JPH11164997A - 衣類乾燥機 - Google Patents

衣類乾燥機

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JPH11164997A
JPH11164997A JP9333222A JP33322297A JPH11164997A JP H11164997 A JPH11164997 A JP H11164997A JP 9333222 A JP9333222 A JP 9333222A JP 33322297 A JP33322297 A JP 33322297A JP H11164997 A JPH11164997 A JP H11164997A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
drum
blower fan
casing
clothes
clothes dryer
Prior art date
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Pending
Application number
JP9333222A
Other languages
English (en)
Inventor
Shinichiro Kawabata
真一郎 川端
Masumi Ito
眞純 伊藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
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Publication of JPH11164997A publication Critical patent/JPH11164997A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 自由表面積の大きい冷却水に、循環空気を長
い時間接触させて熱交換を行ない、高い除湿効率を確保
する。 【解決手段】 乾燥機本体1内に配置された衣類乾燥ド
ラム5と、一方が衣類乾燥ドラム5のドラム入口11
と、他方が衣類乾燥ドラム5のドラム出口15とそれぞ
れ連通し送風ファン19により循環空気を循環させる循
環風路13と、循環風路13内の循環空気を加熱する乾
燥用ヒータ17を設け、前記送風ファン19を、前記ド
ラム出口15と乾燥用ヒータ17との間に配置する。一
方、送風ファン19のケーシング部21において、ケー
シング内壁面31に沿って冷却水を流し、その冷却水に
循環空気を接触させて循環空気の冷却除湿を行なう。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、衣類乾燥機に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来、衣類乾燥機としては、例えば、特
開平5−245295号公報に示す如く、衣類乾燥ドラ
ムから送り出された高温多湿の循環空気を、冷却水によ
って冷却除湿を行ない、除湿された循環空気を乾燥用ヒ
ータで加熱した後、再び、衣類乾燥ドラム内へ送り込む
循環を繰返すことで、乾燥が行なわれるようになってい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】冷却水によって冷却除
湿を行なう従来手段にあっては、遠心ファンの羽根を、
冷却水によって冷却し、衣類乾燥ドラムから送り出され
た高温多湿の循環空気を、前記冷却された羽根に接触さ
せることで熱交換を行ない、冷却除湿するものである。
【0004】このために、遠心ファンの羽根と空気との
接触時間が短いために熱交換の効率が悪かった。
【0005】そこで、この発明は、冷却水と空気との接
触時間を長くして効率のよい熱交換が行なえるようにし
た衣類乾燥機を提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、この発明は、乾燥機本体内に配置された衣類乾燥ド
ラムと、一方が衣類乾燥ドラムのドラム入口と、他方が
衣類乾燥ドラムのドラム出口とそれぞれ連通し合う循環
風路と、循環風路内に配置された乾燥用ヒータと、衣類
乾燥ドラム内の空気を前記循環風路を介して循環させる
送風ファンとを備え、前記送風ファンを、前記ドラム出
口と乾燥用ヒータとの間に配置する一方、送風ファンの
ケーシング部において、ケーシング内壁面に沿って流れ
る冷却水に循環空気を接触させて循環空気の冷却除湿を
行なう。
【0007】そして、好ましい実施形態として、送風フ
ァンのケーシング内壁面に、循環空気との接触面積の拡
大を図る凹凸部を設ける構造とする。
【0008】あるいは、送風ファンを、ファンケース内
壁面に沿って送風する遠心式送風ファンとする。
【0009】あるいは、送風ファンの送風に逆らって冷
却水が流れ、長時間ケーシング部に滞留するよう給水口
を、送風ファンのケーシング風下側に、排水口を、風上
側に設ける。
【0010】かかる衣類乾燥機によれば、衣類乾燥ドラ
ムのドラム出口から送り出された高温多湿の循環空気
は、ケーシング内壁面を流れる冷却水に接触して熱交換
が行なわれ、冷却除湿される。このとき、高温多湿の循
環空気は、冷却水と長い時間接触が可能となり、効率の
良い熱交換が行なわれるようになる。
【0011】また、この発明にあっては、乾燥行程時の
除湿率の低下を防ぐように、送風ファンのケーシング部
に設けられた冷却水排水用の排水径路に、循環空気の漏
れを防ぐ防止装置を設置する。
【0012】また、この発明にあっては、送風ファンに
よって送り出された水滴が自然落下できるようにすると
共に、自然落下しなかった水滴が衣類乾燥ドラム内へ送
り込まれるのを防ぐために、第1には、送風ファンの出
口空気を、上方向へ向けて吹き出すようにする。
【0013】第2には、送風ファンと乾燥用ヒータとの
間の循環風路に、送風ファンによって送り出された水滴
を回収する水滴回収部を設ける。
【0014】水滴回収部としては、送風ファンの出口断
面積に対して流速を落とす大きい風路断面積を備えた構
造のものがある。
【0015】あるいは、水滴の抵抗面となる屈曲部を有
する風路を備えた構造のものがある。
【0016】また、この発明にあっては、メンテナンス
を容易にするために、ケーシング部内に送り込まれたリ
ントを、ケーシング内壁面に沿って流れる冷却水によっ
て回収する。
【0017】なお、排水径路の詰まりを防ぐために、衣
類乾燥ドラムのドラム出口に、粗い目のリントフィル
タ、あるいは、細かい目のリントフィルタを設けるよう
にしてもよい。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、図1と図2の図面を参照し
ながら、この発明の第1の実施形態について具体的に説
明する。
【0019】図1において、1は衣類乾燥機3の乾燥機
本体を示している。乾燥機本体1の内側には衣類乾燥ド
ラム5が配置され、乾燥機本体1の前面(図面左側)に
設けられた開閉扉7を開けることで、衣類乾燥ドラム5
内の衣類の出し入れが可能となる。
【0020】衣類乾燥ドラム5は、駆動モータ(図示し
ていない)からの回転動力が与えられることで、軸心線
が水平方向となるドラム軸9を中心として回転自在に支
持されている。
【0021】衣類乾燥ドラム5のドラム入口11には、
循環風路13の一方が、ドラム出口15に循環風路13
の他方がそれぞれ連通し、衣類乾燥ドラム5内の空気
は、循環風路13を介して循環するようになっている。
【0022】衣類乾燥ドラム5のドラム入口11側とな
る循環風路13には、循環空気を加熱し乾燥風を生成す
る乾燥用ヒータ17が設けられている。
【0023】一方、衣類乾燥ドラム5のドラム出口15
には、ドラム出口15と連通し、前記循環風路13の一
部を構成する送風ファン19のケーシング部21が配置
されている。
【0024】ケーシング部21の入口21a側は、前記
した如く、ドラム出口15と連通し、ケーシング部21
の出口21b側は、上方へ延びる領域の循環風路13と
連通し、送り出された水滴が自然落下するようになって
いる。
【0025】送風ファン19は、ドラム出口15から取
入れた循環空気を上方へ向けて送り出す遠心式送風ファ
ンとなっている。
【0026】なお、送風ファン19は軸流ファン方式で
あってもよい。
【0027】送風ファン19のファン軸23は、衣類乾
燥ドラム5のドラム軸9に回転自在に嵌挿されると共
に、ファン用モータ25からベルト27を介して回転動
力が与えられる入力プーリ29を有している。
【0028】ケーシング部21には、送風ファン19が
図2矢印の如く回転する時に、内周面となるケーシング
内壁面31の風下側(図面上位側)に給水口33が、風
上側となる最下位の底部に排水口35がそれぞれ設けら
れている。
【0029】給水口33は、給水管37を介して冷却水
となる水道水が送り込まれるようになっている。
【0030】排水口35は、排水管39が接続し、外へ
の排水が可能となっている。
【0031】このように構成された衣類乾燥機3によれ
ば、送風ファン19の回転により、衣類乾燥ドラム5内
の高温多湿の循環空気は、ドラム出口15から送り出さ
れ、ケーシング部21を通過する時に、ケーシング内壁
面31を流れる冷却水と接触して熱交換が行なわれる。
この熱交換により冷却除湿された後、循環空気は乾燥用
ヒータ17によって加熱され、再びダクト入口11から
衣類乾燥ドラム5内へ送り込まれる循環を繰返すこと
で、乾燥が行なわれる。
【0032】この運転時において、遠心式の送風ファン
19により、空気流速が最大となるケーシング内壁面3
1で冷却水の表面は風圧によって激しく波打つ。このた
めに、冷却水の自由表面積、つまり、熱交換面積が高い
状態で循環空気と接触し合う。また、給水口33からの
冷却水は循環空気の流れに逆らって流れ落ちるため、排
水口35から排水されるまで長い時間滞留し、有効利用
できる。この結果、長時間に亘って冷却水と循環空気と
の接触状態が確保されるため、高い熱交換面積と相俟っ
て効率のよい熱交換が行なわれる。
【0033】また、ケーシング部21の出口21bから
送り出された水滴は、上方向へ向かうため自然落下し、
ケーシング部21へ戻るため衣類乾燥ドラム5へ向かう
水滴の量は少なくなる。
【0034】一方、衣類乾燥ドラム5内で発生した糸く
ず等のリントは、ケーシング部21内において、送風フ
ァン19による遠心力の作用で、冷却水と接触し合う時
に、冷却水と一緒に下へ流れ落ちるようになる。
【0035】これにより、フィルタの掃除が不要となる
が、排水径路等の詰りを考慮すると、ドラム出口15
に、図1に示す如く、粗い目又は細かい目のリントフィ
ルタ41を設けるようにしても良い。
【0036】さらに、本実施例は、小型の送風機構と除
湿機構が一体となって、コンパクトな構成にまとめられ
ている。
【0037】図3と図4は乾燥効率及び除湿効率の向上
を図った第2の実施形態を示したものである。
【0038】即ち、図4に示す如く、ケーシング部21
のケーシング内壁面31に凹部43と凸部45とを形成
する一方、排水口35の排水径路となる排水管39に循
環空気の漏れを防ぐU字トラップ47等の防止装置49
を設ける。
【0039】また、循環風路13に、送風ファン19に
よって送り出された水滴を回収する水滴回収部51を設
ける。
【0040】水滴回収部51は、送風ファン19の出口
断面積に対して流速を急激に低下させて自然落下させる
大きい風路断面積を有する流路拡大部53を循環風路1
3に設けることで構成するものである。
【0041】なお、水滴回収部51は、図5に示す如
く、通風抵抗となる屈曲部55を循環風路13に設ける
ことで構成してもよい。
【0042】なお、ほかの構成要素は、図1と同一のた
め同一符号を付して詳細な説明を省略する。
【0043】したがって、かかる第2の実施形態によれ
ば、ケーシング部21内において、ケーシング内壁面3
1に沿って流れ落ちる冷却水は送風ファン19による風
圧と凹凸部43,45とにより大きく波打つ。これによ
り、冷却水と接触し合う水の自由表面積、即ち、熱交換
面積を増加させる。特に、凸部45でせき止められた冷
却水は、その瞬間盛り上がり、風圧の影響と相俟って大
きい自由表面面積が継続される結果、熱交換性能が向上
する。
【0044】また、排水口35は、U字トラップ47に
よって循環空気の漏れがなくなり、乾燥行程時の除湿率
が向上する。
【0045】一方、送風ファン19によって循環風路1
3へ送り出された水滴は、水滴回収部51によって回収
される。このため、衣類乾燥ドラム5内へ水滴が送り込
まれることがなくなり、効率のよい乾燥が可能となる。
【0046】
【発明の効果】以上、説明したように、この発明の衣類
乾燥機によれば、衣類乾燥ドラムからの高温多湿の循環
空気を、ケーシング部において自由表面積の大きい冷却
水と長い時間にわたり接触させることが可能となり、効
率のよい熱交換性能の向上が図れる。この結果、高い除
湿効率が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明にかかる衣類乾燥機の概要断面図。
【図2】ケーシング部の断面説明図。
【図3】第2の実施形態を示した衣類乾燥機の概要断面
図。
【図4】第2の実施形態のケーシング部の断面説明図。
【図5】水滴回収部の別の実施形態を示した図3と同様
の概要断面図。
【符号の説明】
1 乾燥機本体 5 衣類乾燥ドラム 11 ドラム入口 13 循環風路 15 ドラム出口 17 乾燥用ヒータ 19 送風ファン 21 ケーシング部 31 ケーシング内壁面

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 乾燥機本体内に配置された衣類乾燥ドラ
    ムと、一方が衣類乾燥ドラムのドラム入口と、他方が衣
    類乾燥ドラムのドラム出口とそれぞれ連通し合う循環風
    路と、循環風路内に配置された乾燥用ヒータと、衣類乾
    燥ドラム内の空気を前記循環風路を介して循環させる送
    風ファンとを備え、前記送風ファンを、前記ドラム出口
    と乾燥用ヒータとの間に配置する一方、送風ファンのケ
    ーシング部において、ケーシング内壁面に沿って流れる
    冷却水に循環空気を接触させて循環空気の冷却除湿を行
    なうことを特徴とする衣類乾燥機。
  2. 【請求項2】 送風ファンの出口空気を、上方向へ向け
    て吹き出すことを特徴とする請求項1記載の衣類乾燥
    機。
  3. 【請求項3】 送風ファンのケーシング内壁面に、凹凸
    部を設ける構造としたことを特徴とする請求項1記載の
    衣類乾燥機。
  4. 【請求項4】 送風ファンを、遠心式送風ファンとする
    ことを特徴とする請求項1記載の衣類乾燥機。
  5. 【請求項5】 送風ファンのケーシング部に設けられた
    冷却水排水用の排水径路に、循環空気の漏れを防ぐ防止
    装置を設置することを特徴とする請求項1記載の衣類乾
    燥機。
  6. 【請求項6】 送風ファンのケーシング部風下側に給水
    口を、風上側に排水口を設けることを特徴とする請求項
    1記載の衣類乾燥機。
  7. 【請求項7】 送風ファンと乾燥用ヒータとの間の循環
    風路に、送風ファンによって送り出された水滴を回収す
    る水滴回収部を設けたことを特徴とする請求項1記載の
    衣類乾燥機。
  8. 【請求項8】 水滴回収部は、送風ファンの出口断面積
    に対して大きい風路断面積を備えた構造であることを特
    徴とする請求項7記載の衣類乾燥機。
  9. 【請求項9】 水滴回収部は、屈曲部を有する風路を備
    えた構造であることを特徴とする請求項7記載の衣類乾
    燥機。
  10. 【請求項10】 ケーシング部内に送り込まれたリント
    を、ケーシング内壁面に沿って流れる冷却水によって回
    収することを特徴とする請求項1記載の衣類乾燥機。
  11. 【請求項11】 衣類乾燥ドラムのドラム出口に、粗い
    目のリントフィルタを設けたことを特徴とする請求項1
    記載の衣類乾燥機。
  12. 【請求項12】 衣類乾燥ドラムのドラム出口に、細か
    い目のリントフィルタを設けたことを特徴とする請求項
    1記載の衣類乾燥機。
JP9333222A 1997-12-03 1997-12-03 衣類乾燥機 Pending JPH11164997A (ja)

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