JPH11153596A - 繊維シート試験方法およびこれに用いる繊維シート用せん断試験機 - Google Patents

繊維シート試験方法およびこれに用いる繊維シート用せん断試験機

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JPH11153596A
JPH11153596A JP32126997A JP32126997A JPH11153596A JP H11153596 A JPH11153596 A JP H11153596A JP 32126997 A JP32126997 A JP 32126997A JP 32126997 A JP32126997 A JP 32126997A JP H11153596 A JPH11153596 A JP H11153596A
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 施工現場で設計条件よりも品質の低い繊維シ
ートが使用される危険性を防止するとともに、施工現場
で繊維シートの性能評価を簡易に行う。 【解決手段】 繊維シートのせん断強さを目付け量毎に
予め測定して得られたせん断強さと目付け量の相関関係
を表示した相関表を用い、繊維シートについて実測した
せん断強さと対照してこの繊維シートの目付け量を判定
する。また、これに用いるせん断試験機10は、せん断
強さ繊維シート15の周辺部を固定すると共に、中央部
に孔を形成した第1の固定部材14と、前記第1の固定
部材の中央部に形成した孔の内周面と外周面を摺動自在
に嵌入させるとともに、前記繊維シート15の周辺部と
連続する中央部を固定する第2の固定部材13と、前記
第1の固定部材14若しくは前記第2の固定部材13の
うち少なくとも一方を摺動方向へ加圧する加圧部材12
と、前記加圧部材の加圧力を測定する測定手段21と、
を備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、繊維シートの目付
け量の判定に関わり、特に、せん断強さと目付け量の相
関関係を利用して繊維シートの目付け量を判定する繊維
シート試験方法およびこれに用いるせん断試験機に関す
る。
【0002】
【従来の技術】建築材料のうち繊維シート材料は、仕上
材料のほかに繊維強化プラスチック(FRP)の補強材
として広く普及している。この繊維シート材料は、工場
製造工程でFRPに加工して使用されるケースと、施工
作業工程で樹脂とともにFRPに加工して使用されるケ
ースがある。また、最近、既存建築物の補強工事が盛ん
に実施されつつあるが、貼り付けられた繊維の性能がそ
のまま建築物の耐力向上につながるため、施工作業工程
で炭素繊維やアラミド繊維等のシート貼工法が用いられ
ている。この場合、設計条件に合致した繊維シートが使
用の絶対条件になる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、現状で
は、指定された性能を持つ繊維材料を使用することにな
っていても、施工現場に納入された製品の梱包ラベル等
で確認するのみで、実際使用されている繊維材料が指定
の性能を保持しているかの試験などは実施されていな
い。万一、施工者が故意に性能の低い繊維シートを使用
したり、手違いが生じれば、設計条件よりも品質の低い
繊維シートが使用される危険性が有る一方、繊維シート
張り付け作業後では張り付けられた繊維シートの性能確
認は困難である。
【0004】一方、繊維シート系材料は、ガラス繊維
系、炭素繊維系、ビニロン繊維系、ポリエステル系及び
アラミド繊維系の他、各種材料が使用され、その性能評
価は、繊維単独の引っ張り強さ・引っ張り弾性係数と繊
維シートの目付け量(1m2 当りの繊維重量)および重
量測定によることが一般的である。しかし、引っ張り試
験は精密な試験機を必要とし、施工現場での実施は不可
能であり、重量測定のみでは外観は同様であるが、性能
の低い繊維があった場合に判別することができない。
【0005】以上の事情から、現状では、性能の低い繊
維材料が使用されて、補強効果が期待できない補強工事
が実施される危険性がある。また、構造補強に使用され
る繊維シートは、1m2 あたり6000円以上程度と高
価であり、施工者は安価で性能の低い材料にすり替え
て、多大な利益を得るという可能性もある。
【0006】そこで、本発明は、以上の技術的課題を解
決するためなされたものであって、その目的は、施工現
場で設計条件よりも品質の低い繊維シートが使用される
危険性を防止するとともに、施工現場で繊維シートの性
能評価を簡易に行う繊維シート試験方法およびこれに用
いる繊維シート用試験機を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明者は、本発明を完
成させるにあったって、以下の試験を行った。図1は、
繊維シートの打ち抜き荷重と目付け量の関係を示すグラ
フである。この試験は、試験体として、炭素繊維メーカ
を3社用い、目付け量(1m2 当りの繊維重量)とし
て、各々について200g/m2 、300g/m2 、4
00g/m2 を用いた。また、打ち抜き試験機はAST
M D 732に準拠したものを使用し、変位速度5m
m/min条件で試験片に対して加力した。
【0008】その結果、図1に示すような相関関係が得
られた。即ち、目付け量が増加するにつれて、打ち抜き
荷重も増加し、炭素繊維シートの打ち抜き荷重は、繊維
メーカーが異なっても、目付け量200g/m2 につい
て80〜100kgf、300g/m2 について120
〜150kgf、400g/m2 について165〜18
5kgfの略一定の範囲に分布する。
【0009】そして、各目付け量の打ち抜き荷重をせん
断強さに換算し、次に、せん断強さの平均値および標準
偏差を算出して、この相関関係に基づいて相関表を作成
する。したがって、目付け量の知られていない繊維シー
トを上記試験機にセットして打ち抜き荷重を実測し、換
算したせん断強さと上記相関表を対照することにより目
付け量を判定できる。
【0010】本解決手段は、以上の知見に基づいてなさ
れたものであり、請求項1に記載するように、繊維シー
ト試験方法であって、繊維シートのせん断強さを目付け
量毎に予め測定して得られたせん断強さと目付け量の相
関関係を表示した相関表を用い、繊維シートについて実
測したせん断強さと対照してこの繊維シートの目付け量
を判定することを特徴とする。
【0011】以上の手段にあって、繊維シートには、ガ
ラス繊維系、炭素繊維系、ビニロン繊維系、ポリエステ
ル系及びアラミド繊維系の他、各種繊維が使用される。
また、相関関係とは、調査用繊維シートの各目付け量に
ついてせん断強さの平均値および標準偏差もしくは分散
からなる関係、各目付け量について最小せん断強さから
最大せん断強さまでを範囲とする関係、全ての目付け量
とせん断強さから算出した一時回帰線からなる関係、各
目付け量について最小せん断から算出した一時回帰線か
ら最大せん断強さから算出した一時回帰線までを範囲と
する関係を含む。
【0012】これによれば、相関表は、繊維シートのせ
ん断強さを目付け量毎に予め測定して、せん断強さと目
付け量の相関関係を表示し、相関関係と繊維シートにつ
いて実測したせん断強さとを対照して繊維シートの目付
け量を判定し、繊維シートの性能評価を行う。したがっ
て、施工現場で設計条件よりも品質の低い繊維シートが
使用される危険性がなくなり、設定条件どおりの施工が
行われる。
【0013】また、上記試験方法に用いる繊維シート用
試験機は、請求項2に記載するように、繊維シートの周
辺部を固定すると共に、中央部に孔を形成した第1の固
定部材と、前記第1の固定部材の中央部に形成した孔の
内周面と外周面を摺動自在に嵌入させるとともに、前記
繊維シートの周辺部と連続する中央部を固定する第2の
固定部材と、前記第1の固定部材若しくは前記第2の固
定部材のうち少なくとも一方を摺動方向へ加圧する加圧
部材と、前記加圧部材の加圧力を測定する測定手段と、
を備えたことを特徴とする。
【0014】以上の手段にあって、加圧部材は、第1の
固定部材のみ加圧する場合、第2の固定部材のみ加圧す
る場合、第1の固定部材、第2の固定部材の両方を加圧
する場合のいずれも含まれる。
【0015】これによれば、前記加圧体により第1の固
定部材若しくは第2の固定部材の少なくとも一方を摺動
方向へ加圧し、前記第1の固定部材の内周面と前記第2
の固定部材の外周面とを摺動させ、前記繊維シートの中
央部と周辺部との境界をせん断し、このせん断時の加圧
力をせん断強さとして測定する。したがって、上記の繊
維用シート試験方法に用いる目付け量毎のせん断強さが
測定されるとともに、施工現場で繊維シートのせん断強
さが簡易に実測される。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、図1〜図6を参照して本発
明を適用した繊維シート試験機に係わる実施の形態を詳
細に説明する。図2は、本実施の形態に係わる繊維シー
ト用試験機10の断面構造を示す。本繊維シート試験機
10は、支持台11と、支持台11の上面に配置した加
圧部材としての加圧体12と、加圧体12の下方に配置
した第1若しくは第2の固定部材としての押圧体13
と、押圧体13の外周面に摺動自在に内接する第1若し
くは第2の固定部材としての固定治具14から構成さ
れ、固定治具14には繊維シートの試験片15が挟設さ
れている。さらに、加圧体12には、導油管12cを固
定し、導油管12cの中途から分岐させて測定手段とし
ての圧力計21を取付ける。
【0017】図3は、試験片15の斜視方向からみた構
造を示すものである。試験片15は、繊維シートから略
50mm四方に切り出し、厚みは0.125mm〜1
2.5mmの範囲とし、上面および下面は略平行とし、
試験片15の中央には、直径11mmの孔15aを予め
成形しておく。また、試験片15の中央部15bは押圧
体13により固定され、周辺部15cは固定治具14に
より固定される。そして、中央部15bと周辺部15c
の境界線15dに加わる荷重によりせん断される。な
お、試験片15は外形50mmの円板状に切りだしても
よい。
【0018】支持台11は、円板状の板状部11aと、
板状部11aの4隅を支持する4本の支持柱11b,1
1c,11d,11eと、支持柱11b…11eを固定
する平板状の固定台11fから構成されている。また、
これら各パーツは、剛性の金属で成形されている。
【0019】加圧体12は、略円筒状に成形した加圧体
本体12aと、加圧体本体12aの内周面に当接させた
略円柱状のピストン12bとを備え、加圧体本体12a
の側壁には外部と連通する孔を形成し、この孔に加圧体
本体12aの内部へ連通する導油管12cを取付け、こ
の導油管12cの端部は、図示しない油圧ポンプに接続
されている。そして、油圧ポンプを稼働させて導油管1
2cから加圧体本体12aの内部へ作動油を導入し、作
動油の油圧を高めてピストン12bを下方へ摺動させ
る。
【0020】図4は、図2中の一点鎖線部Aを拡大した
断面構造を示し、図5は、図2中の一点鎖線部Aを拡大
した平面構造を示す。また、図6は、押圧体13の側方
からみた側面構造を示す。押圧体13は、円柱状の押圧
体本体13aと、押圧体本体13aの一方の端面から突
出するボルト部13bと、ボルト部13bとねじ機構を
介して係合する6角頭のナット13cと、ナット13c
と共に用いられるリング状のワッシャー13dから構成
される。そして、試験片15の孔15aにボルト部13
bを貫通させ、試験片15の中央部15bを押圧体本体
13aとワッシャー13dの間に配置させ、ナット13
cを締めて固定する。
【0021】固定治具14は、矩形状の上部パーツ14
aと下部パーツ14bと、両パーツ14a,14bの4
隅に配設される固定用ボルト16a,16b,16c,
16dと、固定用ボルト16aと固定用ボルト16dの
中間位置、および固定用ボルト16bと固定用ボルト1
6cのそれぞれの中間位置に配設される一対の案内ピン
17a,17bから構成される。
【0022】ここで、各パーツ14a,14bは中央部
に円柱状の案内孔14cを形成し、案内孔14cの内周
面と押圧体本体13aの外周面を摺動自在とする。上部
パーツ14aには4隅に固定用ボルト16a,16b,
16c,16dを貫通させる貫通孔を形成し、下部パー
ツ14bの4隅にはねじ溝を形成する。また、上部パー
ツ14aと下部パーツ14bの対向面には、一対の案内
ピン17a,17bを係合させる係合溝を形成してい
る。
【0023】案内ピン17a,17bは、棒状の金属製
であり、上部パーツ14aと下部パーツ14bの係合溝
に嵌め込む。そして、試験片15にせん断力が加えられ
たときに、上部パーツ14aと下部パーツ14bの位置
ずれを防止する。
【0024】そして、試験片15の中央部15bを固定
した押圧体13を下部パーツ14bの案内孔14cに差
し込み、下部パーツ14bの係合溝に案内ピン17a,
17bを差込み、上部パーツ14aを上から押圧体13
へ向けて嵌入し、案内ピン17a,17bが上部パーツ
14aの係合溝に嵌合するように押え、試験片15の中
央部15bと連続する周辺部15cを上部パーツ14a
と下部パーツ14bの間に挟み込んだ状態で、4隅の固
定用ボルト16a…16dを締める。
【0025】圧力計21は、例えば、弾性体にブルドン
管、ダイアフラム、ベローズを用いた弾性式圧力計、電
気抵抗式圧力計、圧電気式圧力計等を用いる。そして、
導油管12cに加わる圧力、即ち試験片15に加わる荷
重を測定する。
【0026】次に、図2に基づいて、本繊維シート用試
験機の動作について説明する。先ず、図2に基づいてせ
ん断試験の試験方法について説明する。施工現場の繊維
シートから約50mm四方の試験片15を切り出し、各
々の試験片15の中央部15bに直径11mmの孔15
aをポンチにより成形する。試験片15に形成した孔1
5aにボルト部13bを貫通させ、試験体15の中央部
15bを押圧体本体13aとワッシャー13dの間に挟
み、ボルト部13bを締めて試験片15の中央部15b
を固定する。
【0027】試験片15の中央部15bを固定した押圧
体13を下部パーツ14bの案内孔14cに差し込むと
ともに、下部パーツ14bの係合溝に案内ピン17a,
17bを差込む。上部パーツ14aを上から押圧体13
へ向けて摺動させながら嵌入し、上部パーツ14aの係
合溝に案内ピン17a,17bを嵌合するように押え、
試験片15の周辺部15cを上部パーツ14aと下部パ
ーツ14bの間に挟み込んだ状態で、4隅の固定用ボル
ト16a…16dを締める。
【0028】次に、図示しない油圧ポンプを稼働させ、
作動油を加圧体本体12aの内部に送り込むと、ピスト
ン12bは徐々に下降し、押圧体本体13aの上面に当
接する。さらに、油圧ポンプのポンプ圧を上昇させる
と、加圧体本体12a内の油圧も上昇し、ピストン12
bは押圧体13に対して荷重を加えるようになる。この
とき、押圧体本体13aの周線は固定された試験片15
の中央部15bと周辺部15cの境界線15dに対して
せん断力を加える。
【0029】さらに、油圧を上昇させ、荷重を増加する
と、押圧体13は外周面を案内孔14cの内周面と摺動
させながら下降するとともに、試験片15の中央部15
bと周辺部15cの境界線15dは押圧体本体13aの
周線によりせん断され、このときの圧力計21の示す荷
重を打ち抜き荷重とする。そして、測定した打ち抜き荷
重を押圧体本体13aのせん断面積(押圧体本体13a
の周線と試験片の厚さとの積)で除して、せん断強さを
算出する。
【0030】次に、予め測定した繊維シートの目付け量
毎のせん断強さについての相関表と前記実測したせん断
強さを対照する。実測したせん断強さがある目付け量の
せん断強さの相関関係に一致するとき、この目付け量を
実測した繊維シートの目付け量と判定する。
【0031】以上より、本実施の形態によれば、予め繊
維シートの目付け量毎のせん断強さの相関関係を設定
し、施工現場で繊維シートの性能評価を行うようにした
ので、施工現場で納入された繊維シート製品の性能確認
を定量的に実施でき、設計通りの要求性能を保持した施
工が行われる。また、施工部位毎に使用する繊維シート
の種類が異なる場合においても、製品の確認が容易にな
る。また、施工者が故意または過失により、使用材料を
間違えるような事故を未然に防止できる。また、簡易な
構成のせん断試験機を用いるようにしたので、施工現場
でせん断強さを容易に測定することができる。
【0032】なお、見付け量確認のための重量測定と本
発明の試験を併用することにより、材料検査の信頼性を
向上させてもよい。また、油圧ポンプの代わりに、試験
機を簡易にする観点から、施工現場で使用する油圧ジャ
ッキを用いてもよい。さらに、本試験機は、繊維シート
のみならず、施工現場でFRP試験体のせん断試験に用
いてもよい。
【0033】
【発明の効果】以上に述べたように、請求項1記載の発
明によれば、試験用繊維シートの目付け量を判定し、繊
維シートの性能評価を行うようにしたので、施工現場で
設計条件よりも品質の低い繊維シートが使用される危険
性がなくなり、設定条件どおりの施工が行われる。ま
た、施工部位毎に使用する繊維シートの種類が異なる場
合においても、製品の確認が容易になり、施工者が故意
または過失により、使用材料を間違えるような事故を未
然に防止できる。請求項2記載の発明によれば、請求項
1の試験方法に用いるせん断試験機が得られ、簡易な構
成を用いるので施工現場で繊維シートのせん断強さが容
易に実測される。
【図面の簡単な説明】
【図1】繊維シートの目付け量と打ち抜き荷重の関係を
示すグラフである。
【図2】本発明を適用した実施の形態に係わる繊維シー
ト試験装置の断面構造を示す。
【図3】図2に係わる試験片の斜視方向からの構造を示
す。
【図4】図2中の一点鎖線部Aを拡大した断面構造を示
す。
【図5】図2中の一点鎖線部Aを拡大した平面構造を示
す。
【図6】図2に係わる押圧体の側面構造を示す。
【符号の説明】
10 繊維シート試験機 11 支持台 12 加圧体 12a 加圧体本体 12b ピストン 13 押圧子 13a 押圧子本体 13b ボルト部 13c ナット 13d ワッシャー 14 固定治具 14a 上部パーツ 14b 下部パーツ 15 試験片 16 固定用ボルト 17 案内ピン 21 圧力計

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】繊維シートのせん断強さを目付け量毎に予
    め測定して得られたせん断強さと目付け量の相関関係を
    表示した相関表を用い、繊維シートについて実測したせ
    ん断強さと対照してこの繊維シートの目付け量を判定す
    ることを特徴とする繊維シート試験方法。
  2. 【請求項2】繊維シートの周辺部を固定すると共に、中
    央部に孔を形成した第1の固定部材と、 前記第1の固定部材の中央部に形成した孔の内周面と外
    周面を摺動自在に嵌入させるとともに、前記繊維シート
    の周辺部と連続する中央部を固定する第2の固定部材
    と、 前記第1の固定部材若しくは前記第2の固定部材のうち
    少なくとも一方の摺動方向に加圧する加圧部材と、 前記加圧部材の加圧力を測定する測定手段と、 を備えたことを特徴とする請求項1記載の繊維シート試
    験方法に用いる繊維シート用せん断試験機。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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