JPH11163811A - 受信装置及び情報蓄積システム - Google Patents

受信装置及び情報蓄積システム

Info

Publication number
JPH11163811A
JPH11163811A JP32635197A JP32635197A JPH11163811A JP H11163811 A JPH11163811 A JP H11163811A JP 32635197 A JP32635197 A JP 32635197A JP 32635197 A JP32635197 A JP 32635197A JP H11163811 A JPH11163811 A JP H11163811A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
audio
music
data
recording
signal
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP32635197A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4580474B2 (ja
Inventor
Teiji Koga
禎治 古賀
Masako Nakatsuka
理子 中塚
Yasushi Kikuta
靖 菊田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
Priority to JP32635197A priority Critical patent/JP4580474B2/ja
Publication of JPH11163811A publication Critical patent/JPH11163811A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4580474B2 publication Critical patent/JP4580474B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Circuits Of Receivers In General (AREA)
  • Signal Processing For Digital Recording And Reproducing (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数の楽曲を設定して、放送されてくる複数
の楽曲を自動的に順に記録することができるようにす
る。 【解決手段】 各オーディオデータに、楽曲の先頭及び
終了に対応して、スタートフラグ及びエンドフラグを設
ける。複数の楽曲を予約しておき、スタートフラグ及び
エンドフラグを検出して、予約した楽曲を順番にストレ
ージデバイスに記録する。また、また、ダウンロード用
のオーディオデータのストリーム中には、楽曲の先頭及
び終了に対応して、IDデータを挿入する。複数のダウ
ンロードする楽曲を予約しておき、IDデータを検出し
て、予約した楽曲を順番にストレージデバイスにダウン
ロードする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、ディジタル衛星
放送により音楽放送を行う場合に用いて好適な受信装置
及び情報蓄積システムに関する。
【0002】
【従来の技術】ディジタル衛星放送の普及が進んでい
る。ディジタル衛星放送は、既存のアナログ放送に比べ
て、ノイズやフェージングに強く、高品質の信号を伝送
することが可能であると共に、周波数利用効率が向上さ
れ、多チャンネル化が図れる。例えば、ディジタル衛星
放送では、1つの衛星で数100チャンネルを確保する
ことが可能である。このようなディジタル衛星放送で
は、スポーツ、映画、音楽、ニュース等専用のチャンネ
ルが用意されており、これらの専門チャンネルでは、そ
れぞれの専門のコンテンツのプログラムが終日放送され
ている。
【0003】これらの専門のチャンネルの中で、音楽チ
ャンネルは、人気のあるチャンネルの1つである。従来
の音楽チャンネルでは、主に、プロモーション用のビデ
オを放映して、新曲紹介やヒット曲の番組が放送されて
いる。
【0004】上述のように、従来、音楽チャンネルで
は、新曲紹介やヒット曲の番組が動画と音声で送られて
いる。視聴者は、このような音楽チャンネルを見ていて
気に入った楽曲があると、紹介されている楽曲のCD
(Compact Disc)等を購入して、楽しみたいと考えるこ
とが良くある。また、その楽曲のアーチストの情報や、
その楽曲の収められたアルバムの情報を知りたくなるこ
とが良くある。音楽番組を見ていて、その楽曲のアーチ
ストの情報やその楽曲の収められているアルバムの情報
を知りたくなったら、その場でその情報が得られ、ま
た、気に入った楽曲があったら、その楽曲の音楽データ
をダウンロードできれば非常に便利である。
【0005】そこで、本願出願人は、複数のオーディオ
チャンネルを使って楽曲を送信すると共に、送信される
楽曲のリストページや各楽曲の情報ページの画面を形成
するためのデータや、ダウンロード用のオーディオデー
タを送信し、リストページや情報ページを画面上に表示
して楽曲を選択すると、所望の楽曲が送信されるオーデ
ィオチャンネルに切り換えられ、更に、所望の楽曲をダ
ウンロードできるようにしたシステムを提案している。
このようなシステムでは、リストページや情報ページを
見て、気に入った楽曲があれば、その楽曲のオーディオ
チャンネルを選択し、このオーディオチャンネルの信号
をMDレコーダ/プレーヤ等のストレージデバイスに記
録することができる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところが、ディジタル
衛星放送では、放送局から受信局に一方向に信号が送ら
れている。このため、送られてきた楽曲をストレージデ
バイスで記録する場合、注意深くタイミングを設定しな
いと、頭切れになったり、曲の途中で記録が終了したり
してしまう。
【0007】つまり、放送されてくる楽曲をMDレコー
ダ/プレーヤ等で記録する場合には、従来では、ユーザ
は、MDレコーダ/プレーヤ等を記録一時停止状態に設
定してその楽曲の放送が開始されるのを待ち、その楽曲
の放送が開始されたら、一時停止状態を解除して記録を
開始し、その楽曲の放送が終了したら、停止状態に設定
して記録を終了するようなことを行っている。しかしな
がら、このようにユーザが記録開始、記録終了を設定す
る操作は、ユーザにとって煩わしいと共に、ユーザは注
意を払ってタイミングを設定しないと、楽曲の先頭が途
切れてしまったり、曲の途中で記録を終了してしまった
りする。
【0008】更に、このようなシステムにおいて、ユー
ザが記録開始及び記録終了を指示しなくても、ユーザが
指定した順番で、好みの楽曲が自動的に選択されて蓄積
できれば、非常に操作性が向上される。
【0009】したがって、この発明の目的は、複数の楽
曲を設定して、放送されてくる複数の楽曲を自動的に順
に記録することができるようにした受信装置及び情報蓄
積システムを提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】請求項1に係わる発明
は、複数のオーディオ放送を行うための音声ディジタル
データと、送信しているオーディオ放送に関連する情報
画面を形成するためのディジタルデータとが多重化され
た信号を受信する受信装置において、オーディオ放送を
行うための音声ディジタルデータ中には楽曲の先頭位置
及び終了位置を示す識別信号が挿入されており、情報画
面のデータをデコードして情報画面を映出する手段と、
情報画面を使って蓄積したい複数の楽曲を入力する入力
手段と、受信されたオーディオ放送の中から識別信号を
検出する識別信号検出手段と、複数のオーディオ放送の
中から、最初に蓄積したい楽曲に対応するオーディオ放
送を選択し、識別信号が検出されたら記録開始指令を発
生し、楽曲の終了を示す識別信号が検出されたら、記録
終了指令を発生すると共に、次に蓄積したい楽曲に対応
するオーディオ放送を選択し、楽曲の終了を示す識別信
号が検出されたら、記録終了指令を発生する処理を繰り
返すように制御する制御手段とを備えたことを特徴とす
る受信装置である。
【0011】請求項2に係わる発明は、複数のオーディ
オ放送を行うための音声ディジタルデータと、送信して
いるオーディオ放送に関連する情報画面を形成するため
のディジタルデータと、所定の圧縮方式で圧縮されたダ
ウンロード用のオーディオ信号とが多重化された信号を
受信する受信装置と、受信装置の出力を蓄積する蓄積装
置とからなり、情報画面を映出して記録入力を与え、複
数のオーディオ放送の中から複数のオーディオデータを
選択し、オーディオデータを蓄積装置に記録するようし
た情報蓄積システムにおいて、オーディオ放送を行うた
めの音声ディジタルデータ中には楽曲の先頭位置及び終
了位置を示す識別信号が挿入されており、受信装置は、
蓄積したい複数の楽曲が設定されていたら、複数のオー
ディオ放送の中から、最初に蓄積したい楽曲に対応する
オーディオ放送を選択し、識別信号が検出されたら記録
開始指令を発生し、楽曲の終了を示す識別信号が検出さ
れたら、記録終了指令を発生すると共に、次に蓄積した
い楽曲に対応するオーディオ放送を選択し、楽曲の終了
を示す識別信号が検出されたら、記録終了指令を発生す
る処理を繰り返すような処理を行い、蓄積装置は、受信
装置から記録開始指令が与えられると、受信装置からの
信号の記録を開始し、受信装置から記録終了指令が与え
られると、受信装置からの信号の記録を終了するように
したことを特徴とする情報蓄積システムである。
【0012】請求項3に係わる発明は、複数のオーディ
オ放送を行うための音声ディジタルデータと、送信して
いるオーディオ放送に関連する情報画面を形成するため
のディジタルデータと、所定の圧縮方式で圧縮されたダ
ウンロード用の音声データとが多重化された信号を受信
する受信装置において、ダウンロード用の音声データ中
には楽曲の先頭位置及び曲の終了位置を示す識別データ
が挿入されており、情報画面のデータをデコードして情
報画面を映出する手段と、情報画面を使って蓄積したい
複数の楽曲を入力する入力手段と、受信されたダウンロ
ード用の音声データ中から識別データを検出する識別デ
ータ検出手段と、ダウンロード用のオーディオデータの
中から、最初に蓄積したい楽曲に対応するダウンロード
用のオーディオデータを選択し、識別データが検出され
たら記録開始指令を発生し、楽曲の終了を示す識別デー
タが検出されたら、記録終了指令を発生すると共に、次
に蓄積したい楽曲に対応するダウンロード用のオーディ
オデータを選択し、楽曲の終了を示す識別データが検出
されたら、記録終了指令を発生する処理を繰り返すよう
に制御する制御手段とを備えるようにしたことを特徴と
する受信装置である。
【0013】請求項4に係わる発明は、複数のオーディ
オ放送を行うための音声ディジタルデータと、送信して
いるオーディオ放送に関連する情報画面を形成するため
のディジタルデータと、所定の圧縮方式で圧縮されたダ
ウンロード用のオーディオ信号とが多重化された信号を
受信する受信装置と、受信装置の出力を蓄積する蓄積装
置とからなり、ダウンロード用のオーディオデータの中
から複数のオーディオデータを選択し、オーディオデー
タを蓄積装置に記録するようした情報蓄積システムにお
いて、ダウンロード用のオーディオデータ中には楽曲の
先頭及び終了を示す識別データが挿入されており、受信
装置は、蓄積したい複数の楽曲が設定されていたら、ダ
ウンロード用のオーディオデータ中から、最初に蓄積し
たい楽曲に対応するオーディオデータを選択し、識別デ
ータが検出されたら記録開始指令を発生し、楽曲の終了
を示す識別データが検出されたら、記録終了指令を発生
すると共に、次に蓄積したい楽曲に対応するオーディオ
データを選択し、楽曲の終了を示す識別データが検出さ
れたら、記録終了指令を発生する処理を繰り返す制御を
行い、蓄積装置は、受信装置から記録開始指令が与えら
れると、受信装置からの信号の記録を開始し、受信装置
から記録終了指令が与えられると、受信装置からの信号
の記録を終了するようにしたことを特徴とする情報蓄積
システムである。
【0014】複数のオーディオチャンネルで送られてく
る各オーディオデータには、楽曲の先頭及び終了に対応
して、スタートフラグ及びエンドフラグが設けられる。
オーディオチャンネルで送られてきたオーディオ信号を
ストレージデバイスに記録する際、このスタートフラグ
及びエンドフラグを検出することにより、先頭から終了
まで、各楽曲をストレージデバイスに確実に記録するこ
とができる。また、ダウンロード用のオーディオデータ
のストリーム中には、楽曲の先頭及び終了に対応して、
IDデータが挿入される。オーディオチャンネルで送ら
れてきたオーディオ信号をストレージデバイスに記録す
る際、このIDデータを検出することにより、先頭から
終了まで、各楽曲をストレージデバイスに確実に記録す
ることができる。そして、このようなスタートフラグ及
びエンドフラグを利用することにより、複数の楽曲を予
約しておき、この予約した楽曲を順番にストレージデバ
イスに録音することができる。また、IDデータを利用
することにより、複数の楽曲を予約しておき、この予約
した楽曲を順番にストレージデバイスにダウンロードす
ることができる。
【0015】
【発明の実施の形態】この発明が適用されたシステム
は、ディジタル衛星放送を使って音楽番組を放送すると
共に、この音楽番組と関連するようなオーディオデータ
を配信することにより、視聴者が音楽番組を試聴してい
て気に入った楽曲があった場合に、その場でその楽曲を
簡単に購入できるようにしたものである。
【0016】図1は、この発明が適用されたシステムの
全体構成を示すものである。図1において、1は衛星放
送システムの地上局である。地上局1には、番組放送素
材サーバ11からの音楽番組放送の素材と、オーディオ
チャンネル番組放送素材サーバ12A、12B、…から
のオーディオチャンネルの素材と、ダウンロード用オー
ディオデータ素材サーバ13からのダウンロード用のデ
ータと、GUIデータサーバ14からのグラフィックユ
ーザインターフェース用の画面を表示するためのデータ
が送られる。
【0017】番組放送素材サーバ11は、通常の音楽放
送番組の素材を提供するサーバである。この番組放送素
材サーバ11から送られてくる音楽放送の素材は動画及
び音声であり、通常の音楽放送番組では、例えば、新曲
紹介のプロモーション用のビデオが放送されたり、最新
のヒット曲のカウントダウンが放映されていたりする。
【0018】オーディオチャンネル番組放送素材サーバ
12A、12B、…は、オーディオチャンネルを使っ
て、オーディオ番組を提供するサーバである。このオー
ディオチャンネル番組放送の素材は音声のみである。各
オーディオチャンネル番組放送では、夫々、同一の楽曲
が所定の単位時間繰り返して放送され、この楽曲は、後
に説明するダウンロード用の楽曲と関連している。各オ
ーディオチャンネルは、夫々、独立しており、各オーデ
ィオチャンネルの利用方法は各種のものが考えられる。
例えば、1つのオーディオチャンネルでは、最新の日本
のポップスの中の推薦曲を所定時間繰り返して放送し、
他のオーディオチャンネルでは、最新のアメリカンポッ
プスの中の推薦曲を所定時間繰り返して放送し、更に他
のオーディオチャンネルでは、ジャズの中から推薦曲を
所定時間繰り返して放送するようにしても良い。また、
同じアーチストの複数の楽曲を夫々のオーディオチャン
ネルに分けて繰り返して放送するようにしても良い。
【0019】ダウンロード用のオーディオデータ素材サ
ーバ13は、ダウンロード用の複数のオーディオデータ
を提供している。このダウンロード用のオーディオデー
タは、オーディオチャンネル番組放送で放送されている
楽曲と関連している。すなわち、例えば、上述のよう
に、1つのオーディオチャンネルでは、最新の日本のポ
ップスの推薦曲が所定時間繰り返して放送され、他のオ
ーディオチャンネルでは、最新のアメリカンポップスの
中の推薦曲が所定時間繰り返して放送され、更に他のオ
ーディオチャンネルでは、ジャズの中から推薦曲が所定
時間繰り返して放送されているとする。この場合、オー
ディオチャンネルで取り上げられている最新の日本のポ
ップスの推薦曲や、最新のアメリカンポップスの推薦曲
や、ジャズの中の推薦曲のオーディオデータがダウンロ
ード用のオーディオデータとして提供される。
【0020】なお、オーディオチャンネル番組で放送さ
れる楽曲は、紹介のための音楽放送であるから、楽曲紹
介のナレーションが含まれていたり、コマーシャルが含
まれていたりする場合がある。
【0021】これに対して、ダウンロード用のオーディ
オデータでは、楽曲紹介のナレーションやコマーシャル
は極力避けられ、なるべく完全な状態でオーディオデー
タが送られる。また、ダウンロード用のオーディオデー
タは、オーディオチャンネル番組で送られる音声より
も、音質の向上が図られている。
【0022】GUI(Graphic User Interface)データ
サーバ14は、配信される楽曲のリストページや各楽曲
の情報ページの画面を形成するためのデータや、EPG
(Electric Program Guide)用の画面を形成するための
データ等を提供するものである。後に説明するように、
ダウンロードできる楽曲のリストや、その曲についての
情報は、画面上で表示を見ながら行うことができる。G
UIデータサーバ14からは、そのためのデータが送ら
れる。
【0023】地上局1は、これら、番組放送素材サーバ
11からの音楽番組放送の素材となるビデオデータ及び
オーディオデータと、オーディオチャンネル番組放送素
材サーバ12A、12B、…からのオーディオチャンネ
ルの素材となるオーディオデータと、ダウンロード用オ
ーディオデータ素材サーバ13からのダウンロード用の
データと、GUIデータサーバ14からのデータとを多
重化して送信する。このとき、音楽番組放送のビデオデ
ータは、例えば、MPEG2(Moving PictureExperts
Groupe )方式により圧縮され、各オーディオチャンネ
ルのオーディオデータは例えばMPEG2オーディオ方
式により圧縮され、ダウンロード用のオーディオデータ
は例えばATRAC(Adaptive Transform Acoustic Co
ding)2方式により圧縮される。また、ダウンロード用
のオーディオデータに対しては、キー情報サーバ15か
らのキー情報を用いて、暗号化が施される。
【0024】地上局1からの信号は、衛星2を介して、
各家庭の受信設備3で受信される。衛星2には、複数の
トランスポンダが搭載されている。1つのトランスポン
ダは、例えば、30Mbpsの伝送能力を有している。
【0025】各家庭の受信設備としては、パラボラアン
テナ21と、IRD22(Integrated Receiver Decode
r )と、ストレージデバイス23と、テレビジョン受像
機24とが用意される。パラボラアンテナ21で、衛星
2を介して送られてきた信号が受信される。この受信信
号がパラボラアンテナ11に取り付けられたLNB(Lo
w Noise Block Downconverter )25で所定の周波数に
変換され、IRD22に供給される。
【0026】IRD22は、受信信号から所定のチャン
ネルの信号を選択し、ビデオ信号及びオーディオ信号の
復調を行うものである。また、IRD22により、配信
される楽曲のリストページや各楽曲の情報ページや、E
PG用の画面が形成される。IRD22の出力がテレビ
ジョン受像機24に供給される。
【0027】ストレージデバイス23は、ダウンロード
されたオーディオデータを保存するためのものである。
例えば、ストレージデバイス23としては、MDレコー
ダ/プレーヤ、DCCレコーダ/プレーヤ、DATレコ
ーダ/プレーヤ、DVDレコーダ/プレーヤ等を用いる
ことが考えられる。また、ストレージデバイス23とし
てパーソナルコンピュータを使い、ハードディスドライ
ブにオーディオデータを保存したり、CD−Rにオーデ
ィオデータを保存することが考えられる。
【0028】IRD22は、例えば電話回線4を介して
課金サーバ5と結ばれている。IRD22には、各種情
報が記録されるICカードが挿入される。オーディオデ
ータのダウンロードが行われると、その情報がICカー
ドに記録される。このICカードの情報は、電話回線4
を介して、課金サーバ5に送られる。課金サーバ5は、
このダウンロード情報から適切な課金を行い、ユーザに
請求する。このように、適切な課金を行うことにより、
ダウンロードされる楽曲の著作権を守ることができる。
【0029】このように、この発明が適用されたシステ
ムでは、地上局1は、番組放送素材サーバ11からの音
楽番組放送の素材となるビデオデータ及びオーディオデ
ータと、オーディオチャンネル番組放送素材サーバ12
A、12B、…からのオーディオチャンネルの素材とな
るオーディオデータと、ダウンロード用オーディオデー
タ素材サーバ13からのダウンロード用のデータと、G
UIデータサーバ14からのデータとを多重化して送信
している。
【0030】各家庭の受信設備3でこの放送を受信する
と、音楽番組が見られる他、送られてきたGUIデータ
サーバからのデータに基づいて、グラフィック画面が表
示される。このグラフィック画面を見ながら必要な操作
を行うと、各楽曲についての情報ページを見ることがで
き、また、各楽曲についての試聴を行うことができる。
更に、グラフィック画面を見ながら必要な操作を行うこ
とで、所望のオーディオデータをダウンロードして、ス
トレージデバイス23に記録することができる。
【0031】このように、この発明が適用されたシステ
ムでは、音楽放送番組が送られると共に、複数のオーデ
ィオチャンネルを使って楽曲が送られ、その楽曲のダウ
ンロード用のオーディオデータが送られる。そして、放
送されてくる楽曲のリストページや、各楽曲の情報ペー
ジを使って、各楽曲の情報を探しながら、所望の楽曲の
データをストレージデバイスに簡単に保存することがで
きる。以下、このようなシステムについて、更に詳述す
る。
【0032】図2は、この発明が適用されたシステムに
おける地上局1の構成を示すものである。
【0033】図2において、番組放送素材サーバ11か
らのビデオデータは、MPEG2ビデオエンコーダ51
A及びMPEG2オーディオエンコーダ51Bに供給さ
れる。オーディオチャンネル番組放送素材サーバ12
A、12B、…からのオーディオデータは、MPEG2
オーディオエンコーダ52A、52B、…に供給され
る。ダウンロード用オーディオデータ素材サーバ13か
らのダウンロード用のオーディオデータは、ATRAC
2エンコーダ53に供給される。GUIデータサーバ1
4からのグラフィックユーザインターフェース用の画面
を表示するためのデータがGUIデータオーソリング回
路54に供給される。
【0034】番組放送素材サーバ11からのビデオ信号
は、MPEG2ビデオエンコーダ51Aで圧縮され、パ
ケット化される。このビデオパケットがマルチプレクサ
56に供給される。また、番組放送素材サーバ11から
のオーディオ信号は、MPEG2オーディオエンコーダ
51Bで圧縮されパケット化される。このオーディオパ
ケットがマルチプレクサ56に供給される。
【0035】MPEG2オーディオエンコーダ52A、
52B、52C、…で、オーディオチャンネル番組放送
素材サーバ12A、12B、…からのオーディオデータ
がMPEG2オーディオ方式に基づいて圧縮され、パケ
ット化される。このとき、識別信号発生回路41A、4
1B、…からスタートフラグ及びエンドフラグが発生さ
れ、各曲の先頭及び終了位置に対応して、このスタート
フラグ及びエンドフラグが付加される。
【0036】すなわち、MPEG2オーディオでは、図
3に示すように、ヘッダと、エラーチェックコードと、
オーディオデータと、伝送チャンネルと、マルチリンダ
ルと、アンシラリー・データとからなる。このアンシラ
リー・データには、任意のデータを挿入することが可能
である。そこで、このアンシラリー・データに、スター
トフラグ及びエンドフラグが挿入される。
【0037】このスタートフラグ及びエンドフラグは、
各家庭の受信設備3側で、受信したオーディオチャンネ
ルのデータをストージ23で録音する際に、各曲の先頭
から最後まで確実に録音できるようにするために使用さ
れる。また、このスタートフラグ及びエンドフラグは、
受信設備3側で録音する楽曲を予約しておくような制御
を行なう際にも用いられる。
【0038】図2において、ATRAC2エンコーダ5
3で、ダウンロード用オーディオデータ素材サーバ13
からのダウンロード用のオーディオデータがATRAC
2方式で圧縮され、パケット化される。このデータパケ
ットは暗号化回路57に送られる。暗号化回路57によ
り、このデータパケットが暗号化される。暗号化回路5
7の出力がマルチプレクサ56に供給される。このよう
に、各オーディオデータを暗号化するのは、不正なダウ
ンロードが行われて、著作権が侵害されるのを防ぐため
である。また、このときの暗号解読のための情報が暗号
化情報発生回路58からマルチプレクサ56に送られ
る。
【0039】また、ATRAC2エンコーダ52でパケ
ットを形成する際に、ID発生回路42から各曲の先頭
及び終了位置に対応して、IDデータが送られる。この
ID信号がデータパケットのヘッダに含められる。
【0040】このIDデータは、各家庭の受信設備3側
で、受信したオーディオチャンネルのデータをストージ
23で録音する際に、各曲の先頭から最後まで確実に録
音できるようにするために使用される。また、このフラ
グ及びIDデータは、受信設備3側で録音する楽曲を予
約しておくような制御を行なう際にも用いられる。
【0041】GUIデータオーソリング回路54で、G
UIデータサーバ14からのグラフィックユーザインタ
ーフェース用の画面のデータが処理され、パケット化さ
れる。このデータパケットがマルチプレクサ56に供給
される。
【0042】マルチプレクサ56で、MPEG2ビデオ
エンコーダ51Aからのビデオパケット及びMPEG2
オーディオエンコーダ51Bからのオーディオパケット
と、MPEG2オーディオエンコーダ52A、52B、
52C、…からのオーディオパケットと、暗号化回路5
7を介されたATRAC2エンコーダ53からのデータ
パケットと、GUIデータオーソリング回路54からの
データパケットとが多重化される。
【0043】マルチプレクサ56の出力がQPSK変調
回路57に供給される。QPSK変調回路57で、送信
データがQPSK変調される。QPSK変調回路57の
出力が高周波回路58に供給される。高周波回路58
で、搬送波周波数が所定の周波数となるように周波数変
換され、電力増幅が行われる。この高周波回路58の出
力がアンテナ59から衛星2に向けて送信される。
【0044】このように、地上局1においては、番組放
送用のビデオデータ及びオーディオデータがMPEG2
方式で圧縮され、オーディオチャンネルのオーディオデ
ータがMPEG2オーディオ方式で圧縮され、ダウンロ
ード用のオーディオデータがATRAC2方式で圧縮さ
れる。そして、これらビデオデータと、オーディオデー
タと、ダウンロード用のオーディオデータと、GUI用
データとが多重化されて、送信される。
【0045】図4は、地上局1から送信されるデータの
一例を示すものである。図4に示すように、時刻T1
ら時刻T2 の間が1つの番組(番組PRG1)とされ、
時刻T2 から時刻T3 の間が1つの番組(番組PRG
2)とされる。各番組PRG1、PRG2の時間は、3
0分又は1時間を単位とするのが普通である。
【0046】図4に示すように、時刻T1 から時刻T2
の番組PRG1では、通常の動画の番組放送で、楽曲A
1、A2、A3、…に関する音楽番組が放送されてい
る。また、時刻T2 から時刻T3 の番組PRG2の間で
は、楽曲A11、A12、A13、…に関する音楽番組
が放送されている。この通常の音楽番組で放送されてい
るのは、動画と音声である。
【0047】オーディオチャンネルは、例えば、チャン
ネルCH1からCH10の10チャンネル分用意され
る。このとき、各オーディオチャンネルCH1、CH
2、CH3、…では、1つのプログラムPRG1、PR
G2の間、同一の楽曲が繰り返して送信される。すなわ
ち、時刻T1 から時刻T2 の番組PRG1では、オーデ
ィオチャンネルCH1では、楽曲B1が繰り返して送信
され、オーディオチャンネルCH2では楽曲C1が繰り
返して送信され、オーディオチャンネルCH3では楽曲
D1が繰り返して送信される。時刻T1 から時刻T2
番組PRG2では、オーディオチャンネルCH1では、
楽曲B11が繰り返して送信され、オーディオチャンネ
ルCH2では楽曲C11が繰り返して送信され、オーデ
ィオチャンネルCH3では楽曲D11が繰り返して送信
される。
【0048】ダウンロード用のオーディオデータは、例
えば、1分を1単位として、この1分で10曲分のデー
タが送られる。このダウンロード用のオーディオデータ
では、オーディオチャンネルCH1、CH2、CH3、
…CH10に対応するデータが送られる。
【0049】すなわち、時刻T1 から時刻T2 の番組P
RG1では、オーディオチャンネルCH1、CH2、C
H3、…、CH10で送信されている10曲分のオーデ
ィオデータ(楽曲B1、楽曲C1、楽曲D1、…)が例
えば1分間で送られる。時刻T2 から時刻T3 の番組P
RG2では、オーディオチャンネルCH1、CH2、C
H3、…、CH10で送信されている10曲分のオーデ
ィオチャンネルデータ(楽曲B11、楽曲C11、楽曲
D11、…)が例えば1分間で送られる。
【0050】ダウンロード用のオーディオデータは、例
えば、1分を単位として送られ、また、ダウンロード用
のリストページや楽曲選択ページの画像を表示させるた
めのデータや、EPG用のデータ等は、10秒を単位と
して送られる。
【0051】図4に示すように、各番組PRG1、PR
G2では、通常のビデオ放送のデータと、複数のオーデ
ィオチャンネルのデータと、ダウンロード用のオーディ
オデータと、GUI用のデータとが多重化されて送られ
てくる。したがって、通常の番組放送のデータのビット
レートをB1 、1つのオーディオチャンネルのビットレ
ートをB2 、オーディオチャンネルのチャンネル数を
n、ダウンロード用のオーディオデータのビットレート
をB3 、GUI用のデータのビットレートをB4とする
と、全体のビットレートBA は、 BA =B1 +n・B2 +B3 +B4 となる。
【0052】通常の番組放送のデータのビットレートを
1 は、1チャンネル当たり、B1 =5Mbpsであ
る。
【0053】オーディオチャンネルCH1、CH2、C
H3、…の1チャンネル当たりのビットレートB2 を、 B2 =256kbps とする。チャンネル数nを例えば10チャンネルとする
と、 n・B2 =256kbps×10=2.56Mbps である。
【0054】ATRAC2により圧縮されたダウンロー
ド用のオーディオデータは128kbpsであるとす
る。そして、ダウンロード用のオーディオデータは、1
曲当たりの時間を5分とし、10曲分を1分で送るとす
る。この場合、ダウンロード用のオーディオデータのビ
ットレートをB3 は、 B3 =128kbps×10曲×5分×60秒/60秒
=6.4Mbps となる。
【0055】CGI用のデータとしては、1曲当たり2
00kbyteのデータを使用するとする。そして、1
0曲分を10秒間で送るものとする。この場合、CGI
用のデータのビットレートB4 は、 B4 =200kbyte×10曲×8bit/10秒=
1.6Mbps となる。
【0056】したがって、全体のビットレートBA は、 BA =B1 +n・B2 +B3 +B4 =5Mbps+2.56Mbps+6.4Mbps+1.6Mbps =15.56Mbps となる。これは、衛星2の1トランスポンダが30Mb
psであることから、1トランスポンダの半分を使って
送れるということになる。
【0057】次に、各家庭の受信設備3について説明す
る。図1に示したように、各家庭の受信設備としては、
パラボラアンテナ21と、IRD22と、ストレージデ
バイス23と、テレビジョン受像機24とが用意され
る。ストレージデバイス23としては、例えば、MDレ
コーダ/プレーヤ、DCCレコーダ/プレーヤ、DAT
レコーダ/プレーヤ、DVDレコーダ/プレーヤ等、種
々のものを用いることができる。
【0058】図5は、IRD22の構成の一例を示すも
のである。図5において、パラボラアンテナ21で衛星
2からのディジタル衛星放送が受信される。パラボラア
ンテナ21の受信信号は、パラボラアンテナ22に取り
付けられたLNB25に供給され、LNB25で受信信
号が所定の周波数の信号にダウンコンバートされる。
【0059】LNB25の出力がチューナ回路71に供
給される。チューナ回路71で、コントローラ76から
の設定信号に基づいて、受信信号の中から所定受信周波
数の信号が選択される。
【0060】チューナ回路71の出力がQPSK復調回
路72に供給される。QPSK復調回路72で、受信信
号がQPSK復調され、受信信号のビットストリームが
復調される。QPSK復調回路72の出力がエラー訂正
回路73に供給される。エラー訂正回路73で、エラー
が検出、訂正される。
【0061】エラー訂正回路73の出力がデマルチプレ
クサ74に供給される。デマルチプレクサ74は、エラ
ー訂正回路73から出力されるビットストリーム信号を
受け、これをデータバッファメモリ75に一旦記憶させ
る。そして、これをパケット列の形にフレーミングし、
パケット毎に所望のデータであるかどうかを判別し、デ
ータを振り分ける。
【0062】前述したように、地上局1からは、通常の
番組放送を行うためのビデオデータ及びオーディオデー
タと、複数のオーディオチャンネルのオーディオデータ
と、ダウンロード用のオーディオデータと、GUI用の
データが送られてくる。ビデオデータはMPEG2方式
で圧縮されており、オーディオデータはMPEG2オー
ディオ方式で圧縮されており、ダウンロード用のオーデ
ィオデータはATRAC2方式で圧縮されている。
【0063】デマルチプレチサ74は、受信されたパケ
ットを、ビデオデータと、オーディオデータと、ダウン
ロード用のオーディオデータと、GUI用のデータとに
振り分ける。
【0064】デマルチプレクサ74で振り分けられたビ
デオデータは、MPEG2ビデオデコーダ78に供給さ
れる。MPEG2ビデオデコーダ78は、入力されたデ
ジタルビデオ信号をバッファメモリ79に適宣記憶さ
せ、MPEG2により圧縮されたビデオ信号をデコード
するものである。MPEG2ビデオデコーダ78によ
り、コンポーネントビデオ信号がデコードされる。
【0065】MPEG2ビデオデコーダ78の出力が例
えばNTSC方式のアナログビデオエンコーダ80に供
給される。アナログビデオエンコーダ80で、コンポー
ネントビデオ信号から、例えばNTSC方式のコンポジ
ットビデオ信号が形成される。このビデオ信号が出力端
子81から出力される。
【0066】オーディオチャンネルのオーディオデータ
は、MPEG2オーディオデコーダ82に供給される。
MPEGオーディオデコーダ82は、入力されたデジタ
ルオーディオ信号をバッファメモリ83に適宣記憶さ
せ、ディジタルオーディオ信号をデコードする。
【0067】MPEG2オーディオデコーダ82の出力
がD/Aコンバータ84に供給される。D/Aコンバー
タ84により、ディジタルオーディオ信号がアナログオ
ーディオ信号に変換される。D/Aコンバータ84の出
力が出力端子85から出力される。
【0068】ダウンロード用のオーディオデータは、バ
ッファメモリ86に一旦蓄えられる。バッファメモリ8
6の出力が暗号解読回路87に供給される。前述したよ
うに、ダウンロード用のオーディオデータは暗号化され
ており、暗号解読に必要なキーは、ICカード88から
発生される。
【0069】ゲート回路89には、バッファメモリ86
からダウンロード完了情報が供給されると共に、デマル
チプレクサ74から、受信された暗号解読に必要な情報
が供給される。
【0070】オーディオデータをダウンロードする際に
は、バッファメモリ86にデータが蓄えられると、ゲー
ト回路89が開き、暗号解読に必要な情報がICカード
88に供給される。これにより、ICカード88から暗
号化回路87にキーが渡される。暗号解読回路87で、
ICカード88からのキーに基づいて、暗号が解読され
る。また、このとき、ICカード88には、課金情報が
記憶される。
【0071】暗号解読回路87の出力がATRAC2デ
コーダ90に供給されると共に、スイッチ回路91の端
子91Bに供給される。ATRAC2デコーダ90で、
ATRAC2のデコード処理が行われる。ATRAC2
デコーダ90からは、PCMオーディオ信号が出力され
る。このATRAC2デコーダ90の出力がスイッチ回
路91の入力端子91Aに供給される。
【0072】スイッチ回路91は、コントローラ76に
より制御される。スイッチ回路91が端子91A側に設
定されるときには、スイッチ回路91からは、PCMオ
ーディオ信号が出力される。スイッチ回路91が端子9
1B側に設定されると、ATRAC2方式で圧縮された
ディジタルオーディオ信号がスイッチ回路91から出力
される。
【0073】スイッチ回路91の出力がウォータマーク
付加回路92に供給される。ウォータマーク付加回路9
2は、著作権を保護するために、オーディオデータに電
子透かしを付加するものである。
【0074】ウォータマーク付加回路92の出力は、デ
ィジタル信号出力端子93に供給されると共に、D/A
コンバータ94に供給される。D/Aコンバータ94で
ディジタルオーディオ信号がアナログオーディオ信号に
変換される。このアナログオーディオ信号が出力端子9
5から出力される。ディジタル信号出力端子93から
は、ディジタルオーディオ信号(ウォーターマークが付
加されている)が出力される。
【0075】GUI用のデータは、コントローラ76に
供給される。コントローラ76で、これらのデータに基
づいて、リストページの画面や各楽曲の情報ページの画
面、或いはEPG用の画面が形成される。このようにし
て形成された画面は、バッファメモリ79の所定のエリ
アに書き込まれる。これにより、画面上の指定のエリア
に、放送されてくる楽曲のリストページや各楽曲の情報
ページの画面、或いはEPG用の画面を写し出すことが
できる。
【0076】コントローラ76は、全体の処理を行って
いる。また、コントローラ76に対して、入力キー98
を介して入力が与えられる。また、コントローラ76に
は、モデム99が接続されている。課金に必要な情報
は、ICカード88に記録される。このICカード88
の情報は、モデム99を用いて、電話回線4を介して、
課金サーバ5(図1)に送られる。
【0077】また、制御信号入出力端子97が設けら
れ、この制御信号入出力端子97とコントローラ76と
が接続される。この制御端子96を介して、ストレージ
デバイス23とコントローラ76との間で、制御信号の
やり取りが行われる。
【0078】更に、例えば、IEEE1394のディジ
タルインターフェース96が設けられる。このディジタ
ルインタフェース96には、ウォータマーク付加回路9
2の出力が供給されると共に、このディジタルインター
フェース96を介して、コントローラ76との間で、制
御信号のやり取りを行うことができる。
【0079】このように、IRD22には、アナログの
オーディオが出力される出力端子95と、PCMオーデ
ィオデータ又はATRAC2で圧縮されたオーディオデ
ータが出力されるIEC958のようなデータ出力端子
93と、IEEE1394のようなディジタルインター
フェース96と、制御信号入出力端子97とが備えられ
ている。
【0080】このように、複数の出力端子を有している
ため、ストレージデバイスに備えられている入力端子に
応じて、ストレージデバイス23との接続を行なうこと
ができる。
【0081】つまり、ストレージデバイス23がアナロ
グオーディオ入力端子のみの場合には、IRD22とス
トレージデバイス23とを接続するのに、アナログオー
ディオ信号が出力端子95が用いられる。
【0082】ストレージデバイス23がPCMデータの
ディジタル入力端子を備えている場合には、IRD22
とストレージデバイス23とを接続するのに、データ出
力端子93が用いられる。このとき、スイッチ回路91
は、端子91A側に設定される。
【0083】ストレージデバイス23がATRACデー
タの入力端子を備えている場合には、IRD22とスト
レージデバイス23とを接続するのに、ディジタル信号
出力端子93が用いられる。このとき、スイッチ回路9
1は、端子91B側に設定される。
【0084】また、ストレージデバイス23が制御信号
の入出力端子を有している場合には、IRD22の制御
信号入出力端子97と、ストレージデバイス23が制御
信号の入出力端子CTL2との間で、データのやり取り
が行われる。
【0085】更に、ストレージデバイス23がIEEE
1394のようなディジタルインターフェースDIF2
を備えているような場合には、IRD22のディジタル
インターフェース96と、ストレージデバイス23のデ
ィジタルインターフェースとが接続される。
【0086】また、各オーディオチャンネルから復調さ
れたオーディオ信号は、出力端子85から出力される。
この出力端子85とストレージデバイス23のアナログ
オーディオ入力端子とを接続すると、オーディオチャン
ネルから復調されたオーディオ信号をストレージデバイ
ス23で録音することができる。
【0087】また、ストレージデバイス23が制御信号
の入出力端子を有している場合には、IRD22の制御
信号入出力端子97と、ストレージデバイス23が制御
信号の入出力端子との間で、データのやり取りを行なっ
て、録音制御を行なうことができる。
【0088】図6は、各家庭の受信設備3のテレビジョ
ン受像機24に表示されるGUI画面の一例である。各
家庭の受信設備3でこの放送を受信すると、送られてき
たGUIデータサーバからのデータに基づいて、図6に
示すようなグラフィック画面が表示される。このグラフ
ィック画面を見ながら必要な操作を行なうと、各楽曲に
ついての情報ページを見ることができ、各楽曲について
の試聴を行なうこができる。更に、グラフィック画面を
見ながら必要な操作を行なうことで、所望のオーディオ
データをダウンロードして、ストレージデバイス24に
記録したり、オーディオチャンネルのデータをストレー
ジデバイス24に録音したりすることができる。
【0089】そして、前述したように、各オーディオチ
ャンネルで送られてくるオーディオデータには、各楽曲
の先頭及び終了のタイミングで、スタートフラグ及びエ
ンドフラグが付加されている。また、ダウンロード用の
オーディオデータには、各楽曲の先頭及び終了のタイミ
ングで、IDデータが付加されている。ストレージデバ
イスがストレージデバイス23が制御信号の入出力端子
を有している場合には、IRD22とストレージデバイ
ス23との間で双方向にデータをやり取りすることがで
きる。この場合には、これらのフラグやIDデータを使
って、楽曲の先頭から終了まで確実に録音することがで
きるようにしたり、複数の楽曲を予約順に録音したりす
ることが可能になる。
【0090】つまり、各家庭の受信設備3で放送を受信
すると、図6Aに示すように、GUIデータサーバから
のデータに基づいて、画面101が表示される。画面1
01には、アーチスト名103、103、…や、ダウン
ロード可能な楽曲の曲名104、104、…が表示さ
れ、各楽曲の選択ボタン105、105、…が表示され
る。
【0091】視聴者は、この画面101表示されている
曲名を見ながら、興味のある楽曲を探していく。各楽曲
についての詳細な情報を見たい場合には、例えば、リモ
ートコマンダの矢印キーを操作して、情報を得たい楽曲
の選択ボタン105を押す。
【0092】所望の楽曲の楽曲選択ボタン105が押さ
れると、図6Bに示すように、楽曲の情報ページ111
が表示されると共に、その楽曲のオーディオチャンネル
に切り換えられる。その楽曲のオーディオチャンネルで
は、その楽曲が繰り返し送られている。そして、この各
楽曲の情報ページ111には、その楽曲が収められてい
るCDのジャケット等の静止画112が表示される。更
に、この画面111には、アーチスト名、曲目、作詞
者、作曲者、歌詞、ライブ情報等の楽曲の詳細情報11
3が表示されると共に、録音ボタン115、ダウンロー
ドボタン116、戻りボタン117が表示される。
【0093】録音ボタン115は、オーディオチャンネ
ルで復調されたオーディオ信号をストレージデバイス2
3で記録させるためのボタンである。ダウンロードボタ
ン116は、ダウンロード用のオーディオデータをダウ
ンロードして、ストレージデバイス23に記録させるた
めのボタンである。戻りボタン117は、前のページの
画面に戻るためのボタンである。
【0094】このように、配信される楽曲のリストペー
ジ101及び各楽曲の情報ページ111により、視聴者
は、現在どのような楽曲が配信されているのかを知るこ
とができ、各楽曲についての詳細な情報を知ることがで
きる。
【0095】ここで、その楽曲を録音したい場合には、
視聴者は、矢印キーを操作して、録音ボタン115を押
す。録音ボタン115が押されると、対応する楽曲が放
送されているオーディオチャンネルに設定され、このオ
ーティオチャンネルで送られている楽曲がストレージデ
バイス23に記録される。
【0096】なお、このとき、図7に示すように、各オ
ーディオチャンネルCH1、CH2、…で送られてくる
オーディオデータには、各楽曲の先頭及び終了のタイミ
ングで、スタートフラグSFLG及びエンドフラグEF
LGが付加されているため、このスタートフラグSFL
Gにより楽曲の先頭が検出された時点でストレージデバ
イス23への記録が開始され、エンドフラグEFLGに
より楽曲の終了が検出された時点でストレージデバイス
23への記録が終了される。このスタートフラグSFL
G及びエンドフラグEFLGを検出するために、図5に
示すように、IRD22には、オーディオチャンネルで
送られてきたオーディオデータ中のスタートフラグSF
LG及びエンドフラグEFLGを検出するためのフラグ
検出回路61が設けられる。このように、スタートフラ
グ及びエンドフラグを利用することで、ユーザは、録音
のタイミングを気にする必要なく、楽曲の先頭から終了
まで、記録することができる。
【0097】その楽曲を購入したい場合には、視聴者
は、ダウンロードボタン116を押す。ダウンロードボ
タン116が押されると、選択された楽曲のオーディオ
データがダウンロードされ、ストレージデバイス23に
記録される。
【0098】なお、このとき、図8に示すように、ダウ
ンロード用のオーディオデータには、各楽曲の先頭及び
終了のタイミングで、ヘッダにIDデータidが付加さ
れているため、このIDデータidにより楽曲の先頭が
検出された時点でストレージデバイス23への記録が開
始され、IDデータidにより楽曲の終了が検出された
時点でストレージデバイス23への記録が終了される。
このIDデータidを検出するために、図5に示すよう
に、IRD22には、ID検出回路62が設けられる。
【0099】また、リストページに戻りたい場合には、
戻りボタン117が押される。戻りボタン117が押さ
れると、図6Aに示すリスト画面101に戻される。
【0100】このように、この発明が適用されたシステ
ムでは、画面上には楽曲のリストページ101及び各楽
曲の情報ページ111が表示され、これら楽曲のリスト
ページ101及び各楽曲の情報ページ111により各楽
曲についての情報を知ることができる。そして、その楽
曲が選択されると、その楽曲を試聴することができ、録
音ボタン115が押されると、オーディオチャンネルで
送られてきたこの楽曲のオーディオ信号がストレージデ
バイス23に記録され、ダウンロードボタン116が押
されると、その楽曲のダウンロード用のオーディオデー
タがダウンロードされて、ストレージデバイス23に記
録される。
【0101】図9は、録音ボタン115により、オーデ
ィオチャンネルで送られてきた楽曲をストレージデバイ
ス23に記録する際の処理を示すフローチャートであ
る。なお、図9で、ステップS1〜S7は、IRD22
側の処理を示し、ステップS11〜S14は、ストレー
ジデバイス23側の処理を示している。
【0102】放送が受信されると(ステップS1)、G
UI用のデータによりグラフィック画面が表示される
(ステップS2)。このとき、ストレージデバイス23
側は、録音スタンバイ状態に設定されている(ステップ
S11)。
【0103】ここで、楽曲選択ボタン103により楽曲
が指定されると(ステップS3)、選択された楽曲の情
報ページが表示されると共に、その楽曲のオーディオチ
ャンネルに切り換えられる。各オーディオチャンネルで
は、所定の単位時間中、同一の楽曲が繰り返し放送され
ているため、選択された楽曲が繰り返して聞けるように
なる(ステップS4)。
【0104】そして、録音ボタン115が押されると
(ステップS5)、スタートフラグSFLGの検出が行
なわれ、最初のスタートフラグSFLGが検出される
と、IRD22からストレージデバイス23に録音開始
指令が与えられる(ステップS6)。
【0105】ストレージデバイス23が側では、IRD
22から録音開始指令が与えられると、この指令を受け
て、録音状態に設定される(ステップS12)。そし
て、IRD22側から録音停止指令が与えられるまで、
録音状態が続けられる(ステップS13)。
【0106】IRD22側では、次に、エンドフラグE
FLGを検出しており、エンドフラグEFLGが検出さ
れると、IRD22からストレージデバイス23に録音
停止指令が与えられ(ステップS7)、ステップS1に
リターンされる。
【0107】ストレージデバイス23が側では、IRD
22から録音停止指令が与えられると、この指令を受け
て、録音が停止され(ステップS14)、ステップS1
1にリターンされる。
【0108】図10は、ダウンロードボタン116によ
り、ダウンロード用のオーディオデータをストレージデ
バイス23に記録する際の処理を示すフローチャートで
ある。なお、図10で、ステップS31〜S37は、I
RD22側の処理を示し、ステップS41〜S44は、
ストレージデバイス23側の処理を示している。
【0109】放送が受信されると(ステップS31)、
GUI用のデータによりグラフィック画面が表示される
(ステップS32)。このとき、ストレージデバイス2
3側は、録音スタンバイ状態に設定されている(ステッ
プS41)。
【0110】ここで、楽曲選択ボタン103により楽曲
が指定されると(ステップS33)、選択された楽曲の
情報ページ40が表示されると共に、その楽曲のオーデ
ィオチャンネルに切り換えられる。各オーディオチャン
ネルでは、所定の単位時間中、同一の楽曲が繰り返し放
送されているため、選択された楽曲が繰り返して聞ける
ようになる(ステップS34)。
【0111】そして、ダウンロードボタン116が押さ
れると(ステップS35)、IDデータの検出が行なわ
れ、IDデータが検出されると、IRD22からストレ
ージデバイス23に録音開始指令が与えられる(ステッ
プS36)。
【0112】ストレージデバイス23が側では、IRD
22から録音開始指令が与えられると、この指令を受け
て、録音状態に設定される(ステップS42)。そし
て、IRD22側から録音停止指令が与えられるまで、
録音状態が続けられる(ステップS43)。
【0113】IRD22側では、IDデータを検出して
おり、IDデータが検出されると、IRD22からスト
レージデバイス23に録音停止指令が与えられ(ステッ
プS37)、ステップS31にリターンされる。
【0114】ストレージデバイス23が側では、IRD
22から録音停止指令が与えられると、この指令を受け
て、録音が停止され(ステップS44)、ステップS4
1にリターンされる。
【0115】上述の例では、各1つの楽曲毎に録音キー
115及びダウンロードキー116を操作して、ストレ
ージデバイス23への記録を行なっていたが、複数の楽
曲を予め予約しておき、順に録音又はダウンロードする
ことも可能である。
【0116】つまり、図11に示すように、予約ボタン
118が設けられ、この予約ボタン118を操作して、
複数の楽曲を録音ボタン115が指定すると、図11C
に示すように、予約された楽曲の番号121、121、
…が表示される。このように、複数の楽曲を予約してお
くと、予約された順にオーディオチャンネルが切り換え
られ、予約されか順にこの楽曲がストレーシデバイス2
3に記録される。
【0117】図12はそのときの処理を示すフローチャ
ートである。なお、図12で、ステップS51〜S57
は、IRD22側の処理を示し、ステップS61〜S6
4は、ストレージデバイス23側の処理を示している。
【0118】放送が受信されると(ステップS51)、
GUI用のデータによりグラフィック画面が表示される
(ステップS52)。このとき、ストレージデバイス2
3側は、録音スタンバイ状態に設定されている(ステッ
プS61)。
【0119】ここで、予約ボタン118により複数の楽
曲を順に指定して、録音ボタン115が押されると、録
音予約がなされる(ステップS53)。
【0120】そして、予約された最初の楽曲のオーディ
オチャンネルに設定されて、スタートフラグSFLGの
検出が行なわれ、最初のスタートフラグSFLGが検出
されると、IRD22からストレージデバイス23に録
音開始指令が与えられる(ステップS54)。
【0121】ストレージデバイス23が側では、IRD
22から録音開始指令が与えられると、この指令を受け
て、録音状態に設定される(ステップS62)。そし
て、IRD22側から録音停止指令が与えられるまで、
録音状態が続けられる(ステップS63)。
【0122】IRD22側では、次に、エンドフラグE
FLGを検出しており、エンドフラグEFLGが検出さ
れると、IRD22からストレージデバイス23に録音
停止指令が与えられる(ステップS55)。
【0123】このとき、ストレージデバイス23が側で
は、IRD22から録音停止指令が与えられると、この
指令を受けて、録音が停止され(ステップS64)、ス
テップS61にリターンされる。
【0124】そして、予約されている最後の楽曲が記録
されたか否かが判断される(ステップS56)。最後の
楽曲でなければ、次の楽曲に変更され、ステップS54
にリターンされ、同様の処理が行なわれ、次の楽曲の記
録が行なわれる。最後の楽曲の記録が終了したら、ステ
ップS51にリターンされる。
【0125】また、図13に示すように、予約ボタン1
18が設けられ、この予約ボタン118を操作して、複
数の楽曲をダウンロードボタン116で指定すると、図
13Cに示すように、予約された楽曲の番号122、1
22、…が表示される。このように、複数の楽曲を予約
しておくと、予約されか順にダウンロード用のオーディ
オデータがストレーシデバイス23に記録される。
【0126】図14はそのときの処理を示すフローチャ
ートである。なお、図14で、ステップS71〜S77
は、IRD22側の処理を示し、ステップS81〜S8
4は、ストレージデバイス23側の処理を示している。
【0127】放送が受信されると(ステップS71)、
GUI用のデータによりグラフィック画面が表示される
(ステップS72)。このとき、ストレージデバイス2
3側は、録音スタンバイ状態に設定されている(ステッ
プS81)。
【0128】ここで、予約ボタン118により複数の楽
曲を順に指定して、ダウンロードボタン116が押され
ると、ダウンロード予約がなされる(ステップS7
3)。
【0129】そして、IDデータの検出が行なわれ、I
Dデータが検出されると、IRD22からストレージデ
バイス23に録音開始指令が与えられる(ステップS7
4)。
【0130】ストレージデバイス23が側では、IRD
22から録音開始指令が与えられると、この指令を受け
て、録音状態に設定される(ステップS82)。そし
て、IRD22側から録音停止指令が与えられるまで、
録音状態が続けられる(ステップS83)。
【0131】IRD22側では、次に、IDデータを検
出しており、IDデータが検出されると、IRD22か
らストレージデバイス23に録音停止指令が与えられる
(ステップS75)。
【0132】このとき、ストレージデバイス23が側で
は、IRD22から録音停止指令が与えられると、この
指令を受けて、録音が停止され(ステップS84)、ス
テップS81にリターンされる。
【0133】そして、予約されている最後の楽曲が記録
されたか否かが判断される(ステップS76)。最後の
楽曲でなければ、次の楽曲のデータに変更され(ステッ
プS77)、ステップS74にリターンされ、同様な処
理により、次の楽曲の記録が行なわれる。最後の楽曲の
記録が終了されたら、ステップS71にリターンされ
る。
【0134】なお、上述の例ではダウンロード用のオー
ディオデータとして、ATARC2で圧縮されたものを
用いるようにしているが、圧縮方式は、ATARC2に
限定されるものではない。他の圧縮方式、例えば、AT
RACを用いるようにしても良い。
【0135】
【発明の効果】この発明によれば、複数のオーディオチ
ャンネルで送られてくる各オーディオデータには、楽曲
の先頭及び終了に対応して、スタートフラグ及びエンド
フラグが設けられる。オーディオチャンネルで送られて
きたオーディオ信号をストレージデバイスに記録する
際、このスタートフラグ及びエンドフラグを検出するこ
とにより、先頭から終了まで、各楽曲をストレージデバ
イスに確実に記録することができる。また、ダウンロー
ド用のオーディオデータのストリーム中には、楽曲の先
頭及び終了に対応して、IDデータが挿入される。オー
ディオチャンネルで送られてきたオーディオ信号をスト
レージデバイスに記録する際、このIDデータを検出す
ることにより、先頭から終了まで、各楽曲をストレージ
デバイスに確実に記録することができる。そして、この
ようなスタートフラグ及びエンドフラグを利用すること
により、複数の楽曲を予約しておき、この予約した楽曲
を順番にストレージデバイスに自動的に録音することが
できる。また、IDデータを利用することにより、複数
の楽曲を予約しておき、この予約した楽曲を順番にスト
レージデバイスに自動的にダウンロードすることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明が適用できる放送システムの一例の全
体構成を示すブロック図である。
【図2】この発明が適用できる放送システムの一例にお
ける地上局の構成を示すブロック図である。
【図3】オーディオチャンネルのデータストレームを示
す略線図である。
【図4】この発明が適用できる放送システムの一例の説
明に用いるタイミング図である。
【図5】この発明が適用できる放送システムの一例にお
けるIRDの構成を示すブロック図である。
【図6】この発明が適用された放送システム一例の表示
画面の一例の説明に用いる略線図である。
【図7】オーディオチャンネルでの楽曲の先頭及び終了
位置の検出する説明に用いる略線図である。
【図8】ダウンロード用のデータでの楽曲の先頭及び終
了位置の検出する説明に用いる略線図である。
【図9】IRDとストレージデバイスとの間で行なわれ
る処理の説明に用いるフローチャートである。
【図10】IRDとストレージデバイスとの間で行なわ
れる処理の説明に用いるフローチャートである。
【図11】この発明が適用された放送システム一例の表
示画面の他の例の説明に用いる略線図である。
【図12】IRDとストレージデバイスとの間で行なわ
れる処理の説明に用いるフローチャートである。
【図13】この発明が適用された放送システム一例の表
示画面の更に他の例の説明に用いる略線図である。
【図14】IRDとストレージデバイスとの間で行なわ
れる処理の説明に用いるフローチャートである。
【符号の説明】
1・・・地上局、2・・・衛星、3・・・受信設備、1
1・・・番組放送素材サーバ、12A、12B・・・オ
ーディオチャンネル番組素材サーバ、13・・・ダウン
ロード用オーディオデータ素材サーバ、14・・・GU
Iデータサーバ、22・・・IRD、23・・・ストレ
ージデバイス
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI H04B 1/16 H04B 1/16 G H04H 1/08 H04H 1/08

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のオーディオ放送を行うための音声
    ディジタルデータと、送信しているオーディオ放送に関
    連する情報画面を形成するためのディジタルデータとが
    多重化された信号を受信する受信装置において、 上記オーディオ放送を行うための音声ディジタルデータ
    中には楽曲の先頭位置及び終了位置を示す識別信号が挿
    入されており、 上記情報画面のデータをデコードして情報画面を映出す
    る手段と、 上記情報画面を使って蓄積したい複数の楽曲を入力する
    入力手段と、 受信された上記オーディオ放送の中から上記識別信号を
    検出する識別信号検出手段と、 上記複数のオーディオ放送の中から、最初に蓄積したい
    楽曲に対応するオーディオ放送を選択し、上記識別信号
    が検出されたら記録開始指令を発生し、上記楽曲の終了
    を示す識別信号が検出されたら、記録終了指令を発生す
    ると共に、次に蓄積したい楽曲に対応するオーディオ放
    送を選択し、上記楽曲の終了を示す識別信号が検出され
    たら、記録終了指令を発生する処理を繰り返すように制
    御する制御手段とを備えたことを特徴とする受信装置。
  2. 【請求項2】 複数のオーディオ放送を行うための音声
    ディジタルデータと、送信しているオーディオ放送に関
    連する情報画面を形成するためのディジタルデータと、
    所定の圧縮方式で圧縮されたダウンロード用のオーディ
    オ信号とが多重化された信号を受信する受信装置と、 上記受信装置の出力を蓄積する蓄積装置とからなり、 上記情報画面を映出して記録入力を与え、上記複数のオ
    ーディオ放送の中から複数のオーディオデータを選択
    し、上記オーディオデータを上記蓄積装置に記録するよ
    うした情報蓄積システムにおいて、 上記オーディオ放送を行うための音声ディジタルデータ
    中には楽曲の先頭位置及び終了位置を示す識別信号が挿
    入されており、 上記受信装置は、蓄積したい複数の楽曲が設定されてい
    たら、上記複数のオーディオ放送の中から、最初に蓄積
    したい楽曲に対応するオーディオ放送を選択し、上記識
    別信号が検出されたら記録開始指令を発生し、上記楽曲
    の終了を示す識別信号が検出されたら、記録終了指令を
    発生すると共に、次に蓄積したい楽曲に対応するオーデ
    ィオ放送を選択し、上記楽曲の終了を示す識別信号が検
    出されたら、記録終了指令を発生する処理を繰り返すよ
    うな処理を行い、 上記蓄積装置は、上記受信装置から記録開始指令が与え
    られると、上記受信装置からの信号の記録を開始し、上
    記受信装置から記録終了指令が与えられると、上記受信
    装置からの信号の記録を終了するようにしたことを特徴
    とする情報蓄積システム。
  3. 【請求項3】 複数のオーディオ放送を行うための音声
    ディジタルデータと、送信しているオーディオ放送に関
    連する情報画面を形成するためのディジタルデータと、
    所定の圧縮方式で圧縮されたダウンロード用の音声デー
    タとが多重化された信号を受信する受信装置において、 上記ダウンロード用の音声データ中には楽曲の先頭位置
    及び曲の終了位置を示す識別データが挿入されており、 上記情報画面のデータをデコードして情報画面を映出す
    る手段と、 上記情報画面を使って蓄積したい複数の楽曲を入力する
    入力手段と、 受信された上記ダウンロード用の音声データ中から上記
    識別データを検出する識別データ検出手段と、 上記ダウンロード用のオーディオデータの中から、最初
    に蓄積したい楽曲に対応するダウンロード用のオーディ
    オデータを選択し、上記識別データが検出されたら記録
    開始指令を発生し、上記楽曲の終了を示す識別データが
    検出されたら、記録終了指令を発生すると共に、次に蓄
    積したい楽曲に対応するダウンロード用のオーディオデ
    ータを選択し、上記楽曲の終了を示す識別データが検出
    されたら、記録終了指令を発生する処理を繰り返すよう
    に制御する制御手段とを備えるようにしたことを特徴と
    する受信装置。
  4. 【請求項4】 複数のオーディオ放送を行うための音声
    ディジタルデータと、送信しているオーディオ放送に関
    連する情報画面を形成するためのディジタルデータと、
    所定の圧縮方式で圧縮されたダウンロード用のオーディ
    オ信号とが多重化された信号を受信する受信装置と、 上記受信装置の出力を蓄積する蓄積装置とからなり、 上記ダウンロード用のオーディオデータの中から複数の
    オーディオデータを選択し、上記オーディオデータを上
    記蓄積装置に記録するようした情報蓄積システムにおい
    て、 上記ダウンロード用のオーディオデータ中には楽曲の先
    頭及び終了を示す識別データが挿入されており、 上記受信装置は、上記蓄積したい複数の楽曲が設定され
    ていたら、上記ダウンロード用のオーディオデータ中か
    ら、最初に蓄積したい楽曲に対応するオーディオデータ
    を選択し、上記識別データが検出されたら記録開始指令
    を発生し、上記楽曲の終了を示す識別データが検出され
    たら、記録終了指令を発生すると共に、次に蓄積したい
    楽曲に対応するオーディオデータを選択し、上記楽曲の
    終了を示す識別データが検出されたら、記録終了指令を
    発生する処理を繰り返す制御を行い、 上記蓄積装置は、上記受信装置から記録開始指令が与え
    られると、上記受信装置からの信号の記録を開始し、上
    記受信装置から記録終了指令が与えられると、上記受信
    装置からの信号の記録を終了するようにしたことを特徴
    とする情報蓄積システム。
JP32635197A 1997-11-27 1997-11-27 受信装置及び情報蓄積システム Expired - Fee Related JP4580474B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP32635197A JP4580474B2 (ja) 1997-11-27 1997-11-27 受信装置及び情報蓄積システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP32635197A JP4580474B2 (ja) 1997-11-27 1997-11-27 受信装置及び情報蓄積システム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH11163811A true JPH11163811A (ja) 1999-06-18
JP4580474B2 JP4580474B2 (ja) 2010-11-10

Family

ID=18186828

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP32635197A Expired - Fee Related JP4580474B2 (ja) 1997-11-27 1997-11-27 受信装置及び情報蓄積システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4580474B2 (ja)

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002280985A (ja) * 2001-03-15 2002-09-27 Nippon Television Network Corp ディジタル放送におけるデータ送信方法、データ送受信方法、及びそのシステム。
JP2003523023A (ja) * 2000-02-07 2003-07-29 コーニンクレッカ フィリップス エレクトロニクス エヌ ヴィ 自己指示部分を介した完全データセットの存在証明による不法複製からのコンテンツ保護
JP2007251744A (ja) * 2006-03-17 2007-09-27 Denso Corp 車両用音楽自動取得装置
JP2008054329A (ja) * 2007-09-11 2008-03-06 Hitachi Ltd 放送方法
JP2008526103A (ja) * 2004-12-23 2008-07-17 ソニー エリクソン モバイル コミュニケーションズ, エービー 所望のマルチメディアコンテンツの選択/取得
US9252898B2 (en) 2000-01-28 2016-02-02 Zarbaña Digital Fund Llc Music distribution systems
US9659285B2 (en) 1999-08-27 2017-05-23 Zarbaña Digital Fund Llc Music distribution systems

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9659285B2 (en) 1999-08-27 2017-05-23 Zarbaña Digital Fund Llc Music distribution systems
US9252898B2 (en) 2000-01-28 2016-02-02 Zarbaña Digital Fund Llc Music distribution systems
JP2003523023A (ja) * 2000-02-07 2003-07-29 コーニンクレッカ フィリップス エレクトロニクス エヌ ヴィ 自己指示部分を介した完全データセットの存在証明による不法複製からのコンテンツ保護
JP2002280985A (ja) * 2001-03-15 2002-09-27 Nippon Television Network Corp ディジタル放送におけるデータ送信方法、データ送受信方法、及びそのシステム。
JP2008526103A (ja) * 2004-12-23 2008-07-17 ソニー エリクソン モバイル コミュニケーションズ, エービー 所望のマルチメディアコンテンツの選択/取得
JP2007251744A (ja) * 2006-03-17 2007-09-27 Denso Corp 車両用音楽自動取得装置
JP2008054329A (ja) * 2007-09-11 2008-03-06 Hitachi Ltd 放送方法
JP4618285B2 (ja) * 2007-09-11 2011-01-26 株式会社日立製作所 放送方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP4580474B2 (ja) 2010-11-10

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8229348B2 (en) Data transmitting apparatus and method
KR100617890B1 (ko) 데이터 송신 장치 및 방법, 데이터 수신 장치 및 방법 및 데이터 송수신 시스템 및 방법
JP4577430B2 (ja) 情報処理装置および情報処理方法
WO2000072483A1 (fr) Appareil et procede de diffusion, appareil et procede de reception, et support
JP3915204B2 (ja) 送信装置及び方法、送信制御装置及び方法、受信装置及び方法、情報蓄積装置及び方法、並びに放送システム
JP2000036795A (ja) データ送信装置および方法、データ受信装置および方法ならびにデータ送受信システムおよび方法
JP4580474B2 (ja) 受信装置及び情報蓄積システム
JP4580473B2 (ja) 送信装置、受信装置及び情報蓄積システム
US7031781B1 (en) Recording apparatus, recording method and recording medium
JP2000332705A (ja) 放送装置および方法、受信装置および方法、並びに媒体
JP2000332706A (ja) 放送装置および方法、受信装置および方法、並びに媒体
JP3887933B2 (ja) データ伝送方法およびデータ伝送装置
JP4329157B2 (ja) 受信装置および方法、並びに記録媒体
EP1098315A1 (en) Electronic device, method of signal processing, method of input signal switching, and download system
JP2001101789A (ja) 情報処理装置および方法、並びに記録媒体
JP2000332822A (ja) 受信装置および方法、並びに媒体
JP2000036948A (ja) 制御方法及び制御装置

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Effective date: 20061024

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

A521 Written amendment

Effective date: 20061222

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20070123

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20070322

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20070531

A911 Transfer of reconsideration by examiner before appeal (zenchi)

Effective date: 20070605

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

A912 Removal of reconsideration by examiner before appeal (zenchi)

Effective date: 20070720

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A912

A521 Written amendment

Effective date: 20100419

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

R155 Notification before disposition of declining of application

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R155

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20100830

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Year of fee payment: 3

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130903

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Year of fee payment: 3

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130903

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees