JPH11175652A - 情報・読み出し方法及び発光担持体 - Google Patents

情報・読み出し方法及び発光担持体

Info

Publication number
JPH11175652A
JPH11175652A JP34316097A JP34316097A JPH11175652A JP H11175652 A JPH11175652 A JP H11175652A JP 34316097 A JP34316097 A JP 34316097A JP 34316097 A JP34316097 A JP 34316097A JP H11175652 A JPH11175652 A JP H11175652A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
group
light
substituted
unsubstituted
amino
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP34316097A
Other languages
English (en)
Inventor
Tadashi Okuma
正 大熊
Hideki Ikuta
英樹 生田
Naoto Ito
尚登 伊藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsui Chemicals Inc
Original Assignee
Mitsui Chemicals Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsui Chemicals Inc filed Critical Mitsui Chemicals Inc
Priority to JP34316097A priority Critical patent/JPH11175652A/ja
Publication of JPH11175652A publication Critical patent/JPH11175652A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【課題】 情報内容の読出を精度良くし、読み取りの誤
り又は偽造を防止する情報読み出し方法とその情報担持
物を提供することを目的とする。 【解決手段】 紫外領域と近赤外領域の励起光で発光
する単一の発光材料を含有してなる発光マークをそれぞ
れの励起光で発光させ、発光を検出し、発光マークに記
される情報を読みだす方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、紫外領域と近赤外
領域の励起光で発光する発光材料を用いた情報を読みだ
す方法及びその発光材料を用いた発光担持物に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、発光材料の性質を利用した、セキ
ュリティーや物品の管理等に使用される各種カード、自
走車誘導システム等の制御システム等、様々なものの開
発が盛んに行われている。
【0003】セキュリティーあるいは物品の管理等に使
用されている各種カードには、偽造防止手段を施した
り、偽造カードであるか否かを判定する方法が種々提案
されており、発光材料を用いたバーコード等のマークが
提案さている。
【0004】例えば、バーコード等の発光マークを印刷
し、そのマークに半導体レーザーを照射して蛍光体を励
起させ、蛍光体から発する光を受光して発光マークの情
報を読み取る装置(特公昭60−2996号公報)、赤
外蛍光バーコード(特表平6−500590号公報)、
複数の蛍光体を用いた無色あるいは微淡色のバーコード
を基材に付し、励起光を照射して、可視領域と赤外領域
の発光を検出する方法(特開平9−245117号公
報)などである。
【0005】一方、自走車誘導システム等の制御システ
ムとしては、所定の励起光により発光して検出する自走
車誘導システム(特開平6−149350号公報)、所
定波長の励起光を吸収して赤外発光する蛍光体およびそ
の光学読み取りシステム(特開平7−331239号公
報)などが提案されている。
【0006】これらに使用する発光材料は、所定領域の
光を吸収して励起状態となり、この不安定な励起状態か
ら安定した基底状態に戻るとき、波長変換して発光す
る。つまり、励起光を照射するランプとこの発光を検出
する装置により、発光材料を用いた記録内容を読み出し
ている。
【0007】これらの使用環境は、屋外、蛍光灯など、
可視領域以外の光、特に紫外領域の光を含んだ光源下で
あることが多い。従来の発光材料の多くは、紫外領域の
光を吸収し、発光する。つまり、従来技術では、単一の
励起光により発光させているため、システム内で励起光
を照射していないにもかかわらず、周辺環境からの光に
対しても励起、発光し、機器を誤作動させることがあっ
た。これは、特にセキュリティー機器では、致命的であ
る。
【0008】また、紫外領域の光を吸収し、可視領域で
発光する発光材料は数多く知られている。しかしなが
ら、セキュリティーカード等の記録に用いた場合には他
の発光材料を用いれば偽造は容易であり、その偽造防止
の方法は知られていなかった。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、情報内容の
読出を精度良くし、読み取りの誤り又は偽造を防止する
情報読み出し方法とその情報担持物を提供することを目
的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上記課題
を解決するために鋭意検討した結果、紫外領域と近赤外
領域の励起光で発光する単一の発光材料を見出し、この
性質を利用するシステムを確立することで初期の目的が
達成されることを見出し、本発明を完成した。
【0011】即ち、本発明は、紫外領域と近赤外領域の
励起光で発光する単一の発光材料を含有してなる発光マ
ークをそれぞれの励起光で発光させ、発光を検出し、発
光マークに記される情報を読みだす方法及び該発光マー
クが設けられていることを特徴とする発光担持物を提供
するものである。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明を詳細に説明する。
本発明の具体的な態様を示せば、紫外領域と近赤外領域
の励起光で発光する単一の発光材料を含有してなる発光
インク、転写シートあるいは発光シートを基材に印刷、
塗布、貼り付けなどの操作を行い、バーコード等のマー
クにより必要な情報を付し、発光担持物とする。この発
光担持物の発光マークに、紫外領域の励起光を照射して
発光を検出する。続いて、同じ位置に、近赤外領域の励
起光を照射して発光を検出する。2つの励起光で検出し
た情報は同じであることを確認し、機器を作動させる。
【0013】本発明において、使用する励起光は、紫外
領域と近赤外領域に波長を有する光である。紫外領域の
波長域の具体例を示すと、190〜400nm、好まし
くは250〜390nmである。近赤外領域の波長域の
具体例を示すと、700〜1000nm、好ましくは7
00〜900nmである。これら励起光の波長は、発光
材料の蛍光励起スペクトルにより異なる。
【0014】励起光の発生源の例として、紫外線ラン
プ、赤外線ランプ、レーザダイオードなどが挙げられ
る。各種光学フィルターと組み合わせて使用してもよ
い。また、励起光が、紫外領域と近赤外領域との大きく
異なる波長域であることにより、情報の検出精度は向上
する。
【0015】本発明において、発光材料から発せられる
発光の具体例を挙げると、可視領域の光である。その波
長領域の例は、400〜700nmであり、人の目の視
感度を考慮すれば、500〜600nmが好ましい。こ
の発光波長は、発光材料の蛍光発光スペクトルにより異
なる。また、情報の検出をするに際して、受光センサー
を使用することができる。また、目視ならば簡便に行う
ことができる。
【0016】本発明において、使用する発光材料として
は、下記一般式(1)
【化3】
【0017】〔式(1)中、R1、R2、R3、R4
5、R6、R7、R8、R9、R10は、各々独立に水素原
子、ハロゲン原子、ニトロ基、シアノ基、ヒドロキシル
基、アミノ基、置換または無置換のアルキル基、置換ま
たは無置換アリール基、置換または無置換アルコキシ
基、置換または無置換アリールオキシ基、置換または無
置換N−アルキルアミノ基、置換または無置換N,N−
ジアルキルアミノ基、置換または無置換N−アリールア
ミノ基、置換または無置換N,N−ジアリールアミノ
基、置換または無置換N−アルキル−N−アリールアミ
ノ基を表す。〕で示される化合物が特に好ましい。
【0018】一般式(1)の化合物の置換基で置換また
は無置換のアルキル基の例としては、炭素数1〜20の
直鎖、分岐又は環状のアルキル基、例としては、メチル
基、エチル基、n−プロピル基、iso−プロピル基、
n−ブチル基、iso−ブチル基、tert−ブチル
基、sec−ブチル基、n−ペンチル基、iso−ペン
チル基、tert−ペンチル基、sec−ペンチル基、
シクロペンチル基、n−ヘキシル基、1−メチルペンチ
ル基、2−メチルペンチル基、3−メチルペンチル基、
4−メチルペンチル基、1,1−ジメチルブチル基、
1,2−ジメチルブチル基、1,3−ジメチルブチル
基、2,3−ジメチルブチル基、1,1,2−トリメチ
ルプロピル基、1,2,2−トリメチルプロピル基、1
−エチルブチル基、2−エチルブチル基、1−エチル−
2−メチルプロピル基、シクロヘキシル基、メチルシク
ロペンチル基、n−ヘプチル基、1−メチルヘキシル
基、2−メチルヘキシル基、3−メチルヘキシル基、4
−メチルヘキシル基、5−メチルヘキシル基、1,1−
ジメチルペンチル基、1,2−ジメチルペンチル基、
1,3−ジメチルペンチル基、1,4−ジメチルペンチ
ル基、2,2−ジメチルペンチル基、2,3−ジメチル
ペンチル基、2,4−ジメチルペンチル基、3,3−ジ
メチルペンチル基、3,4−ジメチルペンチル基、1−
エチルペンチル基、2−エチルペンチル基、3−エチル
ペンチル基、1,1,2−トリメチルブチル基、1,
1,3−トリメチルブチル基、1,2,3−トリメチル
ブチル基、1,2,2−トリメチルブチル基、1,3,
3−トリメチルブチル基、2,3,3−トリメチルブチ
ル基、1−エチル−1−メチルブチル基、1−エチル−
2−メチルブチル基、1−エチル−3−メチルブチル
基、2−エチル−1−メチルブチル基、2−エチル−3
−メチルブチル基、1−n−プロピルブチル基、1−i
so−プロピルブチル基 1−iso−プロピル−2−
メチルプロピル基、メチルシクロヘキシル基、n−オク
チル基、1−メチルヘプチル基、2−メチルヘプチル
基、3−メチルヘプチル基、4−メチルヘプチル基、5
−メチルヘプチル基、6−メチルヘプチル基、1,1−
ジメチルヘキシル基、1,2−ジメチルヘキシル基、
1,3−ジメチルヘキシル基、1,4−ジメチルヘキシ
ル基、1,5−ジメチルヘキシル基、2,2−ジメチル
ヘキシル基、2,3−ジメチルヘキシル基、2,4−ジ
メチルヘキシル基、2,5−ジメチルヘキシル基、3,
3−ジメチルヘキシル基、3,4−ジメチルヘキシル
基、3,5−ジメチルヘキシル基、4,4−ジメチルヘ
キシル基、4,5−ジメチルヘキシル基、1−エチルヘ
キシル基、2−エチルヘキシル基、3−エチルヘキシル
基 4−エチルヘキシル基、1−n−プロピルペンチル
基、2−n−プロピルペンチル基、1−iso−プロピ
ルペンチル基、2−iso−プロピルペンチル基、1−
エチル−1−メチルペンチル基、1−エチル−2−メチ
ルペンチル基、1−エチル−3−メチルペンチル基、1
−エチル−4−メチルペンチル基、2−エチル−1−メ
チルペンチル基、2−エチル−2−メチルペンチル基、
2−エチル−3−メチルペンチル基、2−エチル−4−
メチルペンチル基、3−エチル−1−メチルペンチル
基、3−エチル−2−メチルペンチル基、3−エチル−
3−メチルペンチル基、3−エチル−4−メチルペンチ
ル基、1,1,2−トリメチルペンチル基、1,1,3
−トリメチルペンチル基、1,1,4−トリメチルペン
チル基、1,2,2−トリメチルペンチル基、1,2,
3−トリメチルペンチル基、1,2,4−トリメチルペ
ンチル基、1,3,4−トリメチルペンチル基、2,
2,3−トリメチルペンチル基、2,2,4−トリメチ
ルペンチル基、2,3,4−トリメチルペンチル基、
1,3,3−トリメチルペンチル基、2,3,3−トリ
メチルペンチル基、3,3,4−トリメチルペンチル
基、1,4,4−トリメチルペンチル基、2,4,4−
トリメチルペンチル基、3,4,4−トリメチルペンチ
ル基、1−n−ブチルブチル基、1−iso−ブチルブ
チル基、1−sec−ブチルブチル基、1−tert−
ブチルブチル基、2−tert−ブチルブチル基、1−
n−プロピル−1−メチルブチル基、1−n−プロピル
−2−メチルブチル基、1−n−プロピル−3−メチル
ブチル基、1−iso−プロピル−1−メチルブチル
基、1−iso−プロピル−2−メチルブチル基、1−
iso−プロピル−3−メチルブチル基、1,1−ジエ
チルブチル基、1,2−ジエチルブチル基、1−エチル
−1,2−ジメチルブチル基、1−エチル−1,3−ジ
メチルブチル基、1−エチル−2,3−ジメチルブチル
基、2−エチル−1,1−ジメチルブチル基、2−エチ
ル−1,2−ジメチルブチル基、2−エチル−1,3−
ジメチルブチル基、2−エチル−2,3−ジメチルブチ
ル基、1,2−ジメチルシクロヘキシル基、1,3−ジ
メチルシクロヘキシル基、1,4−ジメチルシクロヘキ
シル基、エチルシクロヘキシル基、n−ノニル基、3,
5,5−トリメチルヘキシル基、n−デシル基等の炭素
数1〜10の直鎖、分岐又は環状のアルキル基、フルオ
ロメチル基、トリフルオロメチル基、クロロメチル基、
ジクロロメチル基、トリクロロメチル基、ブロモメチル
基、ジブロモメチル基、トリブロモメチル基、フルオロ
エチル基、クロロエチル基、ブロモエチル基、トリフル
オロエチル基、ペンタフルオロエチル基、テトラクロロ
エチル基、ヘキサフルオロ−iso−プロピル基等のハ
ロゲン原子が1〜21個置換した炭素数1〜10の直
鎖、分岐又は環状のハロゲン化アルキル基、メトキシメ
チル基、エトキシメチル基、プロポキシメチル基、ブト
キシメチル基、ペントキシメチル基、ヘキシルオキシメ
チル基、シクロヘキシルオキシメチル基、メトキシエチ
ル基、エトキシエチル基、プロポキシエチル基、ブトキ
シエチル基、ペントキシエチル基、ヘキシルオキシエチ
ル基、シクロヘキシルオキシエチル基、メトキシエトキ
シエチル基、メトキシプロピル基、エトキシプロピル
基、プロポキシプロピル基、ブトキシプロピル基、ペン
トキシプロピル基、ヘキシルオキシプロピル基、シクロ
ヘキシルオキシプロピル基、メトキシエトキシプロピル
基等の炭素数1〜10の直鎖、分岐又は環状のアルコキ
シ基が置換したアルキル基、メチルチオメチル基、エチ
ルチオメチル基、プロピルチオメチル基、ブチルチオメ
チル基、ペンチルチオメチル基、ヘキシルチオメチル
基、シクロヘキシルチオメチル基、メチルチオエチル
基、エチルチオエチル基、プロピルチオエチル基、ブチ
ルチオエチル基、ペンチルチオエチル基、ヘキシルチオ
エチル基、シクロヘキシルチオエチル基、メトキシエチ
ルチオエチル基、メチルチオプロピル基、エチルチオプ
ロピル基、プロピルチオプロピル基、ブチルチオプロピ
ル基、ペンチルチオプロピル基、ヘキシルチオプロピル
基、シクロヘキシルチオプロピル基、メトキシエチルチ
オプロピル基等の炭素数1〜10の直鎖、分岐又は環状
のアルキルチオ基が置換したアルキル基、N−メチルア
ミノメチル基、N,N−ジメチルアミノメチル基、N−
エチルアミノメチル基、N,N−ジエチルアミノメチル
基、N−プロピルアミノメチル基、N,N−ジプロピル
アミノメチル基、N−メチル−N−エチルアミノメチル
基、N−メチルアミノエチル基、N,N−ジメチルアミ
ノエチル基、N−エチルアミノエチル基、N,N−ジエ
チルアミノエチル基、N−プロピルアミノエチル基、
N,N−ジプロピルアミノエチル基、N−メチル−N−
エチルアミノエチル基、N−メチルアミノプロピル基、
N,N−ジメチルアミノプロピル基、N−エチルアミノ
プロピル基、N,N−ジエチルアミノプロピル基、N−
プロピルアミノプロピル基、N,N−ジプロピルアミノ
プロピル基、N−エチル−N−ブチルアミノプロピル基
等の炭素数1〜10の直鎖、分岐又は環状のアルキルア
ミノ基又はジアルキルアミノ基が置換したアルキル基が
挙げられる。
【0019】置換または無置換のアリール基の例として
は、フェニル基、ナフチル基、アンスラニル基、2−メ
チルフェニル基、及び3−メチルフェニル基、4−メチ
ルフェニル基、2,3−ジメチルフェニル基、2,4−
ジメチルフェニル基、2,5−ジメチルフェニル基、
2,6−ジメチルフェニル基、3,4−ジメチルフェニ
ル基、3,5−ジメチルフェニル基、3,6−ジメチル
フェニル基、2,3,4−トリメチルフェニル基、2,
3,5−トリメチルフェニル基、2,3,6−トリメチ
ルフェニル基、2,4,5−トリメチルフェニル基、
2,4,6−トリメチルフェニル基、3,4,5−トリ
メチルフェニル基、2−エチルフェニル基、プロピルフ
ェニル基、ブチルフェニル基、ヘキシルフェニル基、シ
クロヘキシルフェニル基、オクチルフェニル基、2−メ
チル−1−ナフチル基、3−メチル−1−ナフチル基、
4−メチル−1−ナフチル基、5−メチル−1−ナフチ
ル基、6−メチル−1−ナフチル基、7−メチル−1−
ナフチル基、8−メチル−1−ナフチル基、1−メチル
−2−ナフチル基、3−メチル−2−ナフチル基、4−
メチル−2−ナフチル基、5−メチル−2−ナフチル
基、6−メチル−2−ナフチル基、7−メチル−2−ナ
フチル基、8−メチル−2−ナフチル基、2−エチル−
1−ナフチル基等の炭素数1〜10の直鎖、分岐又は環
状のアルキル基が置換したアリール基、3−メトキシフ
ェニル基、4−メトキシフェニル基、2,3−ジメトキ
シフェニル基、2,4−ジメトキシフェニル基、2,5
−ジメトキシフェニル基、2,6−ジメトキシフェニル
基、3,4−ジメトキシフェニル基、3,5−ジメトキ
シフェニル基、3,6−ジメトキシフェニル基、2,
3,4−トリメトキシフェニル基、2,3,5−トリメ
トキシフェニル基、2,3,6−トリメトキシフェニル
基、2,4,5−トリメトキシフェニル基、2,4,6
−トリメトキシフェニル基、3,4,5−トリメトキシ
フェニル基、2−エトキシフェニル基、プロポキシフェ
ニル基、ブトキシフェニル基、ヘキシルオキシフェニル
基、シクロヘキシルオキシフェニル基、オクチルオキシ
フェニル基、2−メトキシ−1−ナフチル基、3−メト
キシ−1−ナフチル基、4−メトキシ−1−ナフチル
基、5−メトキシ−1−ナフチル基、6−メトキシ−1
−ナフチル基、7−メトキシ−1−ナフチル基、8−メ
トキシ−1−ナフチル基、1−メトキシ−2−ナフチル
基、3−メトキシ−2−ナフチル基、4−メトキシ−2
−ナフチル基、5−メトキシ−2−ナフチル基、6−メ
トキシ−2−ナフチル基、7−メトキシ−2−ナフチル
基、8−メトキシ−2−ナフチル基、2−エトキシ−1
−ナフチル基等の炭素数1〜10の直鎖、分岐又は環状
のアルコキシ基が置換したアリール基、クロロフェニル
基、ジクロロフェニル基、トリクロロフェニル基、ブロ
モフェニル基、ジブロモフェニル基、ヨードフェニル
基、フルオロフェニル基、ジフルオロフェニル基、トリ
フルオロフェニル基、テトラフルオロフェニル基、ペン
タフルオロフェニル基等のハロゲン原子が置換したアリ
ール基、トリフルオロメチルフェニル基等のハロゲン化
アルキル基が置換したアリール基、N,N−ジメチルア
ミノフェニル基、N,N−ジエチルアミノフェニル基、
N−フェニル−N−メチルアミノフェニル基、N−トリ
ル−N−エチルアミノフェニル基、N−クロロフェニル
−N−シクロヘキシルアミノフェニル基、N,N−ジト
リルアミノフェニル基等のN−モノ置換アミノ置換アリ
ール基、N,N−ジ置換アミノアリール基が挙げられ、
他にメチルチオフェニル基、エチルチオフェニル基、メ
チルチオナフチル基、フェニルチオフェニル基等のアル
キルチオアリール基、アリールチオアリール基等が挙げ
られる。
【0020】置換または無置換アルコキシ基の例として
は、メトキシ基、エトキシ基、プロポキシ基、ブトキシ
基、ペントキシ基、1−メチルブトキシ基、2−メチル
ブトキシ基、3−メチルブトキシ基、1,1−ジメチル
ブトキシ基、1,2−ジメチルブトキシ基、2,2−ジ
メチルブトキシ基、1−エチルプロポキシ基、2−エチ
ルプロポキシ基、ヘキシルオキシ基、シクロヘキシルオ
キシ基、ヘプチルオキシ基、メチルシクロヘキシルオキ
シ基、オクチルオキシ基、エチルシクロヘキシル基、ジ
メチルシクロヘキシルオキシ基、ノニルオキシ基、2−
エチルヘキシルオキシ基、3,5,5−トリメチルヘキ
シルオキシ基、デシルオキシ基等の直鎖、分岐または環
状の炭素数1〜10のアルコキシ基、フルオロメトキシ
基、トリフルオロメトキシ基、フルオロエトキシ基、ト
リフルオロエトキシ基、ヘキサフルオロエトキシ基、フ
ルオロプロポキシ基、トリフルオロプロポキシ基、ヘキ
サフルオロプロポキシ基、クロロメトキシ基、トリクロ
ロメトキシ基、クロロエトキシ基、トリクロロエトキシ
基等のハロゲン原子が1〜21個置換した直鎖、分岐ま
たは環状の炭素数1〜10のハロゲン化アルコキシ基、
メトキシメトキシ基、エトキシメトキシ基、プロポキシ
メトキシ基、ブトキシメトキシ基、シクロヘキシルオキ
シメトキシ基、メトキシメトキシメトキシ基、メトキシ
エトキシ基、エトキシエトキシ基、プロポキシエトキシ
基、ブトキシエトキシ基、シクロヘキシルオキシエトキ
シ基、メトキシエトキシエトキシ基、エトキシエトキシ
エトキシ基、プロポキシエトキシエトキシ基、ブトキシ
エトキシエトキシ基、メトキシメチルエトキシ基、エト
キシメチルエトキシ基、プロポキシメチルエトキシ基、
ブトキシメチルエトキシ基、シクロヘキシルオキシメチ
ルエトキシ基、メトキシエトキシメチルエトキシ基、エ
トキシエトキシメチルエトキシ基、プロポキシエトキシ
メチルエトキシ基、ブトキシエトキシメチルエトキシ
基、2−〔(2’−メトキシ)プロポキシ〕プロポキシ
基、メトキシプロポキシ基、エトキシプロポキシ基、エ
トキシプロポキシ基等の直鎖、分岐または環状の炭素数
1〜10のアルコキシアルコキシ基、アルコキシアルコ
キシアルコキシ基、N−メチルアミノメトキシ基、N,
N−ジメチルアミノメトキシ基、N−エチルアミノメト
キシ基、N,N−ジエチルアミノメトキシ基、N−メチ
ルアミノエトキシ基、N,N−ジメチルアミノエトキシ
基、N−エチルアミノエトキシ基、N,N−ジエチルア
ミノエトキシ基、N−メチルアミノプロポキシ基、N,
N−ジブチルアミノプロポキシ基、N−メチルアミノブ
トキシ基等の直鎖、分岐または環状の炭素数1〜10の
アルキルアミノアルコキシ基、メチルチオメトキシ基、
エチルチオメトキシ基、プロピルチオメトキシ基、メチ
ルチオエトキシ基、エチルチオエトキシ基、プロピルチ
オエトキシ基等の直鎖、分岐または環状の炭素数1〜1
0のアルキルチオアルコキシ基、フェノキシエトキシ
基、ナフチルオキシエトキシ基、トリルオキシエトキシ
基、エチルフェノキシエトキシ基等のアリールオキシア
ルコキシ基が挙げられる。
【0021】置換または無置換アリールオキシ基の例と
しては、フェニルオキシ基、ナフチルオキシ基、アンス
ラニルオキシ基、2−メチルフェニルオキシ基、及び3
−メチルフェニルオキシ基、4−メチルフェニルオキシ
基、2,3−ジメチルフェニルオキシ基、2,4−ジメ
チルフェニルオキシ基、2,5−ジメチルフェニルオキ
シ基、2,6−ジメチルフェニルオキシ基、3,4−ジ
メチルフェニルオキシ基、3,5−ジメチルフェニルオ
キシ基、3,6−ジメチルフェニルオキシ基、2,3,
4−トリメチルフェニルオキシ基、2,3,5−トリメ
チルフェニルオキシ基、2,3,6−トリメチルフェニ
ルオキシ基、2,4,5−トリメチルフェニルオキシ
基、2,4,6−トリメチルフェニルオキシ基、3,
4,5−トリメチルフェニルオキシ基、2−エチルフェ
ニルオキシ基、プロピルフェニルオキシ基、ブチルフェ
ニルオキシ基、ヘキシルフェニルオキシ基、シクロヘキ
シルフェニルオキシ基、オクチルフェニルオキシ基、2
−メチル−1−ナフチルオキシ基、3−メチル−1−ナ
フチルオキシ基、4−メチル−1−ナフチルオキシ基、
5−メチル−1−ナフチルオキシ基、6−メチル−1−
ナフチルオキシ基、7−メチル−1−ナフチルオキシ
基、8−メチル−1−ナフチルオキシ基、1−メチル−
2−ナフチルオキシ基、3−メチル−2−ナフチルオキ
シ基、4−メチル−2−ナフチルオキシ基、5−メチル
−2−ナフチルオキシ基、6−メチル−2−ナフチルオ
キシ基、7−メチル−2−ナフチルオキシ基、8−メチ
ル−2−ナフチルオキシ基、2−エチル−1−ナフチル
オキシ基等の炭素数1〜10の直鎖、分岐又は環状のア
ルキル基が置換したアリールオキシ基等が挙げられ、ま
た、3−メトキシフェニルオキシ基、4−メトキシフェ
ニルオキシ基、2,3−ジメトキシフェニルオキシ基、
2,4−ジメトキシフェニルオキシ基、2,5−ジメト
キシフェニルオキシ基、2,6−ジメトキシフェニルオ
キシ基、3,4−ジメトキシフェニルオキシ基、3,5
−ジメトキシフェニルオキシ基、3,6−ジメトキシフ
ェニルオキシ基、2,3,4−トリメトキシフェニルオ
キシ基、2,3,5−トリメトキシフェニルオキシ基、
2,3,6−トリメトキシフェニルオキシ基、2,4,
5−トリメトキシフェニルオキシ基、2,4,6−トリ
メトキシフェニルオキシ基、3,4,5−トリメトキシ
フェニルオキシ基、2−エトキシフェニルオキシ基、プ
ロポキシフェニルオキシ基、ブトキシフェニルオキシ
基、ヘキシルオキシフェニルオキシ基、シクロヘキシル
オキシフェニルオキシ基、オクチルオキシフェニルオキ
シ基、2−メトキシ−1−ナフチルオキシ基、3−メト
キシ−1−ナフチルオキシ基、4−メトキシ−1−ナフ
チルオキシ基、5−メトキシ−1−ナフチルオキシ基、
6−メトキシ−1−ナフチルオキシ基、7−メトキシ−
1−ナフチルオキシ基、8−メトキシ−1−ナフチルオ
キシ基、1−メトキシ−2−ナフチルオキシ基、3−メ
トキシ−2−ナフチルオキシ基、4−メトキシ−2−ナ
フチルオキシ基、5−メトキシ−2−ナフチルオキシ
基、6−メトキシ−2−ナフチルオキシ基、7−メトキ
シ−2−ナフチルオキシ基、8−メトキシ−2−ナフチ
ルオキシ基、2−エトキシ−1−ナフチルオキシ基等の
炭素数1〜10の直鎖、分岐又は環状のアルコキシ基が
置換したアリールオキシ基等が挙げられ、クロロフェニ
ルオキシ基、ジクロロフェニルオキシ基、トリクロロフ
ェニルオキシ基、ブロモフェニルオキシ基、ジブロモフ
ェニルオキシ基、ヨードフェニルオキシ基、フルオロフ
ェニルオキシ基、ジフルオロフェニルオキシ基、トリフ
ルオロフェニルオキシ基、テトラフルオロフェニルオキ
シ基、ペンタフルオロフェニルオキシ基等のハロゲン原
子が置換したアリールオキシ基、トリフルオロメチルフ
ェニルオキシ基等のハロゲン化アルキル基が置換したア
リールオキシ基等が挙げられ、N,N−ジメチルアミノ
フェニルオキシ基、N,N−ジエチルアミノフェニルオ
キシ基、N−フェニル−N−メチルアミノフェニルオキ
シ基、N−トリル−N−エチルアミノフェニルオキシ
基、N−クロロフェニル−N−シクロヘキシルアミノフ
ェニルオキシ基、N,N−ジトリルアミノフェニルオキ
シ基等のN−モノ置換アミノアリールオキシ基、N,N
−ジ置換アミノアリールオキシ基が挙げられ、メチルチ
オフェニルオキシ基、エチルチオフェニルオキシ基、メ
チルチオナフチルオキシ基、シクロヘキシルチオフェニ
ルオキシ基等のアルキルチオアリールオキシ基、フェニ
ルチオフェニルオキシ基、ナフチルチオフェニルオキシ
基、フェニルチオナフチルオキシ基等のアリールチオア
リールオキシ基等が挙げられる。
【0022】置換または無置換N−アルキルアミノ基の
例としては、メチルアミノ基、エチルアミノ基、n−プ
ロピルアミノ基、iso−プロピルアミノ基、n−ブチ
ルアミノ基、iso−ブチルアミノ基、sec−ブチル
アミノ基、n−ペンチルアミノ基、1−メチルブチルア
ミノ基、2−メチルブチルアミノ基、3−メチルブチル
アミノ基、1,1−ジメチルブチルアミノ基、1,2−
ジメチルブチルアミノ基、2,2−ジメチルブチルアミ
ノ基、1−エチルプロピルアミノ基、2−エチルプロピ
ルアミノ基、n−ヘキシルアミノ基、シクロヘキシルア
ミノ基、n−ヘプチルアミノ基、メチルシクロヘキシル
アミノ基、n−オクチルアミノ基、2−エチルヘキシル
アミノ基、エチルシクロヘキシルアミノ基、ジメチルシ
クロヘキシルアミノ基、n−ノニルアミノ基、3,5,
5−トリメチルヘキシルアミノ基、n−デシルアミノ基
等の炭素数1〜10の直鎖、分岐または環状のアルキル
アミノ基、メトキシメチルアミノ基、エトキシメチルア
ミノ基、メトキシエチルアミノ基、エトキシエチルアミ
ノ基、n−プロポキシエチルアミノ基、iso−プロポ
キシエチルアミノ基、n−ブトキシエチルアミノ基、i
so−ブトキシエチルアミノ基、tert−ブトキシエ
チルアミノ基、n−ヘキシルオキシ−エチルアミノ基、
シクロヘキシルオキシエチルアミノ基、2−メトキシプ
ロピルアミノ基、メトキシ−iso−プロピルアミノ
基、2−エトキシプロピルアミノ基、エトキシ−iso
−プロピルアミノ基、2−プロポキシプロピルアミノ
基、プロポキシ−iso−プロピルアミノ基等の炭素数
1〜10の直鎖、分岐または環状のアルコキシアルキル
アミノ基、メチルチオメチルアミノ基、エチルチオメチ
ルアミノ基、メチルチオエチルアミノ基、エチルチオエ
チルアミノ基、n−プロピルチオエチルアミノ基、is
o−プロピルチオエチルアミノ基、n−ブチルチオエチ
ルアミノ基、iso−ブチルチオエチルアミノ基、te
rt−ブチルチオエチルアミノ基、n−ヘキシルチオエ
チルアミノ基、シクロヘキシルチオエチルアミノ基、2
−メチルチオプロピルアミノ基、メチルチオ−iso−
プロピルアミノ基、2−エチルチオプロピルアミノ基、
エチルチオ−iso−プロピルアミノ基、2−プロピル
チオプロピルアミノ基、プロピルチオ−iso−プロピ
ルアミノ基、メチルチオエトキシエチルアミノ基、エチ
ルチオエチルチオエチルアミノ基等の炭素数1〜10の
直鎖、分岐または環状のアルキルチオアルキルアミノ
基、N−メチルアミノメチルアミノ基、N−メチルアミ
ノエチルアミノ基、N−エチルアミノメチルアミノ基、
N−エチルアミノエチルアミノ基、N,N−ジメチルア
ミノメチルアミノ基、N,N−ジエチルアミノメチルア
ミノ基、N,N−ジメチルアミノエチルアミノ基、N,
N−ジエチルアミノエチルアミノ基等の炭素数1〜10
の直鎖、分岐または環状のN−アルキルアミノアルキル
アミノ基、N,N−ジアルキルアミノアルキルアミノ基
等を挙げることができる。
【0023】置換または無置換のN,N−ジアルキルア
ミノ基としては、例としてN,N−ジメチルアミノ基、
N,N−ジエチルアミノ基、N,N−ジ(n−プロピ
ル)アミノ基、N,N−ジ(iso−プロピル)アミノ
基、N,N−ジ(n−ブチル)アミノ基、N,N−ジ
(iso−ブチル)アミノ基、N,N−ジ(sec−ブ
チル)アミノ基、N,N−ジ(n−ペンチル)アミノ
基、N,N−ジ(1−メチルブチル)アミノ基、N,N
−ジ(2−メチルブチル)アミノ基、N,N−ジ(3−
メチルブチル)アミノ基、N,N−ジ(1,1−ジメチ
ルブチル)アミノ基、N,N−ジ(1,2−ジメチルブ
チル)アミノ基、N,N−ジ(2,2−ジメチルブチ
ル)アミノ基、N,N−ジ(1−エチルプロピル)アミ
ノ基、N,N−ジ(2−エチルプロピル)アミノ基、
N,N−ジ(n−ヘキシル)アミノ基、N,N−ジ(シ
クロヘキシル)アミノ基、N,N−ジ(n−ヘプチル)
アミノ基、N,N−ジ(メチルシクロヘキシル)アミノ
基、N,N−ジ(n−オクチル)アミノ基、N,N−ジ
(2−エチルヘキシル)アミノ基、N,N−ジ(ジメチ
ルシクロヘキシル)アミノ基、N,N−ジ(n−ノニ
ル)アミノ基、N,N−ジ(3,5,5−トリメチルヘ
キシル)アミノ基、N,N−ジ(n−デシル)アミノ
基、N−メチル−N−エチルアミノ基、N−プロピル−
N−エチルアミノ基、N−ヘキシル−N−エチルアミノ
基、N−オクチル−N−エチルアミノ基、N−(シクロ
ヘキシル)−N−エチルアミノ基等の炭素数1〜10の
直鎖、分岐または環状のアルキルジ置換アミノ基、N,
N−ジ(メトキシメチル)アミノ基、N,N−ジ(エト
キシメチル)アミノ基、N,N−ジ(メトキシエチル)
アミノ基、N,N−ジ(エトキシエチル)アミノ基、
N,N−ジ(n−プロポキシエチル)アミノ基、N,N
−ジ(iso−プロポキシエチル)アミノ基、N,N−
ジ(n−ブトキシエチル)アミノ基、N,N−ジ(is
o−ブトキシエチル)アミノ基、N,N−ジ(tert
−ブトキシエチル)アミノ基、N,N−ジ(n−ヘキシ
ルオキシエチル)アミノ基、N,N−ジ(シクロヘキシ
ルオキシエチル)アミノ基、N,N−ジ(2−メトキシ
プロピル)アミノ基、N,N−ジ(メトキシ−iso−
プロピル)アミノ基、N,N−ジ(2−エトキシプロピ
ル)アミノ基、N,N−ジ(エトキシ−iso−プロピ
ル)アミノ基、N,N−ジ(2−プロポキシプロピル)
アミノ基、N,N−ジ(プロポキシ−iso−プロピ
ル)アミノ基、N,N−ジ(メトキシエトキシエチル)
アミノ基、N,N−ジ(エトキシエトキシエチル)アミ
ノ基、N−メチル−N−(メトキシエチル)アミノ基、
N−(プロピルオキシエチル)−N−エチルアミノ基、
N−ヘキシルオキシエチル−N−エチルアミノ基、N−
(エトキシエトキシエチル)−N−エチルアミノ基、N
−(シクロヘキシルオキシエチル)−N−エチルアミノ
基等の炭素数1〜10の直鎖、分岐または環状のアルコ
キシ基で置換されたジアルキルアミノ基、N,N−ジ
(メチルチオメチル)アミノ基、N,N−ジ(エチルチ
オメチル)アミノ基、N,N−ジ(メチルチオエチル)
アミノ基、N,N−ジ(エチルチオエチル)アミノ基、
N,N−ジ(n−プロピルチオエチル)アミノ基、N,
N−ジ(iso−プロピルチオエチル)アミノ基、N,
N−ジ(n−ブチルチオエチル)アミノ基、N,N−ジ
(iso−ブチルチオエチル)アミノ基、N,N−ジ
(tert−ブチルチオエチル)アミノ基、N,N−ジ
(n−ヘキシルチオエチル)アミノ基、N,N−ジ(シ
クロヘキシルチオエチル)アミノ基、N,N−ジ(2−
メチルチオプロピル)アミノ基、N,N−ジ(メチルチ
オ−iso−プロピル)アミノ基、N,N−ジ(2−エ
チルチオプロピル)アミノ基、N,N−ジ(エチルチオ
−iso−プロピル)アミノ基、N,N−ジ(2−プロ
ピルチオプロピル)アミノ基、N,N−ジ(プロピルチ
オ−iso−プロピル)アミノ基、N,N−ジ(メチル
チオエトキシエチル)アミノ基、N,N−ジ(エチルチ
オエチルチオエチル)アミノ基等の炭素数1〜10の直
鎖、分岐または環状のアルキルチオ基が置換したN,N
−ジアルキルチオアルキルアミノ基、N,N−ジ(N−
メチルアミノメチル)アミノ基、N,N−ジ(N−メチ
ルアミノエチル)アミノ基、N,N−ジ(N−エチルア
ミノメチル)アミノ基、N,N−ジ(N−エチルアミノ
エチル)アミノ基、N,N−ジ(N,N−ジメチルアミ
ノメチル)アミノ基、N,N−ジ(N,N−ジエチルア
ミノメチル)アミノ基、N,N−ジ(N,N−ジメチル
アミノエチル)アミノ基、N,N−ジ(N,N−ジエチ
ルアミノエチル)アミノ基等の炭素数1〜10の直鎖、
分岐または環状のN,N−ジ(N−アルキルアミノアル
キル)アミノ基、N,N−ジ(N,N−ジアルキルアミ
ノアルキル)アミノ基等が挙げられる。
【0024】置換または無置換N−アリールアミノ基と
しては、例として、N−フェニルアミノ基、N−トリル
アミノ基、N−クロロフェニルアミノ基、N−トリフル
オロフェニルアミノ基、N−ナフチルアミノ基、N−メ
チルナフチルアミノ基、N−クロロナフチルアミノ基等
が挙げられる。
【0025】置換または無置換N,N−ジアリールアミ
ノ基の例としては、N,N−ジフェニルアミノ基、N,
N−ジトリルアミノ基、N,N−ジクロロフェニルアミ
ノ基、N,N−ジトリフルオロフェニルアミノ基、N,
N−ジナフチルアミノ基、N,N−ジメチルナフチルア
ミノ基、N,N−ジクロロナフチルアミノ基等が挙げら
れる。
【0026】置換または無置換N−アルキル−N−アリ
ールアミノ基の例としては、N−メチル−N−フェニル
アミノ基、N−エチル−N−トリルアミノ基、N−メト
キシエチル−N−クロロフェニルアミノ基、N−エチル
−N−トリフルオロフェニルアミノ基、N−シクロヘキ
シル−N−ナフチルアミノ基、N−エチル−N−ナフチ
ルアミノ基、N−2−エチルヘキシル−N−メチルナフ
チルアミノ基、N−メチル−N−クロロナフチルアミノ
基等が挙げられる。
【0027】ハロゲン原子としては、フッ素原子、塩素
原子、臭素原子、ヨウ素原子が挙げられる。
【0028】本発明において、発光材料として用いられ
る一般式(1)の化合物は、o−ジクロロベンゼンや
N,N−ジメチルアニリン等の有機溶媒中、塩化亜鉛等
のハロゲン化亜鉛存在下、下記一般式(2)
【0029】
【化4】 〔式(2)中、Y1、Y2、Y3、Y4、Y5、Y6は、各々
独立に水素原子、ハロゲン原子、ニトロ基、シアノ基、
ヒドロキシル基、アミノ基、置換または無置換のアルキ
ル基、置換または無置換アリール基、置換または無置換
アルコキシ基、置換または無置換アリールオキシ基、置
換または無置換N−アルキルアミノ基、置換または無置
換N,N−ジアルキルアミノ基、置換または無置換N−
アリールアミノ基、置換または無置換N,N−ジアリー
ルアミノ基、置換または無置換N−アルキル−N−アリ
ールアミノ基を表す。〕で示されるキノリン誘導体と下
記式(3)
【0030】
【化5】 〔式(3)中、Y7、Y8、Y9、Y10は、各々独立に水
素原子、ハロゲン原子、ニトロ基、シアノ基、ヒドロキ
シル基、アミノ基、置換または無置換のアルキル基、置
換または無置換アリール基、置換または無置換アルコキ
シ基、置換または無置換アリールオキシ基、置換または
無置換N−アルキルアミノ基、置換または無置換N,N
−ジアルキルアミノ基、置換または無置換N−アリール
アミノ基、置換または無置換N,N−ジアリールアミノ
基、置換または無置換N−アルキル−N−アリールアミ
ノ基を表す。〕で示されるフタルイミド誘導体を反応さ
せ、その後、無機酸で処理することで得ることができ
る。
【0031】本発明において、発光材料として用いられ
る下記式(4)
【化6】 で示される材料は、特開昭56−147784号公報な
どの方法により製造でき、クロロホルム中、発光波長5
23.5nmにおいて287、383、717nmにそ
れぞれピークを有する蛍光励起スペクトルを示す。
【0032】本発明において、用いられる基材の具体例
としては、発光マークの記されていない紙幣、有価証
券、勝馬投票券、証書、商品の値札・タグ、バーコード
ゲーム用のカード、入退出管理・出退勤管理カード、ホ
テルなどのカードキー、郵便物、学生証・社員証などの
IDカード、運転免許証などの免許証、保険証、搭乗
券、スタンプカード、ポイントカード、伝票、化粧箱な
どの箱、パッケージ、本の表紙やカバー、普通紙やコー
ト紙、各種交通機関やコンビニエンスストアやパチンコ
などのプリペイドカード、衣服などが挙げられる。
【0033】あるいは、製品管理やデリバリー用に製品
自体への発光マークの添付、スタンプインキなどに使用
する場合には紙類の他に皮膚などに押捺したり、特開平
6−149350号公報に記載されるように、建物の床
面や絨毯・カーペットに発光インクを塗布、または発光
シートの張りつけを行ってもよい。本発明の発光担持物
とは、これらの基材に紫外領域と近赤外領域の励起光で
発光する単一の発光材料を含有してなる発光マークを記
してできたものである。
【0034】本発明において、使用される発光インクの
具体例として、印刷インクやインクジェット用インクな
どを挙げることができる。紫外領域と赤外領域の励起光
で発光する発光材料を有機溶媒に溶解、分散、あるいは
水に分散することで作製することができる。あるいは、
この液を、印刷インク、インクジェット用インク等の汎
用の各種インクに配合してもよい。インク組成物の作製
方法としては、本発明に使用する発光材料を、各種溶媒
あるいは各種インクのワニスに含有させる方法等があ
る。
【0035】各種溶剤の例としては、アセトン、メチル
エチルケトン、メチルイソブチルケトン等のケトン系、
蟻酸メチル、蟻酸エチル、酢酸メチル、酢酸エチル、酢
酸プロピル、酢酸ブチル等のエステル系、ジエチルエー
テル、ジブチルエーテル等のエーテル系、トルエン、ベ
ンゼン、キシレン等の芳香族系、フロン、トリクロロエ
タン、クロロホルム、塩化メチレン等のハロゲン化アル
キル系、メタノール、エタノール、プロパノール等のア
ルコール系、アセトニトリル等のニトリル系の有機溶媒
や水等の溶媒が挙げられる。また、水と混合した有機溶
媒を用いても良い。
【0036】インク用ワニスの例としては、油性インク
用ワニス、例えば、ポリアミド系インク用ワニス(ポリ
アミド樹脂、エタノール、イソプロピルアルコール、酢
酸エチル、n−ヘプタン、その他等)、アクリル系イン
ク用ワニス(アクリル樹脂、イソプロピルアルコール、
酢酸エチル、その他等)、染料型インク用ワニス(アル
コール、タンニン酸、またはフェノール樹脂等)、およ
び蛍光インク用ワニス(エチルヒドロキシエチルセルロ
ース、ロジンのペンタエリストールエステル、ミネラル
スピリット、その他等)が挙げられる。
【0037】本発明の方法において、使用される転写シ
ートは、上記のインクあるいはバインダー樹脂を添加し
たものをコンデンサー紙、グラシン紙等の薄葉紙、ポリ
エステル、ポリアミド、ポリイミド等の耐熱性が良い樹
脂フィルムに塗布することで作製することができる。こ
れらは一般に、感熱記録ヘッドからの伝熱効率を良くす
るために5〜50μmの厚みのものが用いられる。
【0038】本発明の方法において、使用される発光シ
ートは、紙を漉く際や樹脂加工時に練り込みにより発光
材料を添加することで作製できる。あるいは、上記のイ
ンクを塗布することによっても作製できる。使用する樹
脂の具体例を挙げると、ポリエチレン、ポリプロピレ
ン、ポリ塩化ビニル等のポリオレフィン、ポリエチレン
テレフタレート、ポリカーボネートなどである。これら
発光シートは、そのまま使用してもよいが、接着剤を付
して使用してもよい。
【0039】本発明の方法において、使用される発光マ
ークの具体例を挙げると、バーコード、数字、文字、記
号、トレードマークなどである。これらの発光マーク
は、上記のインクやシートを用い、印刷、塗布、はりつ
けなどにより基材に付し、あるいはそのまま用いて発光
担持物となる。
【0040】
【実施例】以下、実施例により詳細に説明するが、本発
明は以下の実施例に限定されるものではない。 参考例1(発光材料の製造例) フタルイミド15g(0.102モル)、キナルジン2
9.4g(0.204モル)、塩化亜鉛29.2g
(0.214モル)とN,N−ジメチルアニリン150
gを反応器にいれ、窒素通気下に150℃で2時間、次
いで180℃で8時間加熱した。15%塩酸水溶液65
0gに排出し、95℃で1時間処理した。50℃に冷却
後、濾過、水洗浄した。濾塊を取り出し、乾燥し、式
(4)の発光材料を24.8g得た。
【0041】
【化7】
【0042】実施例1 参考例1で合成した化合物0.1重量部、アクリル系ワ
ニスであるアクリル酸メチル−メタクリル酸メチルコポ
リマーのキシレン溶液30重量部、およびメチルエチル
ケトン20重量部からなるインク組成物を作製した。こ
の様に得られたインクをインクジェットプリンターを用
いて、証券用紙にバーコード印刷した。まず、印刷部分
に紫外線ランプを照射し、500〜550nmの発光を
感知する光センサーを用い、発光バーコードを読み取っ
た。次に、印刷部分に近赤外線ランプを照射し、同じく
発光を感知する光センサーを用い、発光バーコードを読
み取った。共に、バーコードで読み取った数字は同一で
あった。また、この発光担持物であるバーコード印刷し
た証券に紫外線ランプを照射し、黄緑色の発光を目視で
確認した。次に、近赤外線ランプを照射し、発光を目視
で確認した。共に、バーコードの形状は、同一であっ
た。この証券を蛍光灯下1か月間放置したが、全く初期
状態と発光強度は同じであり、良好な安定性であった。
【0043】実施例2 実施例1で作製したインクを紙製カードキーに塗布す
る。一方、ドアには、500〜550nmの光を検出す
る光センサーと、照射装置として354nmの紫外線を
照射するランプと770nmの近赤外線を照射するラン
プを搭載したドアキー解除装置を付けている。カードキ
ーを差し込むとドアロックが解除され、誤作動は無かっ
た。
【0044】実施例3 実施例1で作製したインクを搭乗券に塗布する。一方、
自動チェックイン機には、500〜550nmの光を検
出する光センサーと、照射装置として紫外線ランプと近
赤外線ランプを搭載している。搭乗券を投入すると機械
は作動し、誤作動は無かった。
【0045】実施例4 参考例1で合成した式(4)の材料100g、高密度ポ
リエチレン樹脂ペレット10kgを混合し、単軸押出機
(φ30mm;温度230℃;膜厚100ミクロン)に
て製膜した。このフィルムの裏面に接着剤を塗布し、建
物の床面に張りつけた。520nmの光を検出するセン
サーと、照射装置として354nmの波長の光を出すラ
ンプと770nmの波長の光を出すランプを搭載したロ
ボットを上記フィルムの上を走行させた。誤作動無く、
順調に走行した。
【0046】実施例5 参考例1で合成した式(4)の材料0.1重量部をメチ
ルエチルケトン20重量部に溶解させ、インクを作製し
た。このインクを床のカーペットに塗り、幅30cmの
線を描いた。この線上で実施例4で使用したロボットを
走行させると、順調に線をたどって走行した。
【0047】
【発明の効果】紫外領域と近赤外領域の励起光で発光す
る単一の材料を含有する発光マークを用いて、それぞれ
の励起光で発光させ、発光を検出し、情報を読みだすこ
とにより、精度が良くなり、読み取りの誤りや偽造が防
止できる。即ち、本発明の方法は、情報読み出し精度、
あるいはセキュリティーにおいて有用な方法である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る発光担持物の断面図
である。
【図2】本発明の実施例の係る証券の平面図である。
【符号の説明】
1 基材本体 2 発光マーク 3 発光担持物 4 紫外線ランプ 5 近赤外線ランプ 6 光センサー

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 紫外領域と近赤外領域の励起光で発光す
    る単一の発光材料を含有してなる発光マークをそれぞれ
    の励起光で発光させ、発光を検出し、発光マークに記さ
    れる情報を読みだす方法。
  2. 【請求項2】 紫外領域と近赤外領域の励起光で発光す
    る単一の発光材料が、下記式(1) 【化1】 〔式(1)中、R1、R2、R3、R4、R5、R6、R7
    8、R9、R10は、各々独立に水素原子、ハロゲン原
    子、ニトロ基、シアノ基、ヒドロキシル基、アミノ基、
    置換または無置換のアルキル基、置換または無置換アリ
    ール基、置換または無置換アルコキシ基、置換または無
    置換アリールオキシ基、置換または無置換N−アルキル
    アミノ基、置換または無置換N,N−ジアルキルアミノ
    基、置換または無置換N−アリールアミノ基、置換また
    は無置換N,N−ジアリールアミノ基、置換または無置
    換N−アルキル−N−アリールアミノ基を表す。〕で示
    される化合物および互変異性体である請求項1記載の方
    法。
  3. 【請求項3】 基材上に、紫外領域と近赤外領域の励起
    光で発光する単一の発光材料を含有してなる発光マーク
    が設けられていることを特徴とする発光担持物。
  4. 【請求項4】 紫外領域と近赤外領域の励起光で発光す
    る単一の発光材料が、下記式(1) 【化2】 〔式(1)中、R1、R2、R3、R4、R5、R6、R7
    8、R9、R10は、前記と同じ意味を示す。〕で示され
    る化合物および互変異性体である請求項3記載の発光担
    持体。
JP34316097A 1997-12-12 1997-12-12 情報・読み出し方法及び発光担持体 Pending JPH11175652A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP34316097A JPH11175652A (ja) 1997-12-12 1997-12-12 情報・読み出し方法及び発光担持体

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP34316097A JPH11175652A (ja) 1997-12-12 1997-12-12 情報・読み出し方法及び発光担持体

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH11175652A true JPH11175652A (ja) 1999-07-02

Family

ID=18359387

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP34316097A Pending JPH11175652A (ja) 1997-12-12 1997-12-12 情報・読み出し方法及び発光担持体

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH11175652A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6354501B1 (en) * 1998-11-18 2002-03-12 Crossoff Incorporated Composite authentication mark and system and method for reading the same
JP2002074291A (ja) * 2000-08-31 2002-03-15 Oki Electric Ind Co Ltd 個人識別媒体と媒体読取装置
EP1224085A1 (en) * 1999-10-15 2002-07-24 DNA Technologies Ltd. Label having invisible bar code

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6354501B1 (en) * 1998-11-18 2002-03-12 Crossoff Incorporated Composite authentication mark and system and method for reading the same
EP1224085A1 (en) * 1999-10-15 2002-07-24 DNA Technologies Ltd. Label having invisible bar code
EP1224085A4 (en) * 1999-10-15 2003-02-05 Dna Technologies Ltd LABEL WITH INVISIBLE BAR CODE
JP2002074291A (ja) * 2000-08-31 2002-03-15 Oki Electric Ind Co Ltd 個人識別媒体と媒体読取装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6402986B1 (en) Compositions and methods for luminescence lifetime comparison
US20050178841A1 (en) System and methods for product and document authentication
JP5599308B2 (ja) 長いuv波長範囲で励起する希土類金属錯体
EP0624636B1 (en) Infrared phosphor and material having latent images and optical reading system using said phosphor
US5693693A (en) Bar code printing and scanning using wax based invisible fluorescent inks
US8617421B2 (en) Lanthanide metal-organic frameworks and uses thereof
WO2002060604A1 (en) Contrast enhancing marking system for application of unobtrusive identification and other markings
EP1277811B1 (en) Red luminous ink composition
KR20040017290A (ko) 중합체용 태깅 물질, 방법, 및 그에 의해 제조된 제품
BR112018006759B1 (pt) Elemento de segurança, método para autenticá-lo, aparelho de autenticação, processo para produzi-lo e bem comercial de valor ou documento de segurança
ES2334941T3 (es) Fluorescente que emite luz infrarroja.
KR20000005449A (ko) 귀중한 문서
US20060286407A1 (en) Fluorescent pattern forming article, recording medium, security medium, and recording method
US7622163B2 (en) Method for identifying articles and process for maintaining security
EP1288268B1 (en) Blue luminous ink composition
JPWO2019053963A1 (ja) インキ組成物、印刷物、及び、真贋判定方法
JPH11175652A (ja) 情報・読み出し方法及び発光担持体
JP4386565B2 (ja) 紫外線励起型インキ組成物
US20120153184A1 (en) Luminescent phosphor-containing materials, and methods for their production and use in authenticating articles
JP2584681B2 (ja) 記録方法及び記録材料
KR20090035258A (ko) 형광 잉크 조성물, 이로 형성된 형광 마크, 및 이를포함하는 인쇄물
CN102574405B (zh) 具有窄带的标记物
JP5339359B2 (ja) 光学読取方法
RU2769394C1 (ru) Система защитных чернил
JP3737249B2 (ja) 二塩化スズナフタロシアニン化合物及びそれを用いた近赤外線吸収材

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20050927

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20051004

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20060307