JPH11180859A - 糖衣錠剤状製品及びその製造方法 - Google Patents

糖衣錠剤状製品及びその製造方法

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JPH11180859A
JPH11180859A JP9364589A JP36458997A JPH11180859A JP H11180859 A JPH11180859 A JP H11180859A JP 9364589 A JP9364589 A JP 9364589A JP 36458997 A JP36458997 A JP 36458997A JP H11180859 A JPH11180859 A JP H11180859A
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深澤武仁
Yoichi Kinekawa
杵川洋一
Yuichi Arai
荒井裕一
Masao Hagiwara
萩原正男
Naofumi Kitahata
北畠直文
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 調製が簡易で、製品の光沢や強度が高く、保
存時の温度や湿度に対する耐性が高く、消化性に優れた
新規な糖衣錠剤状製品を提供する。 【解決手段】 錠剤の表面を糖衣で覆ってなる糖衣錠剤
状製品において、該糖衣を改質乳清タンパク質を含有す
るものとする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光沢に優れ、亀
裂、割れ(クラッキング)を起こしにくい糖衣錠剤状製
品及びその製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、錠剤製品や顆粒剤製品は、味や匂
いなどへの対応、美観確保などを目的とし、更に、微生
物汚染の防止をも加味して、糖衣を施すことが行われて
きた。これらの製品は、大量生産が容易であるので、食
品、医薬品などに広く応用されている。その基本的な製
造方法は、素錠(裸錠)や素顆粒表面を、ショ糖などの
糖類、多糖類などの展着剤や水に難溶性の無機塩類など
で多層に被覆するものであるが、皮膜糖衣の強度が足り
ず、保存した時に、内容物が吸湿性物質である場合など
において、表面の光沢が失われたり、亀裂、割れ(クラ
ッキング)などを起こし、商品価値を損なう欠点があっ
た。
【0003】これらの欠点を補う方法として、糖液にタ
ルクを添加する方法(特開昭56−87518号公
報)、カルボキシル基含有ポリマーを添加する方法(特
開昭62−10023号公報)、ヒドロキシプロピルメ
チルセルロースを添加する方法(特開平2−13811
7号公報)、セルロースを添加する方法(特開昭54−
117021号公報、特開昭62−5910号公報)、
プルランまたはプルランと乳酸カルシウムを添加する方
法(特開平1−197432号公報、特開平4−261
118号公報)などが開発されている。しかしながら、
これらの方法では、製品の光沢性、耐熱性、耐湿性、ク
ラッキング(割れ)耐性、ヒト消化管酵素による消化性
などの要求を全て良好に満たすことはできなかった。ま
た、アルブミンなどの単純タンパク質や複合タンパク質
粉末を糖衣物中に混合する技術も開発されているが(特
開平5−252871号公報)、これは柔軟な食感を求
めるものであり、やはり前述の如き要求を満たすもので
はなかった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、調製が容易
で、表面の光沢が失われにくく、亀裂やクラッキングが
発生しにくい、新規な糖衣錠剤状製品及びその製造方法
を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】我々は、牛乳乳清タンパ
ク質を特定条件下で加熱処理した「改質乳清タンパク
質」が糖類と共存すると、糖類のバインダーとして働
き、強固な糖類の層の形成を可能とすることを見いだ
し、本発明を完成した。
【0006】すなわち、本発明では、錠剤の表面を糖衣
で覆ってなる糖衣錠剤状製品において、糖衣に改質乳清
タンパク質を含有させたことを特徴とする。なお、本発
明における錠剤には顆粒も含まれる。
【0007】上記糖衣中の改質乳清タンパク質の割合は
特に限定されないが、通常、糖衣中の糖類重量に対して
0.05〜1重量%であるのが好ましい。
【0008】本発明で使用する「改質乳清タンパク質」
は、牛乳を原料としてチーズやバター、カゼインなどを
製造した際の廃棄物である牛乳乳清から、乳清タンパク
質以外の低分子化合物を実質的に除去し、次いで、pH
を4以下又は6以上に調整し、その後加熱処理して得ら
れるものである。例えば、チーズ製造時に発生するチー
ズ乳清を用い、乳清中の低分子化合物を、透析法やクロ
マトグラフィー等で実質的に除き、pH4以下又は6以
上で加熱処理することにより得られる。
【0009】なお、「改質乳清タンパク質」の製造方法
については、例えば特開平4−228036号公報、特
開平4−267850号公報及び特開平6−29251
4号公報等に開示されており、市販の「改質乳清タンパ
ク質」としては、株式会社第一化成(京都市山科区川田
岡ノ西町7−1)の商品「ジェネシス」が有用である。
【0010】かかる改質乳清タンパク質は、日本食品科
学工学会誌,44(9)p.599〜606(199
7)にも記載される通り、他のタンパク質素材では得ら
れない多くの機能特性を有している。
【0011】例えば、透明なニュートニアン挙動を示す
粘稠液や、ゾルやゲルが得られる。特に塩を添加して加
熱し得られる透明なゲルは、レトルト加熱を行っても融
解しない。またゾルやゲル調製時の加熱温度は0℃以上
であればよく、室温でもゲル化させることができる。ま
た、改質乳清タンパク質は塩やミネラルの添加がない場
合、加熱してもゲル化は起こらず、透明な粘稠液を呈す
る。改質乳清タンパク質は、また乳化安定性に優れ、ヒ
ト消化管プロテアーゼにより速やかに消化し、高い栄養
価を示すタンパク質素材でもある。従って、この点にお
いても、糖衣錠剤状製品の糖衣成分として有用である。
【0012】かかる本発明の製品は、錠剤の表面に糖衣
を形成するためのコーティング剤として、糖類と共に改
質乳清タンパク質を含有する糖液を使用することによっ
て、製造される。
【0013】糖類としては、通常の糖衣剤に使用される
ようなものがいずれも使用でき、例えばショ糖、麦芽
糖、マルトデキストリン等の糖類だけでなく、マルチト
ール等の糖アルコールも使用できる。
【0014】本発明において、「改質乳清タンパク質」
は粉体または水溶液として使用すればよく、「改質乳清
タンパク質」の添加量としては、特に限定されないが、
糖衣液中に添加する糖類重量に対し0.05〜1%程度
であるのが望ましい。
【0015】なお、「改質乳清タンパク質」を添加した
糖液には、通常の糖衣に用いられるガムやゼラチンなど
の増粘剤を添加しても良く、また、炭酸カルシウム、未
焼成卵殻カルシウムなどの水難溶性無機塩や、デキスト
リンなどの粉糖を添加しても良い。
【0016】「改質乳清タンパク質」を添加した糖液の
調製方法としては特に限定されないが、所定量の「改質
乳清タンパク質」を含む水溶液に、糖や増粘剤を添加
し、所定の水分量や粘度に達するまで沸騰点以下の加熱
を行っても良い。
【0017】「改質乳清タンパク質」を含有する糖液
を、錠剤すなわち素錠や素顆粒に塗布する際の温度やそ
の後の乾燥温度は特に限定されないが、いずれも40〜
50℃であるのが好ましい。
【0018】錠剤すなわち素錠や素顆粒に、本発明の糖
衣液を被覆する方法は特に限定されず、従来法がいずれ
も使用できる。代表的な方法として、例えば、素錠や素
顆粒にセラックなどの水不溶性の天然樹脂を食用溶剤と
共に噴霧・乾燥させ一時皮膜を形成させ、次いで、ガム
やゼラチンを添加した「改質乳清タンパク質」含有糖液
と水難溶性無機塩と粉糖で二次皮膜層(下掛け層)を形
成させ、更に、水難溶無機塩を含む「改質乳清タンパク
質」含有糖液で三次皮膜層(中掛け層)を形成させた
後、「改質乳清タンパク質」含有糖液で最終皮膜層(上
掛け層)を形成させる方法を用いることができる。
【0019】
【発明の実施の形態】本発明で用いる改質乳清タンパク
質は、球状タンパク質である乳清タンパク質を特定条件
下で加熱変性させることにより、可溶性線状凝集体(So
luble LinearAggregate)に改質させたものである。塩
の添加がない場合、改質乳清タンパク質凝集体同士は静
電気的斥力により反発し合うため、加熱しても増粘やゲ
ル化は起こさない。しかし、塩を添加することにより、
静電気的斥力が弱まり、分子間引力や疎水性相互作用に
より接近させられた、凝集体同士がジスルフィド結合や
S−S交換により、ファインで熱不可逆性のゲルネット
ワークを形成する。本発明において、我々は、改質乳清
タンパク質が少糖類や多糖類に対して、塩の添加や強い
加熱がない場合でも、強固な構造体を形成し得ることを
見出した。
【0020】この知見を利用して、従来より錠剤や顆粒
に糖衣を施す場合に用いられてきた単シロップなどの糖
液に「改質乳清タンパク質」を添加し、糖衣錠剤状製品
(及び糖衣顆粒状製品)を常法に基づき調製したとこ
ろ、「改質乳清タンパク質」を用いない系に比べ、表面
の光沢が失われにくく、クラッキングの発生を飛躍的に
防止することができた。
【0021】「改質乳清タンパク質」水溶液に少糖類や
多糖類を添加すると、これらは容易に均一溶液を形成す
る。次いで、系の水分を低下させると、「改質乳清タン
パク質」は少糖類や多糖類を包含したままネットワーク
を形成する。すなわち、「改質乳清タンパク質」は強力
なバインダーとて少糖類や多糖類同士を結着させる。少
糖類や多糖類との「改質乳清タンパク質」ネットワーク
は強固であり、結着させたものに外力を加えても、容易
に破壊されることはない。しかし、「改質乳清タンパク
質」は、ヒトの消化管プロテアーゼ(例えば、胃液ペプ
シン)により速やかに消化されるので、本タンパク質を
用いて製造された糖衣錠剤状製品及び糖衣顆粒状製品は
消化管内で容易に分解し、速やかに目的成分を露出させ
ることができる。
【0022】本発明による糖衣錠剤状製品(および糖衣
顆粒状製品)は、容易に調製できるだけでなく、硬度が
高いために流通中や保存中に破損することが少なく、製
品の安定性が高まり、資源の有効利用の観点からも、非
常に有益なものとなる。
【0023】
【実施例】以下、本発明の実施例を説明する。 実施例1 プロポリスを主成分とする錠剤において、改質乳清タン
パク質添加シロップを皮膜剤とした糖衣錠を製造した。
まず、素錠(200mg/錠)に30%セラックアルコ
ール溶液を3回掛け、下掛け粉および下掛け液を用いて
345mgまで下掛けし、次いで、中掛け液にて400
mgまで中掛けし、更に、改質乳清タンパク質添加シロ
ップを塗布して430mgとし、その後30%セラック
アルコール溶液を2回掛けて艶出し仕上げした。なお、
糖衣機は(株)菊水製作所製のものを使用し、塗液等に
は下記のものを使用した。改質乳清タンパク質添加シロ
ップ:9%改質乳清タンパク質溶液((株)第一化成の
商品─ジェネシス─)100gに水1400gを加えた
後、煮沸しながら、グラニュー糖3000gを加え、再
び煮沸するまで攪拌して調製した(糖重量に対する改質
乳清タンパク質重量比=0.3%)。 下掛け粉:未焼成卵殻カルシウム6kgと粉糖4kgの
混合物。 下掛け液:アラビアガム13.5kgとゼラチン13.
5kgを水50gに溶解し、上記改質乳清タンパク質添
加シロップ1kgを添加したもの。 中掛け液:下掛け粉100gに上記改質乳清タンパク質
添加シロップ900gを添加したもの。
【0024】比較例1 シロップとして、改質乳清タンパク質を添加しないもの
を使用した以外は、実施例1と同様の方法で糖衣錠を調
製した。
【0025】実施例1および比較例1で得た糖衣錠の評
価を、外観、硬度、崩壊性を比較することによって行っ
た。外観は目視により、硬度は木屋式高度計〔(株)藤
原製作所製、KHT−20〕、崩壊度は崩壊試験器〔富
山産業(株)製、NT−60H〕を使用し、日局崩壊試
験法に準拠して測定した。その試験結果を表1に示す。
【0026】
【表1】
【0027】本発明に従って調製したプロポリスを主成
分とする糖衣錠は、外観、硬度、崩壊性において、従来
の糖衣錠と同等であった。
【0028】次に、実施例1および比較例1で得た糖衣
錠の評価を、加速試験(温度40℃、相対湿度75%)
を実施し、外観の変化すなわち表面のつやとクラッキン
グの発生などを経時的に調べた。なお、恒温恒湿器はア
ドバンテック(株)製AGX−226を使用し、外観は
目視ならびにマイクロスコープ((株)キーエンス製、
VH−6200)による拡大画像を用いて調べた。その
試験結果を表2に示す。
【0029】
【表2】
【0030】表2から分かるように、本発明に従って調
製したプロポリスを主成分とする糖衣錠は、従来の糖衣
錠と比較して光沢が失われにくく、また、亀裂、割れ
(クラッキング)が発生しにくい性状を有していること
か証明された。
【0031】実施例2 カキエキスパウダーを主成分とする錠剤について、実施
例1と同様の改質乳清タンパク質添加シロップ、原料、
装置および方法を用いて糖衣錠を調製した。素錠(25
0mg/錠)に30%セラックアルコール溶液を3回掛
けし、下掛け粉および下掛け液を用いて320mgまで
下掛けし、次いで、中掛け液にて390mgまで中掛け
し、更に、改質乳清タンパク質添加シロップに色素を添
加した色掛け液を用いて450mgとし、30%セラッ
クアルコール溶液を2回掛けて艶出し仕上げした。な
お、色掛け液は、カラメル色素40gを水100gに溶
解した色素液20gに、上記改質乳清タンパク質添加シ
ロップ300gを加えて調製したものである。
【0032】比較例2 改質乳清タンパク質添加シロップの代わりに従来の単シ
ロップを用いた以外は、実施例2と同様の方法で、糖衣
錠を調製した。
【0033】実施例2および比較例2で得た糖衣錠の外
観、硬度、崩壊性を比較例1と同様の方法で評価した。
その試験結果を表3に示す。
【0034】
【表3】
【0035】本発明に従って調製したカキエキスパウダ
ーを主成分とする糖衣錠は、外観、硬度、崩壊性におい
て、従来の糖衣錠と同等であった。
【0036】次に、実施例2および比較例2で得た糖衣
錠の評価を、加速試験(温度40℃、密閉容器充填)を
実施し、外観の変化すなわち表面のつやとクラッキング
の発生などを経時的に比較例1と同様の方法で測定し
た。その 試験結果を表4に示す。
【0037】
【表4】
【0038】表4からわかるように、本発明に従って調
製したカキエキスパウダーを主成分とする糖衣錠は、従
来の糖衣錠と比較して光沢が失われにくく、また、亀
裂、クラッキングが発生しにくい性状を有していること
が証明された。
【0039】実施例3 ローヤルゼリーを主成分とする錠剤について、実施例1
と同様の方法で糖衣錠を調製した。ただし、改質乳清タ
ンパク質添加シロップとしては、9%改質乳清タンパク
質溶液50gに水1450gを加えた後、煮沸しなが
ら、グラニュー糖3000gを加え、再び煮沸するまで
攪拌して調製したもの(糖重量に対する改質乳清タンパ
ク質重量比=0.15%)を使用した。まず、素錠(3
00mg/錠)に30%セラックアルコール溶液を3回
掛けし、下掛け粉および下掛け液を用いて480mgま
で下掛けし、次いで、中掛け液にて560mgまで中掛
けし、更に、改質乳清タンパク質添加シロップを塗布し
て600mgとし、30%セラックアルコール溶液を2
回掛けて艶出しして仕上げた。
【0040】比較例3 改質乳清タンパク質を添加シロップの代わりに従来の単
シロップを用いた以外は実施例3と同様の方法で糖衣錠
を調製した。
【0041】実施例3および比較例3で得た糖衣錠の外
観、硬度、崩壊性を比較例1と同様の方法で評価した。
その試験結果を表5に示す。
【0042】
【表5】
【0043】本発明に従って調製したローヤルゼリーを
主成分とする糖衣錠は、外観、硬度、崩壊性において、
従来の糖衣錠と同等であった。
【0044】次に、実施例3および比較例3で得た糖衣
錠の評価を、加速試験(温度40℃、密閉容器充填)を
実施し、外観の変化すなわち表面のつやとクラッキング
やケーキングの発生などを経時的に比較例1と同様の方
法で測定した。その試験結果を表6に示す。
【0045】
【表6】
【0046】表6から分かるように、本発明に従って調
製したローヤルゼリーを主成分とする糖衣錠は、従来の
糖衣錠と比較して光沢が失われにくく、また、亀裂、ク
ラッキングが発生しにくい性状を有していることが証明
された。
【0047】
【発明の効果】本発明により、調製が簡易で、製品の光
沢や強度が高く、保存時の温度や湿度に対する耐性が高
く、消化性に優れた糖衣錠剤状製品(及び糖衣顆粒状製
品)を製造することが可能となった。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 荒井裕一 山梨県南巨摩郡南部町南部7764番地 アリ メント工業株式会社内 (72)発明者 萩原正男 山梨県南巨摩郡南部町南部7764番地 アリ メント工業株式会社内 (72)発明者 北畠直文 京都府宇治市五ケ庄平野5−2 宇治黄檗 パークホームズ309号

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 錠剤の表面を糖衣で覆ってなるものであ
    り、該糖衣が改質乳清タンパク質を含有していることを
    特徴とする糖衣錠剤状製品。
  2. 【請求項2】 前記糖衣中の改質乳清タンパク質の割合
    が、糖衣中の糖類重量に対して0.05〜1重量%である
    ことを特徴とする請求項1の製品。
  3. 【請求項3】 錠剤の表面に糖衣を形成するためのコー
    ティング剤として、糖類と共に改質乳清タンパク質を含
    有する糖液を使用することを特徴とする糖衣錠剤状製品
    の製造方法。
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