JPH11162251A - キャンドルスタンド - Google Patents

キャンドルスタンド

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Publication number
JPH11162251A
JPH11162251A JP32909497A JP32909497A JPH11162251A JP H11162251 A JPH11162251 A JP H11162251A JP 32909497 A JP32909497 A JP 32909497A JP 32909497 A JP32909497 A JP 32909497A JP H11162251 A JPH11162251 A JP H11162251A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
light
candle stand
candle
paraffin
fluorescent pigment
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP32909497A
Other languages
English (en)
Inventor
Sakanori Kurihara
栄記 栗原
Kenichi Suzuki
賢一 鈴木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
SUISHOU ROOSOKU KK
SUZUSEI KK
Original Assignee
SUISHOU ROOSOKU KK
SUZUSEI KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by SUISHOU ROOSOKU KK, SUZUSEI KK filed Critical SUISHOU ROOSOKU KK
Priority to JP32909497A priority Critical patent/JPH11162251A/ja
Publication of JPH11162251A publication Critical patent/JPH11162251A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Landscapes

  • Arrangement Of Elements, Cooling, Sealing, Or The Like Of Lighting Devices (AREA)
  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】太陽光や照明光を蓄え、暗所で長時間発光し続
けることができ、また、紫、青、緑等の着色光を放ち、
暗闇でその所在を明確にするだけでなく、装飾効果を発
揮するキャンドルスタンドを提供することにある。 【解決手段】70%〜80%のパラフィンからなるキャ
ンドルスタンド本体1に10%〜40%の蓄光剤と微量
の蛍光顔料を混入したことを特徴とするキャンドルスタ
ンドにある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、太陽光や照明光
を蓄え、暗所で長時間発光し続けるキャンドルスタンド
に関する。
【0002】
【従来の技術】キャンドルスタンドには、キャンドルを
単に立てる目的のための金属製の燭台や着色されたガラ
ス製の容器形状で、内部にキャンドルを立てるためのピ
ンを立設し、キャンドルの炎の光が容器を透光して周囲
を照明する装飾効果を持たせたものが知られている。
【0003】また、キャンドルスタンドに蓄光性の夜光
顔料を施し、太陽光や照明光を蓄え、暗闇になったと
き、キャンドルスタンドが発光し、その所在が判るよう
にして停電などの場合に便利にしたキャンドルスタンド
は、例えば、実開平4−106344号公報で知られて
いる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来の実開
平4−106344号公報は、急な暗闇で発光してその
所在が判るようにする目的のために開発されたものであ
り、30分程度は発光するが、暗所で長時間発光し続け
ることはできない。また、従来の蓄光性の夜光顔料は、
着色されておらず、無色であるため、装飾的効果はまっ
たく無い。また、一般に市販されている蓄光剤は粒子が
小さいため、毛細管現象を妨げてしまうため燃焼できな
い。
【0005】この発明は、前記事情に着目してなされた
もので、その目的とするところは、太陽光や照明光を蓄
え、暗所で長時間発光し続けることができ、また色彩が
鮮やかで、装飾効果があるキャンドルスタンドを提供す
ることにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明は、前述した目
的を達成するために、請求項1は、パラフィンを主成分
とするキャンドルスタンド本体に蓄光剤と蛍光顔料を混
入したことを特徴とするキャンドルスタンドにある。
【0007】請求項2は、70%〜80%のパラフィン
からなるキャンドルスタンド本体に10%〜40%の蓄
光剤と微量の蛍光顔料を混入したことを特徴とするキャ
ンドルスタンドにある。
【0008】請求項3は、前記蓄光剤は、炭酸ストロン
チウムに、酸化アルミニウムと輝度類を混合したもので
あることを特徴とする請求項1または2記載のキャンド
ルスタンドにある。
【0009】請求項4は、パラフィンを主成分とし、こ
のパラフィンに蓄光剤と蛍光顔料を混入した容器形状の
キャンドルスタンド本体の内部に灯芯を有するパラフィ
ンを充填したことを特徴とするキャンドルスタンドにあ
る。
【0010】前記構成によれば、キャンドルスタンド本
体に混入された蓄光剤が太陽光や照明光を蓄え、暗所で
長時間発光し続けるとともに、蛍光顔料によって色彩が
鮮やかな光を放つ。また、蓄光剤は、炭酸ストロンチウ
ムに、酸化アルミニウムと輝度類を混合したものである
ため、自然に優しく、水に強いという特徴があり、水面
に浮かべるフローティングキャンドルとしても楽しめる
ことができる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を図
面に基づいて説明する。図1はキャンドルスタンドの第
1の実施形態を示し、キャンドルスタンド本体1はパラ
フィンを主成分とし、パラフィンに蓄光剤と微量の蛍光
顔料を混入したものであり、その形状は、角筒容器形
状、円筒容器形状、壺形状など任意であり、キャンドル
スタンド本体1の内底部にはキャンドル2を立てるため
の載置部3が設けられている。
【0012】キャンドルスタンド本体1は、70%〜8
0%のパラフィンに10%〜40%の蓄光剤と微量の蛍
光顔料を混入したものであり、望ましくは、76%のパ
ラフィンと23%の蓄光剤と色を調整するための0.2
7%の蛍光顔料からなる。ここで、パラフィンの成分
は、マイクロワックス4.7%、ステアリン酸7.9
%、FT100 15%、パラフィン73%からなる。
マイクロワックスは、石油から生産され高融点でありな
がら、常温で柔らかく収縮率が少なく粘着度が高いもの
である。
【0013】ステアリン酸は、脂肪酸の一種で融点が高
く光沢を均一にし、またロウの型離れを良くする性質を
有し、FT100は、天然ガスを触媒し抽出したもの
で、パラフィンなどと混合するとその物自体を硬化さ
せ、融点が高いため溶けにくい性質がある。また、蓄光
剤は、S夜光(スズセイ社の商品名)であり、炭酸スト
ロンチウムに、酸化アルミニウムと輝度類を混合したも
のである。
【0014】蛍光顔料は、太陽光線中の紫外線および可
視光線中の紫、青、緑の光線を受けてそれよりも長波長
の蛍光を発し、それが蛍光の波長に略合致しているので
明るく見える。普通の色材と比較して三倍以上の明度を
持つ。
【0015】したがって、キャンドルスタンドは、昼間
は太陽光線を蓄光し、夜間は蛍光灯等の照明光を蓄光
し、暗闇になると着色光を長時間(約10時間)に亘っ
て放し続ける。しかも、キャンドルスタンド本体1に微
量の蛍光顔料が混入されているため、キャンドルスタン
ド自体が紫、青、緑等の着色光を放ち、暗闇でその所在
を明確にするだけでなく、装飾効果を発揮し、キャンド
ル2の炎の光とともに、幻想的な雰囲気を醸し出すこと
ができる。
【0016】また、蓄光剤は、暗闇になることなく、薄
暗い照明であっても発光するため、蛍光顔料との組み合
わせによってキャンドルスタンド自体が紫、青、緑等の
着色光を放ち、レストランやクラブ等のテーブルに置く
ことにより、店内のムードを盛り上げることができる。
【0017】図2はキャンドルスタンドの第2の実施形
態を示し、角筒容器形状、円筒容器形状、壺形状などの
キャンドルスタンド本体4の内底部には不燃物5の層が
設けられている。キャンドルスタンド本体4の内部には
灯芯6を有したパラフィン7が充填されている。なお、
パラフィン7は、マイクロワックスやステアリン酸が混
入されたものでもよい。
【0018】キャンドルスタンド本体4は、第1の実施
形態と同様に、70%〜80%のパラフィンに20%〜
30%の蓄光剤と微量の蛍光顔料を混入したものであ
り、望ましくは、76%のパラフィンと23%の蓄光剤
と色を調整するための0.27%の蛍光顔料からなる。
ここで、パラフィンの成分は、マイクロワックス4.7
%、ステアリン酸7.9%、FT100 15%、パラ
フィン73%からなる。
【0019】前述のように、キャンドルスタンド本体4
には融点の高いFT100が混入されているため、内部
のパラフィン7が燃焼しても外周壁が溶融することはな
く、水に強いためキャンドルスタンドを水に浮かすフロ
ーティングキャンドルとしても楽しむことができる。つ
まり、キャンドルスタンドを水に浮かした状態で、灯芯
6に着火した場合、灯芯6の燃焼とともに、パラフィン
7も燃焼して燃焼ガスとして徐々に消失する。この結
果、灯芯6の着火部、つまり炎の位置が下がるため、炎
から放つ光はキャンドルスタンド本体4を透光する。こ
のキャンドルスタンド本体4には微量の蛍光顔料が混入
されているため、キャンドルスタンド自体が紫、青、緑
等の着色光を放ち、暗闇でその所在を明確にするだけで
なく、装飾効果を発揮し、灯芯6の炎の光とともに、幻
想的な雰囲気を醸し出すことができる。
【0020】また、前記S夜光(スズセイ社の商品名)
の蓄光剤で粒子が大きいものを使用すると、パラフィン
に混入しても、毛細管現象を妨げることなく良好に燃焼
する。したがって、パラフィンが燃尽きると蓄光剤のみ
が残ることになる。このため、灯芯が燃尽き、暗闇にな
ると、残存した蓄光剤が光を放ち、この光によってパラ
フィン及び灯芯が燃尽きたことが分かる。なお、前記各
実施形態におけるキャンドルスタンド本体の形状は、一
例を示しただけであり、その形状は限定されるものでは
ない。
【0021】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、パラフィンを主成分とするキャンドルスタンド本体
に蓄光剤と蛍光顔料を混入することにより、太陽光や照
明光を蓄え、暗所で長時間発光し続けることができ、ま
た、紫、青、緑等の着色光を放ち、暗闇でその所在を明
確にするだけでなく、装飾効果を発揮し、キャンドルの
炎の光とともに、幻想的な雰囲気を醸し出すことができ
る。さらに、蓄光剤は、水に強く、キャンドルスタンド
を水に浮かすフローティングキャンドルとしても楽しむ
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1の実施形態を示し、(a)は斜
視図、(b)は縦断側面図。
【図2】この発明の第2の実施形態を示し、(a)は斜
視図、(b)は縦断側面図。
【符号の説明】
1…キャンドルスタンド 2…キャンドル

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 パラフィンを主成分とするキャンドルス
    タンド本体に蓄光剤と蛍光顔料を混入したことを特徴と
    するキャンドルスタンド。
  2. 【請求項2】 70%〜80%のパラフィンからなるキ
    ャンドルスタンド本体に10%〜40%の蓄光剤と微量
    の蛍光顔料を混入したことを特徴とするキャンドルスタ
    ンド。
  3. 【請求項3】 前記蓄光剤は、炭酸ストロンチウムに、
    酸化アルミニウムと輝度類を混合したものであることを
    特徴とする請求項1または2記載のキャンドルスタン
    ド。
  4. 【請求項4】 パラフィンを主成分とし、このパラフィ
    ンに蓄光剤と蛍光顔料を混入した容器形状のキャンドル
    スタンド本体の内部に灯芯を有するパラフィンを充填し
    たことを特徴とするキャンドルスタンド。
JP32909497A 1997-11-28 1997-11-28 キャンドルスタンド Pending JPH11162251A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP32909497A JPH11162251A (ja) 1997-11-28 1997-11-28 キャンドルスタンド

Applications Claiming Priority (1)

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JP32909497A JPH11162251A (ja) 1997-11-28 1997-11-28 キャンドルスタンド

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JPH11162251A true JPH11162251A (ja) 1999-06-18

Family

ID=18217552

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP32909497A Pending JPH11162251A (ja) 1997-11-28 1997-11-28 キャンドルスタンド

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JP (1) JPH11162251A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006328209A (ja) * 2005-05-26 2006-12-07 Nagoya City 蓄光剤含有樹脂組成物
JP2013001726A (ja) * 2011-06-13 2013-01-07 Fujika:Kk キャンドル、及び、該キャンドルを照射する照射構造

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006328209A (ja) * 2005-05-26 2006-12-07 Nagoya City 蓄光剤含有樹脂組成物
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