JPH11178054A - 携帯電話使用抑止および感度増強装置 - Google Patents
携帯電話使用抑止および感度増強装置Info
- Publication number
- JPH11178054A JPH11178054A JP9363302A JP36330297A JPH11178054A JP H11178054 A JPH11178054 A JP H11178054A JP 9363302 A JP9363302 A JP 9363302A JP 36330297 A JP36330297 A JP 36330297A JP H11178054 A JPH11178054 A JP H11178054A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- specific area
- amplifier
- switched
- portable telephone
- antenna
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 喫茶室や列車内などの特定のエリア内で携帯
電話の使用を禁止させたり、逆に通話感度を増強したり
するための装置を提供することを目的とする。 【解決手段】 携帯電話の使用を不能とする妨害波を発
振する妨害波発振源１と、この妨害波発振源からの信号
を比較的小規模の特定エリア１２内に輻射できるまでの
強度に増幅する増幅器２と、上記特定エリア１２内に設
置される内部アンテナ１３，１４，１５，１６と、携帯
電話を良好に使用できる外部エリアに設置される外部ア
ンテナ１７と、上記増幅器２の出力端または上記外部ア
ンテナ１７のいずれか一方を選択的に切り換えて上記内
部アンテナ１３，１４，１５，１６に接続する切換えス
イッチ７とを有する。
電話の使用を禁止させたり、逆に通話感度を増強したり
するための装置を提供することを目的とする。 【解決手段】 携帯電話の使用を不能とする妨害波を発
振する妨害波発振源１と、この妨害波発振源からの信号
を比較的小規模の特定エリア１２内に輻射できるまでの
強度に増幅する増幅器２と、上記特定エリア１２内に設
置される内部アンテナ１３，１４，１５，１６と、携帯
電話を良好に使用できる外部エリアに設置される外部ア
ンテナ１７と、上記増幅器２の出力端または上記外部ア
ンテナ１７のいずれか一方を選択的に切り換えて上記内
部アンテナ１３，１４，１５，１６に接続する切換えス
イッチ７とを有する。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、特定のエリア内で
携帯電話の使用を抑止したり、逆に通話感度を増強した
りするための携帯電話使用抑止および感度増強装置に関
する。
携帯電話の使用を抑止したり、逆に通話感度を増強した
りするための携帯電話使用抑止および感度増強装置に関
する。
【０００２】
【従来の技術】人の出入りの多い喫茶室や列車内では、
携帯電話が使われると他のお客様に迷惑となるため、携
帯電話の使用をご遠慮願いたい旨の張り紙をしたり、ア
ナウンスをしていた。
携帯電話が使われると他のお客様に迷惑となるため、携
帯電話の使用をご遠慮願いたい旨の張り紙をしたり、ア
ナウンスをしていた。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】このように従来は、特
定のエリア内で携帯電話の使用を禁止させようとした場
合、張り紙やアナウンスによりその旨を伝達していた
が、なかなか徹底できないという問題があった。一方、
地下街などでは、感度不足のために携帯電話が使用でき
ないという問題があった。
定のエリア内で携帯電話の使用を禁止させようとした場
合、張り紙やアナウンスによりその旨を伝達していた
が、なかなか徹底できないという問題があった。一方、
地下街などでは、感度不足のために携帯電話が使用でき
ないという問題があった。
【０００４】本発明は、このような従来の技術が有する
課題を解決するために提案されたものであり、喫茶室や
列車内などの特定のエリア内で携帯電話の使用を禁止さ
せたり、逆に通話感度を増強したりするための携帯電話
使用抑止および感度増強装置を提供することを目的とす
る。
課題を解決するために提案されたものであり、喫茶室や
列車内などの特定のエリア内で携帯電話の使用を禁止さ
せたり、逆に通話感度を増強したりするための携帯電話
使用抑止および感度増強装置を提供することを目的とす
る。
【０００５】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明による携帯電話使用抑止および感度増強装置
は、携帯電話の使用を不能とする妨害波を発振する妨害
波発振源と、この妨害波発振源からの信号を比較的小規
模の特定エリア内に輻射できるまでの強度に増幅する増
幅器と、上記特定エリア内に設置される内部アンテナ
と、携帯電話を良好に使用できる外部エリアに設置され
る外部アンテナと、上記増幅器の出力端または上記外部
アンテナのいずれか一方を選択的に切り換えて上記内部
アンテナに接続する切換えスイッチとを有する構成とし
てある。
に本発明による携帯電話使用抑止および感度増強装置
は、携帯電話の使用を不能とする妨害波を発振する妨害
波発振源と、この妨害波発振源からの信号を比較的小規
模の特定エリア内に輻射できるまでの強度に増幅する増
幅器と、上記特定エリア内に設置される内部アンテナ
と、携帯電話を良好に使用できる外部エリアに設置され
る外部アンテナと、上記増幅器の出力端または上記外部
アンテナのいずれか一方を選択的に切り換えて上記内部
アンテナに接続する切換えスイッチとを有する構成とし
てある。
【０００６】上述した構成によれば、上記切換えスイッ
チを増幅器の出力端子側に切り換えると特定エリア内に
妨害電波を輻射することができ、特定エリア内での携帯
電話の使用を禁止できる。一方、上記切換えスイッチを
外部アンテナ側に切り換えると、特定エリア内での携帯
電話の通話感度を高められる。
チを増幅器の出力端子側に切り換えると特定エリア内に
妨害電波を輻射することができ、特定エリア内での携帯
電話の使用を禁止できる。一方、上記切換えスイッチを
外部アンテナ側に切り換えると、特定エリア内での携帯
電話の通話感度を高められる。
【０００７】
【発明の実施の形態】以下、本発明の携帯電話使用抑止
および感度増強装置の実施形態を図面に基づき詳細に説
明する。図１のブロック図に、本装置の一実施形態を示
す。この図で、妨害波発振源１からは、携帯電話の使用
を不能とする妨害波が発振され、この妨害波信号が増幅
器２に送られる。増幅器２では、入力される妨害波信号
が、喫茶室や列車内など比較的小規模の特定エリア１２
内に輻射できるまでの強度に増幅される。増幅器２の出
力端は、例えば４個の整合器３，４，５，６を介してそ
れぞれ４連の切換えスイッチ７の一方の被切換え端子７
ｂに接続されている。この切換えスイッチ７は、連動し
て開閉される。
および感度増強装置の実施形態を図面に基づき詳細に説
明する。図１のブロック図に、本装置の一実施形態を示
す。この図で、妨害波発振源１からは、携帯電話の使用
を不能とする妨害波が発振され、この妨害波信号が増幅
器２に送られる。増幅器２では、入力される妨害波信号
が、喫茶室や列車内など比較的小規模の特定エリア１２
内に輻射できるまでの強度に増幅される。増幅器２の出
力端は、例えば４個の整合器３，４，５，６を介してそ
れぞれ４連の切換えスイッチ７の一方の被切換え端子７
ｂに接続されている。この切換えスイッチ７は、連動し
て開閉される。
【０００８】一方、外部アンテナ１７は、携帯電話を良
好に使用できる外部エリアに設置されている。例えば喫
茶室が地下街にある場合、この外部アンテナ１７は地上
に設置される。この外部アンテナ１７は、同軸ケーブル
によりブースタ１８を介して切換えスイッチ７の他方の
被切換え端子７ａに接続される。４連の切換えスイッチ
７の出力端子７ｃは、図２に示すように同軸ケーブル
８，９，１０，１１によって上記特定エリア１２の四隅
下部に取り付けられた内部アンテナ１３，１４，１５，
１６にそれぞれ接続されている。これにより、切換えス
イッチ７によって増幅器２からの妨害波信号または外部
アンテナ１７からのブースタ出力の一方を選択的に切り
換えて上記内部アンテナ１３，１４，１５，１６に送出
できるようになっている。
好に使用できる外部エリアに設置されている。例えば喫
茶室が地下街にある場合、この外部アンテナ１７は地上
に設置される。この外部アンテナ１７は、同軸ケーブル
によりブースタ１８を介して切換えスイッチ７の他方の
被切換え端子７ａに接続される。４連の切換えスイッチ
７の出力端子７ｃは、図２に示すように同軸ケーブル
８，９，１０，１１によって上記特定エリア１２の四隅
下部に取り付けられた内部アンテナ１３，１４，１５，
１６にそれぞれ接続されている。これにより、切換えス
イッチ７によって増幅器２からの妨害波信号または外部
アンテナ１７からのブースタ出力の一方を選択的に切り
換えて上記内部アンテナ１３，１４，１５，１６に送出
できるようになっている。
【０００９】つぎに、内部アンテナ１３，１４，１５，
１６の取付け構造を図３に基づいて説明する。棒状の内
部アンテナ１３，１４，１５，１６は、その下端部が取
付け金具１９の前端部にナットなどを用いて固定され
る。取付け金具１９のアンテナ後方上面に突出する突片
２０には、横断面弧状をなす金属製の反射板２１の下端
部が固定されており、これにより内部アンテナ１３，１
４，１５，１６の後方に反射板２１が配設されるように
なる。取付け金具１９の後部には、取付け板２２が下方
に向けて突出されており、この取付け板２２が特定エリ
ア１２の四隅の壁面２３にコーナー材２４を介してビス
などを用いて取り付けられる。内部アンテナ１３，１
４，１５，１６の後部に反射板２１が設けられているこ
とで、４本のアンテナ１３，１４，１５，１６から妨害
電波が有効にエリア１２内に輻射されるようになるとと
もに、外部への妨害電波の漏洩を防いでいる。
１６の取付け構造を図３に基づいて説明する。棒状の内
部アンテナ１３，１４，１５，１６は、その下端部が取
付け金具１９の前端部にナットなどを用いて固定され
る。取付け金具１９のアンテナ後方上面に突出する突片
２０には、横断面弧状をなす金属製の反射板２１の下端
部が固定されており、これにより内部アンテナ１３，１
４，１５，１６の後方に反射板２１が配設されるように
なる。取付け金具１９の後部には、取付け板２２が下方
に向けて突出されており、この取付け板２２が特定エリ
ア１２の四隅の壁面２３にコーナー材２４を介してビス
などを用いて取り付けられる。内部アンテナ１３，１
４，１５，１６の後部に反射板２１が設けられているこ
とで、４本のアンテナ１３，１４，１５，１６から妨害
電波が有効にエリア１２内に輻射されるようになるとと
もに、外部への妨害電波の漏洩を防いでいる。
【００１０】つぎに、このように構成される本装置の動
作を説明する。まず、切換えスイッチ７を被切換え端子
７ｂ側に切り換えると、内部アンテナ１３，１４，１
５，１６から妨害電波を喫茶室などのような特定エリア
１２内に輻射することができ、特定エリア１２内での携
帯電話の使用を禁止することができる。一方、切換えス
イッチ７を被切換え端子７ａ側に切り換えると、内部ア
ンテナ１３，１４，１５，１６が外部アンテナ１７に接
続されるようになるので、特定エリア１２内での携帯電
話の通話感度を高めることができる。
作を説明する。まず、切換えスイッチ７を被切換え端子
７ｂ側に切り換えると、内部アンテナ１３，１４，１
５，１６から妨害電波を喫茶室などのような特定エリア
１２内に輻射することができ、特定エリア１２内での携
帯電話の使用を禁止することができる。一方、切換えス
イッチ７を被切換え端子７ａ側に切り換えると、内部ア
ンテナ１３，１４，１５，１６が外部アンテナ１７に接
続されるようになるので、特定エリア１２内での携帯電
話の通話感度を高めることができる。
【００１１】なお、上述した実施形態では喫茶室のよう
な特定エリア１２に４本の内部アンテナ１３，１４，１
５，１６を設置しているが、特定エリア１２に設置され
るアンテナ数は限定されることはなく、１本の内部アン
テナを特定エリア１２内に設置してもよい。
な特定エリア１２に４本の内部アンテナ１３，１４，１
５，１６を設置しているが、特定エリア１２に設置され
るアンテナ数は限定されることはなく、１本の内部アン
テナを特定エリア１２内に設置してもよい。
【００１２】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、喫
茶室や列車内などの特定エリア内に妨害電波を輻射する
ことにより、従来に比べて効果的に携帯電話の使用を禁
止することができるという利点がある。一方、客数の少
なくなった喫茶室など携帯電話を使用してもよい条件が
整えられているエリアでは、スイッチを切り換えること
により室内の内部アンテナを外部アンテナに接続するこ
とができ、大幅に携帯電話の通話感度を高められるとい
う利点がある。
茶室や列車内などの特定エリア内に妨害電波を輻射する
ことにより、従来に比べて効果的に携帯電話の使用を禁
止することができるという利点がある。一方、客数の少
なくなった喫茶室など携帯電話を使用してもよい条件が
整えられているエリアでは、スイッチを切り換えること
により室内の内部アンテナを外部アンテナに接続するこ
とができ、大幅に携帯電話の通話感度を高められるとい
う利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明による携帯電話使用抑止および感度増強
装置の一実施形態を示すブロック図である。
装置の一実施形態を示すブロック図である。
【図２】特定エリア内に設置される内部アンテナを示す
平面図である。
平面図である。
【図３】内部アンテナの取付け構造を示す斜視図であ
る。
る。
１ 妨害波発振源 ２ 増幅器 ３，４，５，６ 整合器 ７ 切換えスイッチ ８，９，１０，１１ 同軸ケーブル １２ 特定エリア １３，１４，１５，１６ 内部アンテナ １７ 外部アンテナ １８ ブースタ １９ 取付け金具 ２０ 突片 ２１ 反射板 ２２ 取付け板 ２３ 壁面 ２４ コーナー材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 森山 廣満 神奈川県川崎市多摩区南生田３−10−３カ サグランデＢ203
Claims (1)
- 【請求項１】 携帯電話の使用を不能とする妨害波を発
振する妨害波発振源と、この妨害波発振源からの信号を
比較的小規模の特定エリア内に輻射できるまでの強度に
増幅する増幅器と、上記特定エリア内に設置される内部
アンテナと、携帯電話を良好に使用できる外部エリアに
設置される外部アンテナと、上記増幅器の出力端または
上記外部アンテナのいずれか一方を選択的に切り換えて
上記内部アンテナに接続する切換えスイッチとを有する
ことを特徴とする携帯電話使用抑止および感度増強装
置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9363302A JPH11178054A (ja) | 1997-12-16 | 1997-12-16 | 携帯電話使用抑止および感度増強装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9363302A JPH11178054A (ja) | 1997-12-16 | 1997-12-16 | 携帯電話使用抑止および感度増強装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11178054A true JPH11178054A (ja) | 1999-07-02 |
Family
ID=18478996
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9363302A Pending JPH11178054A (ja) | 1997-12-16 | 1997-12-16 | 携帯電話使用抑止および感度増強装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11178054A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6987978B2 (en) | 2002-07-09 | 2006-01-17 | Hitachi, Ltd. | Wireless communication restriction device, repeater and base station |
| JP2008536347A (ja) * | 2005-02-15 | 2008-09-04 | ヴォウダフォン・グループ・ピーエルシー | 無線通信のための向上したセキュリティ |
| JP2017114584A (ja) * | 2015-12-21 | 2017-06-29 | フジテック株式会社 | 通信抑止装置を備えた乗客コンベア |
| JP2019116389A (ja) * | 2019-04-24 | 2019-07-18 | フジテック株式会社 | 通信抑止装置を備えた乗客コンベア及び乗客コンベアの組合せ |
-
1997
- 1997-12-16 JP JP9363302A patent/JPH11178054A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6987978B2 (en) | 2002-07-09 | 2006-01-17 | Hitachi, Ltd. | Wireless communication restriction device, repeater and base station |
| JP2008536347A (ja) * | 2005-02-15 | 2008-09-04 | ヴォウダフォン・グループ・ピーエルシー | 無線通信のための向上したセキュリティ |
| JP2017114584A (ja) * | 2015-12-21 | 2017-06-29 | フジテック株式会社 | 通信抑止装置を備えた乗客コンベア |
| JP2019116389A (ja) * | 2019-04-24 | 2019-07-18 | フジテック株式会社 | 通信抑止装置を備えた乗客コンベア及び乗客コンベアの組合せ |
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