JPH11155322A - 車輪駆動装置 - Google Patents
車輪駆動装置Info
- Publication number
- JPH11155322A JPH11155322A JP32800697A JP32800697A JPH11155322A JP H11155322 A JPH11155322 A JP H11155322A JP 32800697 A JP32800697 A JP 32800697A JP 32800697 A JP32800697 A JP 32800697A JP H11155322 A JPH11155322 A JP H11155322A
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- JP
- Japan
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- wheel
- gear
- tire
- drive
- ground
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- Pending
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- Arrangement And Driving Of Transmission Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 装置の大型化を要することなく円滑な走行を
可能にできる車輪駆動装置を提供する。 【解決手段】 高低差のある地面の低部に着地しながら
回転することができる車輪1の駆動装置であって、上記
車輪1を構成するリム1Aに装着されるタイヤ2の側面
にタイヤ2と同じ材質により一体成形された歯車部2A
を設け、その歯車部2Aに対し上記リム1Aの回転中心
から偏心した位置に回転中心が設定された駆動歯車8を
噛み合わせて上記車輪1を駆動する構成7,8を備え
た。
可能にできる車輪駆動装置を提供する。 【解決手段】 高低差のある地面の低部に着地しながら
回転することができる車輪1の駆動装置であって、上記
車輪1を構成するリム1Aに装着されるタイヤ2の側面
にタイヤ2と同じ材質により一体成形された歯車部2A
を設け、その歯車部2Aに対し上記リム1Aの回転中心
から偏心した位置に回転中心が設定された駆動歯車8を
噛み合わせて上記車輪1を駆動する構成7,8を備え
た。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、車輪駆動装置に関し、
さらに詳しくは高低差のある凹凸状地面を走行する際の
回転軸と地面との干渉を防止する構造に関する。
さらに詳しくは高低差のある凹凸状地面を走行する際の
回転軸と地面との干渉を防止する構造に関する。
【0002】
【従来の技術】種苗等の植え付けに用いられる装置は、
通常、植え込み機構を載置したシャーシーに車輪を回転
可能に支持し、その車輪をモータなどにより駆動するこ
とで前進させるようになっている。車輪はシャーシー側
に設けられた支持部により支持されている回転軸の軸方
向両端に取り付けられ、回転軸に有する駆動力伝達部材
を介して前進方向に回転することができる。
通常、植え込み機構を載置したシャーシーに車輪を回転
可能に支持し、その車輪をモータなどにより駆動するこ
とで前進させるようになっている。車輪はシャーシー側
に設けられた支持部により支持されている回転軸の軸方
向両端に取り付けられ、回転軸に有する駆動力伝達部材
を介して前進方向に回転することができる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した植
え付け装置が使用される地面の形態の一つに高低差のあ
る地面があり、そのような地面の一例として、枕地間に
畝を設けた例がある。このような地面の形態を対象とし
て植え付け装置を用いる場合には、図5に示すように、
車輪Hが地面の低部に相当する枕地Mに着地して走行で
きるようになっており、車輪H間に位置する畝頂面Fに
対して種苗等の植え付けが行われる。図5に示したよう
な地面を対象として植え付け装置を移動搬送する場合に
は、車輪Hの回転軸Sが畝頂面Fと干渉する虞がある。
特に、車輪径D1が小さい場合には、車輪外周面から回
転軸中心Sまでの距離L1が短いので、畝頂面Fの高さ
によっては回転軸Sが畝頂面Fに接触して走行時に抵抗
が生じたりあるいは回転軸Sに回転伝達機構が装備され
ている場合にはそれを破損させることがある。そこで、
畝頂面Fから回転軸中心に至る距離を大きく採るため
に、図6に示すように、車輪径D2を大きく(D2>D
1)することも考えられる。しかし、車輪Hを大きくし
た場合には、駆動に要する回転力も増加するので、駆動
源や減速機構が大型となるばかりでなくこれを支持する
シャーシーも堅固にする必要性から大型となり、結果と
して植え付け装置が大型となる。植え付け装置が大型に
なると、移動搬送時での作業者への負担も大きくなる。
え付け装置が使用される地面の形態の一つに高低差のあ
る地面があり、そのような地面の一例として、枕地間に
畝を設けた例がある。このような地面の形態を対象とし
て植え付け装置を用いる場合には、図5に示すように、
車輪Hが地面の低部に相当する枕地Mに着地して走行で
きるようになっており、車輪H間に位置する畝頂面Fに
対して種苗等の植え付けが行われる。図5に示したよう
な地面を対象として植え付け装置を移動搬送する場合に
は、車輪Hの回転軸Sが畝頂面Fと干渉する虞がある。
特に、車輪径D1が小さい場合には、車輪外周面から回
転軸中心Sまでの距離L1が短いので、畝頂面Fの高さ
によっては回転軸Sが畝頂面Fに接触して走行時に抵抗
が生じたりあるいは回転軸Sに回転伝達機構が装備され
ている場合にはそれを破損させることがある。そこで、
畝頂面Fから回転軸中心に至る距離を大きく採るため
に、図6に示すように、車輪径D2を大きく(D2>D
1)することも考えられる。しかし、車輪Hを大きくし
た場合には、駆動に要する回転力も増加するので、駆動
源や減速機構が大型となるばかりでなくこれを支持する
シャーシーも堅固にする必要性から大型となり、結果と
して植え付け装置が大型となる。植え付け装置が大型に
なると、移動搬送時での作業者への負担も大きくなる。
【0004】本発明の目的は、上記従来の車輪駆動装
置、特に、高低差のある地面を走行する車輪の駆動装置
における問題に鑑み、装置の大型化を要することなく円
滑な走行を可能にできる車輪駆動装置を提供することに
ある。
置、特に、高低差のある地面を走行する車輪の駆動装置
における問題に鑑み、装置の大型化を要することなく円
滑な走行を可能にできる車輪駆動装置を提供することに
ある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1記載の発明は、高低差のある地面の低部に
着地しながら回転することができる車輪の駆動装置であ
って、上記車輪を構成するリムに装着されるタイヤの側
面にタイヤと同じ材質により一体成形された歯車部を設
け、その歯車部に対し上記リムの回転中心から偏心した
位置に回転中心が設定された駆動歯車を噛み合わせて上
記車輪を駆動する構成を備えたことを特徴としている。
に、請求項1記載の発明は、高低差のある地面の低部に
着地しながら回転することができる車輪の駆動装置であ
って、上記車輪を構成するリムに装着されるタイヤの側
面にタイヤと同じ材質により一体成形された歯車部を設
け、その歯車部に対し上記リムの回転中心から偏心した
位置に回転中心が設定された駆動歯車を噛み合わせて上
記車輪を駆動する構成を備えたことを特徴としている。
【0006】請求項2記載の発明は、請求項1記載の車
輪駆動装置において、上記駆動歯車の回転中心は、上記
高低差のある地面における高い部分と干渉しない位置に
設定されていることを特徴としている。
輪駆動装置において、上記駆動歯車の回転中心は、上記
高低差のある地面における高い部分と干渉しない位置に
設定されていることを特徴としている。
【0007】請求項3記載の発明は、請求項1記載の車
輪駆動装置において、上記車輪側の歯車と駆動歯車と
は、減速歯車群を構成していることを特徴としている。
輪駆動装置において、上記車輪側の歯車と駆動歯車と
は、減速歯車群を構成していることを特徴としている。
【0008】
【作用】請求項1および2記載の発明では、タイヤと同
じ材質によりタイヤと一体成形されている歯車部に対し
て駆動歯車が噛み合うようになっており、しかも歯車部
に噛み合う駆動歯車の回転中心が車輪の回転中心よりも
偏心した位置に設定されているので、車輪の回転軸を地
面の高い部分に延長させる必要がない。このため、車輪
径を大きくしなくても回転軸が地面の高い部分に接触す
ることがなくされる。さらに噛み合う歯面間に異物が侵
入した場合でもタイヤと同じ材質で形成された歯車部が
弾性変形するので、歯面の欠損を生じることがない。
じ材質によりタイヤと一体成形されている歯車部に対し
て駆動歯車が噛み合うようになっており、しかも歯車部
に噛み合う駆動歯車の回転中心が車輪の回転中心よりも
偏心した位置に設定されているので、車輪の回転軸を地
面の高い部分に延長させる必要がない。このため、車輪
径を大きくしなくても回転軸が地面の高い部分に接触す
ることがなくされる。さらに噛み合う歯面間に異物が侵
入した場合でもタイヤと同じ材質で形成された歯車部が
弾性変形するので、歯面の欠損を生じることがない。
【0009】請求項3記載の発明では、駆動歯車からの
駆動力が伝達される歯車部との噛み合いによって減速部
が構成されるので、減速機構の構成を簡略化することが
できる。
駆動力が伝達される歯車部との噛み合いによって減速部
が構成されるので、減速機構の構成を簡略化することが
できる。
【0010】
【実施例】以下、図示実施例により本発明の詳細を説明
する。図1は、本発明実施例による車輪駆動装置の要部
構成を説明するための斜視図であり、同図には、図示さ
れない植え付け装置のシャーシ下部に位置する車輪1が
示されている。なお、本実施例では、車輪1が従来技術
において説明した植え付け装置に適用される場合を前提
としており、車輪1は、地面のうちで低部に相当する枕
地(便宜上、図5に示した符号Mを用いる)に着地して
転動できるようになっている。図1において車輪1は、
ゴム等の弾性材料を用いたソリッドタイヤで構成された
タイヤ2を備えており、このタイヤ2には、そのサイド
面に歯車部2Aが設けられている。
する。図1は、本発明実施例による車輪駆動装置の要部
構成を説明するための斜視図であり、同図には、図示さ
れない植え付け装置のシャーシ下部に位置する車輪1が
示されている。なお、本実施例では、車輪1が従来技術
において説明した植え付け装置に適用される場合を前提
としており、車輪1は、地面のうちで低部に相当する枕
地(便宜上、図5に示した符号Mを用いる)に着地して
転動できるようになっている。図1において車輪1は、
ゴム等の弾性材料を用いたソリッドタイヤで構成された
タイヤ2を備えており、このタイヤ2には、そのサイド
面に歯車部2Aが設けられている。
【0011】図2において、歯車部2Aは、タイヤと同
じ材質によりタイヤ2の加硫成形時に一体的に成形され
る部分であり、図3に示すように、リム1Aの装着用開
口の周縁に沿って環状に設けられている。リム1Aに
は、図4に示すように、軸方向一端部に取り付けフラン
ジ3Aを有する回転軸3が締結されるようになってい
る。
じ材質によりタイヤ2の加硫成形時に一体的に成形され
る部分であり、図3に示すように、リム1Aの装着用開
口の周縁に沿って環状に設けられている。リム1Aに
は、図4に示すように、軸方向一端部に取り付けフラン
ジ3Aを有する回転軸3が締結されるようになってい
る。
【0012】図4において回転軸3は、植え付け装置の
シャーシー4の下面に固定されている支持部材5に軸方
向の他端部が軸受け6を介して回転自在に支持されてい
る。支持部材5には、回転軸3とともに駆動軸7も回転
自在に支持されている。
シャーシー4の下面に固定されている支持部材5に軸方
向の他端部が軸受け6を介して回転自在に支持されてい
る。支持部材5には、回転軸3とともに駆動軸7も回転
自在に支持されている。
【0013】駆動軸7は、車輪1を回転させるための駆
動力伝達軸であり、図3および図4に示すように、回転
軸3よりも上方、つまり、図4において、畝頂面(便宜
上、図5に示した符号Fを用いる)よりも上方に位置決
めされて設けられている。駆動軸7の軸方向両端には、
軸方向両端にタイヤ2に有する歯車部2Aに噛み合う駆
動歯車8を備えている。
動力伝達軸であり、図3および図4に示すように、回転
軸3よりも上方、つまり、図4において、畝頂面(便宜
上、図5に示した符号Fを用いる)よりも上方に位置決
めされて設けられている。駆動軸7の軸方向両端には、
軸方向両端にタイヤ2に有する歯車部2Aに噛み合う駆
動歯車8を備えている。
【0014】駆動歯車8は、タイヤ2に有する歯車部2
Aとの間で最終減速比が得られる歯数を設定された歯車
であり、タイヤ2側の歯車部とで減速歯車群の一つを構
成している。駆動歯車8への駆動力の伝達は駆動軸7を
回転させることで行われるようになっており、このた
め、駆動軸7には、軸方向中央部に従動スプロケット9
が取り付けられ、この従動スプロケット9はシャーシー
4側に設置されているモータPの出力軸に有する駆動ス
プロケット10との間でチェーン11を介して連動でき
るようになっている。モータPは、図示しない手元スイ
ッチを作業者により操作されることで前進および後進方
向への回転駆動が行えるようになっている。
Aとの間で最終減速比が得られる歯数を設定された歯車
であり、タイヤ2側の歯車部とで減速歯車群の一つを構
成している。駆動歯車8への駆動力の伝達は駆動軸7を
回転させることで行われるようになっており、このた
め、駆動軸7には、軸方向中央部に従動スプロケット9
が取り付けられ、この従動スプロケット9はシャーシー
4側に設置されているモータPの出力軸に有する駆動ス
プロケット10との間でチェーン11を介して連動でき
るようになっている。モータPは、図示しない手元スイ
ッチを作業者により操作されることで前進および後進方
向への回転駆動が行えるようになっている。
【0015】本実施例は以上のような構成であるから、
車輪1は、タイヤ2を装着されたリム1Aに回転軸3を
取り付け、さらに回転軸3が支持部材5によって支持さ
れることで転動可能とされる。一方、支持部材5には、
回転軸3よりも上方にて車輪1を回転させるための駆動
歯車8を備えた駆動軸7が支持されているので、回転軸
3はタイヤ2同士を連動させる機能を持たないで単にタ
イヤ2の回転支持を行うだけでよくなる。つまり、敢え
て畝を跨いで対向するタイヤ2に向け回転軸3を延長し
て設ける必要がなくなる。換言すれば、回転軸3は、図
4に示すように、枕地M内に収まる軸方向長さのみが設
定されていればよいものとなる。このため、回転軸3と
畝頂面Fとの接触が防がれることになるので、接触によ
って生じる走行抵抗の増加等が抑制できる。
車輪1は、タイヤ2を装着されたリム1Aに回転軸3を
取り付け、さらに回転軸3が支持部材5によって支持さ
れることで転動可能とされる。一方、支持部材5には、
回転軸3よりも上方にて車輪1を回転させるための駆動
歯車8を備えた駆動軸7が支持されているので、回転軸
3はタイヤ2同士を連動させる機能を持たないで単にタ
イヤ2の回転支持を行うだけでよくなる。つまり、敢え
て畝を跨いで対向するタイヤ2に向け回転軸3を延長し
て設ける必要がなくなる。換言すれば、回転軸3は、図
4に示すように、枕地M内に収まる軸方向長さのみが設
定されていればよいものとなる。このため、回転軸3と
畝頂面Fとの接触が防がれることになるので、接触によ
って生じる走行抵抗の増加等が抑制できる。
【0016】一方、回転軸3を上述したようにタイヤ2
同士の回転伝達に用いない代わりに駆動歯車8を設け、
この駆動歯車8をタイヤ2に有する歯車部2Aに噛み合
わせているが、駆動歯車8は、歯車部2Aの歯数に対し
て最終減速比が得られる歯数に設定されているので、敢
えて、モータPからタイヤ2に至る伝達経路で減速歯車
群を設置するためのスペースを確保する必要がなくな
る。このため、タイヤ2に対する最終減速比を設定する
ための機構上のスペースを簡略化して装置の小型化が図
れることになる。
同士の回転伝達に用いない代わりに駆動歯車8を設け、
この駆動歯車8をタイヤ2に有する歯車部2Aに噛み合
わせているが、駆動歯車8は、歯車部2Aの歯数に対し
て最終減速比が得られる歯数に設定されているので、敢
えて、モータPからタイヤ2に至る伝達経路で減速歯車
群を設置するためのスペースを確保する必要がなくな
る。このため、タイヤ2に対する最終減速比を設定する
ための機構上のスペースを簡略化して装置の小型化が図
れることになる。
【0017】さらに、タイヤ2の歯車部2Aと駆動歯車
8との噛み合い面に異物が侵入した場合には歯車部2A
が弾性変形することができる。これにより、噛み合い歯
面での異物の押し潰しによるかじり現象が防止され、歯
面の欠損などの不具合が回避できる。
8との噛み合い面に異物が侵入した場合には歯車部2A
が弾性変形することができる。これにより、噛み合い歯
面での異物の押し潰しによるかじり現象が防止され、歯
面の欠損などの不具合が回避できる。
【0018】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1および2
記載の発明によれば、タイヤの一部に一体成形されてい
る歯車部を設け、この歯車部に噛み合う駆動歯車をタイ
ヤの回転軸よりも上方に位置させているので、従来必要
とされていたタイヤ同士を連結した回転軸の構成を不要
にすることができる。このため、高低差のある地面で高
い部分に回転軸を接触させないようにすることができる
ので、車輪径を大きくしなくても、走行抵抗の軽減や伝
達機構部品の損傷を未然に防止することが可能になる。
記載の発明によれば、タイヤの一部に一体成形されてい
る歯車部を設け、この歯車部に噛み合う駆動歯車をタイ
ヤの回転軸よりも上方に位置させているので、従来必要
とされていたタイヤ同士を連結した回転軸の構成を不要
にすることができる。このため、高低差のある地面で高
い部分に回転軸を接触させないようにすることができる
ので、車輪径を大きくしなくても、走行抵抗の軽減や伝
達機構部品の損傷を未然に防止することが可能になる。
【0019】しかも、タイヤの一部に有する歯車部は、
タイヤと同じ材質によって一体成形されているので、噛
み合い面間に異物が侵入した場合に弾性変形することが
でき、これによって、歯面での異物による破損が防止で
きる。
タイヤと同じ材質によって一体成形されているので、噛
み合い面間に異物が侵入した場合に弾性変形することが
でき、これによって、歯面での異物による破損が防止で
きる。
【0020】請求項3記載の発明によれば、駆動歯車か
らの駆動力が伝達される歯車部との噛み合いによって減
速部が構成されるので、減速機構の構成を簡略化するこ
とが可能となり、これによって、装置の小型化が図れ
る。
らの駆動力が伝達される歯車部との噛み合いによって減
速部が構成されるので、減速機構の構成を簡略化するこ
とが可能となり、これによって、装置の小型化が図れ
る。
【図1】本発明実施例による車輪駆動装置の要部を説明
するため斜視図である。
するため斜視図である。
【図2】図1に示した要部に用いられるタイヤの断面図
である。
である。
【図3】図1に示した要部に用いられるタイヤの正面図
である。
である。
【図4】図1に示した要部の作用を説明するための模式
図である。
図である。
【図5】従来の車輪駆動装置における問題点を説明する
ための模式図である。
ための模式図である。
【図6】従来の車輪駆動装置における他の問題点を説明
するための模式図である。
するための模式図である。
1 車輪装置 2 タイヤ 2A 歯車部 3 回転軸 4 シャーシー 5 支持部材 7 駆動軸 8 駆動歯車 9 従動スプロケット 10 駆動スプロケット 11 チェーン F 高い地面に相当する畝頂面 M 低い地面に相当する枕地 P モータ
Claims (3)
- 【請求項1】 高低差のある地面の低部に着地しながら
回転することができる車輪の駆動装置であって、 上記車輪を構成するリムに装着されるタイヤの側面にタ
イヤと同じ材質により一体成形された歯車部を設け、そ
の歯車部に対し上記リムの回転中心から偏心した位置に
回転中心が設定された駆動歯車を噛み合わせて上記車輪
を駆動する構成を備えたことを特徴とする車輪駆動装
置。 - 【請求項2】 請求項1記載の車輪駆動装置において、 上記駆動歯車の回転中心は、上記高低差のある地面にお
ける高い部分と干渉しない位置に設定されていることを
特徴とする車輪駆動装置。 - 【請求項3】 請求項1記載の車輪駆動装置において、 上記車輪側の歯車と駆動歯車とは、減速歯車群を構成し
ていることを特徴とする車輪駆動装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP32800697A JPH11155322A (ja) | 1997-11-28 | 1997-11-28 | 車輪駆動装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP32800697A JPH11155322A (ja) | 1997-11-28 | 1997-11-28 | 車輪駆動装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11155322A true JPH11155322A (ja) | 1999-06-15 |
Family
ID=18205466
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP32800697A Pending JPH11155322A (ja) | 1997-11-28 | 1997-11-28 | 車輪駆動装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11155322A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100408310B1 (ko) * | 2001-05-11 | 2003-12-03 | 박성기 | 구동휠 구조 |
US12059947B2 (en) | 2021-02-24 | 2024-08-13 | Hyundai Motor Company | Mobile object with wheels for adjusting to ground surface |
-
1997
- 1997-11-28 JP JP32800697A patent/JPH11155322A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100408310B1 (ko) * | 2001-05-11 | 2003-12-03 | 박성기 | 구동휠 구조 |
US12059947B2 (en) | 2021-02-24 | 2024-08-13 | Hyundai Motor Company | Mobile object with wheels for adjusting to ground surface |
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