JPH11154566A - 無断接続防止機構付ハブ - Google Patents

無断接続防止機構付ハブ

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JPH11154566A
JPH11154566A JP31921097A JP31921097A JPH11154566A JP H11154566 A JPH11154566 A JP H11154566A JP 31921097 A JP31921097 A JP 31921097A JP 31921097 A JP31921097 A JP 31921097A JP H11154566 A JPH11154566 A JP H11154566A
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JP
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hub
connection
key
connector
connection port
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JP31921097A
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慎一郎 ▲高▼村
Shinichiro Takamura
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Hitachi Information Systems Ltd
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Hitachi Information Systems Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 HUBへの不正な接続や誤った接続の防止
に、管理機構付きHUBや、ネットワーク管理装置など
の高価な機器を準備する必要があった。 【解決手段】 ハブ本体側コネクタとLAN端末のケー
ブルコネクタとの接続の可/不可状態を切り替えるスイ
ッチ3と、切り替えたコネクタ間接続の可/不可状態
を、鍵5を用いて固定するスイッチ固定部4とを設け、
使用しない接続口1は、接続不可の状態で鍵5により固
定する構成とし、鍵5を持たない利用者による不正な接
続を防止する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数のLAN端末
が接続されるハブ(HUB:マルチポートトランシー
バ)に係わり、特に、不正なLAN端末の接続を効率良
く防止するのに好適な無断接続防止機構付ハブに関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】IEEE802.3CSMA/CD方式
等のネットワークであるLAN(LocalArea Network)に
おいては、クライアント(LAN端末)とネットワーク
を接続するのに用いる伝送媒体としてツイストペアケー
ブル(UTP : Unshielded Twisted Pare Cable)が一般的
に多く用いられている。
【0003】このツイストペアケーブルの集線装置とし
てHUBが設けられている。図7は、従来のHUBの外
観を示す斜視実体図である。本図ではHUBの前面部を
示しており、このHUBの場合、接続口(ポート)1を8
つ持った8ポートのHUBであり、カスケード(多段)接
続を行なわない場合、8台のクライアント(LAN端
末)が接続可能である。バックボーンネットワークとH
UBとの接続は、AUI(Attachment Unit Interface:
接続ユニット・インターフェース)ポート2にて行う。
クライアントとHUB間を接続するものはツイストペア
ケーブルであり、そのケーブルの両端のコネクタ形状は
「10BASE-T(RJ-45)」のポートをサポートしてい
る。
【0004】このように、HUBは、多くの接続口(ポ
ート)を備えており、未使用の接続口から容易にネット
ワークへの参加を許している。この点は、HUBの大き
な利点ではあるが、これを悪用して、不正なユーザが未
使用ポートからネットワークへ侵入し、ネットワーク上
のデータを盗聴するといった問題点がある。
【0005】また、誤った設定(アドレス重複等)をした
クライアントの接続により、ネットワーク全体が障害と
なりうる場合もあり、予め許可された利用者のみがHU
Bへの接続を許される仕組みが必要である。これを解決
する従来の技術としては、HUBへネットワーク管理機
構を備えたいわゆるインテリジェントHUBがある。
【0006】このインテリジェントHUBは、通常のH
UBとは異なり、HUB内にマイクロプロセッサ(MPU:M
icro Processor Unit)を内蔵し、簡易ネットワークプロ
トコルであるSNMP(Simple Network Management Pro
tocol)エージェント・ソフトなどのソフトウエアをRA
M(Random Access Memory)または、ROM(Read OnlyMe
mory)上に常駐させ、例えば、「PTRY!PC 7
1997」(1997年、CQ出版社発行)の第48頁
に記載のように、SNMPマネージャーなどの管理マネ
ージャー・コンソールによって、ネットワークの管理あ
るいはコントロールを行い、HUBへの不正な接続や誤
った接続を防止することができる。
【0007】しかし、このような、HUBへの不正な接
続や誤った接続を防止する技術では、管理機構付きHU
Bの他に、それを制御するためのネットワーク管理装置
など、高価な機器を準備する必要があり、多くの設備投
資を要する。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】解決しようとする問題
点は、従来の技術では、HUBへの不正な接続や誤った
接続を防止するため、管理機構付きHUBや、それを制
御するためのネットワーク管理装置などの高価な機器を
準備しなければならない点である。本発明の目的は、こ
れら従来技術の課題を解決し、HUBへの不正な接続や
誤った接続を、安価に防止することが可能な無断接続防
止機構付ハブを提供することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の無断接続防止機構付ハブは、ハブ本体側コ
ネクタとLAN端末のケーブルコネクタとの接続の可/
不可状態を切り替える切替手段、例えば、ハブ本体側コ
ネクタに接続されるLAN端末のケーブルコネクタが挿
入される接続口1を開閉する開閉手段(遮蔽カバー3
b)、あるいは、本体側コネクタ(ピン8)を、挿入さ
れたLAN端末のケーブルコネクタと接続される位置と
接続されない位置間で移動させる移動手段(スイッチ
3,3b)等と、これらの手段で切り替えたコネクタ間
接続の可/不可状態を、鍵5を用いて固定する手段(ス
イッチ固定部4)とを有し、使用しない接続口1は、接
続不可の状態で鍵5により固定する。このように、ハブ
本体のみで簡易的に接続制御を行うことができ、鍵5を
持たない利用者による不正な接続を安価に防止できる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を、図面に
より詳細に説明する。図1は、本発明の無断接続防止機
構付ハブの第1の実施例を示すブロック図である。本図
において、1はクライアント(LAN端末)のケーブル
コネクタが挿入される接続口、2はバックボーンネット
ワークとHUBとの接続に用いられるAUIポート、3
はHUBの本体側コネクタを、挿入されたLAN端末の
ケーブルコネクタと接続される位置と接続されない位置
間で移動させる操作スイッチ、4は操作スイッチ3で接
続不可位置に移動されたHUB側コネクタをその位置で
保持/固定するためのスイッチ固定部、5はスイッチ固
定部4の動きをロックする鍵である。
【0011】本例のHUBは、接続口1を8つ持った8
ポートのHUBであり、カスケード(多段)接続を行なわ
ない場合、8台のクライアントが接続可能である。接続
口1内にはHUB本体側のコネクタがあり、クライアン
トからのツイストペアケーブルのコネクタと同じく「1
0BASE-T(RJ-45)」をサポートしている。この各接続
口1毎に操作スイッチ3が設けられており、この操作ス
イッチ3の切り替え(スイッチング)動作を、鍵5を用
いたスイッチ固定部4により制御することにより、以下
のようにして、各接続口1におけるHUB本体側コネク
タとツイストペアケーブルのコネクタとの接続制御を行
なう。
【0012】すなわち、各操作スイッチ3は、手動によ
り、ON側(通電状態/使用可能状態)とOFF側(通
電遮蔽状態/使用不可状態)の位置に切り替えられ移動
し、この移動切り替えに伴い、内部で各接続口1での通
電を遮蔽できる構造となっている。そして、HUBの管
理者は、使用する接続口1に関しては接続可能位置に、
また、使用しない接続口1に関しては接続不可位置に、
各々、操作スイッチ3を介して、HUB側コネクタを移
動させ、その状態で、鍵5を「閉」側に回してスイッチ
固定部4をセットし、鍵5を抜き取る。
【0013】この状態では、接続不可位置に設定された
接続口1(図中、左から2,3番目)には、クライアン
トのケーブルコネクタを接続することはできない。この
ようにして、不正な利用者による接続を防止することが
できる。以下、このような操作スイッチ3とスイッチ固
定部4および鍵5による、HUB側コネクタとケーブル
コネクタとの接続制御動作の詳細を、図2,3を用いて
説明する。
【0014】図2は、図1におけるスイッチ固定部の構
成例を示す斜視実体図である。図2に示す例のスイッチ
固定部4は、挿入された鍵5により図中の矢印A方向に
回動する鍵回動部4aと、鍵回動部4aに連結され、鍵
回動部4aの回動に伴い図中の矢印B方向に往復運動す
るスライド部4bとにより構成され、スライド部4bに
は、凸部4cと凹部4dが設けられている。
【0015】HUBの管理者は、鍵5を用いて、鍵回動
部4aを回すことにより、スライド部4bが矢印B方向
にスライドさせる。例えば、鍵回動部4aを「閉」位置
に回すことにより、凸部4cが次の図3で示すようにし
てHUB側コネクタに挾み込まれ、使用可/使用不可の
いずれかの状態で固定し、また、鍵回動部4aを「開」
位置に回すことにより、凹部4dをHUB側コネクタ部
分に移動させ、図1の操作スイッチ3によるHUB側コ
ネクタの移動を自在とし、その使用可/使用不可の設定
を換えることができる。尚、鍵5は、「閉」の位置での
み抜く事ができ、鍵5のない状態では、図1の操作スイ
ッチ3はON、OFFの切り替え操作は不可能である。
【0016】図3は、図1におけるHUBの接続口部分
の構成例を示す側断面図である。本例に示すRJ-45の
本体側コネクタ6とケーブルコネクタ7は、相互の接続
(通電)を行なう為に、それぞれ8本のピン8,9をオス
/メス状態で接触させる。本例では、本体側コネクタ6
は操作スイッチ3と一体化されており、HUBの管理者
は、操作スイッチ3を上下(ON/OFF)することに
より、このオス/メスの接触部分(ピン8,9)の接続
および切り離しを行う。
【0017】図3(a)では、操作スイッチ3は図中の
矢印OFF(上)側にセットされており、これに伴い本
体側コネクタ6のピン8とケーブルコネクタ7のピン9
とは切り離され、通電が遮蔽された状態となっている。
この状態で、本体側コネクタ6の溝部10には、スイッ
チ固定部4のスライド部4bの凸部4cが挾み込まれ、
本体側コネクタ6の下方向への設定切り替えを不可能な
ものとしている。
【0018】また、図3(b)では、操作スイッチ3は
図中の矢印ON(下)側にセットされており、これに伴
い本体側コネクタ6のピン8とケーブルコネクタ7のピ
ン9とが折衝し、通電された状態となっている。この状
態で、本体側コネクタ6の溝部11に、スイッチ固定部
4のスライド部4bの凸部4cが挾み込まれ、本体側コ
ネクタ6の上方向への設定切り替えは不可能となってい
る。
【0019】本例によれば、HUBの管理者は、接続が
許可されたクライアント(LAN端末)のツイスツペア
ケーブル(コネクタ)を、空いている任意の接続口に接
続し、各接続口の操作スイッチをON側へ設定する。そ
して、全ての接続を終えた後、未使用の接続口の操作ス
イッチをOFF側へ設定した後、鍵を(閉)側へ施錠して
鍵を抜き取り保管する。
【0020】これにより、ツイストペアケーブルが接続
されていない空きの接続口は操作スイッチがOFF側に
セットされているので、この空きの接続口にLAN端末
のツイストペアケーブルを挿入したとしても通電してい
ないので、ネットワークに参加することができない。こ
のようにして、許可されていない人間が空き接続口を利
用してネットワークへ不正に参加することを防止でき
る。
【0021】次に、本発明の他の実施例を図4、図5を
用いて説明する。図4は、本発明の無断接続防止機構付
ハブの他の実施例を示すブロック図である。本例のHU
Bは、図1のHUBに、操作スイッチ3(本体側コネク
タ6と一体化されている)と異なる操作スイッチ3a
(本体側コネクタ6aとは分離されている)を設けたも
のである。
【0022】すなわち、本例におけるHUBの操作スイ
ッチ3aには、遮蔽カバー3bが設けられており、操作
スイッチ3aの「CLOSE」側への設定で、図の左から
1,4,5番目のそれぞれの接続口1で示すように、こ
の遮蔽カバー3bが、各接続口1部分の全体もしくは一
部を遮蔽する構造となっている。このため、操作スイッ
チ3aの「CLOSE」側への設定で、接続口1の閉塞状態
となり、ケーブルコネクタ7の接続口1への挿入、そし
て、本体側コネクタ6aとの接続が不可能な状態とな
る。
【0023】また、操作スイッチ3aの「OPEN」側への
設定では、図の左から2,3,6〜8番目のそれぞれの
接続口1で示すように、遮蔽カバー3bで各接続口1が
遮蔽されることはないので、ケーブルコネクタ7の接続
口1への挿入そして本体側コネクタ6aとの接続が可能
な状態となる。このような操作スイッチ3aの「OPEN/
CLOSE」への設定は、図1におけるHUBと同様に、図
2に示した構成の鍵とスイッチ固定部4により固定され
る。すなわち、鍵5によりスイッチ固定部4が「開」の
位置にセットされた状態では、操作スイッチ3aを切り
替えることができるが、「閉」の位置では切り替えるこ
とはできない。尚、鍵5の抜き取りおよび差し込みは、
この「閉」の位置において可能である。
【0024】このような操作スイッチ3aを用いたHU
B側コネクタとケーブルコネクタとの接続制御動作の詳
細を、図5を用いて説明する。図5は、図4におけるH
UBの接続口部分の構成例を示す側断面図である。本例
に示すRJ-45の本体側コネクタ6aは、操作スイッチ
3aと分離されており、HUBの管理者は、操作スイッ
チ3aを上下(OPEN/CLOSE)し、スイッチ固
定部4を鍵を用いて固定することにより、ケーブルコネ
クタ7を挿入する接続口を開閉して、ケーブルコネクタ
7の接続を制御する。
【0025】図5(a)では、操作スイッチ3aは図中
の矢印OPEN(上)側にセットされて、遮蔽カバー3
bによる接続口の遮蔽状態が解除されており、ケーブル
コネクタ7を挿入して、ケーブルコネクタ7のピン9と
本体側コネクタ6aのピン8aとを接続できる。また、
図5(b)では、操作スイッチ3aは図中の矢印CLO
SE(下)側にセットされ、遮蔽カバー3bにより接続
口が遮蔽されており、ケーブルコネクタ7の挿入が不可
能で、ケーブルコネクタ7を本体側コネクタ6aに接続
できない状態となっている。
【0026】図5(a),(b)に示すそれぞれの状態
では、スイッチ3aの溝部10,11に、スイッチ固定
部4のスライド部4bの凸部4cが挾み込まれ、スイッ
チ3aの上・下方向への設定切り替えは不可能である。
このような構成とすることにより、HUBの管理者は、
接続が許可されたクライアント(LAN端末)のツイス
ツペアケーブル(コネクタ)を接続する場合には、所定
の接続口の操作スイッチ3aをOPEN側へ設定し、ケ
ーブル側コネクタ7を接続口に挿入して接続し、また、
使用しない各接続口の操作スイッチ3aをCLOSE側
へ設定する。そして、全ての接続を終えた後、鍵を(閉)
側へ施錠して鍵を抜き取り保管する。
【0027】これにより、ツイストペアケーブルが接続
されていない空きの接続口は操作スイッチ3aの遮蔽カ
バー3bで遮蔽され、LAN端末のツイストペアケーブ
ルを挿入できないので、この接続口を介してネットワー
クに参加することができない。このようにして、許可さ
れていない人間が空き接続口を利用してネットワークへ
不正に参加することを防止できる。また、本例の構成で
は、接続口を遮蔽カバーで遮蔽するので、外部からのゴ
ミ等の進入を防止することもできる。
【0028】図6は、図4におけるHUBの接続口部分
の他構成例を示す側断面図である。本例においては、操
作スイッチ3Aと凸部4Cのそれぞれに、バネ12,1
3を設け、それぞれ、バネ12,13により押し出され
るようになっている。図6(a)に示す状態では、操作
スイッチ3Aは上側(OPEN)にセットされ、接続口
にはケーブルコネクタ7が挿入されている。
【0029】この状態からケーブルコネクタ7が抜き取
られると、図6(b)から図6(c)の順で示す状態と
なり、接続口は操作スイッチ3Aの遮蔽カバー3Bで塞
がれる。すなわち、図6(b)においては、操作スイッ
チ3Aがバネ12により押し下げられる(CLOSE
側)。ここでバネ13の強度はバネ12よりも十分に小
さいものであり、この操作スイッチ3Aの降下に伴い、
操作スイッチ3Aのテーパ部3Cによりスライド部4B
の凸部4Cが、スライド部4B内に押し込まれる。
【0030】図6(c)では、操作スイッチ3Aの遮蔽
カバー3Bにより、接続口が完全に塞がれている。この
状態では、スライド部4Bの凸部4Cがバネ13により
押し出され、操作スイッチ3Aの切欠き部3D上に掛か
り、操作スイッチ3Aの上方向(OPEN側)への移動
が阻止される。このように、ケーブルコネクタ7が抜き
取られると、自動的に操作スイッチ3AがCLOSE側
に移動し、接続口を塞いでロックするので、ケーブルコ
ネクタ7の不正な差し替えを防ぐことができる。尚、ケ
ーブルコネクタ7を正規に接続する場合には、図1、図
4の場合と同様に、鍵5によりスライド部4Bを移動さ
せることにより、凸部4Cを切欠き部3D上から開放
し、操作スイッチ3Aを上側に移動できるようにする。
【0031】以上、図1〜図6を用いて説明したよう
に、本実施例の無断接続防止機構付ハブでは、本体側コ
ネクタの位置を移動し、あるいは、挿入口(接続口)を
機械的に遮蔽することにより、本体側コネクタとケーブ
ルコネクタとの接続を物理的に阻止する構成となってい
る。そして、コネクタ間の接続が可能/不可能な状態
に、鍵を用いて固定する。このことにより、鍵を持たな
い作業者による空きコネクタの不正な使用を防止するこ
とができる。
【0032】このように、予め許可されていない(鍵を
持たない)作業者による、未使用の空き接続口への無断
でのクライアントの接続防止を、従来の高価なSNMP
マネージャーなどの管理装置を用いることなく、簡易的
な構造で安価に実現することができる。尚、本発明は、
図1〜図6を用いて説明した実施例に限定されるもので
はなく、その要旨を逸脱しない範囲において種々変更可
能である。
【0033】
【発明の効果】本発明によれば、管理機構付きHUB
や、それを制御するためのネットワーク管理装置などの
高価な機器を準備することなく、HUBへの不正な接続
や誤った接続を防止することができ、ネットワークの不
正な使用を安価に防止することが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の無断接続防止機構付ハブの一実施例を
示すブロック図である。
【図2】図1におけるスイッチ固定部の構成例を示す斜
視実体図である。
【図3】図1におけるHUBの接続口部分の構成例を示
す側断面図である。
【図4】本発明の無断接続防止機構付ハブの他の実施例
を示すブロック図である。
【図5】図4におけるHUBの接続口部分の構成例を示
す側断面図である。
【図6】図4におけるHUBの接続口部分の他構成例を
示す側断面図である。
【図7】従来のHUBの外観を示す斜視実体図である。
【符号の説明】
1:接続口、2:AUIポート、3,3a,3A:操作
スイッチ、3b,3B:遮蔽カバー、3C:テーパ部、
3D:切欠き部、4:スイッチ固定部、4a:鍵回動
部、4b,4B:スライド部、4c,4C:凸部、4
d:凹部、5:鍵、6:本体側コネクタ、7:ケーブル
コネクタ、8,9:ピン、10,11:溝部、12,1
3:バネ。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のLAN端末が接続されるハブにお
    いて、ハブ本体側コネクタと上記LAN端末のケーブル
    コネクタとの接続が可能な状態と不可能な状態に切り替
    える切替手段と、該切替手段を、上記コネクタ間の接続
    が不可能とした状態で鍵を用いて固定する固定手段とを
    設けたことを特徴とする無断接続防止機構付ハブ。
  2. 【請求項2】 複数のLAN端末が接続されるハブにお
    いて、ハブ本体側コネクタに接続される上記LAN端末
    のケーブルコネクタが挿入される接続口を開閉する開閉
    手段と、上記接続口を閉じた状態で上記開閉手段を鍵を
    用いて固定する固定手段とを設けたことを特徴とする無
    断接続防止機構付ハブ。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載の無断接続防止機構付ハ
    ブにおいて、上記開閉手段に上記接続口を閉じる方向に
    力を与える付勢手段を設け、接続されていた上記ケーブ
    ルコネクタが抜取られると、上記付勢手段により上記開
    閉手段を移動して上記接続口を閉じることを特徴とする
    無断接続防止機構付ハブ。
  4. 【請求項4】 複数のLAN端末が接続されるハブにお
    いて、本体側コネクタを、挿入された上記LAN端末の
    ケーブルコネクタと接続される位置と接続されない位置
    間で移動させる移動手段と、上記本体側コネクタを上記
    LAN端末のケーブルコネクタと接続されない位置に移
    動させた状態で上記移動手段を鍵を用いて固定する固定
    手段とを設けたことを特徴とする無断接続防止機構付ハ
    ブ。
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