, d, J=9Hz), 7.02(2H, d, J=
8Hz), 6.74(1H, d, J=2Hz), 6.29(1H, d, J=2Hz), 4.82
(2H, br.s), 2.47(3H, s) マススペクトル(EI)m/z :358〔M+ 〕
チル−1−(4−スルファモイルフェニル)ピロール
(化合物番号2−78) 1)N−(4−エトキシベンジリデン)−4−スルファ
モイルアニリン 4−エトキシベンズアルデヒドと4−スルファモイルア
ニリンを用い、実施例1−1)と同様に反応させ、標記
の化合物を淡黄色粉末として得た(収率76%)。
s), 7.88(2H, d, J=9Hz), 7.85(2H, d,J=9Hz), 7.24(2
H, d, J=9Hz), 6.98(2H, d, J=9Hz), 4.12(2H, q, J=7H
z), 1.45(3H, t, J=7Hz) 2)α−(4−エトキシフェニル)−α−(4−スルフ
ァモイルアニリノ)アセトニトリル 1)で得たN−(4−エトキシベンジリデン)−4−ス
ルファモイルアニリンとトリメチルシリルシアニドを用
い、実施例1−2)と同様に反応させ、標記の化合物を
微黄色粉末として得た(収率88%)。
d, J=8Hz), 7.48(2H, d, J=8Hz), 7.20-7.03(1H, m),
6.99-6.80(6H, m), 5.88-5.76(1H, m), 4.04(2H, q, J=
7Hz), 1.38(3H, t, J=7Hz) 3)2−(4−エトキシフェニル)−4−メチル−1−
(4−スルファモイルフェニル)ピロール 2)で得たα−(4−エトキシフェニル)−α−(4−
スルファモイルアニリノ)アセトニトリルとメタクロレ
インを用い、実施例1−3)と同様に反応させ、標記の
化合物を褐色粉末として得た(収率3%)。
(2H, d, J=9Hz), 7.02(2H, d, J=9Hz), 6.77(2H, d, J=
9Hz), 6.72(1H, br.s), 6.23(1H, d, J=2Hz), 4.79(2H,
br.s), 4.03(2H, q, J=7Hz), 2.17(3H, s), 1.41(3H,
t, J=7Hz) マススペクトル(EI)m/z :356〔M+ 〕
ニル)−1−(4−スルファモイルフェニル)ピロール
(化合物番号2−80) 1)N−(4−プロポキシベンジリデン)−4−スルフ
ァモイルアニリン 4−プロポキシベンズアルデヒドと4−スルファモイル
アニリンを用い、実施例1−1)と同様に反応させ、標
記の化合物を淡黄色粉末として得た(収率84%)。
s), 7.92(2H, d, J=9Hz), 7.85(2H, d,J=9Hz), 7.23(2
H, d, J=8Hz), 6.99(2H, d, J=8Hz), 6.81(2H, br.s),
4.01(2H, t, J=6Hz), 1.91-1.78(2H, m), 1.07(3H, t,
J=7Hz) 2)α−(4−プロポキシフェニル)−α−(4−スル
ファモイルアニリノ)アセトニトリル 1)で得たN−(4−プロポキシベンジリデン)−4−
スルファモイルアニリンとトリメチルシリルシアニドを
用い、実施例1−2)と同様に反応させ、標記の化合物
を淡黄色粉末として得た(収率80%)。
d, J=9Hz), 7.51(2H, d, J=8Hz), 7.20-7.14(1H, br.d,
J=8Hz), 6.98(2H, d, J=9Hz), 6.92(2H, br.s), 6.88
(2H, d,J=9Hz), 5.83-5.80(1H, br.d, J=8Hz), 3.96(2
H, t, J=6Hz), 1.87-1.74(2H, m), 1.04(3H, t, J=7Hz) 3)4−メチル−2−(4−プロポキシフェニル)−1
−(4−スルファモイルフェニル)ピロール 2)で得たα−(4−プロポキシフェニル)−α−(4
−スルファモイルアニリノ)アセトニトリルとメタクロ
レインを用い、実施例1−3)と同様に反応させ、標記
の化合物を淡褐色粉末として得た(収率5%)。
(2H, d, J=9Hz), 7.02(2H, d, J=9Hz), 6.78(2H, d, J=
9Hz), 6.72(1H, d, J=2Hz), 6.23(1H, d, J=2Hz), 5.86
(2H, br.s), 3.90(2H, t, J=7Hz), 1.89-1.84(2H, m),
1.03(3H, t, J=7Hz) マススペクトル(EI)m/z :370〔M+ 〕
メチルフェニル)−1−(4−スルファモイルフェニ
ル)ピロール(化合物番号2−109) 1)N−(4−メトキシ−3−メチルベンジリデン)−
4−スルファモイルアニリン 4−メトキシ−3−メチルベンズアルデヒドと4−スル
ファモイルアニリンを用い、実施例1−1)と同様に反
応させ、標記の化合物を黄色粉末として得た(収率92
%)。
(合計1H, 各s), 7.93(1H, d, J=8Hz),7.77-7.65(2H,
m), 7.26-7.23(2H, m), 6.91-6.86(1H, m), 6.71-6.88
(1H, m),4.77, 4.14(合計1H, 各s), 3.92(3H, s), 2.2
8, 2.21(合計3H, 各s) 2)α−(4−メトキシ−3−メチルフェニル)−α−
(4−スルファモイルアニリノ)アセトニトリル 1)で得たN−(4−メトキシ−3−メチルベンジリデ
ン)−4−スルファモイルアニリンとトリメチルシリル
シアニドを用い、実施例1−2)と同様に反応させ、標
記の化合物を白色粉末として得た(収率63%)。
d, J=8Hz), 7.39-7.34(2H, m), 7.26(1H, d, J=9Hz),
7.04-7.02(3H, m), 6.90(2H, d, J=8Hz), 5.97(1H, d,
J=9Hz),3.81(3H, s), 3.33(3H, s) 3)4−メチル−2−(4−メトキシ−3−メチルフェ
ニル)−1−(4−スルファモイルフェニル)ピロール 2)で得たα−(4−メトキシ−3−メチルフェニル)
−α−(4−スルファモイルアニリノ)アセトニトリル
とメタクロレインを用い、実施例1−3)と同様に反応
させ、標記の化合物を淡黄色粉末として得た(収率39
%)。
-7.20(2H, m), 6.99(1H,s), 6.81-6.65(3H, m), 6.22(1
H, s), 4.90(2H, s), 3.79(3H, s), 2.17(3H, s), 2.14
(3H, s) マススペクトル(EI)m/z :332〔M+ 〕
−メチル−1−(4−スルファモイルフェニル)ピロー
ル(化合物番号2−124) 1)N−(3,4−ジクロロベンジリデン)−4−スル
ファモイルアニリン 3,4−ジクロロベンズアルデヒドと4−スルファモイ
ルアニリンを用い、実施例1−1)と同様に反応させ、
標記の化合物を白色粉末として得た(収率52%)。
s), 8.09(1H, d, J=2Hz), 7.94(1H, d,J=9Hz), 7.82(1
H, dd, J=2Hz, 8Hz), 7.63(1H, d, J=8Hz), 7.30(2H,
d, J=9Hz), 7.10(2H, br.s) 2)α−(3,4−ジクロロフェニル)−α−(4−ス
ルファモイルアニリノ)アセトニトリル 1)で得たN−(3,4−ジクロロベンジリデン)−4
−スルファモイルアニリンとトリメチルシリルシアニド
を用い、実施例1−2)と同様に反応させ、標記の化合
物を白色粉末として得た(収率91%)。
d, J=2Hz), 7.70(2H, d, J=9Hz), 7.60(1H, d, J=8Hz),
7.53(1H, dd, J=2Hz, 8Hz), 7.24(1H, br.d, J=9Hz),
6.84(2H, br.s), 6.83(2H, d, J=9Hz), 5.92(1H, br.d,
J=9Hz) 3)2−(3,4−ジクロロフェニル)−4−メチル−
1−(4−スルファモイルフェニル)ピロール 2)で得たα−(3,4−ジクロロフェニル)−α−
(4−スルファモイルアニリノ)アセトニトリルとメタ
クロレインを用い実施例1−3)と同様に反応させ、標
記の化合物を淡褐色粉末として得た(収率33%)。
(1H, d, J=3Hz), 7.29(1H, d, J=9Hz), 7.24(2H, d, J=
9Hz), 6.79(1H, dd, J=2Hz, 9Hz), 6.76(1H, d,J=2Hz),
6.34(1H, d, J=2Hz), 4.83(2H, br.s), 2.17(3H, s) マススペクトル(EI)m/z :380〔M+ 〕
ニル)−4−メチル−1−(4−スルファモイルフェニ
ル)ピロール(化合物番号2−106) 1)N−(3−フルオロ−4−メトキシベンジリデン)
−4−スルファモイルアニリン 3−フルオロ−4−メトキシベンズアルデヒドと4−ス
ルファモイルアニリンを用い、実施例1−1)と同様に
反応させ、標記の化合物を微黄色粉末として得た(収率
57%)。
s), 7.92(2H, d, J=9Hz), 7.74(1H, dd, J=2Hz, 9Hz),
7.62(1H, d, J=9Hz), 7.25(2H, d, J=9Hz), 7.12(1H,
t, J=8Hz), 7.02(2H, br.s), 3.97(3H, s) 2)α−(3−フルオロ−4−メトキシフェニル)−α
−(4−スルファモイルアニリノ)アセトニトリル 1)で得たN−(3−フルオロ−4−メトキシベンジリ
デン)−4−スルファモイルアニリンとトリメチルシリ
ルシアニドを用い、実施例1−2)と同様に反応させ、
標記の化合物を微黄色粉末として得た(収率98%)。
69(2H, d, J=9Hz), 7.37−7.
33(2H, m), 7.13−7.05(1H,
br.s), 7.12(1H, t, J=9H
z), 6.83(2H, d, J=9Hz),
6.79(2H, br.s), 5.77−5.73
(1H, m), 3.91(3H, s) 3)2−(3−フルオロ−4−メトキシフェニル)−4
−メチル−1−(4−スルファモイルフェニル)ピロー
ル 2)で得たα−(3−フルオロ−4−メトキシフェニ
ル)−α−(4−スルファモイルアニリノ)アセトニト
リルとメタクロレインを用い、実施例1−3)と同様に
反応させ、標記の化合物を白色粉末として得た(収率2
8%)。
H, d, J=9Hz), 7.23(2H, d, J=9Hz), 6.90-6.81(3H,
m), 6.79(1H, d, J=2Hz), 6.74(1H, d, J=2Hz), 4.82(2
H, br.s), 3.87(3H, s), 2.17(3H, s) マススペクトル(EI)m/z :360〔M+ 〕
4−メチル−1−(4−スルファモイルフェニル)ピロ
ール(化合物番号2−115) 1)N−(2,4−ジフルオロベンジリデン)−4−ス
ルファモイルアニリン 2,4−ジフルオロベンズアルデヒドと4−スルファモ
イルアニリンを用い、実施例1−1)と同様に反応さ
せ、標記の化合物を淡黄色粉末として得た(収率52
%)。
8.20(1H, dt, J=7Hz, 9Hz), 7.97(2H, dd, J=2Hz, 7H
z), 7.28(2H, dd, J=2Hz, 7Hz), 7.05-6.98(1H, m), 6.
95-6.87(1H, m), 4.88(2H, br.s) 2)α−(2,4−ジフルオロフェニル)−α−(4−
スルファモイルアニリノ)アセトニトリル 1)で得たN−(2,4−ジフルオロベンジリデン)−
4−スルファモイルアニリンとトリメチルシリルシアニ
ドを用い、実施例1−2)と同様に反応させ、標記の化
合物を淡黄色粉末として得た(収率88%)。
d, J=9Hz), 7.71-7.65(1H, m), 7.05-6.92(2H, m), 6.8
2(2H, d, J=9Hz), 6.79(1H, m), 6.37(2H, br.s), 5.73
(1H, d,J=9Hz) 3)2−(2,4−ジフルオロフェニル)−4−メチル
−1−(4−スルファモイルフェニル)ピロール 2)で得たα−(2,4−ジフルオロフェニル)−α−
(4−スルファモイルアニリノ)アセトニトリルとメタ
クロレインを用い、実施例1−3)と同様に反応させ、
標記の化合物を淡褐色粉末として得た(収率32%)。
(2H, d, J=9Hz), 7.21-7.13(1H, m), 6.87-6.67(2H,
m), 6.80(1H, br.s), 6.31(1H, br.s), 4.85(2H, br.
s), 2.19(3H, s) マススペクトル(EI)m/z :348〔M+ 〕
チル−1−(4−スルファモイルフェニル)ピロール
(化合物番号2−76) メタクロレインの代わりにクロトンアルデヒドを用いた
以外は、実施例52−3)と同様に反応させ、標記の化
合物を褐色非晶質粉末として得た(収率21%)。
J=9Hz), 7.16(2H, d, J=9Hz), 7.01(2H, d, J=9Hz), 6.
88(1H, d, J=3Hz), 6.83(2H, d, J=9Hz), 6.28(1H, d,
J=3Hz), 4.86(2H, s), 3.80(3H, s), 2.14(3H, s) マススペクトル(EI)m/z :342〔M+ 〕
4−メチル−1−(4−スルファモイルフェニル)ピロ
ール(化合物番号2−112) 1)N−(3,4−ジフルオロベンジリデン)−4−ス
ルファモイルアニリン 3,4−ジフルオロベンズアルデヒドと4−スルファモ
イルアニリンを用い、実施例1−1)と同様に反応さ
せ、標記の化合物を微黄色粉末として得た(収率67
%)。
s), 7.96(2H, dd, J=7Hz, 2Hz), 7.89-7.81(1H, m), 7.
67-7.62(1H, m), 7.37-7.24(1H, m), 7.25(2H, dd, J=7
Hz, 2Hz), 6.71(2H, br.s) 2)α−(3,4−ジフルオロフェニル)−α−(4−
スルファモイルアニリノ)アセトニトリル 1)で得たN−(3,4−ジフルオロベンジリデン)−
4−スルファモイルアニリンとトリメチルシリルシアニ
ドを用い、実施例1−2)と同様に反応させ、標記の化
合物を微黄色粉末として得た(収率92%)。
d, J=9Hz), 7.52-7.24(3H, m), 6.82-6.79(3H, m), 6.2
8(2H, br.s), 5.64(1H, d, J=8Hz) 3)2−(3,4−ジフルオロフェニル)−4−メチル
−1−(4−スルファモイルフェニル)ピロール 2)で得たα−(3,4−ジフルオロフェニル)−α−
(4−スルファモイルアニリノ)アセトニトリルとメタ
クロレインを用い、実施例1−3)と同様に反応させ、
標記の化合物を淡黄色粉末として得た(収率51%)。
z), 7.23(2H, dd, J=2Hz,7Hz), 7.08-6.89(2H, m), 6.8
1-6.76(1H, m), 6.74(1H, d, J=2Hz), 6.29(1H, d, J=2
Hz), 4.99(2H, br.s), 2.17(3H, s) マススペクトル(EI)m/z :348〔M+ 〕
4−メチル−2−(4−スルファモイルフェニル)ピロ
ール(化合物番号1−122) 1)2,4−ジフルオロ−N−(4−スルファモイルベ
ンジリデン)アニリン 4−スルファモイルベンズアルデヒドと2,4−ジフル
オロアニリンを用い、実施例1−1)と同様に反応さ
せ、標記の化合物を白色粉末として得た(収率47
%)。
s), 8.12(2H, d, J=8Hz), 7.97(2H, d,J=8Hz), 7.58-7.
34(4H, m), 7.21-7.13(1H, m) 2)α−(2,4−ジフルオロアニリノ)−α−(4−
スルファモイルフェニル)アセトニトリル 1)で得た2,4−ジフルオロ−N−(4−スルファモ
イルベンジリデン)アニリンとトリメチルシリルシアニ
ドを用い、実施例1−2)と同様に反応させ、標記の化
合物を白色粉末として得た(収率100%)。
d, J=8Hz), 7.76(2H, d, J=8Hz), 7.44(2H, s), 7.25-
7.17(1H, m), 6.97-6.94(2H, m), 6.73(1H, d, J=10H
z), 6.17(1H, d, J=10Hz) 3)1−(2,4−ジフルオロフェニル)−4−メチル
−2−(4−スルファモイルフェニル)ピロール 2)で得たα−(2,4−ジフルオロアニリノ)−α−
(4−スルファモイルフェニル)アセトニトリルとメタ
クロレインを用い、実施例1−3)と同様に反応させ、
標記の化合物を白色粉末として得た(収率63%)。
-7.16(3H, m), 6.94-6.88(2H, m), 6.69(1H, s), 6.43
(1H, s), 4.99(2H, s), 2.20(3H, s) マススペクトル(EI)m/z :348〔M+ 〕
(4−スルファモイルフェニル)ピロール(化合物番号
2−73) メタクロレインの代わりにアクロレインを用いた以外
は、実施例52−3)と同様に反応させ、標記の化合物
を淡褐色粉末として得た(収率10%)。
7.23(2H, m), 7.11-7.04(2H, m), 6.95-6.93(1H, m),
6.82-6.78(2H, m), 6.39(2H, m), 4.84(2H, s), 3.80(3
H, s) マススペクトル(EI)m/z :342〔M+ 〕
スルファモイルフェニル)ピロール(化合物番号2−6
0) 1)N−ベンジリデン−4−スルファモイルアニリン ベンズアルデヒドと4−スルファモイルアニリンを用
い、実施例1−1)と同様に反応させ、標記の化合物を
淡黄色粉末として得た(収率91%)。
s), 7.97-7.90(2H, m), 7.95(2H, d, J=9Hz), 7.57-7.4
7(3H, m), 7.25(2H, d, J=9Hz), 6.74(2H, br.s) 2)α−フェニル−α−(4−スルファモイルアニリ
ノ)アセトニトリル 1)で得たN−ベンジリデン−4−スルファモイルアニ
リンとトリメチルシリルシアニドを用い、実施例1−
2)と同様に反応させ、標記の化合物を微黄色粉末とし
て得た(収率96%)。
d, J=9Hz), 7.64-7.61(2H, m), 7.55-7.47(3H, m), 6.8
5(2H, d, J=9Hz), 6.52(1H, br.d, J=8Hz), 6.24(2H, b
r.s), 5.66(1H, br.d, J=8Hz) 3)4−メチル−2−フェニル−1−(4−スルファモ
イルフェニル)ピロール2)で得たα−フェニル−α−
(4−スルファモイルアニリノ)アセトニトリルとメタ
クロレインを用い、実施例1−3)と同様に反応させ、
標記の化合物を淡黄色粉末として得た(収率47%)。
z), 7.23(2H, dd, J=2Hz,7Hz), 7.28-7.20(3H, m), 7.1
2-7.09(2H, m), 6.75(1H, d, J=2Hz), 6.31(1H, d, J=2
Hz), 4.88(2H, br.s), 2.18(3H, s) マススペクトル(EI)m/z :312〔M+ 〕
−メチル−1−(4−スルファモイルフェニル)ピロー
ル(化合物番号2−118) 1)N−(3,4−ジメチルベンジリデン)−4−スル
ファモイルアニリン 3,4−ジメチルベンズアルデヒドと4−スルファモイ
ルアニリンを用い、実施例1−1)と同様に反応させ、
標記の化合物を淡黄色粉末として得た(収率45%)。
s), 7.92(2H, d, J=9Hz), 7.69(1H, d,J=2Hz), 7.59(1
H, dd, J=1Hz, 7Hz), 7.26-7.08(1H, m), 7.22(2H, d,
J=9Hz),6.46(2H, br.s), 2.34(6H, s) 2)α−(3,4−ジメチルフェニル)−α−(4−ス
ルファモイルアニリノ)アセトニトリル 1)で得たN−(3,4−ジメチルベンジリデン)−4
−スルファモイルアニリンとトリメチルシリルシアニド
を用い、実施例1−2)と同様に反応させ、標記の化合
物を微黄色粉末として得た(収率91%)。
d, J=9Hz), 7.34(1H, s), 7.30(1H, d,J=8Hz), 7.20(1
H, d, J=8Hz), 6.82(2H, d, J=9Hz), 6.74-6.70(1H, b
r.m), 6.56(2H, br.m), 5.54(1H, br.d, J=8Hz), 2.30
(3H, s), 2.29(3H, s) 3)2−(3,4−ジメチルフェニル)−4−メチル−
1−(4−スルファモイルフェニル)ピロール 2)で得たα−(3,4−ジメチルフェニル)−α−
(4−スルファモイルアニリノ)アセトニトリルとメタ
クロレインを用い、実施例1−3)と同様に反応させ、
標記の化合物を微褐色非晶質粉末として得た(収率69
%)。更に、これを、ジイソプロピルエーテルで結晶化
して、標記の化合物を淡黄色粉末として得た。
(2H, d, J=9Hz), 6.98-6.95(2H, m), 6.75(1H, m), 6.7
2(1H, br.m), 6.25(1H, d, J=2Hz), 4.84(2H, br.s),
2.23(3H, s), 2.19(3H, s), 2.17(3H, s) マススペクトル(EI)m/z :340〔M+ 〕
ル)−4−メチル−1−(4−スルファモイルフェニ
ル)ピロール(化合物番号2−100) 1)N−(3−クロロ−4−メトキシベンジリデン)−
4−スルファモイルアニリン 3−クロロ−4−メトキシベンズアルデヒドと4−スル
ファモイルアニリンを用い、実施例1−1)と同様に反
応させ、標記の化合物を淡黄色粉末として得た(収率7
2%)。
s), 8.00(1H, d, J=2Hz), 7.93(2H, d,J=9Hz), 7.77(1
H, dd, J=2Hz, 9Hz), 7.24(2H, d, J=9Hz), 7.09(1H,
d, J=9Hz), 6.90(2H, br.d, J=5Hz), 3.99(3H, s) 2)α−(3−クロロ−4−メトキシフェニル)−α−
(4−スルファモイルアニリノ)アセトニトリル 1)で得たN−(3−クロロ−4−メトキシベンジリデ
ン)−4−スルファモイルアニリンとトリメチルシリル
シアニドを用い、実施例1−2)と同様に反応させ、標
記化合物を微黄色粉末として得た(収率64%)。
(4H, m), 7.02(1H, d, J=9Hz), 6.80(2H, d, J=9Hz),
6.71-6.58(1H, br.m), 6.44-6.27(2H, br.m), 5.57(1H,
br.d, J=8Hz), 3.94(3H, s) 3)2−(3−クロロ−4−メトキシフェニル)−4−
メチル−1−(4−スルファモイルフェニル)ピロール 2)で得たα−(3−クロロ−4−メトキシフェニル)
−α−(4−スルファモイルアニリノ)アセトニトリル
とメタクロレインを用い、実施例1−3)と同様に反応
させ、標記の化合物を微黄色粉末として得た(収率37
%)。
(1H, d, J=2Hz), 7.23(2H, d, J=9Hz), 6.84(1H, dd, J
=2Hz, 9Hz), 6.78(1H, d, J=9Hz), 6.73(1H, br.m), 6.
25(1H, d, J=2Hz), 4.83(2H, br.s), 3.88(3H, s), 2.1
7(3H, s) マススペクトル(EI)m/z :376〔M+ 〕
チル−1−(4−メチルスルホニルフェニル)ピロール
(化合物番号2−22) アクロレインの代わりにメタクロレインを用いた以外
は、実施例28−3)と同様に反応させ、標記の化合物
を白色粉末として得た(収率36%)。
d,J=9Hz),7.03(2H,d,J=9Hz), 6.79(2H,d,J=9Hz), 6.74
(1H,s), 6.24(1H,s), 3.80(3H,s), 3.07(3H,s),2.18(3
H,s) マススペクトル(FAB)m/z:341[M+ ]
メトキシベンジル)−2−(4−メトキシフェニル)−
1−(4−スルファモイルフェニル)ピロール(化合物
番号2−150) 1)α−(4−メトキシフェナシル)マロン酸 ジエチ
ルエステル マロン酸 ジエチルエステル3.50g(21.8mmo
l)を無水テトラヒドロフラン60mlに溶解し、氷冷
下でカリウムt−ブトキシド2.70g(24.0mmo
l)を加え、1時間撹拌した。次いで4−メトキシフェ
ナシルブロミド5.00g(21.8mmol)の無水テト
ラヒドロフラン溶液40mlを氷冷下でゆっくり滴下し
た。氷冷下1時間撹拌した後、飽和塩化アンモニウム溶
液を加え、酢酸エチルで抽出した。有機層を水洗し、無
水硫酸マグネシウムで乾燥して溶媒を減圧留去し、得ら
れた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(溶
媒;酢酸エチル:ヘキサン=1:4)に付し、標記の化
合物4.87gを微黄色油状物として得た(収率73
%)。
z), 6.94(2H,d,J=9Hz), 4.25(4H,qd,J=7Hz,2Hz), 4.04
(1H,t,J=7Hz), 3.88(3H,s), 3.58(2H,d,J=7Hz), 1.29(6
H,t,J=7Hz) 2)α−(3−シクロペンチルオキシ−4−メトキシベ
ンジル)−α−(4−メトキシフェナシル)マロン酸
ジエチルエステル 無水テトラヒドロフラン50mlに、氷冷下、60%水
素化ナトリウム0.29g(7.1mmol)を加えて10
分間撹拌した後、1)で得たα−(4−メトキシフェナ
シル)マロン酸 ジエチルエステル2.00g(6.5
mmol)の無水テトラヒドロフラン溶液20mlを氷冷下
にゆっくりと滴下し30分間撹拌した。次いで3−シク
ロペンチルオキシ−4−メトキシベンジルクロリド1.
72g(7.1mmol)の無水テトラヒドロフラン溶液2
0mlとヨウ化ナトリウム0.97g(6.5mmol)を
加え、2時間加熱還流した。室温まで冷却した後3N塩
酸で酸性とし酢酸エチルで抽出した。
乾燥して溶媒を減圧留去し、得られた残渣をシリカゲル
カラムクロマトグラフィー(溶媒;酢酸エチル:ヘキサ
ン=1:4)に付し、標記の化合物2.45gを淡黄色
油状物として得た。
z), 6.91(2H,d,J=9Hz), 6.68(1H,d,J=8Hz), 6.45(1H,d
d,J=8Hz,2Hz), 6.36(1H,d,J=2Hz), 4.31-4.22(1H,m),
4.24(4H,q,J=7Hz), 3.86(3H,s), 3.77(3H,s), 3.49(2H,
s), 3.44(2H,s), 1.72-1.45(8H,m), 1.27(6H,t,J=7Hz) 3)α−(3−シクロペンチルオキシ−4−メトキシベ
ンジル)−α−(4−メトキシフェナシル)酢酸 エチ
ルエステル 2)で得たα−(3−シクロペンチルオキシ−4−メト
キシベンジル)−α−(4−メトキシフェナシル)マロ
ン酸 ジエチルエステル2.43g(4.7mmol)と1
8−クラウン−6 1.26g(4.7mmol)をベンゼ
ン50mlに溶解し、1.1モル濃度の水酸化カリウム
/エタノール溶液4.70ml(4.7mmol)を加えて
30分間撹拌後蒸留により反応液中のエタノールを留去
した。残った反応液を14時間加熱還流し、室温まで冷
却した後3N塩酸を加えて酸性とし酢酸エチルで抽出し
た。有機層を水洗し、無水硫酸マグネシウムで乾燥して
溶媒を減圧留去し、得られた残渣をシリカゲルカラムク
ロマトグラフィー(溶媒;酢酸エチル:ヘキサン=1:
4)に付し、標記の化合物1.68gを微黄色結晶とし
て得た(収率81%)。
z), 6.90(2H,d,J=9Hz), 6.78(1H,d,J=8Hz), 6.74-6.67
(2H,m), 4.76-4.67(1H,m), 4.12(2H,q,J=7Hz), 3.86(3
H,s),3.82(3H,s), 3.39-3.22(2H,m), 3.07-2.92(2H,m),
2.83-2.72(1H,m), 1.97-1.53(8H,m), 1.19(3H,t,J=7H
z) 4)4−(3−シクロペンチルオキシ−4−メトキシベ
ンジル)−2−(4−メトキシフェニル)−1−(4−
スルファモイルフェニル)ピロール 3)で得たα−(3−シクロペンチルオキシ−4−メト
キシベンジル)−α−(4−メトキシフェナシル)酢酸
エチルエステル200mg(0.46mmol)を無水ジ
エチルエーテル10mlに溶解し、氷冷下に、水素化ア
ルミニウムリチウム20mg(0.68mmol)を加え、
氷冷下1時間撹拌した。次いで水30μl、15%水酸
化ナトリウム水溶液30μl及び水80μlを順次加
え、室温で10分間撹拌した。反応混合物に無水硫酸マ
グネシウムを加えて脱水した後セライト濾過し、濾液を
減圧濃縮して残渣140mgを得た。
し、ジクロム酸ピリジニウム1.70g(4.59mmo
l)を加え、室温で一夜撹拌した。反応混合物をセライ
ト濾過し、濾液を減圧濃縮して得た残渣をシリカゲルカ
ラムクロマトグラフィー(溶媒;酢酸エチル:ヘキサン
=4:6)に付し、α−(3−シクロペンチルオキシ−
4−メトキシベンジル)−α−(4−メトキシフェナシ
ル)アセトアルデヒドの粗精製物60mgを淡褐色油状
物として得た。次いでこれを酢酸3mlに溶解し、4−
スルファモイルアニリン26mg(0.15mmol)を加
えて1時間加熱還流後、酢酸を減圧留去した。残渣に水
を加え、飽和炭酸水素ナトリウム水溶液で中和した後酢
酸エチルで抽出した。有機層を水洗し、無水硫酸マグネ
シウムで乾燥して溶媒を減圧留去し、得られた残渣をシ
リカゲルカラムクロマトグラフィー(溶媒;酢酸エチ
ル:ヘキサン=1:2)に付し、標記の化合物20mg
を黄色粉末として得た(収率9%)。
d,J=9Hz), 7.02(2H,d,J=9Hz), 6.87-6.72(5H,m), 6.63
(1H,br.s), 6.24(1H,d,J=2Hz), 4.84(2H,br.s),4.80-4.
70(1H,m), 3.83(3H,s), 3.80(2H,s), 3.78(3H,s), 1.95
-1.53(8H,m)
ェニル)−2−(4−メトキシフェニル)−4−メチル
ピロール(化合物番号2−148) 1)3−(4−メトキシベンゾイル)−2−メチルプロ
ピオンアルデヒド ジイソプロピルアミン6.46g(50mmol)、モレキ
ュラーシーブス4A39g及び2,6−ジ−t−ブチル
−4−メチルフェノール10mgの入ったテトラヒドロ
フラン50ml溶液に、窒素気流下プロピオンアルデヒ
ド4.36g(75mmol)を滴下し、3時間放置した。
次に4′−メトキシ−2−ブロモアセトフェノン5.7
3g(25mmol)を加え、さらに室温で一夜放置した
後、反応液を濾過し、濾液に1N塩酸55mlを加えて
分液し、さらに水層を酢酸エチルで2回抽出した。有機
層を合わせ、水で1回、飽和食塩水で1回順次洗浄した
後、無水硫酸マグネシウムで乾燥し、減圧濃縮した。得
られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(溶
媒;ヘキサン:酢酸エチル=2:1)に付し、標記の化
合物2.82gを淡黄色油状物として得た(収率26
%)。
96(2H,d,J=9Hz), 6.94(2H,d,J=9Hz), 3.88(3H,s), 3.44
(1H,dd,J=6Hz,17Hz), 3.17-3.03(1H,m), 2.97(1H,dd,J=
6Hz,17Hz), 1.23(3H,d,J=7Hz) 2)1−(4−アセチルアミノスルホニルフェニル)−
2−(4−メトキシフェニル)−4−メチルピロール 1)で得た3−(4−メトキシベンゾイル)−2−メチ
ルプロピオンアルデヒド2.82g(12.8mmol)
と、4−アセチルアミノスルホニルアニリン2.74g
(12.8mmol)の入った酢酸30mlの溶液を3時間
加熱還流した後、酢酸を減圧留去し、残渣をクロロホル
ムに溶解し、飽和炭酸水素ナトリウム水溶液を加えて分
液した。有機層を水で1回、飽和食塩水で1回、順次洗
浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥した後、減圧濃縮し
た。得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィ
ー(溶媒;ヘキサン:酢酸エチル=2:3)に付し、さ
らにエタノールから再結晶を行い、標記の化合物0.7
9gを白色粉末として得た(収率16%)。
1(1H,br.s), 7.24(2H,d,J=9Hz), 7.03(2H,d,J=9Hz), 6.
79(2H,d,J=9Hz), 6.73(1H,s), 6.23(1H,s), 3.80(3H,
s), 2.17(3H,s), 2.09(3H,s) マススペクトル(FAB)m/z:384[M+ ]
ェニル)−2−(3,4−ジメチルフェニル)−4−メ
チルピロール(化合物番号2−149) 1)3−ブロモ−2−メチルプロピオンアルデヒド エ
チレンアセタール 別に用意したフラスコに、テトラリン16.03ml
(0.12mol )を入れ、氷冷下に臭素24.27ml
(0.47mol )を滴下し、そこから発生した臭化水素
ガスをガス導入管を用いて氷冷下エチレングリコール5
5.21ml(0.99mol )中にバブリングさせた。
4時間後、メタクロレイン25ml(0.30mol )を
滴下し、1時間室温で撹拌した。反応液をペンタンで2
回抽出し、有機層を5%炭酸水素ナトリウム水溶液で1
回、飽和食塩水で1回順次洗浄し、無水硫酸マグネシウ
ムで乾燥し、減圧濃縮した。得られた残渣を減圧蒸留し
標記の化合物29.81gを無色油状物として得た(収
率51%)。
4(4H,m), 3.53(1H,dd,J=5Hz,10Hz), 3.37(1H,dd,J=7Hz,
10Hz), 2.18-2.01(1H,m), 1.11(3H,d,J=7Hz) 2)3−(3,4−ジメチルベンゾイル)−2−メチル
プロピオンアルデヒドエチレンアセタール マグネシウム1.66g(68.1mmol)を入れた無水
テトラヒドロフラン5ml溶液に、窒素気流下、1,2
−ジブロモエタン0.29μl(3.4mmol)を加えた
後、氷冷下、1)で得た3−ブロモ−2−メチルプロピ
オンアルデヒドエチレンアセタール9.96g(51.
1mmol)を滴下し1時間撹拌した。次いでN−メトキシ
−N−メチル−3,4−ジメチルベンズアミド6.58
g(34.1mmol)のテトラヒドロフラン30ml溶液
を滴下し、氷冷下1時間撹拌した。
エチルで2回抽出した。有機層を合わせ、飽和食塩水で
洗浄した後、無水硫酸マグネシウムを用いて乾燥し、濃
縮した。得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラ
フィー(溶媒;ヘキサン:酢酸エチル=6:1)に付
し、標記の化合物3.26gを無色油状物として得た
(収率39%)。
71(1H,d,J=8Hz), 7.20(1H,d,J=8Hz), 4.82(1H,d,J=4H
z), 4.01-3.83(4H,m), 3.18(1H,dd,J=5Hz,16Hz), 2.76
(1H,dd,J=9Hz,16Hz), 2.62-2.47(1H,m), 2.31(6H,s),
1.02(3H,d,J=7Hz) 3)1−(4−アセチルアミノスルホニルフェニル)−
2−(3,4−ジメチルフェニル)−4−メチルピロー
ル 2)で得た3−(3,4−ジメチルベンゾイル)−2−
メチルプロピオンアルデヒド エチレンアセタール3.
26g(13.1mmol)と4−アセチルアミノスルホニ
ルアニリン2.81g(13.1mmol)を1N塩酸52
ml(52mmol)とテトラヒドロフラン16mlの混合
液に溶解し、70℃で1時間加熱した。放冷後酢酸エチ
ルで3回抽出し、有機層を飽和食塩水で1回洗浄し、無
水硫酸マグネシウムで乾燥した後、減圧濃縮した。
グラフィー(溶媒;ヘキサン:酢酸エチル=3:2)に
付し、ジイソプロピルエーテルで結晶化して標記の化合
物1.27gを白色粉末として得た(収率25%)。
3(1H,br.s), 7.25(2H,d,J=9Hz), 6.98(1H,d,J=8Hz), 6.
93(1H,s), 6.76(1H,d,J=8Hz), 6.74(1H,s), 6.26(1H,
s), 2.23(3H,s), 2.17(6H,s), 2.08(3H,s) マススペクトル(EI)m/z:382[M+ ]
ニル)−2−(4−スルファモイルフェニル)ピロール
(化合物番号1−94) 1)4−メチルチオ−N−(4−スルファモイルベンジ
リデン)アニリン 4−スルファモイルベンズアルデヒドと4−メチルチオ
アニリンを用い、実施例1−1)と同様に反応させ、標
記の化合物を黄色粉末として得た(収率95%)。
8.10(2H,d,J=8Hz), 7.95(2H,d,J=8Hz), 7.50(2H,s), 7.
33(4H,m), 2.50(3H,s) 2)α−(4−メチルチオアニリノ)−α−(4−スル
ファモイルフェニル)アセトニトリル 1)で得た4−メチルチオ−N−(4−スルファモイル
ベンジリデン)アニリンとトリメチルシリルシアニドを
用い、実施例1−2)と同様に反応させ、標記の化合物
を黄色粉末として得た(収率100%)。
8Hz), 7.75(2H,d,J=8Hz), 7.45(2H,s), 7.18(2H,d,J=9H
z), 6.92-6.78(3H,m), 6.15(1H,d,J=9Hz), 2.38(3H,s) 3)4−メチル−1−(4−メチルチオフェニル)−2
−(4−スルファモイルフェニル)ピロール 2)で得たα−(4−メチルチオアニリノ)−α−(4
−スルファモイルフェニル)アセトニトリルとメタクロ
レインを用い、実施例1−3)と同様に反応させ、標記
の化合物を微黄色粉末として得た(収率33%)。
7.20(6H,m), 7.10(2H,d,J=9Hz), 6.88(1H,s), 6.41(1H,
m), 2.48(3H,s), 2.10(3H,s) マススペクトル(EI)m/z:358[M+ ]
メチル−2−(4−スルファモイルフェニル)ピロール
(化合物番号1−165) 1)4−エチルチオ−N−(4−スルファモイルベンジ
リデン)アニリン 4−スルファモイルベンズアルデヒドと4−エチルチオ
アニリンを用い、実施例1−1)と同様に反応させ、標
記の化合物を黄色粉末として得た(収率56%)。
8.10(2H,d,J=8Hz), 7.95(2H,d,J=8Hz), 7.50(2H,s), 7.
40-7.30(4H,m), 3.01(2H,q,J=7Hz), 1.27-1.22(3H,m) 2)α−(4−エチルチオアニリノ)−α−(4−スル
ファモイルフェニル)アセトニトリル 1)で得た4−エチルチオ−N−(4−スルファモイル
ベンジリデン)アニリンとトリメチルシリルシアニドを
用い、実施例1−2)と同様に反応させ、標記の化合物
を黄色粉末として得た(収率100%)。
8Hz), 7.54(2H,d,J=8Hz), 7.44(2H,s), 7.23(2H,d,J=8H
z), 6.93(1H,d,J=9Hz), 6.80(2H,d,J=8Hz), 6.14(1H,d,
J=9Hz), 2.79(2H,q,J=7Hz), 1.14(3H,t,J=7Hz) 3)1−(4−エチルチオフェニル)−4−メチル−2
−(4−スルファモイルフェニル)ピロール 2)で得たα−(4−エチルチオアニリノ)−α−(4
−スルファモイルフェニル)アセトニトリルとメタクロ
レインを用い、実施例1−3)と同様に反応させ、標記
の化合物を微黄色粉末として得た(収率69%)。
7.31(4H,m), 7.21(2H,d,J=9Hz), 7.10(2H,d,J=8Hz), 6.
90(1H,s), 6.42-6.41(1H,m), 2.99(2H,q,J=7Hz), 2.10
(3H,s), 1.24(3H,t,J=7Hz) マススペクトル(EI)m/z:372[M+ ]
ェニル)−2−(4−スルファモイルフェニル)ピロー
ル(化合物番号1−160) 1)3,4−ジメチル−N−(4−スルファモイルベン
ジリデン)アニリン 4−スルファモイルベンズアルデヒドと3,4−ジメチ
ルアニリンを用い、実施例1−1)と同様に反応させ、
標記の化合物を黄色粉末として得た(収率60%)。
8Hz), 8.72(1H,s), 7.94(2H,d,J=8Hz), 7.48(2H,s), 7.
21-7.06(3H,m), 2.27(3H,s), 2.24(3H,s) 2)α−(3,4−ジメチルアニリノ)−α−(4−ス
ルファモイルフェニル)アセトニトリル 1)で得た3,4−ジメチル−N−(4−スルファモイ
ルベンジリデン)アニリンとトリメチルシリルシアニド
を用い、実施例1−2)と同様に反応させ、標記の化合
物を黄色粉末として得た(収率100%)。
8Hz), 7.53(2H,d,J=8Hz), 7.44(2H,s), 6.93(1H,d,J=8H
z), 6.66(1H,m), 6.57-6.49(3H,m), 6.07(1H,d,J=10H
z), 2.14(3H,s), 2.10(3H,s) 3)4−メチル−1−(3,4−ジメチルフェニル)−
2−(4−スルファモイルフェニル)ピロール 2)で得たα−(3,4−ジメチルアニリノ)−α−
(4−スルファモイルフェニル)アセトニトリルとメタ
クロレインを用い、実施例1−3)と同様に反応させ、
標記の化合物を微黄色粉末として得た(収率43%)。
d,J=8Hz), 7.05(1H,d,J=8Hz), 6.97(1H,s), 6.79(1H,d,
J=8Hz), 6.73(1H,s), 6.38(1H,s), 5.02(2H,s), 2.25(3
H,s), 2.22(3H,s), 2.17(3H,s) マススペクトル(EI)m/z:340[M+ ]
ェニル)−1−(4−スルファモイルフェニル)ピロー
ル(化合物番号2−147) 1)N−(3,5−ジメチルベンジリデン)−4−スル
ファモイルアニリン 3,5−ジメチルベンズアルデヒドと4−スルファモイ
ルアニリンを用い、実施例1−1)と同様に反応させ、
標記の化合物を淡黄色粉末として得た(収率59%)。
7.85(2H,d,J=8Hz), 7.57(2H,s), 7.37(4H,d,J=8Hz), 7.
22(1H,s), 2.35(6H,s) 2)α−(3,5−ジメチルフェニル)−α−(4−ス
ルファモイルアニリノ)アセトニトリル 1)で得たN−(3,5−ジメチルベンジリデン)−4
−スルファモイルアニリンとトリメチルシリルシアニド
を用い、実施例1−2)と同様に反応させ、標記の化合
物を淡黄色粉末として得た(収率90%)。
(2H,d,J=8Hz), 7.29(1H,d,J
=8Hz), 7.16(2H,s), 7.04(3
H,s), 6.89(2H,d,J=8Hz),
6.00(1H,d,J=8Hz), 2.30(6
H,s) 3)4−メチル−2−(3,5−ジメチルフェニル)−
1−(4−スルファモイルフェニル)ピロール 2)で得たα−(3,5−ジメチルフェニル)−α−
(4−スルファモイルアニリノ)アセトニトリルとメタ
クロレインを用い、実施例1−3)と同様に反応させ、
標記の化合物を微褐色粉末として得た(収率28%)。
d,J=9Hz), 7.23(2H,d,J=9Hz), 6.85(1H,s), 6.73(3H,
s), 6.27(1H,d,J=2Hz), 4.85(2H,s), 2.21(6H,s), 2.17
(3H,s) マススペクトル(EI)m/z:340[M+ ]
ニル)−1−(4−スルファモイルフェニル)ピロール
(化合物番号2−83) メタクロレインの代わりに、クロトンアルデヒドを用い
た以外は実施例66−3)と同様に反応させ、標記の化
合物を淡黄色粉末として得た(収率24%)。
d,J=4Hz), 7.15(2H,d,J=4Hz), 7.00(2H,d,J=9Hz), 6.89
(1H,d,J=3Hz), 6.26(1H,d,J=3Hz), 4.78(2H,s),2.48(3
H,s), 2.15(3H,s) マススペクトル(EI)m/z:358[M+ ]
チル−2−(4−スルファモイルフェニル)ピロール
(化合物番号1−88) アクロレインの代わりにメチルビニルケトンを用いた以
外は実施例61−3)と同様に反応させ、標記の化合物
を淡黄色粉末として得た(収率39%)。
H,s), 7.16-7.13(4H,m), 6.99(2H,d,J=7Hz), 6.46-6.44
(1H,m), 6.07(1H,m), 3.33(3H,s), 2.03(3H,s) マススペクトル(EI)m/z:342[M+ ]
ニル)−2−(4−スルファモイルフェニル)ピロール
(化合物番号1−95) メタクロレインの代わりにメチルビニルケトンを用いた
以外は実施例84−3)と同様に反応させ、標記の化合
物を黄色粉末として得た(収率65%)。
7.15(8H,m,3Hz), 6.48(1H,d,J=3Hz), 6.10(1H,d,J=3H
z), 2.50(3H,s), 2.07(3H,s) マススペクトル(EI)m/z:358
ル−2−(4−スルファモイルフェニル)ピロール(化
合物番号1−98) アクロレインの代わりにメチルビニルケトンを用いた以
外は実施例59−3)と同様に反応させ、標記の化合物
を淡黄色粉末として得た(収率44%)。
H,d,J=8Hz), 7.28-7.20(4H,m), 7.15(2H,d,J=8Hz), 6.4
9(1H,d,J=3Hz), 6.12(1H,d,J=3Hz), 2.08(3H,s) マススペクトル(EI)m/z:346[M+ ]
(4−スルファモイルフェニル)ピロール(化合物番号
1−93) メタクロレインの代わりにアクロレインを用いた以外は
実施例84−3)と同様に反応させ、標記の化合物を淡
黄色粉末として得た(収率15%)。
1(4H,m), 7.10-7.07(2H,m), 6.97-6.95(1H,m), 6.55(1
H,dd,J=4Hz,2Hz), 6.39(1H,t,J=4Hz), 4.82(2H,s), 2.5
0(3H,s) マススペクトル(EI)m/z:344[M+ ]
−(4−スルファモイルフェニル)ピロール(化合物番
号1−127) 4−フルオロアニリンの代わりに2,4−ジクロロアニ
リンを出発物質として用い、実施例19−1)、−2)
及び−3)と同様に3段階で反応させ、標記の化合物を
白色粉末として得た(合計収率15%)。
6(2H,m), 7.26-7.23(2H,m), 6.96-6.90(2H,m), 6.50(1
H,dd,J=3Hz,1Hz), 6.40(1H,t,J=3Hz), 4.87(2H,s) マススペクトル(EI)m/z:366[M+ ]
(4−スルファモイルフェニル)ピロール(化合物番号
1−89) 4−フルオロアニリンの代わりに4−エトキシアニリン
を出発物質として用い、実施例19−1)、−2)及び
−3)と同様に3段階で反応させ、標記の化合物を白色
粉末として得た(合計収率16%)。
7.22(4H,m), 7.14-7.06(3H,m), 6.96(2H,d,J=9Hz), 6.5
6(1H,dd,J=3Hz,1Hz), 6.32(1H,t,J=3Hz), 4.04(2H,q,J=
7Hz), 1.33(3H,t,J=7Hz)
ニルフェニル)−1−(4−スルファモイルフェニル)
ピロール(化合物番号2−151) 実施例66で得た4−メチル−2−(4−メチルチオフ
ェニル)−1−(4−スルファモイルフェニル)ピロー
ル0.35g(1.0mmol)をクロロホルム50mlに
溶解し、氷冷下に70%m−クロロ過安息香酸0.27
g(1.1mmol)を数回に分けて加え、1時間氷冷下撹
拌した。反応液をクロロホルムで希釈し、10%チオ硫
酸ナトリウム水溶液及び飽和炭酸水素ナトリウム水溶液
で各2回順次洗浄した後、有機層を硫酸マグネシウムで
乾燥し溶媒を減圧留去した。得られた残渣をシリカゲル
カラムクロマトグラフィー(溶媒;ジクロロメタン:メ
タノール=95:5)に付し、標記の化合物0.23g
を淡橙色粉末として得た(収率63%)。
d,J=8Hz), 7.26(2H,d,J=3Hz), 7.25(2H,d,J=3Hz), 6.79
(1H,s), 6.39(1H,d,J=2Hz), 4.90(2H,s), 2.74(3H,s),
2.22(3H,s) マススペクトル(EI)m/z:374[M+ ]
ニルフェニル)−2−(4−スルファモイルフェニル)
ピロール(化合物番号1−153) 実施例84で得た4−メチル−1−(4−メチルチオフ
ェニル)−2−(4−スルファモイルフェニル)ピロー
ルを用いて実施例95と同様に酸化反応を行い、標記の
化合物を白色粉末として得た(収率84%)。
31(4H,m), 7.23(2H,d,J=8Hz), 7.00(1H,m), 6.46(1H,
m), 2.78(3H,s), 2.12(3H,s) マススペクトル(EI)m/z:374[M+ ]
ル)−2−(4−スルファモイルフェニル)ピロール
(化合物番号1−147) 実施例61で得た1−(4−メトキシフェニル)−2−
(4−スルファモイルフェニル)ピロールを用いて実施
例37と同様にクロル化反応を行い、標記の化合物を淡
黄色粉末として得た(収率80%)。
d,J=8Hz), 7.11(2H,d,J=9Hz), 6.92(2H,d,J=9Hz), 6.50
(1H,d,J=4Hz), 6.29(1H,d,J=4Hz), 4.82(2H,s), 3.85(3
H,s) マススペクトル(EI)m/z:362[M+ ]
ル)−2−(4−スルファモイルフェニル)ピロール
(化合物番号1−148) 実施例61で得た1−(4−メトキシフェニル)−2−
(4−スルファモイルフェニル)ピロールを用いて実施
例35と同様にブロム化反応を行い、標記の化合物を淡
黄色粉末として得た(収率76%)。
7.17(6H,m), 7.02(2H,d,J=9Hz), 6.63(1H,d,J=4Hz), 6.
48(1H,d,J=4Hz), 3.80(3H,s) マススペクトル(EI)m/z:406[M+ ]
ル)−4−メチル−2−(4−スルファモイルフェニ
ル)ピロール(化合物番号1−149) 実施例62で得た1−(4−メトキシフェニル)−4−
メチル−2−(4−スルファモイルフェニル)ピロール
を用いて実施例37と同様にクロル化反応を行い、標記
の化合物を淡黄色粉末として得た(収率80%)。
6(4H,m), 6.90(2H,d,J=9Hz), 6.40(1H,s), 4.94(2H,s),
3.84(3H,s), 2.14(3H,s) マススペクトル(EI)m/z:376[M+ ]
ニル)−2−(4−スルファモイルフェニル)ピロール
(化合物番号1−151) 実施例94で得た1−(4−エトキシフェニル)−2−
(4−スルファモイルフェニル)ピロールを用いて実施
例37と同様にクロル化反応を行い、標記の化合物を白
色粉末として得た(収率93%)。
7(4H,m), 6.90(2H,d,J=9Hz), 6.50(1H,d,J=4Hz), 6.29
(1H,d,J=4Hz), 4.75(2H,s), 4.06(2H,q,J=7Hz),1.45(3
H,t,J=7Hz) マススペクトル(EI)m/z:376[M+ ]
ェニル)−2−(4−スルファモイルフェニル)ピロー
ル(化合物番号1−152) 実施例92で得た1−(4−メチルチオフェニル)−2
−(4−スルファモイルフェニル)ピロールを用いて実
施例37と同様にクロル化反応を行い、標記の化合物を
白色粉末として得た(収率68%)。
7(6H,m), 6.50(1H,d,J=4Hz), 6.31(1H,d,J=4Hz), 4.78
(2H,s), 2.52(3H,s) マススペクトル(EI)m/z:378[M+ ]
フェニル)−2−(4−スルファモイルフェニル)ピロ
ール(化合物番号1−155) 実施例93で得た1−(2,4−ジクロロフェニル)−
2−(4−スルファモイルフェニル)ピロールを用いて
実施例37と同様にクロル化反応を行い、標記の化合物
を白色粉末として得た(収率73%)。
25(5H,m), 6.63(1H,d,J=4Hz), 6.48(1H,d,J=4Hz) マススペクトル(EI)m/z:400[M+ ]
ルデヒドと各種アニリン類を出発物質として用いて実施
例19−1)及び19−2)と同様に反応させて相当す
るα−アニリノ−α−(4−スルファモイルフェニル)
アセトニトリル類を得、次いでこれを用いて実施例20
と同様の反応を行い、第3表の化合物を得た。
と各種ベンズアルデヒド類を出発物質として用いて実施
例13−1)及び13−2)と同様に反応させて相当す
るα−フェニル−α−(4−スルファモイルアニリノ)
アセトニトリル類を得、次いでこれを用いて実施例15
と同様の反応を行い第4表の化合物を得た。
−メチル−2−(4−スルファモイルフェニル)ピロー
ル(化合物番号1−156) 1)ビス(4−アミノフェニル)ジスルフィド 4−アセトアミドチオフェノール7.42g(40mmo
l)をジクロロメタン100mlに溶解、10%炭酸水
素カリウム水溶液40ml(40mmol)を加え、水冷撹
拌下に臭素3.20g(20mmol)をゆっくり滴下し
た。室温で15分間撹拌後、析出した白色沈でんを濾
取、水洗しビス(4−アセトアミドフェニル)ジスルフ
ィドを白色粉末として得た。次いでこのものをエタノー
ル100mlに溶解し、濃塩酸50mlを加えて80℃
で6時間撹拌した。反応液を減圧濃縮し残渣を水200
mlに溶解して、1N水酸化ナトリウム水溶液でpHを
9以上にした。析出した黄色沈でんを濾取、水洗し、標
記の化合物3.92gを黄色粉末として得た(収率39
%)。
ノ)フェニル]ジスルフィド 1)で得たビス(4−アミノフェニル)ジスルフィドと
4−スルファモイルベンズアルデヒドを用いて実施例1
−1)と同様に反応させ、標記の化合物を微黄色粉末と
して得た(収率58%)。
ジルアミノ)フェニル]ジスルフィド 2)で得たビス[4−(4−スルファモイルベンジリデ
ンアミノ)フェニル]ジスルフィドとトリメチルシリル
シアニドを用いて実施例1−2)と同様に反応させ、標
記の化合物を黄色非晶質粉末として得た(収率92
%)。
H,m), 7.75(2H,d,J=8Hz), 7.45(2H,s), 7.31(2H,d,J=8H
z), 7.19(1H,d,J=9Hz), 6.82-6.79(2H,m), 6.19(1H,d,J
=9Hz) マススペクトル(FAB)m/z:636[M+ ] 4)ビス{4−[4−メチル−2−(4−スルファモイ
ルフェニル)ピロール−1−イル]フェニル}ジスルフ
ィド 3)で得たビス[4−(α−シアノ−4−スルファモイ
ルベンジルアミノ)フェニル]ジスルフィドとメタクロ
レインを用いて実施例1−3)と同様に反応させ、標記
の化合物を淡黄色粉末として得た(収率42%)。
d,J=9Hz), 7.18(4H,d,J=9Hz), 7.10(4H,d,J=9Hz), 6.75
(2H,s), 6.46(4H,s), 6.35(2H,s), 2.16(6H,s) マススペクトル(FAB)m/z:686[M+ ] 5)1−(4−メルカプトフェニル)−4−メチル−2
−(4−スルファモイルフェニル)ピロール 4)で得たビス{4−[4−メチル−2−(4−スルフ
ァモイルフェニル)ピロール−1−イル]フェニル}ジ
スルフィド1.00g(1.5mmol)をテトラヒドロフ
ラン40mlとメタノール10mlの混合溶媒に溶解
し、水素化ホウ素ナトリウム55mg(1.5mmol)を
加えて室温で15分間撹拌した。反応液に5%硫酸を加
えて酸性とし、水25mlを加えてから酢酸エチルで抽
出した。有機層を水洗、無水硫酸マグネシウムで乾燥後
溶媒を減圧留去し標記の化合物1.07gを淡黄色非晶
質粉末として得た(収率100%)。
z), 7.24(2H,d,J=9Hz), 7.21(2H,d,J=9Hz), 6.98(2H,d,
J=9Hz), 6.73(1H,s), 6.40(1H,s), 4.76(2H,s), 3.50(1
H,s), 2.17(3H,s) マススペクトル(EI)m/z:344[M+ ]
4−メチル−2−(4−スルファモイルフェニル)ピロ
ール(化合物番号1−157) 実施例129で得た1−(4−メルカプトフェニル)−
4−メチル−2−(4−スルファモイルフェニル)ピロ
ール0.90g(2.6mmol)をテトラヒドロフラン1
5mlに溶解、無水酢酸0.27ml(2.9mmol)を
添加後、ピリジン0.53ml(6.5mmol)を加えて
室温で一夜撹拌した。反応液を減圧濃縮し、残渣に飽和
炭酸水素ナトリウム水溶液を加えて酢酸エチルで抽出し
た。有機層を水洗、無水硫酸マグネシウムで乾燥後、減
圧濃縮した。得られた残渣をシリカゲルカラムクロマト
グラフィー(溶媒;ヘキサン:酢酸エチル=3:2)に
付し、標記の化合物0.44gを白色粉末として得た
(収率43%)。
d,J=9Hz), 7.22(2H,d,J=9Hz), 7.16(2H,d,J=9Hz), 6.80
(1H,s), 6.41(1H,s), 4.78(2H,s), 2.44(3H,s), 2.18(3
H,s) マススペクトル(FAB)m/z:386[M+ ]
I)を有する化合物あるいはその塩又はそのエステルを
有効成分として含有する製剤は、例えば次の方法により
製造することができる。
メチル−2−(4−メトキシフェニル)ピロ−ル (例
示化合物番号2−148;以下「化合物B」という。)
5g、乳糖 895gおよびトウモロコシデンプン
100gをブレンダーで混合すると、散剤が得られる。
該散剤は1gあたり化合物B 5mgを含有する。
キシプロピルセルロース 100gを混合した後、10
%ヒドロキシプロピルセルロース水溶液 300gを加
えて練合する。これを押し出し造粒機を用いて造粒し、
乾燥すると顆粒剤が得られる。該顆粒剤は1gあたり化
合物B 5mg含有する。
ン 58gおよびステアリン酸マグネシウム 2gをV
型混合機を用いて混合した後、3号カプセルに180m
gずつ充填するとカプセル剤が得られる。該カプセル剤
は1カプセルあたり化合物B 5mgを含有する。
vesicle microsomes, RSVM)由来のシクロオキシゲ
ナーゼ−1及びヒトリコンビナント−シクロオキシゲナ
ーゼ−2に対する阻害活性(In vitro試験) シクロオキシゲナーゼ−1(COX−1)ミクロソーム
の調製には、ヒツジ精嚢腺をブレンダーでホモジナイズ
したものを用いた。COX−2ミクロソームの調製に
は、ヒトCOX−2遺伝子を組み込んだ発現ベクターを
COS細胞に導入し、66時間培養後の細胞を超音波処
理で破砕して用いた。ミクロソームの調製は常法に従い
行った。
た。
液(pH7.6)、10μl の20mM還元型グルタチオ
ン、10μl の10mM エピネフリン、10μl のCO
X−1若しくはCOX−2ミクロソーム( 5〜15μg)
及び15.5μl の水に、ジメチルスルホキシド(DM
SO)に溶解した試料2μl を加え、37℃で15分間
プレインキュベーションした。その後10μM のアラキ
ドン酸(エタノールに溶解)を2.5μl 加えて、全量
を100μl とし、37℃で、30分間反応させた。D
MSO及びエタノールの最終濃度はそれぞれ2%及び
2.5%とした。反応液に15μl の氷冷0.2M 塩酸
を加えて反応を止め、4℃で5分間静置した後、15μ
l の0.2M 水酸化ナトリウム水溶液を添加して中性に
戻した。反応液中のPGE2 量は市販のELISAキッ
ト(Cayman社)を用いて測定した。各薬物濃度とその時
のPGE2 量の抑制率より回帰直線を求め、IC50値を
計算した。
シクロオキシゲナーゼ−2選択的阻害作用を示した。
抑制作用(In vitro試験) (1)ヒト末梢血単球の採取 健康人よりヘパリン存在下末梢血を採取し、リン酸緩衝
生理食塩水(PBS、日水製薬)を同量混和後、Ficoll
Paque(Pharmacia 社)に2:1の割合で重層し、25
℃ 520×gの条件で20分間遠心した。遠心後単核
球層を取り、10%牛胎児血清(FCS)含有RPMI
1640(日水製薬)に懸濁した。単核球層は同様の培
地で1度洗浄し、ヒト血漿であらかじめコートしたプラ
スチックシャーレに入れ、5%CO2 の存在下で2時間
培養して単球を付着させた。培養後、PBSで2〜3回
シャーレを洗浄して非付着細胞を除去し、その後シャー
レに5%FCS及び0.2%EDTAを含むPBSを加
えて4℃15分間静置後、単球を剥離回収した。単球
が、最終的にRPMI1640中に1.25×105/ml
となるように単球懸濁液を調製した。
10μg/mlとなるようにしたリポポリサッカライド(L
PS;E. coli, 0.26:B6、 Difco 社)40μlを加え、
5%CO2 の存在下で20時間培養し、上清を回収し
た。薬物は、DMSOに溶解して、最終濃度の10倍と
なるようにFCSで100倍に希釈した(最終濃度はD
MSOが0.1%、FCSが10%となるようにし
た)。
後、市販のELISAキット(Cayman社)で測定した。
TNFαは、培養上清を2倍希釈した後、同様に市販の
ELISAキット(Genzyme 社)で測定した。
おける、サイトカイン産生抑制率を計算した。その結果
を第6表及び第7表に示す。
合物は優れた炎症性サイトカイン(IL−1β及びTN
Fα)産生抑制作用を示した。
鎮痛試験(In vivo 試験) (1)被験薬物 薬物は0.5%トラガントに懸濁し、薬液量5ml/kg の
割合で経口投与した。対照群には0.5%トランガント
のみを投与した。
00g)を用いた。
11, 405-419, 1957)により考案され、WinterとFlataker
(J. Pharmacol. Exp. Ther. 150, 165-171,1965) によ
り改良された方法に準じて実施した。ラットは実験前日
より16時間絶食させて用いた。ラットの右後肢足蹠皮
下に20%ビール酵母(Sigma 社)懸濁液0.1mlを皮
下注射して起炎させた。その4.5時間後にAnalgesy m
eter(Ugo-Basile社)を用いて一定速度で増加する圧を
炎症足に加え、動物が鳴き声をあげる反応を示した時の
加圧を疼痛域値(単位:g)として測定した。疼痛域値
が200g以下(平均60〜120g)のラットのみを
選別して、ただちに薬物を経口投与し、投薬0.5、1
及び2時間目にそれぞれの疼痛域値を測定した。対照群
の各測定時間の平均疼痛域値に対して、投薬群の各時間
の疼痛域値が1回でも2倍以上となった動物を有効動物
と判定し、Blane の評価法(J. Pharm. Pharme. 19, 36
7-373, 1967)に準じて有効率を算定した。その結果を第
8表に示す。
い、カラゲニン足浮腫法試験は、ウイスター今道系ラッ
ト(雄性、6週齢、体重110〜120g)を用いて、
Winterらの方法(Proc. Soc. Exp. Biol. Med. 111, 54
4-547, 1962)を一部改良して実施した(三共研究年報 3
9, 77-111 1989)。ラットは実験前日より16時間絶食
させて用いた。ラットの右後肢足蹠皮下に1%カラゲニ
ン溶液(Viscarin402)0.05mlを注射して炎症性
浮腫を惹起させた。被験薬物を上記「Randall-Selitto
法鎮痛試験」と同様に調製し、カラゲニン注射30分前
に、ラットに経口投与した。カラゲニン注射前(薬物投
与前)及び注射3時間後に後肢足体積をプレチスモメー
ター(plethysmometer、Ugo-Basile社)で計測して浮腫
強度{(3時間後の後肢足体積/注射前後肢足体積)−
1}を求め、各薬用量における抑制百分率を算出した。
その結果を第9表に示す。
967))に準じて実施した。被験薬物の投与は試験例3と
同様に行った。ウィスター今道系雄性ラット(4〜5週
齢、体重100g前後)を実験前日より16時間絶食さ
せて用いた。エーテル麻酔下にラット右後肢足を57℃
の湯に6秒間浸して火傷させた。2時間後にその火傷足
を40℃の湯に5秒間浸して刺激した後、飼育籠に戻す
と、ラットは火傷足を金網につけずに上げるか又は舐め
る行動を示す。これらの行動を疼痛反応とみなし、ラッ
トを籠に戻してからの30秒間の観察時間に示された疼
痛反応の時間を積算して疼痛反応時間とした。火傷2時
間後に疼痛反応を良好に示す動物のみを選別して薬物を
経口投与し、1及び2時間後に疼痛反応時間を測定して
その平均値を求めて母数とし、対照群に対する抑制率を
算出し、抑制率と薬用量から回帰曲線を求めてID50値
を算出した。その結果を第10表に示す。
巻, 114 頁, (1971))を一部改良して実験した。被験薬
物の投与は試験例3と同様に行った。ウィスター今道系
雄性ラット(6週齢、体重120g前後)を用いた。イ
ースト(Brewer'syeast, Sigma )を25%となるよう
に生理食塩液に懸濁させ、メノウ乳鉢で細砕し、エーテ
ル麻酔したラットの背部皮下へ2ml/ratの割合で注射し
た後ラットを絶食させた。翌日(イースト注射から19
時間後)カテーテル型サーミスタ温度計(日本光電、M
GA III)を直腸内へ約5cm挿入して検温し、健常動物
の直腸温より1.5℃以上発熱している動物を選別し、
更に各群の平均発熱温がほぼ等しくなるようにラットを
群別して薬物を経口投与した。投薬後1及び2時間の直
腸温を測定し、同時に測定した健常動物の直腸温を差し
引いて発熱温とした。1及び2時間後の直腸温の平均値
を求めて母数とし、発熱対照群に対する抑制率を算出し
た。その結果を第11表に示す。
(1969))に準じて実験した。ウィスター今道系雄性ラッ
ト(5〜6週齢、体重120g前後)を前日より16時
間絶食させ、被験薬物を試験例3と同様に投与した。投
薬から3.5時間後に、ラットをエーテル麻酔下に放血
死させて胃を摘出して、大弯沿いに切り開き、生理食塩
液で軽く洗浄後、実体顕微鏡下(6.3×10倍)で出
血斑の有無を観察した。Hitchensらの判定法(Pharmaco
logist 9巻, 242 頁, (1967))に基づき長さ0.5mmの
暗褐色の出血斑を4個以上有するラットを陽性とした。
各薬用量における陽性率より、probit法を用いてUD50
値(50%胃粘膜障害薬用量)を求めた。
3))に準拠して行った。18〜20日齢のICR系マウ
スより大腿骨及び脛骨を摘出し、それらをハサミで細切
し、10%のFCSを含む10mlのD−MEM(日水製
薬社)培地中で、30秒攪拌した。2分間静置した後、
上清を回収し、800 rpmで3分間遠心分離し、破骨細
胞及び前破骨細胞を含む全骨細胞からなる沈渣を得た。
この沈渣を適量の培地に浮遊させ、5×10-8Mのラッ
ト副甲状腺ホルモン(1−34)を添加し、37℃の5
%CO2 インキュベーター中で6日間培養した。培養
後、培養容器に付着した細胞をトリプシン−EDTAを
用いて剥し、培地で2回洗浄し、細胞を5×105 個/
mlに調整した後、直径6mm、厚さ150μm にスライス
した象牙片を留置した96wellプレートに200μl/we
llになるように播種した。同時にジメチルスルホキシド
を用いて所要濃度に調整した被験薬物溶液を添加し、そ
の後、37℃の5%CO2 インキュベーター中で2日間
培養した。象牙片に接着している細胞を除去し、アシッ
ドヘマトキシリンにて象牙片上にできた吸収窩を10分
間染色した後、水で洗浄し、顕微鏡下で染色された吸収
窩の数を計測した。化合物を添加しなかった群で形成さ
れた吸収窩の数、及び、被験薬物投与群における吸収窩
の数から、吸収窩形成抑制作用を評価した。
骨吸収抑制作用を示した。
ivo 試験) 8週齢のSprague-Dawley(SD)系ラットを購入し、9
週齢で両側の卵巣を摘出した。卵巣摘出後、被験薬物を
0.5%トラガントに懸濁し、2ml/kg の割合で、1日
1回、2週間経口投与した。最終投与の翌日にラットを
安楽死させ、両側の大腿骨を摘出した。その大腿骨の骨
塩量を、X線を用いた骨塩量測定装置により測定した。
対照試験として、偽手術群及び卵巣摘出群を設け、両群
には0.5%トラガントのみを投与し、薬物投与群と同
様の測定を行った。
骨密度低下抑制作用を示した。
制試験 試験例2−(1)及び(2)と同様に、ヒト末梢血単球
を採取し、培養した。培養液の上清中のLTB4 を、E
LISA法(Cayman社)により測定し、薬物の投与量
と、LTB4 産生抑制率とから、最小二乗法により回帰
直線を求め、IC50値を算出した。その結果を第13表
に示す。
用 ────────────────────── 実施例番号 IC50(μM) ────────────────────── 78 0.31 ────────────────────── 第13表から明らかなように、本発明の化合物は優れた
ロイコトリエンB4 (LTB4 )産生抑制作用を示し
た。
Claims (19)
- 【請求項1】 一般式(I)又は一般式(II) 【化1】 〔式中、 Rは、水素原子、ハロゲン原子又は低級アルキル基を示
し、 R1 は、低級アルキル基、アミノ基又は式−NHRa
(式中、Ra は、生体内で除去される基を示す。)を有
する基を示し、 R2 は、フェニル基、又は<置換基群A>及び<置換基
群B>より選択される基により置換されたフェニル基を
示し、 R3 は、水素原子、ハロゲン原子、低級アルキル基、又
は<置換基群A>より選択される基により置換された低
級アルキル基を示し、 R4 は、水素原子、低級アルキル基、<置換基群A>よ
り選択される基により置換された低級アルキル基、シク
ロアルキル基、アリール基、<置換基群A>及び<置換
基群B>より選択される基により置換されたアリール
基、アラルキル基、又は<置換基群A>及び<置換基群
B>より選択される基により置換されたアラルキル基を
示す。〕で表される化合物又はその薬理上許容される塩
を有効成分として含有するシクロオキシゲナーゼ−2選
択的阻害剤。 <置換基群A>水酸基、ハロゲン原子、低級アルコキシ
基及び低級アルキルチオ基。 <置換基群B>低級アルキル基、アルカノイルオキシ
基、メルカプト基、アルカノイルチオ基、低級アルキル
スルフィニル基、<置換基群A>より選択される基によ
り置換された低級アルキル基、シクロアルキルオキシ
基、ハロゲノ低級アルコキシ基、及び低級アルキレンジ
オキシ基。 - 【請求項2】 請求項1において、Rが、水素原子、フ
ッ素原子、塩素原子又はメチル基である化合物又はその
薬理上許容される塩を有効成分として含有するシクロオ
キシゲナーゼ−2選択的阻害剤。 - 【請求項3】 請求項1において、Rが、水素原子であ
る化合物又はその薬理上許容される塩を有効成分として
含有するシクロオキシゲナーゼ−2選択的阻害剤。 - 【請求項4】 請求項1乃至3より選択されるいずれか
1項において、R1が、メチル基、アミノ基又はアセチ
ルアミノ基である化合物又はその薬理上許容される塩を
有効成分として含有するシクロオキシゲナーゼ−2選択
的阻害剤。 - 【請求項5】 請求項1乃至3より選択されるいずれか
1項において、R1が、アミノ基又はアセチルアミノ基
である化合物又はその薬理上許容される塩を有効成分と
して含有するシクロオキシゲナーゼ−2選択的阻害剤。 - 【請求項6】 請求項1乃至5より選択されるいずれか
1項において、R2が、フェニル基、又は<置換基群A
1>及び<置換基群B1>より選択される基により置換
されたフェニル基である化合物又はその薬理上許容され
る塩を有効成分として含有するシクロオキシゲナーゼ−
2選択的阻害剤。 <置換基群A1>ハロゲン原子、低級アルコキシ基及び
低級アルキルチオ基。 <置換基群B1>低級アルキル基、メルカプト基、アル
カノイルチオ基、<置換基群A1>より選択される基に
より置換された低級アルキル基、ハロゲノ低級アルコキ
シ基及び低級アルキレンジオキシ基。 - 【請求項7】 請求項6において、R2 が、フェニル
基、又は<置換基群A1>及び<置換基群B2>より選
択される基により置換されたフェニル基である化合物又
はその薬理上許容される塩を有効成分として含有するシ
クロオキシゲナーゼ−2選択的阻害剤。 <置換基群A1>ハロゲン原子、低級アルコキシ基及び
低級アルキルチオ基。 <置換基群B2>低級アルキル基、メルカプト基、アル
カノイルチオ基、ハロゲン原子により置換された低級ア
ルキル基、ハロゲノ低級アルコキシ基及び低級アルキレ
ンジオキシ基。 - 【請求項8】 請求項6において、R2 が、フェニル
基、又は<置換基群A1>及び<置換基群B1>より選
択される基により1乃至3個置換されたフェニル基であ
る化合物又はその薬理上許容される塩を有効成分として
含有するシクロオキシゲナーゼ−2選択的阻害剤。 - 【請求項9】 請求項1乃至8より選択されるいずれか
1項において、R3が、水素原子、ハロゲン原子、低級
アルキル基、又は<置換基群A1>より選択される基に
より置換された低級アルキル基である化合物又はその薬
理上許容される塩を有効成分として含有するシクロオキ
シゲナーゼ−2選択的阻害剤。 <置換基群A1>ハロゲン原子、低級アルコキシ基及び
低級アルキルチオ基。 - 【請求項10】 請求項9において、R3 が、水素原
子、ハロゲン原子、低級アルキル基、又はハロゲン原子
により置換された低級アルキル基である化合物又はその
薬理上許容される塩を有効成分として含有するシクロオ
キシゲナーゼ−2選択的阻害剤。 - 【請求項11】 請求項1乃至10より選択されるいず
れか1項において、R4 が、水素原子、低級アルキル
基、<置換基群A>より選択される基により置換された
低級アルキル基、シクロアルキル基、アリール基、<置
換基群A1>及び<置換基群B3>より選択される基に
より置換されたアリール基、アラルキル基、及び<置換
基群A1>及び<置換基群B3>より選択される基によ
り置換されたアラルキル基である化合物又はその薬理上
許容される塩を有効成分として含有するシクロオキシゲ
ナーゼ−2選択的阻害剤。 <置換基群A1>ハロゲン原子、低級アルコキシ基及び
低級アルキルチオ基。 <置換基群B3>低級アルキル基、<置換基群A>より
選択される基により置換された低級アルキル基、及びシ
クロアルキルオキシ基。 - 【請求項12】 請求項11において、R4 が、水素原
子、低級アルキル基、<置換基群A2>より選択される
基により置換された低級アルキル基、シクロアルキル
基、アリール基、<置換基群A2>及び<置換基群B4
>より選択される基により置換されたアリール基、アラ
ルキル基、及び<置換基群A2>及び<置換基群B4>
より選択される基により置換されたアラルキル基である
化合物又はその薬理上許容される塩を有効成分として含
有するシクロオキシゲナーゼ−2選択的阻害剤。 <置換基群A2>水酸基、ハロゲン原子及び低級アルコ
キシ基。 <置換基群B4>低級アルキル基、ハロゲン原子により
置換された低級アルキル基、及びシクロアルキルオキシ
基。 - 【請求項13】 請求項1において、以下で表される化
合物又はその薬理上許容される塩を有効成分として含有
するシクロオキシゲナーゼ−2選択的阻害剤。 3−メチル−2−(4−メチルフェニル)−1−(4−
スルファモイルフェニル)ピロール、 4−メチル−2−(4−メチルフェニル)−1−(4−
スルファモイルフェニル)ピロール、 1−(4−フルオロフェニル)−2−(4−スルファモ
イルフェニル)ピロール、 1−(4−フルオロフェニル)−4−メチル−2−(4
−スルファモイルフェニル)ピロール、 5−フルオロ−1−(4−フルオロフェニル)−2−
(4−メチルスルホニルフェニル)ピロール、 2−(4−メトキシフェニル)−4−メチル−1−(4
−スルファモイルフェニル)ピロール、 1−(4−メトキシフェニル)−4−メチル−2−(4
−スルファモイルフェニル)ピロール、 4−エチル−2−(4−メトキシフェニル)−1−(4
−スルファモイルフェニル)ピロール、 2−(4−クロロフェニル)−4−メチル−1−(4−
スルファモイルフェニル)ピロール、 4−メチル−2−(4−メチルチオフェニル)−1−
(4−スルファモイルフェニル)ピロール、 2−(4−エトキシフェニル)−4−メチル−1−(4
−スルファモイルフェニル)ピロール、 2−(4−メトキシ−3−メチルフェニル)−4−メチ
ル−1−(4−スルファモイルフェニル)ピロール、 2−(3−フルオロ−4−メトキシフェニル)−4−メ
チル−1−(4−スルファモイルフェニル)ピロール、 4−メチル−2−フェニル−1−(4−スルファモイル
フェニル)ピロール、 2−(3,4−ジメチルフェニル)−4−メチル−1−
(4−スルファモイルフェニル)ピロール、 2−(3−クロロ−4−メトキシフェニル)−4−メチ
ル−1−(4−スルファモイルフェニル)ピロール、 4−メチル−1−(4−メチルチオフェニル)−2−
(4−スルファモイルフェニル)ピロール、 5−クロロ−1−(4−メトキシフェニル)−2−(4
−スルファモイルフェニル)ピロール、 1−(3,4−ジメチルフェニル)−4−メチル−2−
(4−スルファモイルフェニル)ピロール、 5−クロロ−1−(4−エトキシフェニル)−2−(4
−スルファモイルフェニル)ピロール、 5−クロロ−1−(4−メチルチオフェニル)−2−
(4−スルファモイルフェニル)ピロール、 1−(4−エチルチオフェニル)−4−メチル−2−
(4−スルファモイルフェニル)ピロール、 2−(3,5−ジメチルフェニル)−4−メチル−1−
(4−スルファモイルフェニル)ピロール、 1−(4−メルカプトフェニル)−4−メチル−2−
(4−スルファモイルフェニル)ピロール、 1−(4−アセチルチオフェニル)−4−メチル−2−
(4−スルファモイルフェニル)ピロール、 1−(4−アセチルアミノスルホニルフェニル)−4−
メチル−2−(4−メトキシフェニル)ピロール、又は
1−(4−アセチルアミノスルホニルフェニル)−4−
メチル−2−(3,4−ジメチルフェニル)ピロール。 - 【請求項14】 請求項1乃至13より選択されるいず
れか1項に定義された化合物又はその薬理上許容される
塩を有効成分として含有する炎症性サイトカイン産生抑
制剤。 - 【請求項15】 請求項1乃至13より選択されるいず
れか1項に定義された化合物又はその薬理上許容される
塩を有効成分として含有するロイコトリエン産生抑制
剤。 - 【請求項16】 請求項1乃至13より選択されるいず
れか1項に定義された化合物又はその薬理上許容される
塩を有効成分として含有する骨吸収抑制剤。 - 【請求項17】 請求項1乃至13より選択されるいず
れか1項に定義された化合物又はその薬理上許容される
塩を有効成分として含有する鎮痛剤。 - 【請求項18】 請求項1乃至13より選択されるいず
れか1項に定義された化合物又はその薬理上許容される
塩を有効成分として含有する抗炎症剤。 - 【請求項19】 請求項1乃至13より選択されるいず
れか1項に定義された化合物又はその薬理上許容される
塩を有効成分として含有する解熱剤。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
JP26971898A JPH11180871A (ja) | 1997-09-26 | 1998-09-24 | 1,2−ジフェニルピロール誘導体を含有する医薬 |
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---|---|---|---|
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JP26137897 | 1997-09-26 | ||
JP26971898A JPH11180871A (ja) | 1997-09-26 | 1998-09-24 | 1,2−ジフェニルピロール誘導体を含有する医薬 |
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---|---|
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Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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-
1998
- 1998-09-24 JP JP26971898A patent/JPH11180871A/ja active Pending
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