JPH11157749A - 線材の舞輪取り方法及び装置 - Google Patents
線材の舞輪取り方法及び装置Info
- Publication number
- JPH11157749A JPH11157749A JP9327696A JP32769697A JPH11157749A JP H11157749 A JPH11157749 A JP H11157749A JP 9327696 A JP9327696 A JP 9327696A JP 32769697 A JP32769697 A JP 32769697A JP H11157749 A JPH11157749 A JP H11157749A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- wire
- diameter
- winding
- pot
- receiving stand
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Coiling Of Filamentary Materials In General (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】舞輪へ落とし取る線材の材質及び線径に合わせ
たループ径の調整が容易に行うこと可能で、同一品種に
おいて前回の作業条件を容易に再現することのできる、
線材の舞輪取り方法及び装置を提供する。 【解決手段】伸線機からの線材を巻き付け釜に巻き付け
てから舞輪へ落とし取るに際して、巻き付け釜の外径を
変化させることによって、線材のループ径を任意に調整
する。巻き付け釜の外径を変えるには、巻き付け釜を複
数に分割し、これら分割部分の間隔を変えれば良い。
たループ径の調整が容易に行うこと可能で、同一品種に
おいて前回の作業条件を容易に再現することのできる、
線材の舞輪取り方法及び装置を提供する。 【解決手段】伸線機からの線材を巻き付け釜に巻き付け
てから舞輪へ落とし取るに際して、巻き付け釜の外径を
変化させることによって、線材のループ径を任意に調整
する。巻き付け釜の外径を変えるには、巻き付け釜を複
数に分割し、これら分割部分の間隔を変えれば良い。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、線材の舞輪取り技
術に関し、特に、伸線機からの線材を巻き付け釜に巻き
付けてから舞輪へ落とし取る方法及び装置に関する。
術に関し、特に、伸線機からの線材を巻き付け釜に巻き
付けてから舞輪へ落とし取る方法及び装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】伸線機からの線材を舞輪へ落とし取るた
めには、落とし取る線材の線癖（ループ径）の調整を行
う必要がある。
めには、落とし取る線材の線癖（ループ径）の調整を行
う必要がある。
【０００３】図２は、従来の線材の舞輪取り装置及びそ
れによる舞輪取り要領を示しており、図３に同装置の要
部；巻き付け釜の概要を示している。
れによる舞輪取り要領を示しており、図３に同装置の要
部；巻き付け釜の概要を示している。
【０００４】この従来技術による線材の舞輪取り技術で
は、伸線機からの線材１を舞輪２へ落とし取る前過程と
して、線材１を巻き付け釜３に巻き付け、コイル状に線
癖を形作っている。
は、伸線機からの線材１を舞輪２へ落とし取る前過程と
して、線材１を巻き付け釜３に巻き付け、コイル状に線
癖を形作っている。
【０００５】ところで、上記のように舞輪取りを行う線
材は、それ自身の材質及び線径等によって、自己の硬さ
が異なるため、落とし取った線材の自由径が異なる。そ
のため、線材１を巻き付け釜３に巻き付ける際に、図２
のように、矯正機４を通して線材の自由径を調整するこ
とが行われていた。
材は、それ自身の材質及び線径等によって、自己の硬さ
が異なるため、落とし取った線材の自由径が異なる。そ
のため、線材１を巻き付け釜３に巻き付ける際に、図２
のように、矯正機４を通して線材の自由径を調整するこ
とが行われていた。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】前述した従来；図２，
３の線材の舞輪取り技術によれば、落とし取る線材１の
材質及び線径が変わる度に、線材の自由径の調整が必要
となるが、この線材の自由径の調整は、巻き付け釜３に
おいての矯正機４の矯正ロールの締め具合により微妙に
変化するため、調整しては線材の自由径を確認するとい
った作業の繰り返しとなり、落とし取る線材の材質及び
線径に合わせた自由径の調整が非常に面倒であった。
３の線材の舞輪取り技術によれば、落とし取る線材１の
材質及び線径が変わる度に、線材の自由径の調整が必要
となるが、この線材の自由径の調整は、巻き付け釜３に
おいての矯正機４の矯正ロールの締め具合により微妙に
変化するため、調整しては線材の自由径を確認するとい
った作業の繰り返しとなり、落とし取る線材の材質及び
線径に合わせた自由径の調整が非常に面倒であった。
【０００７】また、矯正機４の締め具合は定量化し難
く、前回に実施した同一品種での作業条件を再現するこ
とは困難であり、同一品種の作業であっても上記のよう
な自由径の調整を毎回行うことが必要であった。
く、前回に実施した同一品種での作業条件を再現するこ
とは困難であり、同一品種の作業であっても上記のよう
な自由径の調整を毎回行うことが必要であった。
【０００８】そこで、本発明の解決すべき課題（目的）
は、舞輪へ落とし取る線材の材質及び線径に合わせたル
ープ径の調整が容易に行うこと可能で、同一品種におい
て前回の作業条件を容易に再現することのできる、線材
の舞輪取り方法及び装置を提供することを目的とする。
は、舞輪へ落とし取る線材の材質及び線径に合わせたル
ープ径の調整が容易に行うこと可能で、同一品種におい
て前回の作業条件を容易に再現することのできる、線材
の舞輪取り方法及び装置を提供することを目的とする。
【０００９】
【課題を解決するための手段】本発明により提供する線
材の舞輪取り方法は、伸線機からの線材を巻き付け釜に
巻き付けてから舞輪へ落とし取る方法において、巻き付
け釜の外径を変化させることによって、線材のループ径
を任意に調整する方法からなる。
材の舞輪取り方法は、伸線機からの線材を巻き付け釜に
巻き付けてから舞輪へ落とし取る方法において、巻き付
け釜の外径を変化させることによって、線材のループ径
を任意に調整する方法からなる。
【００１０】また、本発明により提供する線材の舞輪取
り装置は、伸線機からの線材を巻き付け釜に巻き付けて
から舞輪へ落とし取る装置において、巻き付け釜を複数
に分割し、これら分割部分の間隔を変えることによっ
て、巻き付け釜の外径を変化させてなるものである。
り装置は、伸線機からの線材を巻き付け釜に巻き付けて
から舞輪へ落とし取る装置において、巻き付け釜を複数
に分割し、これら分割部分の間隔を変えることによっ
て、巻き付け釜の外径を変化させてなるものである。
【００１１】
【発明の実施の形態】図１は、本発明の実施例にして、
線材の舞輪取り装置及び舞輪取り方法を要部つまり巻き
付け釜の部分のみで示している。舞輪等に関しては図２
及びこれに関する説明を参照されたい。
線材の舞輪取り装置及び舞輪取り方法を要部つまり巻き
付け釜の部分のみで示している。舞輪等に関しては図２
及びこれに関する説明を参照されたい。
【００１２】図１から明らかなように、巻き付け釜３０
は、４等分された分割部３１，３２，３３，３４の組み
合わせからなり、隣り合う分割部３１と３２、３２と３
３、３３と３４、３４と３１の間隔を任意に調整するこ
とにより巻き付け釜３０の外径を変えられるようにした
ものである。
は、４等分された分割部３１，３２，３３，３４の組み
合わせからなり、隣り合う分割部３１と３２、３２と３
３、３３と３４、３４と３１の間隔を任意に調整するこ
とにより巻き付け釜３０の外径を変えられるようにした
ものである。
【００１３】上記のようにして外径の変化を可能にした
巻き付け釜は、線材１の材質線径に合わせ、外径つまり
分割部３１，３２，３３，３４の隣り合う間隔を調整し
てから、線材１の巻き付けを行って、線材のループ径を
調整してから、舞輪へ落とし取る。
巻き付け釜は、線材１の材質線径に合わせ、外径つまり
分割部３１，３２，３３，３４の隣り合う間隔を調整し
てから、線材１の巻き付けを行って、線材のループ径を
調整してから、舞輪へ落とし取る。
【００１４】上記のような巻き付け釜３０の外径調整
は、再現性が良好である。従い、次回、同一品種の線材
を巻き付けるときには、上記の外径条件の巻き付け釜を
そのまま適用し、前回の巻き付け釜の外径をもとに線材
の巻き付けを行うことができる。
は、再現性が良好である。従い、次回、同一品種の線材
を巻き付けるときには、上記の外径条件の巻き付け釜を
そのまま適用し、前回の巻き付け釜の外径をもとに線材
の巻き付けを行うことができる。
【００１５】異なる品種の線材を巻き付けるときには、
巻き付け釜３０の外径を線材の材質及び線径に応じて任
意に調整すれば良い。
巻き付け釜３０の外径を線材の材質及び線径に応じて任
意に調整すれば良い。
【００１６】以上のようにして線材のループ径を調整す
ることにより、線材の線癖（自由径）を自在に調整し、
舞輪へ落とし取ることができ、線材の材質及び線径に合
わせた自由径の調整が非常に簡単に行うことができるよ
うになった。
ることにより、線材の線癖（自由径）を自在に調整し、
舞輪へ落とし取ることができ、線材の材質及び線径に合
わせた自由径の調整が非常に簡単に行うことができるよ
うになった。
【００１７】尚、以上の実施例は、飽くまでも本発明の
好ましい実施例を示したもので、これに限定されること
なく改変があり得る。例えば、巻き付け釜の分割数は４
分割に限らず、６分割、８分割としても差し支えない。
好ましい実施例を示したもので、これに限定されること
なく改変があり得る。例えば、巻き付け釜の分割数は４
分割に限らず、６分割、８分割としても差し支えない。
【００１８】
【発明の効果】以上説明したような本発明によれば、舞
輪へ落とし取る線材の材質及び線径に合わせたループ径
の調整が容易に行うこと可能で、同一品種において前回
の作業条件を容易に再現することのできる、線材の舞輪
取り方法及び装置を提供するという所期の課題（目的）
を達成することができる。
輪へ落とし取る線材の材質及び線径に合わせたループ径
の調整が容易に行うこと可能で、同一品種において前回
の作業条件を容易に再現することのできる、線材の舞輪
取り方法及び装置を提供するという所期の課題（目的）
を達成することができる。
【００１９】本発明の効果を列挙すると、線材の材質
及び線径に合わせたループ径の調整が巻き付け釜の外径
の変化にて容易に行うことが可能、巻き付け可能。同
一品種の線材への作業の場合、前回の作業条件を容易に
再現可能。等々秀でており、本発明を実施しての効果は
大きいものがある。
及び線径に合わせたループ径の調整が巻き付け釜の外径
の変化にて容易に行うことが可能、巻き付け可能。同
一品種の線材への作業の場合、前回の作業条件を容易に
再現可能。等々秀でており、本発明を実施しての効果は
大きいものがある。
【図１】本発明の実施例にして、線材の舞輪取り装置及
び舞輪取り方法を要部；巻き付け釜の部分のみで示す正
面説明図。
び舞輪取り方法を要部；巻き付け釜の部分のみで示す正
面説明図。
【図２】線材の舞輪取り装置及び舞輪取り方法の従来例
を示し、（イ）は正面説明図、（ロ）は側面説明図。
を示し、（イ）は正面説明図、（ロ）は側面説明図。
【図３】図２に示す線材の舞輪取り装置及び舞輪取り方
法の要部；巻き付け釜の部分のみで示す正面説明図。
法の要部；巻き付け釜の部分のみで示す正面説明図。
１ 線材 ３０ 巻き付け釜 ３１，３２，３３，３４ 巻き付け釜分割部
Claims (2)
- 【請求項１】伸線機からの線材を巻き付け釜に巻き付け
てから舞輪へ落とし取る方法において、巻き付け釜の外
径を変化させることによって、線材のループ径を任意に
調整する、線材の舞輪取り方法。 - 【請求項２】伸線機からの線材を巻き付け釜に巻き付け
てから舞輪へ落とし取る装置において、巻き付け釜を複
数に分割し、これら分割部分の間隔を変えることによっ
て、巻き付け釜の外径を変化させてなる、線材の舞輪取
り装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9327696A JPH11157749A (ja) | 1997-11-28 | 1997-11-28 | 線材の舞輪取り方法及び装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9327696A JPH11157749A (ja) | 1997-11-28 | 1997-11-28 | 線材の舞輪取り方法及び装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11157749A true JPH11157749A (ja) | 1999-06-15 |
Family
ID=18201964
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9327696A Pending JPH11157749A (ja) | 1997-11-28 | 1997-11-28 | 線材の舞輪取り方法及び装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11157749A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2008131889A1 (en) * | 2007-04-27 | 2008-11-06 | Siltech S.R.L. | Vertical-stratification winding machine for electric transformers |
| CN112110295A (zh) * | 2020-09-18 | 2020-12-22 | 深圳市德林科科技有限公司 | 一种自动配线设备 |
-
1997
- 1997-11-28 JP JP9327696A patent/JPH11157749A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2008131889A1 (en) * | 2007-04-27 | 2008-11-06 | Siltech S.R.L. | Vertical-stratification winding machine for electric transformers |
| CN112110295A (zh) * | 2020-09-18 | 2020-12-22 | 深圳市德林科科技有限公司 | 一种自动配线设备 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |