JPH11177584A - 通信システムおよび通信システムを動作させる方法 - Google Patents

通信システムおよび通信システムを動作させる方法

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JPH11177584A
JPH11177584A JP10279684A JP27968498A JPH11177584A JP H11177584 A JPH11177584 A JP H11177584A JP 10279684 A JP10279684 A JP 10279684A JP 27968498 A JP27968498 A JP 27968498A JP H11177584 A JPH11177584 A JP H11177584A
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communication system
network
narrowband
call
communication
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JP10279684A
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Roy Harold Mauger
ロイ・ハロルド・マウガー
Julian Frank Barry Cable
ジュリアン・フランク・バリー・ケーブル
Clive Colin Hayball
クリーブ・コリン・ヘイボール
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Nortel Networks Ltd
Original Assignee
Northern Telecom Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 災害回復、システム移行およびネットワーク
拡大の効果的なメカニズムを供給する通信システムを提
供する。 【解決手段】 広帯域ネットワークによってサポートさ
れる複数の仮想チャネル(318〜321)にアクセス
するスイッチ(314〜316)へ相互接続される複数
のネットワーク・アダプタ(302〜306)を有する
狭帯域−広帯域インタフェース(300)を含む。ま
た、複数のネットワーク・アダプタ(302〜306)
は、複数の異なる通信機能の少なくとも1つを各々サポ
ートする複数のトランク(308〜312)に結合され
る。少なくとも2つの呼サーバ(324,326)は、
狭帯域−広帯域インタフェース(300)に独立に結合
され、仮想チャネルへのトランクの相互接続を制御する
ように構成される。一方、少なくとも2つの呼サーバの
それぞれは、各グループ内の共通通信機能を共有するト
ランクのグループの相互接続を制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、J.F.Bケーブルに
よって1997年8月8日に出願され、ノーザン・テレ
コム・リミテッドに譲渡された同時出願中の米国特許出
願番号08/907,521に関連している。この出願
中の米国特許出願は、さらにPCT/GB98/023
45の「通信接続を確立するためのシステムおよび方
法」に関連する。
【0002】本発明は、また、ノーザン・テレコム・リ
ミテッドに譲渡された出願中の「再利用を支援する管理
システム・アーキテクチャを有する通信ネットワーク」
に関する。これらは、米国特許番号08/921,21
8、英国特許出願番号9724553.4、ヨーロッパ
特許出願番号98302546.1、カナダ国特許出願
番号2238603および日本特許出願番号24038
5/98に対応する。
【0003】
【従来の技術】本発明は、通常、通信システム用アーキ
テクチャおよびその動作方法に関連しており、限定はし
ないが、特に異なるリソースをサポートし、狭帯域呼制
御、サービス、および広帯域接続を使用するルーティン
グを組み合わせるネットワーク・アーキテクチャに適用
可能である。
【0004】広義において、通信システムは、通常、第
2世代、すなわち狭帯域ディジタル・ネットワーク(例
えば、移動セルラ通信システム用グローバル・システム
(GSM))と未来型の広帯域マルチメディア・ディジ
タル・ネットワーク(たとえば、ユニバーサル移動通信
システム(UMTS))間の遷移位相である。この遷移
は高データ・レートをサポートすることが必須条件とな
っており、これには映像およびインターネット・アプリ
ケーションも含まれ、現在提案されており、使用可能と
なっている。あいにく、この遷移位相は、いくつかのジ
レンマもオペレータに提示しており、そのような広帯域
システムを即座の導入すること対して警戒させる原因と
なっている。例えば、それ自由な立場の広帯域システム
が全加入者端末(携帯電話およびデータ伝送装置のよう
な)に対して受け入れられ、使用可能な標準となるま
で、システム・オペレータは現在の狭帯域インフラスト
ラクチャ技術への膨大な投資が必要であると言うことに
ついては口をつぐんでいる。実際、そのような狭帯域イ
ンフラストラクチャ技術は、すでに充実した1組のサー
ビスおよび広帯域ネットワークを展開するために再実行
すべきサービス創造環境を提供する。結果として、現在
の狭帯域システムは、狭帯域のユーザおよび広帯域のユ
ーザの両方に収容できるように適応的でなければならな
い。この記述は、特にサービスおよびシステム管理、呼
構築、異なる形のネットワーク間の相互手続きに関連す
る。
【0005】狭帯域および広帯域システム間の効果的な
移行(遷移位相)において、システム・オペレータは、
全加入者が狭帯域ネットワークに接続するが、1以上の
中間の広帯域ネットワークがこれらの狭帯域加入者間の
情報の中継をするために使用される時には、相互のシナ
リオについて特に考慮しなければならない。いかなる暫
定的なソリューションも、また、サービスおよびシステ
ム管理を最適化するべきであり、一方、成熟した広帯域
環境で再利用できるインフラストラクチャ機器を提供す
ることが望まれる。
【0006】さらに詳述すると、通信ネットワークは、
通信リソース(通常「リンク」と呼ばれる)によって接
続されるノードを含み、これらのリンクに沿ってユーザ
と制御情報を伝送する手段、およびノード中で具体化さ
れるルーティングおよび中継機能に特徴を有する特定の
ネットワーク技術を有する。「ルーティング」という用
語は、ネットワークを通じて情報が通過するパスを決定
するプロセスを記述するために使用される。一方、「中
継」という語は、1つのリンクから他のリンクへ情報を
転送するプロセスを記述する。すなわち、この情報は、
変更なしに1つのチャネル・リソースから他のチャネル
・リソースへ受け渡されることはほとんどない。ルーテ
ィングおよび中継機能は、したがって、最適化されたサ
ービスを有する効率的なシステムの発展にとって核とな
るものであり、そのような最適化には、オペレータの利
益および加入者のサービス料が本質的に関わってくる。
【0007】GSMを狭帯域ディジタル・ネットワーク
の一例と考えると、ユーザ情報および制御情報(すなわ
ち「データ」)は毎秒64kbit/sec(kbp
s)パルス・コード変調(PCM)ベアラ・チャネル上
で、時分割多重化(TDM)を使用して、インタリービ
ングされる。実際、これらのベアラ・チャネルは、それ
ぞれ16kbpsの4つの音声呼をサポートするように
フレームが組み立てられており、13kbpsのサンプ
リング符号化音声およびパリティ・チェックおよび訂正
ビット等および同期情報のような3kbit/sの付属
情報から成り立っている。データは、その後、同期TD
M交換装置のある形式(たとえば、「時間−空間−時
間」の形式)によってノード上で中継される。制御情報
(例えば、呼セットアップおよび分断メッセージ)は、
ユーザ情報としてネットワーク全体を介して同一のパス
(常に同一の物理的なパスとは限らないが)を論理的に
たどり、ルーティングの目的で各ノードで終端する。ル
ーティングは、寿命の長いルーティング・テーブルを用
いて「ホップ・バイ・ホップ」ベースで、各ノード中で
従来の方法で実行される。すなわち、ノードは次のネッ
トワーク接続への最適ルートを決定できる程度に十分に
知的である。
【0008】制御情報は、使用されるネットワークの種
類に特有のシグナリング構成によって調整される。特
に、公衆シグナリング・システムは、公衆ネットワーク
のノード間および異なるオペレータの公衆ネットワーク
間で使用される。シグナリング・システムNo.7は、
公衆シグナリング・システムの唯一の重要な例である。
アクセス・シグナリング・システムは、加入者と公衆ネ
ットワークの端ノード間で、例えば、無線電話と基地局
サブシステム(BSS)間で使用される。実際、最も共
通のディジタル・アクセス・シグナリング構成は、統合
サービス・ディジタル・ネットワーク(ISDN)DS
S1シグナリング構成(およびそれ以前の構成)および
チャネル関連シグナリング構成のような、共通チャネル
・シグナリング・システムであり、これらの両方ともア
ナログ・シグナリング・システムから導き出されたもの
である。プライベート構成は、通常、アクセス構成から
導き出されるが、安全なプライベート・ブランチ交換
(PBX)内のような個人ネットワーク内でより充実し
た機能性を有する。
【0009】一方、広帯域ネットワークは、ユーザ情報
および制御情報は、固定長または可変長「パケット」で
伝送されるというという特徴を有する。これらのパケッ
トは、ベアラ・チャネル識別子を含むヘッダを有する。
狭帯域システムとは対照的に、ユーザ情報は、各パケッ
トを(ある種の公平なアルゴリズムを用いて)順次試験
し、入力リンクおよびベアラ・チャネル識別子に応答し
て適切な出力リンクへそれを送る非同期交換装置を介し
てノード上で中継される。しかしながら、ルーティング
および制御情報伝送は、狭帯域の場合と類似しており、
シグナリング構成が技術を特定するという点でのみ異な
る。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】広帯域ネットワークの
使用および通信ネットワークの高データ・レート(例え
ば、UMTS内で用いられる2Mbpsレート)技術へ
の移行を促進するために、透明な広帯域エーテルを経由
して相互接続された狭帯域ネットワークに効果的なメカ
ニズムを供給する必要がある。言い換えれば、広帯域エ
ーテルは、データの完全性またはデータ・フローまたは
相互接続の禁止のいずれかに影響を与えることなく、狭
帯域シグナリング構成を適応させ、サポートしなければ
ならない。さらに、広帯域サービスへの加入を促進する
ため、オペレータは、信頼性は高いが、比較的低料金の
(さらに、ここでは最適化された)通信システム・アー
キテクチャを提供しなければならない。
【0011】イギリス特許出願GB−A−230936
2は、ATMネットワーク上の通信トラフィックを転送
するための単純なメカニズムを説明している。PCT出
願WO97/28629は、ATM上でSS7を運ぶた
めの相互機能に関するもので、PCT出願WO96/2
9840は、エコーキャンセル、音声拡張および音声圧
縮を有するATM上で音声が運ばれるように構成される
装置を説明している。これらの文献は、本発明が属する
技術環境の全体的な概念を記述しているのみである。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明の第1の側面によ
れば、本発明は、広帯域ネットワークによってサポート
される複数の仮想チャネル(318〜321)へのアク
セスを行う少なくとも1つのスイッチ(314,31
6)へ相互接続され、複数の異なる通信機能の少なくと
も1つを各々サポートする複数の狭帯域トランク(30
8〜312)にさらに結合される複数のネットワーク・
アダプタ(46,56)を有する狭帯域−広帯域インタ
フェース(300)と、狭帯域−広帯域インタフェース
(300)に個別に結合され、狭帯域トランクと広帯域
ネットワークの仮想チャネル間で呼の相互接続を制御す
るように構成され、通信システム機能が少なくとも2つ
の呼サーバ(324,326)間で分離されるように各
グループ内の共通通信機能をサポートするトランクのグ
ループに応答する少なくとも2つの呼サーバ(324,
326)とを備えるように構成される。
【0013】好ましくは、少なくとも2つの呼サーバは
それぞれネットワーク・アダプタ周辺機器のクラスタに
わたる狭帯域トランクから成り立っているトランクの少
なくとも1グループを含む。また、本発明は少なくとも
2つの呼サーバは、相互に排他的なトランクのグループ
に応答し、その結果、保守およびアップグレードが簡単
なモジュラ・システムになって有益である。
【0014】狭帯域トランクと仮想チャネル間の呼のル
ーティングが少なくとも2つの呼サーバのいずれか1つ
によって独立して制御可能である場合、呼サーバは相互
接続の制御が狭帯域トランク上でサポートされる通信機
能に基づくように、選択される。
【0015】呼サーバはシステム相互接続のあらゆる物
理的な変更を無視するために、本発明は、さらにネット
ワーク・アダプタの物理アドレスに少なくとも2つの呼
サーバによって使用される論理アドレスをマッピングす
る手段を含む。ここで、この論理アドレスは物理アドレ
スから独立している。また、実際、好ましくは、本発明
は、関連の第1の論理アドレスを有する第1のネットワ
ーク・アダプタの物理アドレスを、それと関連する第1
の論理アドレスを有する異なるネットワーク・アダプタ
の異なる物理アドレスに翻訳する手段を含む。この翻訳
はシステム・メモリに記録され、格納される。
【0016】本発明の第2の側面によれば、本発明は、
広帯域ネットワークによってサポートされる複数の仮想
チャネル(318〜321)へのアクセスを行う少なく
とも1つのスイッチ(314,316)へ相互接続さ
れ、複数の異なる通信機能の少なくとも1つを各々サポ
ートする複数の狭帯域トランク(308〜312)にさ
らに結合される複数のネットワーク・アダプタ(46,
56)を有する狭帯域−広帯域インタフェース(30
0)と、狭帯域−広帯域インタフェース(300)に個
別に結合され、狭帯域トランクと広帯域ネットワークの
仮想チャネル間で呼の相互接続を制御するように構成さ
れる少なくとも2つの呼サーバ(324,326)とを
含む通信システムを配置する方法において:呼サーバ間
の複数のネットワーク・アダプタに関連する機能を分離
し、それによって、少なくとも2つの呼サーバのそれぞ
れは共通通信機能を共有するトランク・グループの相互
接続を制御するように構成される。
【0017】本発明の第3の側面によれば、本発明は、
広帯域ネットワーク(446)に結合されるネットワー
ク・アダプタの第1(302)および第2のクラスタ
と、伝送ネットワーク(444)を経由してネットワー
ク・アダプタのクラスタに結合される複数の交換機(4
40,442)を含み、その複数の交換機は、それぞれ
ネットワーク・アダプタと広帯域ネットワーク間の情報
のルーティングの制御に応答する関連の呼サーバ(32
4,326)を有し、その関連の呼サーバは機能が少な
くとも2つの呼サーバ間で分散するように異なる通信シ
ステム機能をサポートする通信システムを動作させる方
法において:第1のクラスタ(302)を用いて、広帯
域ネットワーク(446)と第1のクラスタ中のネット
ワーク・アダプタに結合される加入者端末間で情報をル
ーティングし、第2のクラスタ(306)を逆通信リソ
ースとして保持し、第1のクラスタ(302)の故障を
検出し、加入者端末と広帯域ネットワーク間の情報のル
ーティングを禁止し、第2のクラスタを介して加入者端
末を広帯域ネットワークにクロス接続するための伝送ネ
ットワークを再構成して、加入者端末と広帯域ネットワ
ーク間の情報のルーティングを再構築するように構成さ
れる。
【0018】本発明の第4の側面によれば、本発明は、
狭帯域トランクを広帯域ネットワークの仮想チャネルへ
接続する複数の狭帯域−広帯域インタフェース(402
〜408)に結合され、異なる通信システム機能をサポ
ートすることが独立できる少なくとも2つの呼サーバ
(422,424)を含む通信システム中でシステム・
ソフトウェアをアップグレードする方法において:まず
第1の呼サーバ(424)を使用し、仮想チャネルへの
狭帯域トランクの接続を管理するシステム・ソフトウェ
アを動作させ、ソフトウェア・アップグレードを第2の
呼サーバ(422)にロード(430)し、狭帯域トラ
ンクのサブセットを第1の呼サーバから第2の呼サーバ
へ再ルーティングし、狭帯域トランクのサブセットを仮
想チャネルに接続するために第2の呼サーバ上でソフト
ウェア・アップグレードを行い(432)、前記のアッ
プグレード動作ステップは第1の呼サーバを継続的に使
用することによって、狭帯域トランクを仮想チャネルへ
接続することを監視し、通信システム機能に関連してソ
フトウェア・アップグレードの効果を評価する(43
3)ステップを含むように構成される。
【0019】有益なことに、本発明は、サービスの提供
を最適化する通信システム・アーキテクチャを提供する
一方、システムの信頼性を向上させ、全体的なシステム
の性能を高めるように迅速に適応できるモジュラ化され
た柔軟性とスケーラビリティのあるシステムを構築する
機能を提供する。実際、本発明によって、ネットワーク
上でインフラストラクチャの分散が可能となり、標準対
応の通信ネットワークを維持する。
【0020】
【発明の実施の形態】実施の形態1.非同期モード(A
TM)アーキテクチャのような中間の広帯域ネットワー
クを介して狭帯域加入者の相互接続を実施する主な方法
は明らかに2つある。すなわち、相互機能は、狭帯域と
広帯域のネットワーク間の各境界で行われ(専用かつリ
バーシブルの符号化交差は各狭帯域/広帯域情報へ適用
される)、または狭帯域情報は広帯域サブネット上でカ
プセル化され、それによって狭帯域情報は広帯域フレー
ム構造を用いてパッケージ化される(したがって、元の
符号化された狭帯域情報の完全性およびフォーマットは
全て維持される)。例えば、符号化音声または特定のデ
ータ・トラフィックなどのユーザ情報に関しては、相互
機能およびカプセル化メカニズムの両方が可能で、これ
は、一般的に通信システム内でのコーディングの条件を
複雑化し、拡張する追加のプロセス・ステップを単に示
すのみであった。しかしながら、接続を構築し、保持す
るために必要な制御情報に関連して、上記の両方のアプ
ローチに関する多くの欠点、利点が存在する。特に、こ
れらのサービスが広帯域ネットワークによって独立して
維持されない場合でも、カプセル化によって、既存サー
ビスはサポートできる。さらに、カプセル化は実行が簡
単である。一方、相互機能は各相互点(すなわち、狭帯
域/広帯域の境界)において局所的にしか要求されず、
また、単一呼において狭帯域および広帯域の加入者の参
加をサポートできるメカニズムを提供する。
【0021】図1は、狭帯域通信ノード10の抽象モデ
ルを示すブロック図を示す。地上通信線電話またはモデ
ムのような多くの加入者端末12は、典型的には、複数
のライン・インタフェース14,15に結合される(動
作システム用には1インタフェースのみ必要である
が)。複数のライン・インタフェース14,15は、そ
れぞれ、交換装置16にそれぞれ接続され、この交換装
置16はその入力を適切な出力へルーティングするよう
に構成される。また、複数のライン・インタフェース1
4,15は、また、例えば、狭帯域ネットワーク10上
のセットアップおよび分断などの管理および制御を行う
ように構成される呼サーバ18に結合される(通常は、
個別ベース)。呼サーバ18は、さらに交換装置16に
結合される。トランク・シグナリング・インタフェース
20は、狭帯域ネットワーク10内で使用されるシグナ
リング構成をデコードおよび解釈するように動作し、呼
サーバ18と交換装置16間に結合される。交換装置1
6からの出力は、複数のトランク・インタフェース2
2,24に結合される(1つの動作システムには1つの
みが供給されることが必要だが)。さらに、狭帯域ネッ
トワーク10内で、複数のトランク・インタフェース
は、PBXまたはBSSのような2次交換機26に結合
される。
【0022】用語「加入者端末」は、単にラインまたは
トランク・インタフェース用の特定の端点接続を表現す
るために使用される。
【0023】ユーザ情報(トラフィック)28,30
は、ライン・インタフェース14,15またはトランク
・インタフェース22,24を介して狭帯域インフラス
トラクチャへ入る。各加入者からの制御情報は、ライン
・インタフェース14,15を介して入る。一方、接続
中継ネットワークからの制御情報、すなわちノード間シ
グナリングは、トラフィック30のような同一トランク
を介して、または専用チャネル・リソースの使用を経由
して入ることが可能である。呼サーバ18は、着呼リク
エストを処理し、適切な出トランクまたはラインを選択
する。さらに詳述すると、呼サーバ18は(交換装置1
6を経由して)特定ラインの特定トランクへの接続を加
入者端末12間の接続および切断を特定する装置制御メ
ッセージ32の使用を介して制御する。
【0024】狭帯域システムの大部分の呼は双方向であ
るが、ここでは、片方向接続に関連した命名法を導入す
ると便利である。すなわち接続(TA、TB)は、端末
TAから端末TBへの片方向接続を指し、(TB、T
A)は逆方向の補完(または独立してサポートされる)
接続を指す。
【0025】図2は、本発明において必要とされる狭帯
域と広帯域ネットワーク間の加入者端末相互接続のため
の基本原理を図示するブロック図である。この図におい
て、広帯域ネットワークは、ユーザ情報および/または
制御情報を伝送するために使用される。図1の従来の狭
帯域ネットワークと狭帯域ネットワークを相互接続する
広帯域ネットワーク間のアーキテクチャの違いをより容
易に理解するために、共通のインフラストラクチャは同
一の参照番号を使用する。
【0026】第1のノード40において、地上通信線電
話またはモデムのような(明確性のために図示されな
い)、多くの加入者端末は、典型的には、複数のライン
・インタフェース14,15に結合される(1つの動作
システムには1インタフェースのみ必要であるが)。複
数のライン・インタフェース14,15は、それぞれ、
交換装置16に接続され、その交換装置16は入力を適
切な出力へルーティングするように構成される。また、
複数のライン・インタフェース14,15は、例えば、
狭帯域ネットワーク10上のセットアップおよび分断な
どの管理および制御を行うように構成される呼サーバ1
8に結合される(通常は、個別ベース)。
【0027】呼サーバは、中でも、実際のトランクおよ
び「仮想トランク」(目的については、後述)の両方に
関連した回線インジケータ・コード(CIC)を格納す
るように構成されるメモリ19に結合される。さらに詳
述すると、このメモリ19は、これらの実トランクまた
は仮想トランクのそれぞれに対して「ビジー」または
「空」状態を記録する。呼サーバ18は、さらに接続ブ
ローカ44に結合され、その後、バス45を介して交換
装置16に結合される。接続ブローカ44は、図1の従
来の狭帯域ネットワークから本発明のシステム・アーキ
テクチャへの最初の出発点となる。トランク・シグナリ
ング・インタフェース20は、狭帯域ネットワーク内で
使用されるシグナリング・スキームを復号し、解釈する
ように構成され、呼サーバ18と交換装置16間に結合
される。交換装置16からの出力は、複数のトランク・
インタフェース22,24に結合される(1つの動作シ
ステムには1インタフェースのみ必要であるが)。複数
のトランク・インタフェースは、ここでも、狭帯域ネッ
トワーク中でPBXまたはBSSのような2次交換機
(明確性のために図示されない)に結合される。
【0028】さらに、交換装置16は、第1のトランク
・ネットワーク・アダプタ46に結合され、それによっ
て、例えば非同期伝送モード(ATM)の動作に対して
実行される広帯域ネットワーク48と狭帯域ネットワー
クとの相互接続および相互動作を可能にする。さらに詳
述すると、46の相互接続は、ネットワーク端スイッチ
50を経由して行われ、制御ライン51によって接続ブ
ローカ44に結合され、それによって制御される。トラ
ンク・ネットワーク・アダプタ46と広帯域ネットワー
ク端スイッチ50とを組み合わせた機能については、後
述する。その後、この狭帯域ネットワーク52,54
は、同様にして各トランク・ネットワーク・アダプタ5
6,58および広帯域ネットワーク端スイッチ60,6
2を介して広帯域ネットワーク48に結合される。その
他の狭帯域ネットワーク52,54は、上記と同じよう
に、インフラストラクチャ・アーキテクチャを介して実
現される。
【0029】広帯域ネットワーク48は、さらに典型的
に異なるネットワークである第2のノード64に結合さ
れ、接続65を介して接続ブローカ44へも応答する。
第2のノード64は、通信バス67を介してトランク・
シグナリング・インタフェース20と通信できるように
構成される。さらに、広帯域ネットワークは、加入者端
末(図示されない)間のビデオ電話のような2地点間の
広帯域ネットワークをサポートしてもよい。
【0030】「ノード」および「交換機」という用語は
置き換え可能なもので、例えば異なるオペレータによっ
て動作される異なる狭帯域ネットワークなど、スタンド
・アロン・ネットワークを表現するために使用される。
【0031】通信システム内の狭帯域シグナリングは、
通常、呼サーバ18によって制御されるが、広帯域シグ
ナリング、すなわち中間の広帯域ネットワーク48を介
して異なる狭帯域ネットワーク52,54間で送られる
シグナリングは、接続ブローカ44によって制御され
る。結果として、呼サーバ18は、広帯域シグナリング
相互接続および動作に関連していない。
【0032】狭帯域ライン・インタフェース14,1
5、トランク・インタフェース22,24、および交換
装置16は、広帯域ネットワーク48およびゲートウェ
イ機能を提供するトランク(すなわち狭帯域/広帯域)
ネットワーク・アダプタ46,56,58によって補完
される。特に、トランク・ネットワーク・アダプタ4
6,56,58は、トラフィック(ユーザ情報)相互機
能およびシグナリング(制御情報)カプセル化を行い、
このシグナリングは、呼サーバ18へ最終的に中継され
る。
【0033】接続ブローカ44によって実行される機能
は、呼サーバ18に均一接続66を提供するために使用
される。これは接続が狭帯域ネットワークまたは広帯域
ネットワークを横断する(その内部のみで行われる)か
否か、または、この場合、接続が狭帯域および広帯域ネ
ットワークの両方を横断することとは無関係で行われ
る。このため、統一された端末名空間識別子(すなわち
標準アドレス・フォーマット)を通信システム全体、す
なわち狭帯域および広帯域システムの両方の全端末に使
用しなければならない。
【0034】(例えば、特定のオペレータが所有する)
単一の狭帯域ネットワーク中での狭帯域から狭帯域への
接続に対して、接続ブローカ44は、交換装置16へ接
続メッセージを接続45を介して渡す。それによって、
図1の従来の狭帯域ネットワークと機能的に同一に見え
るように透明的に動作する。その後、狭帯域ネットワー
クの交換装置16は、既知の技術に従って接続を構築
し、広帯域ネットワーク48を使用しない。広帯域から
広帯域への接続に対して、接続ブローカ44は広帯域お
よび/またはトランク・ネットワーク・アダプタ46,
56,58に指示して、呼接続の接続または切断を行
う。それによって標準広帯域の動作を模擬する。
【0035】しかしながら、狭帯域から広帯域への接続
は同時に行わなければならない。特に、接続ブローカ4
4は、狭帯域ネットワーク中の呼サーバ18を経由し
て、交換装置16に指示を出すと共に、呼のルーティン
グ・パスを空き状態に保ち、適切なチャネル・リソース
の割り当てのために広帯域ネットワークのトランク・ネ
ットワーク・アダプタ46と交渉する。両方のパスが決
定されると、接続ブローカ44は専用メッセージを交換
装置16へ送信し、トランク・ネットワーク・アダプタ
46は接続を構築する。これによって、呼サーバにおい
て接続抽出が実現される。
【0036】動作通信システムにおいて、オペレータ間
の互換性は望ましいが、必須条件ではない。したがっ
て、異なる「混合ノード」間での相互接続(通常「ゲー
トウェイ」と呼ばれる)を構築することは、重要なこと
である。本文において、「混合ノード」という用語は、
異なるオペレータによって動作され、それぞれが切換可
能な狭帯域/広帯域機能および定義されたサービス機能
を有する異なるネットワークを表現するために用いられ
る。しかしながら、中間の広帯域ネットワークは、これ
らのサービス(または同様の性質を有するあらゆるサー
ビス)をサポートせず、または定義された狭帯域サービ
スをセットアップするために必要とされる狭帯域制御チ
ャネル・シグナリングも解釈されない。すなわち異なる
隣接交換機間で異なるシグナリング・プロトコルがあ
る。この場合、(中間の広帯域ネットワーク48を経由
して)狭帯域ネットワークの相互接続は、各ネットワー
クに存在する分離した呼サーバおよび接続ブローカの機
能調整を必要とする。
【0037】図3は、図2の接続ブローカ44の抽象ア
ーキテクチャを示す。ハードウェアの実行は特定の要件
に依存(さらにはそれによって決定)するが、典型的な
実行は、既存の狭帯域電話交換の機能も拡張する。図3
の接続ブローカ44は、説明のための一例であり、典型
的には制御プロセッサによって実現される分解知能装置
を含む。分解知能装置68の機能については後述する。
ネットワークの特定ロケーション・アドレス上の均一端
末番号をマッピングする端末番号データベース69は、
分解知能装置68に結合される。時分割多重化(TD
M)交換装置アダプタ70(TDM狭帯域システムの場
合において)は、分解知能装置68(クライアント・オ
リエンテッド・インタフェース・ポートを介して)とT
DM交換装置インタフェース72(図2の交換装置16
に類似)間のプロトコル変換を行う。典型的には、専用
接続プロトコル72は、分解知能装置68とTDM交換
装置アダプタ70間で使用されるが、この場合は必要な
い。また、広帯域ネットワーク・アダプタ73も、クラ
イアント・インタフェース・ポート71を経由して分解
知能装置68に結合される。分解知能装置68および広
帯域ネットワーク・アダプタ73間の通信は、典型的に
は、専用接続プロトコル72に基づいている。広帯域ネ
ットワーク・アダプタは、図2のトランク・ネットワー
ク・アダプタ46に類似している。付属ネットワークま
たはサービス用のその他のアダプタ74は、クライアン
ト・インタフェース71を介して分解知能装置68に結
合されてもよい。
【0038】広帯域ネットワーク・アダプタ73および
その他のアダプタ74は、したがって、制御ライン51
または適切な通信リソース75を介して広帯域ネットワ
ーク端スイッチ50にそれぞれ結合される。また、分解
知能装置68は、サーバ・インタフェース・ポート76
に結合され、ライン66を介して相互接続装置を呼サー
バ18へ供給する。また、サーバ・インタフェース・ポ
ートは、接続ブローカ44の分解知能装置68を、2次
ポート77(「ピア接続ブローカ(CB)・サーバ・イ
ンタフェース」と呼ばれる)を経由して、他の接続ブロ
ーカ(図4に図示)に相互接続するように構成される。
同様に、クライアント・インタフェース71も、3次ポ
ート78(「ピア接続ブローカ・クライアント・インタ
フェース」と呼ばれる)に結合され、この3次ポート7
8は、接続ブローカ44の分解知能装置68を他の接続
ブローカへ主に接続される加入者端末に結合させる(図
4に図示)。
【0039】従来の電話交換機は、典型的には、複数の
故障許容制御を行うプロセッサを有する分散処理アーキ
テクチャおよびプロセッサ間通信装置を有するが、この
交換装置は、特殊プロセッサによってサポートされても
よい。
【0040】図3の接続ブローカ44は、故障許容制御
を行うプロセッサ内、すなわち分解知能装置68内で1
組のリアルタイム処理をサポートする。接続ブローカの
プロセッサ間通信装置(専用接続プロトコル72によっ
てサポートされる)は、交換装置16および呼サーバ1
8とを通信するために使用される。上述のように、接続
ブローカ44は、典型的には、広帯域インタフェースを
用いて、広帯域ネットワークを制御できるようにする
が、接続ブローカ44はプロセッサ間通信装置を使用し
て、トランク・ネットワーク・アダプタ上の広帯域イン
タフェースへアクセスしてもよい。しかしながら、通信
ネットワークは広帯域指向へと進展するにしたがって、
呼サーバ18および接続ブローカ44は、広帯域ネット
ワーク48に直接接続される広帯域インタフェースのみ
と共に、プロセッサ上に常駐してもよい。その後、狭帯
域接続装置には、広帯域制御インタフェースが供給され
る。
【0041】図4は、中間の広帯域ネットワークを介し
て加入者端末を接続するためのシステム・アーキテクチ
ャおよび関連メカニズムを示す図である。例えば、デー
タ呼が第1のノード上の端末TA(例えば地上通信線電
話)12と第2のノード52上の端末TB(例えばコン
ピュータ内のモデム)85の間でサポートするために、
狭帯域ノード間の既存の共通シグナリング関係が使用さ
れる。広帯域ネットワークは狭帯域ネットワーク間でト
ラフィックを中継する機能のみを必要としているため、
システム間で相互接続を提供するのは共通狭帯域帯域シ
グナリング・リンク(またはリソース)79およびプロ
トコルの構築である。狭帯域トラフィックの修正が必要
とされるため、広帯域ネットワークは、結果的に、透明
チャネル・リソースとして現れる。
【0042】第1のノード40および第2のノード52
は、それぞれトランク・ネットワーク・アダプタ46お
よび56、接続ブローカ44および80、呼サーバ18
および81を含み、複数のファントム(または「仮
想」)トラフィック・トランクを提供する共通狭帯域シ
グナリング・リンク79上で、永久的に結合される。し
たがって、呼サーバ18および81は、追加のシグナリ
ング・リソース82,83によって異なる狭帯域ネット
ワーク(図示されない)の他の呼サーバ(図示されな
い)に接続される可能性がある。呼サーバ18および8
1は、それぞれ、接続ブローカ44および80に結合さ
れ、その後、トランク・ネットワーク・アダプタ46お
よび56に結合される。トランク・ネットワーク・アダ
プタ46および56は、広帯域ネットワーク48を経由
して共に結合され、接続ブローカ44および80は仮想
リンク84によって相互接続される。端末12は、トラ
ンク・ネットワーク・アダプタ46に結合され、端末T
B85はトランク・ネットワーク・アダプタ56に結合
される。
【0043】シグナリング・リンク79は、2つの呼サ
ーバ18および81間で永久的に接続されるが、この接
続は、無線周波数リンクによって動的に割り当てられ、
または供給されてもよい。実際、ネットワークAとネッ
トワークB間の狭帯域ゲートウェイ・ノードとして第1
のノード40および第2のノード52が以前に存在する
場合、実際の狭帯域E1トランクは、すでにこれらの2
つの交換間で存在する。そのため、シグナリングは、こ
れらのE1トランクのタイムスロット、すなわち従来技
術での16のタイム・スロット中で運ぶことが可能であ
る。一方、北米ベースのシステム中で、2つの異なる交
換機は、共通STPネットワークに接続される。しかし
ながら、広帯域ネットワーク48が配置されると、相補
シグナリング帯域幅は、広帯域ネットワークを経由して
リンクを構築することによってサポートすることが可能
である。それにもかかわらず、これらの複数のパスは、
単一の論理「シグナリング関係」を表し、それによって
SS7ユーザ部分(すなわち呼サーバ)は通信および相
互動作を行うことができる。
【0044】2つの接続ブローカ44と80間で構築さ
れる仮想リンク84は、永久的な「通信するための機
能」を提供する。したがって、仮想リンク84は、AT
M仮想チャネル接続の形式をとる。しかしながら、SS
7ネットワークが、例えば、TCAPに関連して、この
通信用のベアラ手段として使用されることも可能であ
る。接続ブローカ44と80間、ネットワーク・アダプ
タ46,56間および交換装置間の通信リンクは永久的
であるが、ネットワーク・アダプタ46,56間および
相互接続された加入者端末TA12,85間でトラフィ
ックを運ぶ接続は、特定の発呼中またはそれらの呼の特
定部分に対して接続し、切断される。
【0045】本システムは、各呼サーバ18および81
と各接続ブローカ44および80間に主に常駐する各交
換装置間で少なくとも2つ(おそらく数十から数千)の
割り当て可能なシグナリング・チャネル・リソースまた
は「仮想トランク」を供給するために動作する。その
後、このノードは狭帯域シグナリングを用いて、いずれ
かのノードでのファントム(すなわち「仮想」)端末の
存在の有無をシミュレーションする。これらの仮想トラ
ンクは、単一ノード専用となる。そのため、このシステ
ムは、第1のノード40から第2のノード52へ、また
はその逆の片方向で呼を形成する。したがって、2つの
ノード間の仮想ルートは、各方向に1つずつ、2つのグ
ループの仮想トランクを含む。このメカニズムによっ
て、同一の仮想トランクが各ノード・トランクによって
補足された場合に発生する望ましくない影響は回避され
る。利点として、仮想トランクは、各狭帯域ネットワー
ク間に存在する実際の通信リソースを結合しない。
【0046】異なる交換機(すなわち異なるノード)間
の呼設定メッセージの構造、内容および機能について、
図4および広帯域ネットワーク間のマルチ・ノード通信
を構築するために必要とされる手続きステップを図示す
る図5のフローチャートを参照すると、良く理解するこ
とができる。
【0047】端末TAからの着呼(すなわち「初期アド
レス・メッセージ」、IAM)は、第1のノード40で
受け取られ(200)、呼サーバ18は着呼メッセージ
を受け取って呼が第2のノード52へルーティングされ
る必要があることを決定する。着呼は、少なくとも被呼
者、すなわちTBの電話番号と共に、TAと呼サーバ1
8間に割り当てられるトランクに関するCICを含む。
さもなければ、この電話番号は、後続の通信において、
TBが使用するポート・アドレスを示さないため、呼サ
ーバによる使用するためのルーティング指示を主に供給
する。このように、電話番号はTBのアドレス位置を表
わさないが、有効な交差ノードアドレスに到達するため
には、後で入れ換える必要がある。
【0048】着呼の受信に反応し、実際の通信リソース
(すなわち、例えば、64kbps音声をサポート可能
な実際の通信リンク)を保存するために第1の呼サーバ
18は、空き仮想端末PTxを選択し、この仮想端末を
使用してそれ自体と第2のノード52に位置する第2の
呼サーバ81間に仮想トランクを構築する(202)。
実際、呼サーバ18は、関連メモリ19からの空き仮想
端末PTxを示す、使用可能で、ノードが一意の(「分
離」)アドレス・フィールドを選択する。実は、この空
き仮想端末PTxは、仮想トランクの停止しているアド
レスを識別する。
【0049】典型的には、仮想端末の識別子は、2つの
呼サーバ18、81に関連したポイント・コードおよび
仮想トランクのCICから成り立つ。この例において、
2つの呼サーバのポイント・コードの順番は、通信のた
めの関連方向を識別する。
【0050】第1の呼サーバ18は、その後、仮想トラ
ンクを使用して、その仮想トランクに関連したCICか
ら構成される修正された呼メッセージを、TBの有効な
電話番号と共に、(第2のノード52の第2の呼サーバ
81へ)中継する(204)。したがって、第2の呼サ
ーバ81はTBの電話番号を使用可能で、例えば、TB
があらゆる有意の情報をまだ受け取っていなくても、T
Bに関する通信システムにおいて何かが存在するという
事実をTBに警告する。残念ながら、この時、この修正
呼メッセージ内で通信または符号化が行われないため、
TAと第1の呼サーバ18間の接続に関するCICは第
2のノード52で消失する。すなわち、第1のノード4
0の呼サーバ18は、第2のノード52の呼サーバ81
に、仮想トランク上で修正された着呼メッセージを送信
する(104)ことによって着呼(100)を通知し、
TAから受信される、ダイヤルされたディジット(すな
わち被呼者のアドレス)を渡す。
【0051】さらに、この着呼(100)に応答して、
第1のノード40の接続ブローカ44は、PTxとTA
間に仮想オフィス間パスを構築する(206)。この
時、オフィス間パスに関連する情報は、典型的には、分
解知能装置68によって端末番号データ・ベース69に
格納される。すなわち、端末TAは、仮想端末PTxに
結合される。また、第1の接続ブローカ44は、トリガ
され、(第2の呼サーバ81への)修正呼メッセージの
通信を行う。
【0052】特に、この修正呼メッセージの送信とほぼ
同時に、第1のノード40の第1の接続ブローカ44
は、仮想端末PTxが第2のノード52への出仮想トラ
ンクの一端である旨を知る。したがって、第1の接続ブ
ローカは、接続リクエスト106を仮想リンク84を介
して第2の接続ブローカ80に渡す(208)。この接
続リクエストは、仮想トランクのCICおよび(TAお
よび第1の呼サーバ18間のトランクに割り当てられた
元のCICからおそらく導き出される)TAの識別子を
含む。典型的には、呼発生ユニット、すなわちTAの実
アドレスが送信される。
【0053】第2のノード52は、第2の仮想端末PT
y上に仮想トランクの受信回線インジケータ・コード
(CIC)をマッピングすることによって、(仮想トラ
ンク上で受信される)修正着呼メッセージに応答する
(210)。ここでも、第2の仮想端末PTyは、その
関連メモリ82から、第2のノード52の第2の呼サー
バ81によって選択され、メモリは更新されて、PTy
が仮想トランクの終端点を表すことを記録する。仮想端
末PTyの選択は一意であることを基本とする。
【0054】修正着呼メッセージを受信する第2の呼サ
ーバ81に応答して、第2のノード52は、着呼の宛先
は最終的に端末TBにあるということをすでに知ってい
る。したがって、適宜に、第2の呼サーバ81は、TB
から第2の仮想端末PTyへ接続を(仮想トランクと呼
加入者TB間の第2の仮想オフィス間パス・リクエスト
の形式で)要求し、従来のシグナリングを用いて着呼リ
クエストをTBへ供給する(212)。
【0055】さらに、第2の接続ブローカ80の分解知
能装置は、両方のリクエストの(任意の順番による)受
信に応答して、2つの仮想端末PTxおよびPTyを分
解し(214)、2つのリクエスト「TAをPTxに接
続」および「TBをPTyに接続」を「TAをTBに接
続」という単一の実接続リクエストに変換する。特に、
第の接続ブローカ80は、仮想トランク用の共通CIC
が存在するという事実を推論できるため、TAとTB間
の直接接続のための条件は、この共通性によって識別さ
れる。その後、第2の接続ブローカ80は、第2のトラ
ンク・ネットワーク・アダプタ(NA)56を介してT
AとTB間で実際のトランク接続を構築する(21
6)。ほぼ同時に、(第2のノード52の)第2の接続
ブローカ80は、TBへのパスが配置されることを(第
1のノード40の)第1の接続ブローカ44に教える
(218)。
【0056】呼の端末TBによる受諾および第2の呼ブ
ローカ80による接続の確認は、第2の呼サーバ81か
ら第1の呼サーバ18へ通知され、第1の接続ブローカ
44も、TBへのパスが配置されることを、関連の呼サ
ーバ18に通知する(116)。この時点で、第1の呼
サーバ18は、呼に対する請求を開始してもよい(22
0)。
【0057】先に詳述した呼設定手続に対する補完的な
意味で広帯域接続の分解が行われ、発呼している全時間
中、仮想トランクはそのままの状態を保つ。熟練した受
信者は、広帯域呼を解除するために、呼サーバは狭帯域
(すなわちSS7)通信用の標準手続きを用いて呼を解
除することがわかる。特に、この手続きの一部として、
両方の呼サーバは、それらの各接続ブローカにリクエス
トを発行する。その後、仮想トランクの出力端の接続ブ
ローカは、仮想トランクのCICを送ることによって他
の接続ブローカへ解除リクエストを渡す。終端接続ブロ
ーカは、最初に受け取る2つのメッセージのいずれかを
受け取ると、広帯域接続の解除を発行する。仮想トラン
クは両方の呼サーバに広帯域接続が解除されたことを
(各接続ブローカによって)知らされるまで、再利用で
きない。
【0058】各仮想端末用の代表的なアドレス・フォー
マットは、典型的には、実際の(すなわち仮想上ではな
く物理的な)端末に対して使用されるフォーマットの特
別な場合になるように構成される。ASN.1オブジェ
クト識別子は、仮想トランクを識別するために使用でき
る。一方、パーティションされたE.164アドレスま
たはE.164のスーパーセットを使用してもよいが、
単純なSS7ベースの実行に対し、組変数(OPC,D
PC,CIC)は、トランクを(実かまたは仮想(架
空)か)一意的にに識別子できる。しかしながら、電話
のような非SS7端末に対して、他の構成が必要とされ
る。例えば、CICフィールドは、(通常の16ビット
ではなく)32ビットまで拡張されることが可能で、D
PCはOPCと同等となり「ライン」タイプの端末を識
別するが、一方、CICは交換機上のラインを識別する
ために使用されることも可能である。しかしながら、通
常、仮想トランクを構築するための唯一の要件は、接続
ブローカが仮想トランクが着信または出力のいずれであ
るかなど、(端末番号データ・ベース69において)適
切にタグが付けられ、記録されることである。
【0059】図2の一般的なアーキテクチャを再度参照
すると、ATMネットワークおよび国際電気通信連盟、
通信部門(ITU−T)シグナリング・システムNo.
7は、それぞれ広帯域ネットワークおよび狭帯域制御シ
グナリングを実行するために使用できる。
【0060】特に、狭帯域帯域ノードは、ITU−Tシ
グナリング・システムNo.7のISDNユーザ・パー
ト(ISUP)を使用して、他の交換機(例えば狭帯域
ネットワーク52)と通信し、マルチ・ノードの動作を
サポートする。この交換機は、いくつかの狭帯域ライン
を直接終端し、非同期転送モード(ATM)ネットワー
ク48に接続されるトランク・ネットワーク・アダプタ
46を介して狭帯域トランクを終端する。トランク・ネ
ットワーク・アダプタ46は、ATM構成へのベアラ・
チャネルを翻訳する。このとき、各ベアラ・チャネルと
ATM仮想チャネル(VC)アドレス間には、1対1の
関係が存在する。典型的には、広帯域ネットワーク端ス
イッチ50、60,62、さらにトランク・ネットワー
ク・アダプタ46,56,58は、トラフィックベアラ
・チャネルおよび制御ライン51用のATMフォーラム
・ユーザ・網インタフェース(UNI)バージョン4.
0インタフェースを用いてATMネットワーク48へ接
続される。一方、接続ブローカは、UNI4.0のプロ
キシ・シグナリング・オプションを用いてトランク・ネ
ットワーク・アダプタ46,56,58へQ.2931
接続を構築する。
【0061】他の交換機への狭帯域シグナリングは、既
存の狭帯域接続を使用でき、または回線エミュレーショ
ンまたはフレーム送付のいずれかを用いてネットワーク
・アダプタ(例えば46,58)および広帯域ネットワ
ークを介してルーティングが可能である。この概念は全
シグナリング構成および準関連シグナリング構成の両方
に適用可能である。他の混合モード・ノードへの接続
は、同様の方法で実行される。
【0062】接続ブローカ44は、狭帯域−狭帯域リク
エストを狭帯域交換装置16に渡すが、広帯域−広帯域
接続(同一ノード内において)は、プロキシ・シグナリ
ングを用いて接続を直接設定する。狭帯域−広帯域接続
に対しては、2つのリクエストが必要とされる。それら
は、狭帯域交換装置16へのリクエスト、およびネット
ワーク端スイッチ50、60,62へのリクエストであ
る。しかしながら、広帯域−仮想端末接続に対して、接
続ブローカは接続リクエストを仮想ルートの他端にある
第2の接続ブローカ(図3、参照番号70)へ渡す。そ
の後、この接続は、第2の接続ブローカ70から発生し
たプロキシ・シグナリング構成を用いて行われる。ここ
で注意したいのは、本発明は、仮想端末が広帯域端末と
して使用されており、狭帯域−仮想端末接続は、狭帯域
−広帯域接続および広帯域−仮想端末接続の組み合わせ
として扱われている点である。
【0063】また、サービス相互機能も、中間で結合さ
れる広帯域ネットワークを有するネットワークへ適用可
能である。この例において、呼サーバ間の相互接続は、
請求およびスクリーニングのようなゲートウェイ機能を
提供できるが、接続ブローカによって狭帯域端末間にエ
ンド・ツー・エンドの接続が可能となる。同様に、その
他の点で、各狭帯域ネットワークが使用できないシグナ
リング相互機能は、仮想トランクを介して呼サーバと共
に接続することによって、供給できる。
【0064】このように、第2の接続ブローカは2つの
接続リクエストが同一の仮想トランクの反対の端で受け
取られたことを認識し、それに応答して、第1の加入者
端末12および第2の加入者端末68間に広帯域ネット
ワークを経由した直接ルートを構築する。
【0065】したがって、概略的に上述された接続メカ
ニズムは、中間の広帯域ネットワークを経由した混合ノ
ードの相互接続を供給する。これがなければ、解釈する
ことができず、したがって、狭帯域ネットワーク内で個
別に使用される制御チャネル・シグナリング・プロトコ
ルをサポートすることもできない。このような動作は、
例えば、狭帯域シグナリング・ソフトウェアが組み込ま
れた(広帯域ネットワークの)修正トランク・ネットワ
ーク・アダプタによってサポートが可能であるが、通
常、異なるインフラストラクチャ交換機間で発生する。
結果的に、このメカニズムを使用して共通制御チャネル
を構築することによって、修正トランク・ネットワーク
・アダプタは、狭帯域トラフィック・リソースをサポー
トし、シグナリング相互機能の介入を必要とせずに狭帯
域サービスに参加できる。
【0066】利点として、仮想トランクおよび接続ブロ
ーカ・アーキテクチャを組み合わせることによって、結
果的に、狭帯域シグナリング構成を提供するための修正
を全く必要とせず、全狭帯域サービスをサポートするシ
ステムを実現できる。さらに、既存の狭帯域呼サーバに
対して最小限の変更しか必要としない。実際、このシス
テムは任意に複雑なネットワークに対してスケーラビリ
ティがあり、TDM、ATM、フレーム・リレーを含む
あらゆる基本接続装置上で動作可能である。
【0067】さて、本発明において、改善された機能
は、(本発明の好ましい実施の形態に従って構成される
仮想ATMノードを示す)図6に従って、通信システム
・アーキテクチャを適応させることによって、図2およ
び図4の基本通信システム・アーキテクチャへ供給でき
る。図6の好ましい実施の形態の実施は、有益なこと
に、サービスの提供を最適化するが、システムの信頼性
の改善および全体的なシステム性能の向上の両方を行う
ために、迅速に適応できる、モジュラ化された、柔軟性
とスケーラビリティのあるシステムを構築する機能を提
供する。実際、本発明によって、ネットワーク上でイン
フラストラクチャ・コンポーネントの分散が可能にな
り、通信ネットワークを標準対応として維持する。
【0068】図6において、ATMシステム(ATM
S)300は、複数のネットワーク・アダプタ(NA)
クラスタ302〜306を含む。複数のNAクラスタ3
02〜306は、通信ネットワーク全体に分散できる
(すなわちNAクラスタは同一の場所に存在する必要は
ない)。一方、各NAクラスタ302〜306は、多く
のアダプタを含む。各NAクラスタ302〜306に関
連して、複数の付随トランク308〜312は、地上通
信線モデムまたは電話(およびおそらく中間の狭帯域交
換機を介して)のような少なくとも1加入者端末に各ク
ラスタ中の各単独NAを相互に接続することを示す。さ
らに、ATM300は、典型的に、複数の広帯域スイッ
チ314,316(理解しやすいように、そのうち2つ
のみを図示)を含み、広帯域スイッチ314,316
は、少なくとも1つのNAクラスタ302〜306へそ
れぞれ結合される。したがって、各NAクラスタ中の各
NAに付随するトランク上に現れる呼は、広帯域スイッ
チを介してルーティングされ、各広帯域スイッチを適切
な広帯域ネットワークに相互接続する複数のATM仮想
チャネル312〜321から選択する。典型的には、A
TMS300は、ATMS300上で診断および保守動
作を行うように機能する動作および保守センタ(OA
M)322に結合される。
【0069】図示はされていないが、ATMS300も
接続ブローカを含み、上述のように、混合ノード間で呼
の相互接続を容易にするように構成される。
【0070】複数の呼サーバ324,326は、ATM
S300の外部に置かれる。「呼サーバ」という用語
は、「分散プロセッサ・プラットフォーム」という用語
と自由に置き換えることが可能である。ただし、後者の
用語は、インフラストラクチャの特定部分によって行わ
れる機能について、単に説明したものである。それぞれ
の呼サーバ324,326は、ATMS300のNAク
ラスタ302〜306の少なくとも1つに応答可能(従
って、結合される)である。例えば、第1の呼サーバ3
24は、(2つの)NAクラスタ302,304の動作
および相互接続を制御し、一方、第2の呼サーバ326
は第3のNAクラスタ306の動作を制御する。さら
に、別の呼サーバが行う機能制御は、各NAクラスタ3
02〜306内の所定のサブセットの個別NAへ、また
は、実際には、各NAクラスタ中のNAに結合される個
別付随トランクへ拡張されてもよい。すなわち、単一の
NAクラスタに付随する狭帯域トランクは、異なる呼サ
ーバが管理してもよく、または狭帯域トランクの識別さ
れるサブセット(ネットワーク全体に分散)の制御は、
1つ以上の呼サーバが管理してもよい。
【0071】好ましい実施の形態において、各呼サーバ
は、ATM仮想チャネル318〜321のサブセットの
制御(さらに割り当て)にも応答してもよい。それによ
って、所定のATM仮想チャネルのみが各サーバによっ
てアクセス可能となる。
【0072】したがって、第1の呼サーバ324(NA
328の第1のサブセットに応答可能である)は、AT
MS300に関する仮想ビューとして現れるATMS3
00へのインタフェース329を有する。同様に、第2
の呼サーバ326は、インタフェース330を有し、第
3のNAクラスタ306を含む第2のサブセットに関し
て性質上仮想的に現れる。結果的に、図6のシステム・
アーキテクチャによって、通信ネットワーク内において
個別NAおよび/またはNAクラスタを物理的に分離で
きるようにする。この通信ネットワークは、各NAクラ
スタに付随する個別トランクまたはトランクのグループ
に関する機能の個別区分化から独立している。したがっ
て、本発明の好ましい実施の形態の通信アーキテクチャ
は、異なる仮想ATMビューをサポート可能できる。A
TMS300に結合される各呼サーバは、分離した明確
なサービス(すなわち各分散プロセッサ・プラットフォ
ーム間のサービスの区分化がある)の動作および相互接
続を制御できる。すなわち、本発明の好ましい実施の形
態は、動作上および構造上の両方において、トランク3
08〜312とATMS仮想回線318〜321の物理
的および機能的分離を提供する。
【0073】したがって、本発明の仮想ATMSは、狭
帯域トランク(おそらくATM仮想チャネル)の組を制
御する呼サーバを有するが、その呼サーバは物理的なN
A、NAクラスタまたはATMスイッチを見ないように
構成される。
【0074】サービスの機能的な分離は、音声、圧縮音
声、またはマルチメディア・サービスを基本として行わ
れる。さらに、NAは呼サーバ間で共有することも可能
で、それによってトランク上の呼は、2つの使用可能な
呼サーバの少なくとも1つへ選択的にルーティング可能
となる。
【0075】各ATMSに関連して、複数の呼サーバ3
24,326の配置は、多くの利点と長所を提供する。
特に、本発明の好ましい実施の形態の分散ATMアーキ
テクチャは、(NAがATMスイッチとは、特性上、基
本的に異なるため)性質上異種であるサブ・システムか
ら成り立つ。したがって、そのサブシステムは独立して
進展可能である。したがって、本発明は将来的な公衆ネ
ットワークで必要とされるリアルタイム映像およびその
他のマルチメディア・サービスの将来的に可能性のある
帯域幅を満足する程度にスケーラビリティがある。さら
に、好ましい実施の形態のアーキテクチャの分散性質
は、(1組の独立サービスは、相互接続され、協働する
エンティティから構成されてもかまわないが)サービス
知能呼制御、およびネットワーク相互接続を標準オープ
ン・インタフェースによって接続される分離機能に分離
する。また、本発明は、ATMS300はモジュラおよ
びスケーラビリティの面で拡張されて、容量のオーバー
ロードから発生する問題を対処できるようにするため、
現在のネットワーク性能および信頼性を改善する。さら
に、本発明の好ましい実施の形態は、接続装置とサービ
ス・プラットフォーム間で業務を分離し、現代の高密度
のプログラマブル・ハードウェア装置を使用することに
よって、(資本支出、特徴配置および動作に関連する)
呼毎の全費用を削減する。さらに詳細に説明すると、業
務を分離することによって、ATMSはサービスが(ノ
ーテルが製造するDMSのような)従来のディジタル狭
帯域ネットワーク380またはATMS上で相互動作す
る複数個サーバのいずれかで実行でき、機能配置費用を
削減する。
【0076】最終的に、本発明の好ましい実施の形態の
ATMは、置き換え可能なモジュールのレベルでエンテ
ィティに分割する構造を含む(ハードウェアまたはソフ
トウェア、またはその組み合わせのいずれかで実行され
る)。このように、システムは自由に拡張可能で、迅速
に維持、拡張、修復できる。
【0077】図7は、図6のより詳細なブロック図を示
す。ATMS300は、装置アプリケーション・インタ
フェース(FAI)350を経由して呼サーバに結合さ
れる。ネットワーク・アダプタ352は、典型的に、接
続制御プロセッサ358に関連したリアルタイム演算プ
ラットフォーム(RCP)を有する分散接続層354を
含む。さらに、ネットワーク・アダプタ352は、ディ
ジタル信号プロセッサ(DSP)362およびアクセス
・アダプタ機器(AAE)364を含むATM適応層サ
ブシステム360を含む。
【0078】分散接続層354に結合されるのは、毎秒
40ギガビット(Gbps)のマゼラン・コンコルド・
スイッチのようなATM呼スイッチ366で、分散リア
ルタイム・コントローラ368、ATM交換装置37
0、およびATMインタフェース372を有する。典型
的には、ATMスイッチ366は、OC3cを介してN
A352に結合される。また、ATMSシステム・マネ
ジャー374も、広帯域接続376を経由してATMS
呼スイッチ366に結合される。ATMS300のAT
MSシステム・マネジャー374は、その後、Q3.G
UIまたは同等の通信シグナリング・リソース378を
介して、他のATMSシステムまたは適切なネットワー
クに結合されることが可能であり、一方、このスイッチ
366は、ATM NNI/UNI OC3c/OC1
2Cシグナリング・ラインを介して広帯域ネットワーク
に結合される。後者の機能は図2のネットワーク端スイ
ッチによって実行される。ATMSシステム・マネジャ
ーの機能と目的は、後述する。
【0079】ネットワーク・アダプタ352は、典型的
には、OC3,DS3,DS1,E1またはSTM−1
通信リソースを経由して、(DMSのような)狭帯域ネ
ットワーク380に結合される。さらに、このDMS3
80は、呼サーバ324に結合される。
【0080】上述のように、各NAクラスタ302〜3
06は、NAクラスタに付随するトランクグループ用の
装置アプリケーション・インタフェース・サーバとして
動作するリアルタイム計算プラットフォームと共にNA
のグループである。1対のRCPは2万〜3万トランク
のNAクラスタをサポートする。したがって、各NAク
ラスタ302〜306は独立した装置で、ATMネット
ワークを経由して同様の装置と連動する。このとき、R
CPとNA間の全通信は、ATMを介する。したがっ
て、本発明の好ましい実施の形態の構造によって、クラ
スタ内のNAは物理的に分離でき、したがって、同じ場
所に置かれない。
【0081】本発明の特長的な構造を実施するために、
装置アプリケーション・インタフェース350は、NS
AP(ネットワーク・サービス・アクセス・ポイント)
識別子から構成される論理回線アドレスを有する。この
論理回線アドレスは、NA内の個別トランク回線(すな
わち「DSO」)を識別するために使用される物理的な
機器識別子から独立したものである。この物理的な分離
によって、呼サーバは仮想ATMSビューが提供され、
強力な進展および災害からの回復をサポートする。さら
に、特に、ATMSは、(図3の接続ブローカの端末番
号データ・ベース69に格納されるような)所定のルッ
ク・アップ・テーブルを使用して、NSAP論理回線ア
ドレスを対応の物理的な機器の識別子に翻訳する。
【0082】回線識別子を提供するために、NSAP識
別子を使用して、Q.2931シグナリング上で装置ア
プリケーション・インタフェースを実行することによっ
て、呼サーバは、交換装置としてATMS300を動作
することができ、「回線アドレスAを回線アドレスBへ
接続」という形式のリクエストを送る。したがって、A
TMS300は相互接続のために必要とされるルートを
意識する必要はない。また呼サーバがこれらの機能を動
作するため、シグナリングと関わる必要もない。
【0083】ATMSシステム・マネジャー374は、
マルチ・プラットフォーム管理システムであり、クライ
アントおよびサーバのプラットフォームを含む。サーバ
・プラットフォームは要求される管理機能を実行し、一
方、クライアント・プラットフォーム(「デスクトップ
・プラットフォーム」とも呼ばれる)は、マン・マシー
ン・インタフェースを提供する。小規模なシステムにお
いては、単一のサーバ/デスクトップ・プラットフォー
ムを使用することが可能である。特に、ATMSシステ
ム・マネジャー374は、遠隔監視および障害分析を提
供する。それによって保守担当者は、訂正業務を迅速に
行うことができる。また、ATMSシステム・マネジャ
ー374は、ATMSノードおよび/またはネットワー
クの管理に関連する情報の安全な貯蔵所をも供給する。
【0084】したがって、各ATMSネットワークは、
仮想ATMSの形式の論理ATMSノードで構成され
る。このノードは(管理面からみると)、それらがどの
ように物理的に認識されていても、管理機能を提供す
る。仮想ATMSの概念をサポートし、ATMSノード
の統合管理を提供するために、ATMS管理システムは
ATMSが提供する機能の管理と、その機能を提供する
機器の管理を明確に分けている。したがって、2つの管
理モデルが考えられる。具体的には、(1)物理的な機
器に関して、この機能がどのように認識されるのかに関
係なく、ノードの管理された機能の関するATMS論理
的「ブラック・ボックス」モデル、および(2)物理的
な機器および相互接続に関して、ノードがどのように認
識されるかに関するATMS物理「ホワイト・ボック
ス」である。
【0085】論理的ブラック・ボックスは、例えば、s
onet、ATMおよびFAIなどの、ATMSノード
外部インタフェースに関する詳細を含む。また、ブラッ
ク・ボックスモデルは、(ATMSノード用アドレスの
ような)ノード・ルーティング情報、トランク回線の論
理アドレス、および(例えば、チャネル関連シグナリン
グ、ロブド・ビット(Robbed-Bit)シグナリング、共通
チャネル・シグナリングなどの)組み込みシグナリング
・チャネルの詳細の両方も識別する。
【0086】物理的なホワイト・ボックス・モデルは、
NA、計算プラットフォーム、およびATMスイッチに
関するノード構造に関する情報を含む。実際、物理的ホ
ワイト・ボックスは、通常、例えば、専用識別子、バー
ジョン・タイプ、および物理的位置を有する置き換え可
能なユニットのレベルまでの情報を識別する。また、ホ
ワイト・ボックス・モデルは、ノードおよび(内部制御
およびトラフィック仮想回線識別子のような)論理的接
続情報内の物理的接続も識別し、補助ポリシー、補助グ
ループの表示、および計算サーバへの「インスタンス」
の割り当ても含む。
【0087】これらの2つのモデル間で管理される目標
および機能は、論理的エンティティがそれらの物理的な
対応物によってどのように認識されるかを示す特別な関
係を用いて関連づけられる。したがって、これらの関連
は、モデル間にわたる流れ(flow-through)の供給およ
びサービス分析のような管理機能をサポートする。
【0088】これらの特定の関係に対する管理技術を認
識するメカニズムの実行に関して、以下のいくつかの出
願中のアプリケーション(参照として本文中に記載)
は、仮想ATMS中での論理から物理へのマッピング・
テーブルに関する技術を開示しているが、本発明と比
べ、回復メカニズムへの効果が異なっている。たとえ
ば、 (1)C.C.ヘイボール等が1997年8月27に出
願し、ノーザン・テレコム・リミテッドへ譲渡した米国
特許出願番号08/921,218、「再利用をサポー
トする管理システム・アーキテクチャを有する通信ネッ
トワーク」、この米国特許出願は、ヨーロッパ出願EP
98302546.1に対応する。 (2)C.C.ヘイボール等が1997年8月27に出
願し、ノーザン・テレコム・リミテッドへ譲渡した米国
特許出願番号08/918,895(出願者参照番号I
D0806)「再利用をサポートする管理システム・ア
ーキテクチャおよび構造方法」、この米国特許出願は、
ヨーロッパ特許出願EP 98303396.0に対応
する。 (3)C.C.ヘイボール等が1997年8月27に出
願し、ノーザン・テレコム・リミテッドへ譲渡した米国
特許出願番号08/921,649(出願人参照番号I
D0807)、「再利用をサポートする管理システム・
アーキテクチャおよび設計方法」、この米国特許出願
は、ヨーロッパ特許出願EP 98302614.7に
対応する。 (4)C.C.ヘイボール等が1997年8月27に出
願し、ノーザン・テレコム・リミテッドへ譲渡した米国
特許出願番号08/921,225(出願人参照番号I
D0808)「再利用をサポートする管理システム・ア
ーキテクチャおよび設計方法を有する通信ネットワー
ク」、この米国特許出願は、GB 9724548.4
に対応する。
【0089】ATMSマネジャーそれ自体は、あらゆる
特定のATMSノードから分離される論理エンティティ
として管理されるが、物理上および機能上の区分化は、
ATMS管理がそれ自体が構成される方法に必須なもの
である。
【0090】装置アプリケーション・インタフェース3
50は、仮想ATMSブロック(「インスタンス」と呼
ばれる場合もある)の負荷共有プールを提供する多くの
仮想回線を含む。各NAクラスタは、相互のアクティブ
/予備動作を伴ったアクティブ/アクティブとして動作
する一対のRCPを有する。各RCPインスタンスは、
仮想ATMS仮想チャネルの1つで構成される。したが
って、RPCの故障の場合、仮想チャネルは、その一対
の他のRCPで再構成される。オペレーションの形式に
よって、ATMSの弾性モデルが呼サーバには不可視と
なっており、呼サーバもATMSの弾性モデルには不可
視となっている。また、各RPCは、仮想ATMS画像
と共に、サポートされるTDMトランクおよび仮想トラ
ンク用の多くのプロセスを供給する接続ブローカのイン
スタンスを有する。
【0091】NAクラスタは、1以上の仮想ATMSの
一部を形成してもよい。この場合、RCPは、1以上の
接続ブローカを含み、RCP対は、該当するNAクラス
タに関して、仮想ATMSインスタンスとして動作する
呼サーバのそれぞれに結合される二重負荷共有ATMS
仮想チャネルを有する。
【0092】また、図6の構成によって、特別のサービ
ス動作が、仮想オーバーレイ・ネットワークとして構成
される。これを図8に示す。特別なサービス・ルート
は、地理的に分散される多くのATMS上で分離され構
成できる。特別なサービス呼サーバは、1以上の物理的
位置において構成でき、1以上の特別サービス仮想AT
MSが供給される。これによって、多くの平行呼サーバ
開発をサポートして、柔軟性のある混合および一致ベー
スでオペレータによって提供される試験的なサービスを
実施する機会が与えられる。
【0093】特に、図8を参照すると、通信ネットワー
ク400は、複数の相互接続ATMS402〜408を
含む。各ATMSの相互接続は、好ましい実施の形態に
おいて、1つのATMSから他のあらゆるATMSへ直
接接続できるようにする。すべてのATMSは、そこに
結合される特別サービス・ルート410〜416およ
び、少なくともいくつかのネットワーク400のATM
S(例えばATMS1およびATMS2)を有する。さ
らに、そこに結合される通常のサービスルート418,
420も有する。ネットワーク400の制御に関して、
少なくとも2つの分散処理点422,424は、このネ
ットワークに結合される。1つの呼サーバは、特に通常
のサービスを制御するために割り当てられる。一方、他
の呼サーバは通常のサービスを制御するために割り当て
される。図8の構造構成例に関して、特別なサービス
(422)の制御を行う呼サーバは、ATMS1(40
2)に直接結合されるが、通常サービス(424)の制
御を行う呼サーバは、ATMS(N+1)、すなわち呼
サーバ408に直接結合される。
【0094】図6のシステム・アーキテクチャによって
供給される他の利点は、1つのソフトウェア・リリース
から他のソフトウェアへ、ネットワーク・サービスに影
響せずに移行する機能である。図9は、図8の呼サーバ
のソフトウェア更新を詳述するフローチャートである。
【0095】ATM接続に基づいた装置アプリケーショ
ン・インタフェース350の結果として、アクティブお
よび予備の仮想ATMSの同時接続をサポートするため
に、ネットワーク・オペレータがATMSを拡張するこ
とは、現在、比較的単純になっている。特に、呼サーバ
構成は、サービス・ネットワーク・エンジニアリングの
目的に特化することが可能で、これは新しいソフトウェ
アをロードする(図9のステップ430)ことで可能に
なる。適切な時に、エンジニアリング呼サーバは、他の
稼働中の呼サーバから現在のネットワーク・データのコ
ピーを受け取ることができる(ステップ431)。した
がって、突然のソフトウェア・リリースに対してATM
Sを準備することができる。そのため、ソフトウェア・
リリースの後、異なるATMSは、予備の仮想ATMS
を現在の呼サーバへ、アクティブな仮想ATMSをエン
ジニアリング呼サーバ上の新しいリリース・ソフトウェ
アへの両方に提供する。したがって、ソフトウェアの新
しいリリースは、確実に満足な動作が行われるように、
所定の周期で、縦列に動作できる(図9のステップ43
2)。その後、予備の仮想ATMSを切断(ステップ4
34)し、現在の呼サーバはオフラインで新しいリリー
スにアップグレードされる(435,436)。
【0096】さらに詳述すると、エンジニアリング呼サ
ーバは、新しいソフトウェア・リリースをロードし、そ
の後、エンジニアリング呼サーバへ再ルーティングされ
る狭帯域トランク(典型的にはエンジニアリング呼サー
バが所属するネットワーク・オペレータが所有する)の
サブセットを有することによって、オンライン化され
る。その後、ソフトウェア評価中、より多くのトランク
は試験が満足して完了すると、エンジニアリング呼サー
バへ次第にルーティングされる。
【0097】したがって、新しいソフトウェア・リリー
スで故障が検出されると、アクティブ仮想ATMSが維
持され、元のソフトウェア・コードを用いて継続的に動
作するため、損害は全く発生しない。
【0098】図8のアーキテクチャは、現在のアップグ
レードよりも結果的にかなり改善されるソフトウェア・
アップグレードのメカニズムをサポートする。ただし、
切換プロセッサ・システムは分割モードで動作し、ネッ
トワーク・データを獲得し、ロードする。実際、分割モ
ード・アップグレードは、夜間に行われる場合が多い。
さもなければ、あらゆる故障が全体的な切換故障および
ネットワークのシャットダウンを招くため、ネットワー
ク・オペレータへ相当のリスクを負わせることになって
しまう。
【0099】また、本発明で提供するシステム構成は、
ATMS中の要素の全体的な故障が存在する場合の災害
回復も行う。実際、本発明の好ましい実施の形態のシス
テムによって行われる災害回復は、本発明の構造が呼ハ
ンドリングが再構築されることが可能となる環境を回復
するため、システム・コンポーネントがそれぞれ効果的
な回復を同等に受けやすいため、特に効果的である。対
照的に、先行技術のシステム複製構成は、安定した呼を
救出するネットワーク・オペレータに対する条件のた
め、効果的でない場合がある。
【0100】特に、図10に関連して、NAクラスタ3
02〜306と交換機(すなわち、ATMS)440,
442間の接続が、接続間の機能を有する伝送ネットワ
ーク444を介して行われる場合、NAクラスタ(例え
ば、NAクラスタ306)の故障が、接続間への伝送リ
ンクを予備のNAクラスタ(例えば、NAクラスタ30
4)に再構成することによって回復できる。その後、本
発明の仮想ATM概念によって、トランクは呼サーバに
透明的な方法で予備のNAクラスタへ再構成される。特
に、ATMSシステム・マネジャーは、本発明の仮想A
TMS(ブラックボックス・モデル)中の管理されたオ
ブジェクトを、ATMS機器(ホワイトボックス)中の
新しい対応物に再リンクすることによってATMS再構
成に影響を及ぼす。この再リンクは、トリガ・アクショ
ンの効果を有し、あらゆる新しい接続ブローカと共に予
備NAにサービスをもたらす。また、端末番号データベ
ース69を再構成して、新しい論理を物理的翻訳に反映
する。典型的には、図3の分解知能装置68(またはそ
の他のシステム・プロセッサ)は、端末番号データベー
ス69のアップグレードを監視する。ATMSと呼サー
バ間の専用管理チャネルは、どの接続ブローカが使用可
能であるかを呼サーバに知らせるために使用される。一
方、接続セットアップに関係する呼サーバによって使用
されるNSAPアドレスは、これらのシステムの変化か
らの影響は受けない。したがって、仮想ATMSの論理
定義は、呼サーバが異なるNA(またはクラスタ)へ物
理的に結合されても、依然、変化しない。したがって、
トラフィックはあらゆる予備のNAクラスタを介して、
簡単に、かつ効果的に再ルーティングされる。
【0101】上述のように、各NAクラスタとATMコ
ア446間のインタフェースは、同期ディジタル・ハイ
アラーキのような標準伝送メカニズムによって提供され
る。これによって、NAクラスタは、ATMコア446
から遠隔操作によって配置さされ、それによって火災、
洪水、地震のような災害から発生するシステム故障の影
響を和らげる。
【0102】さらに、NAクラスタ(すなわちNAのグ
ループ)と仮想ATMS間の関係は、NAクラスタとA
TMコアとの接続関係から独立している。本発明の好ま
しい実施の形態は、異なるATMコアに接続されるNA
上で分割される外部物理ルートを接続する機能を提供す
る。ATMコア(すなわち図7のATMSスイッチ36
6のような、ATMコア・スイッチ)の故障は、そのコ
アを経由するルート上のトラフィック機能の損失を発生
させるが、ルートは完全には切断されない。特に、NA
の2つのATMコアへの2重ホーミング(homing)、お
よびATMコア容量(すなわち、冗長ルート)の過剰供
給は、境界ルートに対して行われ、それによってATM
コアの災害は、トラフィックに全く影響を及ぼさない。
【0103】ソフトウェア・アップグレードを提供する
のと同じように、2次呼サーバを各ATMSへ提供する
と、呼サーバの故障は、使用可能な呼サーバ間の選択的
な切換によって確実に処理される。
【0104】最後に、ATMSシステム・マネジャーの
故障に関連して、多くのプラットフォーム上でシステム
の動作制御を分散すると、特定の故障は、確実に全ネッ
トワークをクラッシュさせず、故障したAMTSシステ
ムマネジャー・プラットフォームに関連した機器にのみ
影響するようになる。あらゆる故障したATMSシステ
ム・マネジャー・プラットフォームは、その後、内部保
守手続きまたはサービスのいずれかによってオフライン
で回復し、システムの全動作は、許容可能な期間で回復
できるようになる。
【0105】まとめると、呼サーバに見られるように、
回線アドレスと機器部内のNAの物理サービス回線アド
レス間で柔軟性のあるマッピングを提供することによっ
て、本発明の実施の形態は、物理(実)ATMS300
が仮想ATMSとして見えるようにすることができる。
さらに、呼サーバに提供される仮想AMTSの画像は、
複数のATMコア・システム上で分散される複数のNA
(すなわちNAクラスタ)から導き出されることが可能
となり、それによってスケーラビリティ、サービスの進
展、および災害回復が可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 狭帯域通信ノードの抽象モデルを示すブロッ
ク図である。
【図2】 本発明中で必要とされる狭帯域と広帯域のネ
ットワーク間での加入者端末相互接続に対する基本原理
を示すブロック図である。
【図3】 図2の接続ブローカの抽象的アーキテクチャ
を示す図である。
【図4】 加入者端末が中間の広帯域ネットワークを介
して接続されるシステム・アーキテクチャおよび関連メ
カニズムを表す図である。
【図5】 広帯域ネットワークを介してマルチノード通
信を構築するために本発明で必要な手続きを示すフロー
チャートである。
【図6】 本発明の好ましい実施の形態による通信シス
テム・アーキテクチャのブロック図である。
【図7】 図6のさらに詳細なブロックを示す図であ
る。
【図8】 図6の通信システム・アーキテクチャから導
き出される特定のサービス動作のための仮想オーバーレ
イ・ネットワークを示す図である。
【図9】 図8の呼サーバのソフトウェア・アップグレ
ードを詳細に示すフローチャートである。
【図10】 本発明の好ましい実施の形態での伝送ネッ
トワークを介してネットワーク・アダプタの相互接続お
よび冗長性を説明するブロック図である。
【符号の説明】
10…狭帯域通信ノード 12…加入者端末(端末TA) 14…ライン・インタフェース 16…交換装置 18、81…呼サーバ 19、182…メモリ 20…トランク・シグナリング・インタフェース 22,24…トランク・インタフェース 26…2次交換機 44、80…接続ブローカ 46,56…ネットワーク・アダプタ 48…ATMネットワーク 50…ネットワーク端スイッチ 51…制御ライン 52,54…狭帯域ネットワーク 56,58…トランク・ネットワーク・アダプタ 64…ノード 67…通信バス 68…分解知能装置 69…端末番号データベース 70…TDM交換装置アダプタ 71…クライアント・インタフェース・ポート 72…TDM交換装置インタフェース 73…広帯域ネットワーク・アダプタ 74…その他のアダプタ 75…通信リソース 76…サーバ・インタフェース・ポート 77…ピア接続ブローカ・サーバ・インタフェース 78…ピア接続ブローカ・クライアント・インタフェー
ス 82,83…シグナリング・リソース 85…端末(TB) 300…狭帯域−広帯域インタフェース 302,304…NAクラスタ 302,306…ネットワーク・アダプタ 318〜321…仮想チャネル 322…動作および保守センタ(OAM) 324,326…呼サーバ 328…NA 350…装置アプリケーション・インタフェース 352…ネットワーク・アダプタ 354…分散接続層 356…リアルタイム演算プラットフォーム(RCP) 358…接続制御プロセッサ 360…ATM適応層サブシステム 362…ディジタル信号プロセッサ(DSP) 364…アクセス・アダプタ機器(AAE) 366…ATM呼スイッチ 368…分散リアルタイム・コントローラ 370…ATM交換装置 372…ATMインタフェース 374…ATMSシステム・マネジャー 380…狭帯域ネットワーク 400…ネットワーク 4020408…相互接続ATMS 410〜416…特別サービス・ルート 440,442…交換機 444…伝送ネットワーク 446…広帯域ネットワーク
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (71)出願人 390023157 THE WORLD TRADE CEN TRE OF MONTREAL,MON TREAL,QUEBEC H2Y3Y 4,CANADA (72)発明者 ジュリアン・フランク・バリー・ケーブル イギリス国,シーエム23 5エイピー,ハ ートフォードシアー,ビショップス スト ートフォード,ストートフォード ホール パーク 146 (72)発明者 クリーブ・コリン・ヘイボール イギリス国,シーエム21 9ディービー, ハートフォードシアー,ソーブリッジワー ス,ブルフィールズ 9

Claims (37)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 通信システムにおいて:広帯域ネットワ
    ークによってサポートされる複数の仮想チャネル(31
    8〜321)へのアクセスを行う少なくとも1つのスイ
    ッチ(314,316)へ相互接続され、複数の異なる
    通信機能の少なくとも1つを各々サポートする複数の狭
    帯域トランク(308〜312)にさらに結合される複
    数のネットワーク・アダプタ(46,56)を有する狭
    帯域−広帯域インタフェース(300)と、 狭帯域−広帯域インタフェース(300)に個別に結合
    され、狭帯域トランクと広帯域ネットワークの仮想チャ
    ネル間で呼の相互接続を制御するように構成され、通信
    システム機能が少なくとも2つの呼サーバ(324,3
    26)間で分離されるように各グループ内の共通通信機
    能をサポートするトランクのグループに応答する少なく
    とも2つの呼サーバ(324,326)とを備えたこと
    を特徴とする通信システム。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の通信システムにおいて:
    複数のネットワーク・アダプタは複数のネットワーク・
    アダプタ・クラスタ(302〜306)に構成されるこ
    とを特徴とする通信システム。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の通信システムにおいて:
    複数のクラスタ(302〜306)は、関連の通信機能
    をサポートするネットワーク・アダプタを含むことを特
    徴とする通信システム。
  4. 【請求項4】 請求項1、2または3のいずれかに記載
    の通信システムにおいて:少なくとも2つの呼サーバ
    (324,326)は、それぞれ少なくとも1つのグル
    ープのトランクを含むことを特徴とする通信システム。
  5. 【請求項5】 前記の請求項のいずれかに記載の通信シ
    ステムにおいて:複数のネットワーク・アダプタ(4
    6,56)は、通信システムにわたって分散される通信
    システム。
  6. 【請求項6】 前記の請求項のいずれかに記載の通信シ
    ステムにおいて:少なくとも2つの呼サーバ(324,
    326)は、相互に排他的なグループのトランクに対し
    て反応することを特徴とする通信システム。
  7. 【請求項7】 請求項1〜5のいずれかに記載の通信シ
    ステムにおいて:狭帯域トランク上の呼の相互接続は、
    少なくとも2つの呼サーバ(324,326)のいずれ
    かによって独立に制御されることを特徴とする通信シス
    テム。
  8. 【請求項8】 請求項7記載の通信システムにおいて:
    少なくとも2つの呼サーバ(324,326)の1つ
    は、狭帯域トランクによってサポートされる通信機能に
    基づいて呼の相互接続を制御するように選択されること
    を特徴とする通信システム。
  9. 【請求項9】 前記の請求項のいずれかに記載の通信シ
    ステムにおいて:狭帯域トランクは単一の通信機能をサ
    ポートすることを特徴とする通信システム。
  10. 【請求項10】 請求項2に記載の通信システムにおい
    て:トランクのグループは、複数のネットワーク・アダ
    プタ・クラスタ(302〜306)に付随するトランク
    を含むことを特徴とする通信システム。
  11. 【請求項11】 前記の請求項のいずれかに記載の通信
    システムにおいて:広帯域ネットワークによって相互接
    続される複数の地理的に分散される狭帯域−広帯域イン
    タフェース(402〜408)をさらに含み、 少なくとも2つの呼サーバ(422,424)は、通信
    システム内および複数の地理的に分散された狭帯域−広
    帯域インタフェース間で通信サービスの第1のグループ
    の制御を管理するように構成される第1の呼サーバ(4
    24)と、 通信システム内、および複数の地理的に分散された狭帯
    域−広帯域インタフェース間で通信サービスの第2のグ
    ループの制御を管理するように構成される第2の呼サー
    バ(422)とを含むことを特徴とする通信システム。
  12. 【請求項12】 請求項11記載の通信システムにおい
    て:第1の呼サーバ(424)はアクティブなシステム
    制御装置であり、第2の呼サーバ(422)は通信シス
    テム機能をサポートするために選択的に動作する予備の
    システム制御装置であることを特徴とする通信システ
    ム。
  13. 【請求項13】 請求項11または12記載の通信シス
    テムにおいて:通信サービスの第2のグループは試験的
    なサービスを含み、通信サービスの第1のグループは通
    信システムによってサポートされる現在の加入者サービ
    スを含むことを特徴とする通信システム。
  14. 【請求項14】 前記の請求項のいずれかに記載の通信
    システムにおいて:少なくとも2つの呼サーバ(42
    2,424)は関連の仮想チャネルを有することを特徴
    とする通信システム。
  15. 【請求項15】 請求項14記載の通信システムにおい
    て:関連の仮想チャネルは、個々の呼サーバへ一意に割
    り当てられることを特徴とする通信システム。
  16. 【請求項16】 前記の請求項のいずれかに記載の通信
    システムにおいて:少なくとも2つの呼サーバによって
    使用される論理アドレスをネットワーク・アダプタの物
    理アドレスにマッピングする手段をさらに含み、論理ア
    ドレスは物理アドレスから独立していることを特徴とす
    る通信システム。
  17. 【請求項17】 請求項16に記載の通信システムにお
    いて:関連の第1の論理アドレスを有する第1のネット
    ワーク・アダプタの物理アドレスを、それと関連する第
    1の論理アドレスを有する異なるネットワーク・アダプ
    タの異なる物理アドレスに翻訳する手段をさらに含むこ
    とを特徴とする通信システム。
  18. 【請求項18】 請求項16または17記載の通信シス
    テムにおいて:論理アドレスと物理アドレス間のマッピ
    ング関係を格納するメモリをさらに含むことを特徴とす
    る通信システム。
  19. 【請求項19】 請求項16、17または18のいずれ
    かに記載の通信システムにおいて:論理アドレスはネッ
    トワーク・サービス・アクセス・ポイント識別子である
    ことを特徴とする通信システム。
  20. 【請求項20】 請求項16〜19のいずれか1つに記
    載の通信システムにおいて:物理アドレスは個別のトラ
    ンク回線識別子であることを特徴とする通信システム。
  21. 【請求項21】 請求項16〜20のいずれか1つに記
    載の通信システムにおいて:少なくとも2つの呼サーバ
    (324,426)と狭帯域−広帯域インタフェース
    (300)間で結合される装置アプリケーション・イン
    タフェース(329、330,350)をさらに含み、
    少なくとも2つの呼サーバは装置アプリケーション・イ
    ンタフェースを介して狭帯域−広帯域インタフェースへ
    論理アドレスを伝達するように構成されることを特徴と
    する通信システム。
  22. 【請求項22】 請求項16記載の通信システムにおい
    て:物理アドレスは、個別狭帯域トランクであることを
    特徴とする通信システム。
  23. 【請求項23】 広帯域ネットワークによってサポート
    される複数の仮想チャネル(318〜321)へのアク
    セスを行う少なくとも1つのスイッチ(314,31
    6)へ相互接続され、複数の異なる通信機能の少なくと
    も1つを各々サポートする複数の狭帯域トランク(30
    8〜312)にさらに結合される複数のネットワーク・
    アダプタ(46,56)を有する狭帯域−広帯域インタ
    フェース(300)と、狭帯域−広帯域インタフェース
    (300)に個別に結合され、狭帯域トランクと広帯域
    ネットワークの仮想チャネル間で呼の相互接続を制御す
    るように構成される少なくとも2つの呼サーバ(32
    4,326)とを含む通信システムを配置する方法にお
    いて:呼サーバ間の複数のネットワーク・アダプタに関
    連する機能を分離し、それによって、少なくとも2つの
    呼サーバのそれぞれは共通通信機能を共有するトランク
    ・グループの相互接続を制御することを特徴とする通信
    システムを配置する方法。
  24. 【請求項24】 請求項23記載の方法において: 通
    信システムにわたってネットワーク・アダプタ(46,
    56)を分散するステップをさらに含むことを特徴とす
    る通信システムを配置する方法。
  25. 【請求項25】 請求項23または24記載の方法にお
    いて:少なくとも2つの呼サーバによって使用される論
    理アドレスをネットワーク・アダプタの物理アドレスに
    マッピングするステップをさらに含み、 その論理アドレスは物理アドレスから独立していること
    を特徴とする通信システムを配置する方法。
  26. 【請求項26】 請求項25記載の方法において:関連
    する第1の論理アドレスを有する第1のネットワーク・
    アダプタの物理アドレスをそれに関連する第1の論理ア
    ドレスを有する異なるネットワーク・アダプタの異なる
    物理アドレスに翻訳するステップをさらに含むことを特
    徴とする通信システムを配置する方法。
  27. 【請求項27】 広帯域ネットワーク(446)に結合
    されるネットワーク・アダプタの第1(302)および
    第2のクラスタ(306)と、伝送ネットワーク(44
    4)を経由してネットワーク・アダプタのクラスタに結
    合される複数の交換機(440,442)を含み、その
    複数の交換機は、それぞれネットワーク・アダプタと広
    帯域ネットワーク間の情報のルーティングの制御に応答
    する関連の呼サーバ(324,326)を有し、その関
    連の呼サーバは機能が少なくとも2つの呼サーバ間で分
    散するように異なる通信システム機能をサポートする通
    信システムを動作させる方法において:第1のクラスタ
    (302)を用いて、広帯域ネットワーク(446)と
    第1のクラスタ中のネットワーク・アダプタに結合され
    る加入者端末間で情報をルーティングし、 第2のクラスタ(306)を逆通信リソースとして保持
    し、 第1のクラスタ(302)の故障を検出し、加入者端末
    と広帯域ネットワーク間の情報のルーティングを禁止
    し、 第2のクラスタを介して加入者端末を広帯域ネットワー
    クにクロス接続するための伝送ネットワークを再構成し
    て、加入者端末と広帯域ネットワーク間の情報のルーテ
    ィングを再構築することを特徴とする通信システムを動
    作させる方法。
  28. 【請求項28】 請求項27記載の方法において:通信
    システムにわたってクラスタ(302〜306)を分散
    するステップをさらに含むことを特徴とする通信システ
    ムを動作させる方法。
  29. 【請求項29】 請求項27または28記載の方法にお
    いて:少なくとも2つの呼サーバによって使用される論
    理アドレスをネットワーク・アダプタの物理アドレスに
    マッピングするステップをさらに含み、ここで論理アド
    レスは物理アドレスから独立していることを特徴とする
    通信システムを動作させる方法。
  30. 【請求項30】 請求項29記載の方法において:関連
    の第1の論理アドレスを有する第1のネットワーク・ア
    ダプタの物理アドレスを、それに関連する第1の論理ア
    ドレスを有する異なるネットワーク・アダプタの異なる
    物理アドレスに翻訳するステップをさらに含むことを特
    徴とする通信システムを動作させる方法。
  31. 【請求項31】 狭帯域トランクを広帯域ネットワーク
    の仮想チャネルへ接続する複数の狭帯域−広帯域インタ
    フェース(402〜408)に結合され、異なる通信シ
    ステム機能をサポートすることが独立できる少なくとも
    2つの呼サーバ(422,424)を含む通信システム
    中でシステム・ソフトウェアをアップグレードする方法
    において:まず第1の呼サーバ(424)を使用し、仮
    想チャネルへの狭帯域トランクの接続を管理するシステ
    ム・ソフトウェアを動作させ、 ソフトウェア・アップグレードを第2の呼サーバ(42
    2)にロード(430)し、 狭帯域トランクのサブセットを第1の呼サーバから第2
    の呼サーバへ再ルーティングし、 狭帯域トランクのサブセットを仮想チャネルに接続する
    ために第2の呼サーバ上でソフトウェア・アップグレー
    ドを行い(432)、前記のアップグレード動作ステッ
    プは第1の呼サーバを継続的に使用することによって、
    狭帯域トランクを仮想チャネルへ接続することを監視
    し、 通信システム機能に関連してソフトウェア・アップグレ
    ードの効果を評価する(433)ステップを含むことを
    特徴とする通信システム中でシステム・ソフトウェアを
    アップグレードする方法。
  32. 【請求項32】 請求項31記載の方法において:ソフ
    トウェア・アップグレードをロードするステップは、現
    在のネットワーク・データを第2の呼サーバにロードす
    る(431)ステップをさらに含むことを特徴とする通
    信システム中でシステム・ソフトウェアをアップグレー
    ドする方法。
  33. 【請求項33】 請求項31または32記載の方法にお
    いて:ほぼ全ての狭帯域トランクの制御を第2の呼サー
    バに移行するステップをさらに含むことを特徴とする通
    信システム中でシステム・ソフトウェアをアップグレー
    ドする方法。
  34. 【請求項34】 請求項33記載の方法において:、第
    1の呼サーバをオフラインとし(434)、 ソフトウェア・アップグレードを第1の呼サーバにロー
    ドし(435)、 第1の呼サーバを通信システムに再び導入し、 現在のネットワーク・データを第1の呼サーバにロード
    し、 狭帯域トランクを第2の呼サーバから第1の呼サーバに
    再ルーティングする(436)ステップをさらに含むこ
    とを特徴とする通信システム中でシステム・ソフトウェ
    アをアップグレードする方法。
  35. 【請求項35】 請求項31〜34のいずれか1つに記
    載の方法において:狭帯域トランクのサブセットは通信
    システムのネットワーク・オペレータに属する専有のト
    ランクであることを特徴とする通信システム中でシステ
    ム・ソフトウェアをアップグレードする方法。
  36. 【請求項36】 請求項31〜35のいずれか1つに記
    載の方法において:少なくとも2つの呼サーバによって
    使用される論理アドレスをネットワーク・アダプタの物
    理アドレスにマッピングするステップをさらに含み、こ
    こで論理アドレスは物理アドレスから独立していること
    を特徴とする通信システム中でシステム・ソフトウェア
    をアップグレードする方法。
  37. 【請求項37】 請求項36記載の方法において:関連
    の第1の論理アドレスを有する第1のネットワーク・ア
    ダプタの物理アドレスをそれに関連する論理アドレスを
    有する異なるネットワーク・アダプタの異なる物理アド
    レスに翻訳するステップをさらに含むことを特徴とする
    通信システム中でシステム・ソフトウェアをアップグレ
    ードする方法。
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