JPH1115469A - 指操作音発生装置 - Google Patents

指操作音発生装置

Info

Publication number
JPH1115469A
JPH1115469A JP9184310A JP18431097A JPH1115469A JP H1115469 A JPH1115469 A JP H1115469A JP 9184310 A JP9184310 A JP 9184310A JP 18431097 A JP18431097 A JP 18431097A JP H1115469 A JPH1115469 A JP H1115469A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
switch
finger
sound
thumb
attached
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP9184310A
Other languages
English (en)
Inventor
Saikichi Nawata
才吉 縄田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Individual
Original Assignee
Individual
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Individual filed Critical Individual
Priority to JP9184310A priority Critical patent/JPH1115469A/ja
Publication of JPH1115469A publication Critical patent/JPH1115469A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A41WEARING APPAREL
    • A41DOUTERWEAR; PROTECTIVE GARMENTS; ACCESSORIES
    • A41D19/00Gloves
    • A41D19/0024Gloves with accessories

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Textile Engineering (AREA)
  • Electrophonic Musical Instruments (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 第1の課題は、病人の手の指のリハビリ用,
幼児の手の発達促進用,遊び用等使用範囲が広く、高い
リハビリ効果及び高い発達促進効果が得られる指操作音
発生装置を提供する。第2の課題は、指の動きにより異
なる音を出力出来、音の情操教育用又は楽器として使用
出来るものとする。 【解決手段】 指を独立して入れる手袋10の指を挿入
する各袋部分の手の平側に指先スイッチ3,4,5,
6,7と中央スイッチ3a,4a,5a,6a,7aを
それぞれ取付け、且つ半音の音を出力する甲スイッチ1
2〜16を各指を挿入する部分の手の甲側に取付け、指
先スイッチ3,4,5,6,7及び中央スイッチ3a,
4a,5a,6a,7aを親指から順にドレミの音階を
出力するものとし、しかも中央スイッチ3a,4a,5
a,6a,7aを第1オクターブ高い音を出力させる音
発生装置1aを設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、手の指を自由に動
かすことが困難な老人・病人・障害者等(本明細書中病
人と総称する。)が指のリハビリのために使用したり、
幼児の手の指の発達促進用として使用したり、音の情操
教育に使用したり、遊びに使用したり、楽器として使用
する指操作音発生装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、手の指を自由に動かすことが困難
な病人は指のリハビリとして、自らの力で親指と人差し
指とを接触させるように互いの指を動かし、互いの指が
接触し合えば、人差し指にかえて中指と親指とを接触さ
せるように動かす。これらを繰り返し、親指を薬指と小
指にも接触させ、指全部のリハビリを行っている。しか
し、指の感覚が低下している病人は、指同士の接触を目
視により確認しなければならず、病人に負担がかかって
いた。又、リハビリ指導者や看護者も目視により病人が
互いの指を接触させた動きとなったことを確認しなけれ
ばならず、負担のかかるものであった。又リハビリは病
人自身のやる気によりリハビリ効果が左右され、単に指
を動かすだけの単調なリハビリでは病人のリハビリ意欲
及び持続力を保持することがむずかしいという問題点が
ある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明が解決しようと
する課題は、従来のこれらの問題点を解消し、病人の手
の指のリハビリ用,幼児の手の発達促進用,遊び用等使
用範囲が広く、高いリハビリ効果及び高い発達促進効果
が得られる指操作音発生装置を提供することにある。第
2の課題は、指の動きにより異なる音を出力出来、音の
情操教育用又は楽器として使用出来るものとすることに
ある。
【0004】
【課題を解決するための手段】かかる課題を解決した本
発明の構成は、 1) スイッチをONにすることで音又は音声を出力す
る出力部を有する音発生装置の該スイッチを手若しくは
指に装着される係止具に取付け、前記スイッチをONに
することで音又は音声を出力することを特徴とする指操
作音発生装置 2) スイッチを全ての指に装着される係止具それぞれ
の手の平側の位置に取付けた前記1)記載の指操作音発
生装置 3) スイッチを親指に装着される係止具の手の平側の
位置に取付け、親指以外の指に装着される係止具にはス
イッチを取付けない前記1)記載の指操作音発生装置 4) 親指以外の指に装着される係止具の手の平側の位
置にスイッチを取付け、親指に装着される係止具にはス
イッチを取付けない前記1)記載の指操作音発生装置 5) 親指以外の4本の指に装着される係止具それぞれ
の手の平側の位置にスイッチを1個取付けた前記1)又
は2)記載の指操作音発生装置 6) 親指以外の4本の指に装着される係止具それぞれ
の手の平側の位置にスイッチを複数個取付けた前記1)
又は2)記載の指操作音発生装置 7) スイッチを手の甲又は指に装置される係止具の手
の甲側の位置に取付けた前記3)記載の指操作音発生装
置 8) スイッチを手の甲又は指に装着される係止具の手
の甲側の位置に取付けた前記1),2),4),5),
6)記載の指操作音発生装置 9) スイッチをONにして出力される音又は音声を人
差し指から小指にかけて順にドレミの音を出力する音階
とした前記8)記載の指操作音発生装置 10) 係止具の手の甲側のスイッチをONにして出力
される音を手の平側のスイッチをONにして出力される
音階の半音高い又は半音低い音とした前記9)記載の指
操作音発生装置 11) 各スイッチ毎に異なる音又は音声を出力する前
記2),4),5),6),8),9),10)いずれ
か記載の指操作音発生装置 12) スイッチを単独でONにしたときに出力される
音又は音声と異なる音又は音声を複数のスイッチを同時
にONすることで出力し、しかもスイッチの組合せ毎に
異なる音又は音声を出力する前記11)記載の指操作音
発生装置 13) 音又は音声の出力部にスピーカーを用いた前記
1)〜12)いずれか記載の指操作音発生装置 14) 音又は音声の出力部にイヤホン又はヘッドホン
を用いた前記1)〜13)いずれか記載の指操作音発生
装置にある。
【0005】
【作用】本発明によれば、係止具を介して音発生装置の
スイッチを手若しくは指の手の平側にセットする。指に
セットする位置は、一般的に指先部分にセットさせる。
音発生装置のスイッチをセットした後は、スイッチを同
じ手の指でONにしたり、他の手でONにしたり、部材
に当ててONにしたりして、音発生装置の出力部から音
又は音声を出力させる。スイッチが他の部材を近接する
ことでONになる非接触タイプのスイッチであれば、こ
のスイッチに他の部材を近接することでスイッチをON
に出来る。スイッチは親指だけに取付けたり、親指以外
の4本の指それぞれに取付けたり、又親指以外の4本の
指のいずれかに取付けたり、更には、スイッチを複数個
づつ指に取付けたり、スイッチを手の甲側に取付けたり
と、使用状況によって異なる。本発明を病人の指のリハ
ビリ用として使用すれば、音発生装置からの音又は音声
により、病人自身又はリハビリ指導者や看護者にもリハ
ビリの進行状況を耳で確認出来る。又、音を混じえたリ
ハビリとなり、病人がリハビリ意欲を出し易くなり、リ
ハビリ効果が高くなる。本発明は、前記のリハビリ用以
外に、幼児の手の発達促進用として使用したり、音の情
操教育用として使用したり、遊びに使用したり、楽器と
して使用する等幅広い利用が出来る。係止具の手の甲側
の位置にスイッチを取付け、このスイッチをONにした
ときに出力される音を半音の音を出力可能とした場合で
は、楽器同様に幅広い音を出力出来、曲の演奏及び曲作
りの道具として活用出来る。又、出力される音をイヤホ
ンやヘッドホンで聞くことで、周りに音が漏れることを
防止出来、夜でも周りに迷惑をかけることなく自由に使
用出来る。
【0006】
【発明の実施の形態】音発生装置の出力部から出力する
音・音声としては、一般的にドレミの音階が用いられる
が、人の声,動物の声,風の音・波の音等の自然の音,
乗り物の音,短いフレーズの曲(メロディー)等があ
る。スイッチとしては一般的にプッシュボタンスイッチ
が用いられるが、所定の部材に近接することでONにな
る非接触タイプのスイッチを手に取付け、しかも前記の
部材も手に取付けて、互いを近ずけることでスイッチを
ONにする場合もある。音発生装置のスイッチのみを係
止具を介して手に取付け、音発生装置の音発生回路やス
ピーカーは離して置いておく場合と、音発生装置の音発
生回路やスピーカーを手又は体に取付ける場合とがあ
る。音発生装置はスイッチONの信号を有線で受ける場
合と無線で受ける場合とがある。無線の場合の伝達手段
としては一例として電波や赤外線が用いられる。音発生
装置は音発生回路とスピーカーを一体化して設けた場合
と、スピーカーを分離して有線又は無線で接続した場合
とがある。
【0007】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図1〜4に示す実施例1は、各指に指先スイッチ
と中央スイッチをそれぞれ取付け、且つ手の甲側に半音
の音階を出力する甲スイッチを取付けた例である。図5
〜7に示す実施例2は、親指には何らスイッチを取付け
ず、且つ手の甲側にも甲スイッチを取付けておらず、主
に指のリハビリ用として使用する例である。図8に示す
実施例3は、親指の指先に親指指先スイッチを取付け、
他の指には何らスイッチを設けておらず、主に指のリハ
ビリ用として使用する例である。図9に示す他の例1は
親指以外の4本の指にそれぞれ指先スイッチだけを取付
けた例である。図10に示す他の例2は、指先スイッチ
を中指と小指たけに取付け、中指と小指のリハビリ用と
して使用する例である。図11〜12に示す他の例3
は、前記他の例2において、何らスイッチを設けていな
い親指の指先に親指指先第1端子を設け、人差し指と小
指の指先にそれぞれ指先第2端子を設け、指先第1端子
と指先第2端子との接触で音を出力出来、且つ各スイッ
チをONにすることでも音を出力出来、各指のリハビリ
を音で確認出来る例である。
【0008】図1は実施例1を示す正面図、図2は実施
例1を示す背面図、図3は実施例1での各スイッチの構
造を示す縦断面図、図4は実施例1での指操作音発生装
置の回路の概略図、図5は実施例2を示す正面図、図6
は実施例2での使用状態を示す説明図、図7は実施例2
での指操作音発生装置の回路の概略図、図8は実施例3
を示す正面図、図9は他の例1を示す正面図、図10は
他の例2を示す正面図、図11は他の例3を示す正面
図、図12は他の例3での指操作音発生装置の回路の概
略図である。
【0009】;実施例1(図1〜4参照) 図中1は各スイッチ3〜7aの作動で対応する音階を出
力する指操作音発生装置、1aは音発生装置、2は指操
作音発生装置1のスピーカー、3は親指の指先に取付け
られる親指指先スイッチ、3aは親指の中央部に取付け
られる親指中央スイッチ、4は人差し指の指先に取付け
られる人差し指指先スイッチ、4aは人差し指の中央部
に取付けられる人差し指中央スイッチ、5は中指の指先
に取付けられる中指指先スイッチ、5aは中指の中央部
に取付けられる中指中央スイッチ、6は薬指の指先に取
付けられる薬指指先スイッチ、6aは薬指の中央部に取
付けられる薬指中央スイッチ、7は小指の指先に取付け
られる小指指先スイッチ、7aは小指の中央部に取付け
られる小指中央スイッチ、9は手、10は各スイッチ3
〜7aを取付けた手袋、11は小形の電池、12は親指
の手の甲側の位置に取付けた親指甲スイッチ、13は人
差し指の手の甲側の位置に取付けた人指し指甲スイッ
チ、14は中指の手の甲側の位置に取付けた中指甲スイ
ッチ、15は薬指の手の甲側の位置に取付けた薬指甲ス
イッチ、16は小指の手の甲側の位置に取付けた小指甲
スイッチ、17は出力端子、18はイヤホン、19はイ
ヤホン18の接続端子である。
【0010】図1〜4に示す実施例1では、指操作音発
生装置1の各スイッチ3〜7aをそれぞれ手袋10の手
の平側の表面の所定の位置に取付け、又各甲スイッチ1
2〜16を手袋10の手の甲側の位置に取付けている。
又、小形の電池11及び指操作音発生装置1の音発生装
置1a及び小形のスピーカー2も手袋10に取付けてお
り、スピーカー2を手の甲側の表面に取付け、且つ音発
生装置1aと電池11はスピーカー2の取付位置付近に
取付けている。各スイッチ3〜7a,12〜16は音発
生装置1aに有線で接続している。又音発生装置1aと
スピーカー2及び音発生装置1aと電池11とも有線で
接続している。各スイッチ3〜7a,12〜16は常時
OFFとなるプッシュボタンスイッチを使用している。
実施例1では、親指指先スイッチ3をONすることでド
の音がスピーカー2から出力される。又人差し指指先ス
イッチ4をONにすることでレの音、中指指先スイッチ
5をONにすることでミの音、薬指指先スイッチ6をO
Nにすることでファの音、小指指先スイッチ7をONに
することでソの音がスピーカー2より出力され、親指指
先スイッチ3と人差し指指先スイッチ4とを同時にON
にするとAND回路を介してラの音が出力され、親指指
先スイッチ3と中指指先スイッチ5とを同時にONにす
るとAND回路を介してシの音が出力される。ラの音を
出力する場合、親指指先スイッチ3と人差し指指先スイ
ッチ4とが同時にONされるがAND回路を介してラの
音の信号が出力されればラの音の信号のみを優先し、ド
の音の信号とレの音の信号は出力しない。シの音を出力
する場合も、前記同様にドとミの音は出力されない。更
に各指のそれぞれの中央スイッチ3a,4a,5a,6
a,7aがONになれば、1オクターブ高い音階がスピ
ーカー2より出力され、その音階の音は各指先スイッチ
3,4,5,6,7と同様に親指から順にド・レ・ミ・
ファ・ソの音が出力される。更に親指指先スイッチ3と
人差し指中央スイッチ4aとを同時にONにすると1オ
クターブ高いラの音が出力され、親指指先スイッチ3と
中指中央スイッチ5aとを同時にONにすると1オクタ
ーブ高いシの音が出力される。
【0011】実施例1では、楽器として使用する例であ
り、指操作音発生装置1の各スイッチ3〜7a,12〜
16その他の付属品を取付けた手袋10を手に着用し、
ピアノを弾くようにして指をテーブルや壁等に押し当て
て各スイッチ3〜7a,12〜16をONにし、スピー
カー2から出力される音で曲を作り出していく。手の甲
側に取付けた各甲スイッチ12〜16は、ピアノでいう
黒鍵の働きをしていて半音を出力するスイッチであり、
他方の手でこの各甲スイッチ12〜16を押すことで、
半音を混じえた曲を作り出せる。しかも、各中央スイッ
チ3a〜7aをONにすることで出力される音は、指先
スイッチ3〜7をONにして出力される音より1オクタ
ーブ高い音を出力出来、2オクターブの音階を出力出来
る。スピーカー2から出力される音は、イヤホン18を
介して聞くことが出来るので、出力される音で周囲に迷
惑をかけることなく曲作り又は演奏の練習を行うことが
出来る。
【0012】;実施例2(図5〜7参照) 図5〜7に示す実施例2では、前記実施例1での各甲ス
イッチ12〜16と、親指指先スイッチ3と親指中央ス
イッチ3aとが無い例であり、人差し指指先スイッチ4
がONになることでドの音、中指指先スイッチ5がON
になることでレの音、薬指指先スイッチ6がONになる
ことでミの音、小指指先スイッチ7がONになることで
ファの音がスピーカー2より出力される。更に各中央ス
イッチ4a,5a,6a,7aがONになれば、1オク
ターブ高い音階がスピーカー2より出力され、その音階
の音は各指先スイッチ4,5,6,7と同様に人差し指
から順にド・レ・ミ・ファの音が出力される。
【0013】実施例2はリハビリ用に使用する例であ
り、指のリハビリを行う病人の手に着用させ、病人の自
らの力で親指を動かし、親指以外の4本の指それぞれに
取付けた各スイッチ4〜7aを押し、スピーカー2から
音を出力させる。その後は、中指指先スイッチ5がON
になるように親指と中指とを動かし、スピーカー2より
ミの音を出力させる。これらを繰り返し行い。親指を薬
指と小指にも親指を接触させていく。その後は、親指と
人差し指中央スイッチ4aとを接触させるように親指と
人差し指を動かしていく。人差し指中央スイッチ4aが
ONになることでドの音がスピーカー2から出力される
が、このドの音は人差し指指先スイッチ4がONになる
ことで出力されるドの音より1オクターブ高い音となっ
ており、親指の接触位置を正しく確認出来る。
【0014】スピーカー2から出力される音により、病
人だけでなくリハビリ指動者や看護者も耳でリハビリの
進行状況を正しく確認出来、スケジュール通りのリハビ
リを行える。リハビリ指導者や看護者は、リハビリ状況
を常に目視せずとも耳で正しくリハビリ状況を把握出来
るので、一度に多数の病人のリハビリも正しく指導出来
る。
【0015】;実施例3(図8参照) 図8に示す実施例3はリハビリ用として使用する例であ
り、親指指先スイッチ3だけを手袋10に取付け、他の
各指先スイッチ4〜7と各中央指先スイッチ3a,4a
〜7aと各甲スイッチ12〜16は手袋10には取付け
ていない。この手袋10をリハビリを受ける病人に着用
させ、前記実施例2と同様に親指を各指に押し当てて親
指指先スイッチ3をONにすることでスピーカー2から
音を出力して各指のリハビリを行う。手袋10には親指
指先スイッチ3だけしか取付けておらず、スピーカー2
から出力される音は一種類しかないが、指のリハビリを
十分に確認出来る。
【0016】;他の例1,2(図9,10参照) 図9に示す他の例1は、前記実施例1での指操作音発生
装置1の親指指先スイッチ3と各中央スイッチ3a,4
a,5a,6a,7aを除き各指先スイッチ4,5,
6,7のみとした例である。図10に示す他の例2は、
前記実施例1での指操作音発生装置1の各中央スイッチ
3a,4a,5a,6a,7aと、親指指先スイッチ3
と人差し指指先スイッチ4と薬指指先スイッチ6とを除
き、中指指先スイッチ5と小指指先スイッチ7のみとし
た例である。他の例2は中指と小指のリハビリを主に行
う病人用である。
【0017】;他の例3(図11〜12参照) 図11〜12中21は親指に取付けられる親指指先第1
端子、22は人差し指の指先に取付けられる人差し指指
先第2端子、23は薬指の指先に取付けられる薬指指先
第2端子、24は親指指先第1端子21とその他の各指
先端子22,23との接触で音が出力される指操作音発
生装置、24aは各スイッチ5,7がONになったこと
でスピーカー2又はイヤホン18へ音の信号を出力する
音発生装置、24bは親指指先第1端子21と各指先第
2端子22,23との接触でスピーカー2又はイヤホン
18へ音の信号を出力する音発生装置である。図11〜
12に示す他の例3はリハビリ用として使用し、前記他
の例2と同様にして親指を他の指に押し当ててリハビリ
を行っていく。親指の指先には親指指先第1端子21を
取付けており、人差し指の指先に取付けられる人差し指
指先第2端子22、又は薬指の指先に取付けられる薬指
指先第2端子23に親指指先第1端子21を接触させる
ことで、指操作音発生装置24の音発生装置24a,2
4bを介してスピーカー2から音が出力され、人差し指
と薬指とのリハビリを音で確認出来る。又、親指には親
指指先第1端子21を取付けているが、中指指先スイッ
チ5と小指指先スイッチ7とを押すことには何ら支障が
なく、前記他の例2と同様に各指先スイッチ5,7を押
し指操作音発生装置24の音発生装置24bを介してス
ピーカー2から音を出力させることが出来、中指と小指
のリハビリも音で確認出来る。その他の符号・構成や作
用・効果は前記実施例1と同じである。
【0018】
【発明の効果】本発明によれば、指を動かすことで、音
若しくは音声を出力するので、病人の指のリハビリ用と
して使用したり、幼児の手の発達促進用として使用した
り、音の情操教育用として使用したり、遊びに使用した
り、楽器として使用出来、使用範囲が大変広いものであ
る。しかも、音は同じ手の指同士を接触又は近接させて
スイッチをONにしたり、他の手でスイッチをONにし
たり、指を部材に当ててスイッチをONにしたりするこ
とが出来、リズムにのった指の動きで音又は音声を出力
させることが出来、音又は音声をリズミカルに出力させ
ることが出来るものとなった。又本発明を病人の指のリ
ハビリ用として使用すれば、指の動きを音又は音声で確
認出来る。この音又は音声をスピーカーを用いて出力す
れば、周りのリハビリ指導者や看護者等にも出力された
音又は音声でリハビリの状況を確認出来、正しいリハビ
リが確実に行えるものとなった。又音や音声を混えての
リハビリとなり、病人自身の気分を和げ、疲労感をなく
し、リハビリ意欲の促進が図れ、しかも音や音声による
リズムでリハビリの持続性の向上が図れ、高いリハビリ
の効果を得られるものとなった。又、幼児の手の指の発
達促進用として使用すれば、音・音声に興味を持ち、幼
児は指を繰り返し動かすものとなり、指の発達促進の効
果が得られる。請求項10記載の発明では、半音の音を
出力出来るので楽器として十分に曲の演奏が行える。又
出力部にイヤホンやヘッドホンを用いれば、周りに迷惑
をかけることなく演奏の練習が行える。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例1を示す正面図である。
【図2】実施例1を示す背面図である。
【図3】実施例1での各スイッチの構造を示す縦断面図
である。
【図4】実施例1での指操作音発生装置の回路の概略図
である。
【図5】実施例2を示す正面図である。
【図6】実施例2での使用状態を示す説明図である。
【図7】実施例2での指操作音発生装置の回路の概略図
である。
【図8】実施例3を示す正面図である。
【図9】他の例1を示す正面図である。
【図10】他の例2を示す正面図である。
【図11】他の例3を示す正面図である。
【図12】他の例3での指操作音発生装置の回路の概略
図である。
【符号の説明】
1 指操作音発生装置 1a 音発生装置 2 スピーカー 3 親指指先スイッチ 3a 親指中央スイッチ 4 人差し指指先スイッチ 4a 人差し指中央スイッチ 5 中指指先スイッチ 5a 中指中央スイッチ 6 薬指指先スイッチ 6a 薬指中央スイッチ 7 小指指先スイッチ 7a 小指中央スイッチ 8 欠番 9 手 10 手袋 11 電池 12 親指甲スイッチ 13 人差し指甲スイッチ 14 中指甲スイッチ 15 薬指甲スイッチ 16 小指甲スイッチ 17 出力端子 18 イヤホン 19 接続端子 20 欠番 21 親指指先第1端子 22 人差し指指先第2端子 23 薬指指先第2端子 24 指操作音発生装置 24a 音発生装置 24b 音発生装置

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 スイッチをONにすることで音又は音声
    を出力する出力部を有する音発生装置の該スイッチを手
    若しくは指に装着される係止具に取付け、前記スイッチ
    をONにすることで音又は音声を出力することを特徴と
    する指操作音発生装置。
  2. 【請求項2】 スイッチを全ての指に装着される係止具
    それぞれの手の平側の位置に取付けた請求項1記載の指
    操作音発生装置。
  3. 【請求項3】 スイッチを親指に装着される係止具の手
    の平側の位置に取付け、親指以外の指に装着される係止
    具にはスイッチを取付けない請求項1記載の指操作音発
    生装置。
  4. 【請求項4】 親指以外の指に装着される係止具の手の
    平側の位置にスイッチを取付け、親指に装着される係止
    具にはスイッチを取付けない請求項1記載の指操作音発
    生装置。
  5. 【請求項5】 親指以外の4本の指に装着される係止具
    それぞれの手の平側の位置にスイッチを1個取付けた請
    求項1又は2記載の指操作音発生装置。
  6. 【請求項6】 親指以外の4本の指に装着される係止具
    それぞれの手の平側の位置にスイッチを複数個取付けた
    請求項1又は2記載の指操作音発生装置。
  7. 【請求項7】 スイッチを手の甲又は指に装置される係
    止具の手の甲側の位置に取付けた請求項3記載の指操作
    音発生装置。
  8. 【請求項8】 スイッチを手の甲又は指に装着される係
    止具の手の甲側の位置に取付けた請求項1,2,4,
    5,6記載の指操作音発生装置。
  9. 【請求項9】 スイッチをONにして出力される音又は
    音声を人差し指から小指にかけて順にドレミの音を出力
    する音階とした請求項8記載の指操作音発生装置。
  10. 【請求項10】 係止具の手の甲側のスイッチをONに
    して出力される音を手の平側のスイッチをONにして出
    力される音階の半音高い又は半音低い音とした請求項9
    記載の指操作音発生装置。
  11. 【請求項11】 各スイッチ毎に異なる音又は音声を出
    力する請求項2,4,5,6,8,9,10いずれか記
    載の指操作音発生装置。
  12. 【請求項12】 スイッチを単独でONにしたときに出
    力される音又は音声と異なる音又は音声を複数のスイッ
    チを同時にONすることで出力し、しかもスイッチの組
    合せ毎に異なる音又は音声を出力する請求項11記載の
    指操作音発生装置。
  13. 【請求項13】 音又は音声の出力部にスピーカーを用
    いた請求項1〜12いずれか記載の指操作音発生装置。
  14. 【請求項14】 音又は音声の出力部にイヤホン又はヘ
    ッドホンを用いた請求項1〜13いずれか記載の指操作
    音発生装置。
JP9184310A 1997-06-24 1997-06-24 指操作音発生装置 Pending JPH1115469A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9184310A JPH1115469A (ja) 1997-06-24 1997-06-24 指操作音発生装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9184310A JPH1115469A (ja) 1997-06-24 1997-06-24 指操作音発生装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH1115469A true JPH1115469A (ja) 1999-01-22

Family

ID=16151111

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9184310A Pending JPH1115469A (ja) 1997-06-24 1997-06-24 指操作音発生装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH1115469A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100443492B1 (ko) * 2002-02-27 2004-08-09 엄경환 손가락을 이용한 음계 발생장치 및 음계 발생장치 사용방법
US9322594B2 (en) 2010-06-23 2016-04-26 Eisenmann Ag Drier
WO2016113462A1 (en) * 2015-01-14 2016-07-21 Jyväskylän Yliopisto Arrangement for producing musical data

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100443492B1 (ko) * 2002-02-27 2004-08-09 엄경환 손가락을 이용한 음계 발생장치 및 음계 발생장치 사용방법
US9322594B2 (en) 2010-06-23 2016-04-26 Eisenmann Ag Drier
WO2016113462A1 (en) * 2015-01-14 2016-07-21 Jyväskylän Yliopisto Arrangement for producing musical data
US20170316765A1 (en) * 2015-01-14 2017-11-02 Taction Enterprises Inc. Device and a system for producing musical data
US9905207B2 (en) 2015-01-14 2018-02-27 Taction Enterprises Inc. Device and a system for producing musical data

Similar Documents

Publication Publication Date Title
Gunther et al. Cutaneous grooves: Composing for the sense of touch
US5920024A (en) Apparatus and method for coupling sound to motion
JP4880170B2 (ja) 電子トランスデューサ
Gunther Skinscape: A tool for composition in the tactile modality
WO2004051599A1 (en) Tactile metronome
JPH1115469A (ja) 指操作音発生装置
JPH113081A (ja) 指操作音発生装置
US6366758B1 (en) Musical cube
Larsen et al. The actuated guitar: Implementation and user test on children with hemiplegia
Michailidis On the hunt for feedback: vibrotactile feedback in interactive electronic music performances
JP2002263215A (ja) 多機能遊具
Michailidis et al. Tactile feedback tool: approaching the foot pedal problem in live electronic music
JP3816362B2 (ja) おしゃぶり型音具
US10946288B1 (en) Musical gaming device
KR200337507Y1 (ko) 음향 출력 기능을 갖는 장갑
JPS62290478A (ja) 握力聴認器具
JPH10198360A (ja) 電子楽器
JP3054128B2 (ja) 指楽器
JPH0540555Y2 (ja)
JP2005070102A (ja) 電子音楽装置
Dublon et al. FingerSynth: Wearable transducers for exploring the environment with sound
JP2004240132A (ja) 楽器および指先操作部
Lapp Music activities to aid perceptual-motor development in the perceptually underdeveloped
Schwarz TOBA: Enhancing the Potential of Music Therapy
JP2001353232A (ja) リハビリテーション用用具