JPH11164894A - 携帯用低周波治療器 - Google Patents
携帯用低周波治療器Info
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- JPH11164894A JPH11164894A JP33433497A JP33433497A JPH11164894A JP H11164894 A JPH11164894 A JP H11164894A JP 33433497 A JP33433497 A JP 33433497A JP 33433497 A JP33433497 A JP 33433497A JP H11164894 A JPH11164894 A JP H11164894A
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- Japan
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- treatment device
- therapeutic device
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Abstract
(57)【要約】
【課題】従来の治療器は、呼吸感知センサ及びパルス出
力を必要とし、特に出力電極は機器の外部に所要長のリ
ード線を要し、複雑で大型な装置となり携帯型には適さ
なかった。また乗物酔い防止のため単なる突起物の付い
た腕バンドもあるが、効果は不十分であった。本器はこ
れらを解決する治療効果の高い低周波治療装置を提供す
る。 【解決手段】人体の呼吸リズムに対応した所定間隔のパ
ルスを発生する低周波パルス発生器と、該発生器の出力
電極とを備えてなる低周波治療器であり、かつ同治療器
はその全体が、人体の一部に着脱自在に装着される。
力を必要とし、特に出力電極は機器の外部に所要長のリ
ード線を要し、複雑で大型な装置となり携帯型には適さ
なかった。また乗物酔い防止のため単なる突起物の付い
た腕バンドもあるが、効果は不十分であった。本器はこ
れらを解決する治療効果の高い低周波治療装置を提供す
る。 【解決手段】人体の呼吸リズムに対応した所定間隔のパ
ルスを発生する低周波パルス発生器と、該発生器の出力
電極とを備えてなる低周波治療器であり、かつ同治療器
はその全体が、人体の一部に着脱自在に装着される。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、人体のツボに低周
波を与える治療装置に係り、特に、小型軽量で人体に装
着できる携帯用低周波治療装置に関する。
波を与える治療装置に係り、特に、小型軽量で人体に装
着できる携帯用低周波治療装置に関する。
【０００２】
【従来の技術と発明が解決しようとする課題】医学的
に、呼吸運動と自律神経とには関連があり、呼気時に迷
走神経の緊張が高まり、反対に吸気時には交感神経の緊
張が高まることが知られている。この考え方を取り入れ
た低周波治療器として、例えば、特開昭６０ー８３６７
１及び特開平８ー２９９４６４があるが、低周波治療器
に、呼吸変化を感知する感知センサ装置及び呼吸変化を
報知しかつ、その呼吸変化にパルス出力を同期させる装
置を備えることが必要であり、又それら装置は低周波治
療器の外部に配置されている。従って、それらにおい
て、感知センサ入力信号及びパルス出力信号は、それぞ
れ低周波治療器の外部接続用コネクタを介して接続さ
れ、感知センサ装置及びパルス出力電極装置には所要長
さのリード線が必要である。特に、パルス出力電極装置
には、少なくも一対以上の別々の電極装置が必要であ
り、かつそれらを人体に装着するための粘着又は吸引装
置等が必要となる。従って、製造コストが高くなり、複
雑で大型な装置となり、携帯型には適応できなかった。
一方、従来製品で、乗物酔い防止の目的で、単なる突起
物の付いた簡便な腕バンド等もあるが、ただ突起物で人
体のツボを押したものであり、その効果は不十分であっ
た。本発明は、上記の課題を解決する簡単でかつ治療効
果の高い低周波治療装置を提供するものである。
に、呼吸運動と自律神経とには関連があり、呼気時に迷
走神経の緊張が高まり、反対に吸気時には交感神経の緊
張が高まることが知られている。この考え方を取り入れ
た低周波治療器として、例えば、特開昭６０ー８３６７
１及び特開平８ー２９９４６４があるが、低周波治療器
に、呼吸変化を感知する感知センサ装置及び呼吸変化を
報知しかつ、その呼吸変化にパルス出力を同期させる装
置を備えることが必要であり、又それら装置は低周波治
療器の外部に配置されている。従って、それらにおい
て、感知センサ入力信号及びパルス出力信号は、それぞ
れ低周波治療器の外部接続用コネクタを介して接続さ
れ、感知センサ装置及びパルス出力電極装置には所要長
さのリード線が必要である。特に、パルス出力電極装置
には、少なくも一対以上の別々の電極装置が必要であ
り、かつそれらを人体に装着するための粘着又は吸引装
置等が必要となる。従って、製造コストが高くなり、複
雑で大型な装置となり、携帯型には適応できなかった。
一方、従来製品で、乗物酔い防止の目的で、単なる突起
物の付いた簡便な腕バンド等もあるが、ただ突起物で人
体のツボを押したものであり、その効果は不十分であっ
た。本発明は、上記の課題を解決する簡単でかつ治療効
果の高い低周波治療装置を提供するものである。
【０００３】
【課題を解決するための手段】本発明者は、上記に鑑み
鋭意研究の結果、次に示す手段により課題を解決した。 （１）人体の呼吸リズムに対応した所定間隔のパルスを
発生する低周波パルス発生器と、該発生器の出力電極と
を備えてなる低周波治療器であり、かつ同治療器はその
全体が、人体の一部に着脱自在に装着されるものである
ことを特徴とした携帯用低周波治療器。 （２）低周波治療器の形態が腕時計状であることを特徴
とする（１）項に記載の携帯用低周波治療器。 （３）表面に、人体の呼吸リズムに対応する出力パルス
の間隔を表示する複数の表示器と、そのいずれかを選択
するスイッチを設け、また、裏面には、一対の出力電極
を配設したことを特徴とする（１）項又は（２）項に記
載の携帯用低周波治療器。 （４）人体の疾患のツボに低周波治療器の出力電極をフ
イットさせるため、巻回長さ調節可能なバンドを有する
ことを特徴とする（１）項〜（３）項のいずれか１項に
記載の携帯用低周波治療器。 （５）低周波治療器の出力電極が突起体であることを特
徴とする（１）項〜（４）項のいずれか１項に記載の携
帯用低周波治療器。 （６）低周波治療器が耐衝撃性のものであることを特徴
とする（１）項〜（５）項のいずれか１項に記載の携帯
用低周波治療器。 （７）低周波治療器が、防水構造のものであることを特
徴とする（１）項〜（６）項のいずれか１項に記載の携
帯用低周波治療器。
鋭意研究の結果、次に示す手段により課題を解決した。 （１）人体の呼吸リズムに対応した所定間隔のパルスを
発生する低周波パルス発生器と、該発生器の出力電極と
を備えてなる低周波治療器であり、かつ同治療器はその
全体が、人体の一部に着脱自在に装着されるものである
ことを特徴とした携帯用低周波治療器。 （２）低周波治療器の形態が腕時計状であることを特徴
とする（１）項に記載の携帯用低周波治療器。 （３）表面に、人体の呼吸リズムに対応する出力パルス
の間隔を表示する複数の表示器と、そのいずれかを選択
するスイッチを設け、また、裏面には、一対の出力電極
を配設したことを特徴とする（１）項又は（２）項に記
載の携帯用低周波治療器。 （４）人体の疾患のツボに低周波治療器の出力電極をフ
イットさせるため、巻回長さ調節可能なバンドを有する
ことを特徴とする（１）項〜（３）項のいずれか１項に
記載の携帯用低周波治療器。 （５）低周波治療器の出力電極が突起体であることを特
徴とする（１）項〜（４）項のいずれか１項に記載の携
帯用低周波治療器。 （６）低周波治療器が耐衝撃性のものであることを特徴
とする（１）項〜（５）項のいずれか１項に記載の携帯
用低周波治療器。 （７）低周波治療器が、防水構造のものであることを特
徴とする（１）項〜（６）項のいずれか１項に記載の携
帯用低周波治療器。
【０００４】
【発明の実施の形態】本発明者等は実験研究の結果、低
周波治療器の間欠パルス出力回数が、呼吸数とほぼ同数
ならば、パルスが出力されるタイミングと、呼気のタイ
ミングとが自然にほぼ一致してくること、即ち、呼気タ
イミングがパルスタイミングに自然に同期するようにな
ることを発見した。これは、呼吸運動は、機能的には単
一な中枢が行うものではなく、多くの中枢が複合して行
うため、人体が心地よい状態に自然に同期したものと考
えられる。このような状態で低周波パルスを一対の電極
によって人体のツボに加えれば、例えば、乗り物酔いに
特別効果のある腕の裏側で、手首の折れ線より数センチ
上部にある内関のツボ（図４・図５参照）を刺激するこ
とで、迷走神経を亢進し、交感神経は抑圧されて、乗り
物酔い止めの効果が大きく現れる。また、内関のツボ
は、乗り物酔い以外に、吐き気、つわり、歯痛、しゃっ
くり等に効果がある。その他、手三里、足三里など他の
ツボにも使用できる。本発明においては、携帯用低周波
治療器として、例えば、腕時計大の大きさの装置に内蔵
したパルス信号発生装置と、人体に直接接触する一対の
電極を一体とし、バンドで装着する構造とした。
周波治療器の間欠パルス出力回数が、呼吸数とほぼ同数
ならば、パルスが出力されるタイミングと、呼気のタイ
ミングとが自然にほぼ一致してくること、即ち、呼気タ
イミングがパルスタイミングに自然に同期するようにな
ることを発見した。これは、呼吸運動は、機能的には単
一な中枢が行うものではなく、多くの中枢が複合して行
うため、人体が心地よい状態に自然に同期したものと考
えられる。このような状態で低周波パルスを一対の電極
によって人体のツボに加えれば、例えば、乗り物酔いに
特別効果のある腕の裏側で、手首の折れ線より数センチ
上部にある内関のツボ（図４・図５参照）を刺激するこ
とで、迷走神経を亢進し、交感神経は抑圧されて、乗り
物酔い止めの効果が大きく現れる。また、内関のツボ
は、乗り物酔い以外に、吐き気、つわり、歯痛、しゃっ
くり等に効果がある。その他、手三里、足三里など他の
ツボにも使用できる。本発明においては、携帯用低周波
治療器として、例えば、腕時計大の大きさの装置に内蔵
したパルス信号発生装置と、人体に直接接触する一対の
電極を一体とし、バンドで装着する構造とした。
【０００５】
【実施例】以下図に基いて、本発明の携帯用低周波治療
器の構造と作用について説明する。まず構造について説
明する。図１は携帯用低周波治療器の平面外観図。図２
は側面外観図。図３は背面外観図である。図４は人体の
内関のツボの位置図を示し、図５は内関位置に本発明の
携帯用低周波治療器を装着した例図を示す。図１、図
２、図３において、１は低周波治療装置の外観、２はパ
ルス信号発生装置、３は腕装着用バンドでありバンドの
全体像は省略してある。４は電源スイッチ、５はパルス
間隔選択スイッチ、６はパルス間隔表示用ランプ、７は
出力中央電極、８は電極絶縁部、９は出力周辺電極、１
０は電池蓋である。使用時には、腕の内関のツボ１１に
出力中央電極７及び出力周辺電極９が接触する位置でバ
ンド３を固定し、電源スイッチ４を押して動作状態とす
る。パルス間隔表示用ランプ６は電源動作状態を表示す
ると同時に、パルス間隔表示用ランプを兼ねていて、標
準呼吸数を中心に複数個（本例では３個）配列してあ
り、それぞれのランプ点灯位置はパルス間隔の長短を表
示している。そして、パルス間隔選択スイッチ５を押し
て呼吸数と同数と思われるパルス間隔を選択する。パル
ス信号発生装置２は金属製あるいは合成樹脂等の筐体に
収容されている。また、防水用とする場合は、上下の嵌
合部及び電池蓋１０の部分はゴムパッキン又はオイルシ
ール等により密閉される（図示せず）。図４及び図５に
おいて、前述したとおり、パルス信号発生装置２の裏側
に配置した出力電極７、９が腕の内関のツボ１１に接触
する位置で腕装着用バンド３で固定する。
器の構造と作用について説明する。まず構造について説
明する。図１は携帯用低周波治療器の平面外観図。図２
は側面外観図。図３は背面外観図である。図４は人体の
内関のツボの位置図を示し、図５は内関位置に本発明の
携帯用低周波治療器を装着した例図を示す。図１、図
２、図３において、１は低周波治療装置の外観、２はパ
ルス信号発生装置、３は腕装着用バンドでありバンドの
全体像は省略してある。４は電源スイッチ、５はパルス
間隔選択スイッチ、６はパルス間隔表示用ランプ、７は
出力中央電極、８は電極絶縁部、９は出力周辺電極、１
０は電池蓋である。使用時には、腕の内関のツボ１１に
出力中央電極７及び出力周辺電極９が接触する位置でバ
ンド３を固定し、電源スイッチ４を押して動作状態とす
る。パルス間隔表示用ランプ６は電源動作状態を表示す
ると同時に、パルス間隔表示用ランプを兼ねていて、標
準呼吸数を中心に複数個（本例では３個）配列してあ
り、それぞれのランプ点灯位置はパルス間隔の長短を表
示している。そして、パルス間隔選択スイッチ５を押し
て呼吸数と同数と思われるパルス間隔を選択する。パル
ス信号発生装置２は金属製あるいは合成樹脂等の筐体に
収容されている。また、防水用とする場合は、上下の嵌
合部及び電池蓋１０の部分はゴムパッキン又はオイルシ
ール等により密閉される（図示せず）。図４及び図５に
おいて、前述したとおり、パルス信号発生装置２の裏側
に配置した出力電極７、９が腕の内関のツボ１１に接触
する位置で腕装着用バンド３で固定する。
【０００６】次に、作用を説明する。使用者は前記パル
ス間隔表示用ランプ６を見ながら、パルス間隔選択スイ
ッチ５を押して、呼吸数と同数と思われるパルス間隔を
選択すると、前述したように、パルスの出力回数が、呼
吸数とほぼ同数ならば、呼気タイミングがパルスタイミ
ングに自然に同期するようになる。このような状態で背
面に装着された一対の電極７、９から出力される低周波
パルスが内関のツボ１１を刺激し、迷走神経あるいは交
感神経が亢進又は抑圧され、乗り物酔い止めの効果が現
れる。
ス間隔表示用ランプ６を見ながら、パルス間隔選択スイ
ッチ５を押して、呼吸数と同数と思われるパルス間隔を
選択すると、前述したように、パルスの出力回数が、呼
吸数とほぼ同数ならば、呼気タイミングがパルスタイミ
ングに自然に同期するようになる。このような状態で背
面に装着された一対の電極７、９から出力される低周波
パルスが内関のツボ１１を刺激し、迷走神経あるいは交
感神経が亢進又は抑圧され、乗り物酔い止めの効果が現
れる。
【０００７】図６は携帯用低周波治療器の回路ブロック
図である。図に基づいて、回路ブロックの動作を説明す
る。図において、電源スイッチ４を閉じると、電源ＳＷ
回路１６をリセットし、３Ｖ電池１２から電源が供給さ
れ、ＤＣ−ＤＣコンバータ１３によって必要な回路電圧
に変換する。パルス発振間隔制御回路１４は、呼吸のリ
ズムに相当した所定間隔のゲートパルスの発生と、ゲー
トパルス間に重畳する低周波パルスを発生する機能をも
ち、パルス出力回路１５へ供給する。パルス出力回路１
５は比較的低レベルの出力回路で、出力電極７、９にパ
ルスを供給する。パルス間隔選択スイッチ５は、スイッ
チを押すたびにパルス発振間隔制御回路１４のゲートパ
ルスの間隔が変わるので、呼吸のリズムに相当した所定
間隔の低周波パルスを選択することができる。動作時、
ＬＥＤ表示回路１９は、電源が投入されパルス出力回路
１５が動作開始するとＬＥＤ表示回路１９を制御し、パ
ルス間隔表示用ランプ６を点灯させる。同時に、パルス
発信間隔制御回路１４から数個あるＬＥＤランプの内１
個を選択する制御信号がＬＥＤ表示回路１９へ送出され
る。ＬＯＷバッテリー検出回路２０は標準電位５Ｖ１７
と回路電位を比較し、電池消耗時に警告信号をＬＥＤ表
示回路１９へ送り、パルス間隔表示用ランプ６を点滅さ
せる。
図である。図に基づいて、回路ブロックの動作を説明す
る。図において、電源スイッチ４を閉じると、電源ＳＷ
回路１６をリセットし、３Ｖ電池１２から電源が供給さ
れ、ＤＣ−ＤＣコンバータ１３によって必要な回路電圧
に変換する。パルス発振間隔制御回路１４は、呼吸のリ
ズムに相当した所定間隔のゲートパルスの発生と、ゲー
トパルス間に重畳する低周波パルスを発生する機能をも
ち、パルス出力回路１５へ供給する。パルス出力回路１
５は比較的低レベルの出力回路で、出力電極７、９にパ
ルスを供給する。パルス間隔選択スイッチ５は、スイッ
チを押すたびにパルス発振間隔制御回路１４のゲートパ
ルスの間隔が変わるので、呼吸のリズムに相当した所定
間隔の低周波パルスを選択することができる。動作時、
ＬＥＤ表示回路１９は、電源が投入されパルス出力回路
１５が動作開始するとＬＥＤ表示回路１９を制御し、パ
ルス間隔表示用ランプ６を点灯させる。同時に、パルス
発信間隔制御回路１４から数個あるＬＥＤランプの内１
個を選択する制御信号がＬＥＤ表示回路１９へ送出され
る。ＬＯＷバッテリー検出回路２０は標準電位５Ｖ１７
と回路電位を比較し、電池消耗時に警告信号をＬＥＤ表
示回路１９へ送り、パルス間隔表示用ランプ６を点滅さ
せる。
【０００８】図７は上記回路ブロック図のパルス出力波
形図である。図によって、パルス出力波形について説明
する。低周波のゲートパルス２２のＴは呼吸リズムの１
サイクル、ｔ1は呼気時間、ｔ2は吸気時間を表す。間欠
パルス２３はツボを刺激する最適間欠低周波を示し、本
例ではピーク電位は筋収縮しない程度の電位とし、呼吸
リズムの１サイクルは４秒、周波数は３〜１０ＨZ、パ
ルス幅は０．２μ秒である。
形図である。図によって、パルス出力波形について説明
する。低周波のゲートパルス２２のＴは呼吸リズムの１
サイクル、ｔ1は呼気時間、ｔ2は吸気時間を表す。間欠
パルス２３はツボを刺激する最適間欠低周波を示し、本
例ではピーク電位は筋収縮しない程度の電位とし、呼吸
リズムの１サイクルは４秒、周波数は３〜１０ＨZ、パ
ルス幅は０．２μ秒である。
【０００９】
【発明の効果】本発明の請求項によれば、次のような効
果が発揮される。 １．本発明の請求項１の発明によれば、疾患のツボにパ
ルス出力電極が直接接触し、刺激を直接伝えるため小さ
な電力で済み、集積回路の小型化が可能で、装置の製作
が容易になる。また、裏面にパルス出力電極を備えてい
るため、外部にパルス出力電極装置を必要としない。 ２．請求項２の発明によれば、小電力の集積回路のため
超小型電池が使用でき、このため腕時計大まで小さくで
きるため、携帯が容易である。 ３．請求項３の発明によれば、パルス信号発生部は、電
源スイッチ、パルス間隔表示用ランプ及びパルス間隔選
択スイッチのみで、誰でも簡便に操作できる。また、呼
吸のリズムに対応した低周波パルス出力信号の選択によ
って、呼気がほぼ一致するため、乗り物酔い止め効果が
大きい。本発明では、呼吸状態を感知する外部センサを
必要としない。 ４．請求項４の発明によれば、長短の調節可能なバンド
を有しているため、内関以外の他のツボにも使用でき、
形状を変えたり、バンドを大きくすれば更に応用範囲は
広がる。 ５．請求項５の発明によれば、パルス出力電極は、円錐
状などの突起体とすることによって電気的な刺激のほ
か、更に物理的ないわゆる指圧効果も得ることができ、
相乗的効果が得られる。 ６．請求項６の発明によれば、耐衝撃構造の形状である
ため、船や車等の乗り物だけでなく、激しい動きがある
スポーツ等の用途がある。 ７．請求項７の発明によれば、防水構造の形状であるた
め、船や車等の乗り物だけでなく、ボートや釣りなど水
に濡れる機会の多い海洋レジャー等の用途がある。
果が発揮される。 １．本発明の請求項１の発明によれば、疾患のツボにパ
ルス出力電極が直接接触し、刺激を直接伝えるため小さ
な電力で済み、集積回路の小型化が可能で、装置の製作
が容易になる。また、裏面にパルス出力電極を備えてい
るため、外部にパルス出力電極装置を必要としない。 ２．請求項２の発明によれば、小電力の集積回路のため
超小型電池が使用でき、このため腕時計大まで小さくで
きるため、携帯が容易である。 ３．請求項３の発明によれば、パルス信号発生部は、電
源スイッチ、パルス間隔表示用ランプ及びパルス間隔選
択スイッチのみで、誰でも簡便に操作できる。また、呼
吸のリズムに対応した低周波パルス出力信号の選択によ
って、呼気がほぼ一致するため、乗り物酔い止め効果が
大きい。本発明では、呼吸状態を感知する外部センサを
必要としない。 ４．請求項４の発明によれば、長短の調節可能なバンド
を有しているため、内関以外の他のツボにも使用でき、
形状を変えたり、バンドを大きくすれば更に応用範囲は
広がる。 ５．請求項５の発明によれば、パルス出力電極は、円錐
状などの突起体とすることによって電気的な刺激のほ
か、更に物理的ないわゆる指圧効果も得ることができ、
相乗的効果が得られる。 ６．請求項６の発明によれば、耐衝撃構造の形状である
ため、船や車等の乗り物だけでなく、激しい動きがある
スポーツ等の用途がある。 ７．請求項７の発明によれば、防水構造の形状であるた
め、船や車等の乗り物だけでなく、ボートや釣りなど水
に濡れる機会の多い海洋レジャー等の用途がある。
【図１】携帯低周波治療器の平面外観図。
【図２】携帯低周波治療器の側面外観図。
【図３】携帯低周波治療器の背面外観図。
【図４】人体の内関のツボ位置図。
【図５】内関位置に携帯用低周波治療器を装着した例
図。
図。
【図６】携帯用低周波治療器の回路ブロック図。
【図７】回路ブロック図のパルス出力波形図。
１：低周波治療装置の外観 ２：パルス発
生装置本体 ３：バンド ４：電源スイ
ッチ ５：パルス間隔選択スイッチ ６：パルス間
隔表示用ランプ ７：出力中央電極 ８：電極絶縁
部 ９：出力周辺電極 １０：電池蓋 １１：内関のツボ位置 １２：３Ｖ電
池 １３：ＤＣ−ＤＣコンバータ １４：パルス
発信間隔制御回路 １５：パルス出力回路 １６：電源Ｓ
Ｗ回路 １７：５Ｖ電源 １８：動作時
ＬＥＤ点灯回路 １９：ＬＥＤ表示回路 ２０：ＬＯＷ
バッテリ検出回路 ２１：ＧＮＤ ２２：低周波
ゲートパルス ２３：間欠低周波パルス ｔ1：呼気時
間 ｔ2：吸気時間 Ｔ：呼吸リズ
ムの１サイクル
生装置本体 ３：バンド ４：電源スイ
ッチ ５：パルス間隔選択スイッチ ６：パルス間
隔表示用ランプ ７：出力中央電極 ８：電極絶縁
部 ９：出力周辺電極 １０：電池蓋 １１：内関のツボ位置 １２：３Ｖ電
池 １３：ＤＣ−ＤＣコンバータ １４：パルス
発信間隔制御回路 １５：パルス出力回路 １６：電源Ｓ
Ｗ回路 １７：５Ｖ電源 １８：動作時
ＬＥＤ点灯回路 １９：ＬＥＤ表示回路 ２０：ＬＯＷ
バッテリ検出回路 ２１：ＧＮＤ ２２：低周波
ゲートパルス ２３：間欠低周波パルス ｔ1：呼気時
間 ｔ2：吸気時間 Ｔ：呼吸リズ
ムの１サイクル
Claims (7)
- 【請求項１】人体の呼吸リズムに対応した所定間隔のパ
ルスを発生する低周波パルス発生器と、該発生器の出力
電極とを備えてなる低周波治療器であり、かつ同治療器
はその全体が、人体の一部に着脱自在に装着されるもの
であることを特徴とした携帯用低周波治療器。 - 【請求項２】低周波治療器の形態が腕時計状であること
を特徴とする請求項１に記載の携帯用低周波治療器。 - 【請求項３】表面に、人体の呼吸リズムに対応する出力
パルスの間隔を表示する複数の表示器と、そのいずれか
を選択するスイッチを設け、また、裏面には、一対の出
力電極を配設したことを特徴とする請求項１又は２に記
載の携帯用低周波治療器。 - 【請求項４】人体の疾患のツボに低周波治療器の出力電
極をフイットさせるため、巻回長さ調節可能なバンドを
有することを特徴とする請求項１〜３のいずれか１項に
記載の携帯用低周波治療器。 - 【請求項５】低周波治療器の出力電極が突起体であるこ
とを特徴とする請求項１〜４のいずれか１項に記載の携
帯用低周波治療器。 - 【請求項６】低周波治療器が耐衝撃性のものであること
を特徴とする請求項１〜５のいずれか１項に記載の携帯
用低周波治療器。 - 【請求項７】低周波治療器が、防水構造のものであるこ
とを特徴とする請求項１〜６のいずれか１項に記載の携
帯用低周波治療器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP33433497A JPH11164894A (ja) | 1997-12-04 | 1997-12-04 | 携帯用低周波治療器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP33433497A JPH11164894A (ja) | 1997-12-04 | 1997-12-04 | 携帯用低周波治療器 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11164894A true JPH11164894A (ja) | 1999-06-22 |
Family
ID=18276203
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP33433497A Pending JPH11164894A (ja) | 1997-12-04 | 1997-12-04 | 携帯用低周波治療器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11164894A (ja) |
Cited By (11)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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