JPH11178667A - 収納設備の集塵構造 - Google Patents

収納設備の集塵構造

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JPH11178667A
JPH11178667A JP35383997A JP35383997A JPH11178667A JP H11178667 A JPH11178667 A JP H11178667A JP 35383997 A JP35383997 A JP 35383997A JP 35383997 A JP35383997 A JP 35383997A JP H11178667 A JPH11178667 A JP H11178667A
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dust collecting
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Koji Hori
浩二 堀
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Matsushita Electric Works Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 収納設備内で集塵できて塵埃が出たり、収納
物の塵埃が付着したりすることがない収納設備の集塵構
造を提供する。 【解決手段】 内部が中空のパネルに、パネル内に空気
を吸い込む空気吸い込み口2と、パネル内から空気を吐
出する空気吐出口3と、空気吸い込み口2から空気を吸
い込んで空気吐出口3から吐出するように空気を送風す
る送風ファンと、送風される空気から除塵するフィルタ
ー5とを設けて集塵パネルBを形成し、この集塵パネル
Bを収納設備A内の適所に内装した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、押し入れ、クロー
ゼット、洋服タンス等の収納設備において、内部の塵埃
を集塵する構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に押し入れ、クローゼット、洋服タ
ンス等の収納設備では洋服や衣類や寝具等の収納物を収
納するために塵埃が発生し、収納物を出し入れするとき
塵埃が出たり、また収納物に塵埃が付着したりするとい
う問題がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は叙述の点に鑑
みてなされたものであって、収納設備内で集塵できて塵
埃が出たり、収納物の塵埃が付着したりすることがない
収納設備の集塵構造を提供するにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明の収納設備の集塵構造は、内部が中空のパネル
に、パネル内に空気を吸い込む空気吸い込み口と、パネ
ル内から空気を吐出する空気吐出口と、空気吸い込み口
から空気を吸い込んで空気吐出口から吐出するように空
気を送風する送風ファンと、送風される空気から除塵す
るフィルターとを設けて集塵パネルを形成し、この集塵
パネルを収納設備内の適所に内装して成ることを特徴と
する。集塵パネルの送風ファンを駆動することにより、
収納設備内の空気を空気吸い込み口から集塵パネル内に
吸い込むと共にフィルターにて集塵して塵埃を含まない
空気を空気吐出口から吐出するように空気を循環させる
ことができ、収納設備内の塵埃を集塵して取り除くこと
ができ、収納物の出し入れのとき塵埃が出たり、収納物
に塵埃が付着したりしない。
【0005】また押し入れの棚板を集塵パネルで形成し
て成ることを特徴とすることも好ましく、またクローゼ
ットの床下に上面を開口せる床下収納庫を設け、この床
下収納庫の側壁を集塵パネルにて形成して成ることを特
徴とすることも好ましく、またクローゼットの床下に上
面を開口せる床下収納庫を設け、床下収納庫の上面開口
に被着する蓋を集塵パネルにて形成して成ることを特徴
とすることも好ましく、さらに洋服タンスのような収納
箱体の地板を集塵パネルにて形成して成ることを特徴と
することも好ましい。
【0006】
【発明の実施の形態】まず、図1や図2に示す例から述
べる。本例の場合、収納設備Aは洋服タンスのような収
納箱体A1 であり、前面の開口に開閉自在な扉1を装着
してある。集塵パネルBは内部が中空のパネルに空気吸
い込み口2、空気吐出口3、送風ファン4、フィルター
5等を設けて形成されている。送風ユニットCは筺体2
2に送風ファン4、スイッチ6、乾電池7等を内装して
形成されており、パネルの内に組み込んである。空気吸
い込み口2及び空気吐出口3が一面に開口しており、空
気吐出口3にフィルター5が着脱自在に取り付けてあ
る。このように構成せる集塵パネルBは収納箱体A1
地板の上に下敷き板8として敷設してある。しかしてス
イッチ6を操作して送風ファン4を駆動すると、収納箱
体A1 内の空気吸い込み口2から集塵パネルB内に空気
が吸い込まれ、フィルター5で塵埃が除去され、塵埃が
除去された空気が空気吐出口3から収納箱体A1 内に吐
出される。これにより収納箱体A1 内の塵埃が集塵され
て取り除かれる。このような集塵は定期的に行うと、収
納箱体A1 内に塵埃が溜まることがなくなる。
【0007】次に図3に示す例について述べる。本例の
場合、収納設備Aは押し入れA2 であり、前面の開口に
襖9を開閉自在に装着してある。この押し入れA2 内は
棚板10にて上部収納空間11と下部収納空間12とに
仕切られるが、本例の場合、棚板10として上記集塵パ
ネルBを用いてある。この棚板10としての集塵パネル
Bでは送風ファン4を駆動すると、上部収納空間11の
空気が空気吸い込み口2から集塵パネルB内に吸い込ま
れ、フィルター5で塵埃が除去され、塵埃が除去された
空気が空気吐出口3から上部収納空間11内に吐出され
る。また下部収納空間12の側面には側部立てかけ板2
1として集塵パネルBを配設してある。この側部立てか
け板21としての集塵パネルBでも送風ファン4を駆動
すると、下部収納空間12の空気が空気吸い込み口2か
ら集塵パネルB内に吸い込まれ、フィルター5で塵埃が
除去され、塵埃が除去された空気が空気吐出口3から下
部収納空間12内に吐出される。
【0008】次に図4に示す例について述べる。本例の
場合、収納設備AはクローゼットA 3 であり、クローゼ
ットA3 の床下に上面を開口せる床下収納庫13を埋設
するように装着してある。この床下収納庫13の1つの
側壁には集塵パネルBを用いてある。この床下収納庫1
3の側壁としての集塵パネルBの送風ファン4を駆動す
ると、クローゼットA3 及び床下収納庫13の空気が空
気吸い込み口2から集塵パネルB内に吸い込まれ、フィ
ルター5で塵埃が除去され、塵埃が除去された空気が空
気吐出口3からクローゼットA3 及び床下収納庫13内
に吐出される。
【0009】次に図5に示す例について述べる。クロー
ゼットA3 の床下に埋設される床下収納庫13の上面開
口に着脱自在に被着する蓋14として集塵パネルBを用
いてある。この蓋14は床下収納庫13の上面の開口の
全面を覆い得る大きさであり、着脱自在に上面の開口に
装着することで上面の開口を開閉し得るようになってい
る。この蓋14としての集塵パネルBの送風ファン4を
駆動すると、クローゼットA3 の空気が空気吸い込み口
2から集塵パネルB内に吸い込まれ、フィルター5で塵
埃が除去され、塵埃が除去された空気が空気吐出口3か
らクローゼットA3 内に吐出される。
【0010】次に図6に示す例について述べる。クロー
ゼットA3 の床下に埋設される床下収納庫13の上面開
口に上方に二つ折り自在な折り上げ蓋15を配置してあ
り、折り上げ蓋15の一方の蓋板15aとして集塵パネ
ルBを用いてある。この折り上げ蓋15の蓋板15aと
しての集塵パネルBの送風ファン4を駆動すると、クロ
ーゼットA3 の空気が空気吸い込み口2から集塵パネル
B内に吸い込まれ、フィルター5で塵埃が除去され、塵
埃が除去された空気が空気吐出口3からクローゼットA
3 内に吐出される。
【0011】次に図7に示す例について述べる。クロー
ゼットA3 の床下に埋設される床下収納庫13の上面開
口に二つ折りの折り畳み蓋16を配置してあり、折り畳
み蓋16の一方の蓋板16aとして集塵パネルBを用い
てある。この折り畳み蓋16の蓋板16aとしての集塵
パネルBの送風ファン4を駆動すると、クローゼットA
3 の空気が空気吸い込み口2から集塵パネルB内に吸い
込まれ、フィルター5で塵埃が除去され、塵埃が除去さ
れた空気が空気吐出口3からクローゼットA3内に吐出
される。
【0012】次に図8に示す例について述べる。クロー
ゼットA3 の床下に埋設される床下収納庫13の上面開
口を前後に位置する2枚の置き蓋17にて閉塞するよう
にしてあり、一方の置き蓋17として集塵パネルBを用
いてある。他方の置き蓋17には取手18を設けてあ
る。この置き蓋17としての集塵パネルBの送風ファン
4を駆動すると、クローゼットA3 の空気が空気吸い込
み口2から集塵パネルB内に吸い込まれ、フィルター5
で塵埃が除去され、塵埃が除去された空気が空気吐出口
3からクローゼットA3 内に吐出される。
【0013】また図9に示す例ではクローゼットA3
床下に埋設される床下収納庫13の上面開口を左右に位
置する2枚の置き蓋19にて閉塞するようにしてあり、
一方の置き蓋19として集塵パネルBを用いてある。他
方の置き蓋19には取手18を設けてある。次に図10
に示す例について述べる。洋服タンスのような収納箱体
1 の地板20として集塵パネルBを用いてある。この
地板20としての集塵パネルBの送風ファン4を駆動す
ると、収納箱体A1 内の空気が空気吸い込み口2から集
塵パネルB内に吸い込まれ、フィルター5で塵埃が除去
され、塵埃が除去された空気が空気吐出口3から収納箱
体A1 内に吐出される。
【0014】
【発明の効果】本発明は叙述のように内部が中空のパネ
ルに、パネル内に空気を吸い込む空気吸い込み口と、パ
ネル内から空気を吐出する空気吐出口と、空気吸い込み
口から空気を吸い込んで空気吐出口から吐出するように
空気を送風する送風ファンと、送風される空気から除塵
するフィルターとを設けて集塵パネルを形成し、この集
塵パネルを収納設備内の適所に内装しているので、集塵
パネルの送風ファンを駆動することにより、収納設備内
の空気を空気吸い込み口から集塵パネル内に吸い込むと
共にフィルターにて集塵して塵埃を含まない空気を空気
吐出口から吐出するように空気を循環させることができ
て収納設備内の塵埃を集塵して取り除くことができるも
のであって、収納物の出し入れのとき塵埃が出たり、収
納物に塵埃が付着したりしないものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の一例を示す斜視図であ
る。
【図2】同上の送風ユニットの斜視図である。
【図3】同上の他例の斜視図である。
【図4】同上の他例の斜視図である。
【図5】同上の他例を示し、(a)は蓋を閉じた状態の
斜視図、(b)は蓋を開いた状態の斜視図である。
【図6】同上の他例を示し、(a)は折り上げ蓋を閉じ
た状態の斜視図、(b)は折り上げ蓋を開いた状態の斜
視図である。
【図7】同上の他例を示し、(a)は折り畳み蓋を閉じ
た状態の斜視図、(b)は折り畳み蓋を開いた状態の斜
視図である。
【図8】同上の他例を示し、(a)は置き蓋を閉じた状
態の斜視図、(b)は置き蓋を開いた状態の斜視図であ
る。
【図9】同上の他例を示す斜視図である。
【図10】同上の他例を示す斜視図である。
【符号の説明】
A 収納設備 A1 収納箱体 A2 押し入れ A3 クローゼット B 集塵パネル 2 空気吸い込み口 3 空気吐出口 4 送風ファン 5 フィルター 10 棚板 14 蓋 20 地板

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内部が中空のパネルに、パネル内に空気
    を吸い込む空気吸い込み口と、パネル内から空気を吐出
    する空気吐出口と、空気吸い込み口から空気を吸い込ん
    で空気吐出口から吐出するように空気を送風する送風フ
    ァンと、送風される空気から除塵するフィルターとを設
    けて集塵パネルを形成し、この集塵パネルを収納設備内
    の適所に内装して成ることを特徴とする収納設備の集塵
    構造。
  2. 【請求項2】 押し入れの棚板を集塵パネルで形成して
    成ることを特徴とする請求項1記載の収納設備の集塵構
    造。
  3. 【請求項3】 クローゼットの床下に上面を開口せる床
    下収納庫を設け、この床下収納庫の側壁を集塵パネルに
    て形成して成ることを特徴とする請求項1記載の収納設
    備の集塵構造。
  4. 【請求項4】 クローゼットの床下に上面を開口せる床
    下収納庫を設け、床下収納庫の上面開口に被着する蓋を
    集塵パネルにて形成して成ることを特徴とする請求項1
    記載の収納設備の集塵構造。
  5. 【請求項5】 洋服タンスのような収納箱体の地板を集
    塵パネルにて形成して成ることを特徴とする請求項1記
    載の収納設備の集塵構造。
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